「水場」のトレイルカメラ「水場」周辺のトレイルカメラ「水場」と周辺での出会い季節の移り変わり
「雑木林」「雑木林」近くの水溜り
「大木の水場」
ヒキガエルの産卵
トレイルカメラに撮影された動物
2016年4月
- 「水場」のトレイルカメラ
4月は晴れると急速に気温が上がり花が⼀気に咲いた。サクラの⾒頃は短かったように感じた。ミツバツツジ、スミレ、アブラチャンやキブシが咲き始め、新緑の鮮やかさが山を駆け上っていった。ヒキガエルの産卵が4月後半に始まり、
カメラのセットが間に合わなかった。しかし、産卵に⽴ち会うことになった。匂いがきつく、私の足にまで抱きついてきた。設置場所の追加とトレイルカメラの変
更などで混乱が続き、映像が思うように撮れない状態が続いている。
⽔場で産卵中のヒキガエル
2016年4月
- 「水場」周辺のトレイルカメラ
�⽔場につながる別の【けもの道】に設置したトレイルカメラ。4月は1枚映っていた。– ニホンタヌキx1回
トレイルカメラを変更したら、風⾬や空撮りが⼤量に撮影されていたが動物は1枚のみだった。
ニホンタヌキ
2016年4月
- 「水場」と周辺での出会い
登山道ではけもの臭がした後にニホンジカの足⾳がし、鳴き声を聞くことが何度かあった。逃げ去る姿を目にすることもあった。アオバト、ツツドリの声が聞こえるようになり、
キツツキのドラミング⾳が聞こえることもあった。雑⽊林にはナツツバキが多く⾒られるが、⾕
筋にあるナツツバキの枝から雫が滴っていた。その⽇は⾏きの10:20頃と帰りの13:30頃にも雫が落ちていた。⾒上げた範囲では枝に傷があったかは確認できなかった。雫は10m位の⾼い位置から落ちていた。
ナツツバキの枝から落ちる雫(矢印)
2016年4月
- 季節の移り変わり
新緑のカラマツ林
ミツバツツジ
サクラの仲間
スミレの仲間
アブラチャン
ミツバアケビの花と葉
2016年4月
- 「雑⽊林」
雑⽊林は細い枝や枯葉などにセンサーが反応することが多く空撮りが多かった。その中で撮影されたカモシカの写真。カメラを警戒し睨みつけている。この後身体を翻し逃げていった。⽊の巣穴に向けたカメラにはシジュウカラが映っていたが、巣穴を使っているかは確認できなかった。雑⽊林ではベニボタルの姿があった。
ベニボタル
ニホンカモシカ
2016年4月
- 「雑⽊林」近くの水溜り
雑⽊林へ⾏く途中の林道には⽔溜りがある。その⽔溜りに⽻根が2枚落ちていた。帰り道で発⾒したが⾏きにはなかったと思う。茶⾊の⽻根は⻑さ約15cmと⼤きく、調べてみ
るとどちらもオオタカの⽻根らしい。⽻根が落ちているということは⽔浴びをしたのだろう。ただ⽔溜りは数cm位しか深さはないと思われる。こんなところでも⽔浴びをするとは驚きだ。 ⽔溜り
下尾筒の⽻根?(約7cm)
背中の⽻根?(約15cm)⽔溜りの脇に落ちていた
2016年4月
- 「大⽊の水場」
「⽔場」から約7.3km離れた場所にある「⼤⽊の⽔場」(詳細は「トレイルカメラの設置場所比較-2016」参照)。新規の場所で新規のトレイルカメラを使用しているため画角など上手くいかない。⽔場が映らずヒキガエルの産卵が撮影できなかった。しかしアナグマがヒキガエルを捕食している姿やイノシシのぬた浴びが映っていた。
⽔場へ⾏く途中にはフデリンドウやスミレが咲いていた。カケスの⽻根が散乱している場
所もあった。
フデリンドウ
2016年4月
- ヒキガエルの産卵
ヒキガエルの産卵時期の予想が外れ撮影がうまくできなかった。そこで調べてみるとヒキガエルが冬眠から覚め、産卵にやってくるタイミングは主に地中の温度が関係している可能性が⾼いとのこと。これからも2つの⽔場での産卵時期を観察していく予定。2015年「⼤⽊の⽔場」の産卵は現地で森林保全作業をし
ていた知人の情報。「⽔場」とは1ヶ月近く差があることになる。今後の観察で何か答えが⾒つかるかもしれない。
年 水場 大木の水場
2014 5/8 -
2015 5/18-20 (4月後半)
2016 4/24-25 4/22頃
ヒキガエルの産卵時期 ⽔場 ⼤⽊の⽔場
2016年4月
- トレイルカメラに撮影された動物
【水場】◎コウモリ◎カケスとヒキガエル◎アオバト◎アカハラとカケス・ニホンイノシシ・ニホンタヌキ・ニホンリス・ネコ・ヤマドリ・ジョウビタキ・鳥・ヒキガエル
「多摩川水源に生きる」 http://tama-forest.seesaa.net/
◎は公開している動画(動画は映像の状況により公開/非公開としています。)
【雑⽊林】◎ヤマドリ◎シジュウカラ・ニホンジカ・ハクビシン・ニホンカモシカ・ホンドテン・ホンドキツネ
【大⽊の水場】◎ニホンアナグマ・ニホンイノシシ
【デジカメ動画】◎ナツツバキ雫◎ヒキガエル産卵