国 語 2 · 1 2 6,会話・議論・発表 ①相手や場面に応じた会 話...

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各教科シラバス 授業教科 国 語 授業科目 国語表現 単位数 履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択 1 教科・科目の目標 国語を適切に表現し,伝え合う力を育成する。 思考力や想像力を伸ばし,書く能力を育成する。 語彙力を磨き,文章を的確に理解する能力を育成する。 言語文化に対する関心を深め,国語を尊重する態度を育てる。 言語感覚を磨き、進んで表現することによって、国語力の向上や社会生活の充実を図る態度を育て る。 2 学習内容と学習方法 ①学習内容 書いて伝える 小論文・レポート入門 自己 PR と面接 メディアを駆使する 声とコミュニケーション 会話・議論・発表 ②学習方法 目的や場に応じて、言葉遣いや文体など表現を工夫し、文章を効果的に書く練習をする。 話題や題材に応じて情報を収集し、分析した上で自分の考えをまとめ、文章にする。 自己の長所やこれまでの活動等を見つめ、自身の将来像を明確にし、他者に効果的に伝える練習 をする。 既存のメディアにおける様々な形態や表現方法について学び、手紙や電話、メールを使用する際 のマナーを修得する。 国語における言葉の成り立ち,表現の特色及び言語の役割などについて、名作の音読を通して理 解を深める。 公的な場における相手や場面に応じた会話の仕方や、プレゼンテーションの工夫。 3 大学受験について 大学入試は、現在大きな転換期にあります。小論文だけでなく、論理的な思考、自身の考えをはっき りと述べる力、他者の考えや思想を読み取り、理解する力の育成が重要になってきます。国語表現の授 業では、読む、書く、話す、といった力を、様々なアプローチで伸ばしていくことを目指します。 4 評価の方法 ①授業に対する関心・意欲があるか。 ②自分の考えを文章で論理的に、また感性豊かに表現することが出来るか。 自分の意見をしっかりと離すことが出来、他者の意見を真摯に聞くことが出来るか。 ④教科書や課題文を正確に音読し、更に読解することが出来るか。 ⑤上記の点を踏まえた上で、定期考査、提出物、課題(創作作品等)を含め、総合的に評価を行う。 教科書 国語表現(大修館書店) 副教材 国語表現 基礎練習ノート(大修館書店) その他 マンガで読む小論文頻出テーマ現代まるわかり Book(第一学習社)

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各教科シラバス

授業教科 国 語 授業科目 国語表現 単位数 2

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標 ① 国語を適切に表現し,伝え合う力を育成する。 ② 思考力や想像力を伸ばし,書く能力を育成する。 ③ 語彙力を磨き,文章を的確に理解する能力を育成する。 ④ 言語文化に対する関心を深め,国語を尊重する態度を育てる。 ⑤ 言語感覚を磨き、進んで表現することによって、国語力の向上や社会生活の充実を図る態度を育て

る。 2 学習内容と学習方法

①学習内容 ① 書いて伝える

② 小論文・レポート入門

③ 自己 PR と面接

④ メディアを駆使する

⑤ 声とコミュニケーション

⑥ 会話・議論・発表

②学習方法 ① 目的や場に応じて、言葉遣いや文体など表現を工夫し、文章を効果的に書く練習をする。 ② 話題や題材に応じて情報を収集し、分析した上で自分の考えをまとめ、文章にする。 ③ 自己の長所やこれまでの活動等を見つめ、自身の将来像を明確にし、他者に効果的に伝える練習

をする。 ④ 既存のメディアにおける様々な形態や表現方法について学び、手紙や電話、メールを使用する際

のマナーを修得する。 ⑤ 国語における言葉の成り立ち,表現の特色及び言語の役割などについて、名作の音読を通して理

解を深める。 ⑥ 公的な場における相手や場面に応じた会話の仕方や、プレゼンテーションの工夫。

3 大学受験について 大学入試は、現在大きな転換期にあります。小論文だけでなく、論理的な思考、自身の考えをはっきりと述べる力、他者の考えや思想を読み取り、理解する力の育成が重要になってきます。国語表現の授業では、読む、書く、話す、といった力を、様々なアプローチで伸ばしていくことを目指します。 4 評価の方法 ①授業に対する関心・意欲があるか。 ②自分の考えを文章で論理的に、また感性豊かに表現することが出来るか。 ③ 自分の意見をしっかりと離すことが出来、他者の意見を真摯に聞くことが出来るか。 ④教科書や課題文を正確に音読し、更に読解することが出来るか。 ⑤上記の点を踏まえた上で、定期考査、提出物、課題(創作作品等)を含め、総合的に評価を行う。

教科書 国語表現(大修館書店)

副教材 国語表現 基礎練習ノート(大修館書店)

その他 マンガで読む小論文頻出テーマ現代まるわかり Book(第一学習社)

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学 習 計 画 3年 共通 文 理 国語表現

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4

1,書いて伝える

①整った文を書く

②わかりやすい文を書く

③)文のつなぎ方

④絵や写真を見て書く

2,小論文・レポート入

①小論文とは何か

②反論を想定して書く

③資料を読み取って書く

④発想を広げて書く

⑤レポートを書く

⑥小論文を書くために

◎表記・係り受け

◎文の構造理解

◎悪文の添削・修正

◎小論文の書き方入門

◎小論文を書く

◎他人の小論文を添削する

関心・意欲・態度

読む力、知識・理解

書く力

関心・意欲・態度

書く力、意欲・態度

関心・意欲・態度

読む力、知識・理解

書く力

9 10 11 12

3,自己PRと面接

①)自分を見つめて

②将来の自分を考えよう

③志望動機をまとめよう

④面接にチャレンジ

4,メディアを駆使する ①通信文を書き分ける ②ネット社会とコミュニ

ケーション ③メディアと情報

5, 声とコミュニケーシ

ョン

①リーダーズシアターを

聞こう

◎ライフチャートを作成する

◎長所と短所を見つめる

◎将来の夢を文章にまとめる

◎志望動機をまとめる

◎模擬面接

◎メール、SNS のマナー

◎電話を使いこなす

◎ある出来事が、各新聞、インターネ

ットでどのように報道されているか、

読み比べる

◎日本の名作の文章を読み味わい、場

面に応じて声色を変えるなど、工夫す

◎朗読劇を楽しむ

関心・意欲・態度

書く力、知識・理解

関心・意欲・態度

話す力

関心・意欲・態度

意欲・態度

読む力、知識・理解

書く力

関心・意欲・態度

読む力・話す力

6,会話・議論・発表 ①相手や場面に応じた会

*敬語の分類と使い分け

◎相手や場面に応じた会話を研究する

◎プレゼンテーション

◎敬語と場面に応じた言葉遣い

を学ぶ

関心・意欲・態度

読む力、知識・理解

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授業教科 国 語 授業科目 現代文B 単位数 3

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

・構成、展開、要旨などを的確にとらえ、その論理性を評価する。 ・書き手の意図や人物、情景、心情の描写などを的確にとらえ、表現を味わう。 ・批評することを通して、人間、社会、自然などについて自分の考えを深めたり発展させたりする。 ・語句の意味、用法を的確に理解し、語彙を豊かにするとともに、文体や修辞などの表現上の特色をとらえ、自分

の表現や推敲に役立てる。 ・目的や課題に応じて、収集した様々な情報を分析、整理して資料を作成し、自分の考えを効果的に表現す

る。

2 学習内容と学習方法

①学習内容 ・評論や小説の読み方に習熟する。 ・作品の背景にある、時代と日本文化の問題について考察するとともに、理解を深める。 ・比喩表現に注意し、作者の表現力の豊かさを味わう。また、さまざまな解釈の可能性を検討する。 ・近代小説や随想を読み味わうことにより、小説の多様な表現形式に触れる。 ②学習方法 ・教科書を中心に、様々な教材を使用する。 ・目的や場に応じて、効果的に話したり的確に聞き取ったりする。 ・グループ学習や、意見交換の場に応じて、他者の考えを理解するとともに自分の意見を主張する。

3 大学受験について 国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要で、国語は必修科目です。試験は200点満点で 実施され、現代文分野100点(評論50・小説50)古典分野100点(古文50・漢文50)とい う配点です。 また、国立大学の文系学部(文学部・法学部・経済学部・商学部など)や一部の理系学部では、個別学力試験(2次試験)に国語が課されています。記述式であるため、相応の力が求められます。私立大学の文系学部ではほとんどの場合国語が必要です。

4 評価の方法

・学期ごとの定期考査による点数化をする。 ・ノートやプリント等の授業内での課題を仕上げ提出することで、平常点とする。また、その中には授業に取り組む

姿勢も含まれる。 ・長期休暇時に宿題として出される課題を、内容の出来により評価し、提出物点とする。

教科書 『新現代文B』(東京書籍)現B-321

副教材 副読本 凡例【便】クリアカラー国語便覧

その他

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学 習 計 画 3 年 共通 文 理 現代文B

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4 5 6 7

・オリエンテーション ・評論1「最初のペンギン」 「豊かさと生物多様性」 ・言語活動1 【意見文を書く】 ・小説1「山月記」

「カンガルー日和」 ・言語活動2 【志望理由やテーマ別小論文に向けた取り組み】

・授業ガイダンス(評価方法・教材等) ・評論の読み方に習熟する。 ・生物に対する考察等を踏まえて、人間の有りようについて考察する。 ・校内弁論大会に向けての取り組み。 ・小説の読み方に習熟する。 ・人間の複雑な心理について認識を深める。 ・小論文学習で与えられたテーマについて、考えを明確にする方法を学ぶ。

関心・意欲・態度・聞く力 関心・意欲・態度 読む力、知識・理解 関心・意欲・態度 書く力、話す・聞く力 関心・意欲・態度 読む力、知識・理解 関心・意欲・態度 書く力、知識・理解

9 10 11 12

随想1 「物語の外から」 「カフェの開店準備」

小説2

「鞄」 「葉桜と魔笛」 詩歌 詩(竹・永訣の朝・一日の長さ)・俳句(春雷)

・随想を読み味わい、感性を豊かにする。 ・評論と随想の違いについて理解し、様々な文体による表現方法について学ぶ。 ・小説の読み方に習熟する ・日本を代表する近代小説を読み味わうことにより、小説の多様な表現形式に触れる。 ・作品の背景にある時代と文化の状況について理解を深める。 ・詩・俳句という短詩型作品を読み味わって、その表現の特質を理解する

関心・意欲・態度 読む力、知識・理解 関心・意欲・態度 読む力、知識・理解 話す・聞く力 関心・意欲・態度 読む力、知識・理解

1 2

・言語活動3 【一行詩の作成】 評論2 「ホンモノのおカネの作り方」 「未来のありか」

・卒業に向けて一行詩を作成・展示することで、感謝の気持ちを表現する。 ・評論の読み方に習熟する ・文章を読んで、批評することを通し、人間、社会、自然などについて自分の考えを深め、発展させる。

話す・意欲・態度 関心・意欲・態度 読む力、知識・理解

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授業教科 国 語 授業科目 古典B 単位数 2

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

・国語総合、さらに 2 年時古典Bの学習成果をもとに、日本の伝統的な言語文化について認識を深め、その成果を開かれた感覚で世界に発信していくことのできる、高度に情報化した国際化の時代にふさわしい人材の育成を目指す。 ・古典を読み味わう楽しさを知り、人生を豊かにする。 ・古典を読み味わうための基本的な知識、言語事項の総合的な学習指導を目指す。 ・話すこと・聞くこと及び書く琴への言語活動を効果的に取り入れ、古典の世界を日常の言語生活に位置づける。 2 学習内容と学習方法

①学習内容 ・古典の文章に触れ、先人の知恵や考え方を学ぶとともに、現代の私たちにも共感し受け継いでいる思想を確認する。 ・国語総合・古典B(2 年時)で学んだ文法、句法・語法を確認する。 ・筆者の美意識や機知を読みとり、話しの展開を理解すると共に、登場人物の心情を読みとる。 ②学習方法 ・教科書を中心に、様々な教材を使用し文法的な学習を確認する。 ・目的や場に応じて、効果的に話したり的確に聞き取ったりする。 ・グループ学習や、意見交換の場に応じて、他者の考えを理解するとともに自分の意見を主張する。

3 大学受験について 国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要で、国語は必修科目です。試験は200点満点で 実施され、現代文分野100点(評論50・小説50)古典分野100点(古文50・漢文50)とい う配点です。 また、国立大学の文系学部(文学部・法学部・経済学部・商学部など)や一部の理系学部では、個別学力試験(2次試験)に国語が課されています。記述式であるため、相応の力が求められます。私立大学の文系学部ではほとんどの場合国語が必要です。

4 評価の方法

・学期ごとの定期考査による点数化をする。 ・ノートやプリント等の授業内での課題を仕上げ提出することで、平常点とする。また、その中には授業に取り組む

姿勢も含まれる。 ・長期休暇時に宿題として出される課題を、内容の出来により評価し、提出物点とする。

教科書 『精選古典B』改訂版(三省堂) 古 B 335

副教材 クリアカラー国語便覧

その他 これからの古典文法・明説漢文

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学 習 計 画 3年 共通 文 理 古典B

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4 5 6 7

・オリエンテーション ・古文編

随筆一「枕草子」 ・漢文編 史伝一 ・古文編 物語一「源氏物語」

・授業ガイダンス(評価方法・教材等) ・筆者の観察眼や完成の鋭さ、当時の知的な宮廷文化を生き生きと伝える文章の魅力を感じ取る。助動詞・係り結び ・歴史の書き記した文章を正確に読み解き、その内容を理解する。 ・文法や句法に着目し、それぞれの文章の文字性の豊かさを理解する。受身・比況 ・登場人物の心情を状況や行動にそくして読みとるとともに、『源氏物語』への理解を深め、興味関心を高める。敬語法

関心・意欲・態度・聞く力 関心・意欲・態度 読む力、知識・理解 関心・意欲・態度 読む力、書く力、 知識・理解 関心・意欲・態度 読む力、知識・理解

9 10 11 12

・古文編 物語二 ・漢文編 文章 ・古文編 評論 ・漢文編 漢詩二

・登場人物の心理を、状況や行動に即して丁寧にたどり理解する。歴史上の事実と物語の語られ方を知り、歴史物語の特徴を理解する。助動詞 ・作品の文章構成を把握し、疑問や反語の文章を的確に読解する。比較・再読文字 ・「おもて歌」についての考えを読み取る。秀歌についての主張を踏まえた上で、それぞれの和歌を鑑賞する。敬語法 ・長編の詩を読み通し、これまでの漢詩学習のまとめを行う。玄宗と楊貴妃の愛情が細やかに描かれている部分をおさえ、その表現を味わう。

関心・意欲・態度 読む力、知識・理解 関心・意欲・態度 読む力、書く力 知識・理解 関心・意欲・態度 読む力、知識・理解 関心・意欲・態度 読む力、書く力 知識・理解

1 2

・漢文編 漢詩二

・長編の詩を読み通し、これまでの漢詩学習のまとめを行う。玄宗と楊貴妃の愛情が細やかに描かれている部分をおさえ、その表現を味わう。

関心・意欲・態度 読む力、書く力 知識・理解

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授業教科 国 語 授業科目 実用国語 単位数 2

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

①漢字・語彙・文学史など国語の基礎学力を充実させることで、将来社会で活躍する際に有用な一般常識を身につけさせる。 ②語彙力を向上させ、国語に関する興味関心を育てることで、生涯にわたって読書を始めとするあらゆる国語の世界に親しむ態度を養う。 2 学習内容と学習方法

①学習内容 ・常用漢字および常用漢字以外の試験頻出漢字・語句の習得(故事成語・熟語・四字熟語・難読語・熟字訓) ・現代文(評論・小説・随筆)問題集 ・国語表現関連分野の演習(作文練習・敬語の種類と使い方・電話の対応・履歴書の書き方・手紙の書き方) ・日本文学史 ②学習方法 ・生徒の進路希望に合わせて、内容・難易度などを工夫する。 ・漢字・語句の力を身につけると同時に文学史や読解問題などの多様な演習を行う。 3 大学受験について 国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要で、国語は必修科目です。試験は200点満点で 実施され、現代文分野100点(評論50・小説50)古典分野100点(古文50・漢文50)とい う配点です。 また、国立大学の文系学部(文学部・法学部・経済学部・商学部など)や一部の理系学部では、個別学力試験(2次試験)に国語が課されています。記述式であるため、相応の力が求められます。私立大学の文系学部ではほとんどの場合国語が必要です。

4 評価の方法

・学期ごとに授業態度、試験、提出物、課題により評価をする。

教科書 「国語必携パーフェクト演習」三訂版(尚文出版)

副教材

その他

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学 習 計 画 3年 共通 文 理 実用国語

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4 5 6 7

・オリエンテーション 1, 第1編 演習1~10(P.4~P.23)

整理 1~3(P.24~P.29) 2, 第4編 演習1~7

(P.82~P.99)

表記の基礎/原稿用紙

の使い方/作文を書く

①「あなたの高校生活」

②「これからの心構え」

③「あなたのセールス

ポイント」

・授業ガイダンス(評価方法・教材等) ◎問題集だけでなく、必要に応じていろいろな実践問題を取り入れたプリントを作成し、総合的 な国語力を育成する。

関心・意欲・態度・聞く力 読む力、知識・理解

9 10 11 12

3,第2編 演習1~10(P.30~P.49)

整 理 1 ~ 3 ( P.50 ~

P.55)

4 , 第 4 編 演 習 8(P.100・P.101)

作文を書く ④「この学校(会社)

を志望した理由」 整理1(P.102・P.103)

5,第5編 演習 5・6(P.112~P.115) 履歴書の書き方/面接

試験を受ける

◎問題集だけでなく、必要に応じていろいろな実践問題を取り入 れたプリントを作成し、総合的 な国語力を育成する。

関心・意欲・態度 読む力、知識・理解 話す・聞く力

1 2

6,第3編 演習 1~10(P.56~P.75)

整理1~3(P.76~P.81) 7,第5編 演習 1~4(P.104~P.111)

敬語の使い方/手紙文

の書き方/電話の対応

付録 1~3(P116~P.120)

長文問題

文書・電子メールの 書き方

社会でよく耳にする ビジネス用語

◎問題集だけでなく、必要に応じ ていろいろな実践問題を取り入 れたプリントを作成し、総合的 な国語力を育成する。

関心・意欲・態度 読む力、知識・理解 話す・聞く力

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授業教科 地理歴史科 授業科目 日本史 B 単位数 2

履修学年 3年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

1.「地理歴史科」の目標 わが国及び世界の形成の歴史的過程と生活・文化の地域的特色についての理解と認識を深め、国際社会に主体

的に生きる民主的、平和的な国家・社会の一員として必要な自覚と資質を養う。 2.「日本史B」の目標

我が国の歴史の展開を、世界史的視野に立って総合的に理解させ、我が国の文化と伝統の特色につい ての認識を深めさせることによって、歴史的思考力を培い、国民としての自覚と国際社会に生きる日本人としての資質を養う。

2 学習内容と学習方法

①学習内容 第7章 幕藩体制の展開 幕政の安定 経済の発展 元禄文化 第8章 幕藩体制の動揺 幕政の改革 幕府の衰退 化政文化 第9章 近代国家の成立 開国と幕府の動揺 明治維新と富国強兵 立憲国家の成立と日清戦争 日露戦争と国際関係 近代産業の発展 近代文化の発展 第10章 近代日本とアジア 第一次世界大戦と日本 ワシントン体制 市民文化 恐慌の時代

軍部の台頭 第二次世界大戦 第11章 占領下の日本 占領と改革 冷戦の開始と講和 第12章 高度成長の時代 政治復興から高度経済成長へ 55 年体制 第13章 激動する世界と日本 経済大国への道 日本社会の動揺 演習とまとめ ②学習方法 我が国の歴史の展開について、世界史的視野に立って各時代の特色及び変遷を総合的に理解させ、我が国の文化と伝統についての認識を深めさせる。

3 大学受験について

・国公立大・・・センター試験では文系は地歴(日・世・地各AB)と公民(倫・政・現・倫政)のから各1科目、理系は9科目から1科目選択というのが一般的です。

・私立大学…文系の学科では学力試験が行われます。センター利用の大学も増えています。大学によって出題内容が異なるので必ず過去問をチェックして下さい。

4 評価の方法

定期考査・実力テスト・提出物・授業態度・その他をあわせた総合的評価を行う。

教科書 詳説 日本史 B(山川出版社)

副教材 詳説 日本史図録(山川出版社)

その他 なし

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学 習 計 画 2年 共通 文 理 日本史 B

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4 5 6 7

第3部 近世 第3部 近世 第4部 近代・現代 第4部 近代・現代

第7章 幕藩体制の展開 ・幕政の安定 ・経済の発展 ・元禄文化 第8章 幕藩体制の動揺 ・幕政の改革 ・幕府の衰退 ・化政文化 第9章 近代国家の成立 ・開国と幕府の動揺 ・明治維新と富国強兵 ・立憲国家の成立と日清戦争 ・日露戦争と国際関係

幕藩体制を維持・発展させるため、武断政治から文治政治への転換が行われたことを理解させる。江戸時代における流通などを理解させる。 幕藩体制の動揺は、まず領主財政の窮乏としてあらわれ、次いで百姓一揆と打ちこわしの頻発なって現れることを理解させる。欧米列強の日本接近が幕府体制の動揺に拍車をかけたことを理解させる。 幕府や諸藩の教育重視と庶民教育の普及によって教育水準が向上し、近代日本の基盤が形成されたことに気づかせる。欧米列強の東アジア進出を把握させ、日本の開国を世界的視点で理解させる。 帝国憲法の制定と意義を理解させるとともに、限界や問題点も考察させる。日清戦争を当時の国際情勢の中で理解させる。日露戦争後、日本の植民地政策がどのように推進されたかを理解させる。

9 10 11 12

第4部 近代・現代 第4部 近代・現代 第4部 近代・現代 第4部 近代・現代

・近代産業の発展 ・近代文化の発展 第10章 近代日本とアジア ・第一次世界大戦と日本・ワシントン体制 ・市民文化 ・恐慌の時代 ・軍部の台頭 ・第二次世界大戦 第11章 占領下の日本 ・占領と改革 ・冷戦の開始と講話 第12章 ・55 年体制

当時の時代思潮や資本主義の発達に伴う社会生活の変化と関係させながら、欧米文化と伝統文化のからみあいを文学・芸術を通して理解させる。世界大戦への日本の参戦の仕方を理解させる。 ワシントン体制におけるアメリカ外交の勝利と日本における協調外交の展開との関連性を理解させる。 日中戦争が中国への侵略戦争であったこと、また中国の民族的抵抗のために長期化したことを理解させる。世界大戦の勃発は日本国内でのファシズム化を推進させたことを理解させる。 朝鮮戦争の勃発が、米ソの対立の激化という国際情勢の変化と深い関わりがあったことを理解させる。

1 2

第4部 近代・現代 第4部 近代・現代

・政治復興から高度経済成長へ 第13章 激化する世界と日本 ・経済大国への道 ・日本社会の動揺 演習とまとめ

日本経済の高度経済成長による国際的地位の向上を背景として懸案の外交問題が一応の解決をみたことを理解させる。沖縄の祖国復帰までの経過を理解させる。 貿易黒字の拡大とバブル経済について理解させる。様々な問題を認識させる。

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各教科シラバス

授業教科 地理歴史科 授業科目 地理B 単位数 2

履修学年 3年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

1.「地理歴史科」の目標 わが国及び世界の形成の歴史的過程と生活・文化の地域的特色についての理解と認識を深め、国際社会に主体

的に生きる民主的、平和的な国家・社会の一員として必要な自覚と資質を養う。 2.「地理B」の目標

現代世界の地理的事象を系統地理的、地誌的に考察し、現代世界の地理的認識を養うとともに、地理的な見方や考え方を培い、国際社会に主体的に生きる日本人としての自覚と資質を養う。

2 学習内容と学習方法

①学習内容

第Ⅱ部 3章 人口、村落・都市 世界の人口 人口問題①② 集落の成り立ち 村落の形態と機能 都市の 機能と生活 世界の都市・居住問題①② 日本の都市・居住問題①② 4章 生活文化、民族・宗教 世界の衣食住 世界の民族・言語 世界の宗教 現代世界の国家 世界の民族・領土問題 共生に向けた取り組み/日本の領土をめぐる問題と外国人との共生

第Ⅲ部 1章 現代世界の地域区分 地域区分とは何か 2章 現代世界の諸地域 東アジア①~⑦ 東南アジア①~⑤ 南アジア①~④ 西アジアと中央ア ジア①~④ 北アフリカとサハラ以南のアフリカ①~④ ヨーロッパ①~⑥ ロシア①~③ アング ロアメリカ①~⑤ ラテンアメリカ①~④ オセアニア①~④ 3章 現代世界と日本 日本が抱える地理的な諸課題 ②学習方法

(1) 教科書を中心に、資料集、写真資料、映像資料なども活用して理解を深めさせる。 (2) 作業学習やグループ学習など生徒を授業に参加させる授業展開を工夫する。

3 大学受験について

・国公立大・・・センター試験では文系は地歴(日・世・地各AB)と公民(倫・政・現・倫政)のから各1科目、理系は9科目から1科目選択というのが一般的です。

・私立大学…文系の学科では学力試験が行われます。センター利用の大学も増えています。大学によって出題内容が異なるので必ず過去問をチェックして下さい。

4 評価の方法

定期考査・実力テスト・提出物・授業態度・その他をあわせた総合的評価を行う。

教科書 『新詳地理B』(帝国書院)、新詳高等地図(帝国書院)

副教材 『新詳地理Bノート』(帝国書院)、『新詳地理資料COMPLETE2019』(帝国書院)

その他 なし

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 地理B

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

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第Ⅱ部 現代世界の系統地理的考察 第Ⅲ部 現代世界の地誌的考察

3章 人口、村落・都市 4章 生活文化、民族・宗教 1章 現代世界の地域区分

・世界の人口について,世界人口の分布の特色や動態,人口構成や人口転換を考察する。 ・人口問題について,世界の人口問題を大観し,発展途上国,先進国,日本の人口問題の事例を考察する。 ・村落と都市について,村落・都市の立地や発達・機能や,日本の都市の特徴を考察する。 ・都市・居住問題について,世界の都市・居住問題を大観し,その要因と発生のしくみを,発展途上国,先進国,日本の事例で考察するとともに,都市・居住問題の解決には何が必要かを考察する。 ・生活文化について,衣食住を取りあげ,それらの分布や地域的差異と世界的な画一化について考察する。 ・民族と宗教について,民族と言語,世界の宗教の分布や特徴,生活との関わりについて考察する。 ・現代世界の国家について,国境と領域のきまりやさまざまな国家の分類について考察する。 ・民族・領土問題について,現代世界の民族・領土問題を大観し,日本の民族や領土,世界各地の民族の共生についての課題を考察する。 ・地域区分とは何かについて,地域の概念や地域区分の目的,意義を理解し,有用性に気づく。 ・地域区分のさまざまなスケールについて,大地域と小地域のスケールによる違いを理解し,有用性に気づく。 ・地誌の考察方法について,地誌的に考察する方法として,多様な事象を項目ごとに整理して考察する方法,特色ある事象と他の事象を有機的に関連づけて考察する方法,対照的又は類似的な性格の二つの地域を比較して考察する方法があることを理解する。

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2章 現代世界の諸地域

・東アジアについて,形式的な地域区分に基づき,地形と気候,中国の民族と人口,食生活と農業,工業化と経済発展,中国の動向と日本,朝鮮半島の成り立ち,韓国の産業,隣国との交流という多様な事象を項目ごとに整理して静態的に考察する。 ・東南アジアについて,形式的な地域区分に基づき,自然,歴史と文化・民族,農業と変化,ASEANと工業,ASEAN諸国の変化と諸課題という多様な事象を項目ごとに整理して静態的に考察する。 ・南アジアについて,形式的な地域区分に基づき,地形と気候,歩みとヒンドゥー教,インドの農業と農村,工業・IT産業という多様な事象を項目ごとに整理して静態的に考察する。 ・西アジアと中央アジアについて,乾燥帯が広がる自然環境に着目した地域区分に基づき,自然,イスラームの生活文化,交易と都市,資源と産業の面において,類似的な性格の二つの地域を比較して考察する。 ・北アフリカとサハラ以南のアフリカについて,中近東文化と中南アフリカ文化という文化に着目した地域区分に基づき,気候と植生,歴史的背景と文化,一次産品への依存,生活の変化と他地域との結びつきの面において,対照的な

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各教科シラバス

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性格の二つの地域を比較して考察する。 ・ヨーロッパについて,形式的な地域区分に基づき,気候と大地,ヨーロッパの成り立ち,域内の結びつき,農業と共通農業政策,移り変わる工業,これからのヨーロッパという多様な事象を項目ごとに整理して静態的に考察する。 ・ロシアについて,亜寒帯が広がる自然環境に着目した地域区分に基づき,歴史と社会の変化,変化した産業,極東ロシアと日本の結びつきという多様な事象を項目ごとに整理して静態的に考察する。

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3章 現代世界と日本

・アングロアメリカについて,ゲルマン文化という文化に着目した地域区分に基づき,自然環境,アメリカ合衆国の移民国家としての発展,人口と都市,農業,科学技術と産業,世界のなかのアメリカ合衆国,アメリカ合衆国との結びつきが強いカナダという多様な事象を項目ごとに整理して静態的に考察する。 ・ラテンアメリカについて,ローマン文化という文化に着目した地域区分に基づき,自然環境,文化,大土地所有制と農業の変化,工業化と生活の変化という特色ある事象と他の事象を有機的に関連づけて動態的に考察する, ・オセアニアについて,形式的な地域区分に基づき,一つの大陸と太平洋の島々,移民の歴史と多文化社会,強まるアジアとの結びつき,アジア諸国に輸出される農畜産物という特色ある事象と他の事象を有機的に関連づけて動態的に考察する。 ・現代世界における日本の特色について,多面的・多角的に考察し,日本が抱える地理的な諸課題を探究する活動を通して,その解決の方向性や将来の国土のあり方などについて展望する。

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授業教科 地理歴史科 授業科目 日本史探求 単位数 2

履修学年 3年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

1.「地理歴史科」の目標 わが国及び世界の形成の歴史的過程と生活・文化の地域的特色についての理解と認識を深め、国際社会に主体

的に生きる民主的、平和的な国家・社会の一員として必要な自覚と資質を養う。 2.「日本史探求」の目標

我が国の歴史の展開を、世界史的視野に立って総合的に理解させ、我が国の文化と伝統の特色についての認識を深めさせることによって、歴史的思考力を培い、国民としての自覚と国際社会に生きる日本人としての資質を養う。

2 学習内容と学習方法

①学習内容 第1章 開国と明治維新 開国と幕府の動揺 明治維新と富国強兵 第2章 立憲国家の成立 立憲国家の成立と日清戦争 日露戦争と国際関係 近代産業の発展

近代文化の発展 第3章 第一次世界大戦と日本 第一次世界大戦と日本 ワシントン体制 市民文化 第4章 昭和の恐慌と満州事変 恐慌の時代 軍部の台頭 第5章 第二次世界大戦と日本 第二次世界大戦 第6章 占領下の日本 占領と改革 冷戦の開始と講和 第7章 経済繁栄と保守長期政権 政治復興から高度経済成長へ 55 年体制 第8章 現代の世界と日本 経済大国への道 日本社会の動揺 演習とまとめ ②学習方法 我が国の歴史の展開について、世界史的視野に立って各時代の特色及び変遷を総合的に理解させ、我が国の文化と伝統についての認識を深めさせる。

3 大学受験について

・国公立大・・・センター試験では文系は地歴(日・世・地各AB)と公民(倫・政・現・倫政)のから各1科目、理系は9科目から1科目選択というのが一般的です。

・私立大学…文系の学科では学力試験が行われます。センター利用の大学も増えています。大学によって出題内容が異なるので必ず過去問をチェックして下さい。

4 評価の方法

定期考査・提出物・授業態度・その他をあわせた総合的評価を行う。

教科書 なし

副教材 詳説 日本史図録(山川出版社)

その他 なし

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学 習 計 画 3年 共通 文 理 日本史探求

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4 5 6 7

第1章 開国と明治維新 第2章 立憲国家の成立

・アジアの激変と日本の開国 ・江戸幕府の滅亡 ・明治維新 ・富国強兵 ・明治初期の外交 ・殖産興業と文明開化 ・自由民権運動 ・立憲制の成立 ・立憲政治の展開 ・日清・日露戦争

幕府や諸藩の教育重視と庶民教育の普及によって教育水準が向上し、近代日本の基盤が形成されたことに気づかせる。欧米列強の東アジア進出を把握させ、日本の開国を世界的視点で理解させる。 帝国憲法の制定と意義を理解させるとともに、限界や問題点も考察させる。日清戦争を当時の国際情勢の中で理解させる。日露戦争後、日本の植民地政策がどのように推進されたかを理解させる。

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第2章 立憲国家の成立 第3章 第一次世界大戦と日本 第4章 昭和の恐慌と満州事変 第5章 第二次世界大戦と日本 第6章 占領下の日本 第7章 経済繁栄と保守長期政権

・産業革命と社会の変容 ・明治の文化 ・政党政治の展開 ・ワシントン体制 ・経済・社会の変容 ・市民文化 ・恐慌の時代 ・政党内閣期の内政と外交 ・軍部の台頭 ・日中戦争 ・重化学工業と統制経済 ・第二次世界大戦と太平洋戦争 ・占領と改革 ・冷戦の開始と講和 ・55 年体制 ・高度経済成長の経済と社会

当時の時代思潮や資本主義の発達に伴う社会生活の変化と関係させながら、欧米文化と伝統文化のからみあいを文学・芸術を通して理解させる。世界大戦への日本の参戦の仕方を理解させる。 ワシントン体制におけるアメリカ外交の勝利と日本における協調外交の展開との関連性を理解させる。 日中戦争が中国への侵略戦争であったこと、また中国の民族的抵抗のために長期化したことを理解させる。世界大戦の勃発は日本国内でのファシズム化を推進させたことを理解させる。 朝鮮戦争の勃発が、米ソの対立の激化という国際情勢の変化と深い関わりがあったことを理解させる。 日本経済の高度経済成長による国際的地位の向上を背景として懸案の外交問題が一応の解決をみたことを理解させる。沖縄の祖国復帰までの経過を理解させる。

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第8章 現代の世界と日本

・冷戦終結と日本 ・日本社会の変容 演習とまとめ

貿易黒字の拡大とバブル経済について理解させる。様々な問題を認識させる。

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各教科シラバス

授業教科 地理歴史科 授業科目 郷土探求 単位数 2

履修学年 3年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

1.「地理歴史科」の目標 わが国及び世界の形成の歴史的過程と生活・文化の地域的特色についての理解と認識を深め、国際社会に主体

的に生きる民主的、平和的な国家・社会の一員として必要な自覚と資質を養う。 2.「郷土探求」の目標

沖縄の歴史の枠組みと流れを理解しすることによって、興味関心を高め、主体的に探求していく態度を身につけます。また、沖縄の社会が直面する諸課題について、歴史的観点から考察し、主体的な追求を通して認識を深めます。

2 学習内容と学習方法

①学習内容 第1章 先史時代と沖縄 沖縄人はどこからきたのか 貝塚は何を教えてくれるのか 第2章 琉球王国の時代 世界遺産となったグスクとは何か 琉球王国はどのようにして誕生したのか

三山統一と尚巴志 尚円と第二尚氏王統 琉球の交易範囲はどこまでひろがっていたのか 第3章 薩摩の侵略と琉球王国 薩摩なぜ琉球を侵略したのか 薩摩支配で琉球はどう変わったのか

近世琉球の産業と文化 第4章 琉球王国から沖縄県へ ペリーはなぜ琉球にやってきたのか

琉球王国はどのようにして沖縄県となったのか 沖縄の民権運動 第5章 15 年戦争と沖縄 沖縄戦はなぜおこったのか 第6章 米軍支配下の沖縄 沖縄の米軍基地はどのようにしてつくられたのか

米軍支配下で住民はどのような生活をしいられたのか 第7章 復帰後の沖縄 沖縄県民は日本復帰をどのように受けとめたのか 沖縄返還にともなう密約問題とは何か

復帰によって何がかわったのか 復帰後の基地問題 21 世紀の沖縄はどこへむかおうとしているのか まとめ ②学習方法 琉球・沖縄の歴史の展開について、世界史的視野に立って各時代の特色及び変遷を総合的に理解させ、郷土の文化と伝統についての認識を深めさせる。

3 大学受験について

・国公立大・・・センター試験では文系は地歴(日・世・地各AB)と公民(倫・政・現・倫政)のから各1科目、理系は9科目から1科目選択というのが一般的です。

・私立大学…文系の学科では学力試験が行われます。センター利用の大学も増えています。 4 評価の方法

定期考査・提出物・授業態度・その他をあわせた総合的評価を行う。

教科書 なし

副教材 なし

その他 なし

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 郷土探求

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4 5 6 7

第1章 先史時代の沖縄 第2章 琉球王国の時代 第3章 薩摩の侵略と琉球王国

・沖縄人はどこからきたのか ・貝塚は何を教えてくれるのか ・世界遺産となったグスクとは何か ・琉球王国はどのようにして誕生したのか ・三山統一と尚巴志 ・尚円と第二尚氏王統 ・琉球の交易範囲はどこまでひろがっていたのか ・薩摩はなぜ琉球を侵略したのか ・薩摩支配で琉球はどうかわったのか ・近世琉球の産業と文化

◯港川人が我々の祖先としての遺伝的形質を保持していたことを学びます。 ◯日本の縄文文化と沖縄の貝塚時代が関連していることを学ぶとともに、沖縄ではその後もこの時代が長く続くことを学びます。 ◯沖縄の生活が農耕社会になり、按司と呼ばれる首長が登場し政治勢力圏が形成されることを学びます。 ◯琉球王国が中国の中華思想の影響下に置かれていたことを学びます。 ◯尚巴志の人物像や三山の支配者たちの争いを中心に視聴覚教材を交えながら学習します。 ◯琉球王国の王が二系統であることを学びます。 ◯琉球人の活躍により中継貿易で王国が繁栄することを学びます。 ◯薩摩が琉球を攻撃した裏には、日本の統一を進めていた秀吉と家康が関わっていたことを学びます。 ◯薩摩支配により財政が苦しくなった琉球王国を立て直すことに尽力した人々を学びます。

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第4章 琉球王国から沖縄県へ 第5章 15 年戦争と沖縄 第6章 米軍支配下の沖縄 第7章 復帰後の沖縄

・ペリーはなぜ琉球にやってきたのか ・琉球王国はどのようにして沖縄県となったのか ・沖縄の民権運動 ・沖縄戦はなぜおこったのか ・沖縄の米軍基地はどのようにしてつくられたのか ・米軍支配下で住民はどのような生活しいられたのか ・沖縄県民は日本復帰をどのように受けとめたのか ・沖縄返還にともなう密約問題とは何か

◯欧米船の来航に対して、琉球が取った政策はどのような理由があったのかを学びます。 ◯江戸時代から明治時代へ移行する際に実施された廃藩置県が琉球王国においてはやや遅れて、琉球処分として断行されることを学びます。 ◯謝花昇と當山久三の功績について学びます。 ◯沖縄本島への米軍上陸までの経緯を沖縄の視点を中心に学びます。 ◯日本の中で唯一、地上戦となった沖縄戦の特徴を知り、二度と戦争という過ちを起こさない強い決意を持つことを学びます。 ◯沖縄県初代知事・屋良朝苗の目指した復帰の姿について考察します。

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第7章 復帰後の沖縄

・復帰によって何がかわったのか ・復帰後の基地問題 ・21 世紀の沖縄はどこへむかおうとしているのか 演習とまとめ

◯復帰特別措置法の必要性について考察します。 ◯代替施設問題では、建設賛成・反対の両意見について考察し、政府と県の対立についても両方の立場で考察していきます。 ◯現代の課題について原因から考察し、解決策を各自で探っていきます。

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授業教科 公民 授業科目 現代社会 単位数 2

履修学年 2年・3年 類型 2年共通 3年特理 3年普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

公民科の目標 広い視野に立って,現代の社会について主体的に考察させ,理解を深めさせるとともに,人間としての在り方生き方についての自覚を育て,平和で民主的な国家・社会の有為な形成者として必要な公民としての資質を養う。 現代社会の目標

人間の尊重と科学的な探究の精神に基づいて,広い視野に立って,現代の社会と人間につい ての理解を深めさせ,現代社会の基本的な問題について主体的に考察し公正に判断するととも に自ら人間としての在り方生き方について考察する力の基礎を養い,良識ある公民として必要 な能力と態度を育てる。

2 学習内容と学習方法 ①学習内容 (1) 私たちの生きる社会

現代社会における諸課題を扱う中で,社会の在り方を考察する基盤として,幸福,正義,公 正などについて理解させるとともに,現代社会に対する関心を高め,いかに生きるかを主体的 に考察することの大切さを自覚させる。

(2) 現代社会と人間としての在り方生き方

現代社会について,倫理,社会,文化,政治,法,経済,国際社会など多様な角度から理解 させるとともに,自己とのかかわりに着目して,現代社会に生きる人間としての在り方生き方 について考察させる。

②学習方法 現代社会では、抽象的・難解な用語が多く登場します。ただ用語を暗記するのではなく、用語集などを利用し、用語

の意味や内容も詳しく説明ができるように、きちんと理解しながら覚えることが肝心です。また現在学習している内容が、どう現実の社会と関わっているのかを意識し、新聞・テレビも活用して時事問題に敏感になりましょう。

3 大学受験について

国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要です。「現代社会」「倫理」「政治経済」、「倫理・政治経済」の4科目なから選択します。学部・学科によっては、4 科目のいずれかかが指定されることもあります(例:琉球大学法文学部国際言語文化学科は「現代社会」か「政治経済・倫理」のどちらか)。配点は、「現代社会」は100点満点、「倫理・政治経済」は倫理分野50点、政治経済分野50点、計100点です。国公立大学で実施される個別学力試験(二次試験)では、「現代社会」を受験科目に設置している学部・学科は多くありませんが、文系学部を中心に試験科目としている小論文では、現代社会で学んだ考え方や知識が役立ちます。

4 評価の方法

関心・意欲・態度、思考・判断・表現、資料活用の技能、知識・理解について、授業態度、提出課題、小テスト、ノート・プリント提出、定期考査をもとに評価します。

教科書 「高等学校 改訂版 新現代社会」(第一学習社)

副教材 新現代社会要点ノート(啓隆社) 最新図説現社(浜島書店)

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各教科シラバス

学 習 計 画 2年3年 共通 特理 文 理 現代社会

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

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第1編 私たちの生きる社会 ①環境と私たちの生活 ②資源・エネルギー問題と私たちの生活 ③科学技術の発達と私たちの生命 ④高度情報社会と私たちの生活

第2編 現代社会と人間としてのあり方生き方 第1章 青年期と自己の形成 ①青年期とは ②青年期を充実させるために ③伝統や文化とのかかわり ④祭りと年中行事 ⑤社会とのかかわり ⑥私たちの生きがい

第2章 個人の尊重と法の支配 ①個人と国家 ②法の支配 ③基本的人権の保障 ④世界の政治体制

第3章 現代の民主政治と政治参加の意義 ①日本国憲法の基本原理 ②平和主義と日本の安全保障 ③冷戦終結後の防衛問題 ④平等に生きる権利 ⑤自由に生きる権利 ⑥豊かに生きる権利 ⑦新しい人権 ⑧基本的人権と公共の福祉 ⑨国会の運営と権限 ⑩内閣と行政の民主化 ⑪裁判所と人権保障 ⑫地方自治と住民の福祉 ⑬選挙制度の現状と課題 ⑭世論の形成と政治参加

・地球環境問題について,よりよい社会を築くために 解決しなければならない問題として考える。 ・資源の有限性やエネルギー政策を見直すとともに, 省エネルギーに努めることが重要であることを理解す る。 ・科学技術の発達や医療の発達により,人類がはじ めて直面する問題が生じていることを,具体的事例 をあげて考察する。 ・高度情報社会とは何かを理解し,情報化の進展 が社会に及ぼす影響について考える。 ・人生の中で青年期はどのような意味をもつのか,青 年期の心理の特徴について理解し,一人前の人間 として自立するためには何をしたらよいかを考える。 ・社会への参加について,具体的事例をあげて多角 的に考察する。 ・伝統や文化と自らの行動様式や考え方との関係に ついて考察する。 ・私たちの生活と政治や国家のかかわりについて関心 を高め,国家はどのような考え方を背景につくられた のかを理解する。 ・基本的人権が保障されるにいたった経緯を,さまざ まな情報手段で資料を収集し,具体的事例をあげ て考察し,理解する。 ・世界のおもな政治体制について,真の民主政治の 実現と関連させて考察する。 ・日本国憲法の成立過程や明治憲法との比較,天 皇の地位の変化,日本国憲法の三つの基本原理 について理解する。 ・日本国憲法の平和主義の特色を理解するととも に,日本国憲法の平和主義の特色と自衛隊,日 本の安全保障について,様々な立場からの意見があ ることを理解する。 ・議院内閣制のしくみ,内閣総理大臣の権限,行 政の民主化について理解する。 ・地方自治に住民はどのような権利をもっているか, また,地方自治のもつ課題について,自分自身の 問題として具体的に考察する。

・さまざまな環境問題と人間の活 動とのかかわりについて理解し,よりよい環境を次の世代に引き継ぐためにはどうしたらよいかを考える。

・資源・エネルギー問題,生命に かかわる課題の考察を通して,幸福,正義,公正など社会のあり方を考察する基盤を理解する。 ・高度情報社会のかかえる問題 について関心をもち,自分自身 の問題として理解しようとする態 度を身につけている。 ・青年期の意義や青年期の心 理について理解し,自分自身の 問題として考える。 ・人生における職業の意味,社 会活動の意義について考える。 ・政治や国家のかかわりについて 関心を高め、人権や民主政治に ついて考える態度を養う。 ・日本国憲法の平和主義、基 本的人権の保障、国民主権な どの内容が、どのような歴史的反 省の上に築かれているか理解す る。 ・自由権や社会権が私たちの生 活をどのように変えたのか,新し い人権とは何かをさまざまな立場 にたって考察する。 ・地方自治のもつ課題につい て,自分自身の問題として理解 し,その知識を身につける。

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第4章 国際政治の動向と日本の役割 ①国家主権と国際法 ②国際連合の役割 ③第二次世界大戦後の国際社会 ④冷戦終結後の国際社会 ⑤核兵器の廃絶と国際平和 学習項目 ⑥地域紛争と人種・民族問題 ⑦国境と領土問題 ⑧日本の役割と私たちの生き方

第5章 現代の経済社会と私たちの生活 ①経済と私たちの生活

②経済体制の変容 ③現代の企業 ④市場のしくみ ⑤国民所得と私たちの生活

⑥景気変動と物価の動き ⑦財政のしくみと税金 ⑧日本の財政の課題

⑨金融機関のはたらき ⑩戦後日本経済のあゆみ(1) ⑪戦後日本経済のあゆみ(2) ⑫技術革新の進展と産業構造の変化 ⑬中小企業の現状と役割 ⑭食の安全とこれからの日本の農業 ⑮雇用と労働問題 ⑯労働環境の整備 ⑰公害の防止から環境保全へ ⑱消費者問題と消費者主権 ⑲社会保障と福祉社会 ⑳これからの社会保障

・国際法の意義と役割について,多面的に考察し, 理解する。 ・勢力均衡と集団安全保障体制の違いについて考 え,国連の役割と課題について理解する。 ・第二次世界大戦後の国際社会と冷戦終結前後の国際社会の状況について,年表を使って整理し,理解する。 ・国境と領土問題,特に日本の領土問題についての 知識を身につける。 ・経済の基本的なしくみと資本主義経済,社会主 義経済の特徴を理解する。 ・企業・家計・政府はどのような活動をしているか,企 業の社会的責任について理解する。 ・市場経済のしくみについて理解する。 ・価格機構のはたらきについて理解する。 ・資金の流れ,金融機関の役割,日本銀行の役 割について理解する。 ・日本経済の発達のながれ、中小企業問題、日本の農業、国民の生活、環境・公害問題、労働問題、社会保障の役割について学習し、多様な課題にどのように取り組むべきか考える。

・核兵器の開発・拡散の状況,廃 絶するためのさまざまな取り組み について,具体的事例をあげて 多角的に考察する。 ・国際社会における日本の役割 や,国際社会の一員として私た ちは何をすべきかを考える。 ・家計、企業、政府といった経済 主体相互の関連が、国民経済 を構成していることを理解する。 ・市場機構や景気変動、金融・ 財政といった経済の諸理論に対 して関心を深め、現実の経済活 動を探究する意欲的な態度を 育てる。 ・戦後日本経済史との関連の中 で、中小企業や農業問題、公 害問題など日本経済の課題を 考察する態度を育てる。

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第6章 国際経済の動向と日本の役割 ①国際分業と貿易

②国際経済体制のあゆみ ③国際収支と為替相場 ④国際経済の動向 ⑤進む地域的経済統合 ⑥発展途上国の経済と南北問題 ⑦国際社会のこれから

第7章 民主社会に生きる倫理 ①豊かな人生を求めて ②日本の伝統的な考え方 ③近代の西洋社会に見られる考え方 ④近代市民社会から大衆社会へ ⑤他者とともに生きる ⑥豊かな社会の実現に向けて

第3編 ともに生きる社会をめざして ①社会保障と消費税 ②震災から復興への道のり ③人口問題と私たちの未来

・商品・資本の国際取引、国際収支、資本主義経 済の展開、南北問題を学習し、世界経済と日本経 済のかかわりについて考える。 ・哲学や宗教の役割を理解するとともに,人生を豊 かに生きるとはどういうことなのか多角的に考察する。 ・日本の伝統意識を理解し,生活の中での仏教や 儒教,西洋思想の影響について,具体的事例をあ げて考察する。 ・原子力発電所の再稼働をめぐる問題を通してエネ ルギー問題について考察したり,人口問題を通して 私たちの未来を考察したりする。

・国際分業の発達によって、国 境をこえて国どうしの相互依存関 係が深まり、お互いの存在が不 可欠になっていることを理解させ る。 ・人間の尊厳や科学的なものの 考え方,民主的社会を樹立す るために必要な考え方の理解を 深める。 ・現代日本や国際社会の諸課 題に対する関心を高め、課題を 意欲的に追究し、望ましい解決 の在り方を客観的に考える力を 育てる。

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授業教科 公民 授業科目 倫理 単位数 3

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標 公民科の目標

広い視野に立って,現代の社会について主体的に考察させ,理解を深めさせるとともに,人間としての在り方生き方についての自覚を育て,平和で民主的な国家・社会の有為な形成者として必要な公民としての資質を養う。 倫理の目標

人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念に基づいて,青年期における自己形成と人間としてのあり方生き方について理解と思索を深めさせるとともに,人格の形成に努める実践的意欲を高め,他者とともに生きる主体としての自己の確立を促し,良識ある公民として必要な能力と態度を育てる。 2 学習内容と学習方法

①学習内容 (1) 現代に生きる自己の課題

自らの体験や悩みを振り返ることを通して,青年期の意義と課題を理解し,豊かな自己形成に向けて,他者と共に生きる自己の生き方について考えるとともに,自己の生き方が現代の課題と結び付いていることについて学ぶ。 (2) 人間としての在り方生き方 自己の生きる課題とのかかわりにおいて,ギリシャ思想・キリスト教・イスラーム・仏教・中国の思想、古代日本人の考え方・日本思想の基本的な考え方を手掛かりとして,人間の存在や価値について思索を深める。 (3) 現代と倫理 近代西洋思想・現代的課題と倫理の基本的な考え方を手掛かりとして、現代に生きる人間の倫理的課題について思索を深め,自己の生き方の確立、よりよい国家・社会の形成、国際社会への貢献について理解を深める。 ②学習方法 様々な思想家の考え方に学びながら、今の自分のあり方や生き方あるいは社会の現状と対比させながら、よりよい自己のあり方や社会のあり方について考えましょう。

3 大学受験について

国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要です。公民は「倫理」「政治経済」「現代社会」「倫理・政治経済」の4科目の中から選択します。学部・学科によっては「倫理」または「倫理・政治経済」のいずれかかが指定されることもあります。配点は、「倫理」は100点満点、「倫理・政治経済」は倫理分野50点、政治経済分野50点、計100点です。国公立大学で実施される個別学力試験(二次試験)では、「倫理」を受験科目に設置している学部・学科は多くありませんが、文系学部を中心に試験科目としている小論文では、倫理で学んだ考え方や知識が必須です。 私立大学では、一般入学試験において「倫理」を試験科目として設置している大学があります。 (例:沖縄国際大学) 4 評価の方法

関心・意欲・態度、思考・判断・表現、資料活用の技能、知識・理解について、授業態度、提出課題、小テスト、ノート・プリント提出、定期考査をもとに評価します。

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各教科シラバス

教科書 高等学校 改訂版 倫理(第一学習社)

副教材 教科書準拠 倫理ノート(第一学習社) 最新倫理資料集 テオーリア(第一学習社)

学 習 計 画 3 年 共通 文 理 倫理

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4 5 6 7

1章 青年期の課題と自己形成 ①よく生きることを求めて ②青年期の課題 2章 人間としての自覚 ①ギリシャの思想 ②キリスト教 ③イスラーム ④仏教 ⑤中国の思想

・人間の特質とは何かを理解する。 ・青年期の特徴について理解する。 ・青年期の課題について思索を深める。 ・ギリシャの思想家のものの見方・考え方を理解するこ

とにより,古代ギリシャの思想は,私たちにとってどのような意味を持つのかを考える。

・キリスト教における神と人間の関係、人間の生き 方について理解する。 ・イスラームについて理解を深める ・仏教における人間のあり方・生き方について理解 する。 ・中国の思想における人間のあり方や社会との関係 について理解する。

・自己を客観的に見つめ、今後の自分の生き方に生かす知識として身につける。 ・「実在」・「理想」・「善」の意味を知識として身につける。 ・宗教に関する基本的な理解をもとに人間のあり方・生き方について客観的に考察できる。

9 10 11 12

3章 国際社会に生きる日本人としての自覚

①日本の風土と伝統 ②外来思想の受容 ③町人意識のめざめと庶 民思想 ④西洋思想との出会い

・日本人の精神的特性と日本の風土との関連について考える。 ・古代の日本人がどのような倫理意識を持っていたのかを理解する。 ・仏教や儒教が日本にどのように伝えられ,どのように変容していったのか,その大きな流れを把握する。 ・義理と人情の観念,倹約と正直,勤労の倫理、国学が提唱した人間尊重の思想,現代に流れる庶民思想は,どういうものかを理解する。 ・幕末の思想の特質や,文明開化が日本の伝統社会にどのような変化をもたらしたかを把握する。 ・日本の近代思想がどのように展開していったかを理解する。 ・日本人の精神的特性と日本の風土との関連について考える。 ・古代の日本人がどのような倫理意識を持っていたのかを理解する。

・国際社会に生きる日本人として,これからの自分の生き方やあり方について考える意欲を高め,今後の生き方について考察できる。

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各教科シラバス

1 2

4章 現代に生きる人間の倫理 ①人間の尊厳 ②近代の科学革命と自然観 ③自由で平等な社会の実現 ④人間性の回復と主体性の確立 ⑤現代の思想と人間像 ⑥生命への畏敬と社会参加

・近代の科学はどのような背景から生まれてきたのかを理解する。

・近代ヨーロッパの社会契約説を通して,民主社会の成り立ちを理解し,民主社会を実現した社会契約の思想について,多面的・多角的に考察する。

・カントやヘーゲルの思索の内容を整理して理解する。

・ベンサムやミルの幸福に対する考え方の違いを理解する。

・社会主義の生まれた背景とその発展過程,現代の社会主義について考察する。

・実存主義が追究した生き方とはどのようなものかを理解する。

・現代の思想について基本的な理解を深める。 ・実践された倫理を貫いた人々の生き方に対する興

味・関心を高め,生命への畏敬や本当の愛とはどのようなものかを理解する。

・現代の諸課題と倫理の関係について、課題学習を

通して理解する。 ・これまで学習した事項を学習ノート等を利用して 復習・応用力を養成する。

・経験論と合理論の考え方の 特色はどこにあるのかを, 自己の課題とつなげて理 解できる。 ・西洋近代の思想家たちは,自

由の実現についてどのように考えたのか,多角的・多面的に考察できる。

・主体的なあり方は,努力を伴う生き方であることを,実存主義の思想から考察できる。

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授業教科 公民 授業科目 政治・経済 単位数 3

履修学年 3年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標 公民科の目標

広い視野に立って,現代の社会について主体的に考察させ,理解を深めさせるとともに,人間としての在り方生き方についての自覚を育て,平和で民主的な国家・社会の有為な形成者として必要な公民としての資質を養う。 政治・経済の目標

広い視野に立って,民主主義の本質に関する理解を深めさせ,現代における政治,経済,国 際関係などについて客観的に理解させるとともに,それらに関する諸課題について主体的に考察させ,公正な判断力を養い,良識ある公民として必要な能力と態度を育てる。

2 学習内容と学習方法 ①学習内容 (1) 現代の政治 現代の日本の政治及び国際政治の動向について関心を高め,基本的人権と議会制民主主義を 尊重し擁護することの意義を理解させるとともに,民主政治の本質について把握させ,政治に ついての基本的な見方や考え方を身に付けさせる。 (2) 現代の経済 現代の日本経済及び世界経済の動向について関心を高め,日本経済のグローバル化をはじめ とする経済生活の変化,現代経済の仕組みや機能について理解させるとともに,その特質を把 15 握させ,経済についての基本的な見方や考え方を身に付けさせる。 ②学習方法 政治や経済については、常に皆さんの周りにあふれている話題です。政治や経済の仕組みについて関心を持ち、現在世界で起こっている出来事などと関連させながら学習しましょう。

3 大学受験について

国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要です。「政治経済」、「倫理・政治経済」の2科目なから選択します。学部・学科によっては「倫理」または「倫理・政治経済」のいずれかかが指定されることもあります(例:琉球大学法文学部人間科学科は「政治経済・倫理」を指定)。配点は、「倫理」は100点満点、「倫理・政治経済」は倫理分野50点、政治経済分野50点、計100点です。国公立大学で実施される個別学力試験(二次試験)では、「倫理」を受験科目に設置している学部・学科は多くありませんが、文系学部を中心に試験科目としている小論文では、倫理で学んだ考え方や知識が必須です。 私立大学では、一般入学試験において「倫理」を試験科目として設置している大学があります。 (例:沖縄国際大学) 4 評価の方法

関心・意欲・態度、思考・判断・表現、資料活用の技能、知識・理解について、授業態度、提出課題、小テスト、ノート・プリント提出、定期考査をもとに評価します。

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各教科シラバス

教科書 高校 政治・経済 (実教出版)

副教材 高校 政治・経済 演習ノート (実教出版) 最新図説 政経 (浜島出版)

その他

学 習 計 画 3年 特文 文 理 政治・経済

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4 5 6 7

第1編 現代の政治 第1章 民主政治の基本原理 第2章 日本国憲法の基本的性格 第3章 日本の政治機構 第4章 現代日本の政治

・民主政治の本質を世界のおもな政治体制と関連させて理解する。 ・基本的人権の意義、法の支配、民主政治の発達と人権の発達、世界の政治体制、20 世紀の教訓を学習し、民主政治の課題は何か考える。 ・日本国憲法の成立、日本国憲法における平和主義、基本的人権の保障の内容を学習し、今日における日本国憲法の意義を理解する。 ・日本の国会、内閣、裁判所、地方自治のしくみを学習し、民主主義がどのように実現されているか理解するとともに、他の国の制度とくらべて今後の課題は何か考える。 ・戦後政治の流れと日本の特徴、政党と選挙、行政機能の優位、世論の役割について学習し、日本の政治がかかえる問題について考える。

国家はどのような考え方を背景に作られたのか、基本的人権が保障されるまでの経緯、世界の主な政治体制を理解する。 日本国憲法の平和主義、基本的人権の保障、国民主権などの内容が、どのような歴史的反省の上に築かれているか理解する。 日本の議院内閣制の仕組みや司法・行政・立法の理解、地方自治の問題について理解する。 現実の政治課題に関して、社会の変化や様々な考え方を踏まえて公正に判断する態度を育てる。

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第1章 経済社会の変容 第2章

・経済活動の特徴、資本主義経済の発達と変容、資本主義経済の特徴について学習し、経済活動の意義について考える。さらに、経済のグローバル化が生活に及ぼす影響について考える。 ・経済主体の役割、市場のしくみ、国民所

家計、企業、政府といった経済主体相互の関連が、国民経済を構成していることを理解する。 市場機構や景気変動、金

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各教科シラバス

11 12

現代経済のしくみ 第3章 現代経済と福祉の向上 第4章 世界経済と日本

得、経済成長、金融のしくみ、財政の役割を学習し、経済活動がどのように調整されているか考える。 ・日本経済の発達のながれ、中小企業問題、日本の農業、国民の生活、環境・公害問題、労働問題、社会保障の役割について学習し、多様な課題にどのように取り組むべきか考える。 ・商品・資本の国際取引、国際収支、資本主義経済の展開、南北問題を学習し、世界経済と日本経済のかかわりについて考える。

融・財政といった経済の諸理論に対して関心を深め、現実の経済活動を探究する意欲的な態度を育てる。 戦後日本経済史との関連の中で、中小企業や農業問題、公害問題など日本経済の課題を考察する態度を育てる。 国際分業の発達によって、国境をこえて国どうしの相互依存関係が深まり、お互いの存在が不可欠になっていることを理解させる。

1 2

第3編 現代社会の諸課題 国際社会の政治や経済の諸課題

1 地域社会の変貌と住民生活 2 中小企業の新しい変化 3 農業、農村と食料、環境問題 4 雇用と労働をめぐる問題 5 これからの社会保障のあり方 6 地球環境の保全と経済成長 7 原子力と再生可能エネルギー 8 人種・民族問題 9 国際経済格差の是正と国際協力 10 国際社会における日本の立場と役割 上記から課題を選び、複数の代表的な考え方を比べ、望ましい解決方法を考える。

現代日本や国際社会の諸課題に対する関心を高め、課題を意欲的に追究し、望ましい解決の在り方を客観的に考える力を育てる。

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授業教科 数 学 授業科目 数 学 Ⅲ 単位数 6

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

【数学科の目標】 数学における基本的な概念や原理・法則の理解を深め、事象を数学的に考察し処理する能力を高め、数学的活動を通して創造性の基礎を培うとともに、数学的な見方や考え方のよさを認識し、それらを積極的に活用する態度を育てる。 【数学Ⅲの目標】 平面上の曲線と複素数平面、極限、微分法及び積分法についての理解を深め、知識の習得と技能の習熟を図り、事象を数学的に考察し処理する能力を伸ばすとともに、それらを積極的に活用する態度を育てる。 2 学習内容と学習方法

①学習内容 (1) 複素数平面 (2) 式と曲線 ①2次曲線 ②媒介変数表示と極座標 (3) 関数と極限 ①関数 ②数列の極限 ③関数の極限 (4) 微分法 ①導関数 ②いろいろな関数の導関数 ③関数値の変化 ④導関数の応用 (5) 積分法 ①不定積分 ②定積分 ③積分法の応用 ②学習方法 数学Ⅲは数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの知識を用い、これまでよりも更に深い内容を学ぶことになる。数学Ⅲの授業に入る前に数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの復習(特に数学Ⅱ・B)をやっておくことが望ましい。1週間で6回の授業があり、毎日新しい内容を学び、知識の積み重ねが必要な科目であるため、授業の復習を欠かさないでほしい。 3 大学受験について 理系の学部学科(工学部・理学部・医学部等)では大学の個別試験で数学Ⅲを課されるところがあり、その分野に進学したいと考えている生徒は履修した方がよい。 4 評価の方法

評価の観点 (1)関心・意欲・態度 (2)数学的な見方や考え方 (3)表現・処理 (4)知識・理解 を元に、身に 付けさせたい内容を基準に評価を行う。具体的には、定期考査の素点を主な基準として実力テスト、平時の授業での小テスト、授業への積極的な取り組み、課題の提出状況等で観点を加味する。

教科書 新編 数学Ⅲ (数研出版株式会社)

副教材 3TRIAL 数学Ⅲ (数研出版株式会社)

その他 4 月から 12 月までに内容を終え、以降は総合問題演習を行う予定

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学 習 計 画 3 年 共通 文 理 数 学 Ⅲ

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4 5 6 7

第1章 複素数平面 第2章 式と曲線 1節 2次曲線 2節 媒介変数表示と極座標 第3章 関数

・複素数平面、複素数の極形式、ド・モアブルの定理、複素数と図形 ・放物線、楕円、双曲線、曲線の平行移動

・曲線の媒介変数表示、極座標と極方程式 ・分数関数、無理関数、逆関数と合成関数

・複素数の極形式について理解する。 ・放物線・楕円・双曲線の定義とその方程式について理解し、用語の意味等を理解する。 ・分数関数、無理関数、逆関数と合成関数について理解する。

9 10 11 12

第4章 極限 1節 数列の極限 2節 関数の極限 第5章 微分法 1節 導関数 2節 いろいろな関数の応用 第6章 微分法の応用 1節 導関数の応用 2節 いろいろな応用 第7章 積分法とその応用 1節 不定積分法 2節 定積分 3節 積分法の応用

・数列の極限、無限等比数列、無限級数 ・関数の極限、三角関数と極限、関数の連続性 ・微分係数と導関数、導関数の計算 ・いろいろな関数の導関数、第 n 次導関数、曲線の方程式と導関数 ・接線の方程式、平均値の定理、関数の値の変化、関数のグラフ ・方程式・不等式への応用、速度と加速度 ・積分とその基本性質、置換積分法と部分積分法 ・面積、体積、道のり、曲線の長さ

・無限等比数列の極限について理解する。 ・右側極限,左側極限、関数の連続性について理解する。 ・合成関数・逆関数の微分法、三角関数・対数関数・指数関数の導関数について理解する。 ・関数の増減及び極大・極小について理解し、曲線の凹凸や変曲点を意識してグラフをかくことができる。 ・様々な関数の不定積分、定積分を求めることができる。

1 2

演習問題 発展問題 入試実践問題

・数学Ⅲの総復習問題演習 ・発展問題の演習 ・大学入試過去問題演習等

・数学Ⅲの内容を理解し、問題を解くことができる。

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各教科シラバス

授業教科 数 学 授業科目 数学総合 単位数 6

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

数学Ⅰ、数学 A、数学Ⅱ、数学 B を学習した後、受験準備として重要な内容の確認と解法の確実な習得を目標としている。総復習することで、数学についての理解を深め、知識の習得と技能の習熟を図り、事象を数学的に考察し処理する能力を伸ばすとともに、それらを積極的に活用する態度を育てる。

2 学習内容と学習方法

①学習内容 (数学Ⅰ) 数と式 2次関数 図形と計量 データの分析 (数学 A) 場合の数と確率 図形の性質 整数の性質 (数学Ⅱ) 式と証明 複素数と方程式 図形と方程式 三角関数

指数関数・対数関数微分法と積分法 (数学 B) ベクトル 空間のベクトル 数列

②学習方法

事前にテキストの問題に関連した教科書の内容を復習し、問題を解答しておく。様々な解答方法から、 できるだけシンプルでエレガントな解法を考察することで数学的な見方や考え方の良さに触れ、それらを積極 的に活用するよう心がける。また、復習を兼ねて同様な問題を解答することで、発展的な内容の理解を深め、 実力を養成することに繋がる。

3 大学受験について 国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要で、数学ⅠA はほとんどの大学で必修科目です。また、文系の学部でも数学ⅡB まで必修科目となる大学もあり、選択の幅を広げるためには網羅しておく必要があります。それぞれ 100 点満点で実施されます。 理系の学部では、個別試験(2次試験)に数学ⅠAⅡB が課されています。記述式であるため、相応の力を付けるためには継続的に学習する必要があります。 4 評価の方法

評価の観点 (1)関心・意欲・態度 (2)数学的な見方や考え方 (3)表現・処理 (4)知識・理解 を元に、身に 付けさせたい内容を基準に評価を行う。具体的には、定期考査の素点を主な基準として実力テスト、平時の授業での小テスト、授業への積極的な取り組み等で観点を加味する。

教科書

副教材 ベーシックスタイル数学演習Ⅰ・Ⅱ・A・B (数研出版)

その他

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 数学総合

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4 5 6 7

数学Ⅱ・B 1.式と証明 2.複素数と

方程式 3.図形と

方程式 4.三角関数 5.指数関数・

対数関数 6.微分法・

積分法

整式の計算,二項定理,整式の除法,分数式,恒等式,等式の証明,不等式の証明 複素数と 2 次方程式の解,解と係数の関係,剰余の定理・因数定理,高次方程式 点と直線,円の方程式,円と直線,軌跡と方程式,不等式と領域 三角関数の相互関係,三角関数,加法定理,加法定理の応用 指数の計算,指数関数,対数計算,対数関数 微分係数と導関数,接線の方程式,関数の極値,関数の最大・最小,方程式・不等式への応用,不定積分・定積分,定積分の種々の問題,面積

・整式の除法、分数式、恒等式の計算ができる。 ・剰余の定理を利用し、高次方程式が解ける。 ・図形に関する値、方程式、軌跡を求められる。 ・領域を図示できる。 ・弧度法を利用し、三角比の値がだせる。 ・加法定理が使用できる。・三角方程式、不等式が解ける。 ・指数、対数の計算ができ、関数へ応用できる。 ・関数の増減を調べ、極値を求められる。 ・不定積分、定積分の計算ができる。・曲線や直線で囲まれた図形の面積が求められる。

9 10 11 12

7.平面上の ベクトル

8.空間ベクトル 9.数列 数学Ⅰ・A 1.数と式 2.2次関数 3.図形と計量 4.データの分析

ベクトルの成分,ベクトルの内積,位置ベクトルと図形,ベクトルの図形への応用,ベクトル方程式 空間座標とベクトルの成分,空間ベクトルの内積,空間ベクトルと図形 等差数列,等比数列,種々の数列,漸化式,数学的帰納法 展開の公式,因数分解,根号を含む式の計算,1 次不等式,絶対値を含む方程式・不等式,集合と命題,命題と条件,命題と証明 関数とグラフ,2 次関数のグラフ,2 次関数の最大と最小,2 次関数の決定,2 次方程式の実数解の個数,グラフと x 軸との位置関係,2 次不等式の解法,2 次不等式の応用,連立不等式 三角比,三角比の相互関係,正弦定理と余弦定理,三角形の面積,空間図形への応用 データの分析

・ベクトルの演算ができる。・位置ベクトルを理解し、応用できる。 ・空間ベクトルの演算ができる。 ・等差数列、等比数列の一般項と和が求められる。・和の記号Σ、階差数列を利用できる。 ・いろいろな式の展開,因数分解ができ,絶対値を含む方程式・不等式が解ける。・和集合、共通部分、補集合について理解する。 ・2次関数の平方完成ができる。・2次関数の 最大最小を求めることができる。・条件から2関 数を決定できる。・2次不等式が解ける。 ・三角比の値、相互関係を利用できる。・正弦定理、余弦定理を利用できる。 ・様々なデータから標準偏差、相関係数が求められる。

1 2

5.場合の数と 確率

6.図形の性質 7.整数の性質

集合の要素の個数,場合の数,順列,組合せ,事象と確率,独立試行の確率,反復試行の確率,条件付き確率 角の二等分線と三角形の内心,外心,重心,垂心,チェバ,メネラウスの定理,円に内接する四角形,円と直線,方べきの定理 約数と倍数,整数の割り算と商および余り,ユークリッドの互除法と 1 次不定方程式,整数の性質活用

・順列,組合せ,独立試行,反復試行を理解し,利用できる。・条件付き確率を求められる。 ・三角形の性質を利用した様々な定理を利用できる。・円の性質を利用できる。 ・ユークリッドの互除法を利用できる。・n進法を理解し、利用できる。

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授業教科 数 学 授業科目 数学総合 単位数 2

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

数学における基本的な概念や原理・法則の理解を深め、事象を数学的に考察し処理する能力を高め、数学的活動を通して創造性の基礎を培うとともに、数学的な見方や考え方のよさを認識し、それらを積極的に活用する態度を育てる。 数学Ⅰ、数学 A を学習した後、受験準備として重要な内容の確認と解法の確実な習得を目標としている。総復習することで、数学についての理解を深め、知識の習得と技能の習熟を図り、事象を数学的に考察し処理する能力を伸ばすとともに、それらを積極的に活用する態度を育てる。 2 学習内容と学習方法

①学習内容 (数学Ⅰ) 第 1 章 数と式 第 2 章 2次関数 第 3 章 図形と計量 第 4 章 データの分析 (数学 A) 第 5 章 場合の数と確率 第 6 章 図形の性質 第 7 章 整数の性質 ②学習方法 1 年生で学習済みの分野です。事前に教科書等で公式の確認を行ない,基本的な問題の解き方を復習しておく。授業ではテキストの問題を解き,より良い答えの導き方を確認していく。テキスト終了後はセンター試験対策 問題に取り組み,センター試験(数学Ⅰ・A)を解く力を身につける。 3 大学受験について 国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要で、文系学部では数学Ⅰ・A を必修とし 100 点満点で実施されることが多い。授業を通して,①計算を迅速に処理する力,②与えられた条件を的確に把握・処理する力,③問題の流れをつかみ,誘導に乗る力を身につけていきます。 4 評価の方法

評価の観点(1)関心・意欲・態度 (2)数学的な見方や考え方 (3)表現・処理 (4)知識・理解の、4 観点を 定期考査の素点を基準にし、実力テスト・平時の授業での小テスト・宿題等の提出物・授業への積極的な取り組み等を加味して評価をする。

教科書

副教材 ベーシックスタイル数学演習Ⅰ・Ⅱ・A・B(数研出版)

その他 進研[センター試験]直前演習数学Ⅰ・A(株式会社ラーンズ)

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学 習 計 画 3 年 共通 文 理 数学総合

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4 5 6 7

数学Ⅰ 第1章 数と式 第 2 章 2次関数 第 3 章 図形と計量

・展開の公式 ・因数分解 ・根号を含む式の計算 ・1 次不等式 ・絶対値を含む方程式,不等式 ・集合と命題 ・命題と条件 ・命題と証明 ・関数とグラフ ・2 次関数とグラフ ・2 次関数の最大と最小 ・2 次関数の決定 ・2 次方程式の実数解の個数 ・グラフと 軸との位置関係 ・2 次不等式の解法 ・2 次不等式の応用 ・連立不等式 ・三角比 ・三角比の相互関係

・多項式の計算と式の展開、因数分解ができる。 ・絶対値を含む方程式・不等式が解ける。 ・2次関数の平方完成が でき、頂点、軸が読み取れ る。 ・2次関数の最大最小を 求めることができる。 ・2次関数のグラフを利用 して2次不等式が解る。 ・三角比の値、相互関係を利用できる。

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第 4 章 データの分析 数学 A 第 5 章 場合の数と確率 第 6 章 図形の性質 第 7 章 整数の性質 センター試験対策問題

・正弦定理と余弦定理 ・三角形の面積 ・空間図形への応用 ・データの分析 ・集合の要素の個数 ・場合の数 ・順列 ・組合せ ・事象と確率 ・独立試行の確率 ・反復試行の確率 ・条件付き確率 ・角の二等分線と三角形の内心 ・三角形の外心,重心,垂心 ・チェバの定理,メネラウスの定理 ・円に内接する四角形 ・円と直線 ・方べきの定理 ・約数と倍数 ・整数の割り算 ・ユークリッド互除法と 1 次不定方程式

・正弦定理、余弦定理を利用できる。 ・図形の計量ができる。 ・標準偏差、相関係数が求められる。 ・独立試行、反復試行を理解し、利用できる。 ・条件付き確率を求められる。 ・三角形の性質を利用した様々な定理を利用できる。 ・円の性質を利用できる。 ・ユークリッドの互除法を利用できる。

1 2

センター試験対策問題

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各教科シラバス

授業教科 数 学 授業科目 文系数学 単位数 2

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

数学Ⅰ、数学 A を学習した後、受験準備として重要な内容の確認と解法の確実な習得を目標としている。総復習することで、数学についての理解を深め、知識の習得と技能の習熟を図り、事象を数学的に考察し処理する能力を伸ばすとともに、それらを積極的に活用する態度を育てる。

2 学習内容と学習方法

①学習内容 (数学Ⅰ) 数と式 2次関数 図形と計量 データの分析 (数学 A) 場合の数と確率 図形の性質 整数の性質

②学習方法

事前にテキストの問題に関連した教科書の内容を復習し、問題を解答しておく。様々な解答方法から、 できるだけシンプルでエレガントな解法を考察することで数学的な見方や考え方の良さに触れ、それらを積極 的に活用するよう心がける。また、復習を兼ねて同様な問題を解答することで、発展的な内容の理解を深め、 実力を養成することに繋がる。

3 大学受験について 国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要で、数学ⅠA はほとんどの大学で必修科目である。 また、看護専門学校の受験でも必修になっている所が多い。 4 評価の方法

評価の観点 (1)関心・意欲・態度 (2)数学的な見方や考え方 (3)表現・処理 (4)知識・理解 を元に、身に 付けさせたい内容を基準に評価を行う。具体的には、定期考査の素点を主な基準として実力テスト、平時の授業での小テスト、授業への積極的な取り組み等で観点を加味する。

教科書

副教材 基本と演習テーマ 数学Ⅰ+A (数研出版)

その他

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 数学総合

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4 5 6 7

1.数と式 2.2次関数

展開の公式,因数分解,根号を含む式の計算,1 次不等式,絶対値を含む方程式・不等式,集合と命題,命題と条件,命題と証明 関数とグラフ,2 次関数のグラフ,2 次関数の最大と最小,2 次関数の決定,2 次方程式の実数解の個数,グラフと x 軸との位置関係,2 次不等式の解法,2 次不等式の応用,連立不等式

・いろいろな式の展開,因数分解ができ,絶対値を含む方程式・不等式が解ける。・和集合、共通部分、補集合について理解する。 ・2次関数の平方完成ができる。・2次関数の 最大最小を求めることができる。・条件から2関 数を決定できる。・2次不等式が解ける。

9 10 11 12

3.図形と計量 4.データの分析 5.場合の数と

確率

三角比,三角比の相互関係,正弦定理と余弦定理,三角形の面積,正弦定理と余弦定理の応用、空間図形への応用 データの分析 集合の要素の個数,場合の数,順列,組合せ,事象と確率,独立試行の確率,反復試行の確率,条件付き確率

・三角比の値、相互関係を利用できる。・正弦定理、余弦定理を利用できる。 ・様々なデータから標準偏差、相関係数が求められる。 ・順列,組合せ,独立試行,反復試行を理解し,利用できる。・条件付き確率を求められる。

1 2

6.図形の性質 7.整数の性質

角の二等分線と三角形の内心,外心,重心,垂心,チェバ,メネラウスの定理,円に内接する四角形,円と直線,方べきの定理 約数と倍数,整数の割り算と商および余り,ユークリッドの互除法と 1 次不定方程式,整数の性質活用

・三角形の性質を利用した様々な定理を利用できる。・円の性質を利用できる。 ・ユークリッドの互除法を利用できる。・n進法を理解し、利用できる。

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各教科シラバス

授業教科 数 学 授業科目 数学応用ⅠA 単位数 2

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

数学Ⅰ、数学 A 学習後の受験対策として、重要事項の確認と解法の確実な習得を通して実践的な力を身につけさせることを目標としている。実践的な問題を解く課程で、数学についての理解を深め、知識の習得と技能の習熟を図り、事象を数学的に考察し処理する能力を伸ばすとともに、それらを積極的に活用する態度を育てる。

2 学習内容と学習方法

①学習内容 (数学Ⅰ) 数と式 2次関数 図形と計量 データの分析 (数学 A) 場合の数と確率 図形の性質 整数の性質

②学習方法

事前にテキストの問題に関連した教科書の内容を復習し、問題を解答しておく。様々なパターンの問題にふれながらも、確実に解法を習得するために、類題演習も授業内外の時間を活用して行う。

復習を兼ねて理解が深まれば、発展的な問題、大学入試レベルの問題にも取り組み、実践的な実力を養成する。

3 大学受験について 国公立・私大を問わず大学入試では数学ⅠA はほとんどの大学で必修科目である。また、看護専門学校の受験や各種就職試験等でも必修になっている所が多い。 4 評価の方法

評価の観点 (1)関心・意欲・態度 (2)数学的な見方や考え方 (3)表現・処理 (4)知識・理解 を元に、身に 付けさせたい内容を基準に評価を行う。具体的には、定期考査の問題ごとに上記の4観点に対応した問題設定を行う。また、関心・意欲・態度に関しては、平時の授業での小テスト、授業への積極的な取り組み等で観点を加味する。

教科書

副教材 ニューステージ数学演習Ⅰ・A+Ⅱ・B(数研出版)

その他

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 数学応用ⅠA

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4 5 6 7

1.数と式 2.2次関数 3.図形と計量

・展開の公式,因数分解,根号を含む式の計算,1 次不等式,絶対値を含む方程式・不等式,集合と命題,命題と条件,命題と証明 ・関数とグラフ,2 次関数のグラフ,2 次関数の最大と最小,2 次関数の決定,2 次方程式の実数解の個数,グラフと x 軸との位置関係,2 次不等式の解法,2 次不等式の応用,連立不等式 ・三角比,三角比の相互関係,正弦定理と余弦定理,三角形の面積,正弦定理と余弦定理の応用、空間図形への応用

・いろいろな式の展開,因数分解ができ,絶対値を含む方程式・不等式が解ける。・和集合、共通部分、補集合について理解する。 ・2次関数の平方完成ができる。・2次関数の 最大最小を求めることができる。・条件から2関 数を決定できる。・2次不等式が解ける。 ・三角比の値、相互関係を利用できる。・正弦定理、余弦定理を利用できる。

9 10 11 12

4.データの分析 5.論理と集合 場合の数と確率

6.図形の性質 7.整数の性質

・データの分析 ・集合の要素の個数,場合の数,順列,組合せ,事象と確率,独立試行の確率,反復試行の確率,条件付き確率 ・角の二等分線と三角形の内心,外心,重心,垂心,チェバ,メネラウスの定理,円に内接する四角形,円と直線,方べきの定理 ・約数と倍数,整数の割り算と商および余り,ユークリッドの互除法と 1 次不定方程式,整数の性質活用

・様々なデータから標準偏差、相関係数が求められる。 ・順列,組合せ,独立試行,反復試行を理解し,利用できる。・条件付き確率を求められる。 ・三角形の性質を利用した様々な定理を利用できる。・円の性質を利用できる。 ・ユークリッドの互除法を利用できる。・n進法を理解し、利用できる。

1 2

8.ⅠA全範囲実践問題演習

・大学入試の過去問題やそれに準ずるレベルの問題演習。

・入試問題に取りかかる力。レベルの高い問題に対しても数学的に推測して考えを進めていく力。

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各教科シラバス

授業教科 数 学 授業科目 数学応用ⅡB 単位数 2

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

方程式・式と証明、図形と方程式、いろいろな関数及び微分・積分の考えについて理解させ、基礎的な知識の習得と技能の習熟を図り、事象を数学的に処理する能力を伸ばすとともに、それらを的確に活用する態度を育てる。 数列、ベクトルについて理解させ、基礎的な知識の習得と技能の習熟を図り、事象を数学的に考察し処理する能力を伸ばすとともに、それらを活用する態度を育てる。数学Ⅱ及び数学Bの科目の内容を深め、定着させ、応用力をつけさせる。 2 学習内容と学習方法

①学習内容 〔1〕 式と証明 ①式と計算 ②等式・不等式の証明

〔2〕 複素数と方程式 ①複素数と方程式の解 ②高次方程式

〔3〕 図形と方程式 ①点と直線 ②円の方程式 ③軌跡と領域

〔4〕 三角関数 ①三角関数 ②三角関数の加法定理

〔5〕 指数関数・対数関数 ①指数関数 ②対数関数

〔6〕 微分と積分 ①微分係数と導関数 ②関数の値の変化 ③積分

〔7〕 平面上のベクトル ①ベクトルとその演算 ②平面図形とベクトル 〔8〕 空間のベクトル ①空間のベクトル 〔9〕 数列 ①等差数列と等比数列 ②いろいろな数列 ③漸化式と数学的帰納法

②学習方法 事前にテキストの問題に関連した学習内容を確認し、教科書等を活用して問題を解答していく。基本的な

内容から大学入試センター試験に対応できる内容まで学習するので、数学的な見方や考え方、公式の活用や解法をしっかり身に着けておく必要がある。復習を兼ねて同様な問題を解答することで、内容の理解を深め、 実力を養成することに繋がる。

3 大学受験について 国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要で、理系の学部や一部の文系の学部では数学ⅠA と併せて数学ⅡB まで必修科目となっている。特に、 理系の学部では、個別試験(2次試験)に数学ⅠAⅡB が課されています。記述式であるため、相応の力を付けるためには継続的に学習する必要があります。 4 評価の方法

評価の観点 (1)関心・意欲・態度 (2)数学的な見方や考え方 (3)表現・処理 (4)知識・理解 を元に、身に 付けさせたい内容を基準に評価を行う。具体的には、定期考査の素点を主な基準として実力テスト、平時の授業での小テスト、授業への積極的な取り組み等で観点を加味する。

教科書

副教材 ニューステージ数学演習Ⅰ・A+Ⅱ・B(数研出版)

その他

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 数学応用ⅡB

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4 5 6 7

・式と証明

・複素数と方程式 ・図形と方程式 ・三角関数 ・指数関数と対数関数

二項定理,整式の割り算 恒等式、等式・不等式

複素数とその計算 2次方程式の理論

因数定理、高次方程式

点・直線・円 曲線と直線

軌跡と領域

三角関数(1)

三角関数(2)

指数関数

対数関数

・等式や不等式の証明を通して、数学的な考え方や論理的な思考力を養うことができる。 ・数の範囲を複素数まで拡張して2次方程式を解くことができる。 ・因数分解を利用して高次方程式を解くことができる。 ・座標や式を用いて直線や円などの平面図形の性質や関係を考察することができる。 ・三角関数についての理解を深め、値を求めたり、演算をすることができ、関数のグラフがかける。 ・指数関数と対数関数についての理解を深め、値を求めたり、演算をすることができ、関数のグラフがかける。

9 10 11 12

・微分 ・積分 ・平面上のベクトル ・空間上のベクトル ・数列

導関数と接線

関数の極大・極小

関数の最大・最小

微分法の応用 不定積分・定積分

面積の計算(1)

面積の計算(2)

平面ベクトルの基本

平面ベクトルと図形

空間ベクトルと図形

等差数列・等比数列

種 の々数列

漸化式と数列

・導関数を用いて、関数の極大・極小を調べ、グラフがかけるようにする。 ・不定積分・定積分の計算を行うことができる。 ・不定積分を用いて、放物線や直線で囲まれた図形の面積を求めることができる。 ・ベクトルの加法・減法及び実数倍の演算ができるようにする。・・内積の基本性質とその 計算を理解 することができる。 ・位置ベクトルが平面図形の性質を調べるのに有効であることがわかる。 ・等差数列・等比数列の一般項と和を求めることができる。 ・数列の帰納法について理解し、漸化式が扱えるようにする。

1 2

数学Ⅱ・B全範囲

全範囲 ・過去の入試問題など実践問題を解けるようにする。

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各教科シラバス

授業教科 理 科 授業科目 物 理 単位数 4

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 選択必修

1 教科・科目の目標

(1)理科の目標 自然の事物・現象に対する関心や探究心を高め,目的意識をもって観察,実験などを行い,科学的に探 究する能力と態度を育てるとともに自然の事物・現象についての理解を深め,科学的な自然観を育成する。

(2)物理の目標 ① 物理的な事物・現象に対する探究心を高める。 ② 目的意識をもって観察、実験などを行い,物理的に探究する能力と態度を身につける。 ③ 物理学の基本的な概念や原理・法則を理解し,科学的な自然観を身につける。 ④ 科学技術の在り方について意思決定するために必要な,科学的な見方や考え方を身につける。

2 学習内容と学習方法

(1)学習内容 1編 さまざまな運動・・・①剛体にはたらく力のつり合い ②平面上の運動と放物運動

③円運動と万有引力 ④単振動 ⑤運動量 ⑥気体分子の運動と圧力 ⑦気体の状態変化

2編 波・・・・・・・・・・・・・①波の性質 ②音 ③光 3編 電気と磁気・・・・・・➀電界と電位 ②電流 ③電流と磁界 ④電磁誘導と電磁波 4編 原子・・・・・・・・・・・➀電子と光 ②原子と原子核 (終)物理学が築く未来

(2)学習方法 ① 予習を行う。 ② 授業への集中とノートへの記録を行う。 ③ 教科書やノートで復習を行い、さらに副教材等で問題を解く。

3 大学受験について 国公立大学の工学部と理学部物理系では、大学入試センター試験の受験が必要であるところがほとんどです。試験は100点満点で実施され、その内容は、物理基礎と物理から出題されます。 また、国立大学の工学部と理学部物理系では、個別学力試験(2次試験)に物理が課されています。記述式であるため、相応の力が求められます。私立大学でも工学部系の学部学科で物理を必修にしているところがあります。 4 評価の方法

評価の観点である(関心・意欲・態度)(思考・判断・表現)(観察・実験の技能)(知識・理解)をもと に、総合的に評価する。

教科書 改訂「物理」 東京書籍(2 東書 物理308)

副教材 リード Light ノート 物理 数研出版編集部編

その他

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 物 理

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4

第1編 さまざまな運動 1章 剛体にはたらく

力のつり合い(5)

2章 平面上の運動と 放物運動(5)

・大きさのある物体にはたらく力のつり合い ・平面内で剛体での力と力のモーメントのつり合い、物体の重心 ・平面内を運動する物体の運動,変位,速度,加速度,合成速度,相対速度

第1編 力と運動での基礎的な見方や考え方に基づき,運動を観察,実験などを通して探究し,力と運動の概念や原理・法則を系統

3章 円運動と万有 引力(7)

・斜方投射された物体の運動 ・空気抵抗を受けるときの力と運動の関係 ・円運動をする物体を表す方法や働く力 ・等速円運動の速度,周期,角速度,向心加速度及び向心力 ・慣性力や円運動での遠心力 ・万有引力による物体の運動 ・ケプラーの法則,惑星の運動

的に理解し,活用できる。

6 7 9

4章 単振動(5)

5章 運動量(8)

探究活動(3)

6章 気体分子の運動と 圧力(5)

7章 気体の状態変化

(7)

探究活動(3) 第2編 波

1章 波の性質(5) 2章 音(6)

・万有引力の法則 ・万有引力による位置エネルギー ・単振動をする物体での物体の位置,速度,加速度、復元力 ・物体の運動量の変化と力積 ・運動量の保存,はね返り係数 ・運動に関する探究活動 ・気体分子の運動と圧力,ボイル・シャルルの法則、状態方程式,気体分子の速さや気体の圧力,絶対温度の関係 ・気体の内部エネルギーと絶対温度 ・気体の状態変化における熱,仕事及び内部エネルギーの関係,熱力学第1法則 ・熱機関と熱効率,熱現象の不可逆性,エネルギーの有効利用、熱力学第2則 ・熱に関する探究活動 ・ホイヘンスの原理,反射・屈折 ・波の式及び位相・干渉と回折 ・音の干渉・回折・屈折,ドップラー効果

6章・7章について 熱について、気体分子の運動と圧力の関係や気体の内部エネルギー,気体の分子運動、気体の状態変化における熱,仕事及び内部エネルギーの関係を理解し,それらを示すことができる。

第2編について 水面波,音,光などの波動現象を観察,実験など

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各教科シラバス

9 10 11 12 1 2

3章 光(9)

探究活動(3) 第3編 電気と磁気 1章 電場と電位(12)

2章 電流(7) 3章 電流と磁場(9) 4章 電磁誘導と電磁波

(14)

探究活動(3) 第4編 原子

1章 電子と光(6) 2章 原子と原子核(12) 探究活動(3) 終章 物理学が築く未来(3)

・光の伝わり方、反射,屈折,分散, 偏光,波長,回折,干渉,スペクトル ・凹面鏡やレンズの焦点,光の進路 ・波に関する探究活動 ・電荷が及ぼし合う力,電気量の保存,電場の性質,電気力線,電位,電荷の移動と仕事の関係,電位の基準点,静電誘導,静電遮蔽,誘電分極 ・コンデンサーの性質,合成容量,電気容量と誘電体との関係 ・電気回路、電池の起電力と内部抵抗、 ・キルヒホッフの法則,抵抗率の温度変化,電球の電流特性,コンデンサーを含む電気回路,半導体の特性 ・磁場,電流がつくる磁場,電流が磁場から受ける力、ローレンツ力 ・電磁誘導と交流,誘導起電力,自己誘導,相互誘導,交流発電機,交流 ・コンデンサーやコイルのリアクタンス,抵抗とコンデンサーとコイルがある回路のインピーダンス,電磁波の性質と利用 電気や磁気に関する探究活動 ・電子の電荷と質量,電子の比電荷,電気素量,電子や光の粒子性と波動性 ・光電効果,光量子仮説,電子線回折,物質波,X線の性質や利用 ・原子の構造及びスペクトルと電子のエネルギー準位の関係 ・原子核の構成,原子核の崩壊と核反応 ・原子力の利用とそのリスク ・素粒子の存在 ・原子に関する探究活動 ・物理学の発展と成果

を通して,共通する基本的な概念や法則を理解させ,日常生活や社会と関連付けて考察できる。 第3編について 電気や磁気に関する現象を観察,実験などを通し,電気と磁気の基本的な概念や原理・法則を系

統的に理解させ,日常生活や社会と関連付けて考察できる。 第4編 電子,原子及び原子核に関する現象を観察,実験などを通して探究し,原子についての基本的な概念や原理・法則を理解できる。

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各教科シラバス

授業教科 理 科 授業科目 化学 単位数 4

履修学年 3年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

(1)化学的な事物・現象に対する探究心を高める。 (2)目的意識をもって観察、実験などを行い、化学的に探究する能力と態度を育てる。 (3)化学の基本的な概念や原理・法則の理解を深め、科学的な自然観を育成する。

2 学習内容と学習方法

①学習内容 1.物質の状態 2.化学反応とエネルギー 3.化学反応の速さと平衡 4.無機物質 5.有機化合物 6.高分子化合物 ②学習方法 ・授業を大切にしてください。日常生活の現象や物質はすべて化学と関わりがあります。学んだ内容を自分の生活(衣食住)に結びつけて考えることで関心や意欲も高まります。また「なぜ?」という気持ちをもって授業に臨んでください。その理由を考えたり、理解する道筋を通して論理的な思考力が養われます。補足説明や要点を書き加える、わからない所は質問する等、メモ力も大事ですね。 ・何より化学の学習は「イオン式」をしっかり覚えることが先決です。イオン式がわかれば化学を制すといっても過言ではありません。 ・問題演習をする際は、最初に教科書の問いや章末問題、副読本から取り組んでください。他者にわかりやすく説明できることを目標にして取り組むことがベストです。

3 大学受験について 国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要で、理科は学部によって受験科目数が異なります。一般に理系学部なら200点満点、文系学部なら100点満点となるように受験科目を選択します。理系学部に進学するなら基礎を付さないこちらの「化学」の受験が必要となります。 医療・看護・栄養科学・美容系でも化学に関する知識が必要となるため、日頃の学習内容を日常生活に結びつけて考えるよう心がけてください。また、国公立大学の個別学力試験(2次試験)では記述式の試験が課せられるため、相応の力が求められます。問題演習等を通して、論理的に考え、答える力を身に付けましょう。 4 評価の方法

成績評価は以下の項目を総合的に判断して行います。 ①定期テスト ②実験・レポート提出 ③ファイル・ノートなどの提出物 ④小テスト ⑤授業態度

教科書 「改訂 新編化学」

副教材 「化学研究ノート」 九州高等学校理科教育研究会編(株式会社 博洋社)

その他 化学基礎、化学を履修していること。

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 化学

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4 5 6 7

電池と電気分解 物質の状態と変化 溶液の性質 固体の構造 化学反応と熱・光 化学反応の速さ 化学平衡 電解質水溶液の平衡

1.電池 2.水溶液の電気分解 1.状態変化 2.気体の性質 1.溶解平衡 2.希薄溶液の性質 3.コロイド 1.固体と結晶 2.結晶の構造 1.反応熱と熱化学方程式 2.ヘスの法則 3.光とエネルギー 1.反応の速さ 2.反応速度を変える条件 3.反応のしくみ 1.可逆反応と化学平衡 2.平衡の移動 1.電離平衡 2.水の電離平衡とpH 3.塩と化学平衡

・電池のしくみと反応を理解する。 ・電気分解の量的な関係を示すファラデーの法則をもとに,電気分解を考察できる。 ・物質の三態変化について,熱運動と分子間力,気液平衡,蒸気圧曲線を用いて考察できる。 ・気体に関する法則(ボイル・シャルルの法則,気体の状態方程式等)や理想気体と実在気体に関する概念をもとに,実在気体における分子間力と分子の大きさのはたらき等について考察できる。 ・溶解のしくみや溶解度,希薄溶液の性質について,水和・溶媒や溶質分子の極性・溶解度曲線・蒸気圧降下・凝固溶解平衡等の概念を用いて考察できる。 ・コロイド溶液とその性質について,コロイド粒子と分子との大きさの違いによる特性として考察できる。 ・金属結晶の分類と粒子配置について,原子半径と単位格子の一辺の長さ等の考え方を用いて考察できる。 ・熱化学方程式が示す化学反応と反応熱の考え方をもとに,エネルギーとしてのいろいろな反応熱に関して状態変化も含み考察できる。 ・生成熱や結合エネルギーという概念をもとに,化学反応経路と反応熱の関係をヘスの法則を用いて考察できる。 ・化学反応速度の大きさに与える濃度・温度・触媒・固体の表面積・光の作用の影響について,反応速度式や反応速度定数等の考え方や実験データをもとに考察できる。 ・触媒の作用を含む化学反応のしくみについて,反応速度式・活性化エネルギー等の考え方を用いて考察できる。 ・ルシャトリエの原理を用いて濃度・圧力・温度変化及び触媒による平衡移動の方向を考察できる。 ・平衡定数を用いて考察できる。 ・弱酸・弱塩基の電離平衡や水溶液の pH 等を電離平衡定数と電離度の関係,水のイオン積を用いて考察できる。

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各教科シラバス 9 10 11 12 1 2

非金属元素 典型金属元素 遷移元素 無機物質と人間生活 有機化合物の基礎 脂肪族化合物 芳香族化合物 有機化合物と人間生活 天然高分子化合物 合成高分子化合物 高分子化合物と 人間生活

水素、希ガス、ハロゲン、酸素、硫黄、窒素・リン、炭素、ケイ素の単体と化合物 アルカリ金属、2 族元素、アルミニウム、亜鉛、スズ・鉛の単体と化合物 遷移元素の特徴 銅、銀、鉄、クロム、マンガンの単体と化合物 金属イオンの分離と確認 セラミックス、金属の利用、合金 有機化合物の特徴と分類 脂肪族炭化水素 有機化合物の分析 アルコールとエーテル アルデヒドとケトン カルボン酸 油脂とセッケン 芳香族炭化水素 染料・医薬品、合成洗剤、食品 高分子化合物の分類と特徴 糖類(炭水化物)、多糖類 アミノ酸、タンパク質 合成繊維、プラスチック、ゴム 機能性高分子 プラスチックの廃棄処理

・単体や無機化合物の性質や反応などを,周期表と関連づけて考察できる。 ・日常生活とかかわりの深い無機物質とそのイオンについて観察,実験などを行い,規則性を見いだし,さまざまな事物・現象の生じる要因や仕組みを科学的に考察できる。

・無機物質の工業的製造法などを科学的に考察できる。 ・単体や無機化合物が人間生活にどのようにかかわっているかを科学的に考察できる。

・有機化合物の性質や反応性が、無機化合物とは異なる特徴があることを見いだすことができる。 ・炭化水素の性質や反応性が,炭素鎖の構造に特徴付けられることを見いだし,構造異性体などを論理的に考察できる。 ・官能基を含む有機化合物の性質や反応性が,その官能基に特徴付けられることを見いだし,論理的に考察できる。 ・有機化合物が人間生活にどのようにかかわっているかを科学的に考察できる。

・高分子化合物の性質や反応性が,無機物質や有機化合物とは異なる特徴があることを見いだす。 ・天然高分子や合成高分子化合物の構造・性質・反応性について,単量体の官能基のはたらきとの関連性を見いだし,論理的に考察できる。 ・高分子化合物が人間生活にどのようにかかわっているかを科学的に考察できる。

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各教科シラバス

授業教科 理 科 授業科目 化学 単位数 2

履修学年 3年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

(1)化学的な事物・現象に対する探究心を高める。 (2)目的意識をもって観察,実験などを行い,化学的に探究する能力と態度を育てる。 (3)化学の基本的な概念や原理・法則の理解を深め,科学的な自然観を育成する。

2 学習内容と学習方法

①学習内容 1.無機物質 2.有機化合物 3.高分子化合物

②学習方法 1.化学基礎の教科書で出てきた物質の化学式(イオン式・組成式・分子式)が書けるように復習すること 2.教科書をよく読むこと(授業の基本は教科書) 3.授業中の内容を理解するように集中すること(おしゃべりしない、話をよく聴く) 4.毎日家庭学習をおこなうこと(少ない時間でも毎日やることがとても重要) 5.実験後の考察を深めること(教科書の知識と実験体験が経験のある知識として脳にインプットされる)

3 大学受験について 国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要で、理科は学部によって受験科目数が異なる。一般に理系学部なら200点満点,文系学部なら100点満点となるように受験科目を選択する。理系学部に進学するなら基礎を付さないこちらの「化学」の受験が必要となる。 医療・看護・栄養科学・美容系でも化学に関する知識が必要となるため,日頃の学習内容を日常生活に結びつけて考えるように心がけること。また,国公立大学の個別学力試験(2次試験)では記述式の試験が課せられるため、相応の力が求められる。 4 評価の方法

成績評価は以下の項目を観点別評価により総合的に判断して行う。 (理科における観点別評価:①関心・意欲・態度 ②思考・判断・表現 ③技能 ④知識・理解)

1.定期テスト 2.実験レポート提出 3.宿題・ノート等の提出物 4.小テスト 5.授業態度・実験態度

教科書 「改訂 新編化学」(東京書籍)

副教材 「化学研究ノート」 (博洋社)

その他 化学基礎を履修していること。

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 化学

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4 5 6 7 9 10 11

非金属元素 典型金属元素 遷移元素 無機物質と人間生活 有機化合物の基礎 脂肪族化合物 芳香族化合物

1.水素と希ガス 2.ハロゲンの単体と化合物 3.酸素・硫黄の単体と化合物 4.窒素・リンの単体と化合物 5.炭素・ケイ素の単体と化合物 1.アルカリ金属の単体と化合物 2.2 族元素の単体と化合物 3.アルミニウムの単体と化合物 4.亜鉛,スズ・鉛の単体と化合物 1.遷移元素の特徴 2.銅の単体と化合物 3.銀の単体と化合物 4.鉄の単体と化合物 5.クロムとマンガン 6.金属イオンの分離と確認 1.セラミックス 2.金属の利用 3.合金 1.有機化合物の特徴と分類 2.脂肪族炭化水素 3.有機化合物の分析 1.アルコールとエーテル 2.アルデヒドとケトン 3.カルボン酸 4.油脂とセッケン 1.芳香族炭化水素 2.酸素を含む芳香族化合物 3.窒素を含む芳香族化合物

・非金属元素の単体とその化合物の性質と製法を理解できる。また,特定の物質の工業的製法を学習し,化学工業と日常生活の関わりを理解できる。 ・主な気体の発生とその検出法について理解できる。 ・実験を通して,物質のもつ性質を理解できる。

・金属元素の単体とその化合物の性質を理解できる。 ・主な金属元素の検出法について理解できる。 ・実験を通して,物質のもつ性質を理解できる。

・化学工業とその技術が人間生活にどのようにかかわっているのかを科学的に考察できる。

・有機化合物の特徴と分類について理解できる。 ・脂肪族炭化水素の性質や反応について理解できる。また,与えられたデータから有機化合物の分子式を求めることができる。 ・それぞれの官能基を含む有機化合物の性質や反応について理解できる。 ・実験を通して,物質のもつ性質を理解できる。

・芳香環をもつ有機化合物の性質や反応について理解することができる。 ・実験を通して,物質のもつ性質を理解できる。

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各教科シラバス 12 1 2 3

有機化合物と人間生活 天然高分子化合物 合成高分子化合物 高分子化合物と 人間生活

1.染料・医薬品 2.合成洗剤 3.食品 1.高分子化合物の分類と特徴 2.糖類(炭水化物) 3.多糖類 4.アミノ酸 5.タンパク質 6.核酸 1.合成繊維 2.プラスチック 3.ゴム 1.機能性高分子 2.プラスチックの廃棄処理

・有機化合物が人間生活にどのようにかかわっているかを科学的に考察できる。

・高分子化合物の分類と特徴を理解できる。 ・それぞれの天然高分子を構成する単量体を判断することができる。また,その高分子の性質を単量体の性質をもとに考察することができる。 ・実験を通して,物質のもつ性質を理解できる。

・それぞれの合成高分子を構成する単量体を判断することができる。また,その高分子の性質を単量体の性質をもとに考察することができる。

・高分子化合物が人間生活にどのようにかかわっているかを科学的に考察できる。

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各教科シラバス

授業教科 理 科 授業科目 生物 単位数 4

履修学年 3 年 類型 特理 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

(1)自然の事物・現象に対する関心や探求心を高める。 (2)目的意識を持って観察、実験などを行い、科学的に探求する能力と態度を育てる。 (3)自然の事物・現象についての理解を深め、科学的な自然観を育成する。

2 学習内容と学習方法

①学習内容 (1)生命現象と物質 (2)生殖と発生 (3)生物の環境応答 (4)生態と環境 (5)生物の進化と系統 ②学習方法 ・授業中の説明をしっかり聞き、理解する。先生の説明で大事なことはメモをとる。 ・板書は、ノートやプリントに確実に記入する。 ・テスト前には演習ノートをしっかり学習する。 ・事前に教科書を読んで予習する。授業のあった日に記入したノート・プリントを復習する。

3 大学受験について

国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要で、生物は主に理系学部の選択科目になり、試験は100点満点で実施されます。医療・看護系は大学受験だけでなく、授業でも必要な知識となるためしっかりと身につけておく必要があります。また、国公立大学の個別学力試験(2次試験)では記述式で、相応の力が求められます。

4 評価の方法

定期テスト(中間、期末、実力)、提出物(毎時間のノートやプリント、宿題)、実験・実習

教科書 生物(数研出版)

副教材 リード Light ノート生物(数研出版) 沖縄県高等学校生物資料集(沖縄生物教育研究会編)

その他 生物基礎を履修していること。

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各教科シラバス

学 習 計 画 2年 選択 理 生物

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4 5 6 7

第1章:細胞と分子 1.生体の構成 2.タンパク質の構造と性質 3.酵素のはたらき 2.エネル

ギーと代謝 4.細胞の構造と働き 5.細胞の活動とタンパク質

第2章:代謝 1.代謝とエネルギー 2.呼吸と発酵 3.光合成 4.窒素同化

第3章:遺伝情報の発現 1.DNA の構造と複製 2.遺伝情報の発現 3.遺伝子の発現調節 4.バイオテクノロジー

・生物のからだの構造と階層性,細胞を構成する物質

・タンパク質の構造,タンパク質の立体構造と機能、酵素のはたらきと性質,酵素反応の調節

・原核細胞と真核細胞、構造とはたらき ・生体膜と物質の出入り,細胞間結合,

免疫、代謝と ATP,生物とエネルギー ・呼吸のしくみと発酵,脂肪とタンパク質の

分解、光合成と葉緑体,光合成のしくみ,細菌の炭酸同化植物の窒素同化,動物の窒素同化

・DNA の構造・複製・タンパク質合成の詳細なしくみ,遺伝情報の変化,遺伝子の発現調節について学習する。

生命現象を支える物質の働きについて観察・実験などを通して探求し、タンパク質や核酸などの物質の働きを理解させ、生命現象を分子レベルでとらえさせる。

9 10

第4章:生殖と発生 1.遺伝子と染色体 2.減数分裂と遺伝情報 3.遺伝子の組み合わせ 4.動物の配偶子形成と受精 5.初期発生の過程 6.細胞の分化と形態形成 7.植物の発生

第5章:動物の反応と行動 1.ニューロンとその興奮 2.刺激の受容 3.情報の統合 4.刺激への反応 5.動物の行動

第6章:植物の環境応答 1.植物の反応

・遺伝子が染色体上に存在すること,多様な遺伝子の組み合わせが生じることを学習する。 ・動物の配偶子形成・受精と初期発生の過程、形態形成のしくみ、調節する遺伝子を学習する。 ・ニューロン構造とはたらき、興奮の伝導と

伝達受容器と適刺激,視覚器,聴覚器・平衡受容器、中枢神経系・末しょう神経系,反射・筋肉の構造と収縮,その他の効果器

・いろいろな生得的行動,学習 ・植物の環境応答,植物ホルモンや光受容体、花芽形成について学習する。

生物の生殖や発生について観察・実験などを通して探求し、動物と植物の配偶子形成から形態形成までのしくみを理解させる。 環境の変化に生物が反応していることについて観察・実験などを通して探求し、生物個体が外界の変化を感知し、それに反応するしくみを理解させる。

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各教科シラバス

11 12

2.成長の調節 3.花芽形成と発芽の調節

第7章:生物群集と生態系 1.個体群 2.個体群内の個体間の関係 3.異種個体群間の関係 4.生物群集 5.生態系における物質生産 6.生態系と生物多様性

・花芽形成と日長,花芽形成のしくみ,花芽形成と温度,種子の休眠と発芽,種子の発芽と光,植物の一生と環境応答

・生物群集はさまざまな個体群の集まりで構成され,生態系内で特定の役割を果たしていることを理解させる。

・動物の群れ,縄張り,動物の社会、生物の異種個体群間における競争,被食者-捕食者相互関係,共生と寄生生物群集,生態的地位と共存

・生態系の成り立ち,生態系における物質生産,生態系におけるエネルギー利用

・かく乱,個体群の絶滅を加速する要因,生物多様性の保全

生物の個体群と群集及び生態系について観察・実験などを通して探求し、それらの構造や変化のしくみを理解させ、生態系のバランスや生物多様性の重要性について認識させる。

1 2 3

第8章:生命の起源と進化 1.生命の起源 2.生物の変遷 3.進化のしくみ

第9章:生物の系統 1.生物の分類と系統 2.原核生物 3.原生生物 4.植物 5.動物 6.菌類

・生命の誕生や生物の変遷が地球環境の変化と密接に関係していることを学習する。また、生物の進化のしくみを理解させ分子進化の概念や種分化のしくみについても学習する。

・地質時代,多細胞生物の出現-先カンブリア時代,水中での生物の変遷-古生代,生物の陸上進出-古生代,種子植物とは虫類の繁栄-中生代,被子植物と哺乳類の繁栄-新生代,人類の出現と進化

・突然変異,自然選択,遺伝的浮動,隔離と種分化,分子進化と中立説

・生物種の多様性が系統によって分類できることを理解させる。また、DNA 塩基配列やタンパク質のアミノ酸配列など分子データの系統関係についても扱う。 ・個々の分類群は概要を学習する。

生物の進化の過程とそのしくみ及び生物の系統について観察・実験などを通して探求し、生物界の多様性と系統を理解させ進化についての考え方を身に付けさせる。

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各教科シラバス

授業教科 理 科 授業科目 生物 単位数 2

履修学年 3 年 類型 普文 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

(1)自然の事物・現象に対する関心や探求心を高める。 (2)目的意識を持って観察、実験などを行い、科学的に探求する能力と態度を育てる。 (3)自然の事物・現象についての理解を深め、科学的な自然観を育成する。

2 学習内容と学習方法

①学習内容 (1)生殖と発生 (2)生物の環境応答 (3)生態と環境 (4)生物の進化と系統 ②学習方法 ・授業中の説明をしっかり聞き、理解する。先生の説明で大事なことはメモをとる。 ・板書は、ノートやプリントに確実に記入する。 ・テスト前には演習ノートをしっかり学習する。 ・事前に教科書を読んで予習する。授業のあった日に記入したノート・プリントを復習する。

3 大学受験について

国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要で、生物は主に理系学部の選択科目になり、試験は100点満点で実施されます。医療・看護系は大学受験だけでなく、授業でも必要な知識となるためしっかりと身につけておく必要があります。また、国公立大学の個別学力試験(2次試験)では記述式で、相応の力が求められます。

4 評価の方法

定期テスト(中間、期末、実力)、提出物(毎時間のノートやプリント、宿題)、実験・実習

教科書 改訂版 生物(数研出版)

副教材 三訂版 リード Light ノート生物(数研出版) 沖縄県高等学校生物資料集(沖縄生物教育研究会編)

その他 2学年から生物を継続して履修していること。

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 選択 生物

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4 5 6 7

第4章:生殖と発生 4.動物の配偶子形成と受精 5.初期発生の過程 6.細胞の分化と形態形成 7.植物の発生

第5章:動物の反応と行動 1.ニューロンとその興奮 2.刺激の受容 3.情報の統合 4.刺激への反応 5.動物の行動

・動物の配偶子形成・受精と初期発生の過程、形態形成のしくみ、調節する遺伝子を学習する。 ・ニューロン構造とはたらき、興奮の伝導と

伝達受容器と適刺激,視覚器,聴覚器・平衡受容器、中枢神経系・末しょう神経系,反射・筋肉の構造と収縮,その他の効果器

・いろいろな生得的行動,学習

生物の生殖や発生について観察・実験などを通して探求し、動物と植物の配偶子形成から形態形成までのしくみを理解させる。

9 10 11 12

第6章:植物の環境応答 1.植物の反応 2.成長の調節 3.花芽形成と発芽の調節

第7章:生物群集と生態系 1.個体群 2.個体群内の個体間の関係 3.異種個体群間の関係 4.生物群集 5.生態系における物質生産 6.生態系と生物多様性

第8章:生命の起源と進化 1.生命の起源 2.生物の変遷 3.進化のしくみ

・植物の環境応答,植物ホルモンや光受容体、花芽形成について学習する。 ・花芽形成と日長,花芽形成のしくみ,

花芽形成と温度,種子の休眠と発芽,種子の発芽と光,植物の一生と環境応答

・生物群集はさまざまな個体群の集まりで構成され,生態系内で特定の役割を果たしていることを理解させる。

・動物の群れ,縄張り,動物の社会、生物の異種個体群間における競争,被食者-捕食者相互関係,共生と寄生生物群集,生態的地位と共存

・生態系の成り立ち,生態系における物質生産,生態系におけるエネルギー利用

・かく乱,個体群の絶滅を加速する要因,生物多様性の保全

・生命の誕生や生物の変遷が地球環境の変化と密接に関係していることを学習する。また、生物の進化のしくみを理解させ分子進化の概念や種分化のしくみについても学習する。

環境の変化に生物が反応していることについて観察・実験などを通して探求し、生物個体が外界の変化を感知し、それに反応するしくみを理解させる。 生物の個体群と群集及び生態系について観察・実験などを通して探求し、それらの構造や変化のしくみを理解させ、生態系のバランスや生物多様性の重要性について認識させる。

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各教科シラバス

1 2

第9章:生物の系統 1.生物の分類と系統 2.原核生物 3.原生生物 4.植物 5.動物 6.菌類

まとめと演習

・生物種の多様性が系統によって分類できることを理解させる。また、DNA 塩基配列やタンパク質のアミノ酸配列など分子データの系統関係についても扱う。 ・個々の分類群は概要を学習する。 1年間の授業のまとめと演習問題を解く。

生物の進化の過程とそのしくみ及び生物の系統について観察・実験などを通して探求し、生物界の多様性と系統を理解させ進化についての考え方を身に付けさせる。

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授業教科 理 科 授業科目 地学 単位数 4

履修学年 3年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 選択

1 教科・科目の目標

自然の事物・現象に関する関心や探究心を高め、目的意識をもって観察、実験などを行い、科学的に探究する能力と態度を育てるとともに自然の事物・現象についての理解を深め、科学的な自然観を育成する。 地学的な事物・現象に対する探究心を高め、目的意識をもって、観察、実験などを行い、地学的に探究する能力と態度を育てるとともに、地学の基本的な概念や原理・原則の理解を深め、科学的な自然観を育成する。 2 学習内容と学習方法

①学習内容 1.地球の構成と内部のエネルギー 2.地球の活動 3.地球の大気と海洋 4.地球表層の水の動きと役割 5.地球の環境と歴史 6.宇宙の構造 ②学習方法 1.予習の徹底(教科書を読むことはもちろんのこと、図やグラフにもきちんと目をとおして授業に備える) 2.授業を真剣にうける。 3.復習の徹底(教科書・ノートを再度確認し、問題集に取り組む。問題の意図を理解すること) 4.時間の許す限り、教科書がぼろぼろになるぐらいに読み込むこと。 3 大学受験等について

国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要で、地学は選択科目です。試験は100点満点で実施され、固体地球、地質、大気と海洋、宇宙と天体分野それぞれ偏りなく出題されます。目安として、理学部地学系、教育学部理系学科を受験する生徒が、本科目で受験すると想定しています。大学入試センター試験において、教科書のキーワードを理解することは最低限であるが、キーワードをただ単に問う問題は少なく、初見のグラフ・データを短時間で考察できたかを問う問題や既習の知識・理解を活用する問題が出題される傾向がある。

4 評価の方法 各分野において、4観点の観点別評価によって行う。地学における4観点とは、①関心・意欲・態度 ②思考・判断・表現 ③技能 ④知識・理解 を指す。

教科書 高等学校 地学

副教材 センサー地学

その他 暗記が得意という理由だけで、地学基礎を学習していくことは厳しいということを肝に銘じること。

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学 習 計 画 3年 共通 文 理 地学

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4 5 6 7

地球の構成と 内部のエネルギー 地球の活動 地球の大気と海洋

地球の形と重力・地磁気 地球の内部 プレートテクトニクス 地震と火山 変成作用と造山運動 大気の構造と運動 1 学期のまとめ

重力と地磁気について 理解することができる。 プレートテクトニクスの メカニズムを理解し、 地球内部と連動させて、 理解することができる。 大気圏の構造、地球の熱収支を理解することができる。

8 9 10 11 12

地球表層の水の 動きと役割 地球の環境と歴史 宇宙の構造

海洋と海水の運動 大気と海洋の相互作用 地表の変化 地層の観察 地球環境の変遷 日本列島の成り立ち 太陽系 恒星の世界 2 学期のまとめ

海洋の水温分布や密度について理解することができる。 風化や続成作用を理解することができる。地質図から地質断面図を作図することができる。さらに地史を読み取ることができる。 会合周期やケプラーの法則を使って問題を解くことができる。

1 2 3

宇宙の構造

宇宙と銀河 3 学期のまとめおよび 1 年間の総まとめ

等級、恒星の波長と色、 質量光度関係など、恒星の性質を理解することができる。

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各教科シラバス

授業教科 理 科 授業科目 化学基礎セミナー 単位数 2

履修学年 3年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

(1)化学的な事物・現象に対する探究心を高める。 (2)目的意識をもって観察,実験などを行い,化学的に探究する能力と態度を育てる。 (3)化学の基本的な概念や原理・法則の理解を深め,科学的な自然観を育成する。

2 学習内容と学習方法

①学習内容 1.物質の性質と成分 2.物質の構成粒子 3.物質と化学結合 4.物質量と化学変化 5.酸と塩基 6.酸化と還元 7.化学と人間生活

②学習方法 1.化学基礎の教科書で出てきた物質の化学式(イオン式・組成式・分子式)が書けるように復習すること 2.物質量計算ができるように復習すること 3.教科書をよく読むこと(授業の基本は教科書) 4.毎日家庭学習をおこなうこと(少ない時間でも毎日やることがとても重要)

3 大学受験について 国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要で、理科は学部によって受験科目数が異なっています。一般に理系学部なら200点満点、文系学部なら100点満点となるように受験科目を選択します。化学基礎は他の基礎科目と合わせて2科目選択することで合計100点満点となるため、理系学部に進学するなら更に応用科目(=科目名に基礎がつかない科目のこと)の受験が必要となります。 <注意点> ①基礎科目と同じ名前がつく応用科目での受験はできません。 (例:理系学部の場合 化学基礎と生物基礎の計 100 点、化学 100 点による 200 点満点は不可) ②大学によっては基礎科目での受験ができない場合があるので、募集要項をよく確認してください。 (例:県立看護大学では、生物を必修とし、物理または化学から更に 1 科目選択となっています) 4 評価の方法

成績評価は以下の項目を観点別評価により総合的に判断して行う。 (理科における観点別評価:①関心・意欲・態度 ②思考・判断・表現 ③技能 ④知識・理解)

1.定期テスト 2.実験レポート提出 3.宿題・ノート等の提出物 4.小テスト 5.授業態度・実験態度

教科書 「新編化学基礎」(東京書籍)

副教材

その他 化学基礎を履修していること。

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 化学基礎セミナー

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4 5 6 7 9 10 11 12 1 2 3

物質の探究 物質の構成粒子 物質と化学結合 物質量と化学変化 酸と塩基 酸化と還元 化学と人間生活

1.物質の性質と分類 2.物質の構成粒子 1.原子の構造 2.電子配置と周期表 1.イオンとイオン結合 2.金属と金属結合 3.分子と共有結合 1.原子量・分子量と物質量 2.化学変化の量的関係 1.酸と塩基 2.水素イオン濃度と pH 3.中和反応と塩の生成 4.中和反応の量的関係と 中和滴定 1.酸化と還元 2.酸化還元反応の利用 1.化学と人間生活

・基礎的な演習問題が解ける ・基礎的な演習問題が解ける

・基礎的な演習問題が解ける

・基礎的な演習問題が解ける

・基礎的な演習問題が解ける

・基礎的な演習問題が解ける

・基礎的な演習問題が解ける

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各教科シラバス

授業教科 理 科 授業科目 生物基礎セミナー 単位数 2

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標 (1)自然に対する興味・関心及び科学的に探求する能力と態度を向上させる。 (2)自然の事物・現象についての理解をさらに深める。 (3)問題演習をとおして、入試問題へ対応できる実践力を身につける。 2 学習内容と学習方法

①学習内容 既習した生物基礎の内容について,大学入試を中心に演習問題を解答・解説しながら,生物基礎の内容

について理解を深める。

②学習方法 ・授業中の説明をしっかり聞き,理解する。先生の説明で大事なことはメモをとる。 ・板書は,ノートやプリントに確実に記入する。 ・テスト前には演習ノートをしっかり学習する。 ・事前に教科書を読んで予習する。授業のあった日に記入したノート・プリントを復習する。 3 大学受験について 国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要で、生物基礎は主に文系学部の選択科目になります。試験は50点満点で実施され、もう一つの理科基礎科目(物理基礎、化学基礎、地学基礎)50点満点とあわせて100点という配点です。 また、国公立大学の理系学部では、理科基礎科目を学習後に選択する応用科目(生物、物理、化学、地学)が選択科目に設定されるため、理科基礎科目をしっかり身につけておく必要があります。医療・看護系は大学受験だけでなく、専門学校等でも必要になります。

4 評価の方法

定期テスト(中間、期末、実力)、提出物(毎時間のノートやプリント、宿題)

教科書 改訂版新編生物基礎(数研出版)

副教材 生物基礎研究ノート(博洋社)

その他

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 生物基礎セミナー

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4 5 6 7

第 1 章生物の特徴 1.生物の多様性と共通性 2.代謝とエネルギー 3.光合成と呼吸 第 2 章遺伝子とそのはたらき 1.遺伝子と DNA 2.DNA の構造と遺伝情報 3.遺伝情報とタンパク質の合成 4.遺伝情報の分配と細胞の分化

生物の多様性と共通性,細胞,代謝とエネルギー,酵素,光合成,呼吸, 遺伝と遺伝子,遺伝情報と DNA, 染色体,タンパク質合成,細胞分裂, 細胞の分化,ゲノム

各単元内容について、深い理解と基礎的及び応用的な演習問題に対応できる実践力。

9 10 11 12

第 3 章生物の体内環境とその維持 1.体内環境としての体液 2.腎臓と肝臓による調節 3.自律神経系と内分泌系による

調節 4.免疫 第 4 章植生の多様性と分布 1.多様な植生 2.植生の移り変わり 3.気候とバイオーム 第 5 章生態系とその保全 1.生態系とその成り立ち 2.物質の循環とエネルギーの流れ 3.生態系のバランスと保全 大学入試問題

体内環境と体液,血液凝固, 体液の塩分濃度調節,腎臓,肝臓, 自律神経系,内分泌系,生体防御, 免疫 植生,植生遷移,バイオーム,生態系, 炭素と窒素の循環,生態系, 地球環境問題,自然環境の保全

各単元内容について、深い理解と基礎的及び応用的な演習問題に対応できる実践力。 生物基礎の全内容について、深い理解と応用的な演習問題に対応できる実践力。

1 2

大学入試問題 大学入試問題

生物基礎の全内容について、深い理解と応用的な演習問題に対応できる実践力。

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各教科シラバス

授業教科 理 科 授業科目 発 展 物 理 単位数 2

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 選択

1 教科・科目の目標

(1)理科の目標 自然の事物・現象に対する関心や探究心を高め,目的意識をもって観察,実験などを行い,科学的に探 究する能力と態度を育てるとともに自然の事物・現象についての理解を深め,科学的な自然観を育成する。

(2)発展物理の目標 副読本等を活用して基礎から応用までの問題に取り組み、物理の基本的な概念や原理・法則について理

解定着を図るとともに、物理に関する知識の向上及び読解力や実践力・応用力の育成を目指す。 2 学習内容と学習方法

(1)学習内容 第Ⅰ部 様々な運動 (1)さまざまな運動①(直線上の運動と平面上の運動、力、運動の法則) (2)剛体のつり合い (3)仕事とエネルギー (4)さまざまな運動②(運動量、円運動、単振動、万有引力) 第Ⅱ部 熱力学 (1) 熱とエネルギー (2) 気体分子の運動 (3) 気体の状態変化 第Ⅲ部 波 (1) 波の性質(波の伝わり方、正弦波を表す式、波の干渉・回折・反射・屈折) (2) 音(音の性質、音源の振動、ドップラー効果) (3) 光(光の性質、レンズと球面鏡、光の回折と干渉) 第Ⅳ部 電気と磁気 (1) 電界と電位、コンデンサー (2) 電流、電流と磁界 (3) 電磁誘導、交流と電磁波 第Ⅴ部 原子・分子の世界 (1) 粒子性と波動性 (2) 原子モデル、原子核と放射線 (3) 素粒子、エネルギーとその利用

(2)学習方法 ① 副教材の例題について予習を指示し、解答できた場合は、ステップ1・ステップ2(演習問題)へ進む。 ②例題が解答できない場合は授業での解説で理解する。各自の復習でステップ2の問題を解く。

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各教科シラバス

3 大学受験について

大学入試センター試験の対策としての学校設定科目であるが、私立大学の試験にも対応できるように物理基礎・物理の基本問題と発展問題を解答解説し、受験への対応とする。 4 評価の方法

評価の観点である(関心・意欲・態度)(思考・判断・表現)(観察・実験の技能)(知識・理解)をもと に、総合的に評価する。

教科書 2年生での教科書 「新編 物理基礎」 3年生での教科書 「改訂 物理」を活用

副教材 ニューグローバル 物理基礎+物理 東京書籍

その他

学 習 計 画 3年 共通 文 理 物 理

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4 5 6 7

第 1 部 様々な運動 第Ⅱ部 熱力学

・速度,加速度,合成速度と相対速度 ・落体の運動 ・力と運動の法則 ・剛体のつり合い ・仕事とエネルギー ・運動量 ・円運動 ・単振動 ・万有引力 ・熱とエネルギー ・気体分子の運動 ・気体の状態変化

第1部 力と運動についての基礎的な見方や考え方に基づき,運動を観察,実験などを通して探究し,力と 運動に関する概念や原理・法則を系統的に理解し,それらを活用できる。 第Ⅱ部 熱について、気体分子の運動と圧力の関係や気体の内部エネルギー,気体の分子運動、気体の状態変化における熱,仕事及び内部エネルギーの関係を理解し,それらを示すことができる。

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各教科シラバス

9 10 11 12 1 2

第Ⅲ部 波 第Ⅳ部 電気と磁気

第Ⅴ部 原子・分子の世界

・波の伝わり方 ・正弦波を表す式 ・波の干渉・回折・反射・屈折 ・音の性質 ・音源の振動 ・ドップラー効果 ・光の性質 ・レンズと球面鏡 ・光の回折と干渉 ・電界と電位 ・コンデンサー ・電流 ・電流と磁界 ・電磁誘導 ・交流と電磁波 ・粒子性と波動性 ・原子モデル ・原子核と放射線 ・素粒子 ・エネルギーとその利用

第Ⅲ部 水面波,音,光などの波動現象を観察,実験などを通して探究し,共通する基本的な概念や法則を系統的に理解させるとともに,それらを日常生活や社会と関連付けて考察できる。 第Ⅳ部 電気や磁気に関する現象を観察,実験などを通して探究し,電気と磁気に関する基本的な概念や原理・法則を系統的に理解させるとともに,それらを日常生活や社会と関連付けて考察できる。 第Ⅴ部 電子,原子及び原子核に関する現象を観察,実験などを通して探究し,原子についての基本的な概念や原理・法則を理解できる。

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各教科シラバス

授業教科 理 科 授業科目 発展化学 単位数 2

履修学年 3年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

(1)化学的な事物・現象に対する探究心を高める。 (2)目的意識をもって観察、実験などを行い、化学的に探究する能力と態度を育てる。 (3)化学の基本的な概念や原理・法則の理解を深め、科学的な自然観を育成する。

2 学習内容と学習方法

①学習内容 1.化学基礎~既習内容の復習~ 2.物質の状態 3.化学反応とエネルギー 4.化学反応の速さと平衡 5.無機物質 6.有機化合物 7.高分子化合物 ②学習方法 ・『予習(わからない点を明確にする)→授業(理解を深める)→復習(知識として定着させる)』の黄金サイクルを意識して学習してください。初めは「教科書を眺める」予習や「授業のノートをもう一度見る」復習からスタートしても構いません。スキマ時間を活用して”理科に触れる”習慣をつけてください。 ・授業で習った元素記号や化学式はわからないままにせず、しっかり覚えるようにしてください。 ・問題演習をする際は、まずは教科書の問いや章末問題、副読本から取り組んでください。他者にわかりやすく説明できることを目標にして取り組むことがベストです。 ・最後に、授業を大切にしてください。説明を聞き逃さない、板書をノートやプリントに丁寧にまとめて補足説明や要点を書き加える、わからない所は質問する等、授業に対する積極的な姿勢が学ぶ上で最大の助けとなります。 化学の勉強法・対策として教科書レベルの基礎知識をまず完璧にすること。法則、定義、化学用語、物

質名、化学式、化合物の構造式、化学反応式等基礎は確実にすること。基礎知識を習得する段階では頻

出事項のみに偏ることの無いように化学の体系的知識を身につけることが重要

3 大学受験について 国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要で、理科は学部によって受験科目数が異なっています。一般に理系学部なら200点満点、文系学部なら100点満点となるように受験科目を選択します。化学基礎は他の基礎科目と合わせて2科目選択することで合計100点満点となるため、理系学部に進学するなら更に応用科目(=科目名に基礎がつかない科目のこと)の受験が必要となります。 大学受験だけではなく、医療・看護・美容系等でも化学に関する知識が必要となるため、日頃の学習内容を定着させるよう心がけてください。また、国公立大学の個別学力試験(2次試験)では記述式の試験が課せられるため、相応の力が求められます。問題演習等を解く際は、他者が見てもわかる解答を意識してまとめるよう心がけてください。 4 評価の方法

成績評価は以下の項目を総合的に判断して行います。 ①定期テスト ②ファイル・レポートなどの提出物 ③小テスト ④授業態度

教科書 「改訂 新編化学」

副教材

その他 化学基礎、化学を履修していること。

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 発展化学

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4 5 6 7

化学基礎の復習 電池と電気分解 物質の状態と変化 溶液の性質 固体の構造 化学反応と熱・光 化学反応の速さ 化学平衡 電解質水溶液の平衡

1.電池 2.水溶液の電気分解 1.状態変化 2.気体の性質 1.溶解平衡 2.希薄溶液の性質 3.コロイド 1.固体と結晶 2.結晶の構造 1.反応熱と熱化学方程式 2.ヘスの法則 3.光とエネルギー

・理論化学 ・電池の原理をもとに実用電池のしくみと反応を理解・習得し,基本的な知識を身につける。 ・電気分解の量的な関係を示すファラデーの法則をもとに,原理的かつ個別具体的に電気分解を考察できる。 ・物質の三態変化に関する現象について,熱運動と分子間力,気液平衡,蒸気圧曲線等の概念を用いて考察できる。 ・気体に関する法則(ボイル・シャルルの法則,気体の状態方程式等)や理想気体と実在気体に関する概念をもとに,混合気体の状態方程式,実在気体における分子間力と分子の大きさのはたらき等について考察できる。 ・溶解のしくみや溶解度,希薄溶液の性質について,水和・溶媒や溶質分子の極性・溶解度曲線・蒸気圧降下・凝固溶解平衡等の概念を用いて考察できる。 ・コロイド溶液とその性質について,コロイド粒子と分子との大きさの違いによる特性として考察できる。 ・金属結晶の分類と粒子配置について,充塡率や原子半径と単位格子の一辺の長さ等の考え方を用いて考察できる。 ・イオン結晶種類と単位格子の関係について,イオン半径と結晶の安定性という考え方を用いて考察できる。 ・共有結合の結晶・分子結晶・非晶質について,その他の結晶構造に関する考え方をもとに考察できる。 ・熱化学方程式が示す化学反応と反応熱の考え方をもとに,エネルギーとしてのいろいろな反応熱に関して状態変化も含み考察できる。 ・反応熱に含まれる光のエネルギーという考え方を理解するとともに,生成熱や結合エ

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各教科シラバス 1.反応の速さ 2.反応速度を変える条件 3.反応のしくみ 1.可逆反応と化学平衡 2.平衡の移動 1.電離平衡 2.水の電離平衡とpH 3.塩と化学平衡

ネルギーという概念をもとに,化学反応経路と反応熱の関係をヘスの法則を用いて考察できる。

8 9 10 11 12

非金属元素 典型金属元素 遷移元素 無機物質と人間生活 有機化合物の基礎 脂肪族化合物 芳香族化合物 有機化合物と人間生活

1.水素と希ガス 2.ハロゲンの単体と化合物 3.酸素・硫黄の単体と化合物 4.窒素・リンの単体と化合物 5.炭素・ケイ素の単体と化合物 1.アルカリ金属の単体と化合物 2.2 族元素の単体と化合物 3.アルミニウムの単体と化合物 4.亜鉛、スズ・鉛の単体と化合 物 1.遷移元素の特徴 2.銅の単体と化合物 3.銀の単体と化合物 4.鉄の単体と化合物 5.クロムとマンガン 6.金属イオンの分離と確認 1.セラミックス 2.金属の利用 3.合金 1.有機化合物の特徴と分類 2.脂肪族炭化水素 3.有機化合物の分析 1.アルコールとエーテル 2.アルデヒドとケトン 3.カルボン酸 4.油脂とセッケン 1.芳香族炭化水素 2.酸素を含む芳香族化合物 3.窒素を含む芳香族化合物 1.染料・医薬品

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各教科シラバス 天然高分子化合物 合成高分子化合物 高分子化合物と人間生活

2.合成洗剤 3.食品 1.高分子化合物の分類と特徴 2.糖類(炭水化物) 3.多糖類 4.アミノ酸 5.タンパク質 6.核酸 1.合成繊維 2.プラスチック 3.ゴム 1.機能性高分子 2.プラスチックの廃棄処理

1 2

総合演習

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各教科シラバス

授業教科 保健体育 授業科目 体育 単位数 2

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標 各種の運動の合理的な実践を通して、運動技能を高め運動の楽しさや喜びを深く味わうことができるように するとともに、からだの調子を整え、体力の向上を図り、公正・協力・責任などの態度を、生涯を通じて継続的に運動できる資質や能力を育てる。

2 学習内容と学習方法

① 学習内容 (1) 体つくり運動・体育理論・水泳・陸上(必修) (2) 球技:バスケットボール・バレーボール・サッカー・ソフトボール・バドミントン・卓球(選択 )

② 学習方法 ・授業を大切にし、クラスメイトと協力しながら運動に積極的に参加する。 ・学習カードや提出物等は忘れずに提出する。 ・観点別評価の趣旨をよく理解し、技能以外の項目も努力する。

3 大学受験について

・体育系大学進学希望者には、課外講座等で入試対策講座を実施する。 4 評価の方法・・・実技テスト、下記観点別評価に基づく評価 (関心 ・意欲・態度)

・運動の楽しさや喜びを深く味わうことができるよう自ら進んで計画的に運動しようとしているか。 ・公正、協力、責任などの社会的態度が身についているか。 ・健康や安全に留意して運動しようとしているか。 (思考・判断)

・自己やグループの能力と運動の特性に応じた課題を見つけ出しているか。 ・課題解決めざして、活動の仕方を考え工夫しているか。

(運動の技能) ・自己の能力と運動の特性に応じた課題解決をめざして運動を行い技能を高めているか。

・自己の体力や生活に応じた体力を高めるための運動の行い方を身につけているか。 (知識・理解)

・運動技術のしくみと運動の学び方について理解できているか。

教科書 特になし

副教材 特になし

その他 特になし

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 体育

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4月 5月 6月 7月

オリエンテーション 体つくり運動 球技(男女)

1「体育」学習について 2「集団行動」 3「体力テスト」 ・球技(選択) バレーボール・バスケットボール・ハンドボール バドミントン・卓球・サッカー・ソフトボール 練習を工夫しながらチームや個人の特徴を生かした作戦やルールの工夫を通して、対抗戦を行う。

「体育」学習の意義や内容、 評価の方法について理解す る。 集団の約束やきまりを守っ て行動できる。機敏、的確 に行動できる。 自分の体の状態を知り身体 をほぐしたり、体力を高める運動を行う。 チームの課題や自分の課題に応じて技能を高め、作戦を生かした攻め方守り方の展開をしたゲームができるようになる。

9月 10 月 11 月 12 月

陸上競技(男女) 球技(男女)

短距離・中距離・跳躍・投てき ・これまでの学習経験や記録測定の結果から個別に自己目標を設定し目標を達成するため練習方法を計画し、自分の記録に挑戦していく。 ・球技(選択) バレーボール・バスケットボール・ハンドボール バドミントン・卓球・サッカー・ソフトボール 練習を工夫しながらチームや個人の特徴を生かした作戦やルールの工夫を通して、対抗戦を行う。

自分なりの目標設定ができ、どうやったら自分の力が発揮できるか 練習を工夫し、実践できる。 チームの課題や自分の課題に応じて技能を高め、作戦を生かした攻め方守り方の展開をしたゲームができるようになる。

1月 2月

球技(男女)

・球技(選択) バレーボール・バスケットボール・ハンドボール バドミントン・卓球・サッカー・ソフトボール 練習を工夫しながらチームや個人の特徴を生かした作戦やルールの工夫を通して、対抗戦を行う。

チームの課題や自分の課題に応じて技能を高め、作戦を生かした攻め方守り方の展開をしたゲームができるようになる。

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各教科シラバス

授業教科 保健体育 授業科目 生涯スポーツ 単位数 2

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標 生涯にわたる豊かなスポーツライフの基礎を培うという観点に立ち、自主的かつ継続的に運動に親しむ態度や能力の育成と体力の向上を図る。

2 学習内容と学習方法

① 学習内容 1,新体力テストの実施。結果を活用し自己の体力の弱点を知り、改善を図るようにすることが出来る。 2,ニュースポーツの内容・ルールを習得する。

② 学習方法 ・授業を大切にし、クラスメイトと協力しながら運動に積極的に参加する。 ・学習カードや提出物等は忘れずに提出する。 ・観点別評価の趣旨をよく理解し、技能以外の項目も努力する。

3 大学受験について

・体育系大学進学希望者には、課外講座等で入試対策講座を実施する。 4 評価の方法

4 評価の方法・・・実技テスト、下記観点別評価に基づく評価 (関心 ・意欲・態度)

・運動の楽しさや喜びを深く味わうことができるよう自ら進んで計画的に運動しようとしているか。 ・公正、協力、責任などの社会的態度が身についているか。 ・健康や安全に留意して運動しようとしているか。 (思考・判断)

・自己やグループの能力と運動の特性に応じた課題を見つけ出しているか。 ・課題解決めざして、活動の仕方を考え工夫しているか。

(運動の技能) ・自己の能力と運動の特性に応じた課題解決をめざして運動を行い技能を高めているか。

・自己の体力や生活に応じた体力を高めるための運動の行い方を身につけているか。 (知識・理解)

・運動技術のしくみと運動の学び方について理解できているか。

教科書 特になし

副教材 特になし

その他

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 生涯スポーツ

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4月 5月 6月 7月

ニュースポーツ選択 (2種目)

・インディアカ ・フットサル ・スポーツチャンバラ ・スカイクロス ・フライングディスク ・ボウリング ・ゲームの仕方を理解する。 ・全員がゲームを楽しむ。 ・全員がゲームを楽しむことがで きるように、ルールを工夫する。 ・計画(作戦)→実践(ゲーム) →課題(反省)→計画(作戦)→ ・・・のサイクルを実践する。

【ニュースポーツ】 自分、味方、相手、全員がゲームを楽しむことができる態度やプレー、ルールの工夫ができるようにする。 ゲームを客観的に分析し,練習法や作戦の工夫ができるようにする。

9月 10 月 11 月 12 月

ニュースポーツ選択 (3種目)

・グランドゴルフ ・ソフトバレーボール ・タッチラグビー ・アルティメット ・ターゲットバードゴルフ ・ゴルフ ・アイススケート ・ゲームの仕方を理解する。 ・全員がゲームを楽しむ。 ・全員がゲームを楽しむことがで きるように、ルールを工夫する。 ・計画(作戦)→実践(ゲーム) →課題(反省)→計画(作戦)→ ・・・のサイクルを実践する。

【ニュースポーツ】 自分、味方、相手、全員が ゲームを楽しむことができ る態度やプレー、ルールの 工夫ができるようにする。 ゲームを客観的に分析し,練 習法や作戦の工夫ができる ようにする。

1月 2月 3月

ニュースポーツ選択 (1種目)

1,2学期の種目の中から選択

【ニュースポーツ】 自分、味方、相手、全員が ゲームを楽しむことができ る態度やプレー、ルールの 工夫ができるようにする。 ゲームを客観的に分析し,練 習法や作戦の工夫ができる ようにする。

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各教科シラバス

授業教科 保健体育 授業科目 総合体育 単位数 2

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標 競技種目の特性について理解と解決を目指した計画的な実践を通して、これらの種目の高度な技能と審判法を習得できるようにするとともに、技能を発揮して競技することができる資質や能力を育てる。

2 学習内容と学習方法

① 学習内容 1:新体力テストの実施。結果を活用し自己の体力の弱点を知り、改善を図るようにすることが出来る。 2:選択した種目の競技会を開催し、運営及び審判まで自分たちで行うことができる。 3 :自分の興味関心のある種目について、科学的知識に基づき、効果的な技能体力の向上ができるように

する。 ② 学習方法

・授業を大切にし、クラスメイトと協力しながら運動に積極的に参加する。 ・学習カードや提出物等は忘れずに提出する。 ・観点別評価の趣旨をよく理解し、技能以外の項目も努力する。

3 大学受験について

・体育系大学進学希望者には、課外講座等で入試対策講座を実施する。 4 評価の方法

4 評価の方法・・・実技テスト、下記観点別評価に基づく評価 (関心 ・意欲・態度)

・運動の楽しさや喜びを深く味わうことができるよう自ら進んで計画的に運動しようとしているか。 ・公正、協力、責任などの社会的態度が身についているか。 ・健康や安全に留意して運動しようとしているか。 (思考・判断)

・自己やグループの能力と運動の特性に応じた課題を見つけ出しているか。 ・課題解決めざして、活動の仕方を考え工夫しているか。

(運動の技能) ・自己の能力と運動の特性に応じた課題解決をめざして運動を行い技能を高めているか。

・自己の体力や生活に応じた体力を高めるための運動の行い方を身につけているか。 (知識・理解)

・運動技術のしくみと運動の学び方について理解できているか。

教科書 特になし

副教材 特になし

その他

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 総合体育

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4月 5月 6月 7月

スポーツⅠ

スポーツⅡ スポーツⅢ ダンス

・「陸上競技」「水泳」「体操」「球技」「柔道」「ダンス」から1種目選択する。

・選択した種目に適したフォームアップ、練習を工夫して行う。

・練習計画→競技会の計画立案・運営→ 評価・反省 上記の流れで実践する。

自分、味方、相手、全員がゲームを楽しむことができる態度やプレー、ルールの工夫ができるようにする。 ゲームを客観的に分析し,練習法や作戦の工夫ができるようにする。

9月 10 月 11 月 12 月

スポーツⅠ

スポーツⅡ スポーツⅢ ダンス

「陸上競技」「水泳」「体操」「球技」「柔道」「ダンス」から1種目選択する。

・選択した種目に適したフォームアップ、練習を工夫して行う。

・練習計画→競技会の計画立案・運営→ 評価・反省 上記の流れで実践する。

自分、味方、相手、全員がゲームを楽しむことができ

る態度やプレー、ルールの 工夫ができるようにする。 ゲームを客観的に分析し,練習法や作戦の工夫ができるようにする。

1月 2月 3月

課題演習 課題解決学習

課題設定→計画→検証→発表→評 価・反省

興味関心の高い種目または得意な種目の中から、自己の課題を見出し、発展して向上する方法について考え、実践する。計画的な練習計画を作成し、自己の課題へのアプローチを検証し、発表することができるように する。

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各教科シラバス

授業教科 芸術 授業科目 芸術課題表現(音楽) 単位数 2

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目

音楽の諸活動を通して、生涯にわたり音楽を愛好する心情を育てるとともに、自ら課題目標を設定し学習に取り組む。

2 学習内容と学習方法

① 学習内容 (1)歌唱(独唱・アンサンブル・日本の歌・外国の歌)から自己の課題を設定 (2)器楽(キーボード・ギター・独奏・アンサンブル)から自己の課題を設定 (3)創作(歌詞創作・旋律創作) (4)鑑賞(様々な演奏形態の音楽) (5)楽典(音程や和音について、楽語の理解) ② 学習方法 (1)楽曲のイメージや演奏形態に合った表現方法の工夫 と、これまで学習してきた基本的な知識及び技能

の習得 ・主体的な鑑賞能力の基礎と活用。 (2)鑑賞活動で習得した表現方法を歌唱・器楽・創作活動に活用し、創意工夫をする。 3 大学受験について

・芸大、音大への明確な進学希望がある生徒は、課外講座で入試対策を実施する。

4 評価の方法

・関心・意欲・態度 ・これまで習得した音楽の基本的な知識・技能の活用 ・表現方法の工夫 し表現の幅を広げる ・主体的な鑑賞能力定着 ・ワークシートの記入

教科書 Joy of Music(教育芸術社)

副教材 MUSIC NOTE 高校生の歌集つどい(啓隆社)

その他

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 芸術課題表現(音楽)

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4 ~ 6

① 歌唱 ②器楽 ③中間発表 *楽典

①日本及び外国の歌曲から、自己に合った課題を設定学習する。

②キーボードの基本的な奏法の学習とアンサンブルの学習。 ③これまでの学習の成果を楽曲についての調べ学習もふまえて発表する。 *各単元の活動を通して学習する。

①言葉の抑揚や特徴を生かしながら、幅広い表現の工夫をする。

②楽曲のイメージに合った奏法で演奏する。

③これまで学習してきたことを

総合的にまとめて発表する。

9

10

11

12

④旋律創作・キーボード ⑤器楽 ⑥合唱コンクールに向けて ⑦様々な演奏形態の音楽について

④コード進行に合わせて、イメージに合う旋律を創作する。

⑤ギターの基本的奏法と、楽曲に合った

表現の工夫をする。 ⑥歌詞や旋律の背景を感じ取りながら、イメージに合った表現の工夫をする。

⑦郷土の音楽や西洋の音楽の演奏形態

における特徴や、それぞれの関連について知る。

④音のつながりやリズムを工夫することによって、イメージに合った旋律を創作する。 ⑤ギターの基本的な奏法を身に付け、ギターの楽曲について興味関心を高める。 ⑥歌詞や旋律の特徴を感じ取り、表現したいイメージに近づけるための工夫をする。 ⑦各地の音楽の特徴と演奏形態による表現の工夫について理解する。

1

2 3

⑧創作活動

⑧作りたい音楽をイメージし、それに合った歌詞や旋律を作る。

⑧歌詞の内容や、情景に合った音楽を創作する。

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各教科シラバス

授業教科 芸術 授業科目 芸術課題表現(美術) 単位数 2

履修学年 3年 類型 普文 普理 履修 選択

1 教科・科目の目標

美術の創造的な諸活動を通して、美的体験を豊かにし、美術を愛好する心情を育てるとともに、感性を高めると共に美術文化についての理解を深め、個性豊かな美術の能力を育てる。 2 学習内容と学習方法

①学習内容 ・絵画表現、鑑賞 ・デザイン表現、鑑賞 ・工芸(陶芸) ・映像メディア表現 上記の単元の中から選択し、一年間かけてじっくりと課題に取り組む ②学習方法 ・観察による表現の追求 ・主題の把握と造形の工夫 3 大学受験について ・芸大、美大への明確な進学希望がある生徒は、課外講座で入試対策を実施する。

4 評価の方法

・関心・意欲 ・造形表現の基礎・基本の定着 ・創造表現の工夫 ・鑑賞能力。

教科書

副教材

その他

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 芸術 芸術課題表現(美術)

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4 5 6 7

オリエンテーション 課題設定① 制作

・学習内容の説明 ・自己の課題追求型授業 ・表現したいテーマ・素材を絞り込み、年間を通した制作計画を立て、制作を進める

・主体的に表現活動する力 ・素材の特徴を活かす力 ・主題の把握と造形の工夫 ・イメージを形にする表現力

9 10 11 12

課題設定② 制作 中間発表・講評会

・計画の見直し、テーマ検討 ・用具の準備、制作

・言葉で作品の意図を説明する力 ・言語活動の充実 ・課題追求の徹底

1 2 3

課題制作 課題完成、まとめ、発表

・制作している課題を完成させる ・発表準備 ・作品の保管、持ち帰り

・制作活動を納得するまで、完成度高く仕上げる力 ・年間を通して振り返る力 ・ポートフォリオに課題表現の制作過程をまとめる力 ・自分の作品について考えを明朗に述べることができる力

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各教科シラバス

授業教科 英 語 授業科目 コミュニケーション英語Ⅲ 単位数 4

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図る。また、情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりするコミュニケーション能力を養い、社会生活において活用できるようにする。

2 学習内容と学習方法

①学習内容 体系的な文法テーマに沿った「長文読解」「文法・語法」「作文」「発音・会話(表現)」「リスニング」問題に取り組むことで、総合的な英語力を養い、センター試験にも対応できる力を修得させる。また、それを社会生活において活用できる力を養う。 ②学習方法 (1)「読解」「作文」「リスニング」の基礎である文法を正しく理解し、適切に使う。 (2)語彙力を高め、文の構造を正しく把握し、本文の理解をさらに深める。 (3)音読を重ね、英文から和文、英文から和文へ自然に変換できるようにする。 (4)英文を聞きリスニング力を付けながら、英会話への瞬発力を身につける。

3 大学受験について 国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要で、英語は必修科目です。試験は250点満点で 実施され、他教科と比べても配点比率が高く、文系理系関係なく英語でどれだけ得点できるかどうかが志望校合格への鍵となります。特に長文の配点が高く、長文問題は基礎力がなければ解けません。英語の基礎力をつけるためにも、英単語と英文法をきっちりと勉強し、数多くの実践問題にチャレンジする勉強法が一番の近道です。経験値を積むことで、英語の長文は確実に解けるようになります。個別試験では英作文を課す大学もあるので、学んだ文法や語彙を使って自分の考えを英語で表現する日頃の努力も必要です。

4 評価の方法

(1)コミュニケーションへの関心・意欲・態度:コミュニケーションに関心をもち、積極的に言語活動を行い、コミュニケーションを図ろうとする。 (2)表現の能力:英語で話したり書いたりして、情報や考えなどを適切に伝えている。 (3)理解の能力:英語を聞いたり読んだりして、情報や考えなどを的確に理解している。 (4)知識・理解:英語の学習を通して、言語やその運用についての知識を身につけているとともに、その背景にある文化などを理解している。 (5)定期考査、小テストや宿題などの提出物を総合的に評価する。

教科書 Power On English CommunicationⅢ 【東京書籍】

副教材 Power On English CommunicationⅢ WORKBOOK 【東京書籍】

その他 辞書 A4 ファイル

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 コミュニケーション英語Ⅲ

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4 月 5 月 6 月 7 月

Lesson 1 Emoji as a Universal “Language” Lesson 2 How Was the Olympic Symbol Created? Lesson 3 Zoo Dentists Lesson 4 The First Four Minutes of an Encounter Lesson 5 A Promising Surfer from Japan Lesson 6 Where Does Halloween Come from? Lesson 7 A Science Award That Makes You Laugh, and Then Think Lesson 8 A Nature Photographer in Alaska Lesson 9 The History of English Tea Lesson 10 Water and Living Things

絵文字がどのように使われるようになっているか オリンピックの旗の意味 動物の歯を治療する仕事はどのようなものか 初対面の人と会話で重要な「最初の 4 分」 プロサーファーである大原洋人選手 ハロウィーンの起源と歴史について イグ・ノーベル賞を受賞した研究の内容と意義 写真家,松本紀生さんの道のりと現在の生活 紅茶がイギリスに伝わる過程と歴史への影響 人が生きていくために必要な水と砂漠に住む動物たちの生態

文法理解 構文理解 語彙力 読解力 リスニング力 ライティング力 スピーキング力

9 月 10 月 11 月 12 月

Lesson 11 The 10,000-Hour Rule Lesson 12 A Conductor of the Underground Railroad Lesson 13 English, Always Growing Lesson 14 Jose Mujica, the World’s “Poorest” President Ever

1 万時間の法則とはどのようなものか 奴隷のための地下鉄道とはどのようなものかと女性指導者について 英語の語いの歴史と語い形成の仕組み ホセ・ムヒカ元ウルグアイ大統領の生き方から環境問題を解決するのに必要な考え方を学ぶ

文法理解 構文理解 語彙力 読解力 リスニング力 ライティング力 スピーキング力

1 月 2 月

Lesson 15 Understanding the Culture of Dogs Reading October Sky and the Rocket Boys

犬の習性とその解決策 世界初の人工衛星スプートニクの打ち上げの成功に影響を受けた主人公と友人との友情

文法理解 構文理解 語彙力・読解力 リスニング力 ライティング力 スピーキング力

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授業教科 外国語 授業科目 英語表現Ⅰ 単位数 2

履修学年 3年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

英語を通じて、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するとともに、事実や意見などを多様な観点から考察し、論理の展開や表現の方法を工夫しながら伝える能力を養う。 2 学習内容と学習方法

①学習内容 (1)情報や考えなどを理解し、英語で伝えるために下記の具体的言語活動をバランスよく実践する。 ア 与えられた話題について、即興で話す。また、聞き手や目的に応じて簡潔に話す。 イ 読み手や目的に応じて、簡潔に書く。

また、聞き手に伝わるように音読や暗唱を行う。 ウ 聞いたり読んだりしたこと、学んだことや経験したことに基づき、情報や考えなどをまとめ、発表する。

②学習方法 ア リズムやイントネーションなどの英語の音声的な特徴、話す速度、声の大きさなどに注意して話す。 イ 内容の要点を示す語句や文、つながりを示す語句などに注意して書く。また、書いた内容を読み返す。 ウ 発表の仕方や発表のために必要な表現などを学習し、実際に活用する。 エ 聞いたり読んだりした内容について、意見を比較して共通点や相違点を整理したり、自分の考えをまとめる

3 大学受験について

多くの国公立大学受験において、英語は必修科目となっています。センター試験は筆記200点満点、 リスニング50点配点です。本科目では、特にリスニングや英作文対策、さらに文法理解を深めます。

4 評価の方法

下記の観点を統括的にとらえた評価方法です。 ○関心・意欲・態度→課題提出、自己評価、レポート、授業態度 ○思考・判断・表現→各種ペーパーテスト、発表(グループ、ペア、個人等) ○技能 →実技テスト(音読、暗唱、ディベート、インタビュー等) ○知識・理解→各種ペーパーテスト、レポート、発表等

教科書 Vision Quest English Expression I Standard(啓林館)

副教材 なし

その他 ①ALTとのティームティーチングを適宜実施します。 ②音声練習やプレゼンテーション資料作成のため適宜 LL 教室を活用します。 ③教科書内容に沿ったプレゼンテーション(個人、ペア、グループ)を課します。

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学 習 計 画 3年 共通 文 理 英語表現Ⅰ

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4

L1 【Let’s have lunch together sometime.】 今度一緒にお昼ご飯を食べよう。

文法 文の種類 機能 相づちを打つ/聞き直す 話題 紹介 発音 イントネーション

友人を紹介したり、食事に誘う表現を使えるようになる

L2 【Are you interested in Japanese anime?】 日本のアニメに興味がある?

文法 文型と動詞 機能 言い換える/話題を変える 話題 興味・関心 発音 リズム

興味関心のある内容について意見を交換できる

5 Show & Tell 紹介・発表の仕方

L 3 【I’m going to Okinawa with my family.】 家族と沖縄に行く予定です。

文法 時制 機能 計画する/予定する 話題 旅行 発音 母音

予定について適切な時制を使って述べることができる

L 4 【I hear you’ve joined the soccer team.】 サッカー部に入部したって聞いたよ。

文法 完了形 機能 原因・理由を述べる 話題 スポーツ 発音 子音

スポーツについて友人と会話する表現を身につける

7 L 5 【Can you tell me what ammitsu is like?】 「あんみつ」ってどんなものか教えてくれる?

文法 助動詞 機能 許可を求める/依頼する 話題 食事 発音 カタカナ語

日本の食文化を英語で紹介できる

9 L 6 【I’m glad I can see the Sydney Opera House.】 シドニー・オペラハウスが見られてうれしいわ。

文法 受動態 機能 喜ぶ/驚く 話題 観光 発音 数字の発音

観光について、受動態を用いた表現方法を身につける

Linking Words つなぎの言葉の使い方

10 L 7 【It’s very nice of you to say so.】 そう言ってくれてうれしいわ。

文法 不定詞 機能 感謝する/謝罪する 話題 交際 発音 アクセント

パーティーなどで友人を紹介したり、相手の良いところを褒める表現

L 8 【How about going to see a musical?】 ミュージカルを見に行かない?

文法 動名詞 機能 勧誘する/申し出る 話題 娯楽 発音 つながる音

友人を映画やミュージカルに誘う表現などを身につける

11

L 9 【I’m for school uniforms.】 私は学校の制服に賛成です。

文法 分詞 機能 賛成する/反対する 話題 ルール 発音 変わる音

ルール等について自分の意見を述べることができる

Paragraph パラグラフの構成

12 L10 【How do you spend Christmas?】 クリスマスはどの過ごすの?

文法 関係詞 機能 説明する 話題 文化 発音 聞こえなくなる音

日本と諸外国におけるクリスマスの過ごし方の違いを通して異文化理解

1 L11 【Did you watch the debate on TV last night?】 昨夜,テレビの討論を見た?

文法 比較 機能 意見を述べる/主張する 話題 社会問題 発音 文の中での強調

簡単なディベート形式で社会問題に関して意見を述べることができる

2

L12 【I wish my parents were more understanding.】 両親にもっと理解があればいいのに。

文法 仮定法 機能 助言する/提案する 話題 悩み事 発音 英語のちがい

日常に起こりうる題材について仮定法を用いて表現方法を身につける。

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各教科シラバス

授業教科 英 語 授業科目 応用英語 単位数 2

履修学年 3年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、情報や相手の意向などを理解したり自分の考えなどを表現したりする実践的なコミュニケーション能力を養う。 「コミュニケーション英語Ⅰ」、「コミュニケーション英語Ⅱ」の学習の基礎の上に立って、実践的・応用的な英語

運用能力を伸ばす。 2 学習内容と学習方法

①学習内容 体系的な文法テーマに沿った「長文読解」、「文法・語法」、「作文」、「発音・会話(表現)」、「リスニング」問

題に取り組むことで、総合的な英語力を養い、センター試験にも対応できる力を修得させる。 ②学習方法 (1)「読解」「作文」「リスニング」の基礎である文法の基礎を固める。 (2)語彙力を高め、文の構造を正しく把握し、本文を理解する。 (3)音読を重ね、英文を頭に入れていく。(和文から英文を再現できるようになるのが理想) (4)CD を繰り返し聞き、ディクテーション活動にも取り組むことでリスニング力を向上させる。

3 大学受験について

国公立大学では大学入試センター試験の受験が必要で、英語は必修科目です。試験は200点満点で実施され、他教科と比べても配点比率が高く、文系理系関係なく英語でどれだけ得点できるかどうかが志望校合格への鍵となります。特に長文の配点が高く、長文問題は基礎力がなければ解けません。英語の基礎力をつけるためにも、英単語と英文法をきっちりと勉強し、数多くの実践問題にチャレンジする勉強法が一番の近道です。経験値を積むことで、英語の長文は確実に解けるようになります。個別試験では英作文を課す大学もあるので、学んだ文法や語彙を使って自分の考えを英語で表現する日頃の努力も必要です。

4 評価の方法

(1)コミュニケーションへの関心・意欲・態度:コミュニケーションに関心をもち,積極的に言語活動を行い,コミュニケーションを図ろうとする。

(2)表現の能力:英語で話したり書いたりして,情報や考えなどを適切に伝えている。 (3)理解の能力:英語を聞いたり読んだりして,情報や考えなどを的確に理解している。 (4)知識・理解:英語の学習を通して,言語やその運用についての知識を身につけているとともに,その背

景にある文化などを理解している。 (5)定期考査、小テストや宿題などの提出物を総合的に評価する。

教科書 UNITE 英語総合問題集 STAGE 2 (数研出版)

副教材 なし

その他 辞書 A4 ファイル

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 応用英語

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力

4月 5 月 6 月 7 月

Lesson1 「カルチャー・ショック」とは・・・ Lesson2 山火事を起こして森を守る!? Lesson3 水耕栽培の先駆者 Lesson4 地球を守るためにできること

Lesson5 将棋とチェスの由来 Lesson6 傘の歴史

①文型:文の構成要素―5文型 ②時制:基本時制、進行形 ③完了形:現在・過去・未来の完了形 ④助動詞:基本的な助動詞、<助動詞+have+過去分詞>の形

⑤受動態:基本的な受動態、注意すべき受動態 ⑥不定詞(1):<to+動詞の原形>の基本的用法

文法理解 構文理解 語彙力 読解力 リスニング力 ライティング力 スピーキング力

9 月 10 月 11 月 12 月

Lesson7 そこにあるのに聞こえない音 Lesson8 アイコンタクトをめぐる日米の違い Lesson9 自転車に優しい都市 Lesson10 「情報リテラシー」とは・・・ Lesson11 未来のエネルギー源は? Lesson12 ストレ スとうま くつき あうには・・・ Lesson13 ウォルト・ディズニー

⑦不定詞(2):不定詞の意味上の主語、原形不定詞、完了不定詞 ⑧動名詞:基本的用法、動名詞の意味上の主語、完了動名詞 ⑨分詞・分詞構文:形容詞的用法、分詞構文 ⑩準動詞のまとめ:不定詞、動名詞、分詞 ⑪比較:原級、比較級、最上級 ⑫関係詞(1):関係代名詞 ⑬関係詞(2):関係代名詞、関係副詞、関係詞の継続用法

文法理解 構文理解 語彙力 読解力 リスニング力 ライティング力 スピーキング力

1 月 2 月

Lesson14 セールストークに見る文化の違い Lesson15 キャンパスでの会話

⑭仮定法(1):仮定法過去、仮定法過去完了 ⑮仮定法(2):願望を表す表現、その他の重要表現

文法理解 構文理解 語彙力 読解力 リスニング力 ライティング力 スピーキング力

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各教科シラバス

授業教科 家 庭 授業科目 家庭総合 単位数 1

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

人間の健全な発達と生活の営みを総合的にとらえ、家族・家庭の意義、家族・家庭と社会との関わりについて理解させるとともに、生活に必要な知識と技術を習得させ、家庭や地域の生活を創造する能力と実践的な態度を育てる。

人の一生と家族、子どもの発達と保育、高齢者の生活と福祉、衣食住、消費生活などに関する知識と技術を総合的に習得させ生活課題を主体的に解決するとともに、家庭生活の充実向上を図る能力と実践的な態度を育てる。

2 学習内容と学習方法

①学習内容 第8章 健康で快適な衣生活をつくろう 第6章 経済生活を設計しよう 第10章 持続可能な社会をめざして行動しよう 第4、5章 高齢者の生活と福祉について考えよう、共生社会をつくろう

②学習方法 教科書、ノート、資料集などを使い、家族や生活の営みを人の一生とのかかわりの中で捉え、人の一生と家族・

家庭、子どもの発達と保育・福祉、高齢者の生活と福祉、生活の科学と文化、消費生活と資源・環境などに関する知識と技術を、断片的に習得させるのではなく、実際の生活の場で生きて働く力となるよう総合的に学習・習得する。家庭総合の学習内容は2、3学年で3単位を分割で履修する。

3 大学受験について

家庭科系の大学に進学する生徒、栄養系の大学に進学を希望している生徒は、個別学力検査や小論文など、家庭科に関する専門的な内容を問われることがあるので幅広い知識と、社会の情勢に目を向け勉強をしてください。

小論文は意見を述べるだけでなく、図や表を読み解く形式も出題されることがあるので、教科書の図や表を読み解く練習を重ね、実践を積み慣れておくようにしましょう。 4 評価の方法

関心・意欲・態度は授業・実習への参加の仕方や態度によって評価する。ノートやレポートからも評価する。 思考・判断・表現は、定期考査、ノート、レポートの考察によって評価する。 技能の評価は、提出物や被服実習時の技術によって評価行う。 知識・理解の評価はおもに定期考査によって行う。 学期ごとの評価は、定期考査、提出物等を合わせて評価する。 年間の評価は、1~3学期の成績を平均したものに基づいて総合的に評価する。

教科書 新家庭総合 主体的に人生をつくる 大修館書店

副教材 ノート「学習ノート」 家庭総合 大修館書店 資料集「スキルアップ家庭科 家庭科資料と食品成分表」 大修館書店

その他

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年 共通 文 理 家庭総合

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4月 5月 6月 7月

第8章 健康で快適な衣生活を つくろう

1 衣生活をみつめよう 2 着心地のよい被服 3 衣生活の計画と管理 4 被服製作の基本

被服実習(お弁当袋)

被服の機能、安全・快適な衣環境への工夫を理解する。 被服実習を通して、裁縫の基本を身につける。

9月 10 月 11 月 12 月

第8章 健康で快適な衣生活を つくろう 第6章 経済生活を設計しよう 第10章 持続可能な社会を目指して行動しよう

4 被服製作の基本 被服実習(お弁当袋) 1 現代の消費生活 2 消費者問題の現状と課題 3 消費者の権利と責任 4 消費生活における意思決定 5 家庭の経済生活 1 環境と調和のとれた生活 2 持続可能な社会の実現をめざして

被服実習を通して、裁縫の基本を身につける。 経済発展や技術の進歩により、消費生活は多様化・複雑化していることを理解する。 現在の生活と将来の生活をつなぐために家計管理が必要であること、またその方法を知る。 持続可能な社会と個々人のライフスタイルの関連を理解させ、実践に結びつけられるようにする。 持続可能な社会を実現するために必要な法律や制度について理解する。

1月 2月 3月

第4章 高齢者の生活と福祉について考えよう 第5章 共生社会をつくろう

1 高齢期という時期 2 高齢期の生活と課題 3 高齢期の生活を支える高齢者福祉 4 高齢社会の現状と課題 1 ともに生き、ともに自立する 2 生活と社会のセーフティネットワーク

高齢期の特徴について学び、高齢期に配慮した生活について理解することができる。 誰もが生きやすい社会になるためにどうすべきか考えることができる。

Page 85: 国 語 2 · 1 2 6,会話・議論・発表 ①相手や場面に応じた会 話 *敬語の分類と使い分け 相手や場面に応じた会話を研究する プレゼンテーション

各教科シラバス

授業教科 家 庭 授業科目 食 物 単位数 2

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

栄養、食品、調理などに関する知識と技術を習得させ、充実した食生活を営むことができるようにする。 食生活の現状と課題について考えさせ、健康の保持増進に配慮した食生活の工夫ができるようにする。 実習を通してテーブルマナーを身につけさせる。

2 学習内容と学習方法

①学習内容 調理実習、レシピ記入 食事の意義と役割、栄養素の働きと食事計画 調理の基礎、日常食の調理 テーブルマナー実習

②学習方法 「ビジュアルクッキング(レシピ本)」を使い、日常食の調理について学び、知識、技術を身につける。また、実習

した内容のレシピを記入し、知識の定着を図る。 食事の意義と役割、栄養素の働きと食事計画についてプリントを通して学習する。 テーブルマナー実習などの体験的な学習を取り入れ、実践的な技術を身につける。

3 大学受験について

家庭科系の大学に進学する生徒、栄養系の大学に進学を希望している生徒は、個別学力検査や小論文など、家庭科に関する専門的な内容を問われることがあるので幅広い知識と、社会の情勢に目を向け勉強をしてください。

小論文は意見を述べるだけでなく、図や表を読み解く形式も出題されることがあるので、教科書の図や表を読み解く練習を重ね、実践を積み慣れておくようにしましょう。 4 評価の方法

関心・意欲・態度は毎時間の授業を意欲的に取り組む姿勢・自分の食生活をよりよくする努力をしているか評価します。

思考・判断・表現は、定期考査、実習記録レポート(レシピ)の考察によって評価する。 技能の評価は、実技テストで技術の定着と表現力を評価します。 知識・理解の評価はおもに定期考査によって行う。 学期ごとの評価は、定期考査、提出物等も合わせて評価する。 年間の評価は、1~3 学期の成績を平均したものに基づいて総合的に評価する。

教科書 なし

副教材 新版「ビジュアルクッキング」(教育図書出版)

その他

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年選択 共通 文 理 食 物

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4月 5月 6月 7月

調理の基礎 調理実習 食事の意義と役割 調理実習

材料を指定された切り方で切る 計量スプーンで指示された調味料を計る 計量カップで水を計る 調理の基本的知識を学ぶ 日常食の調理、レシピ記入 食事の意義と役割を学ぶ 日常食の調理、レシピ記入

調理の基礎を学び、指定の切り方、計量、調理の基本的知識を身につける。 日常食の調理ができる。 レシピの記入ができる。 普段食べている食事の意義と役割を理解する。 日常食の調理ができる。 レシピの記入ができる。

9月 10 月 11 月 12 月

日常食の調理 栄養素の働きと食事計画 調理実習 テーブルマナー実習 調理実習 調理実習

食品の調理上の性質を理解する 日常食の調理ができる 指定調理 4つの食品群 栄養素の働きを学ぶ 食事計画について学ぶ 日常食の調理、レシピ記入 テーブルマナーについて学ぶ 日常食の調理、レシピ記入 日常食の調理、レシピ記入

食品の調理上の性質を理解し、日常食の調理ができる。指定調理、4つの食品群の構成との目測、調理および知識を身につけることができる。 各種栄養素の働きを理解し、健康的な食事計画を行うことができる。 日常食の調理ができる。 レシピの記入ができる。 テーブルマナーについて理解することができる。 日常食の調理ができる。 レシピの記入ができる。 日常食の調理ができる。 レシピの記入ができる。

1月 2月 3月

調理実習

日常食の調理、レシピ記入 日常食の調理ができる。 レシピの記入ができる。

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各教科シラバス

授業教科 家 庭 授業科目 住まいと生活 単位数 2

履修学年 3 年 類型 共通 特文 特理 普文 普理 履修 必修 選択

1 教科・科目の目標

住生活と文化、住空間の構成と計画、インテリアデザインなどに関する知識と技術を習得させ、快適な住空間を計画し、デザインする能力と態度を育てる。インテリアコーディネーターやインテリアプランナー、福祉住環境コーディネーターなど関連する職業に関心をもたせるとともに、専門的な学習への動機付けとする。

2 学習内容と学習方法

①学習内容 住生活と環境 住居の選択と管理 住居の設計 住居模型製作

②学習方法 「リビングデザイン(教科書)」を使い、住生活と文化、住空間の構成と計画、インテリアデザインなどに関する

知識と技術を習得させ、快適な住空間を計画し平面図をデザインする。 デザインした平面図から住居模型を製作する。

3 大学受験について

家庭科系の大学に進学する生徒、栄養系の大学に進学を希望している生徒は、個別学力検査や小論文など、家庭科に関する専門的な内容を問われることがあるので幅広い知識と、社会の情勢に目を向け勉強をしてください。

小論文は意見を述べるだけでなく、図や表を読み解く形式も出題されることがあるので、教科書の図や表を読み解く練習を重ね、実践を積み慣れておくようにしましょう。 4 評価の方法

関心・意欲・態度は毎時間の授業を意欲的に取り組む姿勢、実習に取り組む姿勢を評価します。 思考・判断・表現は、定期考査、平面図作成の考察によって評価する。 技能の評価は、住居模型の制作で技術の定着と表現力を評価します。 知識・理解の評価はおもに定期考査によって行う。 学期ごとの評価は、定期考査、提出物等も合わせて評価する。 年間の評価は、1~3 学期の成績を平均したものに基づいて総合的に評価する。

教科書 なし

副教材 「リビングデザイン」(教育図書出版)

その他 授業を休まずに出席すること。実習時は安全に留意し、実習を行うこと。 制作作品、課題等が未提出にならないよう留意すること。

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各教科シラバス

学 習 計 画 3年選択 共通 文 理 住まいと生活

月 単 元 名 学 習 内 容 身に付けさせたい力 4月 5月 6月 7月

第 2 章 住生活と環境 第 3 章 住居の選択と管理 住居の選択と管理 平面計画

1 自然の環境と社会の環境 2 健康で快適な室内環境 1 家族周期と住居 2 住居の選択と住情報 3 住居の管理 平面図計画

安全性、利便性、快適性からよりよい住環境に関心を持たせ住生活を考える。 家族構成やライフステージの変化と住要求の関係について理解させる。 住居を長く社会の資産にしていくための維持管理や長期使用の必要性などにも関心を持たせる。 家族構成から平面図を計画できる。

9月 10 月 11 月 12 月

第 4 章 住居の設計 第 5 章 インテリア

1 設計とは 2 住居の計画 3 図面を読み、描く 4 模型制作 1 インテリアの基本 2 各部屋のインテリア計画

住居の計画に必要な住空間について理解させ、それらの知識を活用して住空間の平面計画・模型制作ができる。 インテリアについて学習し各部屋のインテリアを考えることができる。

1月 2月 3月

第 6 章 住生活の充実と向上

1 住生活の現状 2 これからの住まいと生活

グループホームやコレクティブハウジングなどの共同住宅による住生活など、今後の住生活と住居のあり方について関心を持たせる。