eXtreme Programming
@matarillo
猪股健太郎
XPはソーシャルチェンジである
XPとは何か
XPは、効果のない技術的/社会的な古い習慣を捨て、
効果のある新しい習慣を選ぶことである。
XPとは、自分が今日やるべきことを
十分に理解することである。
XPとは、明日をよりよくしようとすることである。
XPとは、チームのゴールに貢献した
自分を評価することである。
XPとは、ソフトウェア開発で
人間としての欲求を満たすことである。上記の理念をチーム全員が極限まで追求する
ボトムアップ的な改善活動
p.6より
チームとは誰か
テスター
インタラクション
デザイナー
アーキテクト
プロジェクトマネージャー
プロダクトマネージャー
経営幹部
テクニカルライター
ユーザー
プログラマー
人事
XPのチームはプログラマーだけではない相互に尊敬し合いながら、全員が最善を尽くす
成熟したチームを目指す
p.69~より
価値、原則、プラクティス
価値
原則 原則プラクティス
プラクティス
プラクティス
重要
臨機応変に
抽象的
具体的
p.13より
価値の共有と実現が最も重要効果のあるプラクティスを実践し、増やし、変えていく
2種類のプラクティス主要プラクティス( 13個)
◦ ペアプログラミング、テストファーストプログラミング、
インクリメンタルな設計、継続的インテグレーション…
◦ チームの一体感、見える化、 残業ゼロ…
導出プラクティス( 11個)
◦ 本物の顧客参加、チームの継続、チームの縮小、
コードの共有、毎日リリース、スコープの交渉…
主要プラクティスをまず実践して、チームの成熟度を高めてから
導出プラクティスへと向かっていく
p.35~より
p.59~より
(デイリーデプロイ) (交渉によるスコープ契約)
(チーム全体) (情報満載のワークスペース)(いきいきとした仕事)
XPはスケールするか? 人数:小さなチームで始める。自律的なチームに育てば、調整コストを制
限しつつチームを増やしてもよい。
会計:財務面の協力者を見つける。
組織文化:プロジェクトマネージャーが間に立つ。組織が受け入れられる
形の落としどころを探す。
長期:可能ならチームを維持する。難しい場合は引継ぎを工夫する。
業務の専門性:専門家をチームに加えて互いに学び合う。
コード規模:リリースを続けながら部分的に少しずつ改善していく。
安全性とセキュリティ:審査官と継続的な関係を築き、早めにこまめに審
査を受ける。XPにはトレーサビリティがある。
まず問題をシンプルにする。できない場合は XPを拡張する。価値や原則はスケールする。プラクティスは修正する。
p.107~より
まとめ XPとは、理念をチーム全員が極限まで追求するボトム
アップ的な改善活動
まず自分たちから始めて、チームの成熟度を高めなが
ら周囲を巻き込んでスケールしていく
プログラマーの幸せに着目している
他のアジャイルソフトウェア開発やエンタープライズ
アジャイルと矛盾するものではない
ただし、効果を出しながらうまく回すには
自分たち自身で考えることが重要
◦ 「アジャイルやってるふり」を許さない厳しさがある
参考: XPの価値と原則
コミュニケーショ
ン
シンプリシティ
フィードバック
勇気
リスペクト
人間性
経済性
相互利益
自己相似性
改善
多様性
ふりかえり
流れ
機会
冗長性
失敗
品質
ベイビー
ステップ
責任の
引き受け
価値 原則
参考:翻訳者による解説「 XPは何を伝えたかったんだと
思う?」
http://www.slideshare.net/
kdmsnr/xpjunkudo-20150626
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