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クラウドオーケストレーションツールCloudConductorのご紹介
TIS株式会社戦略技術センターOSCA developer lounge 2015/1/23
CloudConductor®とは
CloudConductor®とは
インフラ・運用のノウハウを込めたパターンを中心に
いつでも誰でもどのクラウドにでも
その時点で最適な非機能要件を持ったシステムを
簡単に構築する、デザイン指向のクラウドオーケストレータである
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特徴①:Infrastructure Design Patterns as Code
インフラ・運用のノウハウを依存関係を整理してパターン化
パターンを機械可読な形式で集積し、集合知化
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Build
Scripts
Bootstrap
Scripts
Pattern Repository
Configuration
Parameters
Build
Scripts
Other
Resources
Bootstrap
Scripts
Optional
Patterns
アプリケーションやデータに必要な要件を満たす
インフラ構成の基本パターン
インフラ・運用のノウハウを個別の要件へ分解してパターン化
Platform
Pattern
非機能要件のパターン
ここには気を使いたい・可用性・性能・拡張性・運用・保守性・移行性・セキュリティ
追加の非機能要件を実現するパターン
Test
Codes
Configuration
Parameters
Test
Codes
こういうアプリを動かしたいこういうデータを保管したい
基本構成のパターン
特徴②:Everyone, EveryTime & EveryCloud
必要なパターンを組み合わせて誰でも最適なインフラ設計を獲得
クラウドを跨ってデータを遍在化させ、いつでもどのクラウドでもシステムを再現
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特徴③:OnDemand Service Level
「負荷分散」「災害対策」「ログ分析」等の非機能要件は最初から作りこまず、必要になった段階で適用したシステムへ乗り換える
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経済産業省 補助金事業への採択
CloudConductor®は経済産業省の補助金事業に採択
開発成果は全てオープンソース(Apache License 2.0)として公開
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平成25年度産業技術実用化開発事業費補助金(ソフトウェア制御型クラウドシステム技術開発プロジェクト)
平成26年度中小企業等のクラウド利用による革新的省エネ化実証支援事業クラウド基盤ソフトウェア導入実証
CloudConductor®の情報公開
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公式サイト http://cloudconductor.org
※2014/12/25リニューアル
ソーシャルhttps://twitter.com/ccndctr
https://www.facebook.com/cloudconductorhttps://github.com/cloudconductorhttp://www.slideshare.net/cloudconductor
CloudConductor®を活用した災害対策実証実験
宮城県登米市・慶應大学・TISで災害対策の実証実験を実施
CloudConductorを用いシステムのクラウド間フェイルオーバーを実験
2014/11/07(金)
東北6県+自衛隊+在日米軍等で実施する「東北方面隊震災対処訓練(みちのくアラート 2014)」と同時開催
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出展:朝日新聞デジタル 2014/11/07http://www.asahi.com/articles/photo/AS20141106004353.html
CloudConductor®を用いたクラウド間フェイルオーバー
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通常時Backup
利用者
Virtual
Router
通常系
業務システム用のサーバ等は構築されていない
TIS第三DC
Virtual
Router
監視系
監視
TIS第三DC
Internet
Amazon S3
Amazon Route53
(DNS)
災害時
利用者
Virtual
Router
通常系
TIS第三DC
Virtual
Router
監視系
TIS第三DC
Internet
①障害の検知
待機系
Amazon S3
Amazon Route53
(DNS)
Virtual
Router
待機系
②パターンを用いてシステムを自動再構築
DNS設定変更
③接続先を自動的に切り替える
データバックアップ
④データの自動リストア
障害発生!
Restore
重要文書システム
重要文書システム
CloudConductorの現行バージョン
●現行バージョン
●2014年10月31日に Ver 0.3.0 をリリース
●最新版は2014年12月24日にリリースされた Ver 0.3.2
●Ver 0.3.x の特色
● 「パターン」を導入
・システム構築定義は独自XMLファイルからAWS CloudFormation
互換のJSONファイルに変更
・サーバ構築以外にもシステム構築で必要となるDNS登録や監視や
障害時の自動再構築などもパターンで実装可能に
●サンプル「パターン」の公開
・Railsアプリケーション用のパターン (Nginx, Puma/Rails, MySQL)
・Javaアプリケーション用のパターン (Apache, Tomcat, PostgreSQL)
・上記にZabbixによる監視を追加するパターン
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CloudConductorのロードマップ
●リリース予定
2015年3月末に Ver 1.0.0 をリリース予定
● Ver 1.0.0 の特色
●高可用性パターンの提供
・冗長化され、スケールイン・スケールアウトに対応した
プラットフォームパターン
・各サーバからログを収集するオプショナルパターン
●セキュリティー機能の拡充
・認証機能の追加
・通信経路の暗号化
●その他の機能
・スケールイン・スケールアウトにも対応した、パラメータ変更を
伴う構成変更への対応
・各種APIの改善
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ご清聴ありがとうございました
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