Download - 照葉(てりは) 積水ハウスアリーナ(福岡市総合体育館) 1/3外観 配置図 1Fメインアリーナ 選手控室内 洗面コーナー 1Fメインアリーナ

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  • 外観 配置図 1Fメインアリーナ 選手控室内 洗面コーナー 1Fメインアリーナ 選手控室内 シャワー室

    福岡市のアイランドシティに建設された、「すべてのひとにスポーツを」をコンセプトに掲げる、市民のスポーツ拠点。敷地面積約40,000㎡、地上4階建てで延べ床面積は約25,000㎡。

    案内図は、国際試合の開催時に訪日した外国人にもわかるように、4ヶ国表示にしている。

    洗面の水栓金具はシングルレバー水栓を採用。シャワー後に行われるさまざまなシーンを想定し、椅子を用意しゆっくり利用できる。

    白を基調とした、機能的で明るく清潔感のあるシャワールーム。シャワーブース内にはタオルや着替えを置く棚を設置している。

    内観 総合受付 1Fメインアリーナ 選手控室 トイレ 1F みんなのトイレ 入口

    1Fには、メインアリーナとサブアリーナ、トレーニングルーム。2Fには、観客席と武道場、3Fには、武道場観客席、4Fには、弓道場を配置している。

    木がモチーフのモニュメントがお迎えする、開放感に満ちたオープンな総合受付。

    試合前に選手が集中できるように、選手控室にトイレを設置。さらに、ブースの間仕切りを天井まで立ち上げて個室感を高めている。

    1Fの「みんなのトイレ」は、メインアリーナ入口前に、左右2ヶ所設置している。

    1F トイレ図面 1Fメインアリーナ 選手控室 1F みんなのトイレ 1F みんなの更衣室

    トイレ・更衣室は使いやすさや属性を重視し、メインやサブアリーナなど各競技場のそばに配置している。

    プロバスケットリーグの「ライジングゼファーフクオカ」のホームアリーナでもあり、プロスポーツ選手の利用も想定した、着替えやミーティングができるメインアリーナの控室。

    「みんなのトイレ」は、左右勝手違いで設置し、オストメイト対応の汚物流しやベビーシートを備えている。

    車いす使用者や性的マイノリティに配慮した「みんなの更衣室」。更衣室、および付属したシャワー室ともにゆとりあるスペースを確保している。

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  • 1F 更衣室 1F 更衣室内洗面コーナー 1F 男性トイレ オストメイト対応ブース 1F 女性トイレ 洗面・パウダーコーナー

    更衣室内にはシャワールーム、トイレ、洗面コーナーを設置している。 アール形状の洗面カウンターとパウダーコーナーの全面鏡により、広がりが感じられる空間にしている。

    機能分散に配慮し、オストメイト対応汚物流しを設置したオストメイト対応ブース。着替えができるようフィッティングボードを設置している。

    洗面コーナーとは別にパウダーコーナーを設けることで、洗面コーナーでの滞留を回避し、混雑緩和を図っている。

    1F 更衣室内シャワールーム 1F トイレ入口 1F 女性トイレ 大便器コーナー 1F キッズルーム

    車いす使用者に対応できるよう、広めのスペースを確保したシャワーブースを1ヶ所用意している。

    トイレ入口には、男女サインだけでなく、オストメイトや乳幼児連れ配慮など、トイレ内の設備をわかりやすくサインで掲示している。

    男性トイレと同様、ひろびろブースとオストメイト対応ブースを設置。大便器は、連続使用が可能なパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式を採用し、混雑緩和に配慮している。

    開放的な窓から明るい光が差し込むキッズルーム。かわいらしい遊具を備え、壁には動物たちが運動するカラフルな絵画が描かれている。

    1F 男性トイレ 洗面・小便器コーナー 1F 男性トイレ ひろびろブース 1F 授乳室 1F 補助犬用トイレ

    身長差に関係なく使いやすい低リップタイプの壁掛自動洗浄小便器を採用。手荷物に配慮して、小便器の間にフックを設置している。

    「みんなのトイレ」の混雑を緩和させるため、男性トイレにも乳幼児連れに配慮した、ベビーチェア、ベビーシート、フィッテイングボードを設置したひろびろブースを設置している。

    キッズルームの隣に設けられた授乳室。授乳コーナーのほか、おむつ替え用ベッドや幼児用大便器などを備えている。

    補助犬を連れた利用者に配慮して、洗面器のほか補助犬の排泄物を処理するためのシャワーと汚物入れなどを備えている。

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  • 2F トイレ図面 2F ウォークスルートイレ(女性トイレ) 入口 2F 男性トイレ 全体 2F 男性トイレ 大便器コーナー

    観客席のある2Fトイレは、開催イベントなどの使用状況に応じて、間仕切り壁で空間を仕切り、男性トイレは3パターン、女性トイレは2パターンの可変ができるようにしている。

    混雑時の待ち列と退室者の動線が交わらないように、入口と出口を分離した一方通行プランの「ウォークスルートイレ」。使用状況にあわせて、空間を可変して出口部分のみを使用することもできる。

    男性トイレは一方通行プランではなく、使用状況に応じて空間を可変できる仕様としている。小便器コーナー奥に見えるのが間仕切り壁。

    大便器コーナーも小便器コーナーと同様、間仕切り壁で仕切り、利用空間が変更できる。

    2F ウォークスルートイレ(女性トイレ) 大便器コーナー 2F ウォークスルートイレ(女性トイレ) 大便器ブース 2F 男性トイレ 洗面コーナー 2F みんなのトイレ

    利用状況を伝える電光掲示板の設置や、大便器ブース内の壁の色と扉の色を変えて、個室の空き状況が一目でわかるように配慮している。

    ベビーシートなどを設置した乳幼児連れ配慮ブースやパウチしびん洗浄水栓、フィッティングボードを設置したオストメイト配慮ブースも備えている。

    隣の人の視線が気にならないように鏡は個別タイプを採用。杖使用者などに配慮し、1ヶ所には手すりを設置している。

    2Fの「みんなのトイレ」も、左右勝手違いのレイアウトを採用。オストメイト対応汚物流しのほか、大型ベッドやベビーシートを備えている。

    2F ウォークスルートイレ(女性トイレ) 洗面コーナー 2F 男性トイレ サイン

    洗面コーナーの混雑を緩和するため、洗面コーナーとパウダーコーナーを分離して設置。洗面コーナーは手洗いに特化し、滞留時間を短縮するため、あえて鏡は設置していない。

    男性トイレも間仕切り壁で可変でき、開催されるイベントなどの状況に応じて、一部を女性トイレとして使用でき、その際はサインを変更している。

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    照葉(てりは) 積水ハウスアリーナ(福岡市総合体育館)

    福岡県福岡市東区香椎照葉6-1-1

    福岡市

    福岡照葉アリーナ株式会社

    株式会社梓設計

    清水建設株式会社特定建設工事共同企業体

    2018年8月

    2018年12月

    名 称

    所 在 地

    施 主

    運 営

    設 計

    施 工

    竣 工 年 月

    開 業 年 月

    建築概要

    水まわりは、多様な人々が、安全・安心に利用できるようユニバーサルデザインの考えを生かした。多機能トイレとは別に、男女各トイレに、乳幼児連れに配慮した広めのブースやオストメイト配慮ブースを備え、多機能トイレの集中利用を緩和するのに役立てている。また、車いす使用者や性的マイノリティに配慮された「みんなの更衣室」も用意。そのほか、一方通行利用の「ウォークスルートイレ(女性トイレ)」や空間可変型のトイレなど、施設の利用状況にあわせ、さまざまな対応ができる設備を完備している。

    <水まわりの特長>

    「照葉(てりは) 積水ハウスアリーナ(福岡市総合体育館)」 は、福岡市の新

    たなスポーツ活動の拠点として建設。設計のコンセプトは「すべての人にスポーツを」。メインアリーナをはじめ、サブアリーナや武道場、弓道場、トレーニングルームなどを備え、老若男女、障がいのある市民すべてが運動や観戦を楽しめる施設となっている。特に、メインアリーナは、プロスポーツや国際試合など大規模大会の開催が可能な西日本最大規模の広さを誇る劇場型アリーナで、客席数は約5000席。どの席からも競技が見やすく、車いす席前の観客が興奮して立ち上がっても、視界が妨げられない設計にしている。

    <建物の特徴>

    水まわりの特長

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