SKB -...

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プロトタイプ処分場プロジェクトにおける試験環境条件および計測項目（研究報告）

杉田裕*，伊藤彰*，川上進*

要旨スウェーデン SKB の地下研究施設ハードロックラボラトリーでは，高レベル放射

性廃棄物の地層処分に向けたさまざまな研究が実施されている。その一つとして，実

規模の人工バリアを複数設置し，坑道まで埋め戻した人工バリアシステムにおける現

象を理解するプロジェクトが国際共同研究「プロトタイプ処分場プロジェクト」とし

て実施されている。サイクル機構は本プロジェクトに参加し，人工バリアシステムの挙動に関する知見

を取得するとともに，機構が所有する熱-水-応力-化学連成現象の解析コードをその予

測解析，確証解析に適用することとしている。これらの知見を通じて，解析コードの

高度化に向けた検討が可能となり，日本における連成現象の解析評価に用いることが

できると考えられる。ここでは，本プロジェクトの試験環境条件に関する情報および計測項目を取りまと

めた。

* 東海事業所環境保全・研究開発センター処分研究部処分バリア性能研究グループ

JNC TN8400 2002-027 2003 年 3 月

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Experimental conditions and monitoring items of the Prototype Repository Project (PRP)

( Research Document )

Yutaka SUGITA*, Akira ITO*, Susumu KAWAKAMI*

Abstract

Various experiments are ongoing in the underground research facility “the Hard Rock Laboratory (HRL)” of SKB in Sweden for the geological disposal of the high-level radioactive waste. International joint project Prototype Repository Project (PRP) is one of the experiments in the HRL which has some engineered barrier systems and to study the coupled behavior happening in and around the engineered barrier system.

JNC has joined this international joint project PRP to obtain the information of the coupled behavior on such systematic engineered barrier system and to apply the JNC’s coupled THMC analytical code to the prediction and back analysis of the PRP. The analytical code will be verified through these analyses in this project. JNC can apply the verified analytical code to assess the coupled behavior in Japan.

This report summarizes the experimental conditions and monitoring items of the PRP.

* Barrier performance group, Waste isolation research division,

Waste management and fuel cycle research center, Tokai works

JNC TN8400 2002-027 March, 2003

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目次 1 はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2 試験環境・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 3 スケジュール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 4 計測システム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7

4.1 計測項目・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 5 おわりに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 参考文献・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33

JNC TN8400 2002-027

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表目次表-1 試験孔 1 の温度(T)計測点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 表-2 試験孔 1 の圧力(P)計測点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 表-3 試験孔 1 の間隙水圧(U)計測点・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 表-4 試験孔 1 の含水比(W)計測点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 表-5 試験孔 3 の温度(T)計測点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 表-6 試験孔 3 の圧力(P)計測点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 表-7 試験孔 3 の間隙水圧(U)計測点・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 表-8 試験孔 3 の含水比(W)計測点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 表-9 岩盤内の温度計測点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 表-10 埋め戻し層の温度(T)計測点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 表-11 埋め戻し層の圧力(P)計測点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 表-12 埋め戻し層の間隙水圧(U)計測点・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 表-13 埋め戻し層の含水比(W)計測点・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 表-14 埋め戻し層内の採水セル設置地点・・・・・・・・・・・・・・・・ 28 表-15 パッカーシステム区間一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30

図目次図-1 KBS-3 タイプの処分概念・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 図-2 PRP 試験の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 図-3 ベントナイトブロック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 図-4 ベントナイトペレット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 図-5 埋め戻し層施工状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 図-6 試験坑道の埋め戻しにおける密度分布・・・・・・・・・・・・・・・ 5 図-7 試験坑道の配置および座標軸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 図-8 試験孔の座標軸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 図-9 試験孔 1 および 3 の緩衝材中の計測断面・・・・・・・・・・・・・・ 9 図-10 キャニスター表面の温度計測・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 図-11 岩盤内の温度計測点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 図-12 埋め戻し層の計測点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 図-13 岩盤中のパッカーシステムによる計測・・・・・・・・・・・・・・ 29

JNC TN8400 2002-027

JNC TN8400 2002-027

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1 はじめに SKBはスウェーデンの高レベル放射性廃棄物地層処分の概念であるKBS-3（使用済

み燃料を竪置き方式の人工バリアで処分するもの（図-1参照））タイプの人工バリア

を構築し，そこで起きるニアフィールドでの連成現象に関する検証を目的として国際

プロジェクトを発足させた。これが，プロトタイプ処分場プロジェクト（Prototype Repository Project）（以下，PRP試験という）である。PRP試験では，熱-水-応力-化学-微生物の5つの連成現象を研究対象としている。PRP試験はSKBの地下研究施設，

ハードロックラボラトリー（以下，HRLという）で実施されている。 PRP試験は，現在ECのプロジェクトに組み込まれており，参加機関はヨーロッパ

諸国のSKB（スウェーデン），POSIVA（フィンランド），ENRESA（スペイン），GRS，BGR（ドイツ），UWC（イギリス），ANDRA（フランス）*およびサイクル機構（日

本）である（Svemar and Pusch, 2000）。また，これらの参加機関の技術的サポート

として6機関が参加している。

図-1 KBS-3タイプの処分概念

*ANDRA（フランス）は 2002 年から正式参加。

JNC TN8400 2002-027

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2 試験環境 PRP試験用の試験坑道は，エスポ島に建設されているHRLの地表下約450 mの位置

に展開している。試験坑道は1994年にトンネルボーリングマシン（TBM）により直

径5 m，長さ65 mの円筒形の坑道が掘削され，1999年に坑道の下部には6本の直径1.75 m，深さ約8 mの人工バリア設置孔が掘削されている。両試験区域の試験孔の離間距

離は試験孔の中心間で6 mである。試験孔の掘削にもTBMの掘削技術が適用されてい

る。試験区画は2つに分けられており，奥の試験区間40 mには4本の試験孔が配置され，

手前側の試験区間25 mには2本の試験孔が設置されている（図-2参照）。試験区域の岩盤は緑色岩を含んだエスポ閃緑岩および緻密な花崗岩である。最大主

応力はおよそ30 MPa，中間主応力はおよそ20 MPa，最小主応力はおよそ10 MPaである。弾性係数は40～60 MPa，一軸圧縮強度は170～195 MPaである。試験区域に

は4つの亀裂群が存在する。2つは急勾配で，走向はそれぞれNWとNSである。1つは

58度の傾斜で，走向はENEである。もうひとつは水平である（Dahlström, 1998）。岩盤の塊としての透水係数は10-9～10-8 m/sであり，間隙水圧はおよそ4.5MPaであ

る。間隙水は総溶存固体0.6～1.2 %の塩水系で，カルシウムが支配的陽イオンである

（Dahlström, 1998）。試験坑道は東西に向いており，最大主応力方向にほぼ垂直である。

13m 6m 9m6m6m 9m 8m6m

試験区画１試験区画2

1 4 6532

ヒーターキャニスター（銅のキャニスター内に電気ヒーターをセット）

緩衝材（ブロック状に圧縮成型したもの）

試験孔（人工バリアを設置する孔）

試験坑道（埋め戻し材での埋め戻し）

強度プラグ（試験坑道を隔離する）

図-2 PRP試験の概要

a) 緩衝材（Johannesson, 2002）緩衝材の材料はMX-80の粉体を圧縮成型したものである。緩衝材は図-3に示すよう

に直径1.65 m，高さ0.5 mである。試験孔の直径が1.75 mなので，ブロックと岩盤の

間には50 mmの隙間が生ずることとなる。ひとつの試験孔には10個のリング状のブロ

ックと，4つの円柱状のブロックを用いる。リング状のブロックはヒーターキャニス

ターの設置部に用い，円柱状のブロックは，その上下に用いる。含水比は17.5%に調

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整した。リング状の緩衝材の乾燥密度は2,090 kg/m3，円柱状の緩衝材の乾燥密度は1,975

kg/m3である。リング状の緩衝材は，リング内側となるヒーターとの間に10 mmの隙

間が生ずるため，その隙間充填分を考慮して乾燥密度をより高くしている。また，ブ

ロックと岩盤の間にはブロック設置時に必要となる50 mm厚さの隙間が生ずること

となる。この隙間には，ベントナイトペレットを充填し，隙間充填に伴う緩衝材の密

度低下を抑制するように工夫されている。ペレットの隙間充填時の乾燥密度は1,300 kg/m3と推測され，この場合，試験孔全体としては飽和密度は2,045 kg/m3となる。ペ

レットの充填密度は充填状況により変化すると考えられるが，充填乾燥密度が1,000 kg/m3とした場合でも試験孔全体としては飽和密度は2,015 kg/m3となる。使用したペレットは図-4に示すようなφ16.3×8.3 mmの円盤状の形状で，乾燥密度

が1,971～1,995 kg/m3である。

φ1.65

φ1.07

[m]φ1.65

リング状円柱状

0.5

図-3 ベントナイトブロック

φ16.3 8.3 [mm] 図-4 ベントナイトペレット

充填したブロックの重量，充填したペレットの総量，ヒーターの上部に用いたベン

トナイトブロックの重量から算出される，各試験孔の最終的な飽和時の密度は以下の

ようである。試験孔1は2,036 kg/m3，試験孔2は2,037 kg/m3，試験孔3は2,028 kg/m3，

試験孔4は2,036 kg/m3。

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b) 埋め戻し材（Gunnarsson, 2002）埋め戻し材はベントナイトを乾燥重量比30 %，粒径20 mm以下に破砕・選別した

試験坑道掘削時の掘削ずりを70 %混合したものである。ベントナイトはギリシァ産の

Milosベントナイトである。調整含水比は12 %である。材料調整時に使用した水は，

ボーリング孔KG0048A01から採水された水を用いた。地下水中のNaCl 濃度は 4,230 mg/l，CaCl2 濃度は1,670 mg/lで，これは塩分0.75 %と同等である。埋め戻しは，斜め締固めで施工した。図-5に示すように傾斜は35度で，はじめの11層（11m分）は1層0.4 m厚さで施工した。その後の層は0.2 m厚さで施工した。施工

は，現場試験において前もって施工性を確認した電動コンパクターを用いた手法とし

た（Gunnarsson et al, 2001）。試験坑道の上部は締固めが十分にできないことから

天井部の0.1 m部分についてはベントナイトブロックを施工した。試験区画１の端部については，締固め機械での作業ができなくなる高さまではコン

クリートプラグの壁を積み上げながら締固めを行った。それ以上の高さの部分につい

ては，ベントナイト20 ％，砂 80％のブロックを充填した。また，膨潤圧を制御する

ため，ベントナイトペレットも併用した。試験坑道の埋め戻し層では，2層ごとに8点において密度の測定用のサンプリングを

行った。密度の測定は非破壊での測定が可能なRI法によった。密度測定を行った層で

は，含水比測定用のサンプルも取得した。密度測定による埋め戻し層の全層の平均乾燥密度は，1,700 kg/m3で，平均的な１

層の締固め時間は40から80分であった。部分的な密度測定も考慮すると，坑道の床部

で最も密度が低い状態であった。密度分布は図-6に示すように乾燥密度1,500から

1,700 kg/m3（ゾーン1（1,700 kg/m3），ゾーン2（1,600 kg/m3），ゾーン3（1,500 kg/m3））

でばらついた。

計測機器設置地点

116

23 27 605243 46 564844393430 95868277736965 10710499

図-5 埋め戻し層施工状況

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Zone1

Zone2Zone3

図-6 試験坑道の埋め戻しにおける密度分布

また，各試験孔のベントナイトブロック設置後の上部1.0 m部分は埋め戻しとなる。

この部分では埋め戻し材料を対象となる試験孔に巻きだし，0.1 m厚さの層を10層，

電動ランマーにより施工した。試験孔1の上部は約1,760 kg/m3，試験孔2は約1,560 kg/m3，試験孔3は約1,840 kg/m3，試験孔4は約1,780 kg/m3であった。

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3 スケジュールこれまでに実施された試験のスケジュールを以下に示す。試験坑道の掘削，試験孔

の掘削，試験区画1への緩衝材，ヒーターキャニスター，埋め戻し材，各計測機器の

設置が完了している。試験区画1の試験坑道の埋め戻しは2001年9月3日に開始された。

その後，試験区画の奥側となる試験孔1から緩衝材，ヒーターキャニスター等の設置

を終えた。ヒーターの加熱開始は以下の順序で行われた。ヒーター1加熱開始 2001年9月17日ヒーター2加熱開始 2001年9月24日ヒーター3加熱開始 2001年10月11日ヒーター4加熱開始 2001年10月22日さらに，試験坑道の埋め戻しを継続し，試験区画1の試験坑道の埋め戻しを 2001

年11月20日に終了した。さらに，試験区画1を隔離するためのコンクリートプラグの

設置を2001年12月14日に終了した。

PRP試験は，2つの試験区画があるが，試験区画１は20年間データの取得を行う計

画であり，試験区画2は5年間のデータ取得の後，解体，サンプリングにより人工バリ

ア挙動を精密に調査する計画である。このため，試験区画1および試験区画2はコンク

リートプラグにより隔離した構造となっている（図-2参照）。

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4 計測システム（Börgesson et al., 2002） PRP試験では，図-7に示すようにPRP試験坑道の中心をy軸として座標を設定して

いる。Z座標0のとき，x座標±2.5 mで坑道壁面と交わることとなる。y座標の原点は

HRLの地表の坑口であり，PRP試験坑道の終端部が3,599.8 m，試験孔1の中心が

3,587 m，試験孔3の中心が3,575 mとなる。

0 50 (m)

G坑道

PRP試験坑道y

x

z

N

図-7 試験坑道の配置および座標軸

A

C

DBr α

zコンクリートベース

z=0

A A

P R P試験坑道

図-8 試験孔の座標軸

各試験孔の座標軸は図-8に示すように，試験孔の中心を軸に座標を設定している。

試験坑道の坑口側にAを取り，半径r，反時計回りに角度αを設定する。各試験孔の最

下部は，緩衝材施工時に水平である必要があるためコンクリートの捨て層がある。z軸はコンクリートベースの上を原点としている。試験孔周りの岩盤内の温度計測点は，各試験孔の座標軸を用いて表示されている。

4.1 計測項目

a) 温度計測温度の計測は熱電対，温度計測を兼ねた湿度計等により緩衝材，埋め戻し材および

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岩盤内で行う。試験孔1および3には，32点の熱電対による計測点がある。キャニスタ

ーの表面温度は，光ファイバ式温度計を表面に敷設して計測する。

b) 圧力計測圧力計では，緩衝材および埋め戻し材中の膨潤応力および間隙水圧の合計を計測す

る。用いた計測機器は，Geocon社およびKulite社のもので，Geocon社製のものは計

測セル内のワイヤの振動数の変化で圧力を感知する。一方，Kulite社製のものは，圧

電抵抗で圧力を感知する。

c) 間隙水圧計測間隙水圧は，Geocon社およびKulite社のもので緩衝材および埋め戻し材中の間隙水

圧を計測する。測定原理は圧力計測と同じである。

d) 飽和過程の計測湿度計およびサイクロメーターにより，緩衝材および埋め戻し材中の相対湿度を計

測する。これらはサクションに換算する。用いた計測機器は，ヴァイサラ社製および

Rotronic社製の湿度計，Wescor社製のサイクロメーターである。サイクロメーターは

埋め戻し材中のみに設置した。

図-9に緩衝材中の計測点を示す。また，表-1から8に試験孔1および試験孔3の計測

機器の設置位置の座標の一覧を示す。

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C4

C3

C2

R10

R9

R8

R7

R6

R5

R4

R2

R3

R1

C1

間隙水圧計 (温度計測)圧力計 (温度計測)熱電対湿度計 (温度計測)

A B+C D

図-9 試験孔1および3の緩衝材中の計測断面

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表-1 試験孔1の温度(T)計測点 Dh1 (DA3587G01) Measurement of temperature

Local coordinate system �sp� 96 coordinate system

lD CODE Z alfa r mm X Y Z

TBU10001 0,054 270 50 7,275,548 1,878,928 -456,269

TBU10002 0,254 270 50 7,275,548 1,878,928 -456,069

TBU10003 0,454 270 50 7,275,548 1,878,928 -455,869

TBU10004 0,454 355 635 7,275,644 1,878,303 -455,869

TBU10005 0,454 355 735 7,275,666 1,878,205 -455,869

TBU10006

TBU10007 0,454 175 685 7,275,340 1,879,584 -455,869

TBU10008 0,454 270 585 7,276,075 1,879,000 -455,869

TBU10009 0,454 270 685 7,276,174 1,879,014 -455,869

TBU10010 0,454 270 785 7,276,273 1,879,029 -455,869

TBU10011 2,980 0 635 7,275,589 1,878,292 -453,343

TBU10012 2,980 0 735 7,275,603 1,878,193 -453,343

TBU10013 2,980 90 585 7,274,920 1,878,838 -453,343

TBU10014 2,980 90 685 7,274,821 1,878,824 -453,343

TBU10015 2,980 90 785 7,274,722 1,878,809 -453,343

TBU10016 2,980 175 585 7,275,366 1,879,491 -453,343

TBU10017 2,980 175 685 7,275,343 1,879,588 -453,343

TBU10018 2,980 175 735 7,275,332 1,879,637 -453,343

TBU10019 2,980 270 585 7,276,078 1,879,004 -453,343

TBU10020 2,980 270 635 7,276,128 1,879,011 -453,343

TBU10021 2,980 270 685 7,276,177 1,879,018 -453,343

TBU10022 2,980 270 735 7,276,227 1,879,025 -453,343

TBU10023 2,980 270 785 7,276,276 1,879,033 -453,343

TBU10024 5,508 0 635 7,275,589 1,878,292 -450,815

TBU10025 5,508 0 735 7,275,603 1,878,193 -450,815

TBU10026 5,508 270 585 7,276,078 1,879,004 -450,815

TBU10027 5,508 270 685 7,276,177 1,879,018 -450,815

TBU10028 5,508 270 785 7,276,276 1,879,033 -450,815

TBU10029 6,317 0 785 7,275,605 1,878,140 -450,006

TBU10030 6,317 95 585 7,274,909 1,878,885 -450,006

TBU10031 6,317 185 585 7,275,461 1,879,501 -450,006

TBU10032 7,026 0 785 7,275,611 1,878,141 -449,297

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表-2 試験孔1の圧力(P)計測点 Dh1 (DA3587G01) Measurement of total pressure


ID CODE Z alfa r mm X Y Z

PBU10001 0,000 0 0 7,275,493 1,878,917 -456,323

PBU10002 0,504 0 100 7,275,507 1,878,818 -455,819

PBU10003 0,504 5 585 7,275,525 1,878,333 -455,819

PBU10004 0,504 5 685 7,275,531 1,878,233 -455,819

PBU10005 0,504 5 785 7,275,536 1,878,133 -455,819

PBU10006 0,504 95 635 7,274,859 1,878,882 -455,819

PBU10007 0,504 105 735 7 274,763 1,879,004 -455,819

PBU10008 0,504 185 635 7,275,458 1,879,551 -455,819

PBU10009 0,504 195 735 7,275,580 1,879,647 -455,819

PBU10010

PBU10011 2,780 5 685 7,275,534 1,878,238 -453,543

PBU10012 3,030 5 785 7,275,539 1,878,138 -453,293

PBU10013 2,780 95 585 7,274,912 1,878,890 -453,543

PBU10014 2,780 95 785 7,274,712 1,878,879 -453,543

PBU10015 3,030 185 535 7,275,466 1,879,456 -453,293

PBU10016 2,870 185 825 7,275,450 1,879,746 -453,453

PBU10017 5,558 0 50 7,275,506 1,878,872 -450,765

PBU10018

PBU10019 5,558 5 685 7,275,537 1,878,237 -450,765

PBU10020 5,558 5 785 7,275,542 1,878,137 -450,765

PBU10021 5,558 90 635 7,274,870 1,878,831 -450,765

PBU10022 5,558 100 735 7,274,764 1,878,945 -450,765

PBU10023 5,558 190 735 7,275,523 1,879,656 -450,765

PBU10024 5,558 180 635 7,275,409 1,879,550 -450,765

PBU10025 6,317 0 50 7,275,500 1,878,868 -450,006

PBU10026 6,567 5 585 7,275,525 1,878,333 -449,756

PBU10027 7,076 0 50 7,275,506 1,878,869 -449,247

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表-3 試験孔1の間隙水圧(U)計測点 Dh1 (DA3587G01) Measurement of pore water pressure



UBU10001 0,054 90 50 7,275,444 1,878,910 -456,269

UBU10002 0,254 90 100 7,275,394 1,878,903 -456,069

UBU10003 0,344 355 585 7,275,626 1,878,347 -455,979

UBU10004 0,344 355 785 7,275,672 1,878,153 -455,979

UBU10005 2,780 355 585 7,275,629 1,878,352 -453,543

UBU10006 2,870 355 785 7,275,675 1,878,158 -453,543

UBU10007 2,870 85 535 7,274,975 1,878,800 -453,543

UBU10008 2,870 85 825 7,274,693 1,878,734 -453,543

UBU10009 2,780 175 535 7,275,374 1,879,443 -453,543

UBU10010 2,780 175 825 7,275,308 1,879,725 -453,543

UBU10011 5,398 355 585 7,275,632 1,878,351 -450,925

UBU10012 5,308 355 785 7,275,678 1,878,157 -451,015

UBU10013 6,317 90 50 7,275,444 1,878,910 -450,006

UBU10014 6,916 90 50 7,275,444 1,878,910 -449,407

JNC TN8400 2002-027

- 13 -

表-4 試験孔1の含水比(W)計測点 Dh1 (DA3587G01) Measurement of the water saturation process



WBU10001 0,054 180 50 7,275,486 1,878,966 -456,269

WBU10002 0,254 0 400 7 275i550 1,878,521 -456,069

WBU10003 0,344 180 100 7,275,479 1,879,016 -456,069

WBU10004 0,344 350 785 7,275,738 1,878,171 -455,979

WBU10005 0,344 350 685 7,275,707 1,878,266 -455,979

WBU10006 0,344 350 585 7,275,675 1,878,361 -455,979

WBU10007 0,344 80 585 7,274,937 1,878,735 -455,979

WBU10008 0,254 80 685 7,274,842 1,878,703 -456,069

WBU10009 0,254 80 785 7,274,747 1,878,672 -456,069

WBU10010 0,254 170 585 7,275,311 1,879,473 -456,069

WBU10011 0,254 170 685 7,275,279 1,879,568 -456,069

WBU10012 0,254 170 785 7,275,248 1,879,663 -456,069

WBU10013 2,870 350 585 7,275,678 1,878,366 453,453

WBU10014 2,870 350 685 7,275,710 1,878,271 453,453

WBU10015 2,870 350 785 7,275,741 1,878,176 -453,453

WBU10016 2,780 80 535 7,274,988 1,878,755 -453,543

WBU10017 2,780 80 685 7,274,845 1,878,708 -453,543

WBU10018 2,780 80 785 7,274,750 1,878,677 -453,543

WBU10019 2,870 180 535 7,275,420 1,879,452 -453,453

WBU10020 2,870 180 685 7,275,399 1,879,600 -453,453

WBU10021 2,780 180 785 7,275,384 1,879,699 -453,543

WBU10022 5,418 0 50 7,275,506 1,878,872 -450,905

WBU10023 5,428 180 362 7,275,448 1,879,279 -450,895

WBU10024 5,398 350 585 7,275,681 1,878,365 -450,925

WBU10025 5,398 350 685 7,275,713 1,878,270 -450,925

WBU10026 5,398 350 785 7,275,744 1,878,175 -450,925

WBU10027 5,308 80 585 7,274,943 1,878,739 -451,015

WBU10028 5,308 80 685 7,274,848 1,878,707 -451,015

WBU10029 5,308 80 785 7,274,753 1,878,676 -451,015

WBU10030 5,398 170 585 7,275,317 1,879,477 -450,925

WBU10031 5,308 170 785 7,275,254 1,879,667 -451,015

WBU10032 6,317 270 50 7,275,542 1,878,924 -450,006

WBU10033 6,317 350 585 7,275,675 1,878,361 -450,006

WBU10034 6,317 90 585 7,274,914 1,878,834 -450,006

WBU10035 6,317 180 585 7,275,410 1,879,496 -450,006

WBU10036 6,916 180 50 7,275,492 1,878,967 -449,407

WBU10037 6,756 270 50 7,275,548 1,878,925 -449,567

JNC TN8400 2002-027

- 14 -

表-5 試験孔3の温度(T)計測点 Dh3 (DA3575G01 ) Measurement of temperature



TBU30001 0,095 270 50 7,273,843 1,890,806 -456,448

TBU30002 0,295 270 50 7 273,843 1,890,806 -456,248

TBU30003 0,445 270 50 7,273,843 1,890,806 -456,098

TBU30004 0,445 355 635 7,273,939 1,890,181 -456,098

TBU30005 0,445 355 735 7,273,961 1,890,083 -456,098

TBU30006 0,445 85 685 7,273,127 1,890,643 -456,098

TBU30007 0,445 175 685 7,273,638 1,891,466 -456,098

TBU30008 0,445 270 585 7,274,373 1,890,882 -456,098

TBU30009 0,445 270 685 7,274,472 1,890,896 -456,098

TBU30010 0,445 270 785 7,274,571 1,890,911 -456,098

TBU30011 2,971 0 635 7,273,882 1,890,172 -453,572

TBU30012 2,971 0 735 7,273,896 1,890,073 -453,572

TBU30013 2,971 90 585 7,273,213 1,890,718 -453,572

TBU30014 2,971 90 685 7,273,114 1,890,704 -453,572

TBU30015 2,971 90 785 7,273,015 1,890,689 -453,572

TBU30016 5,394 329 410 7,274,051 1,890,483 -451,149

TBU30017 2,971 175 685 7,273,636 1,891,468 -453,572

TBU30018 2,971 175 735 7,273,625 1,891,517 -453,572

TBU30019 2,971 270 585 7,274,371 1,890,884 -453,572

TBU30020 2,971 270 635 7,274,421 1,890,891 -453,572

TBU30021 2,971 270 685 7,274,470 1,890,898 -453,572

TBU30022 2,971 270 735 7,274,520 1,890,905 -453,572

TBU30023 2,971 270 785 7,274,569 1,890,913 -453,572

TBU30024 5,504 0 635 7,273,887 1,890,169 -451,039

TBU30025 5,504 0 735 7,273,901 1,890,070 -451,039

TBU30026 5,504 270 585 7,274,376 1,890,881 -451,039

TBU30027 5,504 270 685 7,274,475 1,890,895 -451,039

TBU30028 5,504 270 785 7,274,574 1,890,910 -451,039

TBU30029 6,134 0 785 7,273,899 1,890,017 -450,229

TBU30030 6,134 95 585 7,273,203 1,890,762 -450,229

TBU30031 6,134 185 585 7,273,755 1,891,378 -450,229

TBU30032 7,015 0 785 7,273,900 1,890,024 -449,528

JNC TN8400 2002-027

- 15 -

表-6 試験孔3の圧力(P)計測点 Dh3 (DA3575G01 ) Measurement of total pressure



PBU30001 0,000 0 0 7,273,794 1,890,799 -456,543

PBU30002 0,495 0 100 7273.808 1,890,700 -456,048

PBU30003 0,495 5 585 7,273,826 1890.215 -456,048

PBU30004 0,495 5 685 7,273,832 1,890,115 -456,048

PBU30005 0,495 5 785 7,273,837 1,890,015 -456,048

PBU30006 0,495 95 635 7,273,160 1,890,764 -456,048

PBU30007 0,495 105 735 7,273,064 1,890,886 -456,048

PBU30008 0,495 185 635 7,273,759 1,891,433 -456,048

PBU30009 0,495 195 735 7,273,881 1,891,529 -456,048

PBU30010 3,021 5 535 7,273,822 1,890,267 -453,522

PBU30011 2,771 5 685 7,273,830 1,890,117 -453,772

PBU30012 3,021 5 825 7,273,838 1,890,023 -453,522

PBU30013 2,771 95 585 7,273,208 1,890,769 -453,772

PBU30014 2,771 95 785 7,273,008 1,890,758 -453,772

PBU30015 3,021 185 535 7,273,762 1,891,335 -453,522

PBU30016 2,971 185 825 7,273,746 1,891,625 -453,572

PBU30017 5,556 0 50 7,273,804 1,890,749 -450,987

PBU30018 5,556 5 585 7,273,829 1,890,214 -450,987

PBU30019 5,556 5 685 7,273,835 1,890,114 -450,987

PBU30020 5,556 5 785 7,273,840 1,890,014 -450,987

PBU30021 5,556 90 635 7,273,168 1,890,708 -450,987

PBU30022 5,556 100 735 7,273,062 1,890,822 -450,987

PBU30023 5,556 190 735 7,273,821 1,891,533 -450,987

PBU30024 5,556 180 635 7,273,707 1,891,427 -450,987

PBU30025 6,314 0 50 7,273,794 1,890,745 -450,229

PBU30026 6,564 5 585 7,273,819 1,890,210 -449,979

PBU30027 7,065 0 50 7,273,795 1,890,752 -449,478

JNC TN8400 2002-027

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表-7 試験孔3の間隙水圧(U)計測点 Dh3 (DA3575G01) Measurement of pore water pressure



UBU30001 0,045 90 50 7,273,745 1,890,792 -456,498

UBU30002 0,245 90 100 7,273,695 1,890,785 -456,298

UBU30003 0,335 355 585 7,273,927 1,890,229 -456,208

UBU30004 0,335 355 785 7,273,973 1,890,035 -456,208

UBU30005 2,771 355 585 7,273,925 1,890,231 -453,772

UBU30006 2,861 355 785 7,273,971 1,890,037 -453,682

UBU30007 2,861 85 535 7,273,271 1,890,679 -453,682

UBU30008 2,861 85 825 7,272,989 1,890,613 -453,682

UBU30009 2,771 175 535 7,273,670 1,891,322 -453,772

UBU30010 2,771 175 825 7,273,604 1,891,604 -453,772

UBU30011 5,396 355 585 7,273,930 1,891,228 -451,147

UBU30012 5,306 355 785 7,273,976 1,890,034 -451,237

UBU30013 6,314 90 50 7,273,738 1,890,787 -450,229

UBU30014 6,910 90 50 7,273,739 1,890,794 -449,633

JNC TN8400 2002-027

- 17 -

表-8 試験孔3の含水比(W)計測点 Dh3 (DA3575G01) Measurement of the water saturation process


LD CODE Z alfa r mm X Y Z

WBU30001 0,045 180 50 7,273,787 1,890,848 -456,498

WBU30002 0,215 0 400 7,273,851 1,890,403 -456,328

WBU30003 0,245 180 100 7,273,780 1,890,898 -456,298

WBU30004 0,335 350 785 7,274,039 1,890,053 -456,208

WBU30005 0,335 350 685 7,274,008 1,890,148 -456,208

WBU30006 0,335 350 585 7,273,976 1,890,243 -456,208

WBU30007 0,335 80 585 7,273,238 1,890,617 -456,208

WBU30008 0,245 80 685 7,273,143 1,890,585 -456,298

WBU30009 0,245 80 785 7,273,048 1,890,554 -456,298

WBU30010 0,245 170 585 7,273,612 1,891,355 -456,298

WBU30011 0,245 170 685 7,273,580 1,891,450 -456,298

WBU30012 0,245 170 785 7,273,549 1,891,545 -456,298

WBU30013 2,861 350 585 7,273,974 1,890,245 -453,682

WBU30014 2,861 350 685 7,274,006 1,890,150 -453,682

WBU30015 2,861 350 785 7,274,037 1,890,055 -453,682

WBU30016 2,771 80 535 7,273,284 1,890,634 -453,772

WBU30017 2,771 80 685 7,273,141 1,890,587 -453,772

WBU30018 2,771 80 785 7,273,046 1,890,556 -453,772

WBU30019 2,861 180 535 7,273,716 1,891,331 -453,682

WBU30020 2,861 180 685 7,273,695 1,891,479 -453,682

WBU30021 2,771 180 785 7,273,680 1,891,578 -453,772

WBU30022 5,416 180 50 7,273,790 1,890,847 -451,127

WBU30023 5,396 352 262 7,273,870 1,890,546 -451,147

WBU30024 5,396 350 585 7,273,979 1,890,242 -451,147

WBU30025 5,396 350 785 7,273,824 1,890,209 -451,147

WBU30026 5,396 350 685 7,274,011 1,890,147 -451,147

WBU30027 5,306 80 585 7,273,241 1,890,616 -451,237

WBU30028 5,306 80 685 7,273,146 1,890,584 -451,237

WBU30029 5,306 80 785 7,273,051 1,890,553 -451,237

WBU30030 5,396 170 585 7,273,615 1,891,354 -451,147

WBU30031 5,306 170 785 7,273,552 1,891,544 -451,237

WBU30032 6,314 180 50 7,273,780 1,890,843 -450,229

WBU30033 6,314 350 585 7,273,969 1,890,238 -450,229

WBU30034 6,314 90 585 7,273,208 1,890,711 -450,229

WBU30035 6,314 180 585 7,273,704 1,891,371 -450,229

WBU30036 6,910 180 50 7,273,781 1,890,850 -449,633

WBU30037 6,750 270 50 7,273,837 1,890,808 -449,793

JNC TN8400 2002-027

- 19 -

図-11に岩盤内の温度計測点を示す。また，表-9に各点の座標の一覧を示す。

1.75m

6.0m

10.0

7.3

4.9

2.5

0.51 2 3 4

床盤からの深度

[m]

3.0

2.0

12.8

7.8

4.9

2.5

0.0

床盤から

の深度

[m]

6.0

1.0

試験孔1および3ボーリング孔温度計測点

図-11 岩盤内の温度計測点

JNC TN8400 2002-027

- 20 -

表-9 岩盤内の温度計測点

ID code Z [m] alfa R [m]

TROA0350 7.784 360 9.086

TROA0340 5.784 360 9.086

TROA0330 3.384 0 9.086

TROA0320 0.985 0 9.087

TROA0310 -1.715 0 9.086

TROA0650 7.921 360 4.996

TROA0640 5.921 360 4.988

TROA0630 3.521 360 4.978

TROA0620 1.121 360 4.968

TROA0610 -1.479 360 4.956

TROA1050 7.662 359 2.02

TROA1040 5.662 359 2.028

TROA1030 3.262 359 2.038

TROA1020 0.862 359 2.048

TROA1010 -1.838 359 2.059

TROA1840 7.5868 180 2.404

TROA1830 6.0868 180 2.427

TROA1820 2.1378 179 2.49

TROA1810 -1.1622 179 2.542

TROA2150 7.958 134 3.284

TROA2140 5.979 1 1.999

TROA2130 4.23 2 1.981

TROA2120 2.84 2 10967

TROA2110 1.17 3 1.95

TROA1850 7.889 0 2.019

TROA2330 7.924 90 2.169

TROA2320 6.632 90 1.787

TROA2310 4.64 109 7.111

TROA2440 7.174 124 4.088

TROA2430 4.319 90 2.737

TROA2420 1.451 89 3.914

TROA2410 -3.295 89 5.861

TROA3050 7.671 360 2.017

TROA3040 5.671 359 2.025

TROA3030 3.271 358 2.034

JNC TN8400 2002-027

- 21 -

TROA3020 0.871 358 2.045

TROA3010 -1.778 357 2.056

JNC TN8400 2002-027

- 22 -

図-12に埋め戻し層の計測機器の設置位置を示す。また，表-10から13に各点の座標

の一覧を示す。

間隙水圧計 (温度計測)圧力計 (温度計測)熱電対湿度計 (温度計測)

E断面 F断面

10m

E F E F E FF E

図-12 埋め戻し層の計測点

JNC TN8400 2002-027

- 23 -

表-10 埋め戻し層の温度(T)計測点 Local coordinate system

ID CODE Layer

/Dep. hole lnstalled

X Z Y

TBA101 33 01-09-23 -1,250 -0,100 3,587,200

TBA102 39 01-09-27 0,100 1,250 3,587,000

TBA103 31 01-09-22 -0,04 -0,800 3,587,000

TBA104 8/1 01-09-18 -0,500 -2,600 3,587,000

TBA105 8/1 01-09-18 0,500 -2600 3,587,000

TBA106 41 01-10-01 -0,100 2,300 3,587,000

TBA107 33 01-09-23 1,250 -0,100 3,587,200

TBA108 47 01-10-03 0,000 1,255 3,584,000

TBA109 36 01-09-25 -0,120 -1,325 3,584,035

TBA110 61 01-10-17 0,000 1,150 3,578,000

TBA111 52 01-10-11 0,000 -1,240 3,578,000

TBA112 73 01-10-30 -0,100 2,25 3,574,750

TBA113 70 01-10-26 0,000 1,250 3,575,000

TBA114 61 01-10-17 0,000 -0,860 3,575,000

TBA115 8/3 01-10-08 -0,500 -2,570 3,575,000

TBA116 8/3 01-10-08 0,500 -2,570 3,575,000

TBA117 64 01-10-18 -1,250 0,000 3,575,000

TBA118 64 01-10-18 1,250 0,000 3,575,000

TBA119 76 01-10-31 -0,030 1,160 3,572,000

TBA120 67 01-10-25 0,000 -1,250 3,571,970

JNC TN8400 2002-027

- 24 -

表-11 埋め戻し層の圧力(P)計測点 Local coordinate system

ID CODE Layer

/Dep. hole Installed

X Z Y

PBA101 28 01-09-22 0,200 0,100 3,588,750

PBA102 33 01-09-23 0,000 0,000 3,587,300

PBA103 25 01-09-20 0,000 -1,770 3,587,000

PBA104 8/1 01-09-18 0,000 -2,600 3,587,00

PBA105 4/1 01-09-17 0,000 -3,120 3,587,00

PBA106 33 01-09-23 -2,300 0,100 3,587,000

PBA107 41 01-10-01 0,150 2,300 3,587,000

PBA108 41 01-09-27 0,000 0,000 3,584,120

PBA109 36 01-09-25 -0,120 -1,800 3,584,000

PBA110 56 01-10-12 0,000 -0,200 3,578,000

PBA111 48 01-10-03 0,000 -2,300 3,578,000

PBA113 56 01-10-12 0,000 -1,820 3,575,000

PBA115 3/3 01-10-08 0,000 -3,115 3,575,000

PBA116 64 01-10-18 -2,300 0,000 3,575,000

PBA117 73 01-10-30 0,000 0,000 3,574,800

PBA118 77 01-10-29 0,000 0,000 3,572,000

PBA119 63 01-10-18 0,000 -2,300 3,572,000

PBA120 97 01-11-14 0,000 0,000 3,561,470

JNC TN8400 2002-027

- 25 -

表-12 埋め戻し層の間隙水圧(U)計測点 Local coordinate system

ID CODE Layer Installed

X Z Y

UBA101 28 01-09-22 -0,230 -0,090 3,588,750

UBA102 20 01-09-13 0,000 0,000 3,592,170

UBA103 25 01-09-20 -0,190 -0,093 3,590,323

UBA104 33 01-09-23 0,000 -0,100 3,587,300

UBA105 25 01-09-20 -0,180 -1,770 3,587,110

UBA106 8/1 01-09-18 0,100 -2,600 3,586,90

UBA107 4/1 01-09-17 0,400 -3,150 3,587,00

UBA108 33 01-09-23 -2,300 0,000 3,587,000

UBA109 41 01-10-01 0,000 2,300 3,587,000

UBA110 41 01-09-27 0,000 0,000 3,584,200

UBA111 36 01-09-25 0,140 -1,810 3,584,000

UBA112 56 01-10-12 0,000 -0,200 3,578,000

UBA113 48 01-10-03 0,000 -2,300 3,578,000

UBA114 64 01-10-18 0,000 0,000 3,575,000

UBA115 56 01-10-12 0,000 -1,820 3,575,000

UBA116 8/3 01-10-08 0,250 -2,570 3,575,000

UBA117 3/3 01-10-08 -0,100 -3,115 3,575,000

UBA118 64 01-10-18 -2,300 0,000 3,575,000

UBA119 73 01-10-18 0,000 0,000 3,574,700

UBA120 77 01-10-29 0,000 0,000 3,572,000

UBA121 63 01-10-18 0,000 -2,300 3,572,000

UBA122 89 01-11-07 0,000 0,000 3,565,000

UBA123 97 01-11-14 0,100 0,000 3,561,550

JNC TN8400 2002-027

- 26 -

表-13 埋め戻し層の含水比(W)計測点 Local coordinate system


X Z Y

WBA1 01 28 01-09-22 0,000 0,000 3,588,750

WBA102 20 01-09-13 0,000 0,000 3,592,170

WBA103 25 01-09-20 0,90 -0,100 3,590,280

WBA107 41 01-10-01 0,250 2,300 3,587,000

WBA105 39 01-09-27 0,000 1,250 3,587,000

WBA106 33 01-09-23 0,000 0,100 3,587,300

WBA107 31 01-09-22 0,070 -0,785 3,587,000

WBA108 25 01-09-20 0,000 -1,730 3,587,150

WBA109 8/1 01-09-18 -0,100 -2,600 3,587,10

WBA110 4/1 01-09-17 -0,500 -3,130 3,587,00

WBA111 33 01-09-23 -2,300 -0,100 3,587,000

WBA112 33 01-09-23 -1,250 0,000 3,587,200

WBA113 33 01-09-23 1,250 0,000 3,587,200

WBA114 33 01-09-23 2,300 0,000 3,587,000

WBA115 47 01-10-03 -0,010 1,255 3,584,000

WBA116 51 01-10-04 0,000 2,300 3,584,000

WBA117 41 01-09-27 0,000 0,000 3,584,170

WBA11 8 36 01-09-25 0,030 -1,285 3,584,030

WBA119 41 01-09-27 0,000 0,000 3,584,170

WBA120 41 01-09-27 0,000 0,000 3,584,235

WBA121 65 01-10-23 0,000 2,280 3,578,000

WBA122 61 01-10-17 0,000 1,150 3,578,000

WBA123 56 01-10-12 0,000 -0,200 3,578,000

WBA124 52 01-10-11 0,000 -1,240 3,578,000

WBA125 56 01-10-12 -1,250 0,000 3,578,000

WBA126 56 01-10-12 1,250 0,000 3,578,000

WBA127 73 01-10-12 0,000 2,450 3,574,700

WBA128 70 01-10-26 0,000 1,250 3,575,000

WBA129 64 01-10-18 0,000 0,000 3,575,000

WBA130 61 01-10-17 0,000 -0,860 3,575,000

WBA131 56 01-10-12 0,000 -1,590 3,575,000

WBA132 8/3 01-10-08 -0,250 -2,570 3,575,00

WBA133 3/3 01-10-08 0,100 -3,115 3,575,00

WBA134 64 01-10-18 -2,300 0,000 3,575,000

WBA135 64 01-10-18 -1,250 0,000 3,575,000

WBA136 64 01-10-18 1,250 0,000 3,575,000

WBA137 64 01-10-18 2,300 0,000 3,575,000

WBA138 80 01-11-01 0,000 2,300 3,572,000

WBA139 76 01-10-31 0,030 1,160 3,572,000

JNC TN8400 2002-027

- 27 -

WBA140 77 01-10-29 0,000 0,000 3,572,000

WBA141 67 01-10-25 0,000 -1,250 3,572,030

WBA142 77 01-10-29 -1,250 0,000 3,572,000

WBA143 77 01-10-29 1,250 0,000 3,572,000

WBA144 89 01-11-07 0,000 0,000 3,565,000

WBA145 97 01-11-14 -0,100 0,000 3,561,570

JNC TN8400 2002-027

- 28 -

表-14に埋め戻し層内に設置した，間隙水サンプル用のセルの設置座標を示す。PRP試験では，化学現象および微生物の影響も研究対象となっている。緩衝材中の採水は

非常に困難であると考えられるため（Puigdomenech and Pedersen, 1999），埋め戻

し層内に分析水採水用のサンプリングセルを設置した。また，採水は岩盤中のパッカーシステムも併用する。

表-14 埋め戻し層内の採水セル設置地点

Local coordinate system


X Z Y

KBU101 23 01-09-20 0,000 2,450 3,595,000

KBU102 10 01-09-05 0,000 -2,400 3,591,815

KBU103 65 01-10-24 0,000 2,400 3,578,000

KBU104 47 01-10-03 0,000 -2,400 3,578,000

KBU105 97 01-11-14 0,000 2,400 3,565,000

JNC TN8400 2002-027

- 29 -

図-13に岩盤に設置したボーリング孔を用いたパッカーシステムの計測位置を示す。

また，表-15にパッカーシステムの計測区間の一覧を示す。

KA3510A

KG0048A

01

KG0021A

01

KA3600F

KA3590G02

KA3593G

KA3590G01

KA

3579

GK

A35

84G

01

KA

3578

G01

KA3573A

KA3573A

KA3510A

KG0048A01

KG0021A01

KA3600F

KA3590G01 KA3566G01

KA3566G01

KA3563G

KA3566G

02

KA3566G02

KA3590G02

KA3572G01KA3576G01

KA

3563

D01

KA3563I01

KA

3563

A01

KA

3566

C0 1

KA

3573

C0 1

KA

3568

D01

KA

3574

D01

KA

357 8

C01

KA3578H01

KA

357 9

D01

KA

3588

D01

KA3588I01KA3588C01

KA

3 597

D01

KA3597H01KA3592C01

図-13 岩盤中のパッカーシステムによる計測

JNC TN8400 2002-027

- 30 -

表-15 パッカ－システム区間一覧 Pressure head Borehole section [m] Borehole length [m] Inclination [o]

KA3510A

A1

A2

A3

A4

A5

125-150

110-124

75-109

51-74

4.5-50

KA3563G

G1

G2

G3

G4

15-30

10-13

4-8

1.5-3

KA3563A01 0.65-2 2.06 -7.7

KA3563D01 0.65-2 2 2.8

KA3563I01 0.65-2 2.15 73

KA3566G01

G1

G2

G3

G4

G5

23.5-30

20-21.5

12-18

7.3-10

1.5-6.3

KA3566G02

G1

G2

G3

G4

G5

19-30

16-18

12-14

8-11

1.5-6

KA3566C01 0.65-2 2.1 3.5

KA3568D01 0.65-2 2.3 -2.3

KA3573C01 0.65-2 2.05 34.9

KA3574D01 0.65-2 2.05 12.6

KA3572G01 G1

G2

7.3-12

2.7-5.3

KA3573A

A1

A2

A3

A4

A5

26-40.1

21-24

14.5-19

10.5-12.5

3.4-8.5

KA3574G01

G1

G2

G3

8-12

5.1-7

1.8-4.1

KA3576G01

G1

G2

G3

7.9-12

3.9-5.9

1.4-2.9

KA3578G01 G1

G2

6.5-12.6

4.3-5.5

KA3578C01 0.65-2 2.09 -5.4

KA3578H01 0.65-2 1.9 59.1

KA3579D01 0.65-2 2 -1

KA3579G

G1

G2

G3

14.7-22.7

12.5-13.7

2.5-11.5

KA3584G01 G1

G2

7-12

1.4-5

KA3588C01 0.65-2 2.04 -4

KA3588D01 0.65-2 1.9 -1.8

KA3588I01 0.65-2 1.96 65.6

KA3590G01 16-30

7-15

JNC TN8400 2002-027

- 31 -

1.5-6

KA3590G02

G1

G2

G3

G4

25.65-30

15.35-23.65

12.05-13.35

1.65-10.05

KA3593G

G1

G2

G3

G4

25.2-30

23.5-24.2

9-22.5

3-7

KA3592C01 0.65-2 2.1 4.4

KA3597D01 0.65-2 2.22 3.1

KA3597H01 0.65-2 2.06 55.1

KA3600F

F1

F2

F3

F4

43-50.1

40.5-42

20-39.5

3.4-18

KG0021A01

A1

A2

A3

A4

A5

42.5-48.82

37-41.5

35-36

19-34

5-18

KG0048A01

A1

A2

A3

A4

A5

49-54.69

34.8-48

32.8-33.8

13-31.8

5-12

JNC TN8400 2002-027

- 32 -

5 おわりにサイクル機構が参加している，スウェーデンSKBのHRLで実施している国際共同

研究，PRP試験の概要，計測機器のレイアウトを取りまとめた。現在，試験区画1においてデータが取得されてきており，本レイアウト情報により解析評価の評価点の設

定を行う。

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参考文献

Börgesson, L., Gunnarsson, D., Johannesson, L.-E. and Sandén, T.: “Installation of buffer, canisters, backfill and instruments in Section 1”, SKB AEHRL International Progress Report IPR-02-23 (2002) Dahlström, L-O,: “Test Plan for the Prototype Repository”, SKB AEHRL Progress Report HRL-98-24 (1998) Gunnarsson, D., Johannesson, L.-E. and Börgesson, L.: “Backfill of the tunnel in the Prototype Repository Results of pre-tests, Design of material, production, technique and compaction technique”, SKB AEHRL International Progress Report IPR-01-11 (2001) Gunnarsson, D.: “Backfill production for Prototype Repository”, SKB AEHRL International Progress Report IPR-02-20 (2002) Johannesson, L-E.: “Manufacturing of bentonite buffer for the Prototype Repository”, SKB AEHRL International Progress Report IPR-02-19 (2002) Puigdomenech, I. and Pedersen, K.: “Sampling and monitoring of microbial activities and chemical conditions during 20 years of operation”, SKB AEHRL International Progress Report IPR-99-34 Svemar, C. and Pusch, R.: “Project description FIKW-CT-2000-00055”, SKB AEHRL International Progress Report IPR-00-30 (2000)

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