2018 9...1 1. 利用開始 Mendeleyを使用するにはユーザー登録が必要です。ユーザー登録後、デスク トップ版を インストールしてく ださい。ブラウザで
Ver 1TPM-X はご購入時に診断ソフトがインストールされていません。...
Transcript of Ver 1TPM-X はご購入時に診断ソフトがインストールされていません。...
安全にお使いいただくために
重要
本製品をより効率的にお使いいただくために、取扱説明書の内容についてよくご理解下さい。 この取扱説明書は、TPM-X の使用方法を説明するものであり、故障を修理する方法を記載したものではありません。 本製品を使って車両の診断を行う際には、使用者は、サービス(保守整備)マニュアルと最新の保守整備用公示資料も参照していただくようお奨めいたします。 修理に関しては、製造元車両サ-ビスマニュアルまたは他の故障修理の出版物でお確かめ下さい。
注意
TPM-X を十分に活用していただくためには、この取扱説明書に記載されたそれぞれの車両コンピュ-タコントロ-ルシステムを熟知し熟練されている必要があります。 人的な傷害を未然に防ぐために、必ずパーキング・ブレーキを確実にかけ、また車輪止めを行い、車両の点検・修理を行ってください。 車庫などの周囲が囲まれている空間でエンジンを作動させたまま点検を行う際には、必ず十分な換気を行ってください。排気ガス中には意識不明状態や死亡に至らせる恐れのある無色無臭で非常に危険な一酸化炭素が含まれているので、排気ガスは絶対に吸い込まないようにしてください。 診断ケーブルを車両に接続するときは、車両のイグニッションスイッチが OFF の位置にあることを必ず確認してください。イグニッションスイッチが ON の位置にあると、TPM-X 本体やプログラムを破壊する場合があります。 車両の診断コネクタにケーブルがしっかりと接続されていることを確かめてから、本製品をお使いください。 運転者は、運転中に本製品を操作しないでください。 電源電圧は DC10V 以上 31V 以下でお使いください。
禁止事項
濡れた手で、本製品にふれないでください。 本体およびケーブル等を水に濡らしたり、衝撃を与えないでください。 本体およびケーブル、アダプタ等の金属端子部に直接手を触れないでください。汚れによる接触不良や静電気による破壊等が発生する場合があります。 車種によってサ-ビスデ-タが有効ではない場合は車両システムの変更による可能性があります。 本製品を分解・改造しないでください。 本体のコネクタ部に異物を入れないでください。 本製品を直射日光があたる場所や高温になる場所に置いたり、炎天下の車室内に放置しないでください。 本製品に別の製品のケーブルを使用しないでください。
アドバイス
本機を使用し、何度診断を試みても診断ができない場合は、診断コネクタの接触不良および断線等が考えられますのでご確認ください。また、サポートされていない車両の可能性もあります。 車両側の故障診断機能の対応によってはデータ表示の内容が正しくない場合があります。
3
目次
目次 ........................................................................................................................................... 3
1.ご使用の前に ........................................................................................................................... 4
1-1 製品の構成 ............................................................................................................................. 4 1-2 各部の名称 ............................................................................................................................. 5 1-3 ユーザー登録 .......................................................................................................................... 6 1-4 ユーザー登録の変更 ............................................................................................................. 11 1-5 ソフトウェアダウンロード .................................................................................................. 12 1-6 取扱説明書のダウンロード/閲覧 .......................................................................................... 13
2.基本的な操作 ......................................................................................................................... 14
2-1 車両への接続 ........................................................................................................................ 14 2-2 Wi-Fi 接続の設定 ................................................................................................................. 15 2-3 ブラウザの起動 .................................................................................................................... 18 2-4 診断の開始 ........................................................................................................................... 21 2-5 故障コードの読取・消去方法 .............................................................................................. 25 2-6 データモニタの表示方法 ..................................................................................................... 28 2-7 フリーズフレーム表示方法 .................................................................................................. 30 2-8 カスタマイズ操作方法 ......................................................................................................... 31 2-9 作業サポート操作方法 ......................................................................................................... 34 2-10 アクティブテスト .............................................................................................................. 36
3. Wi-Fi 設定 ............................................................................................................................ 39
3-1 パスワードの設定 ............................................................................................................... 39 3-2 クライアントモード接続 ..................................................................................................... 42
4.診断ソフトのアップデート方法 ................................................................................................... 45
4-1「TPM-X アップデートプログラム」の起動 ....................................................................... 45 4-2 アップデート方法 ................................................................................................................ 45 4-3 アップデート案内 ................................................................................................................ 47
5.トラブルシューティング ........................................................................................................ 48
5-1 フォーマット ....................................................................................................................... 48 5-2 tpmx.exe のダウンロード .................................................................................................... 51
6.保証規定 ................................................................................................................................ 53
6-1 保証適用外事項 ................................................................................................................... 53 6-2 保証期間 .............................................................................................................................. 53 6-3 免責事項 .............................................................................................................................. 53
7.お問い合わせ先 ...................................................................................................................... 53
1.ご使用前に
4
1.ご使用の前に
1-1 製品の構成
標準構成品
TPM-X 本体 1
OBD II ケーブル 1
USB ケーブル 1
クイックスタートガイド 1
本体仕様
本体寸法 87(W)x147(H)x21(D) mm
本体重量 172g
電源電圧 8-31VDC (Max 35)
使用温湿度範囲 0±60℃(15-95%)
保存温湿度範囲 -20±70℃(15-90%)
CPU Main: ARM Cortex A8 600MHz / Sub: ARM Cortex M3 72MHz
ROM(OS) 256MB
ROM(AP) 4GB(micro SD カード)
RAM 256MB
Wi-Fi 802.11b
Bluetooth 3.0
PC 用 I/F USB2.0 mini-B
I/F CAN (ISO-11898, ISO-11519, ISO-15765-2) K-Line / L-Line (ISO-9141, ISO-9141-CARB, KWP2000)
OS Linux
対応メーカー
国産車乗用車 8メーカー
K/L-Line (7,15 番ピン), CAN (6,14 番ピン)で診断を行う車両
※SAE-J1850 (2,10 番ピン)で診断を行う車両は未対応
1.ご使用前に
6
1-3 ユーザー登録
TPM-X はご購入時に診断ソフトがインストールされていません。 ご使用前に必ずユーザー登録を行ってください。
ユーザー登録方法
1
ユーザー登録には「TPM-X アップデート」プログラムを使用して行います。 プログラムを実行するにあたり、以下の内容が必要になりますので、予めご用意頂いてから行ってください。
1 パソコン(Windows Vista 以降の OS がインストールされているもの)
2 インターネット接続
3 メールアドレス
4 TPM-X 本体
5 USB ケーブル
ユーザー登録を行う際に、インターネットを使用しますが、セキュリティーソフトまたは、OS によって接続を遮断される場合があります。 その場合は、セキュリティーソフトの設定やOSの設定を変更して頂く必要があります。
TPM-X をパソコンに接続
1
TPM-X 本体を付属の USB ケーブルを使用してパソコンに接続します。
パソコンに接続すると「パワー・インジケータランプ」が点灯して、約15 秒で TPM-X 本体を認識し「レディ・インジケータランプ」(緑)と「リンク・インジケータランプ」(橙)が点灯します。 ※パソコンに接続する際は OBD-Ⅱケーブルを同時に使用しないでください。
1.ご使用前に
7
「TPM-X アップデート」プログラムの実行 -例:Windows 7 の場合-
1
自動再生の設定が“ON”の場合、自動再生メニューが表示されます。 「フォルダーを開いてファイルを表示」をクリックします。
2
「tpmx.exe」(アプリケーション)をダブルクリックして起動します。 「TPM-X アップデート」が起動します。
1.ご使用前に
8
自動再生が出来ない場合
1
パソコンの設定で自動再生が機能していない場合は手動でパソコンのドライブを開いて「tpmx.exe」を実行してください。
Windows VISTA Windows 7
2
「リムーバブル記憶域があるデバイス」欄に「TPM-X」が表示されます。 「TPM-X」を開きます。
3
「tpmx.exe」(アプリケーション)をダブルクリックして起動します。 「TPM-X アップデート」が起動します。
1.ご使用前に
9
「TPM-X アップデート」が起動します。
1
「本体シリアル NO」と「パスワード」が入力されていることを確認し、[登録内容変更]ボタンをクリックします。 ※[登録内容変更]ボタンをクリックしても「ユーザー登録」画面が表示しない場合は、[アップデートチェック]ボタンをクリックしてください。
2
ユーザー登録画面が表示されます。 お名前、会社名等全ての項目を入力して[送信]ボタンをクリックします。 ※メールアドレスを間違えると認証確認メールがお客様に届きませんので、お間違えのないよう注意してください。
未入力項目があると、送信することができません。必ず全ての項目を入力してください。
3
入力したデータが送信されると、メッセージが表示されます。 登録したメールアドレス宛に認証確認用のメールが送信されます。
1.ご使用前に
10
認証確認メールをチェックします。
1
お使いのメールソフトを起動してメールをチェックしてください。
登録されたメールアドレスへ「登録受付メール」が届きます。このメールを開いて、下線の引いてある場所をクリックします。
※自動返信によるメール配信の為、混雑状況により時間がかかる場合があります。
※メールが届かない場合は、メールアドレスの間違いや「迷惑メールフォルダ」などを確認してください。
2
クリックすると標準で使用しているブラウザが起動して、認証完了のメッセージが表示されます。 これで認証作業が終了し、アップデートが可能になりました。 ※アップデート期間が表示されない場合は「登録受付メール」を再度確認してください。ユーザー登録で送信した回数分「登録受付メール」が配信されますので、最新の「登録受付メール」のリンクをクリックしてください。
この認証作業を行わずに「アップデートチェック」を行うと、以下のメッセージが表示されます。メールを確認して認証作業を行って下さい。
1.ご使用前に
11
1-4 ユーザー登録の変更
ユーザー登録の変更は、使用者(会社)やメールアドレスの変更がある場合に行ってください。変更する場合は、[登録内容変更]ボタンをクリックし内容を変更して認証作業を行ってください。 ※[登録内容変更]ボタンをクリックしてもユーザー登録画面が表示されない場合は[アップデートチェック]をクリックしてください。
未入力項目があると、送信することができません。必ず全ての項目を入力してください。 この取扱説明書の最終ページに Memo 欄があります。今後の年間更新時などに必要な情報ですので、登録した内容を書き留めておいて下さい。
※未入力欄がある場合、送信ができず、上のようなメッセージが表示されます。
1.ご使用前に
12
1-5 ソフトウェアダウンロード
※ユーザー登録が完了していないとソフトをダウンロードすることはできません。
ソフトウェアダウンロードとインストール
1
認証完了後「TPM-X アップデート」の[アップデートチェック]ボタンをクリックします。
2
ソフトウェアがダウンロードされ、TPM-X にインストールされます。
3
アップデートが完了するとメッセージが表示されます。 [OK]ボタンをクリックしてメッセージを閉じ [終了]ボタンをクリックして「TPM-X アップデート」を終了します。 ※以上でソフトウェアのインストールは完了です。
ソフトウェアを追加でご購入された際は、その都度上記手順でソフトウェアのダウンロードを行ってください。
1.ご使用前に
13
1-6 取扱説明書のダウンロード/閲覧
1
取扱説明書は、ダウンロード形式でご覧いただけます。 取扱説明書は、PDF ファイルとなっています。ご覧になるには、Adobe(R)Reader(R)が必要です。 TPM-X アップデート画面で[取扱説明書]をクリックします。
2
ダウンロードが開始されます。
3
ダウンロードが完了すると保存場所の指示がありますので、任意の場所へ保存してください。
4
保存した場所から取扱説明書をご覧いただけます。
2.基本的な操作
14
2.基本的な操作
2-1 車両への接続
OBD-II ケーブルを使用して、TPM-X を車両の診断コネクタに接続します。 ※診断コネクタの位置は車両により、異なります。
車両との接続
1
イグニッションキーが OFF であることを確認して、TPM-X を車両の診断コネクタに接続します。
2
イグニッションを ON にします。 「パワー・インジケータランプ」点灯後、15 秒程で「レディ・インジケータランプ」が点灯し、診断準備が完了します。
2.基本的な操作
15
2-2 Wi-Fi 接続の設定
Wi-Fi の設定 -iOS の場合-
1
ホーム画面の「設定」をタップします。
2
「設定」画面で[Wi-Fi]をタップします。
3
[Wi-Fi]をタップして「オン」にします。
4
「ネットワークを選択...」にご使用のTPM-X のシリアル番号が表示されていることを確認し、タップして接続します。
2.基本的な操作
16
「シリアル番号」(S/N:50-XXXXXX)と「IP アドレス」(192.168.0.1)は本体裏面のシールに記載されています。
5
接続が完了するとレ点(チェック)が入り、接続状態になります。
Wi-Fi の設定 -Android の場合-
1
ホーム画面の「設定」をタップします。
2
「設定」画面で[Wi-Fi]をタップします。
2.基本的な操作
17
3
タップして「オン」にします。
4
Wi-Fi ネットワークの一覧にご使用のTPM-X のシリアル番号が表示されていることを確認し、タップして接続します。
「シリアル番号」(S/N:50-XXXXXX)と「IP アドレス」(192.168.0.1)は本体裏面のシールに記載されています。
5
接続が完了すると「接続済み」となり接続状態になります。
2.基本的な操作
18
2-3 ブラウザの起動
ブラウザの起動 -iOS の場合-
1
ブラウザ(Safari:サファリ)をタップします。
2
本体裏面に記載されている IP アドレス「192.168.0.1」をアドレスバーに入力して実行します。
3
診断メイン画面が表示されます。
ショートカット作成方法
診断メイン画面を表示させて[アクションボタン]をタップします。
[ホーム画面に追加]をタップします
ショートカットを作成することにより、2回目以降 IP アドレスの入力なしで診断画面を表示することもできます。
2.基本的な操作
19
[追加]をタップします。 ※任意の名前に変更することもできます。 ホーム画面にショートカットアイコンが追加されました。
ブラウザの起動 -Android の場合-
1
ブラウザ(Chome:クローム)をタップします。
2
本体裏面に記載されている IP アドレス「192.168.0.1」をアドレスバーに入力して実行します。
3
診断メイン画面が表示されます。
2.基本的な操作
20
ショートカット作成方法
診断メイン画面を表示させて[メニューアイコン]をタップします。
ショートカットを作成することにより、2回目以降 IP アドレスの入力なしで診断画面を表示することもできます。
[ホーム画面に追加]をタップします。 [追加]をタップします。 ※任意の名前に変更することもできます。 ホーム画面にショートカットアイコンが追加されました。
2.基本的な操作
21
2-4 診断の開始
※診断メニューの説明はトヨタを例にしています。
診断の開始 -例:プリウス 30 系の場合-
1
スタート画面から[診断開始]をタップします。 ※通信方式(「Ajax:非同期通信方法」「WebSocket:双方向リアルタイム通信方法」)の選択は変更する必要はありません。
2
「メーカー選択」画面から[国産乗用車]をタップします。
前の画面に戻る場合は、必ず診断画面の ボタンで戻ってください。
ブラウザの[戻る]ボタンは使用しないでください。
3
続いて[トヨタ/レクサス]をタップします。
2.基本的な操作
22
4
「地域設定」画面から該当する地域をタップします。
5
「車両選択」画面から[自動検出]を選択します。 ※通常は[自動検出]を選択してください。自動検出で車両が特定できない場合に[手動選択]から該当する車両を選択します。
6
「ブランド」画面から[TOYOTA]をタップします。
7
「車名」画面から[PRIUS]をタップします。
2.基本的な操作
23
8
「車型」画面から[ZVW]をタップします。
9
「エンジン型式」画面から[2ZR-FXE]をタップします。
10
「オプション」画面から該当する年式をタップします。
11
「オプション」画面から[ミリ波レーダー]装備車か未装備車のどちらかをタップします。
2.基本的な操作
25
2-5 故障コードの読取・消去方法
故障コードの読取(各システムに記憶されている故障コードを読取ることができます)
1
「メインメニュー」画面から[診断]をタップします。
2
「システム選択」画面から診断システムをタップします。 (例:エンジン)
3
[故障コードの読取]をタップします。
2.基本的な操作
26
4
故障コードとコード内容、故障コードの数を表示します。 例: 現在故障 (10) 故障コードが 10 個入力されています。
故障コード消去(記憶されている故障コードを消去することができます)
1
[故障コードの消去]をタップします。
2
「自己診断の消去」画面が表示されますので、実行する場合は[実行]、中止の場合は、[中止]をタップします。
故障コードの数
故障コード
コード内容
個別表示 (詳細)
2.基本的な操作
28
2-6 データモニタの表示方法
「データモニタ」から実測値のデータを表示することができます。
1
[データモニタ]をタップします。
2
「表示項目選択」画面から表示させたい項目にチェックが入っていることを確認して、[開始]ボタンをタップします。 各表示項目をタップすると個別で選択・解除することができます。 [選択][解除]ボタンからは、全表示項目を一括で選択・解除することができます。
上下のボタンが表示されていない場合は、表示画面(場合により表示画面の余白部分)をタップすることでボタンが表示されます。
表示項目
開始・選択・解除
2.基本的な操作
30
2-7 フリーズフレーム表示方法
「フリーズフレーム」からフリーズフレームデータを表示することができます。
1
[フリーズフレーム]をタップします。
2
フリーズフレームデータが記録されている故障コード一覧が表示されます。 該当する故障コードをタップします。
3
データモニタの表示方法と同様に「表示項目選択」画面から表示させたい項目にチェックが入っていることを確認して、[開始]ボタンをタップします。
2.基本的な操作
31
2-8 カスタマイズ操作方法
「カスタマイズ」から設定の変更を行うことができます。
1
メインメニュー画面から[カスタマイズ]をタップします。
2
「重要!!」画面が表示されます。 内容をご確認の上、同意する場合は、[同意する]を、そうでない場合は[同意しない]をタップします。
必ず車両整備書を確認して、設定の変更を行ってください。
3
「カスタマイズ」画面が表示されます。 [カスタマイズ 1]または[カスタマイズ2]をタップします。 選択方法の違いによって区分けされています。
2.基本的な操作
32
4
カスタマイズ項目一覧が表示されます。 該当する項目をタップします。 (例:ウォーニング)
5
対応している項目が表示されます。 該当する項目をタップします。 (例:運転席シートベルトウォーニングブザー)
6
現在の設定が表示されます。 該当する項目にチェックを入れて、[決定]をタップします。
2.基本的な操作
34
2-9 作業サポート操作方法
「作業サポート」から学習や初期化などの作業を行うことができます。
1
メインメニュー画面から [作業サポート]をタップします。
2
「作業サポート」画面が表示されます。 対応しているシステムが表示されます。 該当するシステム名をタップします。 (例:エンジン)
3
対応している項目が表示されます。 該当する項目をタップします。 (例:AT/CVT 学習値初期化)
2.基本的な操作
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2-10 アクティブテスト
「アクティブテスト」から機能の動作確認を行うことができます。
1
メインメニュー画面から [アクティブテスト] をタップします。
2
「アクティブテスト」画面が表示されます。 [アクティブテスト 1]または[アクティブテスト 2]をタップします。 選択方法の違いによって区分けされています。
3
対応しているシステムが表示されます。 該当するシステム名をタップします。 (例:エンジン)
2.基本的な操作
37
4
対応しているテスト項目が表示されます。 該当するテスト項目名をタップします。 (例:燃料噴射量を選択の場合)
5
テスト項目の詳細が表示されます。 確認して[次へ]をタップします。
6
テストを実行する為の前提条件が表示されます。 確認して[次へ]をタップします。
2.基本的な操作
38
7
データ一覧が表示され、画面下にスクロールボタンが表示されます。 スクロールボタンをタップします。
8
上下にスライドして該当する数値を中央に表示させて、完了をタップします。
9
選択した数値に設定されました。
3.Wi-Fi 設定
39
3. Wi-Fi 設定 ※Wi-Fi の設定を行う前に、ユーザー登録を行ってください。
3-1 パスワードの設定
パスワード設定方法(スタンドアロンモード)
1
「TPM-X アップデート」プログラムを起動して[WiFi の設定]をクリックします。
2
モード選択項目で[スタンドアロン]を選択します。 スタンドアロン: TPM-X をアクセスポイントとして使用するモードです。
3.Wi-Fi 設定
40
3
セキュリティ選択項目で[WPA]または[WPA2]を選択します。 WPA、WPA2: 無線 LAN の暗号化の規格です。 WPA2 は WPA よりセキュリティが強くなります。
4
SSID 項目では SSID 名を任意の名前に変更することができます。(半角英数字)
3.Wi-Fi 設定
41
5
パスワード項目で任意のパスワードを設定します。 パスワードは半角英数字で 8桁以上を設定してください。 ※パスワードは●で表示されておりますが「パスワードを表示」にレ点を入れると、入力したまま表示されます。 ※スタンドアロンモードでは、IP アドレスの変更はできません。
6
設定に間違いがなければ[保存]をクリックして設定を保存します。
間違って保存した場合でも[設定リセット]ボタンで初期状態にリセットすることができます。
3.Wi-Fi 設定
42
3-2 クライアントモード接続
クライアントモード(インフラストラクチャモード)で接続する方法
1
[WiFi の設定]からモード選択項目で[クライアント]を選択します。 クライアント: アクセスポイントを介して TPM-X と接続するモードです。
2
セキュリティ選択項目で[WPA]または[WPA2]を選択します。 WPA、WPA2: 無線 LAN の暗号化の規格です。 WPA2 は WPA よりセキュリティが強くなります。 ※アクセスポイントの機器によりWPA2が対応していない場合があります。
3.Wi-Fi 設定
43
3
SSID 項目でアクセスポイント(親機)の SSID(ネットワーク名)を入力します。
4
パスワード項目でアクセスポイント(親機)のパスワードを入力します。 ※パスワードは●で表示されておりますが「パスワードを表示」にレ点を入れると、入力したまま表示されます。
3.Wi-Fi 設定
44
5
IP アドレス項目で[自動](アクセスポイントの機器による自動割当て)または[手動]を選択します。 [手動]を選択した場合は、任意の IP アドレスを入力します。 ※IP アドレスは他の接続機器で使用されていないアドレスを設定してください。 ※入力した IPアドレスは TPM-Xと接続する際に必要です。 参照:P18「2-3 ブラウザの起動」
[自動]を選択した場合は、アクセスポイント(親機)に付属の設定ソフトで、TPM-X のMAC アドレスから割当てられている IP アドレスを確認してください。(詳細はアクセスポイント(親機)のユーザーマニュアルを参照してください) 確認できない場合は[手動]を選択して IP アドレスを割当ててください。
6
設定に間違いがなければ[保存]をクリックして設定を保存します。
間違って保存した場合でも[設定リセット]ボタンで初期状態にリセットすることができます。
4.診断ソフトのアップデート方法
45
4.診断ソフトのアップデート方法 診断ソフトのアップデートは、「TPM-X アップデート」を使用して、アップデート用サーバーに直接接続し行います。
4-1「TPM-X アップデートプログラム」の起動
TPM-X 本体を付属の USB ケーブルを使用してパソコンに接続します。パソコンが認識すると、自動再生でメニューが表示されます。詳細は P6「1-3 ユーザー登録」の項目で確認してください。
4-2 アップデート方法
アップデートのチェック
「TPM-X アップデート」プログラムを起動して[アップデートチェック]ボタンをクリックします。
1
注意 アップデートが進まない場合は以下の項目を確認してください。 ・インターネット接続は正常か。 ・セキュリティーソフトでブロックされていないか。⇒セキュリティーソフトのメーカーにお問い合わせください。 ・社内ネットワークでブロックされていないか。 ・しばらくアップデートを行わずに時間があいていないか。⇒P51「5-2 tpmx.exe のダウンロード」を参照してください。
4.診断ソフトのアップデート方法
46
2
アップデートソフトが存在する場合はダウンロードが始まり、本体へ書き込みを開始します。
3
アップデートが完了すると、「アップデートの完了」のメッセージが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。
4
TPM-X アップデートの終了 アップデートのチェック、アップデートが完了し、終了する場合は、[終了]ボタンをクリックして終了します。
「現在のソフトは最新です。」と表示された場合はすでに最新ソフトに更新されています。 [OK]をクリックして「TPM-Xアップデート」プログラムを終了してください。
4.診断ソフトのアップデート方法
47
4-3 アップデート案内
アップデート案内を希望される場合は、[アップデート案内]のチェックボックスにチェックを入れた後に、[アップデートチェック]をクリックして頂くと、今後アップデート案内等の情報が登録メールアドレスへ届くようになります。
メールアドレスが変更された場合は [登録内容変更] からメールアドレスを変更してください。
5.トラブルシューティング
48
5.トラブルシューティング
5-1 フォーマット
TPM-X のフォーマット
「アップデートソフトの書込みが出来ない」「ファイルが破損している」などの場合に、TPM-X 本体をフォーマットすることにより、正常な状態に戻すことができます。 この作業は必要ファイルを待避させ作業を行います。
1
[コンピューター]-[リムーバブル記憶域があるデバイス]から[TPM-X]を開いて表示させます。
2
TPM-X 内の 3 つのファイルをコピーしてデスクトップなど任意の場所に保存します。 コピーするファイル ・header.txt ・pass.ini ・tpmx.exe
指定した場所にコピーしたファイルが保存されていることを確認してください。 ※フォーマット後、TPM-X 本体に戻しますので、必ずファイルが保存されていることを確認してください。
5.トラブルシューティング
49
3
保存が終わりましたら、TPM-X のフォーマットを開始します。 「TPM-X」を右クリックしてフォーマットをクリックします。
フォーマットするドライブは必ずTPM-X を選択してください。
4
フォーマットの画面が表示されます。TPM-X のドライブか再度確認して[開始]をクリックしてください。 ※フォーマットの設定等は変更しないで行ってください。
5
フォーマットの確認メッセージが表示されますので、確認後[OK]ボタンをクリックします。
5.トラブルシューティング
50
6
フォーマットが完了すると右のウィンドウが表示されフォーマットが完了します。
7
フォーマットが完了すると「TPM-X」のアイコンが通常のリムーバブルディスクのアイコンに変わります
8
フォーマットが完了した「TPM-X」に先ほど保存した 3つのファイルをコピーして貼り付けます。
9
「TPM-X」に 3 つのファイルを貼り付けましたら「tpmx.exe」をダブルクリックして起動します。 この後の作業は P45「4.診断ソフトのアップデート方法」を参考にアップデートを行って下さい。
5.トラブルシューティング
51
5-2 tpmx.exe のダウンロード
TPM-X 内にアップデートプログラムが無いまたは、アップデートプログラムが古く動作しない場合
1
注意:例ではインターネットエクスプローラー9 を使用して説明いたします。ご使用のブラウザで保存方法が違う場合があります。 TPM-X アップデートプログラムはインターネットを使用してダウンロードすることができます。
ご使用のブラウザを起動してアドレスバーに以下のアドレスを入力して最後に[ENTER] キーを押してください。 ※検索バーではありません。 http://www.scantool.jp/downloads/tpmx/tpmx.exe
2
ダウンロードするファイルに対しての警告が表示されますので、保存の右にある▼をクリックします。
3
▼をクリックするとメニューが表示されますので、[名前をつけて保存]をクリックします。
5.トラブルシューティング
52
4
「名前をつけて保存」の画面が表示されますので、保存場所を「TPM-X」に指定して[保存]をクリックします。
すでに同じ名前のファイルが存在する場合は、メッセージが表示されますので「コピーして置き換える」(上書き保存)してください。
5
「TPM-X」内に「tpmx.exe」が保存されていることを確認してください。 この後の作業は P45「4.診断ソフトのアップデート方法」を参考にアップデートを行って下さい。
53
6.保証規定 ・保証期間内に正常な使用状態で故障した場合には、無償修理いたします。保証対象はTPM-X 本体のみとさせて頂き、添付品は保証の対象となりません。なお、本保証は日本国内においてのみ有効です。 ・原則的に本製品は現品修理となります。 ・TPM-X を修理のために送付しなければならない場合の往復運賃はお客様のご負担となります。予めご了承ください。
6-1 保証適用外事項
・火災、地震、水害、落雷、その他の天災地変、または異常電圧等による故障、損傷の場合。 ・乱用、改造、あるいは意図された用途以外の目的に使用されたり、使用方法に関する取扱説明書に一致しない方法で使用された場合。 ・お買上げ後の輸送、移動時の落下や衝撃等、お取扱いが適切でないために生じた故障や損傷の場合。
6-2 保証期間
1 年間(ユーザー登録した日を開始日として)
6-3 免責事項
本製品の故障、または使用によって生じた損害について保証するものではありません。 直接、間接の損害について、弊社は一切の責任を負いません。
7.お問い合わせ先 製品の取り扱いに関するお問い合わせ並びに診断不可車両がございましたら自動車検査証など自動車の情報が分かるものをご用意の上、お買い上げの販売店までご連絡ください。 なお、故障コードに対する修理方法等は、返答致しかねますので、車の修理書等をご覧頂く様、予めご了承願います。 販売元 スナップオン・ツールズ株式会社 〒136-0082 東京都江東区新木場 2-1-6