第 1 95回  IDT 本輪読シリーズ 第6部 第25章...

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第 1 95回  IDT 本輪読シリーズ 第6部 第25章 ヨーロッパにおけるインストラクショナルデザイン. ヨーロッパはよいインストラクショナルデザインを求めている ヨーロッパは多民族、多分化、多言語。社会的、政治的、経済的問題に直面している 従来からのアプローチには、強い反発がある 流動的な世界における研修などでは、 ADDIE モデルより、アジャイルアプローチが好まれる ヨーロッパにおける ID は、スキルと信頼性のギャップに直面している 効率的に魅力のある教材を生み出す方法に傾倒している e ラーニングは優勢になりつつあるが、古い評価軸にいまだつながっている - PowerPoint PPT Presentation

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©2014 平岡斉士 eラーニング推進機構 eラーニング授業設計支援室ランチョンセミナー

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第 195回  IDT本輪読シリーズ 第6部 第25章ヨーロッパにおけるインストラクショナルデザイン

• ヨーロッパはよいインストラクショナルデザインを求めている– ヨーロッパは多民族、多分化、多言語。社会的、政治的、経済的問題に直面している

• 従来からのアプローチには、強い反発がある– 流動的な世界における研修などでは、 ADDIEモデルより、アジャイルアプローチが好まれる

• ヨーロッパにおける IDは、スキルと信頼性のギャップに直面している– 効率的に魅力のある教材を生み出す方法に傾倒している

• eラーニングは優勢になりつつあるが、古い評価軸にいまだつながっている– eラーニングといいつつも、やっていることは寺子屋と同じだったりする

• 応急処置と「今月のおすすめ」戦略は、うまくいかない– 学習者と学習の分析、学習効果の応用を考慮+組織的・文化的な制約を考慮

• 応用問題 1、応用問題 2

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背景• 地理的背景

– 多人種、多民族、多文化、多言語。欧州委員会は 23言語を公認。– 人口5億人。全世界の 12%– 長寿化。生涯学習が不可欠に。– 他の国で生まれた人たちと、一緒に仕事をする状況

• 社会的・政治的・経済的に同化しようとする挑戦と試みは、時には非常に成功することもあるが、多くの場合、失敗している。

•            よいインストラクションが必要©2014 平岡斉士(登壇者) eラーニング推進機構 eラーニング授業設計支援室

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ADDIEとアジャイルアプローチ

• ADDIEモデル、ウォーターフォールモデル– “ エンジニアリングとソフトウェア開発の世界から借りてきた流行遅れで官僚的”

• アジャイル開発アプローチ– 全部を作ることを目指さないで、大切な物から少しずつスピード重視で作りながら、状況の変化に対応しつつ、次の開発に進む

• 製造業: ADDIEモデルや、ウォーターフォールモデルが広く普及• 研修:知識と仕事の性質が常に流動的な世界では、これらのモデルの適用は難しい、と解釈されている。

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早く作れるけど効果は?• ヨーロッパの IDerは、優秀な”選手”だったために”監督”に任命された者が多く、プレイングマネージャーも多い。

• 魅力的な教材を、効率よく配信することが効果的と考えられている–動機づけの心理学や、パフォーマンスの測定などは軽視される。学習理論も「いいとこどり」

–効率・効果・魅力な教材にならない。

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今月のおすすめ• 良さそうに聞こえる方法が発見された場合、表面的に検討を行い、「最善の方法」としておすすめされる。– ブレンド型学習、シリアスゲーム、インフォーマル学習…– 教師から学習者への知識伝達、同期型の協調学習をオンライン化。「 e寺子屋」?

– 独学やインフォーマル学習は理解されない。• 「無知が故の再発見」

– ドルトン・プラン:パーカースト( 1920年代)– ティーチングマシン:プレッシー( 1920年代)– 分岐型(枝分かれ式)プログラム学習教材:クラウダー– 経験や感情に基づいた学習者中心の学習:デューイ、モンテッソーリ、ピアジェ、ビネー、ヴィゴツキー、カント、フロイト、ユング

– らせん型カリキュラム、発見学習:ブルーナー– 「 1ページ目の指示を達成した者だけに 2ページ目を見せることができるならば、教授のかなりの部分は印刷物で可能だろう」:ソーンダイク

参考:  http://edutechwiki.unige.ch/en/Programmed_instruction©2014 平岡斉士(登壇者) eラーニング推進機構 eラーニング授業設計支援室

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新しいボトルに古いワイン• 最良の事例

– 「最良の教師は、書籍や教具だけでなく、自分自身の洞察力や共感、そして魅力を用いている」(ソーンダイク , 1912)

– 事実や概念、思考や考え方を人間工学に基づいて整理しただけでなく、その洞察力・共感・魅力が加えられた。

– 対人関係に伴う不思議さと暖かさ

• よくある事例– 学習管理システムでは、参加状況、出席数、テストの点数を記録するが、パフォーマンスや学習の進捗管理はしない

– 転移の証拠、テストの信頼性・妥当性は未知の状態– 基準準拠型学習という言葉は、悪霊退散のお守り– 「学習目標」は洗濯物リストで、学習内容とは特に関係なし

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応用問題1• 立場:輸送・物流業界の安全を最重要視する組織に、 eラーニングコースを開発して納入する業者

• 組織の特徴– ヨーロッパ 16カ国に点在、主要言語は、英語、オランダ語、フランス語、ポーランド語、ドイツ語、イタリア語

– 外部の機関によって決められた内容と範囲についての研修や評価を毎年行うことが必須– やっかいなほどに少額の予算– 従業員: 84000人– 期間: 12週間、ついでに明日から連休– コンテンツ:他の企業から受注した健康と安全についてのコンテンツがある。再利用可– オーサリングツール:社内で開発可能

• このプロジェクトを受ける?何が課題?どうやって解決する?どうやって説明する?

• このプロジェクトを引き受けない場合、どうやってその正当性を説明する?

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応用問題2• IDerとして、どのように以下の問題に取り組むか。研修以外の方法で。

• シナリオ1:忙しいオフィスで電話が鳴り響いている。しかし多くの電話機があり、どれが鳴っているかを判断するのは容易ではない。どうする?

• シナリオ2:異音が車の所有者を悩ませている。異音は断続的であり、再発する条件を予測するのは困難である。整備工場のメカニックはその音を聞いたことがないので、問題を診断することができない。どうする?

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