エステル記 10:1~3 · 2020. 11. 3. · モ ル デ カ イ は 、 こ れ ら の こ と...

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Transcript of エステル記 10:1~3 · 2020. 11. 3. · モ ル デ カ イ は 、 こ れ ら の こ と...

   

   

   

  エステル記 10:1~3   

  

後に、アハシュエロス王は

本土と海の島々に苦役を課した。

彼の権威と勇気による

すべての功績と

王に重んじられたモルデカイの

偉大さについての詳細とは

メディヤとペルシヤの王の年代記の書

にしるされているではないか。

それはユダヤ人モルデカイが

アハシュエロス王の次に位し

ユダヤ人の中でも大いなる者であり

彼の多くの同胞たちに敬愛され

自分の民の幸福を求め

自分の全民族に平和を語った

からである。

   今、求められる信仰者               

  

   

   

   

     プリムの日(祭り)

 第12の月   アダルの月の14日、15日             

  

モルデカイは、これらのことを書いて

アハシュエロス王のすべての州の

近い所や、遠い所にいるユダヤ人全部

に手紙を送った。

それは、ユダヤ人が

毎年アダルの月の十四日と十五日を

自分たちの敵を除いて休みを得た日

悲しみが喜びに

喪の日が祝日に変わった月として

祝宴と喜びの日、

互いにごちそうを贈り、

貧しい者に贈り物をする日と

定めるためであった。

マシュー・ヘンリー 聖書註解者      1662~1714

"神の名はないが、神の指が見える"

・・though the name of God be not in it, the finger of God is・・

       本日のポイント

   1. アハシュエロス王 

   2. エステル

   3. モルデカイ

      

   

   

   

  Ⅰ.アハシュエロス王           

  

BC486~465 治世(約20年)

BC480 サラミス  の海戦(敗戦) BC479 プラタイアの戦い(敗戦)          エステル と結婚(3章) BC474 プリムの日(9章)      BC465 暗殺

アハシュエロス王

”後に、アハシュエロス王は 本土と海の島々に苦役を課した”

   

   

   

神は、ご自身の計画遂行のために、

異邦の為政者を

意のままに用いられる。        

  

王の心は

主の手の中にあって

水の流れのようだ。

みこころのままに向きを変えられる。

箴言

21章1節

   

   

   

     Ⅱ.エステル  

Ⅰ.アハシュエロス王              

  

   

   

   

1.エステルは、  同胞の救いのために、  いのちを差し出した。

        

  

モルデカイはエステルに返事を送って

言った。

「あなたはすべてのユダヤ人から

 離れて王宮にいるから助かるだろう

 と考えてはならない。

 もし、あなたがこのような時に

 沈黙を守るなら、別の所から、

助けと救いがユダヤ人のために

起ころう。

しかしあなたも、あなたの父の家も

滅びよう。

あなたがこの王国に来たのは、

もしかすると、

この時のためであるかもしれない。」

エステルはモルデカイに返事を送って

言った。

「行って、シュシャンにいるユダヤ人を

みな集め、私のために断食をして

ください。

三日三晩、食べたり飲んだりしない

ように。

私も、私の侍女たちも、

同じように断食をしましょう。

たとい法令にそむいても

私は王のところへまいります。

私は、死ななければならない

のでしたら、死にます。」

   

   

   

   モーセの祈り  

   

   

   

出エジプト  32:31~32    

・・・そこでモーセは主のところに戻って、

申し上げた。

「ああ、この民は大きな罪を犯して

 しまいました。

 自分たちのために金の神を造った

 のです。

 今、もし、彼らの罪をお赦し

 くだされるものなら。

 しかし、もしも、かないませんなら、

 どうか、あなたがお書きになった

 あなたの書物から、

 私の名を消し去ってください。」

   

   

   

   パウロの祈り  

   

   

   

ローマ  9:1~3    

・・・私はキリストにあって真実を言い、

偽りを言いません。

次のことは、私の良心も、

聖霊によってあかししています。

私には大きな悲しみがあり、

私の心には絶えず痛みがあります。

もしできることなら、

私の同胞、肉による同国人のために、

この私がキリストから引き離されて、

のろわれた者となることさえ

願いたいのです。

   

   

   

2.エステルは、  同胞の救いのために、  とりなし続けた。

    

  

   

   

   

第1の祈り  5:1~4    

王が、庭に立っている王妃エステルを

見たとき、彼女は王の好意を受けた

ので、王は手に持っていた金の笏を

エステルに差し伸ばした。

そこで、エステルは近寄って、

その笏の先にさわった。

王は彼女に言った。

「どうしたのだ。王妃エステル。

 何がほしいのか。

王国の半分でも、

あなたにやれるのだが。」

エステルは答えた。

「もしも、王さまがよろしければ、

きょう、私が王さまのために設ける

宴会にハマンとごいっしょに

お越しください。」

   

   

   

第2の祈り  5:6~8    

・・その酒宴の席上、王はエステルに

尋ねた。

「あなたは何を願っているのか。

 それを授けてやろう。

 何を望んでいるのか。

王国の半分でも、

それをかなえてやろう。」

エステルは答えて言った。

「私が願い、望んでいることは

もしも王さまのお許しが得られ、

王さまがよろしくて、私の願いを

ゆるし、私の望みをかなえていただけ

ますなら、

私が設ける宴会に、

ハマンとごいっしょに

もう一度お越しください。

そうすれば、あす、私は王さまの

おっしゃったとおりにいたします。」

   

   

   

第3の祈り  7:1~4    

・・王とハマンはやって来て、

王妃エステルと酒をくみかわした。

この酒宴の二日目にもまた、

王はエステルに尋ねた。

「あなたは何を願っているのか。

 王妃エステル。それを授けてやろう。

何を望んでいるのか。

王国の半分でも、

それをかなえてやろう。」

王妃エステルは答えて言った。

「もしも王さまのお許しが得られ、

王さまがよろしければ、

私の願いを聞き入れて、

私にいのちを与え、

私の望みを聞き入れて、

私の民族にもいのちを与えて

ください。

私も私の民族も、売られて、

根絶やしにされ、殺害され、

滅ぼされることになっています。

私たちが男女の奴隷として売られる

だけなら、私は黙っていたでしょうに。

事実、その迫害者は王の損失を償う

ことができないのです。」

   

   

   

第4の祈り  8:3~6    

・・エステルが再び王に告げて、

その足もとにひれ伏し、

アガグ人ハマンがユダヤ人に対して

たくらんだわざわいとそのたくらみ

を取り除いてくれるように、

泣きながら嘆願したので、

王はエステルに金の笏を差し伸ばした。

そこで、エステルは身を起こして、

王の前に立って、言った。

「もしも王さま、よろしくて、

 お許しが得られ、

 このことを王さまがもっともと

 おぼしめされ、

 私をおいれくださるなら、

 アガグ人ハメダタの子ハマンが、

王のすべての州にいるユダヤ人を

滅ぼしてしまえと書いた

あのたくらみの書簡を取り消す

ように、詔書を出してください。

どうして私は、私の民族に降り

かかるわざわいを見て

がまんしておられましょう。

また、私の同族の滅びるのを見て

がまんしておられましょうか。」

   

   

   

第5の祈り  9:11~13    

・・王は王妃エステルに尋ねた。

「ユダヤ人はシュシャンの城で

五百人とハマンの子十人を殺して

滅ぼした。王のほかの諸州では、

彼らはどうしたであろう。

あなたは何を願っているのか。

それを授けてやろう。

あなたはなおも何を望んでいるのか。

それをかなえてやろう。」

エステルは答えた。

「もしも王さま、よろしければ、

あすも、シュシャンにいるユダヤ人に、

きょうの法令どおりにすることを

許してください。

また、ハマンの十人の子を

柱にかけてください。」

   

   

   

エゼキエル  22:30   

・・・わたしがこの国を滅ぼさないように、

わたしは、この国のために、

わたしの前で石垣を築き、

破れ口を修理する者を

彼らの間に捜し求めたが、

見つからなかった。

   

   

   

    Ⅲ.モルデカイ  

Ⅰ.アハシュエロス王

Ⅱ.エステル              

  

後に、アハシュエロス王は

本土と海の島々に苦役を課した。

彼の権威と勇気による

すべての功績と

王に重んじられたモルデカイの

偉大さについての詳細とは

メディヤとペルシヤの王の年代記の書

にしるされているではないか。

それはユダヤ人モルデカイが

アハシュエロス王の次に位し

ユダヤ人の中でも大いなる者であり

彼の多くの同胞たちに敬愛され

自分の民の幸福を求め

自分の全民族に平和を語った

からである。

             

    

   

   

   

 1.モルデカイは、

   人・権威を恐れなかった。           

  

   

   

   

  箴言 29:25    

人を恐れるとわなにかかる。

しかし主に信頼する者は守られる。

   

   

   

 2.モルデカイは、

   信仰ゆえの、

   死をも恐れなかった。           

  

   

   

   

  イザヤ 26:3    

志の堅固な者を

あなたは全き平安のうちに

守られます。

その人が

あなたに信頼しているからです。

   

   

   

 3.モルデカイは、

   栄華・栄達を求めなかった           

  

神は、ご自身の計画遂行のために異邦の為政者を意のままに用いられる。

  

エステルは、  

  同胞の救いのために、  いのちを差し出した。

  同胞の救いのために、  とりなし続けた。

  

モルデカイは、  

  人・権威を恐れなかった。  信仰ゆえの、死をも恐れなかった。  栄華・栄達を求めなかった。