BBL 受講方法のご案内 表紙 - BBT|株式会社ビジ …¼Ž受講キャンパスへのログイン方法 BBLキャンパス トップページ BBLキャンパスへログインをすると
情報 の電子化でスマートなキャンパスへ
description
Transcript of 情報 の電子化でスマートなキャンパスへ
情報の電子化でスマートなキャンパスへ
~ ネットでささっと掲示 ~
田中 洋祐 代表藤本 宣 副代表對馬 和慶 資料 DB 、統計冨田 真紀 印刷湯本 崇 プレゼンテーション、 Web高畠 優香 渉外田辺 太一 書記
TA :笹 圭樹担当教員:鈴木 勉
板 BANN!!
勉
板
発表内容
① 問題意識・背景② 現状調査(実態調査、ヒアリング)③ 仮説④ 実証方法⑤ プレ調査分析・結果⑥ 考察(メリット、デメリット)⑦ 最終発表に向けて
なぜスマート“キャンパス”を扱うのか・筑波大学は筑波研究学園都市の 中心的施設・あらゆる機能が集約されたキャンパ スは筑波研究学園都市の縮図
まずはエコでスマートなキャンパスを実現させ、 将来的にはつくば地域全体での展開を目指す!
筑波大の問題点交通 エネルギー 環境
情報 駐輪の IC チップ掲示板の改善
見える化
空間 地下共同溝の利用 水力発電太陽光発電ウォーターフロント計画
屋上緑化
この中でエネルギー、環境の空間面は実現が難しい ( 費用、期間の問題 )「見える化」はすでにある程度行われている。 ↓
掲示板の改善は過去の SC 班で事例がないため、取り組む価値がありそう!!
筑波大学の掲示板場所 掲示内容 気づいたこと
1学 ・休講・補講情報・集中講義・教職・教室変更・教務・学類ごとの情報・英語のクラス・授業料・奨学金・留学生向け・大学院情報・就職情報
・項目ごとにまとまっている・「 NEW 」の付箋・広くていろんな情報が散らばって 見える
場所 掲示板 気づいたこと
2学 ・学類ごとの情報・仏語検定・ TOEFL・他学群の授業関連・レポート返却・ほとんど1学と一緒
・項目ごとに見出し がついていなくて 分かりづらい・「 NEW 」の付箋が 分かりやすい
3学 【電子】 ・休講情報 ・ TOEFL・カレンダー・自転車マナー・犯罪ポスター・カレンダー
場所 掲示内容 気づいたこと
3学 【紙】〈共通科目〉体育、総合科目、外国語、学芸員、その他〈授業関係〉教室変更、科目一覧変更〈大学院〉休講、教室変更、大学院共通科目、その他〈学生支援〉奨学金関係、授業料免除〈募集案内関係〉応募案内、ボランティア関係〈教職関係〉教育実習、介護体験等〈その他〉集中講義、学生掲示板、就職関係、留学関係、海外留学情報
留学情報や学生生活関係の掲示板は少し離れたところにあるので見にくい(気づかない人もいそう)
場所 掲示内容 気づいたこと
春日 ・全代会・目安箱・イベントサークル情報・生活指導・学生呼び出し
・掲示室があり、情報がま とまっている・棟の入り口すぐ近くにあ るため、目に付きやすい
外国語センター ・第二外国語の検定情報・プレイスメントテストの結 果・外国語の教室変更・外国語の休講情報
・ CA での授業がなくなると わざわざ見に来るのは 面倒ではないか?・学類に同じ情報があるか ら重複している
留学生センター ・留学に関する応募・募集 情報・ TOEFLカレンダー・各提携校の情報 など
・留学に興味がある人しか 情報に触れなさそう
友達に聞いた、無駄だと思う移動
・教室の場所がわからずうろうろ・掲示板をわざわざ見に行く・パソコン室の混雑・英語の授業の追加開設・奨学金の申請 などなど…
その意見の中で最も多かったのが
掲示板を見に行くこと・いつ新しい情報が貼られるかわからない・見逃してしまい、集中講義を履修できなかった・ 3 学から 1 学まで見に行くのが面倒臭い・ネットやアプリでチェックできたらもっと利用しやすい
など、多くの不満があった。
《問題点》・学類によっては掲示板同士が離れていて自分の見つけたい情報を探すのに時間がかかりそう・「 NEW 」の付箋は分かりやすいが、いつどういった情報が貼り出されるのか分からない・他のエリアの掲示板を見に行くのが面倒
では、どうしたら掲示板がより利用しやすくなるのだろうか・・・
掲示板のアプリ化!
福岡大学の FUナビ 2011
福岡大学開発のアプリケーション・大学生が学生生活を送る上で必要とする情報が満載なアプリ
・ 2010年度卒業生の井上和哉氏が制作
・県外からの入学生、サークルなどに所属していない学生などはどうしても学内施設や周辺施設に疎くありがち
→そうした学生のキャンパスライフをサポートとするための ツールとしてアプリを開発
コンテンツ
休講・補講情報大学 HP のリンク
バスや電車の時刻表
Google と連携した
大学内の地図や衛星マップ
筑波大学の現状
22%
60.9, %
15.7%
0.2,% 0.3% 0.9%
現在の住まい
学生宿舎民間のアパート・マンション親と同居親戚・知人宅その他無回答・無効
筑波大も大半が土地勘のない県外からの学生である
この中でつくば市民で土地勘がありそうなのは、「親と同居」の一部の学生のみ
掲示板情報も含め、バスの時刻表やマップも載せたらアプリを作ればスマートではないか?
そこで!キャンパスが複数ある大学がどういった掲示システムを用
いて学生が利用しやすいものにしているのかを比較
筑波独自の掲示システムを新しく考案しよう!!
筑波大学向けに応用し、新たな掲示システムを考えシュミレーションする
都市計画的視点
無駄な移動の解決という空間的な問題につながり、よりスマートなキャンパスへと近づくのではないだろうか?
掲示システムの現状調査 掲示板調査 → 全学(医学を除く)の掲示板について 掲示内容・掲示方法を調べた。・ ネット上の大学掲示物調査
支援室 (シス情 )へのヒアリング調査 → 以上の調査をふまえ、三学の掲示板を 管理している支援室にヒアリング。
掲示システムの現状調査
【調査結果】 全学的に掲示板が紙で飽和状態、見づらい。 掲示項目は全学的にほぼ同じ しかし充実度に差がある。 (他学の授業情報が足りないなど) エリアごとの特殊項目が多少ある。
・ 三学のみ電子掲示板がある。( 掲示内容は、ポスターや休講情報 )
ネット上の大学掲示物調査 TWINS
→掲示板があるものの、落とし物情報 87件 事務からのお知らせ3件、のみ。 moodle
→自分でマイコース登録した講義について のみ、資料や情報を入手できる。 大学ホームページ →海外留学や教職などの情報が豊富だが、 講義についての掲示は、無い。
支援室 ( シス情 ) へのヒアリング調査
【質問概要】Q1. 掲示作業はどのように行なわれているか。Q2. なぜ現在の掲示システムへ至ったのか。Q3. TWINSやmoodle など、ネットを利用した システムが多くあるにもかかわらず、 掲示システムが未だ「紙」中心なのは何故か。
ヒアリング実施日時: 2013年 5月 10日 対象者:システム情報工学等支援室 学群教務社会工学類担当者
Q1. 掲示作業はどのように行なわれているか。
支援室A学群担当
支援室B学群担当
学群系掲示板A
学群系掲示板B
学群A
学群B
Q2. なぜ現在の掲示システムへ至ったのか。
紙の掲示板について →履修要覧「修学上の諸手続き」の「」という文言より、掲示を紙で行なうことが大学の方針であると解釈しているため。また、かねてより紙で行なっていたから。 電子掲示板について →入れ替わりが激しい情報や、大きなサイズで掲載されるべき情報の掲示に適しているため。
Q3. 掲示システムが未だ「紙」中心なのは何故か。
前述の「大学の方針と解釈している」という理由のため。
掲示システムの改革については 教育研究推進部が担当しているため 分からない。
3 . 仮説
筑波大学の Web 掲示板がより便利になることで、無駄な移動が減少するのではないか
※中間発表では、 Web 掲示板の必要性が確実ではないため、掲示板の情報をインターネットを用いて得られるとしたら、より多くの人が気軽に利用することを実証する
4. 実証方法《中間発表》アンケート調査(プレ)…筑波大の学生がどのような ところに問題意識を持ち、 どのような改善策を望んでいるか知る。
ヒアリングとアンケートの分析→仮説の検証→学生・支援室側双方のメリットとデメリットの分析
《最終発表》アンケート(本番)…プレ調査を踏まえて、アンケートを 作り直し、対象を広げて実施
教育推進部へのヒアリング…ネット化に対する意見や考えを聞いてより大学と学生 双方にとって Win-Win の関係になるようなシステムを 考える
他大への調査…他大の掲示板システムを筑波大に応用できないか比較検討→シュミレーションによる有効性と実現可能性の分析
5 . プレ調査の結果、分析
プレ調査の方法
・各エリアに所属する学生の掲示板利用の現状を調査することが目的・各班員が所属サークル、部会の学生に対し実施・約 100 の有効回答(質問により誤差あり)
プレ調査実施期間: 2013年 5月 3日~ 5月 7日
・掲示板の内容ごとに認知度、利用頻度の調査
全エリアの掲示板に掲載されている内容を 12の項目に分類各項目ごとに、掲示されていることを知っているか、どの頻度で利用するかを質問
共通科目 授業関係 大学院関係 学生支援 募集案内関係学生生活関係 教職関係 集中講義 学生用掲示板 就職関係 留学生関係 海外留学情報0%
20%
40%
60%
80%
100%
120%
各項目の利用頻度、認知度
毎日 週 2, 3 程度 2週間に 1回程度 月1回程度半年に1回程度 年間に1回程度 利用しない 認知度
・「集中講義」、「授業関係」、「共通科目」等認知度、頻度ともに高い項目→情報の重要度、需要も高い→多くの学生の移動が生じることに繋がる
・「教職関係」、「海外留学情報」等認知度、頻度どちらか or両方低い→特定の学生にとっては重要→目につきにくい場所、特定の場所のみの掲示の可能性も
・所属エリア以外の掲示板の利用経験と回数利用者、利用回数が多い経路は移動が起こりやすい→一学→三学、一学→体芸は高い値
・移動時間も考慮することで、掲示板を利用するための移動の具体的な値が得られる
・現在の掲示板に対する不満の調査
不満である→ 63/102人
不満の内訳 (55人の自由記述 )
・見に行くのが面倒→ 31人 ・見づらい、分かりにくい→ 15人 ・その他→9人
グラフ
・改善策を質問どうすれば利用しやすくなるか (66人の自由記述 )
ネット上に掲載する→ 37人 掲示板を整理する→ 16人 メールで知らせる→ 10人 その他→ 3人
・掲示板のネット化に対する需要掲示板がネットからチェックできたら利用するか
利用する→ 82/102人
上記 82人中、現在の掲示板に対し不満を持っている学生→ 54/82
・現状の掲示板に対し、不満を持っている学生は多い改善策としてネット上に上げるなどの意見が多く寄せられた→掲示板のネット化は需要があるといえるのではないか
もしネット掲示システムが良くなったら?
支援室にとっては【メリット】・紙の掲示より 掲示作業が楽になる。
・紙資源の節約になる
【デメリット】・個人情報の取り扱いに 注意が必要・データ管理の負担が増える・サーバーの影響を受けやすい・仕事量の増加
学生にとってだったら?【メリット】・わざわざ掲示板を 見に行かなくてすむ・掲示の見落としが少なくなる
【デメリット】・情報が不確実である 可能性がある
これらのデメリットを解消できるWeb 掲示システムの考案!
最終発表に向けて
[ 最終的な目的 ]
筑波大学に適応した Web 掲示システムで学生のムダな移動を減らす
中間発表までにしたこと・筑波大学の掲示システムの現状把握・筑波大での Web 掲示の需要の可能性・ Web 掲示のメリット、デメリット
今後やるべきこと
・ Web 掲示需要の信頼性を高めるために データ数を拡大・「大学教育推進部」へのヒアリング調査・他大学事例の調査 →使いやすい Web 掲示システムの考案
参考資料・ HP
・平成 24年度筑波大学生活実態調査…