Science Fictionを書こう３

疑問・思索・思弁

● SFはSpeculative Fictionとも

● 問題：

○ 誰の疑問・思索・思弁なのか？

誰の疑問・思索・思弁なのか？

● 本流の文芸：

○ 私の疑問・思索・思弁

■ そもそも私のことがらについての小説■ であるから、あたりまえ

誰の疑問・思索・思弁なのか？

● Science Fictionでは：

○ 読者の疑問・思索・思弁

■ 著者が示す疑問・思索・思弁はきっかけを

提示するのみ

■ ここの勘違いが多い

誰の疑問・思索・思弁なのか？

● 著者の疑問・思索・思弁を書くなら

○ 日記帳に書いておけばいい

○ 著者の疑問・思索・思弁には意味も理由も必要性もない

○ 私のことがらの小説

○ 私の疑問・思索・思弁

○ 私で完結している

■ 日記に書いておけばいい

● それらの文芸はScience Fictionの体をとっていようとも、存在意

義はない

なぜ世界設定が重要なのか？

● Science Fictionではなぜ世界設定が重要なのか？

● 魅力的な世界が必要だからではない

● 舞台となる世界が必要だからではない

● 世界設定そのものによって、読者の疑問・思

索・思弁を惹起する

なぜ世界設定が必要なのか？

● 本流の文学：

○ 舞台として必要

● Science Fiction：○ 疑問・思索・思弁の始点として必要

● 世界とは何なのか？

○ そのそもそものあり方が違う

まとめ

● 疑問・思索・思弁の主体は読者である

● 世界設定は読者の疑問・思索・思弁を惹起する

ためのもの