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Webroot SecureAnywhere Antivirus vs. 6 つの競合製品 (2014 年 8 月) アンチウイルス パフォーマンス ベンチマーク
⽂文書名 : Webroot SecureAnywhere Cloud Antivirus vs. Six Competitor Antivirus Products (August 2014)
著者 : M. Baquiran、D. Wren
会社名 : PassMark Software
⽇日付 : 14 August 2014
ファイル : Webroot_̲SecureAnywhere_̲vs_̲antaivirus_̲competitors_̲Edition_̲1.docx
版: 1
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Webroot SecureAnywhere Antivirus vs. 6 つのアンチウイルス製品
パフォーマンス ベンチマーク 2/31 14, August 9 10月 2014
目次
改訂履歴 ........................................................................................................................... 3
エグゼクティブ サマリー ................................................................................................ 4
最終スコア ........................................................................................................................ 5
製品とバージョン番号 ..................................................................................................... 6
測定基準の概要 ................................................................................................................ 7
テスト結果 ..................................................................................................................... 10 ベンチマーク 1 ‒ インストール時間 .................................................................................................... 10 ベンチマーク 2 ‒ インストール サイズ .............................................................................................. 10 ベンチマーク 3 ‒ 起動時間 ..................................................................................................................... 11 ベンチマーク 4 ‒予約スキャン実行時間 ............................................................................................. 12 ベンチマーク 5 ‒最初のスキャン実行時のメモリ使用量 ................................................................ 12 ベンチマーク 6 ‒ システム アイドル時のメモリ使用量 ................................................................. 13 ベンチマーク 7 ‒追加されたレジストリの数 ..................................................................................... 14 ベンチマーク 8 ‒ ブラウズ時間 ............................................................................................................ 15 ベンチマーク 9 ‒ ファイルのコピー/移動/削除 ............................................................................... 15 ベンチマーク 10 ‒ ファイルの書き込み/開閉 ................................................................................... 16 ベンチマーク 11 ‒ ファイルの圧縮/解凍 ........................................................................................... 17 ベンチマーク 12 ‒ ファイル形式の変換 ............................................................................................. 18 ベンチマーク 13 ‒ ネットワークのスループット ............................................................................ 18
免責条項と情報開示 ...................................................................................................... 20 免責条項 ................................................................................................................................................... 20 情報開示 ................................................................................................................................................... 20 商標 ........................................................................................................................................................... 20
問い合わせ先 ................................................................................................................. 20
付録 1 ‒ テスト環境 ..................................................................................................... 21
付録 2 ‒ テスト方法の説明 .......................................................................................... 22
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パフォーマンス ベンチマーク 3/31 14, August 9 10月 2014
改訂履履歴
Rev 改訂履履歴 ⽇日付
第 1 版 本レポートの最初のバージョンです。 2014 年年 8 ⽉月 8 ⽇日
参考⽂文献
⽂文献番号 ⽂文書 著者 ⽇日付
1 What Really Slows Windows Down (URL) O. Warner, The PC Spy
2001-‐‑‒2014
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パフォーマンス ベンチマーク 4/31 14, August 9 10月 2014
エグゼクティブ サマリー 2014 年年 5 ⽉月、PassMark Software® 社は、Windows 7 Ultimate Edition (64 ビット版) 上で 7 つのセキュリティ ソフトウェア製品の客観的な動作テストを実施しました。本レポートは、これらのアンチウイルス製品に対して実施された、ベンチマーク動作テストの結果および所⾒見見を⽰示すものです。
このベンチマーク テストは、Webroot の SecureAnywhere Antivirus 2014 製品のパフォーマンス
インパクトを、6 つの競合他社製品と⽐比較することを⽬目的としています。
テストは、13 種類の測定基準を⽤用いてすべての製品に対して⾏行行われました。この測定基準は、以下の
通りです。
• インストール時間
• インストール サイズ
• 起動時間
• 予約スキャン実⾏行行時間
• 初期スキャン実⾏行行時のメモリ使⽤用量量
• システム アイドル時のメモリ使⽤用量量
• 追加されたレジストリキーの数
• ブラウズ時間
• ファイルのコピー/移動/削除、
• ファイルの書き込み/開閉
• ファイルの圧縮/解凍
• ファイルのフォーマット変更更
• ネットワークのスループット
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パフォーマンス ベンチマーク 5/31 14, August 9 10月 2014
最終スコア PassMark Software 社は各製品に対し、各測定基準ごとに、同基準内で他社製品と⽐比較した場合の順
位に基づいてスコアを付けます。次の表における取得できるスコアの最⾼高値は 91 です。これは 1 つ
の製品が 13 の測定基準すべてにおいて最⾼高の評価を得たと仮定した場合の数値です。アンチウイルス
製品は、最終スコアに基づいてランク付けされています
製品名 最終スコア
Webroot SecureAnywhere 87
Norton Antivirus 61
AVG Anti-‐‑‒Virus 49
Kaspersky Anti-‐‑‒VIrus 47
Trend Micro Titanium 43
McAfee AntiVirus Plus 37
Bidefender Antivirus Plus 40
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パフォーマンス ベンチマーク 6/31 14, August 9 10月 2014
製品とバージョン番号 Webroot SecureAnywhere 以外の各セキュリティ製品については最新バージョンのリテール向け製
品に ついて検証を⾏行行いました。Webroot SecureAnywhere は β版で検証しました。製品名とバージ
ョンは以 下の通りです。
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パフォーマンス ベンチマーク 7/31 14, August 9 10月 2014
測定基準の概要 当社は、アンチウイルス製品がエンド ユーザーコンピュータのシステムパフォーマンスに影響を与え
る可能性のある分野において、包括的、現実的な判断が可能な客観的な測定基準を選定しました。こ
の測定基準では、ソフトウェアによる、エンドユーザーが⽇日常的に⾏行行う⼀一般的な作業への影響をテス
トします。
第三者が同じ環境で PassMark Software のすべての検証⽅方法を再現し、同様のベンチマーク結果を得
ることは可能です。このテストで使⽤用した測定基準の詳細は、本レポートの「付録 2 – 測定基準の説
明」でご覧いただけます。
ベンチマーク 1 – インストール時間
インスト-ル処理理の速度度と簡易易性はセキュリティ ソフトウェアに対するユーザーの第⼀一印象を⼤大きく
左右します。ここでは、セキュリティ ソフトウェアが完全に機能し、エンド ユーザーが利利⽤用可能にな
るまでに必要なインストール時間をテストします。短いインストール時間は、ユーザーがより早くそ
のセキュリティ製品をインストールできることを意味します。
ベンチマーク 2 – インストール サイズ
セキュリティ ソフトウェア製品は、新しい機能をユーザーに提供するにあたって、リリースのたびに
そのサイズが増加する傾向にあります。新しい技術の開発によりハード ドライブの最⼤大容量量も年年々拡
張されてきていますが、⼀一般的なアプリケーションのディスク容量量が増加し、サイズの⼤大きいメディ
ア ファイル (映画、写真、⾳音楽ファイルなど) の⼈人気が増すにつれて、製品のインストール サイズは
常にホーム ユーザーの関⼼心事になっています。
この測定基準は、製品のインストール サイズの合計を測ることを⽬目的としています。この測定基準は、
製品のインストール時に追加されたすべての新しいファイルによって消費されたディスク容量量の合計
を⽰示します。
ベンチマーク 3 – 起動時間
この測定基準は、端末のオペレーティング システムが起動するまでの時間を測ります。セキュリティ
ソフトウェアは通常 Windows OS の開始時に起動するため、起動に必要な時間が追加され、オペレー
ティング システムの開始を遅らせます。起動時間が短いほど、そのアプリケーションがコンピュータ
の通常使⽤用に与える影響が少ないことを意味します。
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パフォーマンス ベンチマーク 8/31 14, August 9 10月 2014
ベンチマーク 4 – 予約スキャン実⾏行行時間
コンピュータのアイドル時のメモリの使⽤用量量は、セキュリティ システムが⼀一定して消費するシステム
リソースの量量を知るために良良い判断材料料となります。この測定基準では、コンピュータおよびセキュ
リティ ソフトウェアのアイドル時に製品が消費するメモリの使⽤用量量 (RAM) を測ります。メモリ使⽤用
量量の総合計は、すべてのセキュリティ ソフトウェア プロセスと各プロセスで消費されるメモリの量量を
特定して計算します。
ベンチマーク 5 – スキャン実⾏行行時のメモリ使⽤用量量
セキュリティ ソフトウェアによるマルウェアのスキャン実⾏行行時に発⽣生する CPU への負荷の量量により、
スキャンが終了了するまでエンドポイント端末の適正な使⽤用が妨げられる可能性があります。この測定
基準では、セキュリティ ソフトウェアのスキャン実⾏行行時に使⽤用される CPU の割合を測りました。
ベンチマーク 6 – システム アイドル時のメモリ使⽤用量量
この測定基準では、コンピュータおよびセキュリティ ソフトウェアのアイドル時に製品が消費するメ
モリの使⽤用量量 (RAM) を測ります。メモリ使⽤用量量の総合計は、すべてのセキュリティ ソフトウェア プ
ロセスと各プロセスで消費されるメモリの量量を特定して計算します。
コンピュータのアイドル時のメモリの使⽤用量量は、セキュリティ システムが⼀一定して消費するシステム
リソースの量量を知るために良良い判断材料料となります。性能の⾼高い製品は、端末のアイドル時に多くの
メモリを消費しません。
ベンチマーク 7 – 追加されたレジストリキーの数
⼤大量量のレジストリはコンピュータのリソースを使⽤用量量を増加させます。これは、特に古いコンピュー
タにおいて、システムパフォーマンスに負の影響を与えます。この測定基準では、製品のインストー
ル後に再起動を⾏行行い、レジストリに追加されたキーと値の数を測定します。数字が少なければ、イン
ストール中に追加されたキーの数が少なく、レジストリへの影響も⼩小さいことを⽰示します。
ベンチマーク 8 – ブラウズ時間
データがインターネットまたはイントラネットからダウンロードされる際に、セキュリティ製品によ
ってマルウェアのスキャンが⾏行行われるのはよくあることです。この時、製品が Web コンテンツ内のマ
ルウェアのスキャンを⾏行行うため、ブラウジングの速度度を低下させることがあります。この測定基準で
は、複数の⼈人気インターネット サイトのコンテンツをローカル サーバーから連続してダウンロードし、
ユーザーのブラウザ ウィンドウに表⽰示するまでの時間を測ります。
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パフォーマンス ベンチマーク 9/31 14, August 9 10月 2014
ベンチマーク 9 – ファイルのコピー/移動/削除
この測定基準では、サンプル ファイルをコピー、移動、削除するのにかかった時間を測ります。この
サンプル ファイルには、Windows ユーザーが⽇日常的に⽬目にする機会の多いファイル形式が複数種類
含まれています。このファイル形式には、⽂文書 (Microsoft Office ⽂文書、Adobe PDF、圧縮ファイルな
ど)、メディア ファイル (画像、動画、⾳音声ファイルなど)、システム ファイル (実⾏行行ファイル、ライ
ブラリなど) が含まれます。
ベンチマーク 10 – ファイルの書き込み/開閉
このベンチマークは、Oli Warnerʼ’s File I/O test (http://www.thepcspy.com) から⼊入⼿手しました
(参考⽂文献 #1 -‐‑‒ 『What Really Slows Windows Down』を参照)。この測定基準では、ファイル
を作成し、そのファイルを開き、閉じるまでの作業に要する時間を測ります。
ベンチマーク 11 – ファイルの圧縮/解凍
この測定基準では、異異なる種類のファイルの圧縮/解凍に要する時間を測ります。このテストで使⽤用す
るファイル形式として、⽂文書、動画、画像ファイルを⽤用意しました。
ベンチマーク 12 – ファイル形式の変換
この測定基準では、MP3 ファイルを WAV ファイルに変換し、さらに同じ MP3 ファイルを WMA 形式
に変換する際に要する時間を測ります。
ベンチマーク 13 – ネットワークのスループット
この測定基準では、HyperText Transfer Protocol (HTTP) を使⽤用してローカル サーバーから様々な
ファイルをダウンロードするのに要した時間を測ります。HTTP は Web でブラウジング、リンク、デ
ータ転送に使⽤用される主なプロトコルです。このテストで使⽤用されるファイルの形式には、ユーザー
が Web からダウンロードすることの多い、画像ファイル、アーカイブ ファイル、⾳音声ファイル、動
画ファイルが含まれます。
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パフォーマンス ベンチマーク 10/31 14, August 9 10月 2014
テスト結果 次の⼀一連のグラフでは、Webroot SecureAnywhere Antivirus の結果を緑で表⽰示しています。⽐比較し
やすいように、競合他社の平均スコアも⻘青で表⽰示しました。
ベンチマーク 1 – インストール時間
次のグラフは、アンチウイルス製品が完全に機能し、エンド ユーザーが利利⽤用可能になるまでに必要な
最短インストール時間を⽐比較したものです。この項⽬目では、インストール時間の短い製品が性能の良良
い製品として評価されます。
ベンチマーク 2 – インストール サイズ
次のグラフは、アンチウイルス製品のインストール時に追加されたすファイルの合計サイズを⽐比較し
たものです。この項⽬目では、インストール サイズの⼩小さい製品が性能の良良い製品として評価されます。
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パフォーマンス ベンチマーク 11/31 14, August 9 10月 2014
ベンチマーク 3 – 起動時間
次のグラフは、テスト対象の各アンチウイルス製品がインストールされているシステムが起動するま
での平均時間 (サンプルとして 5 回起動) を⽐比較したものです。この項⽬目では、起動時間の短い製品が
性能の良良い製品として評価されます。
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パフォーマンス ベンチマーク 12/31 14, August 9 10月 2014
ベンチマーク 4 – 予約スキャン実⾏行行時間
次のグラフは、テスト対象の各アンチウイルス製品がインストールされているシステムで予約スキャ
ンの実⾏行行にかかった時間の平均値を⽐比較したものです。
ベンチマーク 5 – 最初のスキャン実⾏行行時のメモリ使⽤用量量
次のグラフは、メイン ドライブでの最初のスキャン実⾏行行時に、アンチウイルス製品が消費する RAM
の平均使⽤用量量を⽐比較したものです。この平均値は、サンプル ファイルのスキャン中 5 秒間に 1 回取得
したメモリのスナップショット 10 枚から割り出しました。このサンプル ファイルは、テスト対象の
ソフトウェアで 1 度度もスキャンされたことがないものです。この項⽬目では、スキャン実⾏行行時の RAM
使⽤用量量が少ない製品が、性能の良良い製品として評価されます。
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パフォーマンス ベンチマーク 13/31 14, August 9 10月 2014
ベンチマーク 6 – システム アイドル時のメモリ使⽤用量量
次のグラフは、システムのアイドル時にアンチウイルス製品が消費する RAM の平均使⽤用量量を⽐比較した
ものです。この平均値は、再起動から約 60 秒後に取得したメモリのスナップショット 10 枚から割り
出しました。この項⽬目では、アイドル時の RAM 使⽤用量量が少ない製品が性能の良良い製品として評価され
ます。
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パフォーマンス ベンチマーク 14/31 14, August 9 10月 2014
ベンチマーク 7 – 追加されたレジストリの数
次のグラフは、各アンチウイルス製品をインストール際に追加されたレジストリーキーの数を⽐比較し
ます。この項⽬目では、キーの数が少ない製品が性能の良良い製品として評価されます。
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パフォーマンス ベンチマーク 15/31 14, August 9 10月 2014
ベンチマーク 8 – ブラウズ時間
次のグラフは、Internet Explorer が複数の⼈人気の Web サイトを、ローカル エリア ネットワークの
ローカル サーバー マシンから正常に連続して読み込むのにかかった時間の平均値を⽐比較したものです。
この項⽬目では、ブラウズ時間の短い製品が性能の良良い製品として評価されます。
ベンチマーク 9 – ファイルのコピー/移動/削除
次のグラフは、テスト対象の各アンチウイルス製品がインストールされているシステムでサンプル フ
ァイル⼀一式をコピー、移動、削除するのにかかった時間の平均値を⽐比較したものです。この項⽬目では、
所要時間の短い製品が性能の良良い製品として評価されます。
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パフォーマンス ベンチマーク 16/31 14, August 9 10月 2014
ベンチマーク 10 – ファイルの書き込み/開閉
次のグラフは、テスト対象の各アンチウイルス製品がインストールされているシステムで、ファイル
をハード ドライブに書き込み、開き、閉じる作業を 18 万回⾏行行った場合の平均時間を⽐比較したもので
す。この項⽬目では、所要時間の短い製品が性能の良良い製品として評価されます。
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パフォーマンス ベンチマーク 17/31 14, August 9 10月 2014
ベンチマーク 11 – ファイルの圧縮/解凍
次のグラフは、テスト対象の各アンチウイルス製品がインストールされているシステムで、サンプル
ファイルを圧縮/解凍するのにかかった時間の平均値を⽐比較したものです。この項⽬目では、所要時間の
短い製品が性能の良良い製品として評価されます。
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パフォーマンス ベンチマーク 18/31 14, August 9 10月 2014
ベンチマーク 12 – ファイル形式の変換
次のグラフは、5 つのサンプルファイルを別のファイル形式に変換(MP3←→WMA、MP3←→WAV)
した場合の平均時間を⽐比較したものです。この項⽬目では、所要時間の短い製品が性能の良良い製品とし
て評価されます。
ベンチマーク 13 – ネットワークのスループット
次のグラフは、テスト対象の各アンチウイルス製品がインストールされているシステムで、⼀一般的な
ファイル形式のサンプル ファイル⼀一式を複数ダウンロードした時の平均時間を⽐比較したものです。こ
の項⽬目では、所要時間の短い製品が性能の良良い製品として評価されます。
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パフォーマンス ベンチマーク 19/31 14, August 9 10月 2014
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パフォーマンス ベンチマーク 20/31 14, August 9 10月 2014
免責条項と情報開⽰示 本レポートは、テスト時に⼊入⼿手可能であったバージョンで製品を⽐比較しています。テスト対象のバー
ジョンは、本レポートの「製品とバージョン番号」のセクションに記載されています。このテストは、
この競争の激しい製品カテゴリに分類されるすべての製品を網羅羅しているわけではありません。
免責条項
本レポートに記載される情報が正確であることを期するため、最⼤大限の努⼒力力が払われていますが、
PassMark Software Pty Ltd は誤差、脱漏漏、古い情報についていかなる責任も負わず、またこの情報
の⼊入⼿手、使⽤用、アクセス、またはこの情報が⼊入⼿手できないことによる直接的、間接的、偶発的、結果
的または懲罰的な損害に対していかなる形においても責任を負わないものとします。
情報開⽰示
本レポートの作成にあたり、Webroot Software Inc. の出資を受けています。本レポートのテスト対
象の製品リストと使⽤用したテスト⽅方法は、Webroot によって選定されています。
商標
すべての商標は、それぞれの所有者がその権利利を保有しています。
問い合わせ先 PassMark Software Pty Ltd
Suite 202, Level 2
35 Buckingham St.
Surry Hills, 2010
Sydney, Australia
電話 + 61 (2) 9690 0444
FAX + 61 (2) 9690 0445
Web サイト www.passmark.com
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パフォーマンス ベンチマーク 21/31 14, August 9 10月 2014
付録 1 – テスト環境 PassMark Software は Windows 7 Ultimate (64 ビット版) SP1 をテスト環境として使⽤用しました。
ハードウェア構成は以下の通りです。
CPU: Intel Core i7 920 Quad Core @ 2.67GHz
ビデオ カード : nVIDIA GeForce 8800 GT
マザーボード : Intel x58 Motherboard
RAM: 6 GB DDR3 RAM
HDD : Western Digital 500GB 7200 RPM
ネットワーク : Gigabit (1 GB/s) switch
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付録 2 – テスト⽅方法の説明
Windows 7 ⽤用イメージ ファイルの作成
Windows Vista でのテスト実施にあたり、テスト前に Norton Ghost を使って「クリーン」な状態
の基本イメージを作成しました。基本イメージを作成する⽬目的は、メモリの使⽤用量量を極⼒力力少なくする
ことと、オペレーティング システムの外部因⼦子による影響を少なくすることにあります。
各製品のテスト前に、基本イメージは元の状態に戻されます。この作業により、すべての製品を同じ
「クリーン」な端末にインストールし、テストすることを保証します。
Windows 7 の基本イメージを作成する⽅方法は以下の通りです。
1. Windows 7 Ultimate 版をインストール後、起動します。
2. ⾃自動アップデート機能を無効にします。
3. ユーザー アカウント制御の設定を [通知しない] に変更更します。
4. Windows Defender の⾃自動スキャンを無効にし、不不測のバックグラウンド アクティビティを防
⽌止します。
5. Windows のファイアウォールを無効にし、セキュリティ ソフトウェアによる⼲干渉を回避します。
6. イメージを作成するために、Norton Ghost をインストールします。
7. テスト結果に⼀一貫性をもたせるために、Superfetch を無効にします。
8. ブラウズ時間のテストのために、HTTP Watch をインストールします。
9. 起動時間のテストのために、Windows Performance Toolkit x64 をインストールします。
10. ⼀一部のテスト スクリプトの解釈のために、ActivePerl をインストールします。
11. テスト⽤用 (インストール サイズおよびレジストリ キー カウント テスト) に、OSForensics を
インストールします。
12. Internet Explorer 8 の更更新、アクセラレータ、互換性表⽰示機能の更更新を無効にします。
13. Windows Service Pack 1 に更更新します。
14. Norton Ghost を使って基本イメージを作成します。
ベンチマーク 1 – インストール時間
ここでは、製品が完全に機能し、エンド ユーザーが利利⽤用可能になるまでに必要な最短のインストール
時間を測ります。インストール時間は、通常、以下の主要 3 段階に分けることができます。
• 解凍およびセットアップ フェーズは、ファイル解凍、EULA メッセージの表⽰示、製品の起動および
ユーザー設定が可能なインストール オプションの設定で構成されます。
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• ファイル コピー フェーズは製品のインストール時に開始します。このフェーズは通常、プログレ
ス バーによって⽰示されます。
• インストレーション後のフェーズはファイル コピーのフェーズ後のあらゆるインストレーション作
業を含みます。このフェーズは製品によってかなり異異なります。このフェーズで記録された時間に
は、インストールを完了了するために必要な再起動の時間や、システム トレ―でプログラムがアイド
ル状態になるまでの時間が含まれることがあります。
異異なるディスク ドライブの影響を排除するため、インストール前に各製品をデスクトップにコピーし
ました。インストール プロセスの各ステップは、ストップウォッチを使って⼿手作業で計測し、できる
だけ詳細に記録しました。エンド ユーザーによる⼊入⼒力力が必要な場所ではストップウォッチを⼀一時中断
し、フェーズの説明の後にカッコ書きで⼊入⼒力力内容をそのまま記載しました。
可能な限り、製品による事前スキャンまたはインストール後のスキャン要求を拒否またはスキップし
ました。スキャンをスキップできない場合は、スキャン時間をインストール時間に含めて計測しまし
た。オプションでインストール可能なコンポーネントがソフトウェア本来の機能として妥当だとみな
される場合、そのコンポーネントもインストールしました (セキュリティ製品の⼀一部とみなされる、ウ
ェブサイトへのリンクをチェックするソフトウェアなど)。
インストール時間には、製品のインストーラがインストールに必要なコンポーネントをダウンロード
する時間も含まれています。この中には、強制的な更更新またはダウンロード マネージャーによるアプ
リケーション⾃自体のダウンロードも含まれます。テスト結果には、製品がインストールに必要なコン
ポーネントをダウンロードした時点も記載されています。
ベンダー サーバーへの通信時のネットワーク状況が異異なるため、製品の有効化やアカウント作成にか
かった時間を除外しました。
ベンチマーク 2 – インストール サイズ
従来、製品のインストール サイズはインストール前のディスク ドライブ (C: ドライブ) の最初のスナ
ップショットと製品をシステムにインストールした後のスナップショットの差異異であると定義づけら
れてきました。この⽅方法は広く採⽤用されていますが、当社は、その⽅方法で導き出された結果が Vista
上で常に再現できるとは限らないことに気付きました。これは、2 つのスナップショットの間に発⽣生
する不不定期の OS 操作に起因しています。当社は、オペレーティング システムおよびディスク スペー
スの可変要素をできるだけ取り除くことで、インストール サイズのテスト⽅方法を改善しました。
PassMark の OSForensics を使って、各製品のインストール前およびインストール後のディスク署
名を作成しました。このディスク署名では、署名が⾏行行われた時点でのドライブ内のファイルとディレ
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パフォーマンス ベンチマーク 24/31 14, August 9 10月 2014
クトリのサイズ、およびすべてのファイルの詳細情報 (ファイル名、ファイル サイズ、チェックサム
など) を記録します。
最初のディスク署名は、製品のインストール直前に⾏行行われました。2 回⽬目のディスク署名は、製品の
インストール後にシステムが起動した直後に⾏行行われました。当社はこの OSForensics を使って 2 つ
の署名を⽐比較し、製品のインストール中に新規に追加、修正、削除されたファイルによって消費され
たディスク領領域の合計値を算出しました。この⽅方法によるテスト結果には、インストール中に追加さ
れた新しいファイルすべての合計サイズが反映されています。
このテスト⽅方法の⽬目的は、各製品「そのまま」のインストール サイズを⾒見見極めることにあります。テ
スト結果には、インストール後に製品がダウンロードしたファイル (エンジンまたはシグネチャの更更新
ファイルなど)、システム復復元ポイントにより作成されたファイル、プリフェッチ ファイルやその他の
テンポラリ ファイルのファイル サイズは含まれていません。
ベンチマーク 3 – 起動時間
PassMark Software は Windows Performance Toolkit version 4.6 (Microsoft Windows 7
SDK の⼀一部。Microsoft の Web サイト から⼊入⼿手可能) で⽤用意されているツールを使⽤用します。この
ツールを使⽤用することで、Windows 7 プラットフォーム上でより詳細で⼀一貫した起動時間を測定でき
ると考えたからです。
起動プロセスは、まず xbootmgr.exe で「xbootmgr.exe -‐‑‒trace boot –prepSystem」コマンドを
使って最適化されます。テストの実施前にシステムを整備するため、起動速度度の最適化作業が 6 回⾏行行
われます。最適化プロセスで得られた起動トレースは廃棄されます。
起動速度度の最適化後、「xbootmgr.exe -‐‑‒trace boot -‐‑‒numruns 5」コマンドを使ってベンチマーク テ
ストが⾏行行われます。このコマンドは、システムを連続して 5 回起動し、各起動サイクルの起動トレー
スを詳細に記録します。
最後にポストプロセス ツールで起動トレースが解析され、BootTimeViaPostBoot 値が取得されます。
この値には、システムがすべての (そして唯⼀一の) 起動プロセスを終了了するまでの時間が反映されてい
ます。5 回の起動トレースの平均値が最終結果として採⽤用されます。
ベンチマーク 4 – 予約スキャン実⾏行行時間
このテストは、ソフトウェアがシステム上で予約スキャンを⾏行行った際に要した平均時間を測定します。
標準の予約スキャンの設定は、開始時間以外はそのままにしておき、次の適当な時間に実⾏行行されるよ
うにします。スキャンは3回⾏行行われ、その間に再起動を⾏行行うことで潜在的なキャッシュの影響を取り
除きます。この結果は最初のスキャンを 50%、2回⽬目以降降のスキャンを 50%の割合で重み付けして
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パフォーマンス ベンチマーク 25/31 14, August 9 10月 2014
計算します。このオプションが利利⽤用できない場合、もしくは予約が信頼できない場合には、その製品
は除外され、最も低いスコアが与えられます。
ベンチマーク 4 – システム アイドル時の CPU 使⽤用量量
CPUAvg は 1 秒ごとに 2 回 CPU の使⽤用量量をサンプリングするコマンドラインのツールです。このサ
ンプリングにより、CPUAvg は CPU がアクティブになってから、次にアクティブになるまでの間の
CPU 使⽤用量量の平均値を算出し、表⽰示します。
このテスト⽅方法では CPUAvg を使⽤用して、システムのアイドル時に取得した 500 回分のサンプル デ
ータをもとに CPU 使⽤用量量の平均値 (パーセンテージ) を割り出します。このテストはエンドポイント
端末を再起動し、端末がアイドルになってから 5 分後に実施されました。
ベンチマーク 5 – 最初のスキャン実⾏行行時のメモリ使⽤用量量
PerfLog++ ツールはマルウェア スキャン実⾏行行中のシステム メモリの使⽤用量量を記録します。
PerfLog++ ツールの詳細とメモリ使⽤用量量の計算⽅方法の説明は、前述の 「システム アイドル時のメモ
リ使⽤用量量」 をお読みください。
⼀一部の製品はスキャンした場所をキャッシュに格納するため、セキュリティ ソフトウェアがこのテス
トの実施前に C:\ ドライブをスキャンしないよう、適切切な事前措置を講じます。PerfLog++ ツール
と同じタイミングで C:\ ドライブのスキャンを⼿手動で開始します。この時 60 秒間のメモリ使⽤用量量を
5秒間隔で記録するよう PerfLog++ を設定します。
ベンチマーク 6 – システム アイドル時のメモリ使⽤用量量
PerfLog++ ツールを使⽤用して、システムの起動時、および起動後 15 分の間1分ごとに、プロセス
によるメモリの使⽤用量量を記録しました。このテストは各製品に対して 1 度度だけ⾏行行われました。合計の
サンプル数は 15 です。起動の際に測定された最初のサンプルは廃棄されます。
PerfLog++ ツールはアンチマルウェア製品のプロセスだけでなく、すべてのプロセスによるメモリ
使⽤用量量を記録します。このため、アンチマルウェア製品のプロセスをその他すべての実⾏行行中のシステ
ム プロセスから切切り離離す必要がありました。当社は関連のプロセスだけを切切り離離すために、Process
Explorer と呼ばれるプログラムを使⽤用しました。このプログラムは PerfLog++ がメモリ使⽤用量量を
記録した直後に実⾏行行されます。Process Explorer は Microsoft Windows Sysinternals ソフトウェ
ア ツールで、現在システムに読み込まれているすべての DLL プロセスを⼀一覧表⽰示します。
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Webroot SecureAnywhere Antivirus vs. 6 つのアンチウイルス製品
パフォーマンス ベンチマーク 26/31 14, August 9 10月 2014
ベンチマーク 7 – レジストリキーの数え⽅方
このテストでは、テストマシンを再起動し製品をインストール中にレジストリに追加されたキーと値
の数を計測します。このテストは PassMark の OSForensics を使⽤用し、HKEY_̲LOCAL_̲MACHINE と
HKEY_̲USERS に追加されたキー、エラー、値を計測します。Create Signature 機能を使⽤用し、テス
ト前後に取得されたこれらのフォルダーシグネチャーを⽐比較することで新しいキーを確認します。
ベンチマーク 8 – ブラウズ時間
このテストでは、スクリプトと HTTPWatch (Basic Edition、バージョン 9.3) を併⽤用して、ローカ
ル サーバーから 106 の「⼈人気」 Web サイトを連続して読み込むのにかかった時間を記録しました。
このスクリプトは URL のリストを HTTPWatch にフィードします。次に HTTP Watch はブラウザ
に順番にページを読み込むよう指⽰示し、ブラウザが 1 ページ中のすべてのアイテムを読み込むまでの
時間を測定します。
このテストでは、ブラウザとして Internet Explorer 11 を使⽤用しました。
このテストで使⽤用された Web サイトの中には、アクセス数の多いサイトのフロント ページが含まれ
ています。具体的には、ショッピング、ソーシャル、ニュース、⾦金金融、参照 Web サイトなどが含まれ
ます。
ブラウズ時間のテストは 5 回実施され、この 5 回のサンプルの平均時間が最終的なテスト結果として
採⽤用されます。1 つの製品のテストが終了了すると、ローカル サーバーは再起動されます。テストの実
施前に、最初の「テスト」ランが⾏行行われ、多くの⼈人気 Web サイトで使⽤用されているアドオン Adobe
Flash Player がインストールされます。
ベンチマーク 9 〜~ 13 – リアルタイムのパフォーマンス
ベンチマーク 10 〜~ 15 のテストでは、同⼀一のスクリプトを使⽤用しました。スクリプトではベンチマー
ク 10 〜~ 15 のテストを連続して⾏行行います。スクリプトは、CommandTimer.exe を使⽤用してこれら
のベンチマークの各フェーズの時間を測り、結果をログ ファイルに記録します。
ベンチマーク 9 – ファイルのコピー/移動/削除
このテストでは、システムで様々なファイル形式のサンプル ファイルをコピー、移動、削除するのに
かかった時間を測ります。このサンプルは合計で 760,867,636 バイトを超える 812 のファイルで構
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パフォーマンス ベンチマーク 27/31 14, August 9 10月 2014
成され、⽂文書 (全体の 26%)、メディア ファイル (全体の 54%)、PE ファイル (システム ファイルな
ど。全体の 20%) に分類されます。
次の表には主要なファイル タイプ、ファイル番号およびサンプル セットのファイルの合計サイズの詳
細が記載されています。
ファイル形式 番号 サイズ (バイト)
DOC 8 30,450,176
DOCX 4 13,522,409
PPT 3 5,769,216
PPTX 3 4,146,421
XLS 4 2,660,352
XLSX 4 1,426,054
PDF 73 136,298,049
ZIP 4 6,295,987
7Z 1 92,238
JPG 351 31,375,259
GIF 6 148,182
MOV 7 57,360,371
RM 1 5,658,646
AVI 8 78,703,408
WMV 5 46,126,167
MP3 28 191,580,387
EXE 19 2,952,914
DLL 104 29,261,568
AX 1 18,432
CPL 2 2,109,440
CPX 2 4,384
DRV 10 154,864
ICO 1 107,620
MSC 1 41,587
NT 1 1,688
ROM 2 36,611
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パフォーマンス ベンチマーク 28/31 14, August 9 10月 2014
SCR 2 2,250,240
SYS 1 37,528,093
TLB 3 135,580
TSK 1 1,152
UCE 1 22,984
EXE 19 2,952,914
DLL 104 29,261,568
AX 1 18,432
CPL 2 2,109,440
CPX 2 4,384
DRV 10 154,864
ICO 1 107,620
MSC 1 41,587
NT 1 1,688
ROM 2 36,611
SCR 2 2,250,240
SYS 1 37,528,093
TLB 3 135,580
TSK 1 1,152
UCE 1 22,984
合計 812 760,867,636
このテストでは、サンプル ファイルのコピー、移動、削除にかかった時間を 5 回測り、その平均値を
算出しました。テスト端末は、キャッシュ データによる潜在的な影響を排除するために、各回ごとに
再起動されました。
ベンチマーク 10 – ファイルの書き込み/開閉
このベンチマークは、Oli Warnerʼ’s File I/O test (http://www.thepcspy.com) から⼊入⼿手しました
(参考⽂文献 #1 -‐‑‒ 『What Really Slows Windows Down』を参照)。
このテストのために、当社では OpenClose.exe を開発しました。 このアプリケーションは、⼩小さな
ファイルをディスクに書き込み、そのファイルを開き、そして閉じるという動作を繰り返します。こ
の⼀一連の動作を 18 万回⾏行行うのにかかった時間を CommandTimer.exe を使って測定しました。
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パフォーマンス ベンチマーク 29/31 14, August 9 10月 2014
このテストはファイルを書き込み、開き、閉じるまでの速度度の平均値を算出するために 5 回実施され
ました。テスト端末は、キャッシュ データによる潜在的な影響を排除するために、各回ごとに再起動
されました。
ベンチマーク 11 – ファイルの圧縮/解凍
このテストでは、⼀一連のサンプル ファイルの圧縮/解凍に要する時間を測ります。このテストでは、フ
ァイルのコピー/移動/削除のベンチマーク テストで使⽤用したメディアおよび⽂文書ファイルのサブセッ
トを使⽤用しました。CommandTimer.exe は 7zip.exe がサンプル ファイルを ZIP 形式 (拡張
⼦子 .zip) のファイルに圧縮し、あらためて解凍するまでの時間を記録しました。
このサブセットは、1,218 ファイル (合計サイズは 783 MB 超) で構成されています。次の表にはフ
ァイル タイプ、ファイル番号およびサンプル セットの合計サイズの詳細が記載されています。
ファイル タイプ ファイル番号 合計サイズ
.xls 13 9.23 MB
.xlsx 9 3.51 MB
.ppt 9 7.37 MB
.pptx 11 17.4 MB
.doc 17 35.9 MB
.docx 19 24.5 MB
.gif 177 1.10 MB
.jpg 737 66.2 MB
.png 159 48.9 MB
.mov 7 54.7 MB
.rm 1 5.39 MB
.avi 46 459 MB
.wma 11 48.6 MB
.avi 46 459 MB
.wma 11 48.6 MB
合計 1218 783 MB
このテストはファイルの圧縮/解凍速度度の平均値を算出するために 5 回実施されました。テスト端末は、
キャッシュ データによる潜在的な影響を排除するために、各回ごとに再起動されました。
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パフォーマンス ベンチマーク 30/31 14, August 9 10月 2014
ベンチマーク 12 – ファイル形式の変換(MP3→WAA、MP3→WMA)
このテストは、5つの異異なる MP3 ファイルを WAV ファイルに変換し、次に同じ MP3 サンプルを
WMA ファイルに変換するのに要する時間を計測します。使⽤用された5つの MP3 の合計サイズは
25,870,877 バイトです。
MP3 を他の形式に変換するにあたり、ffmpeg.exe と呼ばれるアプリケーションを使⽤用しました。変
換に要する時間は CommandTimer.exe を使⽤用しました。
このテストのはこれらの形式の変換の速度度の平均値を算出するために 5 回実施され、テスト端末は、
キャッシュ データによる潜在的な影響を排除するために、各回ごとに再起動されました。
ベンチマーク 13 – ネットワークのスループット
このベンチマーク テストでは、100 MB/秒 のネットワーク接続を使って⼀一連の異異なるサイズと種類の
サンプル バイナリ ファイルをダウンロードするのにかかった時間を測定しました。このサンプル フ
ァイルは、Windows Server 2008 および IIS 7 を実⾏行行しているサーバー端末におかれました。
CommandTimer.exe と GNU Wget (バージョン 1.10.1) を併⽤用して所要時間の計測とダウンロー
ド テストを⾏行行いました。
このサンプル全体は 484 を超えるファイル (合計で 553,638,694 バイト) で構成され、2 つのファ
イル タイプに分類されます。このファイル タイプにはメディア ファイル (全体の 74%) と⽂文書ファ
イル (全体の 26%) が含まれます。次の表にはファイル タイプ、ファイル番号およびサンプル セット
の合計サイズの詳細が記載されています。
ファイル形式 番号 サイズ (バイト)
JPEG 343 30,668,312
GIF 9 360,349
PNG 5 494,780
MOV 7 57,360,371
RM 1 5,658,646
AVI 8 78,703,408
WMV 5 46,126,167
MP3 28 191,580,387
PDF 73 136,298,049
ZIP 4 6,295,987
7Z 1 92,238
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パフォーマンス ベンチマーク 31/31 14, August 9 10月 2014
合計 484 553,638,694
このテストでは、サンプル ファイルをダウンロードするのに要した時間を 5 回測定し、その平均値を
算出しました。テスト端末は、キャッシュ データによる潜在的な影響を排除するために、各回ごとに
再起動されました。