「アジアで見てきた!VRのいま」@VR Tech Tokyo #5

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0 アジアで⾒てきた!VRのいま @VR Tech Tokyo #5 Jan 28, 2017

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アジアで⾒てきた!VRのいま@VR Tech Tokyo #5

Jan 28, 2017

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⾃⼰紹介。

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⾦ 葵娟 / Kyuyon Kim

スマホゲーム×海外 と Tech×⼥性が得意分野。VRとガジェットとゲームが好き。プロデュース、ディレクション、マーケティング、リサーチなどのビジネス領域まるっとやってます。毎⽉1~3カ国出張してます。FluQuar inc. CEO / Geek Girls Carrots Japan Founder / 元サイバーエージェント

@Carnival1022

kyuyon.kim.1

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私がアジアの各国に赴き、実際に⾒てきたアジアのVRのいまをお伝えしたいと思います。

はじめに。

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⽬次。

中国韓国台湾

東南アジア

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中国韓国台湾

東南アジア

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百度指数で「VR」と「VR眼镜」を検索してみると、2016年より話題になっている。

中国におけるVRの話題度

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中国のVRイベント

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中国最⼤規模のゲームショウ「Chinajoy」はVRが⼤盛り上がり!⼤掛かりなアトラクションやシューティングゲームが⽬⽴つ。

画像出典:独⾃撮影&MoguraVRより

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中国のVRイベント

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その他にも、上海や北京、深センなど中⼼にVR系のサミットやカンファレンスがちょくちょく開催されている。

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中国のVR投資&資⾦調達状況

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投資・資⾦調達共に活発、投資額も規模が⽐較的⼤きい。

出展:8787.com

VRコンテンツ制作、2000万元(約3億3000万円)VRハードウェア、5億元(約84億円)

アリババがイスラエルInfinityAR社に1500万⽶ドルを出資

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中国のVR体験施設

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「VRゲームセンター」と呼ばれるものの数は増えており、上海だけでも100を超える。が、中にはマンションの⼀室にHTC Viveを設置しただけの簡易なものなど、

規模と品質はさまざま。画像出典:独⾃撮影&THE BRIDGEより

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中国のVRデバイス販路

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⼩⽶ショップや街中でも、安いスマホ向けHMDなどが売られており、⼊⼿はしやすい状況。ただし、品質はさまざま。

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中国のVR産業関連企業

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中国のマーケットではデバイスの開発社と技術開発社系が多く、コンテンツ提供社は多くない。

出展:Chinese VR Games Landscape

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中国のVR産業関連企業

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2016年はハードウェア競争が激化。⼀⽅で中国の消費者も開発者も、品質の⾼いハードウェアを望んでいる状況。

出展:8787.com

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中国韓国台湾

東南アジア

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韓国のVRイベント

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2016年5⽉には「Korea VR Symposium」が、10⽉には「Korea VR summit」が開催された。

コンテンツはアトラクション系が⽬⽴つ。

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韓国のVRイベント

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韓国最⼤のゲームショウ「G-Star」では、昨年と⽐べてVR出展は増えたものの、盛り上がりはいまいち・・・??

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韓国のVR体験施設

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カンナムにVR Plus CaféというVR体験スペースが2016年7⽉にオープン。

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韓国のVR体験施設

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VR Plus Caféの釜⼭店舗では⼀⽇の売上650万 KRW(約63万円)を突破とのリリース。

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韓国のVR体験施設

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VR Plus Caféは以後6店舗新規オープン予定。

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韓国のVR体験施設

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MONSTER VRはVR体験空間「CUBE VR」を開発。開発者向けPFとともに提供を準備中。中国進出も検討。

出展:ZDnet

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韓国のVR体験施設

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中国のHONGBIN NETWORKは韓国法⼈を設⽴し、2017年上半期を⽬標にVRテーマパークをオープンすると発表。

出展:INVEN, HANGRY APP

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韓国のVR産業関連企業

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注⽬はコンテンツ開発社と、VR ROOM。

出展:Mobiinside

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韓国のコンテンツ開発社が多い理由

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VRスタートアップとして始まった会社もあるが、モバイルゲーム市場が飽和し、それでは⽣き残れなくなった会社が

VRシフトしているケースも多い。

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韓国の政府⽀援

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韓国政府の未来創造科学部(省)はVR・AR市場の投資環境を作るために、2017年までに400億ウォン規模(⽇本円で約37億円)のファンドを創出すると発表。

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中国韓国台湾

東南アジア

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台湾のVR体験施設

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HTCが台北の三創⽣活園區(Syntrend Creative Park)に期間限定でVR体験施設「VIVELAND」をオープン。

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台湾のVR体験施設

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事前予約は不要。200元(約700円)で15分間体験できる価格感。テーマごとに4つのエリアに分かれており、

全てを体験できる600元のパッケージチケットも。

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台湾のVRアーケード

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台湾の⾼雄市にも「VR+」という体験施設がオープン。

出展:gametoc

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台湾のVR業界団体

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「Taiwan Association for Virtual and Augmented Reality」会員になると⾊々情報⼊⼿や講演会などにも参加ができる。

個⼈会員は年会費が1000元(約3000円)。4⽉にビジネス展を開催予定。

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台湾のVRイベント

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2017年の台北ゲームショウは⼤混雑の⼤盛り上がり!B2CのHTC Viveブースの他、B2BにもVR系の出展が増えた。

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中国韓国台湾

東南アジア

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東南アジアのVR

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2017年、クアラルンプールに「EXA」というVRテーマパークがオープン予定。

複数⼈で同時プレイ可能なフリーロームゲーム。

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まとめ。

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まとめ。

ü 中国ü デバイスや技術系のプレイヤーが多くコンテンツ不⾜ü 品質は様々。今後品質の⾼いものが求められるにつれ、

デバイス、PFは精査され、コンテンツが増えてくるü 韓国

ü コンテンツ開発社が多いが状況は⼆極化ü 政府の⽀援が活発ü テーマパークとコンテンツに注⽬

ü 台湾ü HTCやNvidia台湾が⼒を⼊れておりイベントやアーケー

ドなどが⽬⽴つü VRマーケット⾃体はこれから

ü 東南アジアü テーマパーク等の体験施設の普及に注⽬

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THANK YOU.

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