三和一善-社会保障番号の取得

GETTING SOCIAL SECURITY NUMBERS

米国カリフォルニア州を拠点として、ビジネスのバックオフィスソリューションを提供するシナジックグループの代表。プライベートではNGO活動を通じて、大学での社会人起業家育成プログラムなどに関わる。家族と共にカリフォルニア州ビバリーヒルズ在住。

米国の新しい駐在員が、まず最初に必要とするものの1つは、社会保障番号（SSN）です。これは、信用履歴の作成から、政府への収入の報告まで、すべての

鍵となります。

社会保障番号の申請と受け取りは無料です。社会保障番号カードを紛失した場合は、無料で交換をリクエストできます。米国市民

ではなく、米国で働くことができない場合、通常はSSNを取得することはできません。就

労ビザが発行されていて、仕事に就く場合は社会保障番号が必要です。

あなたの雇用主はその番号を使用してあなたを米国政府に識別し、あなたの賃金を報告します。銀行、信用組合、公益事業、電話、インターネットサービスプロバイダーなど、すべて社会保

障番号が必要となります。

したがって、一種のセキュリティボンド料金を支払うことを要求されるかもしれませんが、米国に到着したばかりの場合は、まだ信用履歴、クレジットスコアがないことを必ず伝えてください。社会保障番号を使用すると信用履歴を作成できるため、車の購入や、住宅の確保など、米国での生活のための他の多くの

扉が開かれます。

三和一善

一部のビザでは、移住前に社会保障番号を申請ができますので、確認が必要です。移民ビザの場合は、申請の一部として社会保障番号カードを要求する必要があります。DS-230またはDS-260（移民ビザ申請）フォームに記入する際に、社会保障局にSSNを割り当ててもらいたいか、すでにSSNがある場

合は、それとも新しいカードを発行するか、を選択する項目があります。そこを選択することにより、米国に入国してからおよそ3週間後に社会保障番号カードが送られてきます。

カードを受け取ったら、安全な場所に保管してください。電話会社でも、銀行でも、。何かにつけて本人確認のために社会保障番号の下四桁を聞かれることが多く、米国で暮らす人々は、自分の社会保障番号を記憶しています。

私はカードを受け取った数日後に紛失し、番号すら覚えておらず苦労をした記憶があります。思い出せない場合は、どこかに書き留めておいて

ください。（三和一善、訳MICHAEL DOYLE)