高専ワイヤレス IoT コンテスト 2020
~ 高専が地域を変える! ~
ワイコン
WiCON 2020
(KOSEN Wireless IoT CONtest 2020)
応募要項
【募集受付期間】
2020 年 4 月 3 日(金)~ 5 月 22 日(金)午後 6 時必着
2020 年 4 月
主催: 総務省
後援: 文部科学省
一般社団法人全国高等専門学校連合会
運営: 高専ワイヤレス IoT コンテスト 2020 実行委員会(運営事務局:㈱サイバー創研)
本コンテストの運用方法についてオンラインでの運用を進めるなど、今後
変更になる可能性があります。変更となった場合は再度お知らせいたします
(4 月 16 日:事務局追記)
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目次
1. 本コンテストの概要 ............................................................................................. 2
2. コンテストの名称................................................................................................. 3
3. 実施体制 ............................................................................................................... 3
4. 応募規定 ............................................................................................................... 4
4.1. 応募資格 ............................................................................................................................. 4
4.2. スケジュール...................................................................................................................... 5
4.3. 募集部門 ............................................................................................................................. 6
4.4. 募集内容 ............................................................................................................................. 6
4.5. 採択件数 ............................................................................................................................. 8
4.6. 採択チームへの技術実証費用の支給 ................................................................................. 8
4.7. 提案内容の審査 .................................................................................................................. 9
5. 応募手続き ......................................................................................................... 12
5.1. 提出書類 ........................................................................................................................... 12
5.2. 募集受付期間.................................................................................................................... 13
5.3. 提出方法、提出先 ............................................................................................................ 13
6. 補足事項、注意事項 ........................................................................................... 13
6.1. ホームページでの告知 ..................................................................................................... 13
6.2. 個人情報の取り扱い......................................................................................................... 14
6.3. 契約 .................................................................................................................................. 14
6.4. 物品の調達 ....................................................................................................................... 14
6.5. 採択チームへの支援......................................................................................................... 14
6.6. 5G 活用部門に採択されたチーム .................................................................................... 15
6.7. 行事への対応.................................................................................................................... 15
7. 応募提出書類(様式1~4)の提出先、及び本件に関する問い合わせ先 ......... 17
応募要項
1
はじめに
総務省では、2020 年代の我が国におけるワイヤレスサービスの発展、並びに第 5 世代移動通
信システム(5G)の実現に向けて、研究開発及び 5G 総合実証試験の推進、国際連携・協調の強
化などに取り組んでいます。5G やワイヤレス IoT は、地域が抱える諸課題を解決し、また、ベ
ンチャーや中小企業等の参加も得ながら、農業・軽工業等の様々な分野・領域において新たなビ
ジネスの創出など我が国の生産性向上に寄与するものと期待されています。
一方、高等専門学校(以下、「高専」と呼ぶ。)は産業界の強い要請により実践的な技術者を養
成する高等教育機関として設置されており、現在、北海道から沖縄まで全国に 57 校あります
(国立高専:51 校 55 キャンパス、公立高専:3 校、私立高専:3 校)。毎年、約 1 万人強の学生
を社会に送り出していますが、今日までの約 40 万人の卒業生は、全国各地の産業を支え、ま
た、我が国の高度経済成長を支えてきました。
これまで総務省では、全国に設置されている高専の地域性を生かし、全国的な電波有効利用を
目指したワイヤレス IoT 技術実証を、高専生を中心に 2017 年度より実施してきました。また、
これらの成果を地元企業等の協力を得ながらビジネス創出に繋げていくための支援策等について
も検討を進めています。4 年目となる本事業では、これまでの技術実証を踏まえて、地域に密接
しつつ高度な技術者を育成している高専で育まれている学生の技術力や独創的なアイデアを、
5G やワイヤレス IoT を含めた電波事業の新たなサービスに、特に地域に根付くサービスに繋げ
ていくことを目的としています。
応募要項
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1. 本コンテストの概要
総務省から委託を請け、高専ワイヤレス IoT コンテスト 2020 実行委員会(運営事務局:㈱サ
イバー創研)は、高専の若手人材の育成を図りながら、電波有効利用を推進するための取り組み
を実施していきます。
本年度も、全国の高専生(国立高専、公立高専、私立高専)を対象に、5G やワイヤレス IoT
の特性を活用しての、加えて地域(様々な分野や業種の地元企業、自治体、NPO 法人、住民な
ど)を巻き込んでの、地域の課題解決に繋がるアイデアを、さらに一歩進んで近い将来に地域に
根付く新たなビジネスやサービスの創出に繋がるアイデアを募集します。
【実施スキーム】
➢ 全国の高専生(国立高専、公立高専、私立高専)を対象に提案を募集します。
➢ 技術実証の実施にあたっては、運営面や技術面の相談を、運営事務局及びサポーター(企
業等)が支援します。
➢ 7~8 か月間の技術実証を行った後、成果発表会・成果展示会を開催します。
➢ 本技術実証を通じて、高専生の技術力のさらなる向上を図ると同時に、高専生の独創的な
アイデアを地域に根付く新たなビジネスやサービスの創出に繋げていきます。
応募要項
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2. コンテストの名称
⚫ メインタイトル(和名): 高専ワイヤレス IoT コンテスト 2020
⚫ 同 上 (英名): KOSEN Wireless IoT Contest 2020
⚫ サブタイトル (和名): 高専が地域を変える!
⚫ 略称 (英名): WiCON 2020 (呼称:ワイコン、”Wireless IoT CONtest” の略)
3. 実施体制
⚫ 主催 総務省
⚫ 後援 文部科学省
一般社団法人全国高等専門学校連合会
⚫ 協力 NTT コミュニケーションズ株式会社
株式会社 NTT データ経営研究所
株式会社 NTT ドコモ
特定非営利活動法人 M2M・IoT 研究会
KDDI 株式会社
独立行政法人 国立高等専門学校機構
さくらインターネット株式会社
国立研究開発法人 情報通信研究機構
東京大学大学院
日本電気株式会社
株式会社三菱総合研究所
(社名 五十音順)
⚫ 運営 高専ワイヤレス IoT コンテスト 2020 実行委員会(運営事務局:㈱サイバー創研)
⚫ 審査委員会 座長:森川 博之 東京大学大学院工学系研究科 教授
委員:小泉 寿男 特定非営利活動法人 M2M・IoT 研究会 理事長
委員:佐藤 貴哉 国立高等専門学校機構 研究総括参事
委員:田中 邦裕 さくらインターネット㈱ 代表取締役社長
委員:田畑 雅章 NTT コミュニケーションズ㈱ 担当部長
委員:津村 聡一 日本電気㈱ システムプラットフォーム研究所長
委員:中川 篤 KDDI㈱ 技術統括本部 シニアディレクター
委員:中村 秀治 ㈱三菱総合研究所 営業本部長
委員:浜口 清 情報通信研究機構 ワイヤレスネットワーク総合研究センター長
委員:土方 久明 ㈱NTT ドコモ 地域協創・ICT 推進室 担当部長
委員:渡邊 敏康 ㈱NTT データ経営研究所 社会システムデザインユニット アソシエイトパートナー
(委員氏名 五十音順)
応募要項
4
4. 応募規定
4.1. 応募資格
⚫ 応募資格は、「2021 年(令和 3 年)3 月末時点で高専(国立高専、公立高専、私立高専)に所
属している学生(本科生、専攻生)」に限ります。なお、「2021 年(令和 3 年)3 月卒業予定
の学生」も応募できます。
注1)応募は「チーム単位」でお願いします。「チーム名」は必須です。また、「チームの代
表者」を決めてください。
注2)「チームの構成人数」に制限はありません。「1名(個人)での応募」も可です。
注3)チームの構成メンバーは、「2 校以上の高専」にまたがっても可です。
注4)チームには「1 名以上の指導教員」を必ずつけてください。なお、チームの構成メン
バーが 2 校以上の高専にまたがる場合は、「各々の高専から 1 名以上の指導教員」を
必ずつけてください。
注5)1 つの高専から「複数チームの応募」も可としますが、1 チームが応募できるテーマ
数は「1つまで」です。
注6)「1 人の学生」は複数チームに所属することはできません。1 人の学生が複数のチーム
に所属している場合は、そのチームの応募は「審査の対象外」となります。ただし、
「指導教員」は複数チームを兼ねることができます。
応募要項
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4.2. スケジュール
※ 下記スケジュールは、諸事情により変更になる場合があります。
⚫ 募集受付期間 2020 年 4 月 3 日(金)~ 5 月 22 日(金)午後 6 時必着
⚫ 一次審査(書面審査) 2020 年 5 月 23 日(土)~ 6 月 12 日(金)
⚫ 一次審査の結果通知 2020 年6月 12 日(金)頃
⚫ 二次審査(プレゼン大会) 2020 年 6 月 26 日(金) (都内)
注)二次審査(プレゼン大会)出席のための旅費(往復交通費、宿泊費)は運営事務局が負
担します。ただし、旅費支給対象の人数及び宿泊日数には制限があります。
⚫ 採択結果の発表 2020 年 7 月上旬
⚫ 技術実証支給額の確定 遅くとも 2020 年 7 月中旬までに確定
⚫ 研究契約書の締結 遅くとも 2020 年 8 月上旬までに締結
⚫ 実証期間 研究契約書締結後 ~ 2021 年 2 月末まで
⚫ レポート作成 2021 年 3 月中旬までに作成
⚫ 表彰審査(プレゼン大会) 2021 年 3 月下旬 (都内)
注1)表彰審査(プレゼン大会)出席のための旅費(往復交通費、宿泊費)は運営事務局が
負担します。ただし、旅費支給対象の人数及び宿泊日数には制限があります。
注2)表彰審査結果の発表は、2021 年 5 月中下旬に都内で行われる成果発表会・成果展示
会の最終日に行う表彰式にて行います。
⚫ 成果発表会・成果展示会 2021 年 5 月中下旬(都内)
注1)成果発表会・展示会出席のための旅費(往復交通費、宿泊費)及び展示用機材の運搬
費は運営事務局が負担します。ただし、旅費支給対象の人数及び宿泊日数には制限が
あります。
注2)成果発表会・成果展示会の実施期間は 3 日間程度です。なお、成果発表会は最終日の
予定です。
注3)成果発表会終了後に、全チームに対する「表彰式」を行います。全チームに表彰状・
トロフィー・副賞が授与されます。最優秀賞には、「総務大臣賞」が授与されます。
⚫ 副賞の実施 2021 年 8 月下旬 ~ 9 月下旬(夏季休業期間中に実施)
注)副賞では、「都内又は都内近郊の ICT 関連企業見学等のイベント型体験」を提供しま
す。副賞実施のための旅費(往復交通費、宿泊費)は運営事務局が負担します。ただ
し、旅費支給対象の人数及び宿泊日数には制限があります。
都内には集合せず、
オンライン形式の実施に変更
応募要項
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4.3. 募集部門
⚫ 本コンテストでは、「5G 活用部門」及び「ワイヤレス IoT 活用部門」の 2 部門についてアイ
デア提案を募集します。応募の際には、いずれかの部門を必ず選んで応募してください。
※ 5G 活用部門への応募を考えているチーム向けに、下記 URL にて 5G 関連技術を紹介し
ています。提案書作成の際の参考としてください。
5G 関連技術の掲載 URL:https://kosen-iot-contest.jp/introduction.html
4.4. 募集内容
⚫ 5G やワイヤレス IoT の特性を活用しての、加えて地域(様々な分野や業種の地元企業、自治
体、NPO 法人、住民など)を巻き込んでの、「地域の課題解決に繋がるアイデア」、さらに一
歩進んで「近い将来に地域に根付く新たなビジネスやサービスの創出に繋がるアイデア」を募
集します。
⚫ 「想定される分野の例」及び「アイデア例」を、次頁に示します。
高専ワイヤレス IoT コンテスト
<ワイヤレス IoT 活用部門>
5G 技術に限らず、ワイヤレス IoT 技術を幅広く活用することで、地域の課題解決に繋がるアイデア、さらに一歩進んで近い将来に地域に根付く新たなビジネスやサービスの創出に繋がるアイデアを募集します。
<5G 活用部門>
「超高速」「超低遅延」「多数同時接続」などの特性を持つ 5G 技術をうまく活用することで、地域の課題解決に繋がるアイデア、さらに一歩進んで近い将来に地域に根付く新たなビジネスやサービスの創出に繋がるアイデアを募集します。
応募要項
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【想定される分野の例】
分野
大項目 中項目 小項目
安心・安全
の確保
地球環境の観測・維持 ゴミを極力出さない街づくり、再生エネルギーを利用した街
づくり、気象情報の収集・分析と活用、温暖化防止、等
防災・減災 災害に強い街づくり、災害情報の収集・分析及び避難誘導へ
の活用、災害時の人命探索、災害復旧期における生活再建(住
宅対策、震災廃棄物処理、健康支援・心のケア等)、等
医療、見守り 中核病院/医師の不足問題、独居老人の見守り、等
ライフライン/インフ
ラの維持管理
ライフラインの予防保全と復旧、構造物の予防保全、作業者
の安全確保
防犯対策 防犯に強い街づくり、遠隔監視、等
暮らしの
維持・向上
地域コミュニティ維持 過疎化対策、外国人との共生、等
社会的弱者(障がい者、
高齢者、独居老人等)へ
の対応
社会的弱者が暮らしやすい街づくり、災害時の避難誘導、移
動/歩行、買い物、学習、就職/雇用、詐欺防止、見守り、
医療、福祉/介護、等
利便性の向上 スマートシティ/スマートハウス、電子行政、E コマース、
ビッグデータ/衛星データの活用、端末やアプリケーション
の使い勝手の向上、等
教育/学習 生涯学習、学習機会の格差縮小、教員不足問題、等
エンターテイメント 飲食、宿泊、観光(旅行、美術館/博物館/テーマパーク等)、
スポーツ/ゲーム、等
産業の
育成・振興
生産性の向上、地場産
業の育成
農業/林業/漁業/畜産業、鉱業/エネルギー、建設、材料
/部品、各種機械(情報通信機器、輸送機械、工作機械等)、
スマートファクトリー、販売/流通の効率化、等
伝統文化/技術の継承 職人技の解析・体系化・再現、等
【アイデア例】
例 分野 背景・課題 アイデア
1 医療
平成 30 年の救急出動件数は約 660 万
件、搬送人員は約 590 万人となり、救
急出動件数、搬送人員ともに過去最多
を記録(令和元年 6 月 19 日消防庁)
超低遅延通信が実現できることで、移動中で
も高精細映像を用いた遠隔手術などを実現
2 農業
農業就業人口は、65 歳以上が全体の
6 割、75 歳以上が 3 割を占めるなど、
農業に従事する者の高齢化が進行
様々な情報を収集する農業用センサーに加
え、給餌ロボット、散水・薬剤散布ドローン
などの実現により、「自宅からの畜産/農作業
管理」を実現
3 防災・
減災
我が国は、その位置、地形等の自然的
条件から、地震、津波、火山噴火など
による自然災害が多く発生
街の中に多数設置された高精細な映像センサ
ーによりデータを収集、活用することで、災
害情報を網羅的に把握するとともに、被災者
に最適な避難経路情報を迅速に届けることが
できる「災害に強い社会」を実現
(出典)総合通信基盤局第 5 世代移動通信システム(5G)の今と将来展望(総務省、令和元年6月)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000633132.pdf
応募要項
8
【アイデアの参考となるその他の資料】
① 令和元年度 5G 総合実証試験の開始(総務省、令和元年 8 月)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_02000390.html
② 5G 利活用アイデアコンテストの結果(総務省、平成 31 年 1 月)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_02000369.html
https://5g-contest.jp/result.html
③ ICT インフラ地域展開戦略検討会(総務省、平成 30 年 8 月)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban02_02000259.html
④ 電波政策 2020 懇談会(総務省、平成 28 年 7 月)
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/denpa_2020/02kiban09_03000328.html
4.5. 採択件数
⚫ 本コンテストにおける採択件数は、「5G 活用部門」及び「ワイヤレス IoT 活用部門」の 2 部門
を合わせて「8 件程度」です。
注)なお、最終的な採択件数は、「提案内容の評価結果」や「各提案で必要とされる技術実証費
用の合計額」等により増減します。
4.6. 採択チームへの技術実証費用の支給
⚫ 提案が採択されたチームには、応募部門を問わず、提案アイデアの実現に向けた技術実証費用
として、運営事務局を通じて「最大 300 万円(消費税込み)/チーム」が支給されます。
注1)上記金額は、採択チームが所属する学校と運営事務局の間で締結される「研究契約書」に
記載される研究費の額になります。
注2)技術実証の費用に含まれるものは、下記のとおりです:
✓ 技術実証に係わる「物品購入費」
※ 消耗品だけでなく「固定資産相当品」の購入も OK です
✓ 技術実証に係わる「工事費」
✓ 技術実証に係わる「通信費」 ※ 郵便代を含みます
✓ 技術実証に係わる「機材運搬費」
✓ 技術実証に係わるチーム構成メンバーの「旅費(往復交通費、宿泊費)」
※ 5G 活用部門に採択された場合は、
「5G 実証実験環境」までの機材運搬費や旅費も含まれます
✓ 外部機関(企業・団体等)へ「再委託費(外注費)」、など
応募要項
9
注3)なお、「国立高専」の場合は、支給される技術実証の費用は「間接費込み」となりますの
でご注意ください。本コンテストの 2020 年度募集に適用する間接費の割合(直接費に対
する割合)は、運営事務局(あるいは高専機構)にお問い合わせください。
注4)採択チームへの最終的な支給額は、提案内容や計画等を踏まえて、運営事務局と相談の
上、確定します。従いまして、二次審査(プレゼン大会)までに「精度の高い予算案」を
作成するようにしてください。
※1 最終的な支給額は、運営上の特別な理由(たとえば、当初予定の採択件数からの
増など)により「減額する場合」があります。これに従えないときは採択を取り
消す場合があります。
※2 研究契約書の締結に際しては、「二次審査時の予算案からの増額」は原則認めら
れません。これに従えないときは採択を取り消す場合があります。
(理由)二次審査で決まる最終的な採択件数は、「提案内容の質」だけでなく、
「各チームの予算案は購入物品の種類及び数量を含めて妥当か」とい
った点や、「全採択チームの予算案の合計額は総予算の枠内に収まって
いるか」といった点も重要な判断材料になっています。加えて、公正
な運営の観点からは、特定のチームだけを特別扱いにすることはでき
ません。従いまして、「二次審査(プレゼン大会)時の予算案からの増
額」は原則認められません。
※3 同様な理由で、「研究契約書締結以降の増額(運営事務局による物品の現物支給
も含む)」も原則認められません。
4.7. 提案内容の審査
⚫ 提案のあったアイデアの採択は、「一次審査(書面審査)」及び「二次審査(都内でのプレゼン
大会)」の上、決定します。
⚫ 一次審査(書面審査): 2020 年 5 月 23 日(土)~ 6 月 12 日(金)
✓ 提案されたアイデアについては、提案書類をもとに、運営事務局とは別に設置する「審査
委員会」による書面審査を行い、二次審査(プレゼン大会)に進むチームを決定します。
✓ 審査結果は、 2020 年6月 12 日(金)に、運営事務局よりチーム代表者等に通知しま
す。
⚫ 二次審査(プレゼン大会): 2020 年 6 月 26 日(金)(都内)
✓ 一次審査を通過したチームは、運営事務局より別途送付する「二次審査(プレゼン大会)
の案内」に従って、提案するアイデアについて、都内会場にて審査委員会の前でプレゼン
テーションを行っていただきます。
なお、授業等の学校行事のためどうしても出席の都合がつかない場合は、発表内容をビデ
オで事前に撮影して指定する期日までに運営事務局に提出いただき、当該チームの発表は
オンライン形式の実施に変更
オンライン形式の実施に変更
オンライン形式の実施に変更
応募要項
10
「ビデオプレゼン」で代用させていただきます。その際の「質疑応答方法」については、
別途指示します。
✓ 二次審査で、最終的な採択チームを決定します。
✓ 採択結果は、 2020 年 7 月上旬に、運営事務局よりチーム代表者等に通知すると同時に、
ホームページ(URL:https://kosen-iot-contest.jp)でも公開します。
⚫ 審査方針について
✓ 本コンテストは、研究開発ではありません。つまり、論文を書くことが目的ではありませ
ん。本コンテストが重視しているのは、「地域と密接に連携して、地域課題の解決を目指す
こと」です。つまり、地域(様々な分野や業種の地元企業、自治体、NPO 法人、住民など)
との密接な連携を通じて、地域の課題解決に向けて、さらに一歩進んで近い将来に地域に
根付く新たなビジネスやサービスの創出に向けて突き進む姿勢です。
本コンテストでは、「提案内容は、この考え方に沿っているか」に照らし合わせて選考しま
す。
✓ なお、提案にあたっては、少なくとも「ワイヤレスの特性を十分に生かしているか」にご
留意してください。
補)審査には影響しませんが、成果を「論文化」することは歓迎します。また、成果を活
用して「起業」を目指すことも歓迎します。
応募要項
11
⚫ 一次審査及び二次審査における審査の観点
✓ 「一次審査(書面審査)」では「観点 1」のみで審査します。
✓ 「二次審査(プレゼン大会)」では、「観点1」にさらに「観点2」が加わります。なお、
二次審査では、一次審査の結果はいったんリセットの上、審査します。
観
点 一次審査及び二次審査における審査項目、及び審査の観点
1
提案内容:
①
地域連携:
✓ 地域の具体的な課題に取り組んでいるか、地域の課題(問題点の所在を含む)を的確に
捉えているか(地域課題の的確な把握)
✓ 地域(様々な分野や業種の地元企業、自治体、NPO 法人、住民など)を巻き込んだ活
動を行う計画になっているか(地域連携への取り組み)
✓ 新たなビジネス/サービス創出の可能性を見い出せそうな内容か
(地域活性化/地域振興への取り組み)
✓ 他の応用分野又は他の地域に横展開できそうな内容か(応用展開/横展開の可能性)
②
アイデア(解決手法):
✓ 今回取り組むアイデア(ターゲット、狙い/効果、解決手法など)に独創性/新規性は
あるか(アイデアのオリジナリティ)
✓ 今回の技術実証で採用する手法(適用技術、使用環境、検証内容/検証方法/検証環
境、体制、スケジュール等)は理にかなっているか(技術実証手法の妥当性)
✓ 高い目標を設定しているか、あるいは誰も挑戦したことのない技術に挑戦しているか、
あるいは難易度の高い技術に挑戦しているか(チャレンジ姿勢)
✓ 安価な部材/システムで望まれる機能/性能を実現する計画になっているか
(低コスト化への取り組み)
✓ ワイヤレスの特性を十分に生かしているか(電波特性の的確な使用)
③
実現性:
✓ 今回の技術実証で得られるだろう成果を将来の製品化又はサービス化に着実に近づけ
るための目論見(方針、ビジネスモデル、ロードマップ等)は妥当なものか(製品化又
はサービス化に向けた取り組み)
✓ 製品化又はサービス化はそう遠くない将来に実現する計画になっているか
(製品化又はサービス化の加速への取り組み)
2
プレゼンテーション: ※ 本評価項目は「二次審査」での評価項目です
✓ 簡潔でわかりやすいプレゼンだったか(まとめ方)
✓ 印象に残ったプレゼンだったか(聴衆を引きつける魅力)
応募要項
12
5. 応募手続き
⚫ 運営事務局が公表するホームページ(URL: https://kosen-iot-contest.jp/)から、以下の書類
をダウンロードの上、作成・提出してください。
5.1. 提出書類
⚫ 様式1: 提案内容説明書(Microsoft PowerPoint)
✓ 背景、提案するアイデアの説明
✓ 今回提案する技術実証を進める上での地域連携先の有無とその内容
✓ 今回提案する技術実証が終了した後の製品化又はサービス化の計画の有無とその内容
✓ 今回提案する内容と同様内容での重複応募の有無とそれらとの違い
⚫ 様式2: 予算計画書(Microsoft Excel)
⚫ 様式3: 提案申請書(Microsoft Excel)
✓ 応募部門、提案名、学校名・チーム名・メンバー、重複応募の有無、地域連携先情報、等
⚫ 様式4: 承諾書
✓ 応募するにあたっての学校側の承認書
注1)上記様式1~4以外での提案は受け取りません。
注2)今回提案するテーマと同様提案内容で「他のコンテスト」に過去に採択されたことがある
場合は、その旨を提案書に必ず記載してください。なお、本コンテストへの応募時点で他
のコンテストへの採択予定がほぼ決まっている場合も、「過去に採択されたことがある」、
とみなします。
その際は、過去に採択された提案内容と今回提案する内容との「関係性及び異なる部分」
を簡潔明瞭に説明してください。これらを記載せずに応募し、その後に本コンテストに採
択された場合は、採択を取り消す場合があります。
※1 たとえば、以下の項目は「同様提案内容」とみなします:
通信回線部分のワイヤレス化、性能の向上、機能の拡充、
小型化、低消費電力化、低コスト化、
ターゲットユーザ/利用シーンの変更、など
※2 「他のコンテスト」とは、DCON、プロコン、デザコン等を指します。
注3)今回提案するテーマと同様提案内容で「本コンテスト」に過去に採択されたことがある場
合も、上記「注2」と同じ扱いとさせていただきます。
応募要項
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5.2. 募集受付期間
⚫ 募集受付期間: 2020 年 4 月 3 日(金)~ 5 月 22 日(金)午後 6 時必着
5.3. 提出方法、提出先
⚫ 様式1~4を、運営事務局の E-mail アドレス([email protected])宛に、電子メー
ルに添付して提出してください。
⚫ 提出先、及び提出方法に関するお問い合わせ先は、「本要項の最終頁」をご覧ください。
注1)様式1「提案内容説明書」、様式2「予算計画書」、様式3「提案申請書」については、運
営事務局での作業の都合上、PDF 化はしないで電子メールに添付してお送りください。
注2)様式4「承諾書」は、
✓ 学校印を押印の上、カラーで PDF 化して電子メールに添付してお送りください。
✓ また、速やかに、原本を運営事務局宛に郵送してください。
注3)電子メールに書類を添付する際は、たとえば「パスワード付き ZIP ファイル」で送付する
など、何らかの暗号化をかけて電子メールに添付してお送りください。
注4)電子メール添付書類の容量が 7~8MB 前後を超える場合は、受け取れない場合があります
ので、分割して送るか、あるいは運営事務局までご相談ください。
注5)様式1~4のファイル名に高専名を付記して下さい。
例:WiCON2020 応募様式1 提案内容説明書(××高専).pptx
6. 補足事項、注意事項
6.1. ホームページでの告知
⚫ 本応募要項の内容に変更が生じた場合は、必要に応じて下記ホームページで告知いたします。
※ ホームページ URL:https://kosen-iot-contest.jp/
5月22日の締め切りまでに応募様式1のみ必須で提出ください。
様式2,3,4については、二次審査に進んだ学校のみで結構です。
(4 月 16 日:事務局追記)
応募要項
14
6.2. 個人情報の取り扱い
⚫ 個人情報保護の観点から、提出された提案書は、審査以外の目的には使用いたしません。
✓ 提出された提案書に記載された「学校名・チーム名」及び「チーム構成メンバーの氏名・
連絡先」等は、本コンテストの運営以外の目的には使用いたしません。
✓ ただし、採択されたチームの「学校名・チーム名」及び「提案アイデアの概要」等につい
ては公表いたします。
6.3. 契約
⚫ 提案が採択された場合は、採択チームが所属する学校と運営事務局の間で「研究契約」を締結
することなります。
※ 運営事務局を通じて各チームに支給される技術実証の費用(国立高専の場合は「間接費込
み」となります)は、採択チームが所属する学校と運営事務局の間で締結する研究契約書
に記載される金額になります。
6.4. 物品の調達
⚫ 提案が採択された場合は、技術実証の実施に必要な物品の調達は、高専による「直接購入」で
行っていただきます。「運営事務局からの物品の現物支給」は行いません。なお、消耗品の購
入だけでなく「固定資産相当品の購入」も可能です。
6.5. 採択チームへの支援
⚫ 提案が採択されたチームには、技術実証の実施にあたり、体制面や技術面の相談を、運営事務
局、及び運営事務局が用意する「サポーター」が支援していきます。サポーターは、技術実証
の内容に応じて、通信キャリアやメーカー等の企業、NPO 法人、総務省総合通信局等の幅広
い業界から運営事務局が選定します。
【サポーターによる支援内容】
⚫ 通信キャリア、メーカー等から実践的な技術とノウハウを提供し、技術実証の実施を
サポートします。
⚫ 企業や自治体等から、ビジネスや公共サービスの創出に必要な取り組みについてアド
バイス等を行います。
応募要項
15
6.6. 5G 活用部門に採択されたチーム
⚫ 5G 活用部門に採択されたチームには、何らかの 5G 実証実験環境を用いて、実際に 5G 回線
を通しての実証実験を行っていただきます。
⚫ 計画進捗上の特別な事情(たとえば、技術上のトラブル等により 5G 回線を通しての実証実験
に入るフェーズにまで到達できなかった)が特になく、「実際に 5G 回線を通しての実証実験
は実施しない」旨を主張する場合は、採択を取り消す場合があります。
注1)5G 活用部門に応募した場合、二次審査(プレゼン大会)で決まる最終的な採択可否
は、提案内容の質以外にも、実際に 5G 回線を通しての実証実験を実施することが採択
の前提条件となっています。なお、提案する技術あるいはシステムの実現にあたり、
「現状の 5G 回線がどこまで使えるのか」、「使えない部分はどういう点なのか」等を検
証で明らかにすることも本コンテストの重要な趣旨の 1 つです。
注2)技術実証費用の予算案には、5G 実証実験環境までの機材運搬費や旅費(往復交通費、
宿泊費)を必ず織り込んでください。
6.7. 行事への対応
⚫ 下記行事に対応できない場合は、応募することはできません。
(1) 2020 年 6 月 26 日(金)の午後に行われる「二次審査(プレゼン大会)」への対応
(対象:指導教員を含む一次審査(書面審査)通過チームメンバー)
注1)都内に用意した会場に来ていただき、評価委員の前でプレゼン(発表時間 5 分程度、質
疑応答 5 分程度)を行っていただきます。
※ 授業等の学校行事のためどうしても出席の都合がつかない場合は、発表内容をビ
デオで事前に撮影して指定する期日までに運営事務局に提出いただき、当該チー
ムの発表は「ビデオプレゼン」で代用させていただきます。その際の質疑応答方
法については、別途指示します。
注2)出席者対象者は、各チーム「学生 3 名まで、指導教員 1 名まで」の最大 4 名です。
注3)二次審査(プレゼン大会)会場までの旅費(往復交通費、宿泊費)は、運営事務局が負
担します。
※ 運営事務局が負担する旅費の内訳は下記の通りです:
・往復交通費
・期間中の宿泊費(原則 1 泊 2 日分)
ただし、真にやむを得ない場合に限り、2 泊 3 日分まで支給します
・支給対象人数は、各チーム「学生 3 名まで、指導教員 1 名まで」の最大 4 名
オンライン形式の実施に変更
応募要項
16
(2) 2021 年の 3 月中下旬に行われる「表彰審査(プレゼン大会)」への対応
(対象:指導教員を含む採択チームメンバー)
注1)都内に用意した会場まで来ていただき、評価委員の前でプレゼン(発表時間 7 分程度、
質疑応答 5 分程度)を行っていただきます。
※ 授業等の学校行事のためどうしても出席の都合がつかない場合は、発表内容をビ
デオで事前に撮影して指定する期日までに運営事務局に提出いただき、当該チー
ムの発表は「ビデオプレゼン」で代用させていただきます。その際の質疑応答方
法については、別途指示します。
注2)出席者対象者は、各チーム「学生 3 名まで、指導教員1名まで」の最大 4 名です。
注3)表彰審査(プレゼン大会)会場までの旅費(往復交通費、宿泊費)は、運営事務局が負
担します。
※ 運営事務局が負担する旅費の内訳は下記の通りです:
・往復交通費
・期間中の宿泊費(原則 1 泊 2 日分)
ただし、真にやむを得ない場合に限り、2 泊 3 日分まで支給します
・支給対象人数は、各チーム「学生 3 名まで、指導教員 1 名まで」の最大 4 名
(3) 2021 年 5 月中下旬に都内(あるいは都内近郊)で行われる、全 3 日間程度の
「成果展示会・成果発表会」への対応 (対象:指導教員を含む採択チームメンバー)
注1)成果展示会では、期間中は、会場内に用意する本コンテスト展示ブースにて、成果の展
示(展示ブース来訪者への説明を含む)をしていただきます。
※ 授業等の学校行事のためにどうしても都合がつかない場合は、(成果発表会は最
終日に行われるという前提で)初日及び 2 日目の展示ブースでの説明は運営事
務局が代わって対応いたします。
注2)成果発表会では、最終日に、会場内に用意する本コンテストの発表会エリアにて、外部
講演者による基調講演の後、各チーム、プレゼン(発表時間 8 分程度、質疑応答なし)
を行っていただきます。
※1 全チームの成果発表終了後、発表者を交えたパネルディカッションを経て(予
定)、全チームに対する表彰式を行います。最優秀賞には、「総務大臣賞」が授
与されます。
※2 成果発表会の発表者は、プレゼン実施時点で「現役の学生」に限ることといた
します。卒業生による発表は原則認められません。応募する際は、このことを
あらかじめご考慮ください。
注3)成果展示会・成果発表会への対応に伴う旅費(往復交通費、宿泊費)、及び展示機材運
搬費は、運営事務局が負担します。
応募要項
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※ 運営事務局が負担する旅費の内訳は以下の通りです:
・往復交通費
・期間中の宿泊費(原則 3 泊 4 日分)
ただし、真にやむを得ない場合に限り、4 泊 5 日分まで支給します
・支給対象人数は、各チーム「学生 3 名まで、指導教員 1 名まで」の最大 4 名
(4) その他、総務省が主催する発表会等にご協力いただくことがございます。
(対象:指導教員を含む採択チームメンバー)
7. 応募提出書類(様式1~4)の提出先、及び本件に関する問い合わせ先
株式会社サイバー創研
高専ワイヤレス IoT コンテスト運営事務局
担当 佐野 浩一 (さの こういち)
坂下 剛誠 (さかした たかぶみ)
藤木 孝司 (ふじき たかし)
E-mail [email protected]
TEL 03-3490-3181
FAX 03-3490-3189
住所 〒141-0031 東京都品川区西五反田 2-8-1 五反田ファーストビル 5 階
以上//
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