教 育 研 究 業 績 書のレジュメ発表とディスカション・質疑応答を...

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2019 3 25 氏名 西洋中・近世史、宗教史 魔女裁判、驚異、想像界、心性史 事項 年月日 教育方法の実践例 16 2004)年 4 1 日~ 25 2013)年 9 30 16 2004)年 10 1 日~ 26 2014)年 3 31 16 2004)年 10 1 日~ 26 2014)年 3 31 授業「西洋史の探究」:歴史・文化の学び方 の基礎を習得するための授業であり、死や女性 等、人間と切り離せない事象を題材に、学生の 興味・関心を育てている。 ほぼ毎時間、補助教材(プリント)を作成・ 配布し学生の授業理解に役立てるよう努めて いる。多くの画像資料をパワーポイントで提示 解説する方式を取り、学生が視覚的に授業内容 を理解できるよう工夫している。また、授業内 容を時間内に小レポート形式でまとめさせ、授 業内容が学生に定着するような取り組みも行 っている。 授業「近代史の探究」:西洋における病(う つ病)の歴史を解読することにより、病認識に も歴史があることを学び、歴史・文化的理解の 重要性を習得することを目指している。 ほぼ毎時間、補助教材(プリント)を作成・ 配布し学生の授業理解に役立てるよう努めて いる。多くの画像資料をパワーポイントで提示 解説する方式を取り、学生が視覚的に授業内容 を理解できるよう工夫している。また、授業内 容を時間内に小レポート形式でまとめさせ、授 業内容が学生に定着するような取り組みも行 っている。 授業「西洋史概論」:「世界史像の探究」をテ ーマに、西洋世界の歴史家や哲学者が各時代に 考え出した世界史像を学ぶことにより、歴史学 的な思考を習得することを目指している。 ほぼ毎時間、補助教材(プリント)を作成・ 配布し学生の授業理解に役立てるよう努めて いる。多くの画像資料をパワーポイントで提示 解説する方式を取り、学生が視覚的に授業内容 を理解できるよう工夫している。また、授業内 容を時間内に小レポート形式でまとめさせ、授 業内容が学生に定着するような取り組みも行 っている。

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教 育 研 究 業 績 書

2019年 3月 25日

氏名 黒 川 正 剛 印

研 究 分 野 研 究 内 容 の キ ー ワ ー ド

西洋中・近世史、宗教史 魔女裁判、驚異、想像界、心性史

教 育 上 の 能 力 に 関 す る 事 項

事項 年月日 概 要

1 教育方法の実践例

平 成 16

(2004)年

4 月 1 日~

平 成 25

(2013)年

9月 30日

平 成 16

(2004)年

10月1日~

平 成 26

(2014)年

3月 31日

平 成 16

(2004)年

10月1日~

平 成 26

(2014)年

3月 31日

授業「西洋史の探究」:歴史・文化の学び方

の基礎を習得するための授業であり、死や女性

等、人間と切り離せない事象を題材に、学生の

興味・関心を育てている。

ほぼ毎時間、補助教材(プリント)を作成・

配布し学生の授業理解に役立てるよう努めて

いる。多くの画像資料をパワーポイントで提示

解説する方式を取り、学生が視覚的に授業内容

を理解できるよう工夫している。また、授業内

容を時間内に小レポート形式でまとめさせ、授

業内容が学生に定着するような取り組みも行

っている。

授業「近代史の探究」:西洋における病(う

つ病)の歴史を解読することにより、病認識に

も歴史があることを学び、歴史・文化的理解の

重要性を習得することを目指している。

ほぼ毎時間、補助教材(プリント)を作成・

配布し学生の授業理解に役立てるよう努めて

いる。多くの画像資料をパワーポイントで提示

解説する方式を取り、学生が視覚的に授業内容

を理解できるよう工夫している。また、授業内

容を時間内に小レポート形式でまとめさせ、授

業内容が学生に定着するような取り組みも行

っている。

授業「西洋史概論」:「世界史像の探究」をテ

ーマに、西洋世界の歴史家や哲学者が各時代に

考え出した世界史像を学ぶことにより、歴史学

的な思考を習得することを目指している。

ほぼ毎時間、補助教材(プリント)を作成・

配布し学生の授業理解に役立てるよう努めて

いる。多くの画像資料をパワーポイントで提示

解説する方式を取り、学生が視覚的に授業内容

を理解できるよう工夫している。また、授業内

容を時間内に小レポート形式でまとめさせ、授

業内容が学生に定着するような取り組みも行

っている。

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平 成 16

(2004)年

4 月 1 日~

平 成 25

(2013)年

9月 30日

平 成 17

(2005)年

4 月 1 日~

平 成 25

(2013)年

9月 30日

平 成 17

(2005)年

10月1日~

平 成 26

(2014)年

3月 31日

平 成 17

(2005)年

10月1日~

平 成 26

(2014)年

3月 31日

平 成 18

(2006)年

授業「歴史地理学概論」:地誌を核に、歴史

地理学への入門を行っている。土日に行われる

フィールドワークを必修とし、実体験に基づく

学びを実践している。学内の講義ではフィール

ドワークの内容に対応した文献講読・事前学習

を行い、フィールドワーク終了後に、調査レポ

ートの作成提出を課している。

パワーポイントによる画像資料提示と並ん

で、地図・表・資料解読作業を学生に指導し、

資料読解能力が育つよう取り組んでいる。

授業「世界の宗教と文化(キリスト教)」:近

世の西欧で起こった魔女裁判を題材にして、キ

リスト教世界の歴史・文化を学び理解すること

を目的としている。

ほぼ毎時間、補助教材(プリント)を作成・

配布し学生の授業理解に役立てるよう努めて

いる。多くの画像資料をパワーポイントで提示

解説する方式を取り、学生が視覚的に授業内容

を理解できるよう工夫している。また、授業内

容を時間内に小レポート形式でまとめさせ、授

業内容が学生に定着するような取り組みも行

っている。

授業「世界の宗教と文化(イスラム教)」:イ

スラムの歴史・宗教・文化の基礎的知識を習得

することと並んで、イスラム理解におけるオリ

エンタリズムの問題に関する理解を深めるこ

とを目的としている。

ほぼ毎時間、補助教材(プリント)を作成・

配布し学生の授業理解に役立てるよう努めて

いる。多くの画像資料をパワーポイントで提示

解説する方式を取り、学生が視覚的に授業内容

を理解できるよう工夫している。また、授業内

容を時間内に小レポート形式でまとめさせ、授

業内容が学生に定着するような取り組みも行

っている。

授業「教育史」:教職専門の授業であるため、

教育史(授業配分:西洋教育史 9割、日本教育

史 1割)の基本的な内容を理解させるとともに、

教員採用試験も見据えた授業を実践している。

定期的に小テストを実施し、採点後、返却・

解答解説を行うことによって、教育史の理解の

深化・定着を目指している。

授業「比較文化論」:西洋文化と日本文化に

見られる「憑き物信仰」を題材にして、西洋と

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4 月 1 日~

平 成 25

(2013)年

9月 30日

日本の比較を行い、自然観・宗教・文化の違い

と類似点を理解させ、異文化理解を深めること

を目的としている。

ほぼ毎時間、補助教材(プリント)を作成・

配布し学生の授業理解に役立てるよう努めて

いる。多くの画像資料をパワーポイントで提示

解説する方式を取り、学生が視覚的に授業内容

を理解できるよう取り組んでいる。また、授業

内容を小レポートでまとめさせ授業内容が学

生に定着するような取り組みも行っている。

平成 26

(2014)年

4月 1日~

平成 29

(2017)年

3月 31日

〇「西洋史の探究」(春学期)…毎回、授業に

関する小レポートを授業支援システム(My

TGU.net)を使用して提出させ授業で公開し、学

生に内容を相互確認させる方法をとり、授業内

容の理解度向上に努めた。

〇「歴史地理学概論」(春学期)…アクティブ・

ラーニング・コモンズを使用して、グループ学

習を実施し、その成果をふまえてフィールドワ

ークを実施した。

〇「世界の宗教と文化(キリスト教)」(春学

期)…小レポートを授業支援システムを使用し

て実施。また、グループ学習を実施した。

〇「比較文化論」(春学期)…学生自身に文化

を比較させて調査してもらい、結果をプレゼン

テーションさせた。グループ学習を実施(ワー

ルド・カフェ方式)。

〇「近代史の探究」(秋学期)…毎回、授業に

関する小レポートを授業支援システム(My

TGU.net)を使用して提出させ授業で公開し、学

生に内容を相互確認させる方法をとり、授業内

容の理解度向上に努めた。

〇「世界の宗教と文化(イスラム教)」(秋学

期)…ニュース記事からイスラムに関わる問題

を取り上げ、学生と議論することを通して理解

を深めた。

〇「教育史」中等・初等(秋学期)…毎回小テ

ストを実施し、解答・解説を行い、授業内容の

理解度の向上に努めた。

平成 29

〇「人間学入門」(春学期)…グループワーク(ポ

スター制作、プレゼンテーション、学生相互ポ

スター評価、表彰など)、ジグソー法などアク

ティブラーニングを毎回取り入れた授業をも

う一人の教員(糸田)と組んで実施した。

e-learningシステムで課題を提出。

(平成 27(2015)年度)

〇「西洋史の探究」(春学期)…絵画資料・文

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(2017)年

4月 1日~

平成 30

(2018)年

3月 31日

平成 30

(2018)年

4月 1日~

平成 31

(2019)年

3月 31日

献史料を題材にグループワークとして読解、デ

ィスカッションを行い、プレゼンテーションを

行った。e-learningシステムで課題を提出。

〇「歴史地理学概論」(春学期)…グループワ

ークにもとづき、竹内街道の歴史や観光ルート

をディスカッションし、プレゼンテーションを

行った。その成果をふまえてフィールドワーク

を実施した。

〇「心性の歴史」(春学期)…恐怖、笑いに関

する歴史資料をグループワークで読解・ディス

カッションし、プレゼンテーションを行った。

〇「人間学基礎演習Ⅰ」・・・研究文献(論文)

のレジュメ発表とディスカション・質疑応答を

行った。

〇「人間学演習Ⅰ」・・・卒論作成に向けてレジ

ュメ発表とディスカション・質疑応答を行っ

た。

〇「近代史の探究」(秋学期)…ハンチントン

の「文明の衝突」説に関する資料について、グ

ループワークで読解・ディスカッションを行

い、プレゼンテーションを実施した。

e-learningシステムで課題を提出。

〇「教育史」初等(秋学期)…主要な教育思想

家に関する資料について、グループワークで読

解・ディスカッションを行い、プレゼンテーシ

ョンを実施した。反転授業を行った。

e-learningシステムで課題を提出。

〇「人間学基礎演習Ⅱ」・・・研究文献(論文)

のレジュメ発表とディスカション・質疑応答を

行った。

〇「人間学演習Ⅱ」・・・卒論作成指導。レジュ

メ発表とディスカション・質疑応答を行った。

〇「西洋史の探究」「心性の歴史」「近代史の

探究」「歴史地理学概論」「宗教と文化」「教

育史」「教育史(初等)」

・・・ワークシートと iPadを活用し、グループワ

ークとプレゼンテーションを軸にして授業を

行った。

〇「基礎ゼミ演習Ⅰ・Ⅱ」「ゼミ演習Ⅰ・Ⅱ」

・・・研究テーマに関するレジュメ作成と発表、

これにもとづく質疑応答を軸にして授業を行

った。

2 作成した教科書,教材

平 成 16

(2004)年

4 月 1 日~

授業「西洋史の探究」の教材

(1) 授業内容の理解を深めるための「課題プ

リント」の作成・配布。

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平 成 25

(2013)年

9月 30日

平 成 16

(2004)年

10月1日~

平 成 26

(2014)年

3月 31日

平 成 16

(2004)年

10月1日~

平 成 26

(2014)年

3月 31日

平 成 16

(2004)年

4 月 1 日~

平 成 25

(2013)年

9月 30日

平 成 17

(2005)年

4 月 1 日~

平 成 25

(2013)年

9月 30日

平 成 17

(2005)年

10月1日~

平 成 26

(2013)年

3月 31日

(2)授業理解を深めるために文献史料・グラ

フ・絵・図などが入った補助教材を作成・

配布。

(3)多量の画像資料を読み込んだパワーポイ

ント・スライド資料

授業「近代史の探究」の教材

(1)授業理解を深めるために文献史料・グラ

フ・絵・図などが入った補助教材を作成・

配布。

(2)多量の画像資料を読み込んだパワーポイ

ント・スライド資料

授業「西洋史概論」の教材

(1)授業理解を深めるために文献史料・グラ

フ・絵・図などが入った補助教材を作成・

配布。

(2)多量の画像資料を読み込んだパワーポイ

ント・スライド資料

授業「歴史地理学概論」の教材

(1) 授業理解を深めるために文献史料・グラ

フ・絵・図などが入った補助教材を作成・

配布。

(2) 多量の画像資料を読み込んだパワーポイ

ント・スライド資料。

(3) 「フィールドワーク・ノートブック」の作

成。 調査地の関連資料と書き込み用紙面を

一冊の本にしたもの。このノートブックは、

学生に共同で作成させ、調査当日に携帯、資

料確認させるとともにメモを取らせること

を目的としたものである。

授業「世界の宗教と文化(キリスト教)」の教

(1) 授業理解を深めるために文献史料・グラ

フ・絵・図などが入った補助教材を作成・

配布。

(2) 多量の画像資料を読み込んだパワーポイ

ント・スライド資料

授業「世界の宗教と文化(イスラム教)」の教

(1) 授業理解を深めるために文献史料・グラ

フ・絵・図などが入った補助教材を作成・

配布。

(2) 多量の画像資料を読み込んだパワーポイ

ント・スライド資料

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平 成 17

(2005)年

10月1日~

平 成 26

(2014)年

3月 31日

平 成 18

(2006)年

4 月 1 日~

平 成 25

(2013)年

9月 30日

授業「教育史」の教材

(1) 西洋教育史、日本教育史に関わる資料作

成・配布

(2) 小テスト

授業「比較文化論」の教材

(1) 授業理解を深めるために文献史料・グラ

フ・絵・図などが入った補助教材を作成・

配布。

(2) 多量の画像資料を読み込んだパワーポイ

ン ト・スライド資料

平成 26

(2014)年

4月 1日~

平成 27

(2015)年

3月 31日

〇「西洋史の探究」(春学期)…プリント教材

「西洋史を知る今日の一枚」:西洋絵画の解読

を通じて西洋文化の理解を深める教材。15回

分。

〇「歴史地理学概論」(春学期)…グループ学

習で使用するシート。

〇「世界の宗教と文化(キリスト教)」(春学

期)…グループ学習で使用するシート。

〇「比較文化論」(春学期)…グループ学習で

使用するシート。

〇「近代史の探究」(秋学期)…図版等プリン

ト資料。

〇「世界の宗教と文化(イスラム教)」(秋学

期)…ニュース、世界遺産のプリント資料。

〇「教育史」中等・初等(秋学期)…小テスト、

教育史原典プリント資料。

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平成 27

(2015)年

4月 1日~

平成 30

(2018)年

3月 31日

平成 30

(2018)年

4月 1日~

平成 31

(2019)年

3月 31日

〇「人間学入門」(春学期)・・・アクティブラー

ニングに使用するプリント教材、書き込みシー

ト。(平成 27(2015)年度)

〇「西洋史の探究」(春学期)…プリント教材

「西洋史を知る今日の一枚」:西洋絵画の解読

を通じて西洋文化の理解を深める教材。15回

分。アクティブラーニングに使用するプリント

教材、書き込みシート。

〇「歴史地理学概論」(春学期)…グループ学

習で使用するシート。

〇「近代史の探究」(秋学期)…アクティブラ

ーニングに使用するプリント教材、書き込みシ

ート。

〇「教育史」中等・初等(秋学期)…アクティ

ブラーニングに使用するプリント教材、書き込

みシート。

〇「心性の歴史」(2017年度春学期)…アクテ

ィブラーニングに使用するプリント教材、書き

込みシート。

〇「西洋史の探究」「心性の歴史」「近代史の

探究」「歴史地理学概論」「宗教と文化」「教

育史」「教育史(初等)」

・・・ワークシート、PDF資料(iPad用)の作成

3 教育上の能力に関する大学等の評価

平成

16(2004)

年 11月

学生アンケートの集計結果:質問項目

問1)担当教員の話し方は、論理的で分かりや

すかったと思いますか?

問2)授業の進め方は、まとまりがあって一貫

性があったと思いますか?

問3)授業を通じて、担当教員の熱意を感じた

と思いますか?

平成 16(2004)年 4月~7月:西洋史の探究:回

答者=38名

問1)同上=95%(84%)

問2)同上=97%(79%)

問3)同上=95%(76%)

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平成

17(2005)

9月

平成

18(2006)

年 6月

平成

18(2006)

年 9月

平成

19(2007)

6月

平成

20(2008)

年 1月

平成

20(2008)

3月

注1)%は、評価基準 1.思う 2.やや思う

3.普通の合計。

注2)( )内の%は、評価基準の1と2の合

計。

同年度同時期の大阪短期大学に開講されてい

た担当授業科目については省略。

平成 17(2005)年 4月~7月

・アンケート評価項目「担当教員に対する評価」

のうち、「話し方がわかりやすかったか」、「授

業の進め方にまとまりがあったか」、「授業準

備・教材の工夫」、「熱意」、「私語対応」につい

て。

・評価基準:思う(2)、やや思う(1)、普通

(0)、あまり思わない(-1)、思わない(-

2)のポイントで計算。

・以下、この方式で計算。

「西洋史の探究」「比較文化論」「世界の宗教と

文化(キリスト教)」「歴史地理学概論」

全科目平均=1.2

平成 17(2005)年 9月~平成 18(2006)年 1月

「西洋史概論」「近代史の探究」「世界の宗教と

文化(イスラム教)」「教育史」

全科目平均=1.5

平成 18(2006)年 4月~7月

「西洋史の探究」「比較文化論」「世界の宗教と

文化(キリスト教)」「歴史地理学概論」

全科目平均=1.2

平成 18(2006)年 9月~平成 19(2007)年 1月

「西洋史概論」「近代史の探究」「世界の宗教と

文化(イスラム教)」「教育史」

全科目平均=1.0

平成 19(2007)年 4月~7月

「西洋史の探究」「比較文化論」「世界の宗教と

文化(キリスト教)」「歴史地理学概論」

全科目平均=1.0

平成 19(2007)年 9月~平成 20(2008)年 1月

「西洋史概論」「近代史の探究」「世界の宗教と

文化(イスラム教)」「教育史」

全科目平均=0.9

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平成

20(2008)

年 10月

平成

21(2009)

6月

平成

21(2009)

12月

平成

22(2010)

8月

平成

23(2011)

年 2月

平成

23(2011)

12月

平成

24(2012)

1月

平成 20(2008)年 4月~7月

「西洋史の探究」「比較文化論」「世界の宗教と

文化(キリスト教)」「歴史地理学概論」

全科目平均=1.4

平成 20(2008)年 9月~平成 21(2009)年 1月

「西洋史概論」「近代史の探究」「世界の宗教と

文化(イスラム教)」「教育史」

全科目平均=0.9

平成 21(2009)年 4月~7月

「西洋史の探究」「比較文化論」「世界の宗教と

文化(キリスト教)」「歴史地理学概論」

全科目平均=1.1

平成 21(2009)年 9月~平成 22(2010)年 1月

「西洋史概論」「近代史の探究」「世界の宗教と

文化(イスラム教)」「教育史」

全科目平均=1.6

アンケート形式変更のため、Q19「総合的に見

て、この授業を受けて良かったと思いますか」

で算定。評価基準は、思う(2)、やや思う(1)、

あまり思わない(-1)、思わない(-2)。

平成 22(2010)年 4月~7月

「西洋史の探究」「比較文化論」「世界の宗教と

文化(キリスト教)」「歴史地理学概論」

全科目平均=1.4

アンケート形式変更:Q19「総合的に見て、こ

の授業を受けて良かったと思いますか」で算

定。評価基準は、思う(4)、やや思う(3)、あ

まり思わない(2)、思わない(1)。

平成 22(2010)年 9月~平成 23(2011)年 1月

「西洋史概論」「近代史の探究」「世界の宗教と

文化(イスラム教)」「教育史」

全科目平均=3.3

アンケート形式変更:Q19「総合的に見て、こ

の授業を受けて良かったと思いますか」で算

定。%表示。「思う」+「やや思う」の合計。

平成 23(2011)年 9月~平成 24(2012)年 3月

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平成

24(2012)

6月~9月

平成

24(2012)

12月

~平成

25(2013)

年 3月

平成

25(2013)

7月~9月

「西洋史概論」=79%

「近代史の探究」=80%

「世界の宗教と文化(イスラム教)」=75%

「教育史」=77%

「社会科教育法Ⅱ」=100%

Q19「総合的に見て、この授業を受けて良かっ

たと思いますか」で算定。%表示。「思う」+

「やや思う」の合計。

平成 24(2012)年 4月~平成 24(2012)年 9月

「西洋史の探究」=92%

「比較文化論」=70%

「世界の宗教と文化(キリスト教)」=100%

「歴史地理学概論」=100%

「西洋史概論」=93%

「近代史の探究」=89%

「世界の宗教と文化(イスラム教)」=89%

「教育史」=85%

Q19「総合的に見て、この授業を受けて良かっ

たと思いますか」で算定。%表示。「思う」+

「やや思う」の合計。

平成 25(2013)年 4月~平成 25(2013)年 9月

「西洋史の探究」=76%

「比較文化論」=73%

「世界の宗教と文化(キリスト教)」=70%

「歴史地理学概論」=100%

平成 26

(2014)年

4月 1日~

9月 31日

Q19「総合的に見て、この授業を受けて良かっ

たと思いますか」で算定。%表示。「思う」+

「やや思う」の合計。

〇「西洋史の探究」(春学期)…81%

〇「歴史地理学概論」(春学期)…100%

〇「世界の宗教と文化(キリスト教)」(春学

期)…79.5%

〇「比較文化論」(春学期)…80%

〇「人間学基礎演習Ⅰ」(春学期)…100%

平成

26(2014)

Q19「総合的に見て、この授業を受けて良かっ

たと思いますか」で算定。%表示。「思う」+

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年度秋学

「やや思う」の合計。

「西洋史概論」=83%

「近代史の探究」=77%

「世界の宗教と文化(イスラム教)」=100%

「教育史」=96%

「教育史(初等)」=95%

「人間学基礎演習Ⅱ」=100%

平成 27

(2015)年

度春学期

Q19「総合的に見て、この授業を受けて良かっ

たと思いますか」で算定。%表示。「思う」+

「やや思う」の合計。

〇「人間学入門」=78%

〇「西洋史の探究」=84%

〇「歴史地理学入門」=100%

〇「ゼミ 1」=100%

〇「人間学基礎演習Ⅰ」=67%

〇「人間学演習Ⅰ」=100%

平成 29

(2017)年

平成 30

(2018)年

「Q12.授業を受け終えて、あなたはこの授

業に満足していますか」・・・「満足」、「まあ満

足」の合計。

<春学期>

西洋史の探究=100%

歴史地理学概論=86%

世界の宗教と文化(キリスト教)=85%

心性の歴史=100%

基礎ゼミ演習Ⅰ=100%

人間学演習Ⅰ=50%

<秋学期>

近代史の探究=91%

教育史(初等)=95%

基礎ゼミ演習Ⅱ=100%

人間学演習Ⅱ=71%

「Q12.授業を受け終えて、あなたはこの授

業に満足していますか」・・・「満足」、「まあ満

足」の合計。

<春学期>

西洋史の探究=89%

歴史地理学概論=100%

宗教と文化=93%

心性の歴史=82%

Page 12: 教 育 研 究 業 績 書のレジュメ発表とディスカション・質疑応答を 行った。 〇「人間学演習Ⅰ」・・・卒論作成に向けてレジ ュメ発表とディスカション・質疑応答を行っ

基礎ゼミ演習Ⅰ=100%

ゼミ演習Ⅰ=100%

<秋学期>

近代史の探究=98%

教育史(初等)=93%

教育史=100%

基礎ゼミ演習Ⅱ=100%

ゼミ演習Ⅱ=100%

4 実務の経験を有する者についての特記事項

平成

16(2004

年)

~平成 24

年(2012)

「アセンブリ・アワー」担当、アドバイザ。新

入生導入宿泊研修、引率

5 その他

平成

16(2004)

年 5月

平成

18(2006)

年 4月

平成

19(2007)

年 9月~平

22(2010)

年 3月

平成

19(2007)

年 12月

平成

21(2009)

JT生命誌研究館の外部講師セミナー講演。5月

14 日、JT 生命誌研究館「西洋近世における驚

異・自然・科学―魔女裁判の視角から」

NHK 新日曜美術館「魔女―ゴヤが見た闇の世

界」(4 月 30 日放送,NHK 教育テレビ)にお

けるゴヤの魔女の絵の歴史的背景の説明。取材

出演。

国立民族学博物館共同研究員。研究代表、白川

千尋(国立民族学博物館准教授)。共同研究「知

識と行為の相互関係からみる呪術的諸実践」

公開講座「怪異学セミナー―怪異学の愉しみ」

(園田学園女子大学)

演題「西欧近世における魔女と<怪異>」

公開講座「怪異学セミナー―怪異学の可能性」

(園田学園女子大学)

Page 13: 教 育 研 究 業 績 書のレジュメ発表とディスカション・質疑応答を 行った。 〇「人間学演習Ⅰ」・・・卒論作成に向けてレジ ュメ発表とディスカション・質疑応答を行っ

年 2月

平成

21(2009)

年 12月

平成

22(2010)

6月

平成

23(2011)

8月

平成

24(2012)

4月~現在

に至る

平成 25

(2013)年

2月

平成

25(2013)

年 4月

~現在に

至る

平成

25(2013)

11月

平成

26(2014)

年 7月

演題「西欧中・近世における驚異(怪異)」

公開講演「考古学クラブ・就実大学史学会共催

講演会」(就実大学)

演題「西欧近世における魔女狩り」

TBSテレビ『スパモク!!教科書にのせた

い!」』(6 月 24 放送)に取材出演。「動物裁判」

についての解説。

国立民族学博物館特別講師。研究代表、山中由

里子(国立民族学博物館准教授)。共同研究「驚

異譚にみる文化交流の諸相-中東・ヨーロッパ

を中心に」

国立民族学博物館共同研究員。研究代表、山中

由里子(国立民族学博物館准教授)。共同研究

「驚異譚にみる文化交流の諸相-中東・ヨーロ

ッパを中心に」

西宮市 生涯学習大学「宮水学園」

題目「「怪異」の歴史学 西洋:西欧近世社会

と増殖する怪異/驚異」

人間文化研究機構(国立民族学博物館)連携研

究員。研究課題「驚異と怪異の表象―比較研究

の試み」

公開講演「ヨーロッパにおける魔女と魔術 −

魔女の図像学」(東北学院大学ヨーロッパ文化

総合研究所公開講演会)

京都人類学研究会 7 月季節例会 シンポジウム

「呪術的実践=知の現代的諸相-科学/医療

/宗教/その他の実践=知との並存状況から」

(京都大学人文科学研究所)

発表題目「「呪術的実践= 知の歴史的諸相: 西

欧近世における魔女信仰の視角から」

Page 14: 教 育 研 究 業 績 書のレジュメ発表とディスカション・質疑応答を 行った。 〇「人間学演習Ⅰ」・・・卒論作成に向けてレジ ュメ発表とディスカション・質疑応答を行っ

平成

26(2014)

年 10月

平成

26(2014)

年 10月

~現在に

至る

平成

27(2015)

年 2月

平成

27(2015)

年 2月

平成

27(2015)

年 4月

平成

27(2015)

年 7月

平成

27(2015)

年 7月

平成

27(2015)

年 8月

平成

28(2016)

年 5月

平成 29

(2017)年

3月

平成 29

研究フォーラム「驚異と怪異:想像界の比較研

究に向けて」(国立民族学博物館)

発表題目「西洋中世・近世における驚異」

国立民族学博物館共同研究員。研究代表、川田

牧人(成城大学教授)。共同研究「呪術的実践

=知の現代的位相――他の諸実践=知との関

係性に着目して」

NHKエンタープライズへの取材協力

BSプレミアム「判事マツケン 一刀両断!?

天才たちの破天荒人生」(2月 28日(土)放送)

栄中日文化センター講座(栄中日文化センタ

ー)講義題目「魔女狩りから読み解く魔女の真

実」

「魔女の秘密展」記念講演(毎日新聞社、朝日

放送、東映主催。大阪文化館)演題「魔女は本

当に存在したか―魔女狩りにみる近世ヨーロ

ッパの闇」

朝日新聞(7月 12日朝刊)「文化の扉-はじめ

ての魔女」取材協力。

「はびきの市民大学」講座「人間と歴史」講義

題目「魔女狩りの歴史からみるヨーロッパ文

化」

太成学院大学オープンカレッジ(太成学院大

学)講義題目「鬱(うつ)から見る西洋史」

小シンポジウム「魔女研究の新潮流―メディ

ア、領域侵犯、グローバル・ヒストリー——」、

パネラー「表象としての魔女」、第 66 回日本

西洋史学会大会(慶應義塾大学)

栄中日文化センター講座(栄中日文化センタ

ー)講義題目「西洋キリスト教における悪魔」

太成学院大学オープンカレッジ(太成学院大

Page 15: 教 育 研 究 業 績 書のレジュメ発表とディスカション・質疑応答を 行った。 〇「人間学演習Ⅰ」・・・卒論作成に向けてレジ ュメ発表とディスカション・質疑応答を行っ

(2017)年

8月

平成 29

(2017)年

11月

平成 30

(2018)年

2・3月

平成 30

(2018)年

9月

学)講義題目「地獄と極楽の比較文化」

科研費公開シンポジウム「魔女とマス・メディ

ア―ヨーロッパ近世の他者のイメージをさぐ

る」(太成学院大学)

和泉市生涯学習センター市民講座「地獄・妖

怪・魔女―奇想の歴史学」、「西欧近世の驚異」

(2月)、「魔女のイメージ」(3月)担当。

早稲田大学ヨーロッパ中世・ルネサンス研究所

第 9回シンポジウム「ルネサンス期ヨーロッパ

における魔女表象と社会の変容」、「変容する

魔女表象―身体と感情をめぐって」担当。

職 務 上 の 実 績 に 関 す る 事 項

事項 年月日 概 要

1 資格,免許

平成

5(1993)年

3月

平成

7(1995)年

3月

中学校教諭一種免許状(社会)(平四中一め第

二五五一号)

高等学校教諭一種免許状(社会)(平四高一め

第二七七九号)

中学校教諭専修免許状(社会)(平六中専め第

一二七号)

高等学校教諭専修免許状(地理歴史)(平六高

専め第一五六号)

高等学校教諭専修免許状(公民)(平六高専め

第一五七号)

2 特許等

3 実務の経験を有する者についての特記事項 平成

22(2010)

年 5月~平

23(2011)

年 3月

資格支援主担

Page 16: 教 育 研 究 業 績 書のレジュメ発表とディスカション・質疑応答を 行った。 〇「人間学演習Ⅰ」・・・卒論作成に向けてレジ ュメ発表とディスカション・質疑応答を行っ

平成

23(2011)

年 4月~平

24(2012)

年 3月

平成

24(2012)

4 月~平成

25(2013)

年 3月

平成

25(2013 )

年 4月~平

26(2014)

年 3月

平成

26(2014)

年 4月~現

在に至る

資格就職支援主担

資格支援主担

人間学部資格支援主担

メディアセンター長

4 その他

平成

28(2016)

年 4月~現

在に至る

平成

29(2017)

年 4月~現

在に至る

平成

30(2018)

年 4月~現

在に至る

科研費・基盤研究 C・研究代表者「近世のヨー

ロッパとラテンアメリカにおける社会的周縁

者の創出とメディア」、平成 31(2019)年 3

月まで

科研費・基盤研究 C・研究分担者「(研究代表

者:大沼由布(同志社大学))ヨーロッパ中世

における博物学的知識の伝承-中東及び古

代・近世との関わり」、平成 34(2022)年 3

月まで

科研費・基盤研究 A・研究分担者「(研究代表

者:山中由里子(国立民族学博物館))超常認

識と自然観をめぐる比較心性史の構築」、平成

35(2023)年 3月まで

Page 17: 教 育 研 究 業 績 書のレジュメ発表とディスカション・質疑応答を 行った。 〇「人間学演習Ⅰ」・・・卒論作成に向けてレジ ュメ発表とディスカション・質疑応答を行っ

研 究 業 績 等 に 関 す る 事 項

著書,学術論文等の名称 単著・

共著の別

発行又は

発表の年月

発行所,発表

雑誌等

又は発表学会

等の名称

概 要

(著書)

1 東アジア恠異学会編『怪

異学の可能性』:論文集

共著 平成

21(2009)年 3

角川書店 第 4 章「西洋中世史研究と怪異学 ‐前

近代史の共通言語を目指して」(246-263

頁)を執筆。本書は、東アジア恠異学会の

研究論文集の二冊目である。

2 池上俊一編『原典:イタ

リア・ルネサンス人文主

義』:翻訳書

共著 平成

22(2010)年 1

名古屋大学出

版会

第 6 章「フラーヴィオ・ビオンド著『イ

タリア案内』(抄)」(271-314 頁、ラテ

ン語原典から日本語への翻訳)を翻訳担

当。本書はこれまで日本で見過ごされて

きたイタリア・ルネサンスの人文主義者

の諸著作の翻訳集である。

3 黒川正剛『図説魔女狩り』

単著

平成

23(2011)年

3月

河出書房新社

全 127頁。西洋中世末から近世にかけて

起こった魔女狩りの通史である。多くの

絵画・図版史料を使用しながら、魔女狩

りの歴史を説明したものである。

4 黒川正剛『魔女とメラン

コリー』

単著

平成

24(2012)年

3月

新評論

全 366頁。西洋近世に激化した魔女裁判

を医学思想と他者認識に関連づけ、裁判

激化と終息の過程が他者表象の変容過程

と軌を一にしていること、その基盤にメ

ランコリー概念の変容があったことを明

らかにした。魔女表象は西洋内部の他者

=貧民と外部の他者=インディオの他者

性をこの概念を通じて一身に具現するも

のであった。近世西洋人の他者の問題、

近代的世界観の誕生と魔女=他者表象の

関係を論じた。

5 白川千尋・川田牧人編

『呪術の人類学』

共著

平成

24(2012)年

3月

人文書院

担当部分:第 3章「呪術と現実(リアリティ)・

真実(トゥルース)・想像(イマジネイション)-西

欧近世の魔女言説から」(113-148頁)

国立民族学博物館共同研究「知識と行為

の相互関係からみる呪術的諸実践」の論

文集。西洋史の立場(西欧魔女裁判研究

の視点)から、人類学における呪術研究

Page 18: 教 育 研 究 業 績 書のレジュメ発表とディスカション・質疑応答を 行った。 〇「人間学演習Ⅰ」・・・卒論作成に向けてレジ ュメ発表とディスカション・質疑応答を行っ

6 黒川正剛

『魔女狩り―西欧の三つ

の近代化』

7 山中由里子編『<驚異

>の文化史-中東とヨー

ロッパを中心に』

8 池上俊一監修『原典

ルネサンス自然学

(上)』

翻訳書

9 西山克編『地獄への

招待』

10 黒川正剛『魔女・

怪物・天変地異 -近

単著

共著

単独訳

共著

単著

平成

26(2014)年

3月

平成

27(2015)年

10月

平成

29(2017)年

7月

平成

30(2018)年

3月

平成

30(2018)年

講談社

名古屋大学出

版会

名古屋大学

出版会

臨川書店

筑摩書房

の重要問題である「呪術とリアリティ」

について検討した。

講談社選書メチエ。260頁。魔女狩りの歴

史に人間研究・人間文化研究の立場から

アプローチしている。「視覚の特権化」

「科学的自然観の誕生」「他者・周縁者

の排除」の三つの近代化を軸に論を展開

している。

国立民族学博物館共同研究「驚異譚にみ

る文化交流の諸相-中東・ヨーロッパを

中心に-」の論文集。2 論文執筆。

①「ヨーロッパ中世の奇譚集」(113-127

頁)を執筆担当。章立て:「はじめに」「1

古代から中世へ——奇譚集の誕生」「2『皇

帝の閑暇』における奇譚」「3『アイルラ

ンド地誌』 における奇譚」「4 三大百科全

書と奇譚」「おわりに」

②「ヨーロッパ近世の驚異—— 怪物と魔

女」(348-362頁)を執筆担当。章立て:

「はじめに」「1ヨーロッパ近世における

驚異・怪物の増殖」「2驚異と自然」「3

魔女言説における驚異・奇跡・魔術と自

然」「おわりに」

アンブロワーズ・パレ『怪物と驚異

について』(330-416 頁)の全訳担

当。

「キリスト教の地獄観」(7-23頁)担当。

筑摩選書:256頁。西洋の歴史における魔

女・怪物・天変地異と好奇心の関係につ

Page 19: 教 育 研 究 業 績 書のレジュメ発表とディスカション・質疑応答を 行った。 〇「人間学演習Ⅰ」・・・卒論作成に向けてレジ ュメ発表とディスカション・質疑応答を行っ

代的精神はどこから生

まれたか』

11 川田牧人・白川千

尋・関一敏編『呪者の

肖像』

共著

8月

平成

31(2019)年

2月

臨川書店

いて論じたものである。

「西欧近世における「呪者の肖像」―高

等魔術師と魔女」(79-98頁)担当。

(学術論文)

1短期大学生の職業決定と

内定との関連性について

の一考察

共著 平成

17(2005)年 3

『太成学院大

学紀要』第 7

巻、27-37頁

太成学院大学所属の小高恵・糸田千鶴と

の共著論文。短大生指導の経験から、職

業決定において何が重要であるのかを調

査資料とデータ分析から明らかにした。

2近代初期イングランドに

おける魔女・驚異・幻覚:

W・パーキンズの悪魔学論

文(1608年)を手がかりに

単著

平成

17(2005)年 3

『太成学院大

学紀要』第 7

巻、13-25頁

近代初期イングランドの著名なプロテス

タント牧師ウィリアム・パーキンズの悪

魔学論文を解読することによって、当時

の人々の現実・想像認識の関係を解読し

ようとしたものである。

3「怪異」の歴史学につい

ての一考察

単著

平成

18(2006)年 3

『太成学院大

学紀要』第 8

巻、33-48 頁

「あやしい」「ふしぎ」という語義を持つ

「怪異」は、時代地域を問わず人間が経

験する事象であり、歴史学の重要テーマ

であると言える。本論文は「怪異の歴史

学研究」を遂行していくにあたり考える

べき問題について検討している。

4 16 世紀末イングランド

の魔女信仰における「真

実」-「使い魔」信仰にみ

る心性のありよう

単著

平成

19(2007)年 3

『太成学院大

学紀要』第 9

巻、15-30 頁

近世イングランドの魔女信仰における

「使い魔」信仰の真実性の問題を検討し

た論文であり、真実という評価が下され

る際の権力について論じている。

5 西欧近世における魔女・

供犠・エロス

単著

平成

20(2008)年 3

『太成学院大

学紀要』第 10

巻、63-77 頁

魔女裁判は、供犠の視角から人類学的・

宗教学的に考察されることがあるが、ル

ネ・ジラールの所論でも実証的にこの問

題を解明しているとは言い難い。魔女裁

判が供犠として捉えられるかどうかを、

16 世紀フランスの大知識人ジャン・ボダ

ンの著作を手がかりに実証的に検討し

た。

Page 20: 教 育 研 究 業 績 書のレジュメ発表とディスカション・質疑応答を 行った。 〇「人間学演習Ⅰ」・・・卒論作成に向けてレジ ュメ発表とディスカション・質疑応答を行っ

6 Witches and

Imagination in the Late

Middle Ages and Early

Modern Europe

単著

平成

21(2009)年 9

Soyang

Chungsesa

Yongu:

Journal of

Western

Medieval

History

(The Korean

Society for

Western

Medieval

History) 26,

pp.97-122

第7回 韓日西洋中世史研究集会 The

Seventh Korean-Japanese Symposium

on Medieval History of Europe (高麗大

学校)における研究発表論文。西洋中世

末と近世における「魔女と想像」に関す

る史料を解読し、比較検討したものであ

る。

7 「呪術的実践= 知の歴史

的諸相-西欧近世における魔

女信仰の視角から」

8 「表象としての魔女―図像

と生成されるリアリティ」

単著

単著

平成

28(2016)年 3

平成

29(2017)年

12月

『コンタクト・

ゾーン』(京都

大学人文科学研

究所、京都大学

大学院人間・環

境学研究科)第

7号.

『思想』(岩波

書店)、1125号、

6-29頁.

京都大学レポジトリ、WEB公開。

京都人類学研究会 7月季節例会(2014年

7月、京都大学人文科学研究所)における

シンポジウム「呪術的実践=知の現代的諸

相: 科学/医療/宗教/その他の実践=

知との並存状況から」参照。

特集「魔女研究の新潮流」

(その他)

1 (書評)宮松浩憲著『金持

ちの誕生:中世ヨーロッパ

の人と心性』刀水書房、

2004年

単著

平成

17(2005)年 6

『 歴 史 学 研

究』(歴史学研

究会)、第 797

号、74-76頁

中世ヨーロッパ世界において、「金持ち」

がそれ自体の階層としてどのような経緯

と背景のもとに出現してきたのかを、言

語学的研究と社会史的研究から解明しよ

うとした書物である。歴史学研究会の要

請で書評を執筆した。

2 (小論)「連載③怪談

考 古 学アルケオロジー

骨の巻 西洋

単著

平成

18(2006)年 1

『幽』(メデ

ィアファクト

リー)、Vol.4、

西洋中世の「骨」にまつわる怪異譚を、

『黄金伝説』等の聖人伝から解読してい

る。

Page 21: 教 育 研 究 業 績 書のレジュメ発表とディスカション・質疑応答を 行った。 〇「人間学演習Ⅰ」・・・卒論作成に向けてレジ ュメ発表とディスカション・質疑応答を行っ

編」

352-357頁

3 (学会口頭発表)近世イ

ングランドにおける悪魔

と幻覚の関係について

個人発表

平成

18(2006)年 9

日本宗教学会

学術大会(関

西大学)

宗教上の幻覚体験について、近世イング

ランドの悪魔・魔女信仰を題材にして検

討した。史料に現れる幻覚と神と悪魔の

相関関係を検討することにより、合理主

義的懐疑思考に関わる近代的思考の芽生

えについて明らかにした。

4 (学会発表要旨)近世イ

ングランドにおける悪魔

と幻覚の関係について

単著

平成

19(2007)年 3

『宗教研究』

(日本宗教学

会)、第 347 号

319-320 頁

上記 3 の発表要旨

5 (書評)Callum

G.Brown,Post-modernism

for Historians, Harlow,

2005

単著

平成

19(2007)年 3

『太成学院大

学紀要』第 9

巻、251-260

日本語訳『歴史家のためのポストモダニ

ズム』。歴史学におけるポストモダン思想

の問題を論じた書で、大学生向けのテキ

ストとして著されたものである。

6 (事典項目)島薗進ほ

か編『宗教学文献事典』

共著

平成

19(2007)年

12月

弘文堂

担当項目「バーストウ著、『魔女狩りとい

う狂気』」298 頁。本事典は、宗教学を学

ぶにあたっての読書案内書であり、全 849

文献が紹介されている。翻訳書の訳者と

して解説・執筆を担当した。

7 (学会口頭発表) 西欧近

世における魔女・供犠・エ

ロス

個人発表

平成

19(2007)年 9

日本宗教学会

学術大会(立

正大学)

項目「学術論文 5」参照

8 (学会発表要旨)西欧近

世における魔女・供犠・エ

ロス

単著

平成

20(2008)年

3月

『宗教研究』

(日本宗教学

会)、第 355

号 187-188

上記 7 の発表要旨

9 (学会口頭発表)迷信・

呪術・魔術 -西欧近世の

魔女言説から

個人発表

平成

21(2009)年 9

日本宗教学会

学術大会(京

都大学)

宗教学・民俗学において迷信あるいは俗

信として訳されてきた superstition が西

欧世界でどのように解釈されてきたのか

を呪術・魔術との関連性から検討したも

のである。

Page 22: 教 育 研 究 業 績 書のレジュメ発表とディスカション・質疑応答を 行った。 〇「人間学演習Ⅰ」・・・卒論作成に向けてレジ ュメ発表とディスカション・質疑応答を行っ

10 (学会発表要旨)迷信・

呪術・魔術 -西欧近世の

魔女言説から

11(学会口頭発表)Witches

and Imagination in the

Late Middle Ages and

Early Modern Europe

12(学会口頭発表)聖女/魔

女考 -西欧中・近世の魔

女言説から

13(調査報告)太成学院大学

における資格取得対策の現状

と課題―2010年度経営学部・

人間学部卒業生対象アンケー

トから

単著

個人発表

個人発表

単著

平成 22

(2010)年 3

平成 22

(2010)年 5月

平成

23(2011)年 9

平成

24(2012)年 3

『宗教研究』

(日本宗教学

会)、第 363

号、434-435

第7回 韓日

西洋中世史研

究集会 The

Seventh Kore

an- Japanes

e Symposium

on Medieval

History of Eu

rope (高麗大

学校)

日本宗教学会

学術大会(関

西学院大学)

『宗教研究』

(日本宗教学

会)、第 371

号、2011 年 3

月、

pp.284-285

『太成学院大

学紀要』第 14

巻(通号 31

号)、227-239

上記 9 の発表要旨

学術論文 6 を参照

西洋中・近世社会の女性イメージは聖女

と魔女の両極に分かれる。その理由と内

実を中世末の文献史料と近世初期の図像

史料を解読することを通して検討した。

学生アンケートにもとづいた報告書。

14(学会口頭発表)魔女とバロ

ック

個人発表

平成 24(2012)

年 9月

日本宗教学会第

71 回学術大会

(皇學館大学)

『宗教研究』

(日本宗教学

会)、第 375

号、2013 年 3

月 、

pp.164-165

魔女裁判が激化した 16世紀後半から 17世紀の

時代はバロック時代でもある。本発表は従来の

研究では無関係のものとして看過されてきた

魔女とバロックの関連性を明らかにしようと

したものである。カトリック=イエズス会の影

響下に進められた反宗教改革とバロックの関

係をふまえたうえで、17世紀初めにイエズス会

系フランス人裁判官によって著された史料を

解読し、魔女とバロックの関連性を明らかにし

た。

Page 23: 教 育 研 究 業 績 書のレジュメ発表とディスカション・質疑応答を 行った。 〇「人間学演習Ⅰ」・・・卒論作成に向けてレジ ュメ発表とディスカション・質疑応答を行っ

15(調査報告) 太成学院大学

における資格取得対策の現状

と課題―2010 年度経営学部・

人間学部卒業生対象アンケー

トから

16(学会口頭発表)魔女と驚異

と好奇心

17(書評)森田安一著『木版

画を読む : 占星術・「死の舞

踏」そして宗教改革』

18 『「魔女」の世界史』

19 (学会口頭発表) 魔女と

メディア―西洋近世キリスト

教社会の他者表象

20 「想像界の生物相―ハイ

ブリッドな悪魔」

21 (調査報告)「魔女とマ

ス・メディア―ヨーロッパ近

世の他者のイメージをさぐ

単著

個人発表

単著

監修

個人発表

単著

共著

平成 25(2013)

年 3月

平成 26(2014)

年 9月

平成 26(2014)

平成 27(2015)

年 12月

平成

29(2017)年 9

平成

29( 2017)年

11月

平成 30 年 3 月

27日 30(2018)

年 3月

『太成学院大

学紀要』第 15

巻 ( 通 号 32

号 )、211-218

日本宗教学会第

73 回学術大会

(同志社大学)

『宗教研究』88

巻別 冊、 2015

年、185-186頁

『西洋史学』

(日本西洋史

学会)252 号、

pp. 301-303

『別冊宝島』

宝島社

日本宗教学会

第 76 回学術

大会(東京大

学)

『月刊みんぱ

く』(国立民族

学博物館)、11

月号、14-15頁

『太成学院大学

紀要』、第 20

巻(通号 37号)、

学生アンケートにもとづいた報告書。

西洋中・近世における魔女信仰と驚異概念にお

ける「好奇心」のはらむ問題について検討した

もの。

日本西洋史学会の依頼により、書評。

全 111頁。

科研費研究の一部。

「想像界の生物相」シリーズ。

科研費公開シンポジウムの報告。

Page 24: 教 育 研 究 業 績 書のレジュメ発表とディスカション・質疑応答を 行った。 〇「人間学演習Ⅰ」・・・卒論作成に向けてレジ ュメ発表とディスカション・質疑応答を行っ

る」

22 (学会口頭発表) 西洋近

世のメディアにおける魔女と

社会的周縁者

個人発表

平成

30(2018)年 9

225-235頁

日本宗教学会第

77 回学術大会

(大谷大学)

科研費研究の一部。