Comprehensive Supramolecular Chemistry II...2017-3E Editor-in-Chief Jerry Atwood University of...

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2017-3-E

Editor-in-ChiefJerryAtwoodUniversityofMissouri-Columbia,USA

2017 年 6 ⽉刊⾏ 好評発売中

エルゼビアから電⼦ブックのご案内

超分⼦化学全書 Ⅱ

Comprehensive Supramolecular Chemistry II

Editor-in-ChiefJerryAtwoodUniversityofMissouri-Columbia,USA

2017 年 6 ⽉刊⾏ 好評発売中

Page:約 4,538 ⾴

冊⼦体 ISBN:9780128031988

電⼦版 ISBN:9780128031995

学際的な科学分野で、化学、⽣物学、物理学すべてにそのルーツを持つ超分⼦化学。第 2 版では、超分⼦化学と分⼦認識の基本原理を解説し、実験的⼿法および理論的・計算化学的⼿法から、受容体超分⼦、動的超分⼦機構、超分⼦エンジニアリング、超分⼦結晶、超分⼦センサー、超分⼦型造影剤、超分⼦デバイス、ナノテクノロジーにいたるまで幅広く紹介。各章でとりあげる主題は、その分野の専⾨家によってまとめられ、様々な学習のニーズに対応するため、基本原理から応⽤例までが丁寧に解説されている。21 世紀において、ますます重要性を増している学術領域であるナノメディシンやナノテクノロジー、そして医薬化学分野での応⽤についても着⽬し紹介。超分⼦化学について、さらに知識を深めたい学⽣および⼤学院⽣のみならず、材料技術およびグリーンケミストリーを専⾨とする研究者にも最適な書。

www.sciencedirect.comAvailableonlinevia

◆電⼦版(ScienceDirect)価格:機関のタイプとユーザー数により異なります。

* 価格は、予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。 * 本製品はリバースチャージ⽅式による消費税課税対象品です。

(2017 年価格)

レファレンスワーク

レファレンスモジュール

特定の研究領域、テーマに関する成果、知⾒を収録する百科事典・全集タイプの書籍です。各トピックを 1 ⼈の著者やチームが完結型に紹介しており、単⾏本としても利⽤できる構成が特徴で、学際領域まで網羅する貴重な情報源です。冊⼦体では複数巻となる⼤型書籍のため、電⼦化により読者の利便性が向上します。

レファレンスワークを分野ごとにモジュール化、収録章を定期的にレビュー、アップデートし、研究の進歩に応じて新しい章を追加しています。網羅性に加え最新性を担保した新しい形のレファレンスです。 ※ 本書は、レファレンスモジュール ”Chemistry, Molecular

Sciences and Engineering” に収録されています。 購読価格はお問い合わせください。

買い取りモデル

⼤学 教員・学⽣数 1〜10,000 10,001〜25,000 25,001〜

価格(円) 426,600 533,300 639,900

政府 機関

研究者数 1〜500 501〜2,000 2,001〜3,000

価格(円) 426,600 533,300 639,900

企業 研究者数 1〜500 501〜2,000 2,001〜3,000

価格(円) 853,200 1,066,500 1,279,800

2017-3-E

内容に関するご照会、資料のご請求は下記へご⽤命ください。

エルゼビア・ジャパン株式会社 〒106-0044 東京都港区東⿇布 1-9-15 東⿇布 1 丁⽬ビル

◆電⼦版(ScienceDirect)Research Solutions Tel:03-5561-5034E-mail:jpinfo@elsevier.com製品情報:http://www.elsevier.com/jp/online-tools/sciencedirect/books書誌情報:http://www.elsevier.com/books-and-journals◆冊⼦体コンテンツ&ソリューション開発部/ HS and S&T BooksTel:03-3589-6370E-mail:jp.stbooks@elsevier.com

より詳しいコンテンツは下記サイトにてご覧いただけます

http://www.sciencedirect.com/science/referenceworks/9780128031995

TableofContents

Volume1:GeneralPrinciplesofSupramolecularChemistryandMolecularRecognition

Volume2:ExperimentalandComputationalMethodsinSupramolecularChemistry

Volume3:SupramolecularReceptors

Volume4:BioinspiredandBiomimeticSupramolecularChemistry

Volume5:SupramolecularMedicinalChemistryandChemicalBiology

Volume6:SupramolecularEngineering:DiscreteMolecularAssemblies

Volume7:SupramolecularEngineering:DesigningtheSolidState

Volume8:FluorescentSensorsandImagingAgents

Volume9:Nanotechnology

Editor-in-Chief

JerryAtwoodUniversityofMissouri-Columbia,USA

Editors

GeorgeW.GokelUniversityofMissouri-St.Louis,USALenBarbourUniversityofStellenbosch,SouthAfrica

超分⼦化学は 20 世紀の後半に、物理化学、有機化学および⽣化学の境界領域から⽣まれた新しい学問領域である。超分⼦化学の誕⽣に貢献しそのコンセプトを確⽴した功績(DevelopmentandUseofMoleculeswithStructure-specificInteractionsofHighSelectivity)により、1987 年に CharlesPedersen,JeanMarieLehn,DonaldCram の 3 ⽒がノーベル化学賞を受賞した。ComprehensiveSupramolecularChemistry の第 1 版は、その Lehn 教授を編集⻑として編集され 1996 年に出版されたが、これはノーベル賞の研究に代表される⾔わば第⼀期の超分⼦化学の粋を網羅したレファレンスであり、この分野の研究には⽋かせない情報源であった。しかし、その後もこの分野は⽬覚ましく発展しており、なかでもその特⻑を反映してナノテクノロジーや医療関連分野など他の学問分野との境界領域において新たな展開が始まったことは特筆すべきである。2016 年に Jean-PierreSauvage,J.FraserStoddart,BernardL.Feringa の 3 ⽒が分⼦機械の創出の功績(DesignandSynthesisofMolecularMachines)に対してノーベル化学賞を受賞したことは、これを端的に表している。上記の背景のもとに、本年 ComprehensiveSupramolecularChemistry の第 2 版が、第 1 版でも編集委員を務めた JerryL.Atwood 教授を編集⻑として、多様な専⾨分野の執筆者の貢献により出版されたことは、まことにタイムリーなできごとである。 第 2 版では、まず第 1 版以降の約 20 年間に新たに創出されたホスト分⼦が加えられるとともに、すでに⼀般的になったホスト分⼦を含め、錯形成現象の基礎と新たな展開が網羅されている。錯形成の場としては溶液中や結晶(クリスタルエンジニアリング)にとどまらず、表⾯、界⾯、細胞といった様々な場が含まれている。さらに、超分⼦化学に新たな局⾯をもたらした、⽣体関連物質に対する特異的な⼈⼯レセプターの開発や、⽣体系における超分⼦相互作⽤に基づく機能の発現、さらには医療や医薬品科学と関連する研究について多くの内容が含まれており、この領域の活発な現状を把握することができる。その背景にある先端的な分析法、解析法を解説した章もいくつか含まれており、これらは研究現場で役⽴つだろう。このほか、医療の分野でますます必要性が⾼まっているイメージング技術、実装段階に⼊った MOF に代表される微細多孔性構造体の化学、さらには分⼦機械、炭素材料、エレクトロニクスやスピントロニクスに関わるナノテクノロジー関連分野など、さらなる発展が期待される研究成果も網羅されている。 以上のように、ComprehensiveSupramolecularChemistry 第 2 版は、超分⼦化学の現在を知るとともに将来の研究のヒントを得るためにも必須の書であり、超分⼦化学の専⾨家だけでなく化学全般、さらには⽣物学、医学、薬学、⼯学にわたる多くの分野の研究者にとっても貴重な情報源である。電⼦化されて使い勝⼿もよい。第 1 版同様、研究機関に⼀つは是⾮備えておきたいレファレンスだ。

Endorsement

Meettheeditors

⼤阪⼤学名誉教授 ⼾部 義⼈