Re:Kayo-System Co.,Ltd.
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関西NFCLab 宣伝発表者 寺園聖文
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
自己紹介
本名 :寺園聖文(てらぞの まさふみ)
別名 :夜子まま
肩書 :株式会社Re:Kayo-System 代表取締役社長
クラスタ:日本Androidの会、関西Unity、NFCLab
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
姉のけいです
妹がいつもお世話になってます。
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
ねぇーけいー今日、しらないおじさんたちにNFCについて話をしっていわれたんだけど、NFCってなんなの?
う、うわーーなんというムチャぶり、しかも15分で説明しろって?む、無理でしょそんなのーー
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
NFCについて
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
異論はあるかもしれないけど、私はNFCのルーツはフェリ
カだと思っているわ。だからフェリカを知らずして
NFCを語るな!よ
えぇー!?なんですとぉ!
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
と、驚いてみたけど、フェリカって何なのよ?
あなた、知らないので驚いてみせたの?
んー、じゃぁ、今日は簡単にフェリカについて説明してあげるわ
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
今から約30年程前、当時ICカードと言う名前で注目を浴びていた技術がありました。
ICカード用マイコンHD65901のチップ写真(提供:日立)
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
メモリカード:使い捨てのプリベイドカード等に利用
ロジック付きカード(アクセス制御機能等を備えたもの)
CPU搭載カード
その他(専用コプロセッサ等)
ICカードといっても色んな種類があって、機能で分類するとこんなにあります。
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
はじめは高性能なICカードが主流でCPUを搭載して単体で演算能力を持つICカードが1970年代後半には登場していたのよ。当時主流だった磁気式カードの100倍の容量がある上、価格は当時で1万円ぐらいしま
した。
※磁気カードの容量は8byte程度
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
そこに目を付けた、国鉄技術研究所(現在の(財)鉄道総合技術研究所)の情報制御関係の研究室では、このICカードを改札に応用できないか模索を
していたの。
研究室リーダー 三木彬生(みきしげお)さん
切符をなくしたい、磁気カードだとパスケースから取り出すの面倒だ、非接触のICカードは容量も大き
いし便利なはず
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
非接触型であること Read/Writeができること 高速であること
当初のコンセプトは上の3つ
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
東京圏だけで1日に1500万人が利用しているので、
導入は慎重にならざるを得なかった
当時は非接触型でRead/WriteできるICカードはないた
め新規に作らないといけないのでお金がかかりすぎる。
Goにはなったものの、タイミングがわるく磁気式の改
札の大量入れ替えの時期がきていた。
でも、この計画をはじめてすぐ色々な問題が重なってきて・・・一次は頓挫しそうになったの
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
そして運命のフィールドテストの日がやってきた
1994年(平成6年)
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
残念ながら、第1回のフィールドテストは
大失敗だった
画像:http://www.jreast.co.jp/development/story/p4.html より
1994年2月、ICカード型の自動改札機を使った初めてのフィールド試験が行なわれたのだけど結果は最悪で、磁気型カードの20倍もの異常が発生したのよ。
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
課題を洗い出し、約1年後に2回目のフィールドテストの日を
迎えた
1995年(平成7年)
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
最悪なことに、2回目のフィールドテストも大
失敗だった
接触部分の調整することで少しは改善されたけど、5回の内1回は読み取りエラーが発生するエラー率だったの。
※接触範囲を調整してみた
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
二回目の失敗には研究部は多いに落胆したの、なんといってもメーカーからはこれ以上無理だと言われていた上、導入の目処も立っていない研究にたいして懐疑的な意見も多い中でのテストだったの、だから二回目のテストの結果が実用化の判断基準だとおもっていたから・・・
ここまで頑張っていたのに水の泡になるなんて、、
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
将来の自動改札機は必ず非接触ICカード式になる。今回の問題点を徹底的に改良して、もう一度挑戦しろ!
研究開発部上層部
かっこよすぎる!
しかし・・・意外な返答だった
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
1997年(平成9年)
徹底的に問題を洗い出し、カード種類を非電池式にかえ万全の体制で三回目のテストを迎える
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
第3回目のフィールドテストは見事大成功に収めた!
画像:http://www.jreast.co.jp/development/story/p5.html より
接触するタイプの電池レスカードにして、接地面を15度の斜度をつけ、タッチするとLEDで光るといったユーザ視点の改良を加えたの。
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
そしてSuicaが生まれた
SuperUrbanInteligentCard
そして、このICカードの技術をFeliCaいう
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
ICカードの基盤はFeliCaが育てた
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
Felicaのすごいところ超高速高いセキュリティー複数のアプリケーションを一枚のカードに同居できる
他のカードが106kbpsのところ、FeliCaは212kbps、424kbpsの高速処理ができるの、だから改札機の処理に磁気カードでは1枚あたり平均0.7秒かかっていたのが、FeliCaカードだと0.1秒で処理が完了したのよ。
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
ね、分かった?フェリカによるICカードの技術開発がなければ、現在のICカードはなかったかもしないのよ。
す、すごすぎる!
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
でもね、物語はここで終わりではなく、フェリカとNFCの関係にもつづく壮大な話があるのよ。だけど、その話はNFCLabの勉強会で!
き!ききたーーーい!絶対、勉強会参加する!
12年11月23日金曜日
Re:Kayo-System Co.,Ltd.
ABOUT NFC LAB
当コミュニティはNFCの普及を促進させ、NFCを使ったアイディアを出したり、NFCを使ったアプリやサービスを作ったり、NFCのイベントを開催したり、NFCの可能性を研究したり、NFCを使ってみんなが幸せになるために頑張るコミュニティでNFCに興味があればだれでも参加することができます。
http://lab-nfc.com/参加は以下のURLから
12年11月23日金曜日
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