30歳からのエンジニア──再起動編

Post on 19-Jun-2015

2.934 views 1 download

Transcript of 30歳からのエンジニア──再起動編

■30歳からのエンジニア

esehara shigeo

お前誰だ

esehara shigeoはてなid: nisemono_san(はてなブログプロ 1年分)

twitter: @eseharanana music, Inc.

Pythonista // Clojuren

エンジニア歴 2年

なのに30歳からのエンジニア?

再起動

受託開発期

● 基本は「新規開発」● テスト駆動開発● 振ってくる要件定義・仕様に対して設計を考え

て、それを実装する● ガントチャートとチケットよる進捗管理

受託からスタートアップへ

現在のミッション

● ユニットテストないから書く(Jenkins入れる)● サーバー監視ツールを入れる(Munin入れる)● サーバー構成スクリプトを書く(Chefとか)● 新しい人が来るからPythonを教える● 運営とコミュニケーションを取る● 夢を語る

変化

代表の気持ち

● サービスを安定化させたい● 周囲の変化に対応させたい● 妥当なユーザーの要望を反映させたい

運営・経営側が「追加機能・要望」でしか

判断できないのは仕方ない

問題は技術的負債

最初の頃

● サーバーの何処と何処を弄ればわかんないし、現状のサーバー設定が不透明

● サーバーの手順通りの設定辛い● リファクタしないと突貫で作ったコードが溜まり

過ぎていてメンテが出来ない● スタートアップの最初の頃は「まず作らなければ

ならない」ので、ある程度までは正しい

喧嘩したいわけではない

負債が貯まる↓

スピードが落ちる

スピードが落ちる↓

コストがかかる

ユーザーに価値を素早く届けたい

気持ちは一緒

ウッ

ユーザーの価値とは……

WARNINGWARNINGWARNING

WARNINGWARNINGWARNING

エモゾーンに突入します

各位避難してください

(間奏)

ユーザーの価値はなんですか

見つけにくいものですか

要件の中も

人月の中も

探したけれど見つからない

のに

まだまだ探す気ですか

それより皆で考えませんか

ユーザーの中へ

ユーザーの中へ

行ってみたいとおもいませんか

ルルルー

(繰り返し)

価値を届ける

● ユーザーというのは遠い● 経営者に価値を届けているか● 戦略側に価値を届けているか● 隣の開発者に価値を届けているか● 未来の開発者に価値を届けているか● インターンに価値を届けているか● まだ見ぬ若者に価値を届けているか● そして自分に価値を届けているか

価値を届ける(インターン)

お菓子はテンションがあがる!

価値を届ける(戦略側)

ログ解析結果をCSVで吐き出す

価値を届ける(経営側)

はてなブックマークで話題の奴を共有

価値を届ける(隣の開発者側)

Pythonを教える

価値を届ける(未来の開発者側)

GitHub issue採用

価値を届ける(まだ見ぬ仲間)

はてなブログ

最後に

自分から自分に

価値を届ける

自分から自分へ価値を届ける

● スキルが上がる(技術的価値)● 「あいつ面白いぞ」と思われる(承認欲求)● メシをおごって貰える(金銭的価値)● 何より自分が楽しい(享楽)

自分の価値は常に消耗する

ドックイヤーコモディティ化

私たちは常に

○○歳のエンジニアから

始めなければならない

悲劇?

No

私たちは常に

○○歳のエンジニアから

始めることが出来る

はてなのイベントなのでブログ的な話も

● ブログは価値を届ける一つの手段

● ブログは仮説と検証を行うための一つ

の手段

● 炎上したら?→そこにクリティカルポイ

ントが存在している

ブログの書いた内容は消耗する

しかし

貴方がブログのために

考え、書いたという過

程の価値は変わらない

だろう

はじめよう