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価値共創デザイン 教育プログラム 価値共創デザイン 教育プログラム 価値共創デザイン 教育プログラム 価値共創デザイン 教育プログラム ~未来創造デザイン思考コース/イノベーション創出思考コース~ ~未来創造デザイン思考コース/イノベーション創出思考コース~ ~未来創造デザイン思考コース/イノベーション創出思考コース~ ~未来創造デザイン思考コース/イノベーション創出思考コース~ 従来のデザイン思考ビジョン・戦略領域を強化し、デザイン思考と企業家育成手法を統合して具体的なテーマを取り 上げ実践的に教育する「未来創造デザイン思考コース」、新しいニーズを発見・創出し、シーズとのマッチングを可能と する新たな発想法や創造技法により、グローバルな分野で活躍できる実践的イノベーション・アイデアとして教育する 「イノベーション創出思考コース」の2つのコースの受講により、モノ、サービスおよび社会システム創出のためのアイデ ア発想・デザイン手法を身に付けることができる教育プログラムです。 本講座は、文部科学省「平成26年度グローバルアントレプレナー育成促進事業(EDGEプログラム)」に採択された 「WASEDA-EDGE 人材育成プログラム~共創館イノベーション・エコシステムの構築~」プログラムとして実施します。 「未来創造デザイン思考コース」は、チームでのアイデア創出、「イノベーション創出手法コース」は、一人でもアイデア創 出ができるようになる事を目指します。これらの授業でアイデアを得た後には、「ビジネスモデル仮説検証プログラム」 において、さらにアイデアを具現化していきます。 http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/edge/1350373.htm 概要

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Page 1: 141001-3 WASEDA B 01従来のデザイン思考ビジョン・戦略領域を強化し、デザイン思考と企業家育成手法を統合して具体的なテーマを取り 上げ実践的に教育する「未来創造デザイン思考コース」、新しいニーズを発見・創出し、シーズとのマッチングを可能と

価値共創デザイン教育プログラム価値共創デザイン教育プログラム価値共創デザイン教育プログラム価値共創デザイン教育プログラム~未来創造デザイン思考コース/イノベーション創出思考コース~~未来創造デザイン思考コース/イノベーション創出思考コース~~未来創造デザイン思考コース/イノベーション創出思考コース~~未来創造デザイン思考コース/イノベーション創出思考コース~

 従来のデザイン思考ビジョン・戦略領域を強化し、デザイン思考と企業家育成手法を統合して具体的なテーマを取り

上げ実践的に教育する「未来創造デザイン思考コース」、新しいニーズを発見・創出し、シーズとのマッチングを可能と

する新たな発想法や創造技法により、グローバルな分野で活躍できる実践的イノベーション・アイデアとして教育する

「イノベーション創出思考コース」の2つのコースの受講により、モノ、サービスおよび社会システム創出のためのアイデ

ア発想・デザイン手法を身に付けることができる教育プログラムです。

 本講座は、文部科学省「平成26年度グローバルアントレプレナー育成促進事業(EDGEプログラム)」に採択された

「WASEDA-EDGE 人材育成プログラム~共創館イノベーション・エコシステムの構築~」プログラムとして実施します。

「未来創造デザイン思考コース」は、チームでのアイデア創出、「イノベーション創出手法コース」は、一人でもアイデア創

出ができるようになる事を目指します。これらの授業でアイデアを得た後には、「ビジネスモデル仮説検証プログラム」

において、さらにアイデアを具現化していきます。

http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/edge/1350373.htm

概要

受受 講講 者者 募募 集集

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澤谷 由里子早稲田大学研究戦略センター教授

【専門分野】 R&Dマネジメント、サービスイノベーション、サービス科学

東京工業大学大学院総合理工学研究科システム科学専攻修士課程修了、東京大学大学院総合文化研究科広域システム科学系博士後期課程修了、学術博士。(株)日本IBM入社。情報技術の研究開発(ソフトウエア開発、オブジェクト指向言語開発、R&D戦略、パーソナルシステム研究戦略、研究評価、サービス研究)に従事。2005年からサービス科学研究の立ち上げを行った。2010年から科学技術振興機構においてサービス科学プログラム(S3FIRE)フェロー。2013年から早稲田大学研究戦略センター教授。

授業概要 「未来創造デザイン思考コース」は、「21世紀を生きるイノベーター」の育成を目的としています。サービス化社会が進行する中、イノベーションの対象はプロダクト、サービス、社会システムと広がってきました。「未来創造デザイン思考」は、これらの領域を対象とした、ビジネスとデザイン思考を統合した思考法です。来春開講予定の「未来創造デザイン思考【実践】」では、企業等と連携し、身近にあるテーマ(スマートライフ、スマートコミュニティ、医療システム等)を取り上げ、グループワークを実施し、基礎概念・手法の定着、事業課題へ適応していきます。

 本年度の「未来創造デザイン思考【基礎概念と手法】」では、手法の取得を目的とし、最初にビジネス思考、後半デザイン思考という流れで実施します。本講座は講義型ではなく、ワークショップなどの体験・参加型で行います。第一線で活躍するビジネス領域の研究者およびデザイン思考の教育者からビジネス×デザイン思考の神髄を取得するチャンスです。なお、優秀チームは、2月に開催されるジャパンビジネスモデルコンペティションへの参加の可能性もあります。 「アイデアはあるけどうまくまとまらない」、「技術ネタはあるのだけどビジネスって考えられない」、「何か貢献したいと思うのだけどアイデアの作り方がわからない」と感じている皆さん、是非チャレンジしてみてください。

 「未来創造デザイン思考」法は、早稲田大学のビジネス関連の知見と本学で開発された起業家教育プログラムCOB L AS(Consulting Based Learning Program for ASEAN SMEs)、Stanford大学のForesight and Innovation等と協力し、従来のデザイン思考手法のビジョン・戦略領域を強化し、デザイン思考と起業家育成手法の統合を目指しています。この講座に先立ち11月22日から23日には、Stanford大学のForesight and Innovationワークショップを実施します。

定   員未来創造デザイン思考コース:20名(最大40名まで)

対象受講者学部生、大学院生(学部等は問いません)

根来 龍之 早稲田大学ビジネススクール教授

井上 達彦 早稲田大学商学学術院教授

大江  健 早稲田大学研究推進部参与、社内起業研究会主宰、          日本アセアン企業家教育協議会委員長

柏野 尊徳 一般社団法人デザイン思考研究所代表理事、所長

Eran Fine Present, JoinTVNetwork CEO, co-Founder

カリキュラム概要

未来創造デザイン思考コース

授業の到達目標ビジネスモデル、デザイン思考などの基礎的な概念および手法の理解グループワークを通じた概念・手法の定着

事前準備・参考資料澤谷由里子 財務総合政策研究所 報告「経済のサービス化に伴うイノベーションエコシステム」 http://www.mof.go.jp/pri/research/conference/zk100/zk100_10_09.pdfForesight and Innovationhttp://www.slideshare.net/TamaraCarletonPhD/playbook-for-strategic-foresight-and-innovation-us根来龍之 『事業創造のロジック』 日経BP社 2014井上達彦 『模倣の経営学』 日経BP社 2012大江健 『なぜ新規事業はなぜ成功しないのかー第3版』 日本経済新聞社 2008柏野尊徳 デザイン思考 各種資料 http://designthinking.or.jp/

講師紹介

その他講師

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黒須 誠治早稲田大学ビジネススクール教授

1970年、早稲田大学理工学部工業経営学科卒業。同大学院を修了後、弘前大学講師(「生産管理」や「管理科学」を担当)。1988年、早稲田大学助教授。1994年、教授。工学博士。現在、早稲田大学ビジネススクール(大学院商学研究科)で「システム創造思考法」、大学院創造理工学研究科で「ワークデザイン」を担当。

三原 康司  静岡理工科大学准教授

天野 明夫  大成建設株式会社主事

阿部川 勝義 福井大学非常勤講師

牛山 博文  荒川区産学連携推進員

イノベーション創出思考法コース

授業概要 本授業は、自分の力で、自分独自のイノベーション企画を立案・推進していけるようになりたい方を対象としています。 「イノベーション創出思考法」は、グループや組織の力ではなく、自分の力でニーズを発見・創出し、シーズと結びつけ、イノベーションの種となる企画を創出することができる手法です。

 経済・社会活動の考え方が、Goods-Dominant LogicからService- Dominant Logicへと移行し、今やFunction-Dominant Logicの考え方が必要になっています。Function-Dominant Logicとは、世の中の全ての活動・事象はシステムであると考え、その機能を中心として思考するべきである、という考え方です。これからのイノベーションには、機能中心に発想していく思考法が必要であると言えます。機能中心の発想法・企画法は、製品・サービスといった事業分野に関わらず活用することができます。今秋開講の本授業では、機能中心の発想法の基本を学んでいただき、来年度からの開講を計画している「イノベーション創出思考法:アドバンスト」コースでは、詳細な理論と発想したシステムの設計法などを学び、インストラクターの養成を目指しています。

 本授業では、イノベーションを創出するアイデアが出やすい(脳の)状態を達成させるための機能表現を用いた思考手順体系を学びます。ここでいうアイデアは、「創出」される場合もあり、「発見」される場合もあります。この思考手順体系は、「ある手順にしたがって思考を進めていくと、自然に自分が求める何かを発見してしまう、あるいはアイデアがでてきてしまう」、ための思考手順と言えます。この思考手順体系によって発見力や発想力を高め、イノベーション創出に役立てることを狙っています。

 この思考手順体系は、ビジネスでは革新的な新製品や新サービスはもちろん、新ビジネスモデル・新業務システム・新組織、などを創りだすのに役立ちます。ですから、自ら起業を目指している方、企業で企画関連の部署にいる方、ヒントはあるがうまく具体化できない方、業態の変更などの新たな企画・展開を必要としている方、部長・課長になったが何をするべきか悩んでいる方、など、新たな企画が必要だと考えている方には、是非受講していただきたいと思います。

カリキュラム概要

講師紹介

授業の到達目標 3つの機能表現展開法を理解し、それらを用いてイノベーションにつながる革新的な新製品・新サービス・ビジネスモデルなどを企画する手法を修得し、現場で活用できるようになること。 授業の最終日までに、革新的なアイデアを発想・企画してもらい、授業の最終回にはその発表会を行い、到達度合を確認する。 実現性のあるイノベーション企画があった場合は、講師陣のサポートによって、起業を推進する。

事前準備・教科書用意したテキストを配布予定

その他講師

定   員イノベーション創出思考法コース:20名

対象受講者学部生、大学院生(学部等は問いません)

価値共創デザイン教育プログラム~未来創造デザイン思考コース/イノベーション創出思考コース~~未来創造デザイン思考コース/イノベーション創出思考コース~

詳細設計部品数量情報部品投入情報 火力 人力 ご飯 具 空気 調味料

情報に基づき明示された作業指示

情報に基づき炒められたご飯と具

情報に基づきよくかき混ぜ、空気に触れさせつつ炒められ、調味料で味付けられたご飯と具

パラパラとした食感の炒飯

S1

S2

S3

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申し込み方法後日、WASEDA-EDGEプログラムホームページ、グローバルエデュケーションセンター資料などでお知らせします。

問合せ先WASEDA-EDGEプログラムホームページ:http://waseda-edge.jp/

Facebookページ:https://www.facebook.com/wasedaedge

twitterアカウント:https://twitter.com/waseda_edge

講義スケジュール

日   時 未来創造デザイン思考コース(13:00~16:15)

イノベーション創出思考コース(16:30~19:45)

11/29(土)

12/6(土)

12/13(土)

12/20(土)

1/10(土)

1/17(土)

1/24(土)

1/31(土)

イントロダクション 

事業創造のロジック

新規事業創出:理論と実践#1

新規事業創出:理論と実践#2

ビジネスモデルデザイン(ビジネスモデルをデザインするアプローチの紹介 およびビジネスデザインの演習)

デザイン思考概要(共感フェーズでの手法の説明)

デザイン思考と共感(グループワーク)(共感フェーズの手法(観察・インタビュー手法)を実践)

問題定義・アイデア創造(問題定義およびアイデア創造フェーズでの手法の説明)

問題定義(グループワーク)(アイデア創造の実施、グループごとに紹介)

プロトタイプ・デモ(プロトタイプフェーズでの手法の説明)

プロトタイプ・デモ(グループワーク)(プロトタイプ作成)

プロトタイプ検証・ビジネスモデル作成(プロトタイプの検証および検証結果の解析)

イスラエルのスタートアップ事例(JoinTV立ち上げに関する講義)

最終発表

オリエンテーション

イノベーション創出思考法とは

課題の発見と機能表現の理解(演習)

3つの展開法

目的展開法(与えられた手掛りで展開する演習)

目的展開法(自分自身の課題から手掛りを見つけ展開する演習)

手段展開法(自分自身の課題から手掛りを見つけ展開する演習)

可能展開法(自分自身の課題から手掛りを見つけ展開する演習)

3つの展開法の融合(与えられた手掛りで展開する演習)

3つの展開法の融合(自分自身の課題から手掛りを見つけ展開する演習)

各自の演習結果の発表による理解深耕(1)

各自の演習結果の発表による理解深耕(2)

発想した機能表現の企画案化

企画案の作成(演習)

企画案の発表と全体のまとめ

価値共創デザイン教育プログラム~未来創造デザイン思考コース/イノベーション創出思考コース~~未来創造デザイン思考コース/イノベーション創出思考コース~

どちらのコースも同日開催で、連続した講義時間のため2コースを続けて受講することも可能です!!

主催:WASEDA-EDGEプログラム