RFIDの最新動向と活用事例 - toshibatec.co.jp ·...
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© 2018 Toshiba Corporation
2018年11月27日
東芝テック株式会社リテール・ソリューション事業本部
商品・マーケティング統括部専門店ソリューション商品部
RFIDソリューション担当 渡辺 勝利
RFIDの最新動向と活用事例~東芝テックの取り組みについて~
© 2018-2019 Toshiba Corporation 1
01 自己紹介
本日のアジェンダ
02 物流、小売りにおけるRFIDの活用について1)RFIDの基礎知識(抜粋)2)最新動向3)活用事例4)まとめ
03 東芝テック RFIDの取組み
2
01 自己紹介
3
東芝テック(株)組織体制 (2018年10月1日現在)
池田 隆之
商品・マーケティング統括部専門店ソリューション商品部RFIDソリューション担当
渡辺 勝利
4© 2018 Toshiba Corporation
職歴と東芝テック RFIDの歴史2002年 RFID事業 具体的検討開始2003年 13.56MHz、2.45GHz ソリューション販売をプレスリリース2004年 阪急百貨店様と合同プロジェクトで実証実験[靴販売支援システム(13.56MHz帯)]2005年 百貨店靴実証実験プロジェクトに参画2006年 18年度経済産業省の電子タグ実証実験に参画2007年 据置型リーダライタ「UF-2100シリーズ」発売2008年 20年度経済産業省の電子タグ実証実験に参画2010年 I.T.S’インターナショナル社にUHF帯RFIDシステムを導入(国内初)2012年 アパレル・ファッション産業協会(JAFIC) RFIDデモセンター設立に参画2013年 新周波数帯対応 据置型リーダーライター「UF-2110シリーズ」発売
新周波数帯対応 RFIDプリンタ「B-EX4T1」発売2014年 ハンディーリーダー「UF-2200(高出力、特定小電力)」発売
「RFMeister(旧名:RFID導入パッケージライト)」発売2015年 トヨタ自動車にRFIDプリンタ「B-EX4T1」導入
アーバンリサーチ社、ジェイモードエンタープライズ社に「UF-2200」導入
2016年 複数アンテナ対応据置型リーダライタ「UF-2140」発売
イオンリテール様 RFID棚卸システム導入
2017年 ジーユー様 RFIDセルフPOS導入
アダストリア様 実証実験/グリーン物流パートナーシップ会議 特別賞受賞
2018年 経済産業省 コンビニ電子タグ1,000億枚宣言実証実験に参画
モーダルシフト等事業計画(総合効率化計画策定事業)実証実験に参画
オンワード樫山社物流センターに「RFIDトンネルゲート」導入
東芝テック・日立物流・大日本印刷の3社で「ICタグを活用した次世代物流サービス提供に向けて協業」
1989年東京支社にSEとして入社
1995年~2002年専門店商品企画担当
2003年~2009年RFID推進担当
2009年~2012年東京支社 営業
2012年~2014年経営企画部
2014年~現職
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02 物流、小売りにおけるRFIDの活用について
1)RFIDの基礎知識(抜粋)2)最新動向3)活用事例4)まとめ
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◆RFIDのメリット
◆RFIDのデメリット
非接触読取り可能
複数同時読取り可能
耐環境性に優れている
超小型・薄型に加工が可能
移動中など動きにも対応可能
被覆も透過できる
リード・ライト可能
個別認識が可能
金属・水分の影響を受ける
チップ・アンテナ破損リスク
読み過ぎ・漏れ発生
印刷物と比較し高価
読み漏れ特定困難
電波申請・費用が必要
RFIDのメリット/デメリット
導入ユーザーはデメリットを把握した上で課題をクリアし、上手に利用しています。
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RFIDの課題と実態
項目 課題 実態
タグコスト タグの価格が高価なため、全業種業態への導入までは至っていない
アパレル業界を中心に世界標準の安価なものが流通し低価格化が進む
ハードウェア・ソフトウェアコスト
ハードウェア、ソフトウェアが高価 国内、海外製品ラインナップが充実してきており、メーカー間競争によりコストダウンの傾向にある
精度 管理対象物、環境、用途によっては読み取り精度が不安定
大量商品の一括読取りの読みこぼし、読み過ぎが発生する⇒100%ではない。運用回避が必要
導入 ・読取精度が対象物、環境、用途に左右されるため、事前評価が必要・導入に時間がかかる
各ベンダーで評価体制構築しスムースな導入をサポート
インターフェース
既存システムはJANや品番ベースで構築されているため、RFIDシステム(個品ベース)を構築するには大幅な改修が必要
RFIDサーバー(変換、中継、分析)を導入し、既存システムの改修負荷軽減を図る必要がある
手続き使用エリア
・免許申請が必要でかつコスト発生・高出力タイプは移動手続きが面倒
・手続きに時間とコストがかかる。社長印が必要・場所が固定(免許局)→総務省見直し検討中
8© 2018 Toshiba Corporation
RFID=電子タグですが、この電子タグに書き込む識別コードをEPC(Electronic Product Code)といいます。
0 4 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 4
JANメーカーコード 商品/アイテムコード チェックデジット
30× 4 9 1 2 3 4 5
EPCマネージャーナンバー
6 7 8 9 0
オブジェクトクラス
2つとも同一のバーコード
0000000123456
シリアルナンバー
それぞれ別のシリアルナンバー
EPC
JAN
EPCの一例としてSGTINがあります。商品識別コードであるGTIN(JANコード)にシリアル番号(連番)を付加したモノです。
4912345678904
4912345678904
EPCJAN
GTINのEPCへの表示方法(イメージ)
RFIDとEPCのコード体系について
4 901234 012349
¥10004 901234 012349
¥1000
4 901234 012349
¥10004 901234 012349
¥1000
491234567890-101
491234567890-102
イメージ
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02物流、小売りにおけるRFIDの活用について
1)RFIDの基礎知識(抜粋)2)最新動向3)活用事例4)まとめ
10© 2018 Toshiba Corporation
出典 日本自動認識システム協会(JAISA)
全世界で100億枚
180億枚
UHF帯タグ16年実績 234百万枚17年実績 520百万枚
18年予測 687百万枚
UHF ハンディターミナル16年実績 8,179台17年実績 6,842台
18年予測 8,119台
UHF 固定・手持型など16年実績 3,520台17年実績 5,932台
18年予測 7,038台
18年度予測約102億円
2018
2020
RFID市場の現状と展望 UHF帯①
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RFID市場の現状と展望 UHF帯②
10.5円/枚
一部大手タグベンダーは
2020年5円目標と発表
出典 日本自動認識システム協会(JAISA)
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RFID市場の概観
今後、RFID市場をけん引するのは「アパレル」であると言われている
4,540
20,307
4,030
7,573
2015 2020
予測
アパレル以
外
RFタグ出荷数量推移(2015-2020)【世界】
(単位:百万個)
利用分野別内訳【世界】
アパレル,
53.0%
非アパレル
小売製品,
10.9%
セキュリ
ティ・イベン
ト, 8.0%
医療,
7.9%
家畜管理,
6.8%
物流,
5.5%
製造業,
3.6%
その他,
4.3%
出典:矢野経済研究所「2017年版RFID市場の現状と展望」
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BEAMS ⇒ 全店導入、自社物流センターへ導入(2016年3月25日 日本経済新聞)
ジーユー(ファーストリテイリング) ⇒ セルフレジ導入(2015年5月5日 日本経済新聞)
ZARA(インディテックス)⇒ 全世界でRFID活用
(2016年12月23日 日本経済新聞)
アダストリア ⇒ 縫製工場~検品場~物流センター~店舗活用へ( 2016年12月23日 日本経済新聞)
コンビニエンスストア ⇒ 2025年目標にRFID導入を検討
(2017年4月18日 日本経済新聞)
ヤマトホールディングス ⇒ 企業物流の納品業務で活用(運転手の負担を軽減)(2017年6月29日 日本経済新聞)
ドラッグストア ⇒ 2025年目標にRFID導入を検討(2018年3月9日 日本経済新聞)
ファーストリテイリング ⇒ グローバルでRFID活用(2018年10月10日 日本経済新聞)
注目度の高いRFIDニュース
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国内のRFID市場動向
人手不足が深刻化する中2025年を目標に官民が協力し経済の活性化を目指す
2018年3月16日ドラッグストア
「ドラッグストア スマート化宣言」
2017年4月18日コンビニエンスストア
「電子タグ1000億枚宣言」
今後他業界
「RFID活用の可能性を模索共同宣言検討」
経済産業省
連携
15© 2018 Toshiba Corporation
コンビニエンス1000億枚宣言 ロードマップ
経済産業省 HPより
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小売店舗でのRFID利活用イメージ
商品1単位ごとに電子タグが貼付されれば、従来のようにバーコードを1つずつ手作業で読み込む必要がなくなり、レジや棚卸業務を自動化・効率化することができる。
その他、セキュリティゲートを設けることで万引を抑制することや、消費期限に応じて自動的に価格を変更するシステムで食品ロスを削減するなど、様々な応用が期待される。
経済産業省 HPより
メーカーさんや卸企業にはどんなメリットがあるのでしょうか???
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02物流、小売りにおけるRFIDの活用について
1)RFIDの基礎知識(抜粋)2)最新動向3)活用事例4)まとめ
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業務 管理対象 主な提案先 提案システム
店舗、物流入出荷・棚卸
アパレル・専門店商材
アパレル・専門店店舗、物流センター、3PL
RFMeisterRFID POSトンネルゲートRFLogispert
探索部品金型商品
製造、サービス、アパレル 探索システム
貸出/返却資産管理
レンタル機材図書・書籍
一般企業、レンタル業、図書館
物品管理システム
所在管理航空コンテナ物流容器
物流センター、工場、航空会社
所在管理システム
入退場車両人
製造業、物流センター 入退場システム入退室システム
工程・トレース
部品荷物
工場、物流センター 工程管理システム・可視化ツール
債権管理書類管理
債権機密書類
地方銀行、信用金庫、製造業
債権書類管理システム積層タグ
提案依頼・導入が多い利用シーン
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●業務効率化●在庫精度向上
●業務効率化●セキュリティの強化
●業務効率化●精度の向上
●業務効率化●在庫精度の向上●接客力向上
入荷 会計店間移動
(出荷)棚卸 その他
商品が届く 商品が売れる 商品を出荷する商品在庫の確認
をするデータ分析する
●データ分析・プロモーション●顧客導線の管理
商品情報表示RFIDPOS会計 棚卸
入荷
移動ラベル発行
出荷
購買前情報探索RFID防犯ゲート
接客品質向上と均一化セキュリティ
データ分析
店舗生産性向上
人材不足
店舗でのRFID活用
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倉庫でのRFID活用
●業務効率化●在庫精度向上
●検品精度向上●作業効率UP
●スピーディなラベル発行●作業効率・精度UP●フォークリフト危険予知
入荷
入庫・保管出庫 出荷・梱包 返品・棚卸
商品を保管する 商品を出す、分ける 商品を出荷する 商品の在庫管理
●検品精度向上●棚卸頻度UP●在庫精度UP
安全性向上
RFID入荷検品
RFID入庫
RFIDピッキング
ロボット棚卸・欠品管理
ラベル発行 映像連動検品システム
RFID出荷検品
フォークリフト危険予知
業務効率化
人材不足
21© 2018 Toshiba Corporation
OrderStar 先行店のご紹介
国内アパレル業界初 RFIDセルフレジユーザー名 株式会社ジーユーブランド:GU
(ファーストリテイリンググループ)
店舗数 全店舗数:358店(2017年2月28日現在)2017年8月までに176店舗に約900台を展開
導入システム RFID対応セルフレジシステム ★レジ待ち時間の短縮をはかるため、会計にRFIDを活用
導入概要 POSシステム、自動釣銭機、クレジット決済、RFID読取機がひとつになったセルフレジ
東芝テックの優位性
・セルフレジシステムの知見、導入実績を多く持っている
・RFIDシステムの技術力と知見、導入実績がある
その他RFIDの活用
適切な店舗在庫維持のため、RFIDを活用した在庫管理も実証実験も実施
⇒棚卸、入荷
導入事例 GU様
22© 2018 Toshiba Corporation
某アパレル製造小売業様
RFID棚卸による大幅な人件費の削減効果出荷、棚卸業務をハンドリーダーで実施
作業効果 :棚卸作業時間 約1/13に削減(導入前2日間(10~15時間)⇒導入後1時間)
費用対効果 :人件コストの90%削減その他効果 :作業効率化の実現による委託物流から
自社物流への切替えが実現
課題:委託物流での棚卸作業代行コストがかかっている
棚卸 出荷
物流 物流&店舗店舗
ハンドリーダーの電波出力を絞り梱包状態で出荷の読取
ハンドリーダーで店舗在庫を
一括で棚卸読取
約5000点を1時間/1人で実施
ハンドリーダーで一括棚卸
RFIDでは難しいと言われる同エリアの区分け棚卸も電波遮蔽、遮断シートなどの活用実験を繰り返し、実現
23© 2018 Toshiba Corporation
アパレル製造小売業 株式会社オンワード樫山様
物流センターの入荷検品、出荷検品業務を効率化大型トンネルゲートやハンドリーダーをRFID化
作業効果 :検品作業時間を約1/20に短縮(梱包状態の開閉作業がなくなったため大幅な業務改善)
費用対効果:導入時3~3.5倍の作業効率化を実現(今後作業者の慣れを見込むと5倍の効果が予想)
その他効果 :RFID化の実現による絶対個品管理により誤検品が改善
課題 :物流現場の人手不足、人件費の高騰
<ウォークスルー型トンネルゲート>まとめて一気に読取を実施ハンガーラックやかご車の状態
<自動搬送&遮蔽型トンネルゲート>ウォークスルーゲートで読取不可商品を一箱ずつ読取を実施
<ハンドリーダー>差異があった場合にハンドリーダーで丁寧に追加読取
入荷検品、出荷検品、返品検品作業
24© 2018 Toshiba Corporation
某アパレル物流倉庫
課題 :人手・道具不足、人的な集計ミス
作業効果 :出荷作業時間 →約1/3に削減、
返品入庫作業時間 →約1/5に削減
棚卸作業時間 →約1/7削減
費用対効果:人件費約34%削減
派遣コスト(棚卸)約1,771千円削減(2日間集計)
属人的作業をRFIDで効率化!出荷、入庫、返品、棚卸業務をハンドリーダーで実施
<出荷> <返品&入庫> <棚卸>ハンドリーダーで一気に棚卸を実施
アルミ箔で囲った小部屋の中で一気に箱単位で商品を読取り
出荷検品対象の商品1点1点をハンドリーダーで読取り、箱詰め
(短縮した時間で差異詰め実施、精度向上)
25© 2018 Toshiba Corporation
対象容器
カートラック カゴ車 オリコン
ICタグ
防水対応ラベル
イメージ
台車に粘着貼付 カンバン部分に粘着貼付 側面に粘着貼付
導入効果
高価な金属タグを使わず
コストを圧縮
搬送容器管理システム 某物流3PL企業
<導入対象物>各種搬送機器総数約450,000個
紛失・盗難の為MAX10%のロスが発生
新規購入が激減
26© 2018 Toshiba Corporation
ノートPC持出し管理システム 某自動車製造関連企業
ノートPCの管理と無断持出しによるセキュリティ強化
1.課題◆資産となっているノートPCをしっかり
管理したい
◆誰が何時、持出したか判らない
2.解決策 (RFID化による効率化)◆ノートPCにRFIDタグを付け何処に
いくつあるか管理する◆執務室の出入口及び搬入口にRFID
ゲート取付け無断持出しを防止◆管理状況をシステム上で把握
3.導入効果◆システム上で持出し申請する為、
何時誰がどのPCを持出したか把握◆システム上で持出し申請しないで
執務室を出るとブザーで警告すると共に守衛室へアラートを出す為セキュリティ強化に繋がる
バッチファイル
データベース
CSVファイル
申請サーバ
守衛室ゲート警告解除ツール
端末持出管理サーバ(Windows Server 2012)
i-moni Assetクライアント
卓上型UHF帯RFIDリーダライタ
GATE 12台
メール送信先
システム構成図
端末持出管理サーバIIS(WEBサーバ)
GATEへの返信処理
メール送信処理
ランプ/スピーカ処理
データベース
守衛室
不正持出メール
メール送信先
メールサーバ
GATE
ゲート通過時処理
ゲート通過時処理方法
27© 2018 Toshiba Corporation
備品管理システム 某設備管理企業
重要備品の貸与品管理と棚卸確認作業を効率化
1.課題・貸与品の手書き管理をやめたい
・重要貸与品(鍵等)の日々複数回実施している棚卸作業を効率化したい
導入イメージ
2.解決策 (RFID化による効率化)◆タブレットによる貸与品管理
◆貸出業務の自動記録
◆RFID棚卸で時間の短縮とミス防止
3.導入効果◆手書き管理からの解放⇒ミスの無い確実な管理
◆貸出管理、棚卸作業時間の削減⇒作業者の負担軽減
Windowsタブレット RFIDリーダライタUF-2110
RFIDハンドリーダーUF-2200
貸出
返却
1日複数回実施している棚卸作業を効率化
貸出返却の自動記録
28© 2018 Toshiba Corporation
債権管理システム 某地方銀行
3.導入効果(想定)◆全体可視化により、各支店の管理レベルが均一化
◆支店の作業負担は平均30%軽減不安がなくなり、心の負担も軽減
◆リアルタイムな進捗管理と契約毎・店舗毎・期間毎・事由毎の情報分析により、検討課題や繁閑期に応じたリソースの流動化等、運用改善にも繋がった
債権書類の本部集中管理と棚卸時間の大幅削減を実現
1.課題◆情報漏えい、紛失を未然に防ぐために情報管理を強化したい。
◆本部・支店の管理負担を軽減し、顧客サービスを充実させたい。
2.解決策◆“紙媒体”は厳格なレベルで集中管理し、支店の管理負担・コスト・保管スペース削減
◆WEBを利用し情報を共有化。全店で照会時間の削減、作業の平準化を実現
◆棚卸作業の効率化+混入チェック!
【導入システム概要】
①債権システムサーバ
スイッチングハブ
⑥プリンタ
③作業用PC
④棚卸用PC
(棚卸以外は作業用PCとして利用可能)
⑤イメージスキャナ⑦バーコードリーダ ⑦バーコードリーダ
②LTOチェンジャー
⑧紐付用
リーダライター⑨棚卸用
リーダライター
本部集中化する事で営業店での債権書類はWebシステムの画像データで確認する事が可能本部で10万件の書類を管理する事になったが書類にRFIDタグを付ける事で棚卸を1日で終わらせる事が可能
29© 2018 Toshiba Corporation
ワインボトル在庫管理 某レストラン
◆高額品でも商品を動かさずに棚卸ができ、安全
◆探索機能を駆使し、商品を素早く探すことができる
◆月1回の棚卸の手間がかからなくなった
ワインバーでの在庫管理業務の簡素化
◆バーコードがついていないワインの在庫管理が手間と時間がかかる◆毎月精度の高い在庫情報が必要◆外観もこだわりがある
1.課題
◆RFIDをつけることで在庫管理の負担を軽減
◆棚卸が瞬時に行えるため、頻度多く実施が可能となり、在庫精度が向上
◆タグをあえて見せることによってデザイン性をアピール
2.解決策
3.導入効果(想定)
【導入システム概要】
ワイン貯蔵庫
タグ発行・貼付
棚卸
ハンドリーダーUF-2200
出庫/廃棄
探索
シリアル変換
RFIDサーバ
在庫管理システム
アンテナ面をあえて出し、デザイン性をアピール
プリンターB-EX4T
タグ発行
シリアル管理
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02物流、小売りにおけるRFIDの活用について
1)RFIDの基礎知識(抜粋)2)最新動向3)活用事例4)まとめ
31© 2018 Toshiba Corporation
スマート化による情報プラットフォーム
製造情報 トラック積載情報 配送情報 在庫情報 販売情報 ロス情報 消費期限情報 消費情報
【メーカー】 【物流・卸売】 【小売】 【消費者】
欠陥があった製品の正確なトレーサビリティ
配送経路・積載量の可視化による共同配送。震災時にも活用
レジの省人化や在庫管理の効率化による食品ロス削減
RFIDゲートで盗難を防止
冷蔵庫内の食品の消費期限をスマホで確認
経済産業省が考える、目指すべき社会像
出典:みずほ情報総研RFタグが付いた商品が流通し、自動的にサプライチェーンの情報を取得
なぜRFIDなのか
RFIDはサプライチェーンをスマート化し、「ムダ」を削減して最適化を図るために不可欠なツール●商品の個品管理を実現し、いつ、どこで、誰が、何の商品をいくつ持っているかを自動的に把握可能。
●メーカーによるソースタギングを実現し、サプライチェーン全体の商品の動きを可視化、これらの情報をサプライチェーンで共有することで、個社単位では実現できなかった最適な流通が実現できる。
●トレーサビリティや食品ロスの削減など、サプライチェーン全体で様々な波及効果を生み出す可能性がある。
バーコードは1づつ手作業で読み取る必要がある!
カメラでは箱の中など遮蔽物は読み取れない!
32© 2018 Toshiba Corporation
国内製造、物流、小売業の課題↓
少子高齢化に伴う、労働力不足が顕著
RFIDソリューションによる大幅な作業効率化を実現
働きやすい環境の提供付帯作業を軽減⇒本来の業務に専念
売上、利益、従業員定着率向上
取り巻く環境
お客さまの課題解決の為に
物流拠点集約
地方で減少
33© 2018 Toshiba Corporation
RFID導入検討するには
• 誰がいつ、どこで、どうやって貼付、コスト負担先をどうするか
RFIDの取付、貼付
• ベネフィットと初期コスト、ランニングコストを試算し、将来的に回収
可能かをシミュレーションする
費用対効果
• 対象物、設置環境から基礎実験やフィールド実験を繰り返し、
RFID対象と非対象を切り分け。運用回避やシステム化により導
入を検討する
課題の把握と運用回避
今後RFIDの利用は増えていきます。が・・・
34
03 東芝テックRFIDの取組み
35© 2018 Toshiba Corporation
RFID導入ノウハウをベースにハードウェア、ソフトウェア、RFタグを最適化した三位一体のRFIDソリューションをご提供します
ハード
タグソフト・下げ札・ラベル
三位一体
・入出荷、棚卸、タグ発行、会計ソフトウェアなど
・プリンタ・リーダライタ
キッティング、導入支援、据付調整、保守東芝テックソリューションサービス
東芝テック
テックインフォメーションシステム
RFIDベンダー
各社
連携
東芝テックのRFIDソリューションコンセプト
36© 2018 Toshiba Corporation
東芝テックが提供するRFIDソリューション
タグ発行 WMS(庫内管理システム) MD/在庫管理システム
タグ発行
(中小向け)
RFID読取ソリューション
チェックアウトソリューション
接客販売支援
サプライチェーン情報共有ソリューション
専門店本部システム
「ShopCraft」中小向けWMS
SCMソリューション
タグ供給
構築支援
RFIDトータルシステム 「 RFLogispert & RFMeister 」
専門店POSシステム
「ShopWorks」
タグ選定、事前読取検証、運用支援、実証実験支援サービス
当社ソリューション提供範囲
製造・物流・店舗一気通貫、ワンストップソリューションを提供可能
製造 物流 店舗
37© 2018 Toshiba Corporation
RFID商品 ハードウェアラインナップ
据置
ハンディ
プリンタ
小売 アパレル 製造 物流 金融オフィス
B-EX4T1
UF-2140
UF-2200 6モデル
B-EX6T
ゲート
応用品
検品大助ピッキングカート
簡易ゲート トンネルゲート
UF-2010UF-2110 Speedway
RASゲート入出荷ゲート・セキュリティーゲート セルフレジ
38© 2018 Toshiba Corporation
システム
小売 アパレル 製造 物流 金融オフィス
RFMeister&RFLogispert(19年1月)
循環容器管理システム
車両入退場システム
債権管理システム
UF-2200トライアルセット
POS会計システムShopWorks7G
SMART貸出管理システム
資産管理システム
PC管理システム
RFID商品 ソフトウェアラインナップ
39© 2018 Toshiba Corporation
エンドユーザ様
タグ システム
ハンディラベルタグ
特殊タグ
金属タグ
積層タグ
相互連携
東芝テック
リーダーライター
RFID相談窓口
RFIDビジネスと当社の役割
ビジネスパートナー様
ゲート
据置資産管理
入退場
容器管理
書類管理
40
ご清聴ありがとうございました。
東芝テック株式会社 リテール・ソリューション事業本部専門店・マーケティング統括部専門店ソリューション商品部 RFIDソリューション担当
渡辺 勝利電話 050-3681-5285 FAX 03-6684-4039E-mail : [email protected]