新型コロナウイルス対策によるテレワークへの 影響 …...1ヶ月前調査からの変化をまとめた。調査結果 1ヶ月前からの変化 テレワーク
Tips to score high marks in USMLE 第1回 USMLEセミナー · 2018-07-09 ·...
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第1回 USMLEセミナー
Tips to score high marks in USMLE
The University of Sydney
Nicholas Rennick
勉強を始める前に
USMLEについて
ECFMG (アメリカでレジデントになる為の資格)
Step 1 - 基礎科学
Step 2 CK - 臨床
Step 2 CS - OSCE
その後(医師免許)
Step 3 - さらに高レベルの臨床
Step 1 の構造
● 選択肢問題のみ
● 禁忌、必須などはない
● “Single Best Answer” - 「2つ選べ」、「誤っているのはどれ
か」などのひねくれた質問はない
Step 1 の構造
● 全部で322問(7つのブロックに分かれている)
● 1つのブロックにつき、1時間で46問を解く
● 休憩時間は1時間で、自己管理する(各ブロックの間のみ)
● ブロックを早く終わらせれば、休憩時間に追加される
● 休憩時間をいれて、全部で8時間
Step 1 の内容
● 基礎科学 + 定型的な診断と治療
● 殆どの質問は「Clinical Vignette」から始まる
● 質問自体は基礎科学だったり、臨床的な診断や治療の選
択だったりする。
● 「Multi Step Reasoning」:まずどの疾患かと診断して、そして
その疾患の基礎科学的なことについて答える
試験の手続き
● 試験は随時Prometric Testing Centreでできる
● 手続きは時間がかかるので、早めに申し込む(6ヶ月位前から)
● ECFMGに書類を出したら、3ヶ月間のEligibility Periodを決める
● この期間の中で好きな日程にTesting Centreで試験を受けられる
● 日にちを変えたければ、ECFMGではなく、Prometricのウェブサイ
トでできる(無料)
● Eligibility Periodを延長したければ、1回できる
コツ
● 目標スコアを最初に決める
Step 1 のスコアの目標
● 188で合格
● 227が平均
● 240がかなりいいスコア
● 一度合格すると、やり直す事はできない
Step 1 のスコアの目標
スコアの重要性
● レジデントのマッチング時にまずStep 1のスコアを見る
● Step 2 と Step 3 のスコアよりも重要
● Elective の申し込み時にも重要視される
USMLEの勉強方法
Step1の勉強方法
First Aid QBank NBME
だけでいける
First Aid
● USMLEのBible
● 覚えるべき情報のほぼすべてが入っているレビューブック
● 説明が乏しい為、分からなければ他の教科書を参考にする
コツ
● とにかくFirst Aid をひたすら読む
コツ
● 最新版のFirst Aidを使う
コツ
● 覚えたい事を全部First Aidに書きこむ
QBank
● UWorld, USMLERx, Kaplanといった3つのQBankが有名
● 電子版のみ
● いずれも購入期間によって$200~$300
● 約2500問が入っている
QBank
● UWorld: 一番質問と説明のクオリティが高い
● USMLERx: 質問が一番易しい, First Aid と同社
● Kaplan: 質問はUSMLERxと同様の質だが、値段がやや高い
コツ
● できるだけ沢山の問題を解く
● USMLEの質問は特徴的なパターンがあるの
で、それを知っていれば簡単に問題を解ける
コツ
● 225点を目指している=2500問くらいが目安
● 240点を目指している=5000問くらいが目安
● 260点を目指している=7500問くらいが目安
QBank
● Timed mode, Untimed mode, Tutor modeがある
● Timed mode/Untimed mode では正解をブロックの後に見ら
れる為、本番の雰囲気でできる(臨場感を味わえる)
● Tutor modeでは正解をすぐ見られる為、いい勉強になる
コツ
● 試験の2週間前までにはTutor modeにする
QBank
● 分野を選ぶことができるため、System by system, または
Randomでできる
コツ
● 自信がない間はFirst Aidを読みながらSystem
by Systemでやる
コツ
● 自信がついたらRandomでやる
NBME
● 試験のシミュレーション
● 最新がNBME 16
● 4ブロック、200問
● かなり信憑性の高いスコアが出る
● 答えの説明はないが、「extended feedback」のオプションに
すれば、自分の間違えた問題がどれだったかは分かる
● インターネットで検索すれば、答えの説明を探せる
コツ
● 少なくとも最新の2つのNBMEをする
UWorld Self Assessment (UWSA)
● 試験のシュミレーション
● 2つがある
● 4ブロック、184問
● かなり信憑性の高いスコアが出る
● 答えの説明はある
コツ
● NBMEかUWSAで目標スコアをとれるまで、試験
の日にちを延長する
参考の勉強スケジュール (240点目標の場合)
● USMLERx (約2500問)
● UWorld (約2500問)
● UWSAx2 (184問x2)
● NBMEx2 (200問x2)
1日30問のペースでは約6か月間
1日46問のペースでは約4か月間
1日60問のペースでは約3か月間
1日100問のペースでは約2か月間
ほかの参考Resource
● Pathoma (動画)
● Goljan Audio
● Kaplanの動画と教科書
● First Aidの後ろに載っている教科書
● 日本人には日本語の参考書の方が良いかと思う
コツ
● 使うResourceを最小限にする
コツ
● 「High Yield」 の事を優先する
日本人の注意すべき所
● Microbiology:細菌の基礎科学、抗生物質の働き方、ウイル
スの分類、寄生虫の顕微鏡所見など
● Pharmacology:特に薬の副作用
● Psychiatry:海外ではマイナーではない
● 日本では稀な病気:鎌状赤血球症、G6PD欠如、ライム病な
ど
試験が近づいてくる時
● 前の日はFirst Aidの「Rapid Review」を読む
● 前の夜は遅くまで勉強するのはやめよう
● 試験は疲労との戦いなので、疲れが貯まらないように勉強
する
いよいよ本番
コツ
● できれば頻繁に休憩をとる
コツ
● 休憩中に勉強しない
コツ
● Vignetteを読む前に、まず最後の文章と選択肢を読む
コツ
● 全く知らない問題でも、パニックにならない
● 消去法で答えられる問題が多い
コツ
● 全く知らない問題でも、パニックにならない
● 消去法で答えられる問題が多い
● 点数に関係しない超難問もある
試験終了後
成績の発表
● 1ヶ月後くらいにメールが送られてくる
頑張ってください!