会報 ちんぐるま 第 2017年11月20日 アウトドアを...

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会報 ちんぐるま 235号 2017年11月20日 アウトドアを楽しむ会 山頂に鎮座する月山神社本宮 岩手県勤労者山岳連盟 アウトドアを楽しむ会

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会報 ちんぐるま 第235号

2017年11月20日

アウトドアを楽しむ会

山頂に鎮座する月山神社本宮

岩手県勤労者山岳連盟

アウトドアを楽しむ会

会報 ちんぐるま 235号(2017・11月号)

も く じ

P03 12月・1月 活動予定表

P04 山行企画部 月山 HPより 工藤 一雄

P06 晴天の月山 清代 正晴

P07 ハイキング企画部 赤林山 HPより 福田・村上

P09 赤い林の山? 沼宮内洋子

P10 グループ山行 高下岳 HPより 工藤 一雄

P10 なめこで、疲れもどこかへ 砂沢 正一

P11 サービス満点の山 ~高下岳~ 吉岡 泉

P12 2017年度第 6 回運営委員会報告

P14 10月行って来ました

P15 ドライレイヤー 登山時報「私の登山 ワタシと登山」より

表紙に寄せて 三浦 保夫

編集後記 小野寺 薫

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12月 ・1月 活動予定表

12 月 1 月

日 曜 摘 要 日 曜 摘 要

1 金 1 月

2 土 県連女性と登山全国集会(埼玉) 2 火

3 日 〃 3 水

4 月 4 木

5 火

ちんぐるま原稿締切

県連理事会 5 金 ちんぐるま原稿締切

6 水 6 土

7 木 7 日 新年初山行 姫神山

8 金 8 月

9 土 9 火

10 日

10 水

11 月 11 木

12 火 12 金

13 水 13 土

14 木 14 日

15 金 15 月

16 土 16 火

17 日 17 水

18 月 18 木

19 火 19 金

20 水 会報発行予定 20 土 県連雪崩講習会

21 木 21 日 〃

22 金 22 月 会報発行予定

23 土 23 火

24 日 24 水

25 月 ちんぐるま原稿締切 25 木 ちんぐるま原稿締切

26 火

26 金

27 水 27 土

28 木 28 日

29 金

29 月

30 土 30 火

31 日

31 水

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◎山行企画部 月 山

日 時 2017年 10 月1日(日)~2日(月)

コ ース 姥沢登山口コース

参 加 者 CL:工藤一雄(ラスト) SL:渡邊渉之進(トップ)

【1班】◎大澤とき子 〇加藤一和

清代正晴、清代ヨシ子、柴田良子、千葉征子

【2班】◎増田友子 〇小岩幸子

平澤恵美子、村井容子、村上泰子、三國 育

【3班】◎亀澤かよ子 〇橋本恵美子

柴田 勝、工藤祥子、田中舘安子

【4班】◎沼宮内洋子 〇熊谷弘明

藤原典子、福田惠美子、高橋節子、上舘六蔵(フリー)

【25 名】

2017 年 10 月 1 日~2 日(日)

【10/1】西松園 5:00~盛岡 IC5:30~東北道~村田 JCT7:40~山形道~月山 IC8:43

~姥沢登山口 9:10~登山リフト・下の駅 9:40~上の駅 9:55~出発 10:07~姥ヶ岳

10:35~牛首 11:23~月山・山頂 12:40-(昼食)-出発 13:30~仏生池小屋 15:00~

8 合目・駐車場 17:30

記憶によれば会山行としては、2000 年 7 月以来となる月山でした。前回は 8 合

目から登って、湯殿山に降りたと記憶しているのですが、天候不良により殆ど風

景の記憶がありません。久し振りに訪れた今回のコースは、姥沢登山口から登山

リフトを利用し姥ヶ岳に立ち寄り、牛首を経由して山頂へ登ります。下山は 8 合

目駐車場へ降りるという最も体に優しいコース設定です。

まだ薄暗い早朝 5 時に小鹿公園を出発、盛岡 IC で 4 名乗車し総勢 25 名で予定

時間通りに東北道を南下します。高速道は濃い霧に包まれていましたが、仙台を

過ぎた辺りから陽が差し始め、天気が良くなる時の兆候に一安心です。村田 JCT

から山形道を進み姥沢登山口には、予定時間の 10 分前の 9:10 到着とタイムテー

ブル通りです。

この日の月山は、久し振りの晴れの天気と日曜日という事もあり、紅葉を求め

る多くの登山客で姥沢登山口の駐車場は満車状態です。此処で出発準備を整え、

さらに登山口までバスで移動と至れり尽くせりの運転手さんに感謝です。

登山口では、月山環境美化協力金、200 円/一人なるものを徴収しております。

予定外の出費でしたが、団体割引きの適用もなく 5,000 円を支払い、領収書を発

行してもらう。なぜか「おしん」の県民性を感じさせる一幕でした。ただし、登

山道は綺麗に石畳が敷かれ歩きやすく整備されていました。姥ヶ岳からの稜線歩

きは、紅葉に染まる大展望が特徴的で、月山のスケール感に感動でした。

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【10/2】休暇村・羽黒出発 8:25~加茂水族館 9:10~(見学)~出発 11:20~庄内観

光物産館 11:40-(昼食)-出発 12:53~新庄市~雄勝こまち IC15:25~北上 JCT16:30

~盛岡 IC17:02~松園着 17:35

二日目の行程は、今回の目玉企画になる加茂水族館の見学です。加茂水族館は、

別名「クラゲドリーム館」と言う事で、クラゲを主体とした展示で世界が認めた

クラゲ水族館として有名になっています。 水族館では、館内の説明員からクラゲ

の生態や水族館での繁殖の状況についての詳しい説明を受け、途中でアシカのシ

ョータイムを挟みながら約2時間弱とゆっくり見学できました。

その後は、鶴岡市内の「庄内観光物産館ふるさと本舗」へ移動して昼食&お土

産のお買い物タイムです。帰りのコースは、最上川沿いを遡りながら雄勝こまち

IC から秋田道経由で盛岡へ、予定より若干早めの帰着でした。・・・【工藤 記】

昼食後、下山前に記念撮影です

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晴天の月山

【清代正晴】

(一日目)

盛岡は前日の雨も上がり、早朝 5 時半盛岡 IC を出発。最初の内はガスが濃かっ

たが、姥沢登山口に着くころには、晴天に恵まれ、絶好の登山日よりとなりまし

た。

25 名の参加でしたが、登山リフトを降り準備体操を行っていよいよ登山開始、

天気が良いので気分爽快でした。

周囲の紅葉の美しさに見とれているうちに 30 分ぐらいで、姥ケ岳に着きました。

そこからは稜線を、登山道沿いにまだ咲き残っている高山植物の、ハクサンイチ

ゲ、ミヤマリンドウ、ウサギギク、ノアザミ等と周辺の紅葉を見ながら皆さん元

気よく標高 1,700m の牛首を経由して、予定通り 12 時半に月山頂上に着きました。

山頂の一番高いところに月山神社が南向きに建っていました。みんなで参拝して

から昼食と記念写真とトイレタイムを取りましたが、登山客が多くトイレタイム

に時間がかかり、予定より 30 分遅れで下山開始しました。

下山時は風が強くなってきました。ヤッケなどで風対応とスケールの大きい紅

葉を見ながら 9 合目の仏生池小屋に着きひと休憩しました。

黄色い紅葉とオレンジ色と笹の緑と池塘が眼下に見え、阿弥陀が原を通って 8

合目のレストハウスと駐車場に 16 時半ごろ到着しました。途中には、ウメバチソ

ウ、シロバナトウウチソウ、ハクサンボウフウ、タテヤマウツボグサ、ヨツバヒ

ヨドリ等も見られました。

下山して、「今日は天気が一番、見事な紅葉、月山に来てよかったな」と大満足

でした。宿泊は「休暇村・羽黒」でした。

(二日目)

8 時半に休暇村を出発、鶴岡公園を横目に見ながら、加茂水族館へ予定通り到着。

約 2 時間、クラゲを中心に見学し、見聞を広げてきました。ここでは展示種類が

世界一の愛称「クラゲドリーム館」で、日本初展示の「ラクテアジェリー」や世

界の水族館でオーストリアについで二例目展示の「ルテウムジェリー」等の非常

に珍しいクラゲも見られて、ラッキーでした。

クラゲドリーム館の次は、国道 112 号を通って,庄内観光物産館に着き、むぎ

きりと海鮮丼の昼食を頂きました。食後は各自、お土産の購入です。

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昼食後は、道の駅「とざわ」と道の駅「雄勝」に寄りながら、予定より早く 17

時 10 分頃、盛岡 IC に無事着きました。

天候に恵まれた二日間、大満足の充実した時を過ごすことが出来ました。皆様

には種々お世話になり、ありがとうございました。

※参考写真

◎ハイキング企画部 赤 林 山

日 時 2017 年 10 月 26 日(木)

コース 矢巾温泉口

参加者 CL:鳥巣諒(ラスト) SL:福田惠美子、(トップ)

頂 上 班 ◎小野寺薫 〇阿部幸子

村井容子、沼宮内洋子、亀澤かよ子、吉岡 泉、増田友子

冷水正宏、清代正晴、清代ヨシ子

6合目班 ◎村上泰子 〇菊池正和

横澤昭平、三國 育、加藤一和 【17 名】

コースタイム

小鹿公園 8:00-矢巾温泉着 9:00-登山口出発 9:08~一合目 9:22~三合目 9:42

~四合目 9:54~五合目 10:15~六合目 10:28~七合目 10:51~八合目 11:08~九合

目 11:12~頂上到着 11:22-(昼食)-頂上出発 11:46~六合目 12:27~二合目 13:11

~登山口着 13:25-(温泉入浴)-松園着 15:00

赤林山(855m)は里山ですが、1 合目から急坂となり、頂上まで 5~6 回登り下り

が続き、なかなか厳しい山でした。紅葉は見頃を迎え、尾根の道は場所によって

は紅葉のトンネルで、木々の隙間からは盛岡近郊の街並みが見え、タカヤアリー

ナの緑の屋根もきれいでした。

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5 合目・6 合目になるとカエデやブナ、ナラのなどの木々の葉が木漏れ日をあび

てそれぞれ真赤・オレンジ・黄金色に輝いて鮮やかなコントラストを示していま

した。彩葉包み込まれるような気持になりました。厳しい山ではありましたが、

天候にも恵まれ、紅葉の山を楽しむことが出来ました。・・・・・・・【福田 記】

【6 合目グループ】

六合目までとゆとりがある分ゆっくり登りました。かなりの急登もゆっくり登っ

たので、周りの景色も見ることが出来、紅葉も大いに楽しみました。六合目到着

は 10:50 でした。頂上組が七合目に到着したころです。

昼食は下山してから矢巾温泉でゆっくりと、入浴とおしゃべりを楽しんできまし

た。・・・・・・・・・・・【村上 記】

全員集合で―す

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赤い林の山?

【沼宮内洋子】

いろいろな色に彩られた紅葉のトンネルを歩きます。紅葉は秋の陽射しに輝き

を増しています。私達は「きれい!綺麗!」と感嘆の声を発して・・・。

なんて幸せなひと時だろうと思いました。

娘の友人が、「学校登山は赤林山だった(飯岡小学校)、きつい山だったよ」と

言っていたのを思い出しましたが、たった標高856メートルなのだからと軽い

気持ちで参加しましたが結果、あの里山は相当手ごわかったです。

空は青く、高く澄み、絶好のハイキング日和です。

矢巾温泉を出発して10分程で早速の急登です。体が慣れていないので息切れ

がします。足元は落ち葉でカサコソと心地よいのですが、その下には石、根っこ

が隠れています。油断できません。見上げれば、木々の葉は赤、オレンジ、黄、

黄緑そして茶、白っぽい葉はコシアブラ、絵具を全部つかっても現せないみごと

な紅葉です。その向こうの青空とのコントラストはまるで錦絵のようです。もし

かしてこれが赤い林の山?赤林山の所以かと思いました。(ネット検索によると①

山の地肌が赤いから。②アイヌ語でアカは尾根のことだからとあります)美しい

紅葉に包まれながら急登20分、少し平道を何度か繰り返しながら登ります。あ

まりの急登で『歩き見』は危険なので立ち止まってみてくださいとの班長さんか

らの注意ありです。6合目まではため息が出るような素晴らしい紅葉でしたが、

7合目を過ぎる頃にはブナ、ナラなど茶色の葉が多くなり、いよいよ冬が近づい

ている感があります。偽頂上の向こうに本当の頂上が見え、ちょっとがっかりで

す。

山頂は落葉している木もあり、木々の間から街が見えます。これが里山の良い

所なのですが、あまり展望が良いわけでもありません。早々に昼食を切り上げ下

山開始。下山はあの急登を降りるのですから、気を引き締めて! 落ち葉で滑る、

下には木の根っこや石が隠れていて足が引っ掛かる、笹や枝につかまり、ロープ

に掴まり、慎重に降ります。「すべった!転んだ!」と声がしますが自分のことで

精いっぱいなのです。皆無事に下山できました。予定時間より早い下山でお互い

の健脚に拍手です。あとはゆっくり温泉で疲れを取り、大満足のハイキングでし

た。

ハイキング部の方々、ありがとうございました。

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◎グループ山行 高 下 岳

日 時 2017年10月28日(土)

コース 高畑登山口コース

参加者 CL:工藤一雄 砂沢正一、村上泰子、小岩幸子、吉岡 泉 【5 名】

コースタイム

西松園発 6:30-七ツ森公園 7:00-高畑登山口着 7:45~出発 8:00~高下岳分岐

10:45~高下岳山頂 10:55-(昼食)-下山 11:35~分岐 11:45~登山口着 13:45-松園

着 15:30

会山行として企画していた高下岳でしたが、山行予定の 29 日(日)の天気が雨予

報の為中止となりました。折角の企画だったので、急遽でしたがグループ山行と

して参加者を募り、5 名の参加者で行ってきました。

流石に紅葉は過ぎていましたが、葉を落としたブナの森は広々として気持ちの

良い山歩きが出来ました。終日穏やかな日和で山頂もほとんど風も無く、ゆっく

りと景色を眺めながら昼食を摂ることが出来ました。下山の途中では、山頂で一

緒になりカメラのシャッターをお願いした方が待っておられ、「ナメコがあるか

ら!」と教えてくれ、思わぬお土産も頂いて満足の山行となりました。【工藤記】

なめこで、疲れもどこかへ ― 高下の細道 ―

【砂沢正一】

(ヒヤリハット)

「あれっ!」来るときこんな坂あったかなー。

丁字路で、登ってくる時追いこした二人に軽く会釈をし、そのまままっすぐ通り

過ぎ、登りにさしかかった、その時。後ろから声をかけられた。

「そっちじゃないですよ!」 「えっ! なに?...」

振り返ると、僕がその二人が立っている、そっちの方向から登ってきたという、

私はまだ頭の整理がつかないで、言われていることがよく理解できていない。と、

その後ろに、今登ってきた、私の職場の近くでよく目につく女性が、「ああ、この

人道を間違うところだ」といった感じで、地図を広げ説明をする。

あー、そうに違いない、この丁字路を登ってきて右に曲がったのだと。今左に、

だな。

まっすぐ行っていれば、和賀岳登山口に降りたのだ。今思えばぞっとする、あ

の時。その後、なぜか、その女性を職場の近くで見かけなくなった。

(山も、狭いもんだ)

どこか聞き覚えのある声だなあと思い、振り返ってみて、「おおっ」ということ

になる。

山でも時に知人に会う。お互い、にやっとしながら、挨拶をし二言三言交わす。

前回の高下岳ではそうだった。

この日は、ひょんなことで50年ぐらい前の知人にめぐり逢い、なぜかなめこ

の所有権を得た。

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(大安日!)

この日は絶好のお天気で。行きの車では、3人のウグイス声に耳を奪われ、

ササーッ、ササーッと落ち葉の音を楽しみながら、さわやかな小春日和を満喫し、

頂上では、もしかしたら東北中の山が、森吉山、鳥海山、朝日岳とか、名の知ら

ない山々も。

帰りは、初冬の陽光に照らされた木々の葉が、赤く、黄色く、反射するのにう

っとりとし、帰りの車でも、楽しい話ばっかし、ついには沼宮内城の話も。

サービス満点の山 ~高下岳~

【吉岡 泉】

沢内街道を通るとき、いつも「あれが高下岳、和賀岳」と見上げていたその高下岳

にようやく登れる日がきた!と、私にとっては期待感いっぱいの山行でした。

台風の通過等々で二度の日程変更があったため、たった5人の参加。行けなくなっ

てしまった方々には本当に申し訳ないのですが、当日は朝からの青空、風もない穏や

かな晩秋の一日となりました。

麓にはブナやケヤキの紅葉が残り、まだまだ色鮮やか。登り始めの急登を過ぎると、

スキップしたくなるような、ゆったりとした山道となります。るんるんの遠足気分で、

参加者は全員、心は完全に山ボーイ、山ガールです!高度が増してくると、今度は葉

を落とし尽くした白樺林の明るさ。和賀岳の雄大な稜線を目の前にしながらの心地よ

い道行き。おとといの赤林山の方がきつかったとか、ここと鞍掛山だったらどっちが

きついかとか、山の品評会なんかで盛り上がりつつ行くと、ほどなく頂上。

猫の額ほどの頂上ですが、景色は圧巻!目の前には和賀山塊の大パノラマが!一面

に広がる山並みの中にひときわ聳える和賀岳は、まるで肩幅の広い精悍な若者のよう

で、惚れ惚れしてしまいます。高下岳から北には稜線を連ねる根菅岳、大荒沢岳。大

荒沢岳にはくっきりと道も見え、「おいでよ~」と手招きしているようです。つい「来

年は行くよ~」と返事してしまいました!さらに北には雲からはみ出した岩手山の裾

野、秋田駒ヶ岳、また南には遠く鳥海山の優美な姿も。見ても、見ても見飽きない、

素晴らしい景色でした。

下りは工藤さんにブナにできた象の顔を教えてもらい、記念撮影をしたりしつつ、

また遠足気分。半分くらい来た辺りで、頂上で一緒になった自然保護パトロール員の

方と会いました。私たちより早く頂上を降りていらしたはずでしたから、茸採をして

いたんだね、と私たちは言い合いましたが、それはまさにその通り。ですがなんとそ

の方は「待ってたんだよ!」と。??戸惑う私たちに「なめこがあるから採ってって」

とおっしゃってくださるではないですか!見てみると倒木にぎっちりどっさりとなめ

こが!もう遠慮なくがっつり採らせていただきました。その上、その方はご自分が既

に収穫していた分まで私たちに分けてくださったのです!なんという気前の良さ!サ

ービスの良さ!ますます高下岳が好きになってしまいました。

天然なめこの美味しかったことは言うまでもありません。お土産までくれる素敵な

山、これから何度でも行きたいものです。

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2017 年度 第6回運営委員会資料

日 時 2017年11月4日(土)AM9:30~11:40

場 所 西松園第二公民館

出 席 増田友子、工藤一雄、渡邊渉之進、亀澤かよ子、津村泰子、大澤とき子

沼宮内洋子、橋本恵美子、小野寺 薫、加藤一和、吉岡 泉

【会山行報告】

9月24 日(日)山行企画部 源太ヶ岳/松川コース

参加者:9名 詳細:ちんぐるま10月号掲載

9月26 日(火)ハイキング企画部 就志森/九戸村

参加者:18名 詳細:ちんぐるま10月号掲載

10月1 日(日)山行企画部 月山/姥沢口リフト~月山8合目

参加者:25名 詳細:ちんぐるま4ページ掲載

10月22日(日)山行企画部 高下岳/高畑コース

※台風21号の影響で29日に変更したが、雨予報のため

会山行は中止。28日にグループ山行として実施した。

参加者:5名 詳細:ちんぐるま 10 ページ掲載

10月26日(木)ハイキング企画部 赤林山/矢巾温泉コース

参加者:17名 詳細:ちんぐるま7ページ掲載

【活動報告】

1.10月3日(火)第6回県連理事会 19時~ /花巻市

増田、津村出席 詳細:ちんぐるま10月号掲載

【議 題】

1.当面の活動予定

11 月 5 日(日)山行企画部・箱ヶ森/猪去沢登山口

11 月 7 日(火)第7回県連理事会/花巻市

11 月12日(日)県連ステップアップ講座:9時~16時

会 場: 滝沢ふるさと交流館(チャグチャグホール)

参加者: 阿部幸子、小野寺薫、加藤一和、津村泰子

冷水正宏

※会装備としての救急用品購入検討(講習会後)

11 月19日(日)山行企画部・納山山行・鞍掛山

11 月25日(土)20周年記念祝賀会/エスポワールいわて

12 月2.3日(日) 第8回女性と登山全国集会/埼玉県嵐山市

参加者:増田友子

1 月 7 日(日)新年初山行 姫神山

【協議事項】

1.20 周年記念事業について

① 記念誌/70 部 カラー・白黒半々、100 頁

定期総会で配布予定

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② 記念グッズ/登山靴収納袋 本人負担:2,000 円

定期総会で配布予定

③ 祝賀会:11 月 25 日(土)午後6時~エスポワールいわて

※参加費:6,000 円

※祝賀会担当班の基本的考え方として、20 周年という記念すべき祝賀会

なので、飲食だけにしたくない。

・記念講演予定 講師 岩手大学名誉教授:齋藤徳美氏

岩手山噴火に備え、避難計画の策定等について(30 分位)

※カラオケ使用料、パソコン使用料、テーブルネーム作成、看板作成等

無料

※余興、その他の諸経費は記念事業積立金より支出

2. 山行時に発生したトラブル等の対処について

※リーダー、サブリーダー、班長での打合せ

誰がサポートするか

※下山後の反省会、ヒヤリハットの確認

※山の難易度(体力、技術)を設けてはどうか?

今後の検討課題とする。

3.会報「ちんぐるま」のあり方について

現在、会報編集は 3 名が交替で作成しているが、技術的な事を含め苦労し

ながら発行している。

会報編集担当者の変更希望、後継者の育成等々の意見あり。

※今後の検討課題とする。

4.その他

①設立当時からの会員(参考資料)

大澤とき子、大信田英美子、工藤一雄、佐藤正芳、佐藤正子

鈴木正之、津村厚生、津村泰子、増田友子 9名

②次年度定期総会日程について

2月10日(土) いわて生協・ベルフまつぞの(予定)

③次期役員について

※全会員に考えて欲しい

次回運営委員会:12 月9日(土)10 時~ 西松園第二公民館

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10月 行ってきました

山域・コース 参 加 者

6 日 八甲田山/酸ヶ湯→毛無岱

→ロープウェイ

小岩幸子 会員外1名

8 日 三ツ石山/網張奥産道 八木 久

9 日 姫神山/一本杉→こわ坂 鈴木正之

9 日 前森山~黒谷地 三浦保夫 ※安比高原自然学校

9 日 鯨山/青少年の家ピストン 村上泰子、菊池正和、鳥巣 諒

村井蓉子、加藤一和、平澤恵美子

冷水正宏、三國 育

11 日 獅子ヶ鼻湿原/中島台 上舘六蔵 会員外4名

14 日 姫神山/城内コース 村上泰子、村井蓉子

14 日 五葉山/赤坂峠 熊谷弘明、藤原典子

16 日 四阿山/草津温泉・冠着荘 三浦清次 ※JR東日本山岳会 OB 会

17 日 赤林山/矢巾温泉 村上泰子、菊池正和、小野寺薫

福田惠美子

17 日 赤林山/矢巾温泉 平澤恵美子

17 日 赤林山/矢巾温泉 八木 久

18 日 姫神山/一本杉コース 橋本喜代孝

25 日 鞍掛山/相ノ沢駐車場 加藤一和

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ドライレイヤー

汗を外に出し、いつも肌の表面を乾いた状態に置く、という直接肌に接する部

分で着用する登山ウエアのひとつ。おそらく、その上に重ね着をするウエアを替

えて、年から年中着用しているひとが増えつつあるような気がする。私も冬から

の流れで、いつも中に着込んでいたのだが、先日、「今日は暑くなりそうだナ」と、

ふと思って、これを着ないで二千メートル峰に出かけた。登り始めは、予想通り

汗だくになって、時折山腹を通り抜ける風に生き返った感じがしたものだが、山

頂に近づくにしたがって、風の涼しさは寒さに変わり、汗に濡れたウエアが冷た

さに変わった。これまで何気なく着ていたときには、涼しさと寒さの振幅が小さ

く、冷たさは感じることがなかったので、迂闊にもウエア一枚にこれほど大きな

違いがあったことに気づかなかった。あのペラペラの化学繊維がものすごく大事

に思えてきた。当たり前でないことが当たり前になっていたことに気づいた瞬間。

登山時報7月号「私の登山 ワタシと登山」より

表紙に寄せて

信仰の山として名高い出羽三山(月山、羽黒山、湯殿山)は推古元年(593)の

開山といわれ、修験霊場として千四百年以上もの歴史を刻んでいる。

とりわけ月山は日本百名山の一つに数えられ、標高1984mも有りますが

現在でも白装束に身を包んだ参拝者の集団に出会うことがあり、現役の山岳霊場

であることを実感する。

俳聖・松尾芭蕉が「奥の細道」の行脚で出羽三山に参拝し“雲の峰幾つ崩れて

月の山”と詠んだことはあまりにも有名である。

【三浦保夫】

編 集 後 記

季節は晩秋から初冬へと駆け足で向かう今日この頃。我が家のスズメたちも家

族を増やして(2 度の子育てを確認)ずいぶんとにぎやかになりました。朝晩の門

燈台へのエサやりの時には、玄関のドアを開けるのを待ち構えているようにすぐ

に飛んできます。夢中で食べているのか側を通っても飛び去らない子もいて、可

愛いこと!

真っ赤に紅葉したドウダンの葉は、じっと見ていると吸い込まれそうになるほ

どの透明感も感じられて、誰がこんなに綺麗な色を作り出せるんだろうと、自然

の神秘を思わずにはいられません。

自然のこと動植物のことを思うとき、自分の子供のころとは環境が大きく変わ

ったように感じますが、それでもその営みは同じように繰り返されていることに

ちょっぴり安堵もしています。

【小野寺薫】

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会報ちんぐるま 第235号

アウトドアを楽しむ会のホームページ

http://outdoor.world.coocan.jp/

発 行 日 2017年 11月20日

発 行 者 アウトドアを楽しむ会 会 長 増 田 友 子

編集責任者 アウトドアを楽しむ会 会報部長 横 澤 昭 平

編 集 アウトドアを楽しむ会 会 報 部 三 浦 保 夫

印 刷 岩手ワークショップ

盛岡市緑が丘 2-4-60 019-661-7389

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