Download - 181206 finalboard nuritashi · 2018. 12. 27. · 福祉大学 池袋駅 南池袋 公園 明治 通り 区役所 transit s a tion 造幣局跡地 豊島岡 女子学園 東池袋2丁目

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Page 1: 181206 finalboard nuritashi · 2018. 12. 27. · 福祉大学 池袋駅 南池袋 公園 明治 通り 区役所 transit s a tion 造幣局跡地 豊島岡 女子学園 東池袋2丁目

歩道歩道 車道車道車道 車道車道中央分離帯車道

1:200

朝休日 昼 夜 深夜朝平日 昼 夜 深夜

歩道歩道 車道車道車道 車道スローレーンスローレーン 中央分離帯

朝休日 昼 夜 深夜朝平日 昼 夜 深夜

バスレーン 乗込みゾーンスローレーン

中央分離帯(滞留ゾーン)

線状のファーニチャー

4:00

日曜

土曜

休日平日

交通量

21:0013:0010:00スローレーン通常道路参考

・平成 27 年度道路交通センサス一般交通量調査結果・首都高速道路 トラカンデータ

歩道歩道 車道車道車道 車道スローレーンスローレーン 中央分離帯

朝休日 昼 夜 深夜朝平日 昼 夜 深夜

■池袋をスローモビリティーで再編 ■スローレーンの導入とシステム ■ 時間によるアクティビティの変化 ■ 地面の起伏によるモビリティとの共存池袋は様々な機能が散在し、多様な人々が訪れると同時に、住宅地としての性質ももつ。しかし、現在この首都高は駅周辺の商業圏と住宅地を隔てる境界になっている。そこでここに低速電気バスを中心としたスローモビリティの拠点を提案する。池袋に散在する公園とともにスローモビリティのネットワークをつくり、訪問者も住人も、池袋全体をゆっくり移動しながら楽しむような町へと再編する。

首都高下の道路のうち両側一車線をスローモビリティのためのレーン、スローレーンとすることを提案する。スローレーン上では時速 19km の低速電気バスのほかに自転車や四人乗りのスモールモビリティなどが走る。信号の制御により、交通量の多い時間帯は、車道として利用され、交通量が少ない時間帯にスローモビリティに開放するレーンとなる。

巡回の低速電気バスがバスが運行する日中は、人々はスマホで次の場所を検索するのではなく、バスでゆっくりと池袋をめぐりながら次の目的地を決める。このトランジットステーションでバスや他のモビリティと乗り換え、様々なスピードで池袋を楽しむ。この場所は移動や遊び、仕事や日常の合間に過ごす場所として人々が溜まっていく。夜間はスローレーンにフードカーなどが停まり、ナイトマーケットが開かれる。

首都高がつくる屋根の下に、人々の居場所を作る。屋外でありながら人が長く滞在する場所となるため、インテリア的な設えとする。家具のスケールで様々な場所をつくり、起伏が横を走るモビリティとの距離をコントロールする。地面の舗装をモビリティに合わせて変えることで、自然な棲み分けを促す。

首都高は街の大きな屋根である。

その大きな屋根の下に、スローモビリティのための 1000 mのトランジットステーションを提案する。

池袋には学生や家族連れ、アニメファンなど多様な人それぞれがホットスポットやホットロードを持つ。しかし、それらは街に点在し、互いに交わることは少ない。

そこで、現在整備が進められている時速 19km の低速電気バスの” 楽しめる " トランジットステーションを首都高の下につくる。首都高で分断された東西の移動を促進するだけでなく、大きな屋根のもとに人が集まり、いつもとは違うルートに乗り換えるきっかけとなる。

いつもと違う道をゆっくりと巡る。他者のお気に入りの場所を知り、「自分の知らない池袋」を発見することに繋がる。このトランジットステーションでは 3 車線のうち最も内側の車線を「スローレーン」とし、交通量の少ない時間帯に電気バス・歩行者のための道として開放する。

挿入されたスローモビリティが人の流れに溶け込み、道に施された起伏やテクスチャによりアクティビティが刺激される。

1000mのトランジットステーション

帝京大学

サンシャインシティ

Hareza

サンシャイン

60通り

グリーン大通り

東池袋中央公園

東池袋駅

向原駅

東池袋四丁目

アニメート

福祉大学

池袋駅

南池袋公園

明治通り

区役所

TR

AN

SIT

ST

AT

ION

造幣局跡地

豊島岡女子学園

東池袋2丁目

東池袋4丁目

南池袋2丁目

三菱UFJ銀行3-4人乗り

シェアサイクル

電気バス

スローエリア

バラバラの目的地住宅街商業・娯楽教育施設

公園公共施設インフラ系オフィス

起伏を利用したステージのある広場。広い幅を利用して目的地化する。ゲリラ的に市街劇などが発生するきっかけとなる。池袋に車で訪れた人々が、ここでスロー

モビリティに乗り換えられる。

巡回するフードバスから買った食べ物を滞留ゾーンで食べたり、ここや街中で買ったものをバスの中で食べながら町を巡ったりできる。

夜はスローレーンも広場化し、フードカーや屋台が展開される。細長いテーブルを街の両側で共有し、夜の池袋を屋外で楽しむ。

オフィスや学校への通過点にCエリアの店舗から連なるようにコーヒースタンドを設置し、溜まるきっかけを作る。

自転車と 4 人乗りスローモビリティの駐車場。東池袋駅周辺でラストワンマイルの移動が始まるまでの時間を過ごす。

広い歩道を利用し、自転車や 4 人乗りスローモビリティなどのためのスローレーンをつくる。

最小限のスペースで人とモビリティが共存するためのわずかな起伏。目線と高さが変わることで距離感をコントロールする。付近のオフィスや学校の人々が静かに過ごすことが出来る。

大きな起伏でモビリティと目線を合わせる。サンシャイン 60 通りからのにぎわいを受け止め、大人数で集まることが出来る。

スローモビリティ用の信号を用いて安全に街とトランジットエリアをつなぐ。

断面図 S=1:300

イベント広場

既存駐車場の利用モビリティで買い物

Night Market

Small Mobility Park

簡易スローレーン

コーヒースタンド

信号による動線コントロール

静かな細いたまり

にぎやかな細いたまり

断面図 S=1:300

乗り込みゾーン

広場を北側より見る スローモビリティがスローレーンを走り、起伏のある中央分離帯に人々が集う

夜は歩行者にも開放され、ナイトマーケットが開かれる 日中はスローレーンとなり、オンデマンドでスローモビリティに乗り込む 日中はスローレーンとなり、オンデマンドでスローモビリティに乗り込む

立体操作による空間の使い分け

西側平面図 S=1:500

東側平面図 S=1:500

C

B

A

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