20161222 米国大学院学生会説明会資料

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© 2016 Yosuke Tanigawa この 作品 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。 (ただし,イラスト・写真を除く ) 大学院学位留学(序盤編) Stanford University Biomedical Informatics Ph.D. program 谷川洋介 20161222米国大学院学生会 留学説明会

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© 2016 Yosuke Tanigawa この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。 (ただし,イラスト・写真を除く )

大学院学位留学(序盤編)Stanford University

Biomedical Informatics Ph.D. program谷川洋介

2016年12月22日 米国大学院学生会 留学説明会

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© 2016 Yosuke Tanigawa この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。 (ただし,イラスト・写真を除く )

はじめまして

● 2016年9月より留学開始

Biomedical Informatics Ph.D. programStanford University

● 生命医療情報科学(?)機械学習 + 統計モデリング

→ 生命システム理解と医療応用

● 趣味:水泳とピアノ

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講演途中でも,質問を歓迎します

3イラスト出典:いらすとや

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伝えたいこと

1. 大学院学位留学の魅力 (3つ以上挙げられるように)

2. 入試のシステムを知る (出願に必要な書類を列挙できるように)

3. 大学院入試,先人の知恵 (使えるテクニックを1個発見する)

4. 資金面でのサポートを知る (奨学金/RA/TAの仕組みを説明できると良い)

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伝えたいこと

1. 大学院学位留学の魅力 (3つ以上挙げられるように)

2. 入試のシステムを知る (出願に必要な書類を列挙できるように)

3. 大学院入試,先人の知恵 (使えるテクニックを1個発見する)

4. 資金面でのサポートを知る (奨学金/RA/TAの仕組みを説明できると良い)

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1.大学院学位留学の魅力

● 「大学院生 = 研究者の同僚」

● 欧米の研究者コミュニティの一員に

● 世界最先端が日本とは限らない(分野にもよる)

● 優秀な学生と切磋琢磨できる

● 多様なバックグラウンドを持つ人を尊重する環境で生活できる

● 資金面のサポート(主に博士課程)

● 大学院卒業後の多様なキャリアオプション

● コミュニケーションのトレーニング(英語+α)● 教育者・メンターとしてのトレーニング(TA, etc.)● 授業でみっちり基礎固め(アメリカ式の場合)

● 博士論文審査委員会からの指導(指導教官を含め4人程度)

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個人的な体験から(1.大学院学位留学の魅力)

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伝えたいこと

1. 大学院学位留学の魅力 (3つ以上挙げられるように)

2. 入試のシステムを知る (出願に必要な書類を列挙できるように)

3. 大学院入試,先人の知恵 (使えるテクニックを1個発見する)

4. 資金面でのサポートを知る (奨学金/RA/TAの仕組みを説明できると良い)

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2.入試のシステムを知る

● 日本の大学院入試:○ 願書

○ 筆記試験

○ 面接

● 欧米の大学院入試○ 履歴書

○ 願書(志望動機)

○ 推薦状(3通)

○ 成績証明書(学部以降)

○ GRE (大学院版のセンター試験 )○ 語学試験(TOEFL/IELTS)○ 面接 いろいろな側面から自分をアピールします

9イラスト出典:いらすとや

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準備スケジュール例(2.入試のシステムを知る)

● 2016年12月 米国大学院学生会の説明会

● 2017年 進学したい大学・プログラム・研究室を絞り込む

語学試験・GRE(センター試験)を受ける

推薦状をお願いする

履歴書・志望動機書を書く

(日本の大学院の併願をするならこの時期)

● 2017年初夏頃 日本の奨学金に応募する(運が良ければ内定する)

● 2017年12月 大学院出願締め切り(成績証明書の郵送も)

● 2018年1-3月 面接・合否通知

● 2018年4月 進学先の大学を決める

● 2018年9月 留学開始

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準備スケジュール例(2.入試のシステムを知る)

● 2016年12月 米国大学院学生会の説明会

● 2017年 進学したい大学・プログラム・研究室を絞り込む

語学試験・GRE(センター試験)を受ける

推薦状をお願いする

履歴書・志望動機書を書く

(日本の大学院の併願をするならこの時期)

● 2017年初夏頃 日本の奨学金に応募する(運が良ければ内定する)

● 2017年12月 大学院出願締め切り(成績証明書の郵送も)

● 2018年1-3月 面接・合否通知

● 2018年4月 進学先の大学を決める

● 2018年9月 留学開始

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私の場合(2.入試のシステムを知る)

● 2015年6月 留学を決意;プログラム・研究室の情報収集

GRE(1回目) 受験

● 2015年7月 フランスへの短期滞在(3w)● 2015年8月 奨学金の応募 日本の大学院入試

推薦状の依頼 アメリカへの短期滞在(2w)● 2015年9月 GRE(2回目) / TOEFL 受験

● 2015年10月 奨学金の面接(〜11月) ロシアへの研究滞在(4w)● 2016年11月 履歴書・志望動機の作成

成績証明書の郵送

● 2016年12月 出願 卒業研究の追い込み

● 2016年1-3月 面接 アメリカへの研究滞在

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私の場合(2.入試のシステムを知る)

● 出願先○ 修士・博士一貫教育のアメリカへ

○ 研究室ローテーションに備え,興味のある研究室が最低でも 3つ以上あるプログラムに

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2.入試のシステムを知る

● 日本の大学院入試:○ 願書

○ 筆記試験

○ 面接

● 欧米の大学院入試○ 履歴書

○ 願書(志望動機)

○ 推薦状(3通)

○ 成績証明書(学部以降)

○ GRE (大学院版のセンター試験 )○ 語学試験(TOEFL/IELTS)○ 面接 いろいろな側面から自分をアピールします

14イラスト出典:いらすとや

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今日伝えたいこと

1. 大学院学位留学の魅力 (3つ以上挙げられるように)

2. 入試のシステムを知る (出願に必要な書類を列挙できるように)

3. 大学院入試,先人の知恵 (使えるテクニックを1個発見する)

4. 資金面でのサポートを知る (奨学金/RA/TAの仕組みを説明できると良い)

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3.大学院入試,先人の知恵

● 学位留学の目的をはっきり持つ

● 進学希望先・自分・研究テーマのマッチングが最も良いところに

● 決意したらすぐに準備をはじめる

● 自分をよく知る人に推薦状をお願いする

● 大学院入試の準備と並行して自分の研究もしっかり進める

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実践編(3.大学院入試,先人の知恵)

● 研究経験: 「自分で何をどう考えたか」も「何をやったか」と同様に大事

● エッセイ : 何をアピールするか,構成をしっかり考えて書く

(パラグラフライティングを意識)

● 面接: 研究経験のワンセンテンスサマリー

ホワイトボードを使ったディスカッション

● 進学先 : 一度は現地に行ってみると良い(特に面接がない場合)

● 人脈: 学会などネットワーキングのチャンスを逃さない

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伝えたいこと

1. 大学院学位留学の魅力 (3つ以上挙げられるように)

2. 入試のシステムを知る (出願に必要な書類を列挙できるように)

3. 大学院入試,先人の知恵 (使えるテクニックを1個発見する)

4. 資金面でのサポートを知る(奨学金/RA/TAの仕組みを説明できると良い)

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4.資金面のサポート

● 学費・生活費が支給される(主に博士課程の学生)

● 財源は?○ Scholarship / Fellowship (ほとんどのものが返済不要)

○ Teaching Assistant (一般に日本のTAよりも負担が大きい)

○ Research Assistant

学生 大学

政府

企業

財団

奨学金FellowshipTA/RA

研究・教育

研究費/研究

研究助成金

Scholarship/Fellowship

Scholarship/Fellowship

研究費/研究

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伝えたいこと

1. 大学院学位留学の魅力 (3つ以上挙げられるように)

2. 入試のシステムを知る (出願に必要な書類を列挙できるように)

3. 大学院入試,先人の知恵 (使えるテクニックを1個発見する)

4. 資金面でのサポートを知る (奨学金/RA/TAの仕組みを説明できると良い)

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参考になる情報

● 米国大学院学生会○ ニュースレターは毎回読み応があります

● 船井情報科学振興財団○ 私も留学報告書を書いています

● 日米教育委員会(Education USA)○ アメリカ留学の情報が集まっています

● 日本学生支援機構(JASSO)○ 海外留学奨学金パンフレット

● カガクシャ・ネット○ 私も体験談を寄稿させてもらいました

● このスライド: https://goo.gl/W6AkGV

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質問を歓迎します!

イラスト出典:いらすとや