W スティーブ アルブレヒト博士 成功するビジネスリーダーの条件 ─...

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Transcript of W スティーブ アルブレヒト博士 成功するビジネスリーダーの条件 ─...

Career Forum 第 13 回“成功するビジネスリーダーの条件”

企業不正とビジネス倫理の狭間

講演: W ・スティーブ・アルブレヒト博士ブリガムヤング大学 マリオットスクール教授

2012 年 4 月 14 日主催: BYU Management Society 日本支部

後援:末日聖徒イエス・キリスト教会広報部

enomotoyo
このスライドでの会長の日本語読みと後半にでてくる読みが違った個人的にはアルブレクトかなと思います。

本日のスケジュール10:00-10:10 開会: 林田誠(BYU MS日本支部会長)

BYU、BYUマネジメントソサイエティ紹介W・スティーブ・アルブレヒト博士の紹介

10:10-11:30 講演: W・スティーブ・アルブレヒト博士

11:30-12:00 質疑応答

12:00-13:00 閉会軽食&ネットワーキング

12:30-14:00 BYU MBA プログラム説明会(任意)

enomotoyo
12:30 - は任意なので太字にしていないという理解でよろしいでしょうか?

BYUとマリオットスクールについて• ブリガムヤング大学(BYU)は、末日聖徒イエス・キリスト教会が運営

する米国最大の私立大学の一つ。 3 万 4 千人の学生が 198 の学士プログラム、 69 の修士号、 27 の博士号課程で学んでいる。

• マリオットスクールは、マリオット・インターナショナルの創始者、J・ウィラード・マリオットの名前にちなんで名づけられたBYUのビジネス学部。

• 会計学においては、 近年の BusinessWeek やU.S.News & World Report などの評価で全米トップ3にランクインしており、毎年多くの会計士を輩出している。

• ブリガムヤング大学を卒業した著名人の例ミット ロムニー米共和党 大統領候補

スティーブン・ R ・コヴィー「 7 つの習慣」著者

BYU Management Societyについて

• ベイトマン前 BYU 学長により、 Marriott School の卒業生および支援者の組織として 1977 年に設立。

• 同会の会員は BYU および Marriott School の卒業生、末日聖徒である無しに限らず、同スクールが掲げるビジネス倫理、道徳観、キャリア・ディベロップメント、教育理念等と同じ標準、価値観を有する、あらゆるビジネス・プロフェッショナルに参加頂いており、現在会員数6,000 人、全米 40 都市、世界 10 カ国に広がっている。

W・スティーブ・アルブレヒト博士ご紹介Dr. W. Steve Albrecht

経営学修士、会計学博士公認会計士( CPA )、公認内部監査人( CIA )、公認不正検査士( CFE )ブリガムヤング大学マリオットスクールアンダーソン・アルムナイ名誉教授

MBA, PhD, CPA, CIA , CFEAndersen Alumni Professor, Marriott School of Management, BYU

“ 成功するビジネスリーダーの条件”

企業不正とビジネス倫理の狭間

なぜ人々は不正直になるのか?そして、どのように幸福を見出せるのか?

他の人から資産を得る4つの方法

強盗(強制 )強盗

(強制 )

他の人から無料で貰う他の人から無料で貰う

他の人から売って貰う他の人から売って貰う

合法

違法

騙して奪う (詐欺 )騙して奪う

(詐欺 )

騙す

詐欺・不正

企業不正の特徴• 信頼と結びついている• 小さな詐欺はない• ただし、兆候が見られる

• 何かが正しくないと思っても,その情報を明らかにしようとしない

「私は今でも、彼 /彼女があんなことをするなんて信じられない - 彼女は私の最も信頼できる友人(顧客、従業員、家族など)なんです。」それもそのはず。あなたが信頼できない人に、あなたを騙すことはできないからです!

誰が企業不正を働くのか?

一般市民 詐欺師 銀行強盗

Sample SampleSample

顕著な差異はない 大きな差異がある

強姦,殺人,銀行強盗,その他資産に危害を加える人には明らかな特徴があるが,詐欺犯は犯罪者というよりは一般人らしく見える!

• 3 年以下…………………………… .26 %• 3-5 年…………………………… .....14 %• 5-10 年…………………………… ...30 %• 10-20 年………………… .……......20 %• 20 年以上…………………… .......10 %

教訓 : 過去に正直だったからといって,将来も正直であるとは言えない。

誰が企業不正を働くのか?企業不正を働く人の勤続年数

• 26歳以下…………… .......14 %• 26-35 歳…………………… .28 %• 36-45 歳…………………… .36 %• 46-55 歳………………… .…12 %• 55 歳以上………………… .10 %

誰が企業不正を働くのか?企業不正を働く人の平均年齢

なぜ人々は企業不正を働くのか?

企業不正のトライアングル

Perceived Pressureプレッシャーを認識する

Perceived Opportunity機会を認識する

Rationalization正当化する

+

+

+

28億ドル の財務諸表の 企業不正のケース

  「この不正行為に加担した人々には、事実上にすべての最高経営陣が含まれていました。

  会長だけでなく、CEO、社長、二人のCFO、そして様々な管理職の社員たちです。

  結果、 20 名を超える人々が、財務諸表の水増しに加担していたのです。」

わたしはこの事件の鑑定人を務めた

主要な日本企業の不正事件• Olympus (オリンパス)

– 創業 92 年以上の優良企業 – 20 年以上に及ぶ、財務諸表の偽造 – 10億ドル以上の損失を隠蔽– 会社の最初の外人社長が帳簿の見直しを実施するま

で明るみにでなかった– 大規模で組織的、そして長期的な不正

• AIJ投資顧問• Livedoor

企業不正における統計

• 不正直の増加傾向– 12% in 1961– 31% in 1986– ?? In 2012

• 小売業の損失原因– 30% 顧客– 70% 従業員

• 9 ドル /1従業員 / 日

• 企業は、 1%-6% の間で企業不正により損失を受けている

• 直近一年の保険の不正受給金額は 1200億ドル

• 直近一年の大銀行– 6200 顧客による不正– 2100 従業員による不正  (4 万人中 )

企業不正が組織に与える影響高コスト体質問題

• 過去 9 年で 26億ドル以上の巨額の企業不正が発生– Year 1 $600K– Year 3 $4 million– Year 5 $80 million– Year 7 $600 million– Year 9 $2.6 billion

• 8 年と 9 年に、 世界最大銀行の4行が巻き込まれ、 5億ドル以上の損失を出した

0

500,000,000

1,000,000,000

1,500,000,000

2,000,000,000

2,500,000,000

3,000,000,000

Year 1 Year 3 Year 5 Year 7 Year 9

不正に関わった組織の例 : Merrill Lynch, J.P. Morgan Chase, Union Bank of Switzerland, Credit Lyonnaise, 住友グループなど

I was an expert witness in this case (expato shounin)

なぜ企業不正が組織に与える影響が高コストのビジネス問題になるのか?

• 企業不正は純利益を損なう• もし利益率が 10%なら、損なわれた利益を取り戻すために、 10倍の売上が必要になる– 損失…… . 1億ドル– 売上…… . 10億ドル

企業不正は利益を奪う売上     $100 100%費用    90 90%純利益  $ 10 10%損失 1残高     $ 9

$1 の損失を補うために , $10 以上の売上が必要になる .

収入経費

• General Motors– 4.36億ドルの企業不正– 利益率 = 10%– 43.6 億ドルの売上が穴埋めに必要

– 車一台当たり $20,000 , 218,000 台の車が必要

• 銀行– 1億ドルの企業不正– 利益率 = 10 %– 10億円の売上が穴埋め

に必要– 1当座預金口座 1 年あ

たり $100, 1000 万個の新規口座が必要

なぜ企業不正が組織に与える影響が高コストのビジネス問題になるのか?

国際的な企業不正の指標:透明性

1. フィンランド2. アイスランド3. デンマーク3. ニュージーランド5. シンガポール5. スウェーデン7. オランダ8. オーストラリア8. ノルウェー8. スイス

11. カナダ18. アメリカ合衆国 21. 日本23. フランス54. ブラジル56. メキシコ66. 中国86. ロシア132. ナイジェリア133. バングラディシュ

将来的に、企業不正は増加するのか?それとも減少するのか?

• どのような測り方をしても,わたしたちの社会で誠実さと正直さは減っているように思われる

• 「正直さ」が減少すると、企業不正を犯すプレッシャーと機会が増加する

• 政府や企業、そして個人における財務的なプレッシャーは増加している。これらの組織すべては、節約をせずに、借り入れを増やしている。

倫理価値の退廃 Year Year

高校でカンニングをしていた大学生 1940 (20%) 2002 (75-98%)

自己報告によるカンニング 1983 (11%) 1993 (49%)カンニングすることは当たり前 1940 (20%) 1997 (88%)カンニングシートを使ったことがある 1969 (34%) 1989

(68%)他の人のカンニングを援助した 1969 (58%) 1989 (98%)仕事を得るために嘘をついた 2000 (28%) 2002 (39%)盗んだことがある 2000 (35%) 2002 (38%)

(様々な倫理調査に基づく統計 )

なぜ不正直が増えているのか?

なぜ悪い手本と悪い標準が増加しているのか

• 悪い手本 / よい手本の欠如– 私たちのニュースの構成要素

— かつてないほど露骨になっている

– テレビや映画に集中– 不正直な「リーダー」– スポーツ、ビジネス、芸能界

の「ヒーロー」– よいモデルは滅多にいない

• よい標準の欠如– 家庭…平均的な家族では、 20

年前と比較し、共に過ごす時間が週に 10時間減少

– 幼稚園児の言葉– 学校– 教会

短期的な物の見方と歪曲された成功基準を持つということとは

• 短期的な物の見方を持つ難点– 人々に関心を示さなくなる。  人々を養い育てる存在として考えるのでなく、人々は売買いが可能な資産として考えるようになる。

– 重要な優先事項がそれほど重要でなくなる。

• 家族• 宗教や価値観• 人間関係• より良い未来への希望• 個人的な幸福の探求

– 仕事に心を奪われるようになる。

• 歪んだ成功基準を持つとは– 経済的な成功が成功である。– 経済的な成功が正直さや誠実さ

より重要である。– 経済的な成功は家族や友人よりも重要になる。

– 経済的な成功が私たちの世界が住む世界を決め、仕事が全ての物より勝る。

人生において喜びを見いだす

• 人生の目的は幸福を見出すこと—わたしたちには愛にあふれる天の御父がおられて,わたしたちの幸せを望んでおられるとわたしは個人的に信じています

• 私は天の父が私たちに幸福の計画を与えて下さったと信じている。• 私たちは頻繁に忙しくなり過ぎて、私たちに真に喜びをもたらしてくれ

るものに集中していないことがある。– 家族– 仕事– 教会– 人間関係– 個人的な気晴らし

• これらのことに焦点を当てていたとしても、これらを幸福を持ってくるものではなく、義務として考えてしまうことがある

私に喜びをもたらすもの

家族—喜びをもたらす一番大きな源

私たちが日本に住んでいる過去3年間に、7人の孫が増えました。

私の家族

仕事—もうひとつの喜びの大きな源• 仕事の中で喜びを見いだし、そして、貢献出来る新し

い方法をいつも探す。 教えること

研究

奉仕  

学問的

専門的

BYU

職業 会計専門家の理事会メンバー

コン

サル

ティ

ング

取締役会メンバー (7 つの会社 )

裁判所における鑑定人

コンサルティング

著書 2冊の会計学の本 (改訂 13 回 )

企業不正に関する教科書 (改訂4回 )その他の書籍

仕事

これら全ての活動には相乗効果がありました。

BYU Marriott School仕事に行きたくないと感じた日は一日としてなかった。仕事とは、何時間働いたかでなく、生産性、すなわち、何を成し遂げたかが重要だ。

教会—もうひとつの喜びの大きな源

私は他の教会員と一緒に教会に集うことが大好きです。

これらの活動を通して幸福を見つけるために私が使う方法

• 効果的な計画• 効果的な時間管理

–時間の費やし方を理解する–予定外の活動を予定する

• 効果的な組織• 効果的に働く方法への理解

効果的な計画

• ファミリーミッションステートメントと計画• 年次計画• 週間計画• 毎日の計画

アルブレクト家族のファミリーミッションステートメント

“ 私たち家族全員は、キリストを通して真の幸福を見いだすことにより、自分たちの最大限の可能性に到達する。そして日の栄え(天国)で私たち家族の席に空席がないようにする。”

( 30年以上前、私たちの子供達がまだ幼い頃に作成 )

私たち家族全員は、キリストを通して真の幸福を見いだすことにより、自分たちの最大限の可能性に到達する。そして日の栄で私たち家族の席に空席がないようにする。

一人ひとりの子どもがイエスキリストへの証を育み、福音の中で生活する

全ての息子が2年間の伝道に出て他の人々に仕えることにより

幸福を見つける

全ての子どもがセミナリーから卒業し福音の知識を増し加えるための

学習習慣を伸ばす

全ての子ども達が神殿結婚する。神殿で交わした聖約を守る強さを養う

全ての子ども達がイーグルスカウト/若い女性の賞を取り、これらの賞を

受けるために培った属性が彼らの生活で真に身に付けさせる    

全ての子どもが大学から卒業し、得た学位を使って家族と神の王国を築くために使う

全ての子どもが霊的、感情的、肉体的、 社会的に成功する、楽しい人生の旅を通して幸福を見つける

聖典勉強、教会への出席、家庭の夕べ、教会での奉仕、家族の祈り、神殿参入、教会指導者をサポートする。

家庭における伝道活動(祈り、時計、旗、等)伝道の目標、雪かき、他の人へ奉仕する。

セミナリーへの参加、セミナリーと教会活動へのサポート、家族としての聖典勉強、卒業を祝う。

16歳になるまでデートさせない。良い友達とデートする。友達を自宅に招待する。高校時代は親密な関係を持たない。

神殿結婚を祝う。

ボーイスカウト、若い女性の活動に参加する、成功を祝う、表彰等を飾る、賞の特性を体現する

  大学の学費を支払う、学校の活動に参加する、妻が家庭を守る

教育の重要さを強調する、良い模範を示す

スポーツや活動に参加する。一緒に時間を過ごす(キャンプ、アウトドア)  家族として余暇を過ごす、共に話す時間を作る、家族の絆と愛を培う

ティーブ & リアン アルブレヒト 家族共通の目標  (1980 年 6 月作成 )

Mission

Goals Activities

年間計画

1 2 3 4 5 6 78 1

413

12

11

21

27

28

17

9

25

18

26

19

2431

162330

152229

10

土金木火月日

20

赤 : 家族の時間

緑 : 教会の奉仕

青 : BYU のための時間

白 : リサーチ , 本の執筆 , コンサルティング , 取締役会等 .

結婚して以来、リアンと私は年間カレンダーを一緒に作成し家族の活動を計画して来ました。一度、計画したものについては、私は滅多に破ることはありませんでした。

1月

週間計画• 毎週月曜日の夜,家族として絆を深め,成長する

ために,家族が集います—「家庭の夕べ」と呼んでいます

• 毎週月曜日の家庭の夕べの後,わたしとリアンはカレンダーを一緒に作成し,お互いのスケジュールを確認します

• 週に一度,わたしはリアンをデートに誘い,子供一人一人について,また様々な事について話し合い,計画します

毎日の計画• いつもデスクをきれいにする• いつも翌日の To Do リストを準備する

タイムマネジメント

• 時間の使い方の方法を理解する• 予定されていないイベントにも時間を決める

• 自身の時間を 効率的に使う

時間の使い方予め実施時間(予定)が決まっている重要なイベント

• 仕事• 教会の集会• スポーツや音楽に関する

イベント• ミーティング

予め実施時間(予定)が決まっていない重要なイベント

• 妻と共に過ごす時間• 子ども達と過ごす時間• 個人の趣味の時間• 個人の聖典勉強 , 個人の祈り、個人の礼拝

予め実施時間が決まっていないものは、決まっているものより重要である。予定外のもしくは起こるか不明確なスケジュールを効果的に計画しなければならない

日々のスケジュール• わたしは毎朝 4時か 4時半に起きて,家族が起きる前に, 1時間半から

2時間仕事をしました。• 午前 6時半から 7時の間に,わたしの家族は聖典を読み,朝食を 食べ,家族の祈りをしました。

• わたしは 7時に家を出て仕事に向かいました。いつも一番早く来る人たちの一人でした。

• 朝早く仕事を始めたので,仕事も早く終えることができました (午後 5時頃 ) 。家族と時間を過ごせるようにするためです。

• わたしは毎日,子供たちの野球,バスケットボール,サッカー,フットボールのチームのコーチをして時間を共に過ごしました。

• わたしとリアンは子供たちを夜 8時には寝かせました (12歳になるまで。高校生の時は 9時 ) 。それから,二人だけで一時間ほど,いつも計画をしていました。

• わたしはニュースやフットボールゲームを時々見る以外はほとんどテレビを見ませんでした。

週スケジュール• 毎週日曜日 ( 教会出席後 ),家族で食事をしました

。 子供たちが結婚してからも続けました。• 月曜日の夜は必ず家庭の夕べ (FHE) を開きました。• FHE の後,わたしとリアンは週間計画会をしました

。• ほぼ毎週,わたしとリアンはデートをしました—だ

いたい金曜日の夜でした。 ( 食事をしに行くことが多かった )

• いつも朝食は一緒に食べ,夕食もほとんどの場合一緒に食べました。

• わたしがビショップやステーク会長だった時,ほとんどの集会は日曜日朝 6時から行いました。 (週日の集会を最低限にするため )

良く整えられた状態の重要性• 整えられた人は整えられていない人より、

はるかに多くのことを達成できる。なぜなら…

– 達成したいことに集中できる– より生産性が高く,より良く機能できる– より効率的に時間を管理できる– 乱雑さを減らせるので,ストレスレベルも減らせる

– 目的を理解し,何が重要かわかっている– 仕事に優先順位をつけられる– 比較的失望しにくい– 混乱の中で自由を得ることができる

何を整えないといけないのか?• 時間とスケジュール

– タスクの優先順位付けを行い、何が重要で創造的なものなのか、それに時間を使うようにしないといけない。

• 身の回り– 散らかっているのは憂鬱にさせる。それは単に汚いというだけではなく生活をより難しくさせる。組織されていない場所では平安で心地良い気持ちを見つけることは困難である。

• 自分の将来– 自分が2,3,5年の間に何を成し遂げたいか決めること

は、優先順位を付ける時や将来をイメージするのに役立つ。

• 仕事場– 散らかっている仕事場では集中できない。ものを見つけることも難しいし、何の仕事をすべきなのか、何を勉強すべきなのか判らなくなる。

良く整える(組織)ということ

• 効果的な委任• 優先順位を付ける• 自ら行動を起こす、受け身にならない

自分を整えるスキル• カレンダーを完全に使いこなす• “to do” リストを使う• タスクをプロジェクトに優先順位をつける(重要なもの

では無い事柄を捨てる術を身に付ける)• すべての事の為に場所(家)を整える• 自分の為にならないもの、必要ではないものを取り除く• 常に自分のゴールや価値あるものを見つめ、設定したタ

ーゲットに対して自分の決断を推し量る• 効果的な委任• 単純明快• 習慣にする

わたし自身の自分を整えるための習慣• 特定のゴールや達成目標を伴った家族の為の長期的で戦略的な計画

• 色分けした一年のカレンダー– 仕事の日– 家族の日– その他の日

• 支出の管理• 毎日の“ to do” リストの作成• すべての為の場所をもつこと• 机を綺麗に保つこと• 姉妹や家族、同僚との頻繁なプランニングセッション• ゴールを達成する為に他の誰よりも一生懸命に働くこ

と• 次の日の為の“ To do” リストを一日の最後に作ること

効果的な仕事• 何が重要かを理解すること• 自分のキャリアを見つけ出すこと;

– 自分は何が得意なのか?– 自分は何することが好きなのか?– 世の中は何が必要なのか?

• 他の誰よりも一生懸命に働くこと(長時間ではない)

• 与えられた以上の働きをする• 誰が称賛を得るのか気にしない

いつも他の同僚よりも一生懸命に働く

• 良い結果– 人はいつもあなたをチームに入れたがる– 解雇されるのは一番最後になる– 評判が良くなる– 他の人よりも報酬が多くなる– 達成した仕事からより喜びを経験することができる

• 起こり得る悪い結果– 時間は限られているので,重要な事柄に集中する 

よう注意しなくてはいけない– 懸命に働くこととより長い時間働くことを混同させ

てしまいやすい—同じことではありません

与えられた仕事より多くのことをいつもやり遂げる

• 良い結果– とてつもなく大きな機会を運んできてくれる– 大きな信頼を得ることができる

• 起こり得る悪い結果– いつも以上に働かなくてはいけない– 時折,貢献しない人たちに対する,心の内にある怒

りや軽蔑する気持ちを飲み込まなければならないことがある

レッスン 3: 誰が称賛を得るのか気にしない• 良い結果

– 皆があなたをチームにほしくなる– 皆に好かれる– 遅かれ早かれ,より多くの機会がやってくる。いず

れ努力は明るみに出て,認められる– 結局,より多くの称賛 (賞,昇進など ) を受けること

になる

• 起こり得る悪い結果– 時々“隠れた”フラストレーションが溜まる– 上手くできた仕事に対するプライドを表に出さない

のは困難な時もある

結論• あまりにも頻繁に,スケジュールや活動を他人や決められた時間の約束にコントロールされてしまう

• あまりにも頻繁に,奉仕することや愛すること,そして人とのつながりから来る喜びを感じていない

• あまりにも頻繁に,家族を優先しない決断をする• あまりにも頻繁に,幸福をもたらすとわかってい

ても,信じていることを分かち合うのを恐れている