2010.07 - sagami-wu.ac.jp · 04 講 話 5月31日㈪、第三校舎文化ホールに...

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球技大会、ドッジボールはりきっています 夏は冒険の季節だ。教室を離れて海へ山 へ、いつもとは違う体験を求めて飛び出そ う。見慣れない景色や聞き慣れない言葉、 どんな些細な違いさえ、新しい世界を開く 高揚感をかき立て、同時に日常の安らぎを 思い起こしてくれる。人は安定を求めるも のだが、一度安定を手に入れると今度は新 たな変化を求めたくなる。安定と冒険の連 続は人間の歴史そのものであり、そうして 人間は少しずつ進歩を重ねてきた。 変化の 激しい現代。協働と共生の社会で何かに固 執し、自らを閉ざし続けることは難しい。私 たちが開くのは私たち自身であり、その意 味で新しい世界は私たちの中にある。対話 はその時、世界を開く重要なツールとなる。 眼前に広がる世界に向けて踏み出す一歩 は、やがて自分に世界に、次の時代をもた らす一歩となる。冒険の夏は成長の夏でも ある。多くのものに触れ、多くの人と語り 合い、現実と真剣に向き合う夏。想像や思 い込みではない、リアルな世界がそこに待っ ている。             (欣) vol.125 Contents さがみ女性アカデミー講座 02 子育て支援センター発足 02 学園各部報告 03-06 マーガレット基金に関するご報告 07 同窓会だより 07 オープンキャンパス・学校説明会スケジュール 08 Vol.125 2010.07.12 01

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球技大会、ドッジボールはりきっています

夏は冒険の季節だ。教室を離れて海へ山

へ、いつもとは違う体験を求めて飛び出そ

う。見慣れない景色や聞き慣れない言葉、

どんな些細な違いさえ、新しい世界を開く

高揚感をかき立て、同時に日常の安らぎを

思い起こしてくれる。人は安定を求めるも

のだが、一度安定を手に入れると今度は新

たな変化を求めたくなる。安定と冒険の連

続は人間の歴史そのものであり、そうして

人間は少しずつ進歩を重ねてきた。

変化の

激しい現代。協働と共生の社会で何かに固

執し、自らを閉ざし続けることは難しい。私

たちが開くのは私たち自身であり、その意

味で新しい世界は私たちの中にある。対話

はその時、世界を開く重要なツールとなる。

眼前に広がる世界に向けて踏み出す一歩

は、やがて自分に世界に、次の時代をもた

らす一歩となる。冒険の夏は成長の夏でも

ある。多くのものに触れ、多くの人と語り

合い、現実と真剣に向き合う夏。想像や思

い込みではない、リアルな世界がそこに待っ

ている。             (欣)

v o l . 1 2 5 C o n t e n t sさがみ女性アカデミー講座 02子育て支援センター発足 02学園各部報告 03-06マーガレット基金に関するご報告 07同窓会だより 07オープンキャンパス・学校説明会スケジュール 08

Vol.1252010.07.12

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 本学園は、日本の女子高等教育のフロンティアとしての歴史を積み重ね、女子教育ならではのノウハウや文化、環境を育んでまいりました。その成果は、市民大学講座や公開講座などで広く公開してまいりましたが、2010年度は、学園創立110周年に当たることから、これまでの伝統を踏まえた新たな発展を目指すとともに、地域貢献をさらに進めるため、新たな生涯学習の機会として、学園全体の協力の下に「さがみ女性アカデミー」を開講しました。 その開講を記念して、5月29日、戸田奈津子客員教授による「さがみ女性アカデミー開講記念特別講演『現代を生きる女性の可能性~映画字幕翻訳家として、女性として~』」を開催し、春季講座として、塚本明子講師(東京大学名誉教授・元相模女子大学助教授)による「村上春樹を読む」および山田

智稔講師(相模女子大学名誉教授)による「イタリアの文化を歩く-都市・建築・美術を巡って-」の2講座をスタートさせ、多くの方が受講しました。

 秋に向けて、さがみ女性アカデミー秋季講座も予定しており、1年を通して学内外に広く学習の場を提供してまいります。

 2009年度に子育てに困っておられる親御さん、そして発達が気にかかるお子様とその親御さんの支援を目的とした「子育て支援室」を開設し、主に

発達相談や障がい福祉相談事業と集団遊びを中心とした親子支援事業に取り組みました。2010年度は、創立110周年を迎え、その節目の年に記念事業の一環として、新たに子育て支援室を改組して「子育て支援センター」を設立しました。子育て支援センターの事業は、1.発達障がいの子育て支援、2.父母のエンパワメント支援を柱と して、子育てや発達相談、親子教室、

講演会・シンポジウム等を展開し、地域における子育て支援に関する文化発信の中核となっていきたいと考えております。これに伴い、子育て支援センターの活動拠点として、1号館1階を改修し、6月より子育て支援センターの活動がスタートしました。6月5日㈯には、子育て支援センター開設を記念した「発達障がいと子育て支援」の講演会を開催し、市内と近隣市からの教育・保育・療育関係者、保護者約150名が参加、また、発達相談事業や親子教室 も 始 ま っ て お り ま す の で 詳 細は ホームページhttp://www.sagami-wu.ac.jp/kosodate/index.html をご覧ください。

さがみ女性アカデミー開講

特 集

子育て支援センターを設立

特 集

開講記念特別講演での戸田奈津子客員教授

子育て支援センター開設記念講演会の様子

6月に完成した子育て支援センター

約130名の方が来場した開講記念特別講演

イタリア文化について学ぶ受講生たち

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生活デザイン学科によるデザインプロジェクトが始動 5月17日、生活デザイン学科による産学官連携デザインプロジェクトのオリエンテーションが行われました。このプロジェクトは、株式会社ケイスおよび横浜市と連携して、伝統の濱文様をデザインし、商品化しようというもので、オリエンテーションでは、学長の挨拶からはじまり、横浜市経済観光局企業経営支援部長の金子氏の挨拶や株式会社ケイスの代表取締役の加藤氏から濱文様についてや連携で求めるもの等の説明がなされ、プロジェクトに関わる学生たちはみな真剣なまなざしで話を聞いていました。今後は数回のプレゼンテーションを経て、夏ごろ最終的な発表会を行う予定です。 この他にも畳デザインプロジェクトが5月14日から始動し、畳表の材料である「い草」の生産農家熊本県の園田農園と畳製造・販売企業長野県の百瀬畳店と地域連携を行い、正規の畳として使うことができない短い「い草」の利用方法やデザインを、生活デザイン学科の学生ならではの視点や感性を活かし商品化に向けて提案します。

今年度の客員教授による授業・講演がスタート 相模女子大学・相模女子大学短期大学部では、2008年度より客員教授を迎え、学生対象の講義や学外者対象の講演会などを行っております。昨年度は、講義および講演を合わせ、約2,000人の方が聴講されました。 今年度も客員教授の授業がスタートし、4月24日㈯金子修介客員教授による「女性総合講座」の講義を皮切りに、パックンことパトリック・ハーラン客員教授の授業や佐藤弘道客員教授の授

業を実施しました。今年度は、客員教授の講義や講演を30回実施する予定です。

三重県熊野市丸山千枚田田植え集いに参加 2010年5月16日、 谷 崎 学 長 が 三重県熊野市において開催された「丸山千枚田田植えの集い」に、大塚理事長および学生14名とともに参加しました。このイベントは昨年3月に学生が

参加した「田舎で働き隊!」の関連で学長が丸山千枚田の田んぼのオーナーとなったことから、昨年度より、5月の「田植えの集い」と9月に開催される

「稲刈りの集い」に参加しています。イベントの前日には熊野古道から千枚田の景色を眺め、地元の皆さんとの交流会も行われました。また、昨年「田舎で働き隊!」や「田植えの集い」に参加した卒業生も、今年は自身が田んぼのオーナーになり、田植えの集いに参加していました。 今年も9月には稲刈りを予定しており、今から豊かに実った稲穂を刈る日を楽しみにしています。 相模女子大学では、三重県熊野市をはじめ、全国のさまざまな地域との連携事業に今後も力を入れていきます。

学 園 各 部 報 告

大学院・大学・短期大学部

<本学客員教授>Patrick Harlan(お笑いコンビ「パックンマックン」としてテレビやラジオ等様々な場面で活躍)佐藤 弘道(「おかあさんといっしょ」第10代目体操のお兄さんを務め、多方面で活躍)陳  建一(「NHKきょうの料理」「フジテレビ料理の鉄人」などテレビ及び雑誌など幅広く活躍)美帆 シボ(原爆写真『被爆の記録』仏語版の普及、平和活動など幅広く活動している)寺井 良雄(能楽師、能楽協会常任理事等を務め能楽の世界で活躍)平出 彦仁(神奈川県教育委員会委員長等を務め、初等教育分野において活躍)戸田奈津子(映画字幕翻訳者、その他にもテレビ等で活躍)金子 修介(映画監督、主な作品として

「ガメラ」や「デスノート」などがある)葛西  薫(アートディレクター、サントリー「烏龍茶」や「とらや」等のアートディレクターとして活躍)

濱文様デザインプロジェクト説明会の様子

学生とともに田植えをする理事長

無事田植えが終わりました

金子修介客員教授による授業

学生と積極的にコミュニケーションをとるパトリック・ハーラン客員教授

実践を交えながら指導する佐藤弘道客員教授

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講 話 5月31日㈪、第三校舎文化ホールにて、平成22年度第一回講話が行われました。この行事は、社会の各分野で活躍されている方を講師としてお招きし、職業や文化、社会生活などについて講演をしていただくものです。 今回は、NPO法人「生きるちからビバーチェ」代表の甲斐裕美先生から「こころ育むいのちの授業~子ども達へ伝える『生と死』」というテーマでお話いただきました。 甲斐先生は、まず生徒たちに「ホスピスを知っていますか?」という問い

生徒会選挙 6月7日、生徒会立会演説会・選挙があり、22年度の新しい生徒会役員が決まりました。生徒会長に決まった2年4組奥津紗羅さんは次のような決意と抱負を述べています。「今年度から中高一貫が本格的になり、学校のシステムが新しく変わりました。今まではそれぞれで行っていた学校行事なども、中学生と高校生が共に協力し合っていかなければなりません。互いに協力し学校生活を送って行くために、私は高等部の生徒会役員として最善を尽くして取り組んでいきます。私は昨年度も生徒会役員を務めさせて頂いたので、そこで経験したことを今年度の生徒会でも十分に活かしていき、新しい役員の方々と共に中高一貫を良い形でスタートを切りたいと思っています。中学生・高校生共に素敵な学校生活を目指していきましょう。」        (藤木)

中 学 部

学 園 各 部 報 告

が3クラス(3位は2クラス)入り、優勝は2年特進1組でした。おめでとうございます。

防災訓練 5月10日、第6校時、地震を想定しての防災訓練を実施しました。今年からは本校舎で中高合同、第2校舎で高等部特進2年、3年生と分かれて行われました。中学生は防災頭巾をかぶって、準備万端非難して行きました。全体的に、スムーズに行うことができました。

球技大会 4月27日・30日とおこなわれました。当初の予定は27日と28日でしたが、27日の午後から雨が降り、この日の午後は体育館でおこなわれました。28日は雨で30日に延期となってしまいました。ドッジボール・バスケットボール・バレーボールの3種目で、高等部本校舎グランドと体育館で元気よく走り回っていました。 3年生は毎年恒例のおそろいのTシャツを着て気合十分でした。その分、1年生が怖くなってしまったのか、ちょっと残念な結果になってしまいました。ドッジボールは3位以上が3年生で優勝が3年4組となりました。バスケットボールでは2年2組が3位に食い込み、優勝は3年7組です。バレーボールは2年生が健闘しました。3位まで、2年生 生徒会長に当選した石井さん

講師の甲斐裕美先生

高 等 部

球技大会・ドッヂボールバスケットボールの試合です バレーボールの試合です

本校舎校庭に避難です

生徒会長の奥津紗羅さんです

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新教科「つなぐ手」スタート! 本年度より、コミュニケーション能力の育成・日本の伝統文化体験・講師を招いてお話を聞く、などを柱とした新教科がスタートしました。

活動紹介1「友だちともっと仲良くなろう」      1年1組担任 坂田道則 1年生1組では、「お友だちともっと仲良くなろう!」というテーマで、「自己紹介ビンゴ」というゲームを行い、クラス内での交流を深めました。これは、ビンゴカードに、色々なキーワー

ドが書いてあり、それにあてはまるお友だちを捜し、自己紹介をして握手をし、キーワードに該当するかを聞き、当たっていたらマスに名前を書いてもらうというものです。

かけをされました。そして、自分の知っている人の中にガンになった人がいるか、亡くなった人がいるかどうかを聞かれました。予想以上に多くの生徒の手が挙がりました。それからホスピスとはどういうものか、ガンとはどういう病気かを説明されました。また、ホスピスで最期の生活を送られた方々の印象的なお話をしてくださいました。その方が描かれた絵も会場に展示していただき、生徒たちは真剣に見ていました。 今回の講話が、生徒たちの現代医療に対する関心、人との共生について考えるきっかけとなることを願っています。

社会見学 6月11日㈮、社会見学が行われました。中学部では毎年このような課外行

事を行っています。 今年は国立劇場にて歌舞伎を鑑賞しました。まず生徒たちには国立劇場へ現地集合することを課しました。学校に集合し、全員が同じバスで行けば楽かもしれません。しかし、電車の所要時間を調べ、慣れない駅で乗り換えをすることを考慮して家を出発するのも社会勉強のひとつです。 国立劇場では、前半は「歌舞伎のみかた」、休憩をはさんで「歌舞伎十八番の内 鳴神」を鑑賞しました。 「歌舞伎のみかた」では、実際に舞台を使っての解説を聞くことができました。幕があがると、舞台では「廻り舞台」が動いているところで、一同その様子に見入ってしまいました。「上手」

「下手」「花道」などの基本的な用語の説明から、花道の途中にある「すっぽん」、「揚幕」とその開閉時に鳴る「チャリン」となる鈴の音、音楽が聞こえてくる「黒御簾」など、歌舞伎ならではの舞台装置に皆たいそう感心していました。 「鳴神」は、イヤホンマイクで解説を聞きながらの鑑賞でした。前半は「白

雲坊」「黒雲坊」の面白い演技に笑い、「雲の絶間姫」の計算された色気ゆえに、結婚をせまる「鳴神上人」の様子を少々どぎまぎしながら見ていました。後半はかつらと衣装が変わり、だまされたことに怒った「鳴神上人」の様子が印象的でした。 日本の伝統的な演劇である歌舞伎。これを楽しむ機会を得て、生徒たちは自分の生まれ育った国に対して改めて興味関心を抱いたことでしょう。今後も中学部ではこのような機会を設けていきたいと考えています。

小 学 部

2年生の発表にじっと耳を傾ける1年生

学 園 各 部 報 告

る」ためには、このままの関係ではいけません。  授業では、ほとんどの子がビンゴを作ることができました。普段話さない子とも話しができたようで、みんなのカードには色々な子の名前が書いてありました。 これからもこのような活動を続け、クラスみんなが分け隔て無く話ができるような空間を作っていきます!

活動紹介2「落語家を招いて」      3年2組担任 清水哲治 3年生では、「つなぐ手」の授業に 春雨や 雷太さんをお招きし、日本の伝統的な話芸である「落語」を体験しました。ほとんどの子どもが生で落語を聞くのが初めてでした。 会場には高座がもうけられ、赤いぶ厚い座布団と和太鼓が置いてありました。子どもたちが席に着くと、着物姿の雷太さんが登場しました。まずは、

6年生に手を引かれて入場する

先生の呼びかけに生徒の手が挙がります

とても大きな国立劇場

「鳴神」のチラシ

 授業内容の設定理由は、「まだ遊んだことがない子がいる」「仲の良い少人数グループで遊んでいる」ということが子ども達との振り返りでわかったからです。クラスで大切にしていきたい「協調性を持つ」ことや、「クラス一丸となって何か目標を達成す

男の子、女の子関係なく

違うグループの子と

06

お店やさんごっこ 梅雨に入り、紫陽花が色鮮やかに咲いていた6月18日㈮・・・幼稚部2階のホールには紫陽花に負けない程の色鮮やかなお店が並びました。「おもちゃやさん」「お花やさん」「電気屋さん」

「雑貨屋さん」・・・年長組が一生懸命作った作品が売られています。去年はお財布を持ってお客さんでしたが、今年は年長組として、店員さんです。 「いらっしゃいませ~!」「車はこちらです!」「お花はいかがですか?」と自分達で作ったお金を握り締める年少、年中組へ声をかけます。ドキドキしながら「ドライヤー下さい」とお買い物を楽しんでいました。お店やさんの帰り道・・・「帰ったら、ママにこの時計で時間を教えてあげようかな~」「去年はロボットを買ったけど、今日は携帯電話を買ったよ!」とホクホクな顔付きで歩いていました。来年はどんな

お店やさんを開いてくれるのでしょうか・・・作品のアイディアは普段の空き箱製作や自由遊びから生まれます。これから、遊びの中できっとお店やさんごっこの延長が始まります。今日のお買い物から来年まで楽しみは続きます!             (伊藤)

年少中親子遠足 「イルカショーが楽しみ!」「私はくらげ!」数週間前から子どもたちが楽しみにしていた春の親子遠足。お天気にも恵まれた6月1日、年少組と年中組は新江ノ島水族館に行きました。貸し切り電車で出発をし、子どもたちは友達やお母さん、お父さん、先生と一緒に電車に乗ることが嬉しかったようで、あちこちで笑い声が聞こえるとてもにぎやかな車内でした。パンフレットを見たり、窓の外の景色を見たり、友達とはしゃいでいると、あっという

間に江ノ島に到着。 水族館では、まずみんなでイルカショーを見ました。イルカの迫力のあるジャンプには思わず歓声をあげ、楽しいショーを満喫しました。ショーの後の待ちに待ったお弁当タイムでは、親子の会話も弾み、たくさんの笑顔が見られました。ペンギンやサメ、幻想的なクラゲ、巨大水槽のイワシの大群・・・。子どもたちは目の前の海の生き物たちに夢中になり、吸い込まれるように水槽に見入っていたり、魚を追ったりする姿が見られました。 帰りも貸し切り電車です。1日たくさん歩いて、たくさんの感動を味わい、疲れているかな?という予想を裏切られ、帰りの車内でも元気いっぱいの子どもたちでした。有意義な遠足になりました。           (末松)

幼 稚 部

手に持っていた扇子や手ぬぐい、座布団のことを教えて下さり、いよいよ「落語」です。「じゅげむじゅげむ・・・」流れるように言葉があふれ出てきます。子どもたちもよく知っている「じゅげむ」の「その後」のお話でした。子どもも教師も抱腹絶倒でした。 続いて、寄席の始まりや終わりを知らせたり、効果音として用いたりする

和太鼓の実演でした。太鼓には「どんとこーい!」や「空!から!」という言葉がかくれていること、そしてそのたたき方を教えて下さいました。

 間近で聴く話芸は、子どもたちの心にしっかり染みこんだようです。翌朝

「じゅげむ・・・」が3年生の各クラスからも聞こえてきました。

学 園 各 部 報 告

お店やさんごっこ

落語に聞きいる子どもたち

きれいなお魚がいっぱいだね

07

同窓会だより

 今年も5月第4日曜日の23日に平成22年度総会を開催した。例年

と異なり、昨今の経済不況のため、理事会で総会の経費節減を検

討せざるを得なくなった。いろいろな提案の中で、本学マンドリ

ンクラブの演奏と、懇親会の会場を翠葉会館ロビーとし、大学栄

養学科の学生による実習の一端としてパーティー料理の献立をは

じめ材料の仕入れ、調理、テーブル設定から料理の提供までお願

いすることとなった。

 マンドリンクラブには、選曲の時「相模女子大学校歌」を是非

にとお願いした。その他に「星のこども」「チェリー」の3曲をお

願いすることになり、総会前日にリハーサルを行っていた。また、

パーティー料理は初めての試みであったが、総会前日から先生の

ご指導のもと、午前・午後に分かれてそれぞれの材料と取り組ん

でいた。一生懸命調理している姿に心暖まるものを感じた。

 総会当日は、会の進行に遅れが生じ、来年の検討課題としての

反省が残ったが、学生のマンドリン演奏の時は、ほっとしたよう

な和やかな雰囲

気を感じた。

 懇親会は、翠

葉会館ロビーで

立食パーティー

形式で行った

が、先輩の方々

は椅子に座って

楽しく歓談され

ていた。学生さ

ん達が献立表を分かり易く掲示していたので、材料等を見ながら

おいしそうに味わっていた。

 総会の出席者の健康を考慮していただき、食材を吟味し、調理

法も工夫していただいたものが多かったように思う。出席者の方々

からは「とても美味、来年も楽しみにしている」と言われ、この

度ご協力をいただいた先生をはじめ学生さん達に心より感謝申し

上げると共に、来年は大いに期待し、お願いするしかないな?と

思うものの、来年は支部長会議があるので、理事会の検討課題と

なるでしょう。ともあれ、今年の総会は、学生と同窓会(卒業生)

の絆が一段と深まったことを確信している。

同窓会(翠葉会)総会を終えて相模女子大学同窓会(翠葉会)会長 江部 玲子

 マーガレット募金の収支について、下記のとおりご報告い

たします。ご協力いただきました皆様には厚くお礼申し上

げます。なお、マーガレット募金の趣意、募金内容など詳

細については大学ホームページ(http://www.sagami-wu.

ac.jp/)をご覧ください。

 今後とも、引き続きご支援ご協力を賜りますよう宜しくお

願い申し上げます。

「 マ ー ガ レ ッ ト 募 金 」 に 関 す る ご 報 告

*内訳 学習活動支援    191,650円  教育・研究活動支援 1,050,000円    キャンパス整備  1,690,000円  指定なし・未記入  13,309,696円

収入の部

募金内容

*前年度繰越金

学習活動支援

キャンパス整備

教育・研究活動支援

指定なし・未記入

合 計

件 数

1

7

8

金 額

16,241,346円

0円

0円

10,000円

370,000円

16,621,346円

支出の部

募金内容

合 計

金 額

0円

(2010年5月末日現在)

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オ ー プ ン キ ャ ン パ ス ・ 学 校 説 明 会 ス ケ ジ ュ ー ル

オープンキャンパス7月18日㈰ 11:00~16:008月22日㈰ 11:00~16:009月 5日㈰ 11:00~16:00キャンパスの案内から学科の説明まで、やさしい先輩たちが担当します。在 学生の 率 直 な 意 見を聞くチャンス!ご 両 親やお 友 達 を誘って、ぜひご参加ください。<実施内容>学科説明・個別入試相談・先輩と話そう!・カフェテリア体験等

模擬授業体験7月17日㈯ 13:00~17:00大学・短期大学部で教える先生が、受験生向けに模擬授業を行います。さまざまなジャンルで23講座開講しますので、興味のある複数の授業に参加してみましょう。<実施内容>模擬授業・個別入試相談・先輩と話そう!・キャンパスツアー等 SAGAMIプレミアム8月1日㈰ 10:00~16:00

夏休みの一日をフルに使って、効率よく模擬授業&施設見学などができるイベントです。<実施内容>模擬授業・クラブ紹介・学科説明・個別入試相談・AO入試対策セミナー・就職相談・キャンパスツアー等 入試説明会10月 2日㈯ 14:00~16:0010月23日㈯ 14:00~16:0011月 3日㈷ 10:00~15:0011月 6日㈯ 14:00~16:00

11月27日㈯ 14:00~16:0012月11日㈯ 14:00~16:00土曜日の午後を中心に、大学・短大の入試に関する説明のほか、個別相談、施設見学などができるイベントです。予約は不要です。

詳細はホームページをご覧ください。http://www.sagami-wu.ac.jp/お問合せ 入学支援グループ

℡ 0120-816-332

オープンキャンパス(要予約) 8月7日㈯ 9:00~15:00体験授業・昼食体験・クラブ体験11月13日㈯ 15:30~16:30英数国内申アップ対策 学校説明会(予約不要)10月23日㈯ 14:00~15:3011月13日㈯ 14:00~15:0012月 4日㈯ 14:00~15:30終了後、個別相談も行います。 個別相談(要予約)12月 6日㈪ 17:00~20:0012月 7日㈫ 17:00~20:00 学校見学随時受け付けております。電話でご予約ください。※この学校見学は、学校説明会や相生祭以外のふだんの日の見学となります。 体育祭(公開行事) 9月18日㈯ 相生祭(公開行事)11月3日㈷・4日㈭個別相談を行います。

お問合せ 相模女子大学高等部℡ 042-742-1442℻ 042-742-1441

[email protected]

学校説明会 9月14日㈫ 10:00~12:00教員による学校紹介、授業見学11月17日㈬ 10:00~12:00保護者による学校紹介、授業見学12月11日㈯ 10:00~12:30入試4科目出題傾向 1月 8日㈯ 10:00~12:30※要予約入試対策講座 オープンスクール(要予約) 8月28日㈯ 9:30~12:30体験授業(生徒による学校紹介、昼食あり)10月23日㈯ 9:30~12:30部活体験(昼食あり) 入試相談会 1月20日㈭13:00~16:00 体育祭(公開行事) 9月18日㈯ 相生祭(公開行事)11月3日㈷・4日㈭ 合唱コンクール(公開行事) 2月19日㈯

お問合せ 相模女子大学中学部℡ 042-742-1442℻ 042-742-1441

[email protected]

オープンスクール 8月30日㈪ 9:30~11:30<内容>小学校授業体験・個別相談 学校説明会 9月 9日㈭ 9:30~12:00<内容>授業公開・校長講演・高学年の学級作りと学習・小学部の生活指導 9月23日㈭ 10:20~11:40<内容>校長講演・低学年の学級作りと学習・入学試験について 納涼祭(公開行事) 7月24日㈯ 16:00~19:45 相生祭(公開行事)11月 3日㈷・4日㈭ 造形展(公開行事)平成23年2月11日㈷お問合せ 相模女子大学小学部

℡ 042-742-1444℻ 042-742-1429

こんにちは会9月4日㈯・9月22日㈬・10月15日㈮・11月17日㈬・12月8日㈬・1月19日㈬・2月16日㈬

(各日とも受付開始9時40分)幼稚部を地域に開放し未就園児と保護者の方にお友達を作っていただく交流の会です。どなたでも参加していただけます。土曜日はお父様方の参加をお待ちしています。予約・費用は不要です。当日は上履き(子どもは洗った外靴、保護者はスリッパ)活動しやすい服装・靴でお願い致します。 納涼祭(公開行事) 7月17日㈯ 16:00~18:00

(雨天決行)お土産があります。 運動会(公開行事)10月 9日㈯ (雨天順延) 相生祭(公開行事)11月 3日㈷・4日㈭ 幼稚部説明会 9月29日㈬ 14:00~15:0010月15日㈮ 14:00~15:009:00~願書配布(予約不要) 公開保育 9月15日㈬ 10:00~11:0010月 2日㈯ 10:00~11:00予約は不要です。

お問合せ 相模女子大学幼稚部℡ 042-742-1445℻ 042-742-1431

http://www.sagami.wu.ac.jp/you/

小 学 部中 学 部

幼 稚 部

大学院・大学・短期大学部

高 等 部