広尾学園 社会を変えるためのアイデアを生み出すデザイン思考講座...

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社会を変えるアイデアを生み出すためのデザイン

思考講座

Copyright(C) Junior Innovation Lab. All rights reserved.社会を変えるアイデアを生み出すためのデザイン思考講座

この講座の目的

デザイン思考を理解し、社会を変えるアイデアを生み出すことができるようになること

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デザイン思考って何?

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簡単に言うと、社会を変えた人が新しいモノ・コトを考えるときに行う発想法を一般の人でも出来るようにした思考法

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デザイン思考

デザイン思考についてデザイナーが日頃からアイデアを考えるときに行っている思考法を一般化したもの。スタンフォード大学d.schoolやIDEO(デザインコンサルティング会社)が発祥となっており、最近では企業の製品・サービス開発、まちづくりなどで活用されつつある

問題の再定義(Define the Problem)

ユーザー理解(Needfinding )

発想(Brainstorm)

プロトタイプ(Prototype)

評価(Test)

Design Thinking

デザイン思考

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デザイン思考

デザイン思考についてデザイナーが日頃からアイデアを考えるときに行っている思考法を一般化したもの。スタンフォード大学d.schoolやIDEO(デザインコンサルティング会社)が発祥となっており、最近では企業の製品・サービス開発、まちづくりなどで活用されつつある

UNDERSTND

EMPATHY

理解と共感

DEFINE

問題定義

IDEATE

発想

PROTOTYPE

試作

TEST

テスト

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ファシリテーターの紹介

野村総合研究所経営コンサルタント西山 恵太(Junior Innovation Lab)

野村総合研究所経営コンサルタント松見 咲子(Junior Innovation Lab)

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マインドセット(姿勢)

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①人の意見を否定しない。

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②聞くと話すは

50:50

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③とにかく言ってみる・やってみる

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この講座では下記3点に注意して取り組んでください。

③とにかく言ってみる・やってみる

②聞くと話すは50:50

①人の意見を否定しない。

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自己紹介

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まずは隣の人に対して、自己紹介をしましょう

(1人1分)

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2人の共通点を1分以内に数多く出してください。

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×

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共通点はポストイットに記入してください(1枚につき1つ)

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部活が一緒

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スタート‼

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終了‼

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もっとも数の多いペアは?

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全7回の流れ

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全7回の流れ

デザイン思考の体験(5/10)

ユーザー理解(5/24)

問題定義(6/14)

アイデア発想・試作・テスト(6/21)

実践編(7/25・26・28)

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Crush Workshop

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Design Thinking 体験版

「『おやつを食べる経験』をデザインせよ」

テーマ

デザイン思考の進め方

インタビューを通して、相手の体験・経験を聞くことで、その状況イメージし、共感する。

インタビューから得た情報を元に、ユーザーの抱えている問題を定義し、問題を表明する

問題を解決するアイデアを自由にたくさん発想すること(ブレインストーミング)を通じて生み出しユーザーから意見・感想(フィードバック)をもらって実際に作るものを決める

作ると決めたアイデアを「手に触れることのできるもの」として作る。このとき、ユーザーに最も伝えたいこと(コンセプト)を最優先して、粗くてもいいのでとにかく作る。

実際に作った試作品をユーザーに試し、ユーザーから意見・感想(フィードバック)をもらう

UNDERSTND

EMPATHY

理解と共感

DEFINE

問題定義

IDEATE

発想

PROTOTYPE

試作

TEST

テスト

今日のテーマ

「おやつを食べるという経験」をデザインせよ

最後に“おやつを食べる経験”を行ったのはいつですか?そのときの出来事(具体的に何をしたのか)とそのときの感情(Tension)を思い出して下のマップに書き込んでください。表現方法は自由です。何を持ってテンションが高い/低いのか、ということも自分の感覚で結構です。

経験マップの作成

食べる前 食べている時 食べた後

お腹が減りすぎてテンションがどんどん下がる

アルフォートを食べ始めて2,3個目が最も美味しいタイミング

このへんになると義務感で食べる

23時に高カロリーのおやつを食べてしまったことに対する後悔

UNDERSTND

EMPATHY

理解と共感

全部食べきる・・・

ユーザーに対して最後におやつを食べた経験についてインタビューを行ってもらいます。インタビューにおいて聞いて欲しいのは以下のようなことです。インタビューのときは相手の経験全体を聞くようにしましょう。どんどん疑問を投げかけよう。・何を食べたの?・どこでどんなふうに食べたの?・いつ食べたの?・何をするときだった?・誰と食べてたの?・どんな気分だったの?・食べる前は何をしていたの?・食べた後は何をしたの?

インタビューメモ

Interview:インタビューは、相手の”テーマ”についての経験を聞くことです。特に、”テーマ”を行う前後についても、何をしたのか自分がどういう状況だったのか想定できるぐらい細かくそのときの状況を相手から聞きだし、描写します。

インタビュー

• アルフォート1ケース(12個入り・チョコレート菓子)

• 23時ぐらいに食べる• 読書をしながら食べた• 晩御飯を食べたのが19時。だけどあまり晩御飯は食べなかったので、22時ぐらいに小腹がすいてきた

• 食べる前はスマホでウェブ閲覧、読書など• 食べた後は読書を1時間ほどして就寝• 最初の2,3個は美味しかったが、食べていくうちに美味しさを感じなくなった

• 一人暮らしのため、一人で食べていた

UNDERSTND

EMPATHY

理解と共感

この2分間では、インタビューしたことを頭の中で整理し、次のインタビューでもっと掘り下げて聞いてみたいことを見つけていきます。

インタビュー内容の整理UNDERSTND

EMPATHY

理解と共感

インタビューメモ

Dig Deeper:Dig Deeperとは、言葉の意味の通り深く潜ることです。相手が、何かを行っていたとき、どのように感じていたのでしょうか?何にいらだちを覚えたのでしょうか、本当はどうあって欲しかったのでしょうか?あと、先ほどのインタビューでもっと深く聞きたいところはありませんでしたか。その部分も深く聞いてみましょう。この際”WHY(何故?)”という投げかけが非常に役立ちます

次はさきほどのインタビューで興味深かったところ、印象に残ったことをもっと深く聞いてみましょう。ここで効果的な質問は、WHY(何故)を使うことです。

インタビュアー(聞く人)は相手に共感するように務めましょう。インタビューされる側も、そのときなんでそうしたのか精一杯伝えるようにしましょう。(例)•なぜ、そのお菓子を選んだの?

•もっと、こういうものがあったらいいのにっていうものはあるかな?

•正直困ったことって何かなかったの?

インタビューの深堀り

• 最初の2,3個は美味しかったが、食べていくうちに美味しさを感じなくなった

• 一人暮らしのため、一人で食べていた

• 小腹が空いているだけだったので、2,3個で本当は十分であったが、個別包装がされていないため、「すべて食べなきゃ!」といった義務感があった

• 一人暮らしのため、中途半端に食べ残すと賞味期限などが切れてしまうため、「食べたい量を食べる」というよりかは「なくなるまで食べる」という感覚がある

• 正直、必要な量だけ食べたい

UNDERSTND

EMPATHY

理解と共感

問題定義

したい。

ユーザーの願望

なぜなら…

実は…/でも…

なぜなら… なぜなら…

実は…/でも… 実は…/でも…

さんはしたい。

願望の深堀り

問題定義(インサイト)

インサイト:インサイトとはユーザーが言葉にはしない、もしくは気づいていないけれども本当は望んでいることを意味します。

自分が必要な量だけのおやつを食べ

ムダにおやつ代をかけたくないから

いろいろな種類のおやつは食べたい

ダイエットをしているため、過剰におやつを食べたくない

個別包装がなされていないため、袋を開けるとすべて食べなければならない義務感がある

自分が必要な量だけのおやつを西山

食べたいけど、いろいろなおやつを食べ

・・・

・・・

DEFINE

問題定義

アイデアを発想する際には以下の2点に気をつけてください。•くだらないアイデアでもとにかく描く(量を出すことが大事です)•文字だけでなく絵で表現する(上手く描く必要はありません。ユーザーに伝われば十分です)

アイデア発想&フィードバック

アイデア1 アイデア2 アイデア3 アイデア4 アイデア5

フィードバック フィードバック フィードバック フィードバックフィードバック

IDEATE

発想

アイデア6 アイデア7 アイデア8 アイデア9 アイデア10

フィードバック フィードバック フィードバック フィードバックフィードバック

IDEATE

発想

フィードバックを踏まえてアイデアを形にしましょう。プロトタイプのスケッチやコンセプトを下のスペースに描きましょう。

PROTOTYPE

試作

TEST

テスト

プロトタイプ作成

お疲れさまでした!

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以上で終了です。本当にお疲れ様でした!

アンケートの回答をお願い致します。

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