専用器具の使用方法専用器具の使用方法
Ver.3.3
〔2008年3月改訂〕E1T100520T T-675-4 001150
※このカタログは環境にやさしい大豆インキを使用しています。
■禁無断転載、複写
1 2
カラード ステム/カラーレス ステム ハイオフセット ステム ハイオフセットP+ ステム
C/CCMステム HA ステム
A-1 大腿骨頸部の骨切り/ 転子窩の拡大 P.6
P.7
P.8~9
P.10
P.11
P.12
P.13
P.17
P.18
A-2 大腿骨のリーミング
A-3 大腿骨のラスピング
A-4 カルカーの形成
A-5 ネック・トライアル/ ボール・トライアル/ 人工骨頭トライアルの装着
A-6 ステムの打ち込み
A-7 仮 整 復
専用器具の使用方法
B-1
C-1 使用骨頭サイズの確認
C-2 アウターヘッドの装着
P.13A-8 骨頭ボールの嵌合 Cステム及びCCMステムのステム長は、セントラライザーの併用を考慮し、HAステムに対し10mm短い設定としています。
人工骨頭を使用の場合
ボーンプラグの設定/ セントラライザーの装着
B-2 セメントの充
B-3ステムの挿入/ ステム打込器を 使用する場合
ステムサイズに対応するテーパ・リーマとブローチ・トライアル(HAステムと共通)を使用することにより、セメント・マントルが確保されます。
P.14
P.14
P.15
B-4ステムの挿入/ ホルダーを 使用する場合
P.16
Kyocera PerFix 910 Seriesの各タイプのステムは、いずれも共通の器具で使用でき、手術室スタッフの負担が軽減されるとともに、術中における使用タイプの変更にも速やかに対応できます。
910シリーズ専用器具
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
数量
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
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1
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1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
品 名
ボール・トライアル 22+0
ボール・トライアル 22+3
ボール・トライアル 22+6
ボール・トライアル 26+0
ボール・トライアル 26+3
ボール・トライアル 26+6
ボール・トライアル 26+9
ボール・トライアル 28+0
ボール・トライアル 28+3
ボール・トライアル 28+6
ボール・トライアル 28+9
ボール・トライアル 32+0
ボール・トライアル 32+3
ボール・トライアル 32+6
ボール・トライアル 32+9
ネック・トライアル カラーレス #9/#10
ネック・トライアル カラーレス #11
ネック・トライアル カラーレス #12
ネック・トライアル カラーレス #13
ネック・トライアル カラーレス #14
ネック・トライアル カラーレス #15
ネック・トライアル カラーレス #16
ネック・トライアル カラード #9/#10
ネック・トライアル カラード #11
ネック・トライアル カラード #12
ネック・トライアル カラード #13
ネック・トライアル カラード #14
ネック・トライアル カラード #15
ネック・トライアル カラード #16
ステム・ホルダー
ステム・ホルダー・ハンドル
ステム・インサーター(ステム打込器)
スライド・ハンマー
1
2
3
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5
6
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9
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31
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33
No.
■ ステム器具A
■ ステム器具B 数量
1
1
1
1
1
1
1
1
1
品 名
ブローチ・トライアル・ハンドル
ブローチ・トライアル・ハンドル
リセクション・ガイド
大腿骨頭摘出器
箱ノミ
ハンマー
カルカー・リーマ 30R
カルカー・リーマ 35R
ボール・インパクター
No.
● ● ● ● ● ● ● ● ●
1
2
3
4
5
6
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8
9
● 1 ● 3● 2
● 10 ● 11
● 12 ● 13 ● 14 ● 15
● 17 ● 18● 19 ● 20● 21● 22
● 23 ● 24 ● 27● 25 ● 28● 29
● 30
● 32
● 31
● 33
● 26
● 16● 4 ● 5 ● 6 ● 7
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A-
A-
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B-
B-
B-
B-
B-
B-
B-
B-
B-
1 2
カラード ステム/カラーレス ステム ハイオフセット ステム ハイオフセットP+ ステム
C/CCMステム HA ステム
A-1 大腿骨頸部の骨切り/ 転子窩の拡大 P.6
P.7
P.8~9
P.10
P.11
P.12
P.13
P.17
P.18
A-2 大腿骨のリーミング
A-3 大腿骨のラスピング
A-4 カルカーの形成
A-5 ネック・トライアル/ ボール・トライアル/ 人工骨頭トライアルの装着
A-6 ステムの打ち込み
A-7 仮 整 復
専用器具の使用方法
B-1
C-1 使用骨頭サイズの確認
C-2 アウターヘッドの装着
P.13A-8 骨頭ボールの嵌合 Cステム及びCCMステムのステム長は、セントラライザーの併用を考慮し、HAステムに対し10mm短い設定としています。
人工骨頭を使用の場合
ボーンプラグの設定/ セントラライザーの装着
B-2 セメントの充
B-3ステムの挿入/ ステム打込器を 使用する場合
ステムサイズに対応するテーパ・リーマとブローチ・トライアル(HAステムと共通)を使用することにより、セメント・マントルが確保されます。
P.14
P.14
P.15
B-4ステムの挿入/ ホルダーを 使用する場合
P.16
Kyocera PerFix 910 Seriesの各タイプのステムは、いずれも共通の器具で使用でき、手術室スタッフの負担が軽減されるとともに、術中における使用タイプの変更にも速やかに対応できます。
910シリーズ専用器具
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
数量
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
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1
1
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1
品 名
ボール・トライアル 22+0
ボール・トライアル 22+3
ボール・トライアル 22+6
ボール・トライアル 26+0
ボール・トライアル 26+3
ボール・トライアル 26+6
ボール・トライアル 26+9
ボール・トライアル 28+0
ボール・トライアル 28+3
ボール・トライアル 28+6
ボール・トライアル 28+9
ボール・トライアル 32+0
ボール・トライアル 32+3
ボール・トライアル 32+6
ボール・トライアル 32+9
ネック・トライアル カラーレス #9/#10
ネック・トライアル カラーレス #11
ネック・トライアル カラーレス #12
ネック・トライアル カラーレス #13
ネック・トライアル カラーレス #14
ネック・トライアル カラーレス #15
ネック・トライアル カラーレス #16
ネック・トライアル カラード #9/#10
ネック・トライアル カラード #11
ネック・トライアル カラード #12
ネック・トライアル カラード #13
ネック・トライアル カラード #14
ネック・トライアル カラード #15
ネック・トライアル カラード #16
ステム・ホルダー
ステム・ホルダー・ハンドル
ステム・インサーター(ステム打込器)
スライド・ハンマー
1
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31
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No.
■ ステム器具A
■ ステム器具B 数量
1
1
1
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1
1
1
1
1
品 名
ブローチ・トライアル・ハンドル
ブローチ・トライアル・ハンドル
リセクション・ガイド
大腿骨頭摘出器
箱ノミ
ハンマー
カルカー・リーマ 30R
カルカー・リーマ 35R
ボール・インパクター
No.
● ● ● ● ● ● ● ● ●
1
2
3
4
5
6
7
8
9
● 1 ● 3● 2
● 10 ● 11
● 12 ● 13 ● 14 ● 15
● 17 ● 18● 19 ● 20● 21● 22
● 23 ● 24 ● 27● 25 ● 28● 29
● 30
● 32
● 31
● 33
● 26
● 16● 4 ● 5 ● 6 ● 7
● 8 ● 9
● 1
● 3
● 2● 4
● 5
● 6
● 7
● 8
● 9
A-
A-
A-
A-
A-
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A-
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A-
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A-
A-
A-
B-
B-
B-
B-
B-
B-
B-
B-
B-
5 6
■ アウターヘッド・トライアル26
人工骨頭 専用器具
ボーンプラグ 専用器具
● 1 ● 3● 2 ● 4 ● 5
● 6 ● 7 ● 8 ● 9 ● 10 ● 11
● 11
● 12
● 12
● 13 ● 14 ● 16● 15 ● 17 ● 18
● 19● 20
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
数量
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
品 名
人工骨頭トライアル 26-40
人工骨頭トライアル 26-41
人工骨頭トライアル 26-42
人工骨頭トライアル 26-43
人工骨頭トライアル 26-44
人工骨頭トライアル 26-45
人工骨頭トライアル 26-46
人工骨頭トライアル 26-47
人工骨頭トライアル 26-48
人工骨頭トライアル 26-49
人工骨頭トライアル 26-50
人工骨頭トライアル 26-51
人工骨頭トライアル 26-52
人工骨頭トライアル 26-53
人工骨頭トライアル 26-54
人工骨頭トライアル 26-56
人工骨頭トライアル 26-58
人工骨頭トライアル 26-60
トライアル・ハンドル・ストレート
トライアル・ハンドル・カーブド
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
No.
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
数量
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
品 名
ボーンプラグ・トライアル 8mm
ボーンプラグ・トライアル 9mm
ボーンプラグ・トライアル 10mm
ボーンプラグ・トライアル 11mm
ボーンプラグ・トライアル 12mm
ボーンプラグ・トライアル 13mm
ボーンプラグ・トライアル 14mm
ボーンプラグ・トライアル 15mm
ボーンプラグ・トライアル 16mm
ボーンプラグ・トライアル 17mm
ボーンプラグ・トライアル 18mm
プラグ・インサーター
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
No.
● ~ 1
術前にX線像とステム・テンプレートを用いて、
ステムのネック下端から小転子までの距離(a)を
測定します。
術中リセクション・ガイドのスケールを利用して、
大腿骨頸部の骨切り位置の確認をし、骨切り位
置をマーキング( 部)した後、ボーン・ソーで大
腿骨頸部の骨切りを行います。
※大腿骨頭摘出器が
用意されており、骨
頭の摘出に利用でき
ます。
A-1 大腿骨頸部の骨切り/転子窩の拡大
大転子の皮質骨を箱ノミを用いて十分掘削、切除します。
これは、髄腔をリーミングする際、正しいリーミングのアライメ
ントが得られるようにするためです。
ステム・ テンプレート
15105
+0+3+6+9
a
45゜
リセクション・ガイド (B-●3 )
a15105
〔スケール〕
マーキング
45゜
大腿骨頭摘出器 (B-●4 )
ラスピング終了後、カルカー・リーマを用いて大
腿骨頸部の形成を行いますので、このステップで
の頸部の骨切りは若干高めで行って下さい。
注 意
ハンマー (B-●6 )
箱ノミ (B-●5 )
O-
O-
O-
O-
O-
O-
O-
O-
O-
O-
O-
O-
O-
O-
O-
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O-
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O-
BP-
BP-
BP-
BP-
BP-
BP-
BP-
BP-
BP-
BP-
BP-
BP-
5 6
■ アウターヘッド・トライアル26
人工骨頭 専用器具
ボーンプラグ 専用器具
● 1 ● 3● 2 ● 4 ● 5
● 6 ● 7 ● 8 ● 9 ● 10 ● 11
● 11
● 12
● 12
● 13 ● 14 ● 16● 15 ● 17 ● 18
● 19● 20
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
数量
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
品 名
人工骨頭トライアル 26-40
人工骨頭トライアル 26-41
人工骨頭トライアル 26-42
人工骨頭トライアル 26-43
人工骨頭トライアル 26-44
人工骨頭トライアル 26-45
人工骨頭トライアル 26-46
人工骨頭トライアル 26-47
人工骨頭トライアル 26-48
人工骨頭トライアル 26-49
人工骨頭トライアル 26-50
人工骨頭トライアル 26-51
人工骨頭トライアル 26-52
人工骨頭トライアル 26-53
人工骨頭トライアル 26-54
人工骨頭トライアル 26-56
人工骨頭トライアル 26-58
人工骨頭トライアル 26-60
トライアル・ハンドル・ストレート
トライアル・ハンドル・カーブド
1
2
3
4
5
6
7
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9
10
11
12
13
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15
16
17
18
19
20
No.
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
数量
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
品 名
ボーンプラグ・トライアル 8mm
ボーンプラグ・トライアル 9mm
ボーンプラグ・トライアル 10mm
ボーンプラグ・トライアル 11mm
ボーンプラグ・トライアル 12mm
ボーンプラグ・トライアル 13mm
ボーンプラグ・トライアル 14mm
ボーンプラグ・トライアル 15mm
ボーンプラグ・トライアル 16mm
ボーンプラグ・トライアル 17mm
ボーンプラグ・トライアル 18mm
プラグ・インサーター
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
No.
● ~ 1
術前にX線像とステム・テンプレートを用いて、
ステムのネック下端から小転子までの距離(a)を
測定します。
術中リセクション・ガイドのスケールを利用して、
大腿骨頸部の骨切り位置の確認をし、骨切り位
置をマーキング( 部)した後、ボーン・ソーで大
腿骨頸部の骨切りを行います。
※大腿骨頭摘出器が
用意されており、骨
頭の摘出に利用でき
ます。
A-1 大腿骨頸部の骨切り/転子窩の拡大
大転子の皮質骨を箱ノミを用いて十分掘削、切除します。
これは、髄腔をリーミングする際、正しいリーミングのアライメ
ントが得られるようにするためです。
ステム・ テンプレート
15105
+0+3+6+9
a
45゜
リセクション・ガイド (B-●3 )
a15105
〔スケール〕
マーキング
45゜
大腿骨頭摘出器 (B-●4 )
ラスピング終了後、カルカー・リーマを用いて大
腿骨頸部の形成を行いますので、このステップで
の頸部の骨切りは若干高めで行って下さい。
注 意
ハンマー (B-●6 )
箱ノミ (B-●5 )
O-
O-
O-
O-
O-
O-
O-
O-
O-
O-
O-
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BP-
BP-
BP-
BP-
BP-
BP-
BP-
BP-
BP-
BP-
BP-
BP-
7 8
A-2 大腿骨のリーミング
〔切り欠き溝〕
カルカー・ リーマによる 形成部分
ラチェット・ ハンドル
リーマ
ス テ ム
#9 #10 #11 #12 #13 #14 #15 #16
ショート・ リーマ
スターター・ リーマ
テーパ・リーマ
#9 #10 #11 #12 #13 #14 #15 #16
・ステムの設置において最も重要なのは、正しい
リーミングの実施です。適切なサイズのリーマの
選択とリーミングの方向や深さの確認に十分注
意してください。
・リーマ基部にある切り欠き溝がステム挿入の長
さを示します。この切り欠き溝をリーミング深さの
目安とし、過度のリーミングを行わないよう注意し
てください。
ラチェット・ハンドル (R-●1 )
リーマ (R-●2 ~●11 )
リーマはスターター・リーマ、テーパ・リーマ (#9~#16)及びショート・リーマが用意されています。
リーミングは、スターター・リーマから順次用い、
使用するステムサイズに対応するテーパ・リーマ
まで用いて髄腔の拡大、形成を行います。
ショート・リーマは、リーミング終了後、
ラスピングに先立ち大腿骨近位部骨
髄腔の拡大が必要な際に使用し
ます。
注 意
A-3 大腿骨のラスピング ブローチ・トライアルは#9~#16の8種類が、用意されています。
ハイオフセットP+ステムを使用する場合は
P+ブローチ・トライアルを使用します。
まず始めに、術前計画で決定したステムより
アンダーサイズのブローチ・トライアルをブロ
ーチ・トライアル・ハンドルに装着します。
ブローチ・トライアル・ ハンドル(B-●1 ~●2 )
ブローチ・トライアル (T-●1 ~●8 ) P+ブローチ・トライアル (P-●1 ~●8 )
〔レバー〕
ブローチ・トライアルを外す際は、
親指でブローチ・トライアル・ハン
ドル本体を押さえながら、他の4本の
指でレバーを押し上げて下さい。
ス テ ム
#9 #10 #11 #12 #13 #14 #15 #16
ブローチ・トライアル
#9 #10 #11 #12 #13 #14 #15 #16
ハイオフセットP+ステム
#9 #10 #11 #12 #13 #14 #15 #16
P+ブローチ・トライアル
#9 #10 #11 #12 #13 #14 #15 #16
ブローチ・トライアル・ ハンドル
〔レバー〕
ブローチ・トライアル
7 8
A-2 大腿骨のリーミング
〔切り欠き溝〕
カルカー・ リーマによる 形成部分
ラチェット・ ハンドル
リーマ
ス テ ム
#9 #10 #11 #12 #13 #14 #15 #16
ショート・ リーマ
スターター・ リーマ
テーパ・リーマ
#9 #10 #11 #12 #13 #14 #15 #16
・ステムの設置において最も重要なのは、正しい
リーミングの実施です。適切なサイズのリーマの
選択とリーミングの方向や深さの確認に十分注
意してください。
・リーマ基部にある切り欠き溝がステム挿入の長
さを示します。この切り欠き溝をリーミング深さの
目安とし、過度のリーミングを行わないよう注意し
てください。
ラチェット・ハンドル (R-●1 )
リーマ (R-●2 ~●11 )
リーマはスターター・リーマ、テーパ・リーマ (#9~#16)及びショート・リーマが用意されています。
リーミングは、スターター・リーマから順次用い、
使用するステムサイズに対応するテーパ・リーマ
まで用いて髄腔の拡大、形成を行います。
ショート・リーマは、リーミング終了後、
ラスピングに先立ち大腿骨近位部骨
髄腔の拡大が必要な際に使用し
ます。
注 意
A-3 大腿骨のラスピング ブローチ・トライアルは#9~#16の8種類が、用意されています。
ハイオフセットP+ステムを使用する場合は
P+ブローチ・トライアルを使用します。
まず始めに、術前計画で決定したステムより
アンダーサイズのブローチ・トライアルをブロ
ーチ・トライアル・ハンドルに装着します。
ブローチ・トライアル・ ハンドル(B-●1 ~●2 )
ブローチ・トライアル (T-●1 ~●8 ) P+ブローチ・トライアル (P-●1 ~●8 )
〔レバー〕
ブローチ・トライアルを外す際は、
親指でブローチ・トライアル・ハン
ドル本体を押さえながら、他の4本の
指でレバーを押し上げて下さい。
ス テ ム
#9 #10 #11 #12 #13 #14 #15 #16
ブローチ・トライアル
#9 #10 #11 #12 #13 #14 #15 #16
ハイオフセットP+ステム
#9 #10 #11 #12 #13 #14 #15 #16
P+ブローチ・トライアル
#9 #10 #11 #12 #13 #14 #15 #16
ブローチ・トライアル・ ハンドル
〔レバー〕
ブローチ・トライアル
A-3 大腿骨のラスピング
9 10
髄腔のラスピングを行います。続いて、実際に使用する
ステムのステムのサイズに対応するまで順次大きいサイズ
のブローチ・トライアルを用い、髄腔の拡大、形成を行い
ます。
C/CCMステム使用の場合
HAステムと同様に、最後に使用したブロー
チ・トライアルのサイズが、使用ステムサイズと
なります。
ステムサイズと同じサイズのブローチ・トライ
アルを使用することによって、適切なセメント・マ
ントルが確保されます。
リーマによる 形成部分
ブローチ・ トライアル 上端面
ブローチ・ トライアルによる
掘削部分
ハンマー (B-●6 )
A-4 カルカーの形成
ブローチ・トライアルが髄腔内に適切に設置
されたことを確認します。
次に、カルカー・リーマを用いて大腿骨頸部
の形成を行います。
カルカー・リーマをリーマ・ドライバーに装着し、
ブローチ・トライアル上端のシャフトを軸としてカ
ルカーの形成を行ってください。
カルカー・リーマは、スモール(30R)とラージ(35R)の
2種類が用意されており、内側皮質の厚みに応じて選
択します。
ラージ(35R)(B-●8 )
スモール(30R)(B-●7 )
30
35
(単位:mm)
ブローチ・ トライアル 上端面
カルカー・ リーマによる 形成部分
セメントレスステム、セメントステムのいずれにおいても、
最終的なステムの設置方向(前後捻や内外反)は
これまでのステップで決定されます。設置方向の調
節が必要となった場合は、A-1「転子窩の拡大」の
ステップから再度行って下さい。
注 意
リーマ・ドライバー
カルカー・リーマ
〔シャフト〕 カルカー・リーマ (B-●7 ~●8 )
・ブローチ・トライアルの抜去操作をより容易にするため、ブロー
チ・トライアル・ハンドルに装着して使用できるスライド・ハ
ンマーが用意されています。
ブローチ・トライアルはステム・トライアルを兼ねていま
す。ブローチ・トライアル上端が、リーミングの際、想定し
たステム設置深さに達するまで十分ラスピングを行います。
ブローチ・トライアル (T-●1 ~●8 ) P+ブローチ・トライアル (P-●1 ~●8 )
ブローチ・トライアル (T-●1 ~●8 ) P+ブローチ・トライアル (P-●1 ~●8 )
A-3 大腿骨のラスピング
9 10
髄腔のラスピングを行います。続いて、実際に使用する
ステムのステムのサイズに対応するまで順次大きいサイズ
のブローチ・トライアルを用い、髄腔の拡大、形成を行い
ます。
C/CCMステム使用の場合
HAステムと同様に、最後に使用したブロー
チ・トライアルのサイズが、使用ステムサイズと
なります。
ステムサイズと同じサイズのブローチ・トライ
アルを使用することによって、適切なセメント・マ
ントルが確保されます。
リーマによる 形成部分
ブローチ・ トライアル 上端面
ブローチ・ トライアルによる
掘削部分
ハンマー (B-●6 )
A-4 カルカーの形成
ブローチ・トライアルが髄腔内に適切に設置
されたことを確認します。
次に、カルカー・リーマを用いて大腿骨頸部
の形成を行います。
カルカー・リーマをリーマ・ドライバーに装着し、
ブローチ・トライアル上端のシャフトを軸としてカ
ルカーの形成を行ってください。
カルカー・リーマは、スモール(30R)とラージ(35R)の
2種類が用意されており、内側皮質の厚みに応じて選
択します。
ラージ(35R)(B-●8 )
スモール(30R)(B-●7 )
30
35
(単位:mm)
ブローチ・ トライアル 上端面
カルカー・ リーマによる 形成部分
セメントレスステム、セメントステムのいずれにおいても、
最終的なステムの設置方向(前後捻や内外反)は
これまでのステップで決定されます。設置方向の調
節が必要となった場合は、A-1「転子窩の拡大」の
ステップから再度行って下さい。
注 意
リーマ・ドライバー
カルカー・リーマ
〔シャフト〕 カルカー・リーマ (B-●7 ~●8 )
・ブローチ・トライアルの抜去操作をより容易にするため、ブロー
チ・トライアル・ハンドルに装着して使用できるスライド・ハ
ンマーが用意されています。
ブローチ・トライアルはステム・トライアルを兼ねていま
す。ブローチ・トライアル上端が、リーミングの際、想定し
たステム設置深さに達するまで十分ラスピングを行います。
ブローチ・トライアル (T-●1 ~●8 ) P+ブローチ・トライアル (P-●1 ~●8 )
ブローチ・トライアル (T-●1 ~●8 ) P+ブローチ・トライアル (P-●1 ~●8 )
A-5 A-6
A-5 A-6
A-8
A-7 B-1
B-2
120
100
140
160
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200
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A-8
A-7 B-1
B-2
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120
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B-4B-3
B-4B-3
C-1 C-2
C-1 C-2
専用器具の使用方法専用器具の使用方法
Ver.3.3
〔2008年3月改訂〕E1T100520T T-675-4 001150
※このカタログは環境にやさしい大豆インキを使用しています。
■禁無断転載、複写
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