<追補あり>何でも勉強会(伍長)2014.5.17

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2014.5.17 猫猫猫猫猫猫“猫猫猫猫猫猫”猫猫 . 猫 猫猫猫猫猫猫 ・・・、 猫猫猫猫猫⇒猫猫猫猫⇒猫猫猫猫猫猫⇒猫猫猫猫猫⇒猫猫猫猫猫猫 猫 猫猫 ・・・、 2.。 あああ ◇猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫 ◇猫猫猫猫猫猫 ◇ 猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫 一(F 1) ◇猫猫 猫猫猫猫 、一 ◇猫猫猫猫猫猫猫 ◇猫 猫 。。 猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫 F 1。 3.F1 あ あ ◇猫猫猫猫 猫猫 ◇猫猫猫猫猫 F 猫猫 1、。 ◇ 猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫 ◇猫 猫 猫 猫 ()、。 ~~ 猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫 ・。 猫猫猫猫猫猫猫 ・。 4. 猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫 <> ○猫 ●猫 猫 猫猫猫猫猫猫猫 () 「」 ○○ ●● Pparental generationあああああああああああ

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2014.5.17 猫町課外活動“何でも勉強会”伍長

1.あたりまえに思っていたこと。畑になっているたくさんの野菜たち みなさん、こんな風に思ってい・・・

ませんか? タネを撒く⇒実がなる⇒タネが採れる⇒タネを撒く⇒また実がなる

   実は、そうではないんです!・・・  

2.タネにも種類がある。 固定種     ◇固定された形質が親から子へ受け継がれる種

◇単種ともいう。           ◇タネを採れば親と同じタネが採れる。   

一代雑種(F1) ◇複数の親から異なる形質を受け継いだ、第一代目の子◇交配種とも言う。

           ◇タネを採るのが難しい。採れてもあまりよく成長しない。

   

   生産されている野菜はほとんど F 1です。

3.F1とはなにか、その特徴   ◇異品種間の雑種の一代目   ◇世界最初の F 1は青丸大茄子の雄しべを取り除き、真黒茄子の花粉を

つける。   ◇優性形質だけがあらわれる。   ◇遺伝子が遠いことでヘテロシス(雑種強勢)がはたらき、生育スピー

ドが早くなる。~メリット~   ・色や形が均一

          ・ほぼ同時期に収穫できる。          ・生産性が高い。          

タネのちょっとしたネタ

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4.メンデルの法則の復習 <エンドウマメの実験> ○白い花 ●紫色の花(優性) 「純系」を用意

 ○○          ●●      P(parental generation)

             

  ○●    ○●    ○●    ○●  F 1(first filial

generarion)

                         100 % 紫色の花

○○ ○● ●○ ●● ○○ ○● ●○ ●● F 2(second filial

generation)

                        ほぼ  1 : 3  で紫色の花

 3つのキーワード「優性」「分離」「独立」5.F1のつくりかた   「除雄」 ◇雄しべ(ナス科、ナスやトマトなど)もしくは雄花(ウリ

科、スイカなど)を除き、異品種の花粉をつける。        ◇人件費がかかる。採れるタネの数が少ないアブラナ科の野

菜(ハクサイ、カブ、ブロッコリー、青菜類など)は採算の問題が。

   「自家不和合性利用」        ◇アブラナ科の野菜は、開花すると自分の花粉でタネがなら

ないという近親婚回避の性質を利用        ◇ハクサイとカブの例        ◇“蕾受粉” 気の遠くなる作業・・・   「雄性不稔」        ◇花粉の出ない花を持つ赤タマネギが見つかる。

◇ユリ科は球根で育つ⇒この個体を増やして雄性不稔株作成        ◇“バッククロス(戻し交配)”で花粉を持たない黄タマネギ

を効率的に。        ◇トウモロコシでも雄性不稔株みつかる。

◇ダイコン、ニンジン、テンサイでも実用化        ◇ダイコンがハクサイ、キャベツ、カブにとりこまれる。6.遺伝子のふしぎ、そしてこれからの世界        ◇二酸化炭素濃度        ◇ミトコンドリアと雄性不稔        ◇遺伝子は修復する。“シブが出た”        ◇種苗会社と著作権

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        ◇一粒のナッパのタネは、1年後に約 1万粒。2年後はその1万倍で 1億粒。3年後には一兆粒。4年後は 1京粒!

追  補  

●二酸化炭素濃度を上げると、自家不和合性利用であっても、開花後に自分の花粉でタネができる。(蕾受粉をやらなくてもよい。)

●染色体数の異なる異品種間でも、二酸化炭素濃度を上げると、受粉してタネができる。(だからダイコンの雄性不稔株がキャベツに取り込める。)

●雄性不稔はミトコンドリアの異常に関係している。ミトコンドリアは必ず母親から引き継ぐので、雄性不稔の子は 100%雄性不稔になる。

●上記について、100%ではあるが、遺伝子を修復する作用が働き、雄性不稔でない子ができることがある。生産者としては邪魔な存在なので、“シブが出た”ということになる。(植物としては健康になっているのだが。)

●種苗会社は山奥の秘密の場所でタネを作っている。(盗まれたら困るから。)

●雄性不稔の一代雑種は子(タネ)ができないから、生産者は毎年種苗会社からタネを買わなければならない。(雄性不稔でない一代雑種から採取して二代目を作っても、できにくいしできても親と全くちがったりしてしまうので、結局買わなければならない。)

●モンサントという会社が遺伝子組み換えタネのシェア90%ほどで、ほとんど独占である。

●種苗会社はタネの遺伝子について特許をもっているので、自家採種して栽培すると知的所有権違反で訴えられる。

●日本には固定種のタネをつくって販売している種苗会社ががんばっている。