Using PIC32 MCUs to Develop GSM/GPRS/GPS...
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AN1373PIC32 MCUを使ったGSM/GPRS/GPSソリューションの開発
注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください。最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います。
はじめに無線および有線の両方のシステムが同じ能力の他のデバイスと通信する事を可能にする技術を M2M (Machine-to-Machine) と呼びます。M2M は、デバイスを使ってイベントをキャプチャし、これをネットワーク経由でアプリケーションへ中継します。アプリケーションは、そのイベントを意味のある情報に翻訳します。M2M が普及しているアプリケーションとしてフリート管理があります。この場合、車両のトラッキング情報が中央の監視オフィスへ携帯電話回線を介して無線送信されます。
M2M はさまざまなアプリケーションで普及しており、公共事業用計器もM2Mアプリケーションの 1つです。公益事業用計器アプリケーションにおける M2M 方式の主な利点は、離れた場所からいつでも計器の読み取りと設定を行える事です。これにより、メータの設置現場へ出向く必要がなくなり、運用効率が向上します。
車載 GPS ナビゲーションは、M2M 方式によって益々普及しつつあるアプリケーションです。M2M 方式の導入により、完全な機能を備えた GPS ナビゲーションシステムが一般の乗用車に搭載されるようになりました。M2M 技術は、車両の現在地のトラッキングや、道順の地図表示といった機能に適用できます。また、トラッキング実行中の装置から緊急電話をかける事も可能です。M2M 方式は商業目的でも使われています。例えば、有料駐車場に M2M 技術を採用する事で、検知した駐車時間に応じて課金する事ができます。
u-blox AG が開発した Microchip M2M PICtail™ Plusドータボード '(M2M ボードと呼ぶ ) は、マルチメディア拡張ボード (MEB) の PICtail™ インターフェイスに直接接続するよう設計されていますが、全ての PIC32マイクロコントローラと組み合わせて使う事ができます。
本書では、PIC32 マイクロコントローラ (MCU)/M2Mボード / マルチメディア拡張ボード (MEB) の組み合わせを使ってGSM/GPRS/GPSコネクティビティを実装するためのリファレンス デザインについて説明します。
主な特長M2M PICtail Plus ドータボードは GSM、GPRS、GPSを含む各種の機能を備えています。
• GSM (Global System for Mobile Communication)
GSM は、世界的に普及している携帯電話システム向けの規格です。GSM は信号および音声チャンネルの両方にデジタル技術を採用し、第二世代 (2G) の携帯電話システムに分類されます。GSM は、システムへのデータ通信アプリケーションの広範な実装を促進します。GSM は、 SMS (Short MessageService: テキストメッセージとも呼ばれる ) も実装します。
• GPRS (General Packet Radio Service)
GPRS は、2G および 3G 携帯電話通信システム(GSM) 上のサービスです。GPRS は 56 ~ 114 kbpsのデータレートをサポートし、ユーザにインターネットへのコネクティビティを提供します。
• 全地球測位システム (GPS)
GPS は、4 つ以上の GPS 衛星が遮られる事なく見える位置および時間であれば、地球上のほぼ全土で、全天候条件において常時信頼性の高い位置および時間情報を提供する衛星方式のナビゲーション システムです。衛星システムには、GPS レシーバを使って誰でも無償でアクセスできます。
機能M2M ボードの主要機能は、GSM/GPS 用 IC を専門に扱う u-blox 社の通信モジュールを 2 個使って実装されます。詳細は www.u-blox.com をご覧ください。
M2Mボードは、Microchip社のマルチメディア拡張ボード (MEB) に接続するよう設計されています。MEB は、各種の Microchip 社製 PIC32 スタータキットをプライマリ コントローラ ソースとして使います。このボード構成は以下の特長を備えるため、組み込みコントローラの実装プロジェクトを簡単に始める事ができます。
• デバッガを内蔵
• USB 電源で動作
• PCB への接続が容易なヘッダを内蔵
• 高性能でペリフェラル ロスのない PIC32 デバイス
Authors: Adam FoltsMicrochip Technology Inc.,with contributions from u-blox AG
2014 Microchip Technology Inc. DS01373A_JP - p. 1
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ハードウェアの説明既に説明したように、M2M ボードは u-blox AG 製の2つのコントローラ モジュール (LEON-G200とNEO-6Q)を中心に構成されています。
LEON-G200 は、クワッドバンド GSM/GPRS データおよび音声モジュールです。モジュールへの通信にはAT コマンドを使います。PIC32 の内蔵 UART モジュールがATコマンドを処理します。LEON-G200は、 NEO-6Q モジュールへの GPS 通信を処理します。このモジュールは 1 MB の不揮発性メモリも内蔵し、ローカルまたはインターネット ファイルを保存できます。
NEO-6Q GPS モジュールは、u-blox 6 測位エンジンを使って GPS 測位をサポートします。このハードウェア構成では、NEO-6Q GPS モジュールは LEON-G200 に対するスレーブとして機能しますが、独自のAT コマンドセットを使ってスタンドアロン モジュールとして動作させる事も可能です。これら 2 つのモジュールの詳細とATコマンドのリストについては、www.u-blox.com をご覧ください。
本リファレンス デザインのブロック図を図2に示します。
M2M ボードは、MEB の拡張スロットヘッダ (J2) に接続します。図 1 に、コネクタピンを示します。各ピンの概要は表 1 に記載しています。
図 1: MEB へのコネクタの回路図
図 2: リファレンス デザインのブロック図
+3.3V suppliedfrom the MEB
J2
R64.7k
R74.7k
VIN
SDA3
SCL3
PWR_ON
RESET_N
+3.3V1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
27
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
HD
R-T
H_0
.1-2
X1
4
RI
DTR
DSR
RXD
TXD
RTS
CTS
DCD
PIC32 MCU UART
M2M PICtail™ Plus Daughter Board
LEON-G200 (u-blox) NEO-6Q (u-blox)
GSM/GPRS Module
GPS Module
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M2M ボードは以下も実装しています。
• SAW フィルタ
このフィルタは LNA の前に配置され、GPS の耐干渉性 ( 近接場無線通信のコロケーションによる帯域外干渉に対する耐性 ) を高めます。耐性と性能を最適化するために SAW-LNA-SAW チェーンを実装しています。
• SIM ホルダ
SIM カード用のホルダです。GPRS/GSM 通信の動作を評価するには、SIM カードが必要です。
• RF SMA コネクタ
このコネクタは、アンテナ検出 / 切り換え回路の前に配置され、自動的なハードウェア検出と GPS 外部アンテナへの接続を可能にします。外部 GPS アンテナを必要に応じて使う事で、悪条件での GPS性能を向上させる事ができます。
図3に、M2Mボードの詳細なブロック図を示します。
図 3: M2M PICtail™ PLUS ドータボードのブロック図
GSMAntenna
GPSAntenna
LDOSAW-LNA-SAW
SIMHolder
LEON-G200GPRS/GSM
Module
NEO-6QGPS
Module
RF Connector
UART VCC
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表 1: MEB コネクタピンの概要
表 1 が示すように、LEON-G200 への通信の大部分はUART 経由で処理されます。
MEBは、UART経由でM2Mボードと通信します。baudレートは自動検出可能であり、ほとんどの標準的 baudレートをサポートします。
PIC32 ファミリのデバイスは、従来の Microchip 社製デバイスと同じ周辺モジュールを提供します。
「参考資料」には、本リファレンス デザインで使うハードウェアとPIC32デバイスに関する情報へのリンクを掲載しています。
デモの説明以下では、GSM/GPRS/GPS デモの詳細について説明します。実際のデモの画面は、本書に記載した画面とは一部異なる場合がありますが、デモの基本的な機能は利用可能です。
MEB は 3.2"QVGA タッチスクリーン ディスプレイを内蔵しており、デモを容易に操作できます。また、各サービスの設定も表示します。PIC32 スタータキットのデバッグ出力を使うと、デモ中にどの u-blox 命令が使われているか調べる事ができます。
デモでは、最初に全ての GSM/GPS/GPRS サービスを初期化します。図 4 の画面では、[HELP] と [NEXT] 以外のボタンが無効になっています。[NEXT] を選択してM2M ボードの設定を初期化します。GSM/GPRS デモを実行するには、M2M ボードの背面にデータプランのSIM カードを挿入する必要があります。初期化ステップでは 3 種類の画面を使って GSM、GPRS、GPS 機能を別々に初期化します。一部の機能の初期化では、サービス プロバイダが応答するまでに10~30秒を要します。
図 4: デモのメイン画面
GSM デモは、現在の信号強度とサービス プロバイダを表示します。このデモでは、[SMS] ボタンを選択する事で、テキスト メッセージを送信する事もできます( 図 5 参照 )。[SMS] ボタンを選択すると、電話番号の入力画面が表示されます。M2M ボードに SIM カードが挿入されていれば、M2M ボードからその電話番号へメッセージが送信されます。
既定値では、M2M デモの SMS 受信機能は有効です。すなわち、テキスト メッセージが M2M ボードへ向けて送信されるとデモが一時停止し、番号と受信メッセージが表示された後に、デモが再開します。
コネクタピン名
MEB ピン名 概要
RI WIFI_SDO UARTリング インジケータ
DTR WIFI_SDI UARTデータ端末レディ
DSR WIFI_SCK UARTデータセット レディ
RXD SDI3A UARTデータ受信
TXD SDO3A UARTデータ送信
RTS SCK3A UART送信要求
CTS SS3A/RF12 UART送信可
DCD WIFI_CS UARTデータキャリア検出
PWR_ON C2OUT/AN9 デバイスのON/OFF
RESET_N RA10 デバイスをリセットに保持
DS01373A_JP - p. 4 2014 Microchip Technology Inc.
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図 5: GSM デモ画面
GPRS デモ ( 図 6 参照 ) は、デバイスの接続先 IP アドレスを表示します。この画面は、デモの実行に必要な基本的インターネット接続 ( メールサービス、簡単なウェブブラウザ、インターネット接続を含む他の全ての 2G 電話機能等 ) を開始します。
図 6: GPRS デモ画面
GPS デモは、現在地の緯度 / 経度を表示します ( 図 7 参照 )。
有効な SIM カードが挿入されている場合、[Email] ボタンが有効になります ( データサービスが利用可能 )。[Email] ボタンを選択すると、メールアドレスの入力画面が表示され、メールサーバが正しく設定されていれば、メールを送信できます。メールサーバ名の変更については、BYTE acdEmailSetup()関数を参照してください。M2M ボードは SSL 対応の SMTP サービスをサポートしません。[Map] ボタンは、GPS データが利用可能になるまで無効なままです。
図 7: GPS デモ画面
マップデモは、HTTP リクエストを使ってインターネットから画像を受信し、これを 1 MB の内蔵メモリに保存します。これは Google マップからの画像であり、GPS で測位した M2M ボードの現在地を示します。このデモはナビゲーション向けではなく、現在地の静止画像だけを表示します。このデモを実行するにはGSM、GPRS、GPS 機能がアクティブである事が必要です。挿入した SIM カードが有効 ( データサービスが利用可能 ) である事を確認してください。
図 8: マップデモ画面
注意 : GPS データは、M2M ボード上の LED ( 名称は「TIMEPULSE」) が緑で点滅するまで利用できません。
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GSM/GPRS/GPS スタックの説明GSM/GPRS/GPS スタックは、u-blox 通信コマンドを中心に構築されています。基本命令は、u-blox AG ウェブサイト (www.u-blox.com) でご覧になれます。
表 2 に、GSM/GPRS/GPS スタックとのインターフェイスに必要な高レベルコマンドの一覧を記載します。表の後で、各関数について詳細に説明します。
表 2: エニュメレータと関数の概要
構造体 エニュメレータ 概要
UBX_STATUS UBX_S_SYSTEM_CONFIGURED u-blox 高レベル インターフェイスは設定済み
UBX_S_SYSTEM_NOT_CONFIGURED u-blox 高レベル インターフェイスは未設定
UBX_S_BOARD_POWERED C16-G26Q プラグインボードの電源は ONUBX_S_BOARD_NOT_POWERED C16-G26Q プラグインボード電源は OFFUBX_S_BOARD_PRESENT_LEONG200 C16-G26Q プラグインボードは LEON-G200
として認識された
UBX_S_BOARD_PRESENT C16-G26Q プラグインボードが存在する
UBX_S_BOARD_NOT_PRESENT C16-G26Q プラグインボードは存在しない
UBX_S_SIM_PRESENT SIM カードが存在する
UBX_S_SIM_NOT_PRESENT SIM カードは存在しない
UBX_S_PIN_ENABLED SIM カード上の PIN は有効
UBX_S_PIN_NOT_ENABLED SIM カード上の PIN は無効
UBX_S_GSM_CONFIGURED GSM モジュールは設定済み
UBX_S_GSM_NOT_CONFIGURED GSM モジュールは未設定
UBX_S_GSM_NETWORK_REGISTRED GSM ネットワークは登録済み
UBX_S_GSM_NETWORK_NOT_REGISTRED GSM ネットワークは未登録
UBX_S_PDP_CONFIGURED GPRS は設定済み
UBX_S_PDP_NOT_CONFIGURED GPRS は未設定
UBX_S_PDP_SERVICE_REGISTRED GPRS サービスは利用可能
UBX_S_PDP_SERVICE_NOT_REGISTRED GPRS サービスは利用不可
UBX_S_GPS_CONFIGURED GPS は設定済み
UBX_S_GPS_NOT_CONFIGURED GPS は未設定
UBX_S_GPS_POWERED GPS の電源は ONUBX_S_GPS_NOT_POWERED GPS の電源は OFFUBX_S_GPS_ASSIST_LOCAL GPS はロケーションエイドを使う
UBX_S_GPS_ASSIST_NONE GPS はロケーションエイドを使わない
UBX_S_GPS_ASSIST_OFFLINE GPS AssistNow はオフライン
UBX_S_GPS_ASSIST_ONLINE GPS AssistNow はオンライン
UBX_ERROR UBX_E_OK 成功
UBX_E_ERROR 失敗 ( 対応が必要 )UBX_E_WARNING 警告 ( 無視可能 )
UBX_GPS_ASSIST_MODE UBX_GPS_ASSIST_LOCAL ロケーションエイドを有効にしてGPSをONにする ( 可能であれば GSM セル情報を使う )
UBX_GPS_ASSIST_OFFLINE AssistNow を off-line にして GPS を ON にする (14 日間のアルマナックを使用 )
UBX_GPS_ASSIST_ONLINE AssistNowをon-lineにしてGPSをONにする
HTTP_REQUESTS HEAD Head 命令
GET Get 命令
DELETE Delete 命令
PUT Put 命令
POST_FILE Post ファイル命令
POST_DATA Post データ命令
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スタック API 関数
UBX_ERROR ubxConfigureBoard(void)
概要
この関数は、C16-G26Q プラグインボードを設定します。
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
例
例 1 参照
UBX_ERROR ubxConfigureGps(void)
概要
この関数は、GPS モジュールを設定します。
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
例
例 3 参照
UBX_ERROR ubxConfigureGsm(void)
概要
この関数は、GSM ネットワークを設定します。
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
例
例 2 参照
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UBX_ERROR ubxConfigurePdp(char *apn)
概要
この関数は、オペレータの APN (Access Point Name) に合わせて GPRS サービスを設定します。
パラメータ
[in] apn オペレータの APN
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
例
例 4 参照
UBX_ERROR ubxConfigureSystem(UINT32 freq)
概要
この関数は、u-blox 高レベル インターフェイスを設定します。
前提条件
u-blox 高レベル インターフェイスは未設定である事
パラメータ
[in] freq システム ( コア ) 周波数
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
例
#include <plib.h> #include "libubx.h" #include "libp32.h"
UBX_ERROR rc;
rc = ubxConfigureSystem(SYSTEM_FREQ); if (rc != UBX_E_OK) { return; }
DBPRINTF("System core is running at %d Hz\n", p32GetSystemClock()); DBPRINTF("Peripheral bus is running at %d Hz\n", p32GetPeripheralBusClock());
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UBX_ERROR ubxGetBoardPowerStatus(void)
概要
この関数は、C16-G26Q プラグインボードの電源ステータスを返します。
戻り値
• UBX_S_BOARD_POWERED
• UBX_S_BOARD_NOT_POWERED
UBX_STATUS ubxGetBoardStatus(void)
概要
この関数は、C16-G26Q プラグインボードのステータスを返します。
戻り値
• UBX_S_BOARD_PRESENT_LEONG200
• UBX_S_BOARD_PRESENT
• UBX_S_BOARD_NOT_PRESENT
UBX_STATUS ubxGetGpsAssistStatus(void)
概要
この関数は、GPS モジュールの現在のエイドモードを返します。
戻り値
• UBX_S_GPS_ASSIST_LOCAL
• UBX_S_GPS_ASSIST_NONE
• UBX_S_GPS_ASSIST_OFFLINE
• UBX_S_GPS_ASSIST_ONLINE
UBX_STATUS ubxGetGpsPowerStatus(void)
概要
この関数は、GPS モジュールの電源ステータスを返します。
戻り値
• UBX_S_GPS_POWERED
• UBX_S_GPS_NOT_POWERED
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UBX_STATUS ubxGetGpsStatus(void)
概要
この関数は、GPS モジュールのステータスを返します。
戻り値
• UBX_S_GPS_CONFIGURED
• UBX_S_GPS_NOT_CONFIGURED
UBX_ERROR ubxGetGsmNetworkOperator(char* netop)
概要
この関数は、GSM ネットワーク オペレータの名前を返します。
パラメータ
[out] netop GSM ネットワーク オペレータ (NULL 終端文字列 )
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
UBX_ERROR ubxGetGsmNetworkSignal(UINT32 *netss, char *netss_text)
概要
この関数は、GSM ネットワークの信号強度を返します。
パラメータ
[out] netss GSM ネットワークの信号強度 (0 ~ 5 の整数 )
[out] netss GSM ネットワークの信号強度 (NULL 終端文字列 )
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
DS01373A_JP - p. 10 2014 Microchip Technology Inc.
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UBX_STATUS ubxGetGsmNetworkStatus(void)
概要
この関数は、GSM ネットワークの登録のステータスを返します。
戻り値
• UBX_S_GSM_NETWORK_REGISTRED
• UBX_S_GSM_NETWORK_NOT_REGISTRED
例
例 2 参照
UBX_STATUS ubxGetGsmStatus(void)
概要
この関数は、GSM ネットワークのステータスを返します。
戻り値
• UBX_S_GSM_CONFIGURED
• UBX_S_GSM_NOT_CONFIGURED
例
例 2 参照
UBX_ERROR ubxGetPdpServiceAddress(char *ipadd)
概要
この関数は、GPRS サービスからの IP アドレス ( 現在のコンテキスト ) を返します。
パラメータ
[out] ipadd GPRS サービスアドレス (NULL 終端文字列 )
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
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UBX_STATUS ubxGetPdpServiceStatus(void)
概要
この関数は、GPRS サービスのステータスを返します。
戻り値
• UBX_S_PDP_SERVICE_REGISTRED
• UBX_S_PDP_SERVICE_NOT_REGISTRED
UBX_STATUS ubxGetPdpStatus(void)
概要
この関数は、GPRS モジュール設定のステータスを返します。
戻り値
• UBX_S_PDP_CONFIGURED
• UBX_S_PDP_NOT_CONFIGURED
UBX_STATUS ubxGetPinStatus(void)
概要
この関数は、PIN コードのステータスを返します。
戻り値
• UBX_S_PIN_ENABLED
• UBX_S_PIN_NOT_ENABLED
UBX_STATUS ubxGetSimStatus(void)
概要
この関数は、SIM カードのステータスを返します。
戻り値
• UBX_S_SIM_PRESENT
• UBX_S_SIM_NOT_PRESENT
DS01373A_JP - p. 12 2014 Microchip Technology Inc.
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UBX_STATUS ubxGetSystemStatus(void)
概要
この関数は、u-blox 高レベル インターフェイスのステータスを返します。
戻り値
• UBX_S_SYSTEM_CONFIGURED
• UBX_S_SYSTEM_NOT_CONFIGURED
例
#include <plib.h> #include "libubx.h"
UBX_ERROR rc;
rc = ubxConfigureSystem(SYSTEM_FREQ);
if (ubxGetSystemStatus() != UBX_S_SYSTEM_CONFIGURED) { return; }
DBPRINTF("\nSystem configured\n");
UBX_ERROR ubxPowerOffBoard(void)
概要
この関数は、C16-G26Q プラグインボードへの電源を OFF にします。
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
UBX_ERROR ubxPowerOffGps(void)
概要
この関数は、GPS モジュールへの電源を OFF にします。
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
2014 Microchip Technology Inc. DS01373A_JP - p. 13
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UBX_ERROR ubxPowerOnBoard(void)
概要
この関数は、C16-G26Q プラグインボードへの電源を ON にします。
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
UBX_ERROR ubxPowerOnGps(UBX_GPS_ASSIST_MODE mode)
概要
この関数は、GPS モジュールへの電源を ON にします。
パラメータ
[in] mode GPS エイドモード
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
例
例 3 参照
UBX_ERROR ubxRegisterGsmNetwork(void)
概要
この関数は、GSM ネットワークへ登録します。
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
例
例 2 参照
DS01373A_JP - p. 14 2014 Microchip Technology Inc.
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UBX_ERROR ubxRegisterPdpService(void)
概要
この関数は、GPRS サービスへ登録します。
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
例
例 4 参照
UBX_ERROR ubxSendGsmShortMessage(char *gsmsn, char *sms)
概要
この関数は、GSM ネットワーク経由で SMS ( テキスト メッセージ ) を送信します。
パラメータ
[in] gsmsn GSM 登録番号
[in] sms 160 文字以下のメッセージ
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
UBX_ERROR ubxUnregisterGsmNetwork(void)
概要
この関数は、GSM ネットワークへの登録を解除します。
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
2014 Microchip Technology Inc. DS01373A_JP - p. 15
AN1373
UBX_ERROR ubxUnregisterPdpService(void)
概要
この関数は、GPRS サービスへの登録を解除します。
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
UBX_ERROR ubxUpdateGpsContext(GPS_CONTEXT context)
概要
この関数は、GPS データ コンテキスト ( 指定された読み出し専用メッセージ ) を更新します。
パラメータ
[in] context 更新する GPS データ コンテキスト
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
例
#include <stdlib.h>#include <plib.h>
#include "libubx.h"#include "libgps.h" UBX_ERROR rc; GPS_DATA_GGA *gga;
rc = ubxUpdateGpsContext(GPS_C_GGA); gga = gpsGetGGA();
DBPRINTF("Altitude:%i m/sl\n", atoi(gga->alt)); DBPRINTF("Latitude:%f %s\n", atof(rmc->lat), rmc->lat_ns); DBPRINTF("Longitude:%f %s\n", atof(rmc->lon), rmc->lon_ew);
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UBX_ERROR ubxUpdateGpsFullContext(void)
概要
この関数は、全ての GPS データ コンテキストを更新します ( 全てのメッセージの読み出し )。
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
例
#include <stdlib.h> #include <plib.h>
#include "libubx.h" #include "libgps.h"
UBX_ERROR rc; GPS_DATA_GSV *gsv; GPS_DATA_RMC *rmc;
rc = ubxUpdateGpsFullContext(); gsv = gpsGetGSV(); rmc = gpsGetRMC(); DBPRINTF("Number of satellites used for tracking:%d\n", atoi(gsv->nst)); DBPRINTF("Latitude:%f %s\n", atof(rmc->lat), rmc->lat_ns); DBPRINTF("Longitude:%f %s\n", atof(rmc->lon), rmc->lon_ew);
UBX_ERROR ubxVerifyPin(char *pin)
概要
この関数は、PIN コードを検証します。
パラメータ
[in] pin PIN コード (NULL 終端文字列 )
戻り値
• UBX_E_OK
• UBX_E_ERROR
• UBX_E_WARNING
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BYTE acdEmailSetup()
概要
この関数は、SMTP サーバとの初期通信を設定します。M2M ボードは SSL に対応していません。メールの Sender もここで設定します。
戻り値
SMTP リクエストの戻り値を示す BYTE ( エラーなしの場合、値は 0)
BYTE acdSendEmail(char *Recipient, char *Subject, char *Message)
概要
この関数は、メールを送信します。
パラメータ
[in] Recipient メール宛先の文字列
[in] Subject メール件名の文字列
[in] Message メール メッセージの文字列
戻り値
SMTP リクエストの戻り値を示す BYTE 値 ( エラーなしの場合、値は 0)
BYTE acdHTTPRequest(BYTE requesttype, char *Servername, char *FileLocation, char *Filename)
概要
この関数は、メールを送信します。
パラメータ
[in] requesttype HTTP リクエストのタイプ (HEAD、GET、DELETE、PUT、POST_FILE、POST_DATA) を定義する BYTE
[in] Servername サーバ名の文字列
[in] FileLocation サーバファイル位置の文字列
[in] Filename HTTP サーバから LEON-G200 メモリに保存する M2M ファイル名の文字列
戻り値
HTTP リクエストの戻り値を示す BYTE 値 ( エラーなしの場合、値は 0)
DS01373A_JP - p. 18 2014 Microchip Technology Inc.
AN1373
int acdReadM2MFile(char *Filename, unsigned char *File)
概要
この関数は、ローカル M2M IC フラッシュメモリからファイルを読み出し、マイクロコントローラの指定されたメモリ領域に書き込みます。
パラメータ
[in] FileName ローカルファイルのファイル名の文字列
[in] File PIC メモリ内のファイルの文字列
戻り値
M2M メモリから読み出したファイルの BYTE 長を示す整数値
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スタック API の使用例
例 1: M2M PICtail™ PLUS ドータボードの初期化
例 2: GSM の初期化
例 3: GPS の初期化
例 4: GPRS の初期化
例 5: SMTP の使用 ( メールの送信 )
例 6: HTTP の使用
例 7: メモリからの読み出し
ubxConfigureBoard();
ubxConfigureGsm();
if (ubxGetSimStatus() == UBX_S_SIM_PRESENT) //Check to see SIM card is present{
ubxRegisterGsmNetwork();break;
}
if (ubxGetGsmNetworkStatus() == UBX_S_GSM_NETWORK_REGISTRED) {
acdSMSSetup(); //Setup SMS Reading}
ubxConfigureGps();ubxPowerOnGps(UBX_GPS_ASSIST_OFFLINE);
if (ubxGetGsmNetworkStatus() != UBX_S_GSM_NETWORK_REGISTRED){
ubxConfigurePdp(UBX_CONFIG_APN);break;
}
acdEmailSetup(); //Sets up the SMTP server (generic is Yahoo server)acdSendEmail(EmailAddress,"Microchip M2M Board Message","This is a message from Microchip's
M2M Board.");
acdHTTPRequest(GET, //Type of HTTP request"maps.google.com", //HTTP servertemp, //file location on server"Map"); //Read Google Maps JPEG
“fileLength =”acdReadM2MFile("Map", &PIC32MapMemoryLocation[0]) //Reads file from M2M Board//to PIC32 memory
DS01373A_JP - p. 20 2014 Microchip Technology Inc.
AN1373
グラフィック ライブラリについて本書のデモは、Microchip 社のグラフィック ライブラリ( バージョン 2.11) を使います。この強力なライブラリを使うと、本書のデモ画面のようなグラフィカル ユーザ インターフェイス (GUI) を簡単に作成できます。www.microchip.com/MAL
参考資料LEON-G200 および NEO-6Q 通信モジュール(www.u-blox.com)
LEON-G100 G200 “2G GPS/GPRS AT CommandsManual” GSM.G1-SW-09002 (www.u-blox.com)
M2M PICtail™ Plus ドータボード(www.microchip.com)
マルチメディア拡張ボード (MEB) (www.microchip.com/meb)
PIC32 デバイスファミリ (www.microchip.com/PIC32)
2014 Microchip Technology Inc. DS01373A_JP - p. 21
AN1373
補遺 A: ソースコード
本書に関連する全てのソフトウェアは、1 つの WinZipファイルに収められています。このファイルは以下のMicrochip社ウェブサイトからダウンロードできます :
www.microchip.com
ソフトウェア ライセンス使用許諾
Microchip Technology Incorporated ( 以下「弊社」) が提供するソフトウェアは、弊社製品との組み合わせでのみ使われる事を目的として弊社のお客様に供給されます。
ソフトウェアの所有権は弊社および / またはソフトウェアのサプライヤに帰属し、適用著作権法のもとに保護されています。無断複写、複製、転載は禁じられています。前述の制約事項に反する使用については適用法令による刑事制裁、あるいは本契約条件の違反に対する民事上の責任が課せられる可能性があります。
本ソフトウェアは「無条件受け取り」を条件として提供されます。本ソフトウェアの商品性および特定目的に対する適合性の黙示
保証を含む ( ただし必ずしもこれらに限定されない ) 明示、暗示、法的な保証は一切致しません。弊社は、いかなる場合も、特殊、
偶発的、必然的にかかわらず、いかなる理由があろうとも、一切の賠償責任を負いません。
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2014
Microchip T
echnology Inc.D
S01
373A_JP
- p. 23
AN
1373
補
図
(I2
ANTENNA
SPI_MRST
SPI_CLK
SPI_CSn
SPI_MTSR
1-G9
TP102
1-F9
L103
coil0
402
_nm
R105
0Ohm_5%
C112
10nF
_10%
C111
39pF
_5%
2-E2
R104
0Ohm_5%
1
2
PA-25 FLEX
ANT100
TP104
C113
10pF
_5%
C110
100nF
_10
%
L10
0
1-F9
10n
H_3%
TP103
1-G9
10n
H_3%
L101
100
hm_5%
TP105
2-D2
TP106
SCL
SDA
SIM_IO
SIM_VCC
SIM_RST
SIM_CLK
遺 B: 回路図
B-1: LEON-G200 モジュールとアンテナ
C_DATA_READY)
SPI_IRQn
(TIME_AIDING)
0Ohm_5%
R103
1-F4
1-E8
R120 res0402_nm
1-F4,1-G5
1-F4
R110
res0
402
_nm
TP100
TP101
Nom
ount
R119
10
0KO
hm
_5%
2-G8
res0402_nm
R109
BLM15HD182SN1_0402
L102
1800ohm_25%
C10
0
cap04
02_n
m
1-F4
4V_CHARGE_RESERVED
SCL
31SDA
32SIM_CLK
33SIM_IO
34SIM_RST
39SPK_N
SPK_P38
15TxD
50VCC
35VSIM
2V_BCKP
MIC_GND143
MIC_GND242
19PW R_ON
RESERVED123
24RESERVED2
40RESERVED3
22RESET_N
10RI
13RTS
16RxD
30
GND945
20GPIO1
21GPIO2
18HS_DET
HS_P37
28I2S_CLK_RESERVED
I2S_RXD_RESERVED29
I2S_TXD_RESERVED27
26I2S_WA_RESERVED
MIC_BIAS144
41MIC_BIAS2
GND1
GND1046
48GND11
49GND12
3GND2
6GND3
7GND4
8GND5
17GND6
GND725
GND836
LEON G100 G200
U101
ANT47
5CHARGE_SENSE_ADC1
14CTS
11DCD
9DSR
12DTR
1
VBAT
1-F4
V_CHARGE
1-G4,1-G5
2-F6
R
0O
1-F4
1-E4
1-F4
100K
Ohm
_5%
R118
Nom
ount
R117
1-F4
1-G4
res0402_nm
VBAT
2-E6EXTINT0
DATAREADY
RESET_N
DSR
RI
DCD
GPIO2
GPIO1
PWR_ON
V_BCKP
CHARGE_SENSE
TxD
RxD
RTS
CTS
DTR
AN
1373
DS
01373A_JP
- p. 24
2014 Microchip T
echnology Inc.
1-B3
1-C3
2-G8
S
1-C3
U10
4 CA
05P
4S14
TH
SG
2-E2
2-E2
1-C3
1-C3
1-D3,1-G5
1-C3
1-C3
1-B3
47pF
_5%
C10
8
1-C3
1-C3,1-G5
DTR
RTS
CTS
TxD
RxD
PWR_ON
RESET_N
CHARGE_SENSE
DSR
RI
DCD
GPS_TxD
GPS_RxD
V_GPS_EN
図 B-2: 電源ボードのヘッダ
CA
05P
4S14
TH
SG
U10
5
12
34
56
78
V_GP
CA
05P
4S14
TH
SG
U10
3
12
34
56
78 8
12
34
56
7
VBATV_CHARGE
78 U10
2 CA
05P
4S14
TH
SG
12
34
56
C10
6
20
3
4
5
6
7
8
9
330u
F 6
.3V
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
2
20 PIN 2,54STRIP MALE RIGHTANGLE
J1011
2014
Microchip T
echnology Inc.D
S01
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- p. 25
AN
1373
図
4 GND
C707_10M006_136_2
J100
3 CCCLK
6 CCIO
CCRST2
CCVCC1
5CCVPP
U100
CLK
GN
D
1 9
GN
D_T
AB
IO_0
IO_1
RST
VDD
SLM76CF3201P VQFN-8-1
B-3: SIM カードホルダ
C10
5
100n
F_1
0%
C10
3
47p
F_5
%1-C10
100n
F_10
%
C10
7
0Ohm_5%
R108
C10
1
47p
F_5
%
res0402_nm
R101
1-C10
R107
0Ohm_5%
0Ohm_5%
R106
1
2
3
4
R102
0Ohm_5%
USB0002
D100
1-C10
1-C10
47p
F_5
%
C10
2
6
2
3
7
8
47p
F_5
%
C10
4
1
2
3
4
D101
USB0002
SIM_RST
SIM_CLK
SIM_IO
SIM_VCC
AN
1373
DS
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2014 Microchip T
echnology Inc.
RING
INDICATOR
ND3
CC
5
Y 4
D102
0603
RE
D12
BAT
1-C3
1.2
KO
hm_5
%
R1
12
100nF_10%
C109
GPIO1
図 B-4: アンプ回路
INDICATOR
NETWORKVBAT
330KOhm_5%
R114R
111
22K
Ohm
_5%
A1
B2
G
V
NC7SZ02P5X
IC100
V
D103
0603ORANGE
1 2
R115
0Ohm_5%
R116
10KOhm_5%
1-D3,1-G4
5B
2
6C
1
C2
3 1E
1
4E
2
BC
847
S
T10
0
B1
2
R113
820Ohm_5%
1-C3,1-F4
VBAT
RESET_N
RI
2014
Microchip T
echnology Inc.D
S01
373A_JP
- p. 27
AN
1373
図
ANTENNAGPS
B7839
U2031575.42MHz
2
G1
3
G2G3
5
4IN1 OUT
B7839
Nomount
PA1575MZ50I4G_INPAQANT200
C219
100nF_10%
SGP1575254D02_TAOGLAS
Nomount
C21615pF_5%
ANT201
V_LNA
1.8
pF_+
-.1p
F
C21
0
0Ohm_5%
R200
5pF
L203
47n
H_5
%
4
7
PAD
1
SHDN_n
6
V+
V-
5
R22
1
560
Ohm
_5%
100
KO
hm_5%
R22
2 U201
VAL
LT6000IDCB
3
2
2-C5
RF_SWITCH_CTRL
B-5: NEO-6Q GPS モジュールとアンテナ
(TIME_AIDING)
(I2C_DATA_READY)
TIMEPULSE
V_LNA
2-B12
1-D3
47pF_5%
C212
V_LNA
C206
1uF_10%
C220
100nF_10%
U210NFL18ST207X1C3
V_LNA
4.7KOhm_5%
L202
100n
H_
5%
C223
R209
TP202
C20815pF_5% 15pF_5%
27n
H_5
%
L20
4
ES
D9L
5,O
ST
5G
U20
92
V_GPS
V_GPS
R201
470Ohm_5%
15pF_5%
B7839
U2051575.42MHz
B7839
2
G1
3
G2G3
5
4IN1 OUT
D200
0603GREEN
12
1-D3
C209
RFC5
U206
NFL18ST207X1C3
1-C10
U202
PE4259
4 CTRL
6 CTRLn_VDD
2GND
RF1 1
RF2 3
C205
27pF_5%
4.7
KO
hm
_5%
R207
23VCC
9VCC_RF
VDDUSB7
V_BCKP22
17RESERVED3
11RF_IN
RXD121
19SCL2
SDA218
SS_N2
TIMEPULSE3
20 TXD1 5USB_DM
6USB_DP
CFG_G PS0_SCK16
4EXTINT0
10GND1
GND21213
GND3
GND424
15MISO_CFG_COM1
MOSI_CFG_COM014
1RESERVED1
8RESERVED2
NEO-6Q GPS MODULE
U200
C202
1uF_10%
NFL18ST207X1C3 U212
TP200
1.8pF_+-.2
C204
1-G4
1-G4
C2
07
15p
F_5
%
TP201
4.7K
Ohm
_5%
R20
6
L20
1
4.7n
H_
+-0
.2n
H
2BIAS
3
GND
IN1
OUT6
4PON
5
VCC
VSS
7
1-D10
R2
08
4.7
KO
hm
_5%
ML-
621S
/DN
B200
BGA715L7
TR200
V_GPS
NFL18ST207X1C3
NFL18ST207X1C3 U208
1uF
_10
%
C2
17
U211
R22
4
10O
hm_
5%
V_GPS
10nF_10%
C224
4 5
NF
L18
ST
207
X1C
3
U2
07
V_GPS
V_LNA
J200
MCX50OHMCONNECTOR
73415-16911
2 3
2 1
15pF_5%
C222
GPS_TxD
SDA
SCL
GPS_RxD EXTINT0
RF_SWITCH_CTRL
DATAREADY
D202
BAT62-02W
AN
1373
DS
01373A_JP
- p. 28
2014 Microchip T
echnology Inc.
91K
OH
M_1
%
R20
4C20
3
10nF
_10
%
V_GPS
R21
0
56K
Ohm
_1%
10uF
_20
%
C20
0
図 B-6: 電圧レギュレータ回路
VBAT
1-D3
R202
res0402_nm
LT1962EMS8 ADJ
BYP 3
4
GND
IN8 1OUT
2SENSE_ADJSHDNn5
U204
1-G4
C20
1
10uF
_20
%
R21
3
100K
Ohm
_5%
Nom
oun
t
100K
Ohm
_5%
R20
5
R215
0Ohm_5%
GPIO2
V_GPS_EN
2014
Microchip T
echnology Inc.D
S01
373A_JP
- p. 29
AN
1373
図
D +3.8V
C5
100uF
C11
100uF
4K
0K5
100uF
C10
B-7: GSM/GPS 電源ドータボード
GND
+VIN
3.9nFC2
R312.7K
CHARGER+
1uFC4
GN
R64.7K
R2953R
4.7uFC7
D2
13 14
7 8
1 2
11 12
15 16
5 6
9
3
10
4
HD
R-T
H_0
.1-2
X8
J3
D1
C3
6.8nF
100nFC6
R37.4
22uFC1
4.7KR7
69.8KR1
6
VIN
9
GN
D
11
GN
D
10
GN
D
21
PE
5
VIN
16
VIN
15
VIN
4COMP
3PGOOD
2FB
13SW
20 RT
19 EN14
SW
8SW7SW
17BOOT
18VCC12
AGND
1SS/TRK
LM2
034
3
U122uF
C94.7uFC8
1R
25 26
19 20
13 14
7 8
1 2
23
27
24
28
11 12
17
21
15 16
18
22
5 6
9
3
10
4
J2
HD
R-T
H_
0.1-
2X
14
L1
10uH
AN
1373
DS
01373A_JP
- p. 30
2014 Microchip T
echnology Inc.
AN
T10
0
L103
R104
R105
L101
TP102
OPT100
R100
C10
0
L10
0
TP106
TP100
TP101
TP103
TP104
TP105
112
113
補遺 C: レイアウト
図 C-1: M2M ボードのレイアウト ( 上面 )
25 26
501
ANT201
R20
2
C106
J101
R11
3
U104
R116
R111
C109
R11
9
R120
R10
7
U100
ANT200U
20
0
C216
C204
C210J200
C
C110
C111
C
R205
U105
R2
13
R215
C20
1
U102
U204
U101
U103
C20
3
R20
4
R210
D1
03
C200
R11
2R
114
IC
100
R11
8R
110
C108
T100
D10
2
R1
03
R10
9
R117
L10
2
R11
5B
20
0
R10
6
R10
8
C10
7
R10
2
C21
7
TP200
R209
TP201
TP202
R207
R208
R1
01
R201 D202
C202
C212
U212
U208
U210
U211
U207
D200
L203
R200
U20
3
U2
06
L20
1
R2
06 C207
TR200
L202
U2
01
C2
05C
206
L20
4
C20
9
U2
09
C22
2
U202C219
C2
20
R22
4
C22
3
C2
24
C208
U20
5
R221
R222
LEON-G200
RIN
G
Ne
two
rk
External AntennaConnector
NEO-6Q
TIMEPULSE
2014
Microchip T
echnology Inc.D
S01
373A_JP
- p. 31
AN
1373
図
C-2: M2M ボードのレイアウト ( 下面 )C103
J100
C102
OPT101
D100C104
C101 D101
C105
2014 Microchip Technology Inc. DS01373A_JP - p. 33
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ISBN: 978-1-63276-117-0
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• Microchip 社では、通常の条件ならびに仕様に従って使用した場合、Microchip 社製品のセキュリティ レベルは、現在市場に流
通している同種製品の中でも最も高度であると考えています。
• しかし、コード保護機能を解除するための不正かつ違法な方法が存在する事もまた事実です。弊社の理解ではこうした手法は、
Microchip 社データシートにある動作仕様書以外の方法で Microchip 社製品を使用する事になります。このような行為は知的所
有権の侵害に該当する可能性が非常に高いと言えます。
• Microchip 社は、コードの保全性に懸念を抱くお客様と連携し、対応策に取り組んでいきます。
• Microchip 社を含む全ての半導体メーカーで、自社のコードのセキュリティを完全に保証できる企業はありません。コード保護
機能とは、Microchip 社が製品を「解読不能」として保証するものではありません。
コード保護機能は常に進歩しています。Microchip 社では、常に製品のコード保護機能の改善に取り組んでいます。Microchip 社
のコード保護機能の侵害は、デジタル ミレニアム著作権法に違反します。そのような行為によってソフトウェアまたはその他の著
Microchip 社では、Chandler および Tempe ( アリゾナ州 )、Gresham( オレゴン州 ) の本部、設計部およびウェハー製造工場そしてカリフォルニア州とインドのデザインセンターが ISO/TS-16949:2009 認証を取得しています。Microchip 社の品質システム プロセスおよび手順は、PIC® MCU および dsPIC® DSC、KEELOQ® コード ホッピング デバイス、シリアル EEPROM、マイクロペリフェラル、不揮発性メモリ、アナログ製品に採用されています。さらに、開発システムの設計と製造に関する Microchip 社の品質システムは ISO 9001:2000 認証を取得しています。
QUALITY MANAGEMENT SYSTEM CERTIFIED BY DNV
== ISO/TS 16949 ==
DS01373A_JP - p. 34 2014 Microchip Technology Inc.
北米本社2355 West Chandler Blvd.Chandler, AZ 85224-6199Tel:480-792-7200 Fax:480-792-7277技術サポート : http://www.microchip.com/supportURL: www.microchip.com
アトランタDuluth, GA Tel:678-957-9614 Fax:678-957-1455
オースティン (TX)Tel:512-257-3370
ボストンWestborough, MA Tel:774-760-0087 Fax:774-760-0088
シカゴItasca, IL Tel:630-285-0071 Fax:630-285-0075
クリーブランドIndependence, OH Tel:216-447-0464
Fax:216-447-0643
ダラスAddison, TX Tel:972-818-7423 Fax:972-818-2924
デトロイトNovi, MI Tel:248-848-4000
ヒューストン (TX) Tel:281-894-5983
インディアナポリスNoblesville, IN Tel:317-773-8323Fax:317-773-5453
ロサンゼルスMission Viejo, CA Tel:949-462-9523 Fax:949-462-9608
ニューヨーク (NY) Tel:631-435-6000
サンノゼ (CA) Tel:408-735-9110
カナダ - トロントTel:905-673-0699 Fax:905-673-6509
アジア / 太平洋
アジア太平洋支社Suites 3707-14, 37th FloorTower 6, The GatewayHarbour City, KowloonHong KongTel:852-2943-5100Fax:852-2401-3431
オーストラリア - シドニーTel:61-2-9868-6733Fax:61-2-9868-6755
中国 - 北京Tel:86-10-8569-7000 Fax:86-10-8528-2104
中国 - 成都Tel:86-28-8665-5511Fax:86-28-8665-7889
中国 - 重慶Tel:86-23-8980-9588Fax:86-23-8980-9500
中国 - 杭州Tel:86-571-8792-8115 Fax:86-571-8792-8116
中国 - 香港 SARTel:852-2943-5100 Fax:852-2401-3431
中国 - 南京Tel:86-25-8473-2460Fax:86-25-8473-2470
中国 - 青島Tel:86-532-8502-7355Fax:86-532-8502-7205
中国 - 上海Tel:86-21-5407-5533 Fax:86-21-5407-5066
中国 - 瀋陽Tel:86-24-2334-2829Fax:86-24-2334-2393
中国 - 深圳Tel:86-755-8864-2200 Fax:86-755-8203-1760
中国 - 武漢Tel:86-27-5980-5300Fax:86-27-5980-5118
中国 - 西安Tel:86-29-8833-7252Fax:86-29-8833-7256
中国 - 厦門Tel:86-592-2388138 Fax:86-592-2388130
中国 - 珠海Tel:86-756-3210040 Fax:86-756-3210049
アジア / 太平洋
インド - バンガロールTel:91-80-3090-4444 Fax:91-80-3090-4123
インド - ニューデリーTel:91-11-4160-8631Fax:91-11-4160-8632
インド - プネTel:91-20-3019-1500
日本 - 大阪Tel:81-6-6152-7160 Fax:81-6-6152-9310
日本 - 東京Tel:81-3-6880- 3770 Fax:81-3-6880-3771
韓国 - 大邱Tel:82-53-744-4301Fax:82-53-744-4302
韓国 - ソウルTel:82-2-554-7200Fax:82-2-558-5932 または 82-2-558-5934
マレーシア - クアラルンプールTel:60-3-6201-9857Fax:60-3-6201-9859
マレーシア - ペナンTel:60-4-227-8870Fax:60-4-227-4068
フィリピン - マニラTel:63-2-634-9065Fax:63-2-634-9069
シンガポールTel:65-6334-8870Fax:65-6334-8850
台湾 - 新竹Tel:886-3-5778-366Fax:886-3-5770-955
台湾 - 高雄Tel:886-7-213-7830
台湾 - 台北Tel:886-2-2508-8600 Fax:886-2-2508-0102
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03/25/14