SeemのUXは難しい

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SeemのUXは難しいDifficulties Of Seem UX

Kosuke YOSHIDA

Internet Business Dept.

Business Development Unit

Business Development Group

Seem Team

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自己紹介

社会人2年目の時の写真*いまでも社員証この写真

吉田 康佑(よしだ こうすけ)

1987年生まれ(29)出身:福岡県

動画PFの会社(新卒入社)・システムエンジニア↓リクルートキャリア・アプリ開発・商品企画↓リクルートライフスタイル(現職)

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01

スマホでできる手軽さを謳っているからこそ1発で測定ができることが重要

→手軽さを実現し、満足度を高め、次の利用につなげる.

→測定の試行回数が少ないことでより、正確な測定結果を得る.*精子は生き物なので長時間(複数回)要するのはNG

→「全員がほぼ1回で測定できる」ことを目指す.

「測定の試行回数を限界まで下げること」を目標に日々プロダクトの改善をしています。

Seemのプロダクトサイドが戦っていること

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• ”正常な状態”=「測定できる環境」を示せていない→プロダクトサイドが推奨する環境がわからない→人によって自宅環境が異なる

• 測定失敗理由がアプリ上でわからない→失敗した理由を結果として返すのは至難

02 Seemの利用に際して最も難しいのは”光の調節”

Seemは自由度が高いぶん、ユーザーの環境によってサービスレベルが変わってしまう要素が多いです。

課題は大きく2つ。

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• プロダクトサイドが推奨する環境がわからない問題→UX的課題。推奨する撮影方法の動画や、測定できる例とできない例を紹介するなど

• 人によって自宅環境が異なる問題→UX的課題。ひたすらしつこく説明

• 失敗した理由を結果として返すのは至難問題→解析プログラムに手を入れる…??

03 それぞれの課題と解決方針

まずはUX改善でやり切れるところは即着手して試行回数の減少にトライしていくことにしました。

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04 試行回数減にインパクトのある施策が必要。

• 操作方法をきっちり説明する、などUX上の問題をクリアすることで、ある程度の数字の改善は見られた。

• しかし、結局測定エラーになる原因を全体的に減らす(というより限りなく1回に近づける)ためには「失敗した測定から理由を検知」し、その理由を潰す施策を展開するしかないと考えました。

• 測定失敗した動画を、失敗理由ごとに分類することはやっていたので、「失敗しそうな測定を撮影前に判別・予測し、対策を教える」ことが可能になれば、というところまで思いつきはした。

• しかし、機械学習や動画を分析するなどの分野に関しては私はあまり明るくないので途方に暮れた。

そして、そこに救世主が現れたのです。

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05 救世主は意外とあっさり見つかった

わりかし気軽に相談に乗ってくれます。

U長

Seemのエラー減らそうよ

過去のエラー動画から、失敗しそうな動画を判定できるような仕組みがあれば、UX的にも最&高で優勝っす

動画解析とか、機械学習に詳しい人がいてくれると助かるんですが・・・

え、いるでしょ。繋ぐから相談して巻き込んじゃおうよ

なぬ

おなしゃす

U長

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• 新規系のサービスのプロダクトの品質を上げるために自分で考えて勝手に動く、が結構自由ききます。

• むずかしいこともいろんな人が興味本位で集まって協力してくれる雰囲気があります。

06 まとめ

ご静聴ありがとうございました。