2017.3.11 港北区地域子育て支援拠点 どろっぷ 畑中祐美子
ボランティア 村岡温子 イラストデザイン 辻本佐和子
保育園幼稚園マップ WEBサイトについて
港北区版
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子育て当事者・市民
そもそも、OKPとは?
O オープンデータを活用した K 子育て情報サービス検討 P プロジェクト
区役所 区政推進課
こども家庭支援課 どろっぷ
学識者 駒沢大学 服部哲先生
ITスキル有 ママボランティア
畑中
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データ 横浜プランナーズネットワーク 内海宏さん・谷口和豊さん (2016.5.29子育てに関連した港北区の特性より)
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港北区の特性
データ 横浜プランナーズネットワーク 内海宏さん・谷口和豊さん (2016.5.29子育てに関連した港北区の特性より)
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データ 横浜プランナーズネットワーク 内海宏さん・谷口和豊さん (2016.5.29子育てに関連した港北区の特性より) 『横浜市統計ポータルサイト』より「人口動態と年齢別人口」より
市内 最大人口 約37万人
平成26年 出生数
3646人 市内最大
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データ 横浜プランナーズネットワーク 内海宏さん・谷口和豊さん (2016.5.29子育てに関連した港北区の特性より) 6
データ 横浜プランナーズネットワーク 内海宏さん・谷口和豊さん (2016.5.29子育てに関連した港北区の特性より) 7
データ 横浜プランナーズネットワーク 内海宏さん・谷口和豊さん (2016.5.29子育てに関連した港北区の特性より)
25歳~39歳くらいまでの世代では5年前に同じ場所に住んでいる人が少ない。 転入者は一番多い
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データ 横浜プランナーズネットワーク 内海宏さん・谷口和豊さん (2016.5.29子育てに関連した港北区の特性より) 9
データ 横浜プランナーズネットワーク 内海宏さん・谷口和豊さん (2016.5.29子育てに関連した港北区の特性より)
0-3歳のこどもがいる世帯の共働き率は全市平均より多い
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親になる×引っ越し=つながりの激変
乳幼児世帯に 情報が届かない
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子育て世代の悩み
•「知る人ぞ知る」地域の自主的な子育て支援活動
•「情報の散在」制度の違い、手続きの違い
•「子育て支援の場へいけばわかる」 身近な暮らしの場に、子育て情報はない
子育て情報提供における課題
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子育て支援アプリがあったらいいな♪
2015年度の主な活動 2016年1月7日 富士通株式会社による川崎市との実証実験事例「位置情報とオープンデータを活
用した子育て支援アプリ」についてプレゼンテーションを受け、意見交換。
2016年2月17日 勉強会【地域密着型情報提供のスタイルはオープンデータ化で何が変わるのか?】参加者27名 講師:駒澤大学グローバル・メディア学科 准教授 服部 哲先生
2016年2月8日 ~2月29日
WEBアンケート実施・回答総数 378件 広報:ココマップ・ココめ~る・FACEBOOK・区役所乳幼児健診会場、児童手当窓口、妊娠届提出窓口、公立保育園園庭開放利用者、区内親と子のつどいの広場利用者、日吉台光幼稚園、高木幼稚園、小机幼稚園などでの呼びかけ
2016年3月11日 子育て情報に関するWEBアンケート調査結果報告会・意見交換会 参加者44名/うち保育利用者7名 講師:NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 代表理事 杉浦 裕樹氏
●メーカーが一気に開発すると・・モノはできあがる ・・・でもばく大な予算必要!×当事者不在! ●地域で隅々までに使ってもらうためには・・ →支援関係者がアプリのことを知っていないと意味がない。 でも支援関係者が仕組みを共有するためには時間も仕組みも必要! ●横浜市は2016年度はオープンデータ化が動く! ・・・予算も動くに違いない!そこで2016年の目標を区長提案!
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2016年度、提案 今後の取り組みへの展望 その① 「地区別保育付意見交換会の実施」
地区別(希望地区など調整要)に意見交換会を行い、本取組を港北区全域へ波及。
有識者の協力を得ながら、他市町村の情報発信ツールの 開発・活用方法を学びスムーズなスタートアップを目指す。
今後の取り組みへの展望 その② 「他市区町村の取組み事例の調査、検証」
区民を中心に構成された中間グループを介して、より個々に情報(主旨)が 伝わる仕組みづくり
今後の取り組みへの展望 その③ 「情報が伝わる仕組みづくりの構築」
のはずが
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じゃあ、私たちで課題解決のために 何ができるのか。
CIVIC TECHとの
出会い 15
港北区の 子育て当事者・市民
OKPからCode for Kohokuへ
区役所 区政推進課 こども家庭支援課
どろっぷ
学識 駒沢大学
慶應義塾大学大学院SDM
地縁じゃないけど、手伝ってくれる 市民活動的現役エンジニア達
ママ パパ
パパママ
市オープンデータ推進 中間支援とのつながり (横浜コミュニティ デザイン・ラボ
横浜市政策局)
ITボランティア
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そして、2016年度の活動 第1回 2016/10/12 鯖江市事例勉強会 30名 第2回 2016/10/26 オープンデータでつくる勉強会 13名 第3回 2016/11/12 「よってこしもだ」で保育園マップをつくる勉強会 22名 第4回 2016/12/11 午前どろっぷ GITHUB仕組みをしる勉強会1 21名 第5回 2016/12/11 午後 どろっぷGITHUB仕組みをしる勉強会2 18名 第6回 2016/12/23 どろっぷ GITHUB仕組みをしる勉強会3 17名 第7回 2017/1/29 どろっぷ GITHUB仕組みをしる勉強会4 12名 第8回 2017/2/12 どろっぷ GITHUB仕組みをしる勉強会5 18名 第9回 2017/2/20 カタリストBA GITHUB仕組みを知る勉強会6 4名
参加数82名!
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Step1:事例を学ぶ 第1回、第2回で他自治体の事例を学び、札幌保育園マップのようなものを 創ろうという機運が高まった。
10/12第1回鯖江市事例勉強会 NECソリューションイノベーター石崎さん・柴垣さん
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10/26第2回 Code for TOKYOに学ぶ 札幌保育園マップのこと、RESAS、共通語彙基盤のことを学ぶ
今日の勉強会なかなか刺激的でした ←10・26の話 何が刺激的って、 ITプロボノエンジニアが、 【CodeforKohoku】 こんばんは!本日参加されたみなさまお疲れさまでした! 札幌や東京の保育園マップも活用している「Github」というサービスに、Codefor港北のアカウントを作ってみました! くしくも今日この日をめがけたのか!!と思うようなタイミングで港北区が 各種データリストを公開したんですよ ←★10/15公開 http://www.city.yokohama.lg.jp/kohoku/opendata/ それを用いて、さくさくと、ほんの数時間で。こんなことに! (非IT)パパボランティア曰く、チャリンコから新幹線に 乗り換えたがごとくに!!
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Step2: 「よってこしもだ」でマップをつくる
第3回以降、保育付となる。 第3回では、ITプロボノエンジニアの声掛けで、(東京保育園マップを実際につくった)バリバリのエンジニアが助っ人として名乗り出た! もくもくとプログラム構築を行なった。 このときに子育て当事者、地域住民ボランティアにより、保育園幼稚園の データづくりを並行して作業! 作業のもとになったのは、港北区役所が公開していたオープンデータ、 NPO法人びーのびーのがこれまで法人自主事業としてつくってきた 冊子「びーのびーの幼稚園保育園ガイド」のデータであった。 まかないめしがおいしかったり、こどもたちが遊んでいたり。。。
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Step3:ゼロから学ぶ 第4回以降は、エンジニアの手もかりるとしても、 できる限り仕組みのところから当事者が学び、 自分達で欲しい機能にカスタマイスできるような スキルを身に着けひとまかせにしないで 自分達でタイムリーに必要な情報を届けられるようになりたい!!
そうだ! 非エンジニアが0から学ぶ
GITHUBだ! ・・かくして勉強会・・・
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◆日時:12月11日(日)10時~11時半 ◆会場:港北区地域子育て支援拠点どろっぷhttp://kohoku-drop.jp
◆講師 :斎藤百合恵さん (横浜アクションプランナー) ◆参加無料
オープンデータを活用した子育て情報サービス検討プロジェクト勉強会 VOL4 90分でGitHub超入門
「非エンジニアがゼロから学ぶGITHUB勉強会」 #保育園幼稚園探すの私だ!×#子育て支援つくるの私だ!
保育有 若干名!!
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12/11第4回GITHUB仕組みを知る勉強会 オープン川崎 小俣さん
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が・・ゼロから学べるのか・・ 素人集団で電子マップなんて作れるのか?問題について 僕もこれまで幾つかのCode for Netでマップ作成のお手伝いを してきましたが、それらはすべて ・実際にコードを組む作業はエンジニアさんにお願いし ・素人(Exel程度の知識者)はデータの打ち込みだけに専念するという ・いわば完全分業性パターンばかりでした これに対して 今回のCode for Kohokuが目指すような全作業完全メンバー内実施 という試みは聞いた事がないので恐らく全国初です これをバレンタインデーのチョコレートに例えるならば 「板チョコを湯煎で溶かして型にはめて作る手作りチョコ作り」と 「カカオ豆すり潰す作業から始める(カレシもドン引き)ガチ手作りチョコ作り」 くらい違います。
(FB code for kohokuからグループ投稿から) 24
港北区の 子育て当事者・市民
OKPからCode for Kohokuへ
区役所 区政推進課 こども家庭支援課
どろっぷ
学識 駒沢大学
慶應義塾大学大学院SDM
地縁じゃないけど、手伝ってくれる 市民活動的現役エンジニア達
ママ パパ
パパママ
市オープンデータ推進 中間支援とのつながり (横浜コミュニティデザイ
ン・ラボ 横浜市政策局)
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港北区の 子育て当事者・市民
区役所
区政推進課 こども家庭支援課
どろっぷ
学識 駒沢大学
慶應義塾大学大学院SDM
地縁じゃないけど、手伝ってくれる 市民活動的現役エンジニア達
エンジニア ママ
エンジニア パパ
ここで スキル 獲得! ママパパ
市オープンデータ推進 中間支援とのつながり (横浜コミュニティデザイ
ン・ラボ 横浜市政策局) まかない
保育 協力者 応援者
それなら手伝えるかも~!
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OKPからCode for Kohokuへ
WE ARE CODE FOR KOHOKU
2015年度港北区子育て情報に関するWEBアンケート実施から 始まったプロジェクトは、多様な市民の手を経て、新しいWEBサイト 「保育園幼稚園マップ」を生み出しました。
CODE(コード)は書けなくても、 COUDOU(行動)により 港北区の保育園(幼稚園)マップが 形になりました https://codeforkohoku.github.io/papamama/
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★産後から学齢期まで、こどもが過ごす場が検索できる。 →乳幼児の公的、私的な居場所、 →保育園、幼稚園、児童発達支援事業、 →放課後等ディサービス →学童保育 ★毎日見たい機能がある →コミュニティ機能 →スケジュール機能 →企業連携クーポンサービスなど、お得な情報
今後目指したいこと → アプリ化
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クチコミ
お得 BA
スケジュール
コミュニケーション 地域の支えあい 子育ての見通し
「共有」
日常性・収益性
KONOBA
新吉田中央町内会館 よしだっこ
パーソナライズ された
イベント通知
子育て情報の「情報格差」をなくす
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パーソナライズされたイベント通知 KONOBA
お得 BA
クチコミ
スケジュール
お子さんの生年月日 お住まいの住所 欲しい情報 □半径0.5㎞程度 □半径1km程度 □区内全域 □子ども向けイベント □大人も楽しめるイベント □有料可 □無料のみ □防犯・防災・行政情報
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子育ての見通し・共有 こども・家族の記録と記憶
今日を過ごす場を見つけられる安心感・所属感
よしだっこ
2017年2月
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開発展望
・開発予算の獲得 ・既存のメルマガ事業、法人発行冊子も含めて 行政オープンデータを応用したデータの再構築 (※共通語彙基盤に添って)とデータ公開 ・教育機関・他区拠点・企業との連携、 ・子育て当事者、市民から、エンジニア(だけではない) 手伝える人、拡散してくれる人、理解者の発掘 →敷居の低い勉強会、体験イベントなどの機会づくり
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Code for kohokuの自主的活動の 継続とすそ野の拡大
目標をあらためて!
37 イメージ図作成:浦瀬 亘(KID‘S INTEGRATION)
やがて、いろいろな 地域課題に それなら手伝えるかも! が広がるはず
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