Post on 17-Jan-2017
北の大地からの命のKODO UDC2015
撮影地:羅臼町へ調査に向かう夕暮れ時 2016年1月14日
釧路公立大学4年 土田 栞(つちだ しおり)
長距離移動マタニティの地域課題
UDC2015への
アイデア導出までの活動 マタニティ支援アプリの開発・配付(2014年~現在配付中)
ベース アプリケーション
オプション アプリケーション
地域・全国に向けた
KODOプロジェクト展開
設計・開発アーキテクチャ 検証・普及プロジェクト
陣痛ダイアリー
陣痛ダイアリーⅡ:Android版 陣痛Watch:iPhone版
オプション ・ペインレコード機能 ・タイムシフト機能 ・ペアリング機能
ベースアプリケーション
オプションアプリケーション
周産期支援で必要不可欠な機能を実装・配付
試行的機能を実装・配付
2015年6月:内閣府 女性のチャレンジ賞 2016年2月:道庁 輝く北のチャレンジ支援賞
技術開発 社会展開
KODOweb
KODOプロジェクトの展開で 長距離移動マタニティの声とリスクに気づく
2009年,根室市の産科が消滅(ゼロ),マタニティは他の自治体病院へ1時間以上の移動が必要になった.長距離移動マタニティの課題は?
町立別海病院(H2) 町立中標津病院(H1)
GIS空間情報分析 A1
A2
B1
B2
C1 C2
D
E1
E2
H1 H2
長距離移動マタニティ向けの情報・知識生成の教育場の必要性(アイデア1) 産科医・産科病院の都市への集約化が行われている. →結果:周産期時期のマタニティのリスクが増大.
長距離移動におけるリスクへの心構えと 家族や周辺の人々が協力・共同できるような
リスクマネジメントを考慮した分娩準備教育の展開
教育は行政がチラシを配付 教室の参加率は低い (10~20%程度)
緊急時の判断や長距離移動に向けた準備学習に家族で参加
行政がパパママ教室の 情報(JSON形式)を通知
参加率UP! 現状
早期の受療行動意思決定に向けた アクセスプランニング支援(アイデア2)
広域(2016年1月19日の表示)
詳細(2016年1月19日の表示)
暴風雪や暴風雨などの道路通行止め情報をWebSocket で取得し陣痛ダイアリーで表
示(×表示が通行止め)
母子の命を救う最後の手段への支援 空飛ぶ周産期救急の展開支援(アイデア3)
① ②
③
④
助けてください
・・・マタニティ
ドクタヘリ要請(マタニティの位置情報取得)
病院搬送
ランデブ-ポイント探索
病院まで125キロで早産
アイデア1・2・3を結集した 男女共同参画社会への実現スパイラル
1.マタニティサポートの啓発 2.パパママ教室(行政主催)
4.親和性社会行動の発動 4’.男女共同参画社会の実現
3.地域力でマタニティを守る
KODO プロジェクト
UDC2015 北の大地からの命のKODOを聞いてくださりありがとうございました.
撮影地:羅臼町付近の夕暮れ時 2016年1月14日(天気:暴風雪)
釧路公立大学4年 土田 栞(つちだ しおり)