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教職員授業見学 1. 2. 木村 芳滋 木村 芳滋 木村 芳滋 木村 芳滋 木村 芳滋 木村 芳滋 木村 芳滋 木村 芳滋 木村 芳滋 10 木村 芳滋 11 木村 芳滋 12 木村 芳滋 13 木村 芳滋 14 木村 芳滋 15 木村 芳滋 解剖学Ⅰ 講義 必修 木村 芳滋 [単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など) 定期試験と小テスト・提出物で総合的に評価 内容 人体の構成はどのようなものであるかを解説する 解剖学的用語と体の方向用語および骨の機能を解説する 骨の構造と機能および成長についてを解説する 頭蓋骨の名称と構造および機能を解説する 脊柱と胸郭の名称と構造および機能を解説する 上肢帯の骨と自由上肢の名称と構造および機能を解説する テーマ 解剖学総論Ⅰ 解剖学総論Ⅱ 骨格系総論Ⅰ 骨格系総論Ⅱ 伊藤隆著 「解剖学講義」南山堂。 金子丑之助著 「日本人体解剖学 上巻」南山堂。 中村隆一著 「基礎運 動学」 医歯薬出版。 野村嶬編 「標準理学療法・作業療法」 医学書院。 Frank H.Netter (著), 相磯 貞和 (翻訳) ネッタ 解剖学アトラス 原書第6版」 担当教員 木村 芳滋 担当教員 [授業の目的・ねらい] 人体を構成する基本的な構造とそれらの立体的な構成および機能の調節機構を理解する。 骨格とその連結を理解し、骨格筋の起始・停止の位置と神経支配の理解を深める。 対話型授業をとり入れ各器官の構造から機能を考える能動的思考を育てる。 [授業の概要・準備学習(予習・復習)] 授業の回数 15回 科目責任者 [使用テキスト] 藤田恒太郎著 「人体解剖学」改定第42版 南江堂 ISBN978-4-524-22246-9 [参考文献] 人体を構成している骨格および筋の運動作用について系統的に講義を行う。運動器系の理解を深めるため画像を 用いて構造を、動画を用いて機能を、人体模型標本を用いて三次元的に理解を深める講義を行う。 [授業修了時の達成課題(到達目標)] 人体の骨格とその連結(関節)の構造と機能を説明できる。 関節の構造と働き、および靭帯について解説する 下肢帯の骨と自由下肢の名称と構造および機能を解説する 骨格筋・心筋・平滑筋の構造と機能を解説する 筋の形態、筋の起始と停止、よよび筋の作用を解説する 頭部の骨 必修・選択の別 骨格筋の起始と停止および作用を理解し説明できる。 脊柱、胸部の骨 上肢の骨 科目等履修生 ・特別聴講学生 頚部・背部の筋 表情筋、咀嚼筋の名称と構造および機能を解説する 頚部、脊柱起立筋の名称と構造および機能を解説する 単位数(時間数) 1単位(30時間) 配当学年・時期 1年次 前期 下肢の骨 筋の構造Ⅰ 筋の構造Ⅱ 下肢の筋 下肢帯筋・大腿筋・下腿筋・足筋の名称と構造機能を解説する 授業の種類 (講義・演習・実習の別) 授業科目名 AnatomyⅠ 胸部・腹部の筋 上肢の筋 浅・深胸筋、側腹筋などの名称と構造および機能を解説する 上肢帯筋・上腕筋・前腕筋・手筋の名称と構造機能を解説する 頭部の筋 神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。 All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-1

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教職員授業見学

1.

2.

授業回数1 木村 芳滋2 木村 芳滋3 木村 芳滋4 木村 芳滋5 木村 芳滋6 木村 芳滋7 木村 芳滋8 木村 芳滋9 木村 芳滋

10 木村 芳滋11 木村 芳滋12 木村 芳滋13 木村 芳滋14 木村 芳滋15 木村 芳滋

解剖学Ⅰ講義 必修 木村 芳滋

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��定期試験と小テスト・提出物で総合的に評価

内容

人体の構成はどのようなものであるかを解説する解剖学的用語と体の方向用語および骨の機能を解説する骨の構造と機能および成長についてを解説する

頭蓋骨の名称と構造および機能を解説する脊柱と胸郭の名称と構造および機能を解説する上肢帯の骨と自由上肢の名称と構造および機能を解説する

テーマ

解剖学総論Ⅰ解剖学総論Ⅱ骨格系総論Ⅰ骨格系総論Ⅱ

��伊藤隆著 「解剖学講義」南山堂。 金子丑之助著 「日本人体解剖学 上巻」南山堂。 中村隆一著 「基礎運動学」 医歯薬出版。 野村嶬編 「標準理学療法・作業療法」 医学書院。 Frank H.Netter (著), 相磯 貞和 (翻訳) 「ネッタ 解剖学アトラス 原書第6版」

担当教員 木村 芳滋�������

担当教員

[授業の目的・ねらい] 人体を構成する基本的な構造とそれらの立体的な構成および機能の調節機構を理解する。 骨格とその連結を理解し、骨格筋の起始・停止の位置と神経支配の理解を深める。 対話型授業をとり入れ各器官の構造から機能を考える能動的思考を育てる。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

科目責任者

[使用テキスト]��藤田恒太郎著 「人体解剖学」改定第42版 南江堂 ISBN978-4-524-22246-9

[参考文献]

人体を構成している骨格および筋の運動作用について系統的に講義を行う。運動器系の理解を深めるため画像を用いて構造を、動画を用いて機能を、人体模型標本を用いて三次元的に理解を深める講義を行う。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]人体の骨格とその連結(関節)の構造と機能を説明できる。

関節の構造と働き、および靭帯について解説する

下肢帯の骨と自由下肢の名称と構造および機能を解説する骨格筋・心筋・平滑筋の構造と機能を解説する筋の形態、筋の起始と停止、よよび筋の作用を解説する

頭部の骨

必修・選択の別

骨格筋の起始と停止および作用を理解し説明できる。

脊柱、胸部の骨上肢の骨

科目等履修生・特別聴講学生

頚部・背部の筋表情筋、咀嚼筋の名称と構造および機能を解説する頚部、脊柱起立筋の名称と構造および機能を解説する

単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

1年次�前期

下肢の骨筋の構造Ⅰ筋の構造Ⅱ

下肢の筋 下肢帯筋・大腿筋・下腿筋・足筋の名称と構造機能を解説する

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

AnatomyⅠ

胸部・腹部の筋上肢の筋

浅・深胸筋、側腹筋などの名称と構造および機能を解説する上肢帯筋・上腕筋・前腕筋・手筋の名称と構造機能を解説する

頭部の筋

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教職員授業見学

1.

2.

3.

授業回数1 木村 芳滋2 木村 芳滋3 木村 芳滋4 木村 芳滋5 木村 芳滋6 木村 芳滋7 木村 芳滋8 木村 芳滋9 木村 芳滋

10 木村 芳滋11 木村 芳滋12 木村 芳滋13 木村 芳滋14 木村 芳滋15 木村 芳滋内分泌系 下垂体、甲状腺、副腎の構造と機能について解説する

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

AnatomyⅡ

消化器系Ⅱ泌尿器・生殖器系

小腸、大腸、肝臓、膵臓の位置と構造および機能の解説する腎臓・尿管・膀胱など構造と機能について解説する

呼吸器系消化器系Ⅰ

気官、気管支、肺、縦隔の構造と機能について解説する口腔、食道、胃の位置および機能について解説する

単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

1年次�後期

自律神経系脈管器系Ⅰ脈管器系Ⅱ

交感神経・副交感神経の形態と機能について解説する心臓、動脈の構造と機能について解説する静脈、リンパについて走行と機能について解説する

中枢神経系III

必修・選択の別

末梢神経系の構成と特徴を理解し、説明できる。

末梢神経系Ⅰ末梢神経系Ⅱ

科目等履修生・特別聴講学生

授業の回数

15回

科目責任者

[使用テキスト]��藤田恒太郎著 「人体解剖学」 改定第42版 南江堂 ISBN978-4-524-22246-9

[参考文献]

運動器の神経支配とその作用や損傷部位に起こりうる障害との関連の講義を行う。運動器および内臓の理解を深める教材の一助として、画像・動画・人体標本模型を用いた講義を行う。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]中枢神経系の構成と各部位の機能の違いを理解し、説明できる。

脳幹(中脳・橋・延髄)と小脳の構造と機能について解説する

��伊藤隆著 「解剖学講義」南山堂。 金子丑之助著 「日本人体解剖学 上巻」南山堂。 中村隆一著 「基礎運動学」 医歯薬出版。 野村嶬編 「標準理学療法・作業療法」 医学書院。 Frank H.Netter (著), 相磯 貞和 (翻訳) 「ネッタ 解剖学アトラス 原書第6版」

担当教員 木村 芳滋�������

担当教員

自律神経系の構成と機能を理解し、内臓との関連を説明できる。

[授業の目的・ねらい] 人体の立体的な構成とその統合された生理的機能を理解する。  運動器系および内臓における中枢神経系・末梢神経系、自律神経系の役割と構築の理解を深める。 対話型授業を取り入れ各器官の構造から機能を考える能動的な思考を育てる。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

大脳半球の構造と機能について解説する12脳神経の名称と走行および機能について解説する脊髄神経の構造と機能について解説する

テーマ

感覚器系神経系総論中枢神経系I中枢神経系II

解剖学Ⅱ講義 必修 木村 芳滋

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��定期試験と小テスト・提出物で総合的に評価

内容

感覚の種類と受容器の機能と構造について解説する神経の構成・微細構造および発生を解説する脊髄の構造について解説する

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教職員授業見学

1.

2.

3.

授業回数

1 木村 芳滋2 木村 芳滋3 木村 芳滋4 木村 芳滋5 木村 芳滋6 木村 芳滋7 木村 芳滋8 木村 芳滋9 木村 芳滋

10 木村 芳滋11 木村 芳滋12 木村 芳滋13 木村 芳滋14 木村 芳滋15 木村 芳滋

上肢の筋の起始停止および支配神経の位置確認筋・靭帯学Ⅱ

解剖学実習Ⅰ実習 必修 木村 芳滋

筋・靭帯学Ⅲ 下肢の筋の起始停止および支配神経の位置確認

頸部・胸腹部・背部の筋の起始停止および支配神経の位置確認

組織学実習 II

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Anatomy lab Ⅰ

筋・靭帯学Ⅱ筋・靭帯学Ⅲ

上肢の筋の起始停止および支配神経の位置確認下肢の筋の起始停止および支配神経の位置確認

科目責任者

筋・靭帯学Ⅰ

必修・選択の別

骨学実習Ⅰ

神経・血管などの相互の関連を立体的に理解し、図示および説明できる。

骨学実習Ⅱ骨学実習 II

科目等履修生・特別聴講学生単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

2年次�前期

テーマ

上肢の骨の観察とスケッチ

[参考文献]

骨・筋を中心にとした運動器、それをコントロールする神経系を標本や模型を用いて三次元的に理解できる解説を行う。運動器の作用は視覚的に画像・3Dソフトなどを用いて理解度を深める。ペーパークラフトを用いて筋の起始部・停止部を実際に確認する。また、組織学実習を行うことで、筋の構造を顕微鏡レベルから肉眼レベルまでの理解をする。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

骨格・筋などの相互の関連を立体的に理解し、図示および説明できる。

筋・靭帯学Ⅰ

下肢の骨の観察とスケッチ下肢の骨の観察とスケッチ頸部・胸腹部・背部の筋の起始停止および支配神経の位置確認

上肢の骨の観察とスケッチ

不可

授業の回数

15回

[使用テキスト]��オリジナルプリントを配布。

骨学実習Ⅲ骨学実習Ⅲ

イントロダクション組織学実習 I

担当教員 木村 芳滋�������

担当教員

運動器についての総合的な説明ができる。

[授業の目的・ねらい] 人体骨格の形態と関節の構造や筋の起始・停止部および各筋の支配神経を理解し、運動器系の基礎を学ぶ。また、組織標本を観察し、筋の顕微鏡レベルでの構造を理解する。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

骨学実習Ⅰ

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��定期試験60%、提出物・出席40%の総合評価。

内容

実習全体に関するイントロダクション骨・筋・神経の組織観察とスケッチ消化器・その他の組織観察とスケッチ頭蓋・脊柱・胸郭の観察とスケッチ頭蓋・脊柱・胸郭の観察とスケッチ

��金子丑之助著 「日本人体解剖学 上巻」 南山堂。  横地千仭編 「人体解剖カラーアトラス」 医学書院。

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教職員授業見学

1.

2.

授業回数

1 木村 芳滋2 木村 芳滋3 木村 芳滋4 木村 芳滋5 木村 芳滋6 木村 芳滋7 木村 芳滋8 木村 芳滋9 木村 芳滋

10 木村 芳滋11 木村 芳滋12 木村 芳滋13 木村 芳滋14 木村 芳滋15 木村 芳滋

解剖学実習Ⅱ実習 必修 木村 芳滋

解剖見学実習IV

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Anatomy lab Ⅱ

解剖見学実習V解剖見学実習V

配当学年・時期

2年次�通年

胸腔・腹腔内臓器の観察上肢・下肢の筋・血管・関節の観察

脳・脊髄の観察脳・脊髄の観察

解剖見学実習Ⅱ

胸腔・腹腔内臓器の観察

科目責任者

解剖見学実習IV

必修・選択の別

科目等履修生・特別聴講学生

単位数(時間数)

1単位(30時間)

解剖見学実習Ⅱ解剖見学実習III

テーマ

不可

[参考文献]

人体の骨格や各筋および胸部・腹部内臓器の観察およびスケッチを行うことで、人体構造の理解を深める実習を行う。 実際に人体構造の見学を行うことで理解を深める。 飯村彰先生(神奈川歯科大学)の人体構造学的な解説。 各部位ごとに解説し、各自で観察・確認をする。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]全身の骨格・筋・神経・血管走行などの相互の関連を立体的に理解し、説明できる。

解剖見学実習IV

胸腔・腹腔内臓器の観察

背腹側の筋・血管の観察背腹側の筋・血管の観察背腹側の筋・血管の観察

上肢・下肢の筋・血管・関節の観察

��河西達夫著 「解剖学実習アトラス」 南江堂 ISBN978-4-524-21174-6。 オリジナルテキスト配布

解剖見学実習III解剖見学実習III

解剖見学実習Ⅰ解剖見学実習Ⅰ

解剖見学実習Ⅱ

解剖見学実習V 脳・脊髄の観察

上肢・下肢の筋・血管・関節の観察

解剖見学実習Ⅰ

担当教員 木村 芳滋�������

担当教員

[授業の目的・ねらい] 解剖実習見学で全身の筋や神経および血管の走行を肉眼的に確認し、理解を深める。また、胸部・腹部内臓器の肉眼的な観察により、構造と機能を理解する。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

運動器の構造と神経支配についての説明ができる。

��金子丑之助著 「日本人体解剖学 上巻・下巻」 南山堂。  横地千仭編 「人体解剖カラーアトラス」 医学書院。 ネッター解剖学アトラス 原書第6版 Frank H.Netter (著), 相磯 貞和 (翻訳)

[使用テキスト]

授業の回数

15回

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��定期試験60%、提出物・出席40%の総合評価。

内容

背腹側皮神経・皮静脈の観察背腹側皮神経・皮静脈の観察背腹側皮神経・皮静脈の観察

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教職員授業見学

1.

2.

3.

4.

5.

授業回数1 岩崎俊晴2 岩崎俊晴3 岩崎俊晴4 岩崎俊晴5 岩崎俊晴6 岩崎俊晴7 岩崎俊晴8 岩崎俊晴9 岩崎俊晴

10 岩崎俊晴11 岩崎俊晴12 岩崎俊晴13 岩崎俊晴14 岩崎俊晴15 岩崎俊晴

腎・尿路系の生理(1)

生理学の基礎/細胞

生理学Ⅰ講義 必修 岩崎俊晴

内分泌 3

体液、血液、循環、呼吸、排泄、体温等と、これらを調節する内分泌と自律神経を含めた生体内部環境の維持機能について分子、細胞、組織、器官レベルで解説すると共に、それらの間の協調・調節機能について生理学な視点から解説する。 準備学習として授業項目についてテキストを読み疑問、理解できないことを書き出して講義を受ける。講義後は自己復習において項目ごとに目標に達したか確認する。[授業修了時の達成課題(到達目標)]

講義終了時の達成目標は、生体内の生理学的現象およびその発生メカニズムを理解し、疾病の理解に必要となる基礎知識、学力を向上させる。そのために、1)~5)を達成課題とする。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

呼吸の生理 1

心臓の生理循環の調節機構肺の構造、換気の生理、ガス交換

1単位(30時間)

テーマ

細胞から個体レベルまで幅広く現象をとらえる

構造と機能を結びつけ現象をとらえる

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Physiology I

腎・尿路系の生理(2)体液の調節

排尿機構体液バランスの調節機構

科目責任者

呼吸の生理 2

循環の生理 3

必修・選択の別

生理学の概念を理解

血液の生理循環の生理 1

科目等履修生・特別聴講学生

授業の回数

15回[授業の目的・ねらい] 生体の内部環境とそれを維持するために必須である生理機能を学習する。細胞、組織、器官、個体レベルにおける固有機能、固有機能が統合されたシステとその調節機構、それらの相互作用により生体の内部環境が一定の範囲内(正常)に維持されるしくみを理解する。

��授業中に提示

担当教員 岩崎俊晴�������

担当教員

生理学用語を習得

機能の発現と調節のメカニズムを理解し、説明できる。

配当学年・時期

1年次�前期

循環の生理 2

単位数(時間数)

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��定期試験の成績が主たる評価方法であるが、レポートや出席なども加味する。

内容

細胞の一般生理体液の区分と性状調節系の概説、ホルモンの一般的性質ホルモン各論(作用とフィードバック機構 1)

体液内分泌 1内分泌 2

[使用テキスト]��シンプル生理学(貴邑冨久子・根来英雄、南江堂、ISBN978-4-524-24733-2)、講義項目ごとの配布資料

[参考文献]

ホルモン各論(作用とフィードバック機構 2)血球成分と機能、造血、止血、生体防御心血管系の構成と機能

体温の生理 熱平衡、体温調節機構

呼吸調節腎機能

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教職員授業見学

1.

授業回数1 松尾祐子2 松尾祐子3 松尾祐子4 松尾祐子5 松尾祐子6 松尾祐子7 松尾祐子8 松尾祐子9 松尾祐子

10 松尾祐子11 松尾祐子12 松尾祐子13 松尾祐子14 松尾祐子15 松尾祐子

生理学Ⅱ講義・演習 必修 松尾祐子

運動器系(2)

情報を入力するための感覚系、筋収縮による運動機能系、思考や記憶を行う脳神経系の器官系が固有の機能を有することについて解説すると共に、それらの間の調節統合機構についても解説する。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

 生体の器官系が固有の機能を有することを学ぶと共に、それらの間の調節統合機構を学び、生命現象に関わる専門教育に必要な基礎知識・学力を向上させる。

テーマ

単位数(時間数)

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

感覚器系(4)

視覚、聴覚、平衡感覚、味覚、嗅覚体性感覚、内臓感覚、痛覚

1単位(30時間)

神経系(1)

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Physiology Ⅱ

消化と吸収(1)消化と吸収(2)

消化器の機能栄養素の消化、吸収

科目責任者

栄養と代謝(1)

感覚器系(3)

必修・選択の別

運動器系(3)感覚器系(1)

科目等履修生・特別聴講学生

授業の回数

15回[授業の目的・ねらい] 作業療法・理学療法専攻の学生にとって重要な、運動・感覚・中枢神経・末梢神経等の動物性機能について学習し、身体の機能的構成状況を学ぶ。

��「生理学アトラス」文光堂、「図解生理学」(医学書院)

担当教員 松尾祐子�������

担当教員

配当学年・時期

1年次�後期

感覚器系(2)

糖質、蛋白質、脂質の代謝エネルギー代謝

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��筆記試験、出席状況

内容

神経の基本的機能中枢神経系の統合機能脊髄、脳幹、間脳、小脳、大脳の機能、伝導路骨格筋の構造と機能

神経系(2)神経系(3)運動器系(1)

[使用テキスト]��「シンプル生理学」貴邑冨久子、根来秀雄著、南江堂 ISBN978-4-524-24733-2

[参考文献]

運動の調節骨格筋、心筋、平滑筋の興奮および収縮特性感覚の伝導路、感覚の一般的性質

消化と吸収(3) 消化管ホルモン、肝臓と胆道系

栄養と代謝(2)

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教職員授業見学

1.

2.

授業回数

1 松尾祐子、岩崎俊晴2 松尾祐子、岩崎俊晴3 松尾祐子、岩崎俊晴4 松尾祐子、岩崎俊晴5 岩崎俊晴、松尾祐子6 岩崎俊晴、松尾祐子7 岩崎俊晴、松尾祐子8 岩崎俊晴、松尾祐子9 岩崎俊晴、松尾祐子

10 松尾祐子、岩崎俊晴11 松尾祐子、岩崎俊晴12 松尾祐子、岩崎俊晴13 岩崎俊晴、松尾祐子14 松尾祐子、岩崎俊晴15 松尾祐子、岩崎俊晴1617181920212223

神経

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��筆記試験、レポート、出席状況、実習態度等により総合的に評価する

内容

実習オリエンテーション、測定機器の取り扱い神経・筋神経-筋標本の収縮特性末梢神経の電気的特性心電図、呼吸機能、咀嚼

��実習用図書を各班に用意してある

担当教員 松尾祐子�岩崎俊晴������

担当教員

[授業の目的・ねらい]   動物から摘出した標本、あるいはヒトを被験者として、授業で得た知識の再確認を行うとともにより良く理解する。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

咀嚼力-筋電図からの検討2

不可

授業の回数

15回

[使用テキスト]��担当教員作成の実習書

心電図呼吸機能

オリエンテーション実習講義

咀嚼力-筋電図からの検討1

[参考文献]

  筋肉、神経、感覚機能、呼吸機能、循環機能などについて実習を行う。   実習材料の取り扱い、機器の使用法、実習データの処理・解析法などについても学ぶ。   次回の実習内容について、実習書に目を通して概略をつかみ、必要な準備をして実習に臨むこと。   実習書には理解を深めるための課題が設定されているので、1年次の復習もかねて課題に取り組むこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

  それぞれの実習項目について、理解を深めるとともに、科学レポートの書き方も身につける。

感覚機能1

心電図検査と判読呼吸機能検査と息こらえテスト平衡感覚、二点識別の測定

実習講義

  さらに、各班で実験のテーマを定め、目的に合わせた実験内容の組み立ておよびプレゼンテーションができるようにする。

筋電図1筋電図2

科目等履修生・特別聴講学生

単位数(時間数)

1単位(45時間)

配当学年・時期

2年次�前期

テーマ

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Physiological Practice

自由課題2運動生理

生体からの情報収集2最大酸素摂取量と酸素負債

科目責任者

感覚機能2

必修・選択の別

生理学実習実習 必修 松尾祐子

発表・まとめ 自由課題の発表、実習のまとめ講義

4基本味の味覚特性の測定

筋肉

生体からの情報収集1自由課題1

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教職員授業見学

1.

2.

3.

4.

5.

授業回数1 鈴木智高2 鈴木智高3 鈴木智高4 鈴木智高5 鈴木智高6 鈴木智高7 鈴木智高8 鈴木智高9 鈴木智高

10 鈴木智高11 鈴木智高12 鈴木智高13 鈴木智高14 鈴木智高15 鈴木智高[使用テキスト]��中村隆一:「基礎運動学 第6版 補訂」,医歯薬出版(978-4263211533)

[参考文献]

筋の種類と構造筋の機能神経系の基本構造

運動学習 運動学習の諸理論、学習と記憶、まとめ

運動分析の方法歩行とは、歩行の運動学

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��最終試験および小テストにより評価

内容

運動学の領域、運動をどう表現するか力の概念、運動と力、円運動モーメント、身体とてこ骨および関節の構造と機能

生体力学の基礎(1)生体力学の基礎(2)運動器の構造と機能(1)

��伊東元、高橋正明編:「運動学」,医学書院(978-4260000208)

担当教員 鈴木智高�������

担当教員

筋機能とその特性を理解し説明できる。

運動をコントロールする末梢ならびに中枢神経系の生理的機能について理解し、説明できる。

姿勢および歩行に関して基礎的な理解ができる。

配当学年・時期

1年次�後期

運動の中枢神経機構(1)

必修・選択の別

関節の構造と機能を理解できる。

運動器の構造と機能(3)神経系の構造と機能

科目等履修生・特別聴講学生

授業の回数

15回[授業の目的・ねらい] 人間の運動を力学的、生理学的側面から総合的に理解するために、運動学の歴史、力学的基礎知識、人間の形態及び生理機能について理解することを目的とする。

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Kinesiology Ⅰ

姿勢制御(1)姿勢制御(2)

姿勢とバランス制御転倒リスクと注意機能

科目責任者

運動の分析

運動の中枢神経機構(2)

単位数(時間数)

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

姿勢

反射運動、姿勢反射と立ち直り反射随意運動、運動と脳静的姿勢、姿勢の保持機構、姿勢評価

1単位(30時間)

テーマ

歩行

運動学とは

運動学Ⅰ講義 必修 鈴木智高

運動器の構造と機能(2)

身体運動に関わる生体の構造と機能を力学的、生理学的に理解し、姿勢・運動動作における身体のメカニズム及び運動能力の発達や加齢化について総合的に学習する。 準備学習として、授業前にテキストを読み、疑問点について調べてくること、また、授業後にレジュメや授業の疑問点についてテキスト等を参照し理解を深めるよう取り組むこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

生体力学の基礎を理解できる。

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教職員授業見学

1.

授業回数1 鈴木智高

2 鈴木智高

3 鈴木智高

4 鈴木智高

5 鈴木智高

6 鈴木智高

7 鈴木智高

8 鈴木智高

9 鈴木智高

10 鈴木智高

11 鈴木智高

12 鈴木智高

13 鈴木智高

14 鈴木智高

15 鈴木智高

運動学Ⅱ講義 必修 鈴木智高

関節運動学概論(2)

身体各部位の関節運動における関節構成体、筋の振る舞いと役割について学習し、正常関節における運動法則を理解する。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]正常な関節運動における運動の法則と関節構成体、筋の役割について説明できる。

テーマ

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

股関節の運動(1)

脊柱の運動法則、構造脊柱の運動のメカニズム股関節の運動法則、構造

1単位(30時間)

運動学とは

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Kinesiology Ⅱ

膝関節の運動(2)足関節と足部の運動(1)

膝関節の運動のメカニズム足関節の運動法則、足部の構造

科目責任者

股関節の運動(2)

脊柱・体幹の運動(2)

必修・選択の別

肩関節の運動(1)肩関節の運動(2)

科目等履修生・特別聴講学生

授業の回数

15回[授業の目的・ねらい]1.身体を構成する各関節について、関節運動のメカニズムを具体的に学習する。2.正常な基本動作のメカニズムと動作特性について学習する。

I. A. Kapandji著(荻島秀男、島田智明訳)カパンディー関節の生理学 Ⅰ~Ⅲ(医歯薬出版)Castaing J et al 著(井原秀俊 他訳)「図解 関節・運動器の機能解剖 上肢・脊柱編」(協同医書出版)Castaing J et al 著(井原秀俊 他訳)「図解 関節・運動器の機能解剖 下肢編」 (協同医書出版)

担当教員 鈴木智高�������

担当教員

配当学年・時期

1年次�後期

脊柱・体幹の運動(1)

膝関節の運動法則、構造

単位数(時間数)

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��試験の点数で評価

内容

運動学の領域、運動をどう表現するか力の概念、運動と力、円運動モーメント、身体とてこ関節の基本的構造と機能

生体力学の基礎(1)生体力学の基礎(2)関節運動学概論(1)

[使用テキスト]�Donald A. Neumann著「筋骨格系のキネシオロジーカラー版」(医歯薬出版)978-4263213957

[参考文献]

関節運動学の基礎肩関節の運動法則、構造肩関節の運動のメカニズム

足関節と足部の運動(2) 足関節の運動のメカニズム

股関節の運動のメカニズム膝関節の運動(1)

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教職員授業見学

1.

2.

3.

授業回数

1石井慎一郎

2石井慎一郎

3石井慎一郎

4石井慎一郎

5石井慎一郎

6石井慎一郎

7石井慎一郎

8石井慎一郎

9石井慎一郎

10石井慎一郎

11石井慎一郎

12石井慎一郎

13石井慎一郎

14石井慎一郎

15石井慎一郎

運動学演習演習 必修 石井慎一郎

重心制御のメカニズム

グループに分かれて各課題について計測を行い、計測結果と得られた情報から分かった事をレポートにまとめる。その内容について班毎に発表して、クラス全体でディスカッションを行う。

[授業修了時の達成課題(到達目標)] 実際の身体運動を運動学の知識を基に、観察、計測、分析ができる。

単位数(時間数)

【授業の概要・準備学習(予習・復習)】

動作筋電図(1)

等速性筋力測定装置を使用して筋力測定を行う。角度-トルク曲線、速度-力曲線、屈伸筋力比、疲労曲線から筋力特性について考える。

等速性筋力測定装置を使用して筋力測定を行う。角度-トルク曲線、速度-力曲線、屈伸筋力比、疲労曲線から筋力特性について考える。

四肢、体幹の関節運動を関節運動学の視点から観察し、関節運動の法則について考える。

1単位(30時間)

テーマ

正常歩行のメカニズム

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Laboratory in Kinesiology

姿勢変化と重心制御の分析(2)

分析結果討論

坐位、立位における姿勢変化と重心制御の方略を運動学的視点から観察し、姿勢制御のメカニズムについて考える。

課題発表会

科目責任者

動作筋電図(2)

筋力の測定(2)

必修・選択の別

分析結果を論理的に考察し、記述・説明ができる。

重心制御のメカニズム

運動学的計測の原理

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

15回[授業の目的・ねらい] 運動学Ⅰ、Ⅱで学んだ身体運動のメカニズムについて、実習を通じてさらに理解を深める。また、臨床における運動学的評価の手法と解釈の仕方について基礎的知識を学習する。

��中村隆一・斎藤宏 著 運動学実習(医歯薬出版)

担当教員 石井慎一郎�������

担当教員

論理的根拠に基づくディスカッションができる。

配当学年・時期

2年次�前期

筋力の測定(1)

[使用テキスト]

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��出席状況、レポート、討論会での発言内容を総合的に評価する

内容

正常歩行の運動学を講義する

正常歩行の運動学を講義する

筋の収縮特性と筋力発揮のメカニズムを講義する

筋の収縮特性と筋力発揮のメカニズムを講義する

正常歩行のメカニズム

筋力発揮のメカニズム

筋力発揮のメカニズム

��資料配布

[参考文献]

重心制御と床反力作用点との関係を講義する

重心制御と床反力作用点との関係を講義する

トルクマシーン、重心動揺計、筋電図の計測原理について講義する

分析結果討論 課題発表会

四肢、体幹の関節運動を関節運動学の視点から観察し、関節運動の法則について考える。

坐位、立位における姿勢変化と重心制御の方略を運動学的視点から観察し、姿勢制御のメカニズムについて考える。

姿勢変化と重心制御の分析(1)

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-10

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教職員授業見学可

1.

2.

授業回数1 関  勝

2 関  勝

3 関  勝

4 関  勝

5 関  勝

6関  勝

7関  勝

8 生田倫子

9 生田倫子

10 生田倫子

11 生田倫子

12 生田倫子

13 生田倫子

14 生田倫子

15 関  勝老年期の発達

成人期の発達課題と問題について

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��試験、レポートおよび出席状況等で評価する。

1.イラストでわかる人間発達学 上杉雅之監修 医歯薬出版 2.シンプル理学療法学・作業療法学シリーズ 人間発達学テキスト 植松光俊/中川法一/大工谷新一編 南江堂 3.小児科臨床ピクシス19 ここまでわかった小児の発達  久保田雅也 中山書店

老年期の発達課題と問題について

[参考文献]

[使用テキスト]��(関担当分)小児のリハビリテーションのための神経と発達の診かた 前川喜平著 新興医学出版/(生田担当分)よくわかる発達心理学 無藤 隆 著 ミネルヴァ書房

発達障害疾患各論その2(広汎性発達障害、注意欠如・多動性障害など)、言語障害等

青年期の発達

人間発達学とはなにか

幼児期の発達課題と問題について児童期の発達

成人期の発達

乳児期の発達

児童期の発達課題と問題について

月齢・年齢による発達(発達系反射・行動発達)等

月齢・年齢による発達(行動発達)、発達評価法等

小児の発達各論(1)

小児の発達各論(2)

小児の発達各論(3)、発達評価法

発達障害(4)その他 重度心身障害、その他等

青年期の発達課題と問題について

発達障害・精神運動遅滞総論、脳性麻痺その1等

脳性麻痺その2、発達障害疾患各論その1(精神遅滞(Down症候群その他含む)、学習障害、広汎性発達障害など)等

発達障害(2)

幼児期の発達

人間発達学の課題と目的について

乳児期の発達課題と問題について

本講義における関担当分では身体的な発達を中心に医学的な見地から講義し、生田担当分では精神的な発達について各発達段階の位置づけと主要な発達的様相を講義する。事前学習については、該当部分のテキストを参照し理解を深めること。

発達障害(3)

発達障害(1)

テーマ

中枢神経系の発生と発達、行動観察と発達系反射等

月齢・年齢による発達(発達系反射)等

1年次�後期

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

人の個体としての生命活動の経過の中で生じる身体的・精神的のさまざまな変化の全体像を理解する。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

内容

人間発達の全体像を理解することによって、リハビリテーションを主体とした問題支援の為の基礎知識を獲得する。

1単位(30時間)

発達神経学総論

15回[授業の目的・ねらい] リハビリテーションに必要な人間発達について、身体・精神の両面から学習することを目標とする。

授業科目名

担当教員

Human Development

授業の種類(講義・演習・実習の別)

科目等履修生・特別聴講学生

担当教員

科目責任者

関  勝�生田倫子������

不可

人間発達学講義 必修 関  勝

単位数(時間数)

必修・選択の別

配当学年・時期

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-11

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教職員授業見学

1.

2.

3.

授業回数

1 石井慎一郎

2 石井慎一郎

3 石井慎一郎

4石井慎一郎

5石井慎一郎

6 石井慎一郎

7 石井慎一郎

8 石井慎一郎

9 石井慎一郎

10 石井慎一郎

11 石井慎一郎

12 石井慎一郎

13 石井慎一郎

14 石井慎一郎

15 石井慎一郎

[参考文献]

歩行のバイオメカニクス

モーションキャプチャー、動作筋電図

計測課題、計測方法、データ解析、仮説について発表会

まとめ 講義「ヒトはどのように動くのか」

データ解析

データ解析動作解析実習

動作解析実習

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��出席状況、レポート、発表会の発言内容を総合的に評価

内容

動作解析の概略と臨床的意義

重心と床反力

関節モーメント、関節パワー

立ち上がり動作のバイオメカニクス

基礎バイオメカニクス

基礎バイオメカニクス

身体運動のバイオメカニクス

��臨床歩行分析研究会(編)「関節モーメントによる歩行分析」(医歯薬出版)黒川幸男・高橋正明・鶴見隆正(編)「運動解析 理学療法MOOK 6」(三輪書店)

担当教員 石井慎一郎�������

担当教員

基本動作のメカニズムについて、運動学的、運動力学的に説明できる。

配当学年・時期

3年次�前期

動作解析実習

[使用テキスト]��山本澄子・石井慎一郎・江原義弘著「基礎バイオメカニクス」 ・配布資料

必修・選択の別

三次元動作解析手法を修得する。

身体運動の計測原理

動作解析実習

科目等履修生・特別聴講学

不可

授業の回数

15回[授業の目的・ねらい]1. 動作解析の方法論を学ぶ。2. 動作解析より得られたデータの分析、考察を通じて、身体運動のメカニズムを運動力学的視点から学習する。

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Biomechanics

動作解析実習

解析結果報告会

データ解析

解析結果の発表とディスカッション

科目責任者

動作解析実習

動作解析実習

三次元動作解析装置を使用して身体運動の計測

データ解析

データ解析

1単位(30時間)

テーマ

動作解析学概論

動作解析学講義 必修 石井慎一郎

身体運動のバイオメカニクス

床反力や関節モーメントなどの力学パラメータについて説明し、これらの力学パラメータを得るための動作解析手法について実習形式で学習する。運動学、運動力学的知識を応用して、身体運動がどのようなメカニズムで成り立っているのかを考察する。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

運動力学的パラメータについて理解できる。

単位数(時間数)

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-12

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教職員授業見学

1.

56授業回数

1 小林 正稔

2 小林 正稔

3小林 正稔

4小林 正稔

5 小林 正稔

6 小林 正稔

7小林 正稔

8小林 正稔

9小林 正稔

10小林 正稔

11小林 正稔

12小林 正稔

13小林 正稔

14 小林 正稔

15 小林 正稔

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��出席、小レポートの提出、学期末試験により総合的に評価する。講義中の私語は減点。

内容

ガイダンス(臨床心理学発展史)

臨床心理学では「ひと」をどのようにして捉えているか?

「ひと」を理解していくプロセスと方法について

発達課題の理解ととらえ方

精神病理の理解ととらえ方

発達的視点とは・臨床アセスメントの基本

パーソナリティ・行動アセスメント

講義 必修 小林 正稔臨床心理学

臨床心理学的援助とは何か、それに必要な理論的理解と技法について概観を得る。

パーソナリティや行動のとらえ方

テーマ

「臨床心理学」とは

臨床心理学的人間観

小林 正稔�������

担当教員

[授業の目的・ねらい] 『「ひと」の「こころ」を理解するということはどういううことでしょう?』この問いに応えられる心理臨床の知恵を学び、ヒューマンサービスの担い手、援助職として実践的に活動するための「こころ」の基礎知識を習得し、さらに臨床心理学的援助の本質について学ぶ。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)] 臨床心理学的知見の理解と、今後の実践的展開方法について学ぶ。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

[使用テキスト]��なし、適宜プリントを用意する。

[参考文献]��浅井千秋編「心理学を学ぶ」東海大学出版会(講義を受ける前に読んでおくこと)

必修・選択の別

病理のアセスメント

臨床心理学の学の対象-乳幼児期・学童期-

科目等履修生・特別聴講学生

授業の回数

15回

科目責任者

担当教員

思春期・青年期の理解ととらえ方 不登校・学校不適応・非行….

成人期以降の理解ととらえ方 うつ病・統合失調症・認知症….

単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

2年次�前期

カウンセリング・サイコセラピー等原理と方法論

発達アセスメント

乳幼児期・学童期の理解ととらえ方 発達障害・虐待・自閉症….

臨床アプローチ コミュニティへの介入

家族への介入の方法と家族療養等

学校・地域などへの介入の方法 社会変革の方法論

臨床心理学の対象-思春期・青年期-

臨床心理学の対象-成人期・中年期以降-

臨床アプローチ 個人への介入

まとめ まとめのレポート作成

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Clinical Psychology

臨床心理学の今後-臨床家の訓練と倫理-

コミュニティ心理学へ

倫理、法律と臨床現場の人間が守らなければならないこと及び訓練の方法など

臨床心理学の限界と今後の展開

臨床アプローチ 家族への介入

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教職員授業見学

1.

2.

授業回数1 丸山 隆2 丸山 隆3 丸山 隆4 丸山 隆5 丸山 隆6 丸山 隆7 丸山 隆8 丸山 隆9 丸山 隆

10 丸山 隆11 丸山 隆12 丸山 隆13 丸山 隆14 丸山 隆15 丸山 隆

講義 必修 丸山 隆Pathology

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��試験を行う。基準点数に満たない者については、その理由を自己分析させ、再試験を行うかレポート報告させる。

内容

病理学の概要病因とは。内因と外因、主因と副因(誘因)遺伝子・染色体・胎生期に起こる異常

進行性病変(再生、肥大、過形成、化生、創傷治癒)糖質代謝異常、脂質代謝異常蛋白質代謝異常、色素代謝異常、無機物代謝異常

テーマ

病理学とは病因論先天異常細胞障害と修復(1)

��検討中

担当教員 丸山 隆�������

担当教員

[授業の目的・ねらい] 病理学は健常な個体が病的な状態に陥る過程、臓器・細胞の変化、修復・治癒に至るまでを体系的に学ぶ学問であり、リハビリテーション学科にあっては、理学療法、作業療法専攻とも両方を科学的裏付けのもとで実践するための基本科目である。複雑かつ幅広い内容であるが、解剖学、生理学の知識を連携させ、効率的に授業する。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

科目責任者

[使用テキスト]��「カラーで学べる病理学」著者名:渡辺照男(ヌーベルヒロカワ ISBNコード:978-4-86174-062-6)

[参考文献]

病気の本態を細胞、組織、臓器の変化としてとらえ、病気というものを形態的・機能的にいろいろな角度から分類し、理論的な知識として整理しながら教授する。 ・前期に学んだ人体の構造・機能(解剖・生理学)について復習をしておくこと。 ・授業前にテキストを読み、疑問点を調べておくこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]病気の本態を細胞、組織、臓器の変化としてとらえ、説明できる。

退行性病変(変性、委縮、壊死)

虚血、充血、うっ血、出血、血栓症、塞栓症、梗塞側副循環、ショック、浮腫炎症とは、炎症の形態的変化、炎症の各型(急性炎症)

細胞障害と修復(2)

必修・選択の別

疾病の基本的概念を病理形態的に理解し、説明できる。

代謝異常(1)代謝異常(2)

科目等履修生・特別聴講学生

免疫炎症の各型(慢性炎症)、免疫とはアレルギー、自己免疫疾患

単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

1年次�後期

循環障害(1)循環障害(2)炎症

補講、まとめ 補講、まとめ

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

病理学概論

腫瘍(1)腫瘍(2)

腫瘍とは、良性腫瘍と悪性腫瘍、悪性腫瘍の進展形式腫瘍発生の原因、主な悪性腫瘍の形態と特徴

炎症・免疫

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教職員授業見学

1.

授業回数

1 関  勝

2 関  勝

3 関  勝

4 関  勝

5 関  勝

6 関  勝

7 関  勝

8 関  勝

9 関  勝

10 関  勝

11 関  勝

12 関  勝

13 関  勝

14 関  勝

15 関  勝

[使用テキスト]��臨床医学入門第2版河田光博・武田英二編(講談社サイエンティフィク)

[参考文献]

呼吸器系疾患

脳神経系疾患

運動器系疾患

一般臨床医学各論(12) 産科・婦人科疾患、前立腺疾患等

消化器系疾患その2

腎・泌尿器系疾患

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��出席状況・定期試験等を踏まえて総合評価し、60点以上を合格とする。

内容

臨床医学とは、医療とは、生と死など

病気の原因、診断、治療その1

病気の原因、診断、治療その2

循環器系疾患

一般臨床医学総論(2)

一般臨床医学総論(3)

一般臨床医学各論(1)

��講義内容により資料等配布有り。

担当教員 関  勝�������

担当教員

配当学年・時期

1年次�前期

一般臨床医学各論(5)

授業の回数

15回[授業の目的・ねらい]

一般臨床医学各論(11)

内分泌・代謝疾患

感覚器系(皮膚科・眼科・耳鼻咽喉科等)疾患

一般臨床医学各論(10)

リハビリテーションに必要な一般臨床医学の基礎的知識について学習することを目的とする。なお各回の順番・講義内容は変更の可能性が有ることに留意されたい。

単位数(時間数)

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

科目責任者

一般臨床医学各論(8)

一般臨床医学各論(6)

必修・選択の別

一般臨床医学各論(3)

一般臨床医学各論(4)

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

一般臨床医学

一般臨床医学各論(7)

血液疾患

免疫アレルギー性疾患

消化器系疾患その1

1単位(30時間)

テーマ

リハビリテーションに必要な一般臨床医学の基礎的知識と概念を獲得する。

不可

科目等履修生・特別聴講学生

一般臨床医学各論(9)

一般臨床医学総論(1)

関  勝必修講義Clinical Medicine

一般臨床医学各論(2)

一般臨床医学に関する基礎的知識について、総論(臨床医学・医療とは、生と死、病気の原因・診断・治療等)と各論(いずれも主要疾患;循環器、呼吸器、脳神経、感染症、免疫アレルギー、血液、消化器、腎・泌尿器、内分泌・代謝、皮膚科・眼科・耳鼻咽喉科、産科・婦人科等)を解説する。予習は各回の項目についてテキスト・その他各種メディアを通じて自分なりの問題意識を抱き、復習は講義内容のレビューを行い疑問点を解消して自分の言葉で平易に正しく説明できるようにすること。 

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-15

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教職員授業見学

1.

23456授業回数

1 中山秀紀

2 中山秀紀

3 中山秀紀

4 中山秀紀

5 中山秀紀

6 中山秀紀

7 中山秀紀

8 中山秀紀

9 中山秀紀

10 中山秀紀

11 中山秀紀

12 中山秀紀

13 中山秀紀

14 中山秀紀

15 中山秀紀

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��期末試験又はレポートで評価

内容

精神医学および医療の歴史と現況

精神医学の専門領域、精神医学的方法、面接など

神経心理学、深層心理学、人格と反応など

老年期の痴呆性疾患、意識障害と外因反応型など

てんかんの発作型、分類、精神症状、治療など

医学心理学

精神症状学と疾病分類

講義該当学科・年次のカリキュ

ラム表参照中山秀紀

精神医学Ⅰ

 精神医学における基本的な考え方や方法論を理解する。主な精神症状や全体の疾病分類の知識を持ち、主要な精神障害については十分把握する必要がある。また治療法の種類やその適用について知るとともに今日的なテーマについても重要性を認識しておく。

主な精神症状と診断方法、疾病分類

テーマ

精神医学・医療の歴史

精神医学序説

中山秀紀�������

担当教員

[授業の目的・ねらい]  精神医学の基本的事項を学ぶ過程で、精神現象の発生機序や精神医学の基本的な考え方を習得し、病者への理解を深めるとともに、社会や人間を知る上での精神医学の果たす役割の重要性に気づいてもらう。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]  精神医学の歴史と基本的な考え方や方法論、また主な精神症状や疾病分類について理解させる。その上で個別の精神障害について説明し、各種治療法や精神科リハビリテーションの概要、さらに今日的テーマの地域精神医療や精神保健福祉法についても別途講義を行う。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

[使用テキスト]��なし

[参考文献]現代臨床精神医学 改訂9版:大熊輝雄著、金原出版、・カプラン 臨床精神医学テキスト(Synopsis of Psychiatry)7版:井上令一ら監訳、医学書院

必修・選択の別

てんかん

統合失調症

科目等履修生・特別聴講学生

授業の回数

15回

科目責任者

担当教員

気分障害の概要

神経症性障害の類型と人格障害の概要

単位数(時間数)

2単位(30時間)社会福祉学科1単位(30時間)PT/OT

配当学年・時期

3年次前期 社会福祉学科2年次前期 PT/OT

アルコール依存症と薬物依存の疾患概念と治療

器質性精神障害

統合失調症の概要とその類縁疾患

精神科治療学

児童青年期特有の心の問題とその対策治療

薬物療法の発展と精神療法、作業療法など

気分障害

神経症性障害と人格障害

精神作用物質関連障害

精神保健福祉法 精神保健福祉行政の歴史と現在の精神保健福祉法

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Psychiatry Ⅰ

精神科リハビリテーション

地域精神医療

リハビリテーション治療と社会復帰支援

地域における精神科医療と精神保健福祉

児童青年期精神医学

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教職員授業見学

1.2.3.4.5.

1 岩崎俊晴

2 岩崎俊晴

3 岩崎俊晴

4 岩崎俊晴

5 岩崎俊晴

6 岩崎俊晴

7 岩崎俊晴

8 岩崎俊晴

9 岩崎俊晴

10 岩崎俊晴

11 岩崎俊晴

12 岩崎俊晴

13 岩崎俊晴

14 岩崎俊晴

15 岩崎俊晴

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

�出席状況、授業態度、定期試験結果等にて総合評価する。 60点以上を合格とする。

内容

リスク要因、発生機序、悪性新生物全般の臨床経過、治療など

動脈硬化成因、メタボリック症候群、高血圧(本態性・二次性)など

糖尿病と合併症、低血糖発作など

心臓と循環器の構造と機能、心電図の読解、不整脈など

狭心症、心筋梗塞など

糖尿病

脂質代謝異常、高尿酸血症

講義 必修 岩崎俊晴内科学Ⅰ

内科学Ⅰにおける代表的な諸疾患に関する基礎知識を習得する。

脂質代謝異常症、痛風など

テーマ

悪性新生物

生活習慣病

岩崎俊晴�������

担当教員

日常多く接する症状について、その背景となる疾患を理解できるようにする。

社会人になった時、円滑に対象者および家族を支えるられるだけの知識と医療の現場と連携できる知識を得る。

自らの家族や親しい人、大切な人が支えを必要になった場合の気持ちで、十分な知識を学び対応を考える。

[授業の目的・ねらい] 医療者として医療の基礎的な知識を持たずに人を支えていくことが可能でしょうか。私たちがより健康的に生活する上でも人体や老化、疾病などについて理解することは大切です。この講義で学ぶことは対象者を心から支えていくために必要な知識です。 内科学は、呼吸器、循環器、消化器、腎・泌尿器、血液、内分泌と体全体にわたり範囲が広いですが、人体の構造と疾病を理解するうえで基本となるものです。患者を支え、総合的にともに歩む理学療法、作業療法を学ぶ学生に必要な基礎的医学知識を学びます。 なお講義時には必ず指定テキストを持参すること。また講義内容及び順番は変更となることが有る旨、留意されたい。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)] 内科学Ⅰでは、健康診断で指摘される体の病気、糖尿病・生活習慣病と動脈硬化から起きる病気、心臓や肺の疾患を中心に疾病の成立について講義します。 循環器疾患、呼吸器疾患、末梢血管疾患、感染症・アレルギー、生活習慣病、糖尿病、動脈硬化、高血圧、悪性腫瘍などの概念と種々の検査法、治療法などの概要および主要症候、病態について講義します。 予習は各回の項目について教科書を一読し、テキスト・その他各種メディアを通じて自分なりの問題意識を抱き、復習は講義内容のレビューを行い疑問点を解消して図や自分の言葉を用いて平易に説明できるようにすること。できたら該当する範囲の国家試験過去問を解いておくことが望ましい。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

[使用テキスト]�『病気がみえる Vol.2 循環器』 発行:メデイックメデイア、『病気がみえる Vol.3 糖尿病、代謝、内分泌』 発行:メデイックメデイア、『病気がみえる Vol.4 呼吸器』 発行:メデイックメデイア、『病気がみえる Vol.6 免疫、膠原病、感染症』 発行:メデイックメデイア) (講義時には必ず指定テキストを持参すること)

[参考文献]�上記以外の『病気がみえるシリーズ』 発行:メデイックメデイア 、『ビジュアルノート』 発行:メデイックメデイア、多田 富雄 『好きになる免疫学』 講談社

必修・選択の別

疾患が起きる病態・検査・治療を理解し、適切な対応ができるようになる。

虚血性心疾患

呼吸器疾患その1

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

15回

科目責任者

担当教員

心不全の病態と治療、ショックを起こす病態・その他など

心不全の病態と治療、ショックを起こす病態・その他など

単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

2年次�前期

呼吸器疾患その2

急性・慢性動脈閉塞症、深部動脈塞栓症・肺塞栓、静脈瘤、大動脈解離など

心臓、不整脈

呼吸調節、換気異常・異常呼吸・過換気・無呼吸、ARDS、CO2ナルコーシスなど

感染症総論

拘束性・閉塞性肺疾患、気管支喘息、気胸・胸水・胸膜炎、肺がん・胸腺腫など

感染と生体防御、アレルギー、その他総論

心不全、ショックその1

心不全、ショックその2

末梢血管疾患

授業回数

先天性心疾患 先天性心疾患をきたす疾患と病態の理解

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Internal MedicineⅠ

感染症各論

心弁膜症

肺炎・肺結核・MAC、感染性心内膜炎、食中毒、その他各論

心弁膜症をきたす疾患と病態の理解

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教職員授業見学可

1.

2.

3.

4.

5.

授業

回数

1 岩崎俊晴

2 岩崎俊晴

3 岩崎俊晴

4 岩崎俊晴

5 岩崎俊晴

6 岩崎俊晴

7 岩崎俊晴

8 岩崎俊晴

9岩崎俊晴

10 岩崎俊晴

11 岩崎俊晴

12 岩崎俊晴

13岩崎俊晴

14岩崎俊晴

15 岩崎俊晴老化と疾患 高齢者の抱える疾患と特有の病態

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Internal MedicineⅡ

消化器疾患その3

膠原病、血管炎症候群

肝臓・膵臓疾患 (黄疸をきたす疾患と病態、胆石・胆嚢疾患)等大動脈から末梢血管に起こる疾患

主な膠原病を理解(RA、SLE,DM・PM、PSS、MCTD、SjS、Behcet病など)、血管炎症候群とステロイド療法の副作用(PN、MPA、Wegener、AGA,TAなど)等

消化器疾患その1

その他の内科学主要疾患

骨・カルシウム代謝その2

腫瘍の病態と傍腫瘍症候群など

消化器疾患その2

食道・胃疾患(消化器の構造と機能、嘔吐・吐血・誤嚥の病態)等

小腸・大腸疾患(腹痛・下血をきたす疾患と対応)等

水・電解質バランスその1

水・電解質バランスその2

その他の内科学主要疾患

授業の回数

15回

科目責任者

担当教員

水電解質バランスの理解、脱水・浮腫、電解質異常各論(1)など

電解質異常各論(2)、アニオンギャップ、尿崩症、SIADH、原発性アルドステロン症など

単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

2年次�後期

[使用テキスト]�『病気がみえる Vol.1 消化器』 発行:メデイックメデイア『病気がみえる Vol.3 糖尿病、代謝、内分泌』 発行:メデイックメデイア、『病気がみえる Vol.5 血液』 発行:メデイックメデイア、『病気がみえる Vol.6 免疫、膠原病、感染症』 発行:メデイックメデイア)、『病気がみえる Vol.8 腎・泌尿器』 発行:メデイックメデイア (講義時には必ず指定テキストを持参すること)

[参考文献]�上記以外の『病気がみえるシリーズ』 発行:メデイックメデイア、リッピンコットシリーズ・イラストレイテッド生理学

必修・選択の別

疾患が起きる病態を理解し、適切な対応ができるようになる。

内分泌疾患

腫瘍に関連する疾患

科目等履修生・特別聴講学生

不可

岩崎俊晴�������

担当教員

日常多く接する症状について、その背景になる疾患を理解できるようにする。

社会人になった時、円滑に対象者および家族を支えるられるだけの知識と医療の現場と連携できる知識を得る。

自らの家族や親しい人、大切な人が支えを必要になった場合の気持ちで、十分な知識を学び対応を考える。

[授業の目的・ねらい]

医療者として医療の基礎的な知識を持たずに人を支えていくことが可能でしょうか。私たちがより健康的に生活する上でも人体や老化、疾病などについて理解することは大切です。この講義で学ぶことは対象者を心から支えていくために必要な知識です。 内科学は、呼吸器、循環器、消化器、腎・泌尿器、血液、内分泌、免疫・膠原病と体全体にわたり範囲が広いですが、人体の構造と疾病を理解するうえで基本となるものです。患者を支え、総合的にともに歩む理学療法、作業療法を学ぶ学生に必要な基礎的医学知識を学びます。 なお講義時には必ず指定テキストを持参すること。また講義内容及び順番は変更となることが有る旨、留意されたい。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)] 内科学Ⅱでは、消化器系、血液系、腎・泌尿器系、内分泌系、骨代謝系、電解質系、膠原病、悪性腫瘍、老化などの概念と検査・治療および主要症候、病態について講義します。 消化器疾患、血液疾患、腎疾患、内分泌疾患、水・電解質バランス、骨代謝系疾患、膠原病、悪性腫瘍、老化疾患などを中心に疾病の病態、症状、治療について講義します。 予習は各回の項目について教科書を一読し、テキスト・その他各種メディアを通じて自分なりの問題意識を抱き、復習は講義内容のレビューを行い疑問点を解消して図や自分の言葉を用いて平易に説明できるようにすること。できたら該当する範囲の国家試験過去問を解いておくことが望ましい。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

講義 必修 岩崎俊晴内科学Ⅱ

内科学Ⅱにおける代表的な諸疾患に関する基礎知識を習得する。

腎炎、腎不全、慢性腎臓病、透析など

テーマ

血液疾患その1

血液疾患その2

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

�出席状況、授業態度、定期試験、その他等にて総合評価する。 60点以上を合格とする。

内容

貧血 白血病 悪性リンパ腫、骨髄移植など

出血性疾患、紫斑をおこす病態、DICなど

骨・カルシウム代謝とVitD、副甲状腺疾患・その他など

骨粗鬆症、骨軟化症、くる病、サルコペニア、ロコモテイブsyndなど

副腎、甲状腺、下垂体疾患と左記3つの器官のホルモンの働きと調節・異常など

骨・カルシウム代謝その1

腎疾患

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教職員授業見学

1.

授業回数1 関  勝2 関  勝3 関  勝4 関  勝5 関  勝6 関  勝7 関  勝8 関  勝

9関  勝

10 関  勝

11 関  勝

12 関  勝13 関  勝14 関  勝15 関  勝

講義 必修 関  勝

Orthopaedic SurgeryⅠ

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��出席状況・定期試験等を踏まえて総合評価し、60点以上を合格とする。

内容

臨床的基礎(1)骨・関節の構造と生理(形態と機能)等臨床的基礎(2)靭帯・腱・骨格筋・神経系の構造と機能等骨・関節、筋・神経の病態生理等

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

整形外科的検査法(症候と診断等含む)等整形外科的治療法(保存的療法(牽引療法含む)等)等整形外科的治療法(手術的療法等)等

テーマ

整形外科学基礎知識(1)整形外科学基礎知識(2)整形外科学基礎知識(3)整形外科学基礎知識(4)

[参考文献]

整形外科が対象とする運動器の形態・機能・病態生理、および整形外科学的評価・検査・治療方法に関して講義し、さらに外傷等を中心とした総論的主要疾患等について、リハビリテーションとの関連を踏まえて解説する。 予習は各回の項目についてテキスト・その他各種メディアを通じて自分なりの問題意識を抱き、復習は講義内容のレビューを行い疑問点を解消して自分の言葉で平易に説明できるようにすること。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

整形外科学における運動器の形態・機能・病態生理と評価・検査・治療方法、および総論的主要疾患等について、リハビリテーションに必要な基礎的知識と概念を獲得する。

整形外科的評価法(症候と診断等含む)等

��松野 丈夫/中村 利孝総編集「標準整形外科学(第12版)」 (医学書院、•ISBN978-4-260-01787-9)

担当教員

不可

授業の回数

15回

科目責任者

[使用テキスト]��立野勝彦著「標準理学療法学・作業療法学専門基礎分野「整形外科学(第3版)」 (医学書院、ISBN978-4-260-00857-0)

担当教員 関  勝�������

[授業の目的・ねらい] リハビリテーションの臨床上で必要な整形外科学の基礎的内容・総論的主要外傷・疾患等について学習する。 疑問点を解消して自分の言葉で平易に説明できるようにすること。 なお講義時には必ず指定テキストを持参すること。また講義内容及び順番は変更となることが有る旨、留意されたい。

外傷(3)

骨折総論(分類・症状・診断・合併症・治療原則・治癒機転)等骨折総論(治癒条件と経過・治癒後合併症)、骨折各論(1)(体幹等)

骨折各論(2)(体幹・上肢等)

整形外科学基礎知識(5)

必修・選択の別

整形外科学基礎知識(6)整形外科学基礎知識(7)

科目等履修生・特別聴講学生

外傷(4)

外傷(5)

骨折各論(3)(上肢・下肢等)

骨折各論(4)(下肢等)

単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

2年次�前期

外傷(1)外傷(2)

��高橋邦泰・芳賀信彦編「整形外科学テキスト(改訂第3版)」(南江堂、ISBN978-4-524-26245-8)

外傷(8) 末梢神経損傷(腕神経叢含む)、その他等

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

整形外科学Ⅰ

外傷(6)外傷(7)

創・関節損傷等筋・腱・靱帯損傷等

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-18

Page 20: PT21-1 · 2018-09-19 · 筋の形態、筋の起始と停止、よよび筋の作用を解説する 頭部の骨 必修・選択の別 骨格筋の起始と停止および作用を理解し説明できる。

教職員授業見学

1.

授業回数

1関  勝

2関  勝

3関  勝

4関  勝

5関  勝

6関  勝

7関  勝

8関  勝

9関  勝

10関  勝

11関  勝

12関  勝

13関  勝

14関  勝

15関  勝

炎症性疾患(2)、循環障害・壊死性疾患(1)

その他の各論的主要疾患・外傷(2)

未出の上肢(手・肘・肩)疾患・下肢(骨盤・股・膝・足)疾患等、熱傷、切断及び離断等

スポーツ傷害概論等

スポーツ傷害(2)

その他の各論的主要疾患・外傷(1)

スポーツ外傷とスポーツ障害(急性外傷・慢性外傷)等

スポーツ傷害(1)

必修・選択の別

前年度整形外科学Ⅰに続く、各論的主要疾患・外傷等における病態生理、症候、評価・検査・診断、治療、予後等について、リハビリテーションとの関連を踏まえて解説する。予習は各回の項目についてテキスト・その他各種メディアを通じて自分なりの問題意識を抱き、復習は講義内容のレビューを行い疑問点を解消して自分の言葉で平易に説明できるようにすること。

15回

脊髄・脊椎疾患各論(脊柱変形・脊椎奇形含む)等、脊椎損傷・頸髄および胸腰髄損傷等

未出の上肢(手・肘・肩)疾患・下肢(骨盤・股・膝・足)疾患等、熱傷、切断及び離断等

脊髄・脊椎疾患(2)、脊椎・脊髄損傷

先天異常及び系統疾患、神経・筋疾患

先天性骨・関節疾患、整形外科領域における神経・筋疾患等

脊髄・脊椎疾患(1)

退行性疾患

授業の回数

関  勝必修講義Orthopaedic SurgeryⅡ

科目責任者

関  勝�������

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

整形外科学Ⅱ

炎症性疾患各論(感染性・非感染性)、循環障害・壊死性疾患各論(骨端症含む)等

担当教員

循環障害・壊死性疾患(2)、代謝性・内分泌性疾患

科目等履修生・特別聴講学生

不可

リハビリテーションの臨床上で必要な整形外科学における各論的主要疾患・外傷等について学習する。 なお講義時には必ず指定テキストを持参すること。また講義内容及び順番は変更となることが有る旨、留意されたい。

単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

(前年度整形外科学Ⅰより継続分から開始)外傷(6)

退行性疾患(骨粗鬆症・変形性関節症・神経病性関節症・ステロイド関節症・血友病性関節症等)等

[授業の目的・ねらい]3年次�前期

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

整形外科学における各論的主要疾患・外傷等について、リハビリテーションに必要な基礎的知識と概念を獲得する。

骨腫瘍・軟部腫瘍等

骨関節の感染症・非感染性関節疾患(関節リウマチ・その近縁疾患含む)等

��松野 丈夫/中村 利孝総編集「標準整形外科学(第12版)」 (医学書院、•ISBN978-4-260-01787-9)

循環障害・壊死性疾患各論(骨端症含む)、代謝性・内分泌性疾患(くる病・骨軟化症・痛風・大腿骨頭すべり症等)等

テーマ

脊髄・脊椎疾患各論(胸郭疾患・椎間板ヘルニア・変形性脊椎症・脊柱管狭窄症・脊椎分離症・脊椎すべり症含む)等

炎症性疾患(1)

担当教員

外傷(7)

外傷(8)

��高橋邦泰・芳賀信彦編「整形外科学テキスト(改訂第3版)」(南江堂、ISBN978-4-524-26245-8)(前年度「整形外科学Ⅰ」にてテキスト指定・購入済)

[参考文献]

[使用テキスト]��立野勝彦著「標準理学療法学・作業療法学専門基礎分野「整形外科学(第3版)」 (医学書院、ISBN978-4-260-00857-0)(前年度「整形外科学Ⅰ」にてテキスト指定・購入済)

��出席状況・定期試験等を踏まえて総合評価し、60点以上を合格とする。

内容

創・関節損傷、筋・腱・靭帯損傷(1)等

筋・腱・靱帯損傷(2)、末梢神経損傷(腕神経叢含む)(1)等

末梢神経損傷(腕神経叢含む)(2)等

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

腫瘍

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-19

Page 21: PT21-1 · 2018-09-19 · 筋の形態、筋の起始と停止、よよび筋の作用を解説する 頭部の骨 必修・選択の別 骨格筋の起始と停止および作用を理解し説明できる。

教職員授業見学

1.

2.

3.

4.

5.6授業回数

1 関  勝

2 関  勝

3 関  勝

4 関  勝

5関  勝

6関  勝

7関  勝

8関  勝

9関  勝

10関  勝

11 関  勝

12関  勝

13関  勝

14 関  勝

15関  勝認知症その2・その他の神経内科

系主要疾患認知症各論(アルツハイマー型・脳血管性・レビー小体型・前頭側頭型他)、その他の神経内科系主要疾患など

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Neurology

自己免疫性脳疾患

頭痛、認知症その1

免疫介在性脳神経系疾患総論・各論(SSPE・PML・多発性硬化症・NMO・ADEM)など

頭痛を引き起こす病態・各論(片頭痛他)、認知症総論など

筋疾患その2

ALS・SMA・BSMA、筋疾患総論・筋ジストロフィー各論など

脳神経障害その3

パーキンソン病・症候群、運動調節の障害など

末梢神経障害と脱髄性疾患

筋強直性ジストロフィー・周期性四肢麻痺・神経筋接合部疾患他

末梢神経障害総論・各論(GBS・DM性ニューロパチー・CMT)など

自律神経障害

めまい、ふらつき、失調、脊髄小脳変性症

運動ニューロン疾患、筋疾患その1

授業の回数

15回

科目責任者

担当教員

交感神経、副交感神経の病態と障害など

めまい関連疾患、小脳障害を起こす病態、脊髄小脳変性症など

単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

2年次�後期

[使用テキスト]��『病気がみえる Vol.7 脳・神経』 発行:メデイックメデイア (講義時には必ず指定テキストを持参すること)

[参考文献]��川平 和美『≪標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野≫神経内科学』医学書院田崎 義昭 , 斎藤 佳雄 『ベッドサイドの神経の診かた』 南江堂

必修・選択の別

神経内科疾患により生じる症状および症候を理解する。

不随意運動、パーキンソン病・症候群と錐体外路系疾患その1

パーキンソン病・症候群と錐体外路系疾患その2

科目等履修生・特別聴講学生

不可

関   勝�������

担当教員

神経内科疾患の主な検査・診断法および治療法を理解する。

神経内科疾患をもつ患者の障害および予後について理解する。

脳神経外科学との相互関連について理解する。

[授業の目的・ねらい] 脳・脊髄および末梢神経・筋等には系統だった働きがあり、様々な神経学的反応がみられる。神経内科系疾患患者の病態を理解すれば、患者の障害に対してどうサポートし、どう働きかけるかを考えることができるようになる。 神経内科系疾患への理解は、リハビリテーション分野にとって必要不可欠である。本科目では神経内科系の主要疾患とそれにともなう障害の特性について、疾患概念、病態、神経学的検査、診断と治療、予後等における基礎的知識について修得する。 なお神経内科学と並行して講義される脳神経外科学とは内容的にoverlapし、密接に関連することに注意して相互に学習すること。 講義時には必ず指定テキストを持参すること。また講義内容及び順番は脳神経外科学との連係を含め変更となることが有る旨、留意されたい。[授業の概要・準備学習(予習・復習)] 脳・脊髄および末梢神経・筋等における疾患概念・病態・症候・障害・検査・診断・治療・予後などを中心に講義する。 予習は各回の項目についてテキスト・その他各種メディアを通じて自分なりの問題意識を抱き、復習は講義内容のレビューを行い疑問点を解消して自分の言葉で平易に説明できるようにすること。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

講義 必修 関   勝神経内科学

神経内科系疾患の病態を理解する。

脳神経の障害で起こる病態と神経所見その2など

テーマ

脳血管障害(神経内科系)その1

脳血管障害(神経内科系)その2

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��出席状況・定期試験等を踏まえて総合評価し、60点以上を合格とする。

内容

脳梗塞系疾患全般の病態と対応など

その1の続きとその他神経内科系脳血管障害の病態と対応など

脳神経の障害で起こる病態と神経所見その1など

脳神経の障害で起こる病態と神経所見その3など

振戦、舞踏病、ジストニアなど不随意運動の鑑別と錐体外路系疾患、パーキンソン病・症候群、運動調節の障害など

脳神経障害その1

脳神経障害その2

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-20

Page 22: PT21-1 · 2018-09-19 · 筋の形態、筋の起始と停止、よよび筋の作用を解説する 頭部の骨 必修・選択の別 骨格筋の起始と停止および作用を理解し説明できる。

教職員授業見学

1.

授業回数

1 木津りか

2 木津りか

3 木津りか

4 木津りか

5 木津りか

6 木津りか

7 木津りか

8 木津りか

9 木津りか

10 木津りか

11 木津りか

12木津りか

13 木津りか

14 木津りか

15 木津りか

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

小児科学

精神疾患 発達障害、チック、不登校、摂食障害

神経・運動器系疾患

皮膚・眼・耳鼻咽喉疾患

神経系の奇形、けいれん性疾患、筋・運動器疾患、

1単位(30時間)

配当学年・時期

血液疾患・悪性新生物先天性の消化器疾患、腸重積、肝疾患貧血、出血性疾患、白血病、固形腫瘍

[授業修了時の達成課題(到達目標)]リハビリテーションに必要な小児の主な疾患について、概念、病態、原因、診断、治療等を理解して説明できる。

[授業の目的・ねらい] リハビリテーションに必要な主な小児疾患の概念、病態、症状、診断、治療を理解する。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)] 新生児疾患、染色体異常、内分泌・代謝疾患、免疫アレルギー・リウマチ性疾患、感染症、呼吸器疾患、循環器疾患、消化管疾患、血液疾患・悪性新生物、腎・泌尿器疾患、神経・運動器疾患、皮膚・眼・耳鼻咽頭疾患、精神疾患、事故・外傷、虐待などの概念、病態、診断、治療について解説する。

新生児、未熟児、先天異常

科目責任者必修・選択の別

呼吸器疾患

科目等履修生・特別聴講学生

授業の回数

15回

免疫アレルギー性疾患

単位数(時間数)

[参考文献]

担当教員 木津りか�������

担当教員

感染症

消化器疾患

循環器疾患

皮膚疾患(アトピー性皮膚炎など)、眼科疾患(屈折異常、斜視など)、耳鼻咽頭科疾患(中耳炎、鼻出血、アデノイドなど)

[使用テキスト]��医学書院;標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野「小児科学」 (第4版)  ISBN978-4-260-01666-7

腎・泌尿生殖器疾患 泌尿・生殖器の奇形、腎糸球体疾患、尿路感染症

事故・外傷・虐待 小児の事故、誤飲・誤嚥、溺水、熱傷、熱中症、虐待

予防接種 小児に対する予防接種

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��試験および出席状況等にて評価する

内容

小児科学総論

早産低出生体重児、新生児疾患、染色体異常

先天代謝異常、糖尿病、下垂体疾患、性腺の異常

食物アレルギー、免疫不全、リウマチ性疾患

ウイルス感染症、細菌感染症

気管支喘息、喉頭蓋炎、肺炎

先天性心疾患、川崎病

代謝・内分泌疾患

講義 必修 木津りかPediatrics

テーマ

小児科とは

2年次�後期

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-21

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教職員授業見学

1.

2.

3.

4.

授業回数

1関  勝

2関  勝

3関  勝

4 関  勝

5 関  勝

6 関  勝

7関  勝

8関  勝

9関  勝

10関  勝

11関  勝

12 関  勝

13 関  勝

14 関  勝

15関  勝

関  勝必修講義Neurosurgery

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��出席状況・定期試験等を踏まえて総合評価し、60点以上を合格とする。

内容

頭蓋内圧亢進・脳浮腫・脳ヘルニア・意識障害・失神など

脳出血全般・脳動脈瘤など

くも膜下出血・AVM・もやもや病・CCFなど

脳挫傷とびまん性軸索損傷など、水頭症および正常圧水頭症

けいれん、てんかん性疾患など

脳腫瘍総論(脳腫瘍の疫学、分類、良性腫瘍と悪性腫瘍、転移性脳腫瘍、症状、診断、治療の概要)など

テーマ

脳障害に関わる病態生理脳血管障害(脳神経外科系)その1脳血管障害(脳神経外科系)その2頭部外傷その1

��標準脳神経外科 第13版 医学書院、 脳神経外科学 改訂11版 太田富雄編著 金芳堂

担当教員 関  勝�������

担当教員

脳神経外科系疾患・外傷の主な検査・診断法を理解する。

脳神経外科疾患・外傷の外科的手術治療の概要を理解する。

神経内科学との相互関連について理解する。

[授業の目的・ねらい] 脳神経外科学で扱う主要疾患・外傷についての理解を修得する。 本科目では脳神経外科系の主要疾患・外傷とそれにともなうリハビリテーション分野における障害について、疾患概念、病態、検査、診断と脳神経外科手術等の治療、予後等における基礎的知識について、神経内科学のコンテンツと関連させながら学習する。 なお並行して後期に講義される神経内科学とは内容的にoverlapするため、綿密に関連することに注意して相互に学習すること。 講義時には必ず指定テキストを持参すること。また講義内容及び順番は神経内科学との連係を含めて変更となることが有る旨、留意されたい。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

科目責任者

[使用テキスト]��『病気がみえる Vol.7 脳・神経』 発行:メデイックメデイア (講義時には必ず指定テキストを持参すること

[参考文献]

脳神経外科学系疾患や外傷に関する概念・病態・症候・障害・検査・診断・治療・予後などを中心に、外科的治療の意義について講義する。 予習は各回の項目についてテキスト・その他各種メディアを通じて自分なりの問題意識を抱き、復習は講義内容のレビューを行い疑問点を解消して自分の言葉で平易に説明できるようにすること。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

脳神経外科系疾患・外傷の病態を理解する。

総論(疫学、病態生理)・頭蓋骨骨折、外傷性頭蓋内血腫など

脳腫瘍各論(神経膠腫、髄芽腫、胚細胞腫、悪性リンパ腫他)

脳腫瘍各論(血管芽腫、髄膜腫、聴神経症種、下垂体腺腫、頭蓋咽頭腫他)先天奇形総論・中枢神経系の発生と異常、神経管閉鎖障害、Chiari奇形など

頭部外傷その2・水頭症

必修・選択の別

脳神経外科系疾患・外傷により生じる症状および症候の特性を理解する。

けいれんとてんかん

脳腫瘍その1

科目等履修生・特別聴講学生

不可

脊髄障害

頭蓋骨縫合早期閉鎖症、母斑症など

脊髄疾患、脊髄腫瘍、亜急性脊髄連合変性症、脊髄空洞症他

単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

2年次�後期

脳腫瘍その2

脳腫瘍その3

先天奇形・形成異常その1

その他の脳神経外科系主要疾患

その他の脳神経外科系主要疾患について

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

脳神経外科学

神経感染症その1

神経感染症その2

中枢神経感染症総論・髄膜炎総論と各論など

ウイルス性脳炎、インフルエンザ脳症、脳膿瘍、プリオン病など

先天奇形・形成異常その2

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-22

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教職員授業見学

1.

授業回数

1関  勝

2関  勝

3関  勝

4関  勝

5関  勝

6関  勝

7関  勝

8関  勝

9関  勝

10関  勝

11関  勝

12関  勝

13関  勝

14関  勝

15関  勝

[使用テキスト]��三上真弘他編「リハビリテーション医学テキスト(改訂第4版)」 (南江堂、ISBN978-4-524-26549-7)(前年度「リハビリテーション概論」にてテキスト指定・購入済)

[参考文献]

脊髄の障害・脊髄損傷等

骨関節の外傷(損傷)・疾患等(筋・軟部組織損傷含む)

神経・筋疾患、末梢神経損傷及び麻痺、変性疾患等

その他の疾患等のリハビリテーション 廃用症候群、高齢者、がん、末梢血管・血液疾患、糖尿病、視・聴・平衡覚障害、リンパ浮腫、熱傷、透析、サルコぺニア等

切断と義肢等

切断と義肢等

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��出席状況・定期試験等を踏まえて総合評価し、60点以上を合格とする。

内容

脳血管障害、外傷性脳損傷等

脳血管障害、外傷性脳損傷等

脳血管障害、外傷性脳損傷等、脊髄の障害・脊髄損傷等

脊髄の障害・脊髄損傷等

脳障害のリハビリテーションその2

脳障害のリハビリテーションその3、脊髄損傷のリハビリテーションその1脊髄損傷のリハビリテーションその2

��千野直一編「現代リハビリテーション医学改訂第3版」 (金原出版、ISBN978-4-307-25142-6)

担当教員 関  勝�������

担当教員

配当学年・時期

2年次�前期

神経・筋疾患のリハビリテーションその2

必修・選択の別

骨関節疾患のリハビリテーション

神経・筋疾患のリハビリテーションその1

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

15回[授業の目的・ねらい] 本講義では、臨床医学としてのリハビリテーション医学の実際について理解することを目標とする。リハビリテーションの理念と基本原則を踏まえて、様々な対象疾患・外傷等における障害内容(機能障害・能力低下(活動制限)・社会的不利(参加制約)等)と関連する病態生理を把握し、リハビリテーション医学的障害評価とそれに基づくリハビリテーション治療アプローチ等についての基礎知識を学習する。 なお講義時には必ず指定テキストを持参すること。また講義内容及び順番は変更となることが有る旨、留意されたい。

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

リハビリテーション医学

循環器・呼吸器疾患のリハビリテーション

小児のリハビリテーション

循環器疾患(心機能等)・呼吸器疾患(呼吸機能等)等

脳性麻痺・二分脊椎・NICU・発達障害等

科目責任者

切断のリハビリテーションその2

関節リウマチ・膠原病のリハビリテーションその1

リハビリテーション医学における対象分野の障害内容を、機能障害・能力低下(活動制限)・社会的不利(参加制約)等にて把握し(環境因子・個人因子を含む)、医学的情報及び各々の障害評価とリハビリテーションアプローチ等についての基礎的知識を獲得した上で、医療におけるリハビリテーション医学の役割を理解する。

単位数(時間数)

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

関節リウマチ・膠原病のリハビリテーションその2、切断のリハビリテーションその1

神経・筋疾患、末梢神経損傷及び麻痺、変性疾患等

関節リウマチ、その他の膠原病等

関節リウマチ、その他の膠原病等、切断と義肢等

1単位(30時間)

テーマ

��米本恭三監修「最新リハビリテーション医学第2版」 (医歯薬出版、ISBN978-4-263-21284-4 )

切断のリハビリテーションその3

脳障害のリハビリテーションその1

関  勝必修講義Rehabilitation Medicine

脊髄損傷のリハビリテーションその3

リハビリテーション医学の対象疾患により生じる多彩な障害(リハビリテーション概論にて講義した、高次脳機能・疼痛・嚥下と口腔衛生・排泄・廃用・誤用と過用・体力と持久力・バイオフィードバック・運動負荷とリスク管理を含む)について、臨床的側面から、その病態生理と回復・評価・検査・リハビリテーション治療理論(関節可動域・筋力増強・中枢神経障害含む)とアプローチ、予後(回復等含む)等を中心に解説する。 予習は各回の項目について配布資料・テキスト・その他各種メディアを通じて自分なりの問題意識を抱き、復習は講義内容のレビューを行い疑問点を解消して自分の言葉で平易に説明できるようにすること。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-23

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教職員授業見学

1.

授業回数

1関  勝

2関  勝

3関  勝

4関  勝

5 関  勝

関  勝

7関  勝

8 関  勝

9関  勝

10 関  勝

11 関  勝

12関  勝

13関  勝

14 関  勝

15関  勝保健医療福祉制度と関係法規 公的介護保険制度、障害者自立支援法等(医事法規、保健衛

生法規、福祉関係法規、保健・医療制度、社会保険制度、社会福祉と公的扶助制度等含む)

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Introduction to Rehabilitation

リハビリテーション障害学(6)

リハビリテーション治療学

能力低下各論(日常生活動作(ADL)・日常生活関連動作・職業前評価等)、社会的不利各論等

理学療法・作業療法・言語聴覚療法・義肢装具等

リハビリテーション障害学(4)

リハビリテーション障害学(5)

機能障害各論(摂食嚥下障害・排泄障害・発達障害等)

機能障害各論(廃用症候群・心機能障害・呼吸機能障害・歩行障害・上肢機能障害等)

単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

1年次�後期

リハビリテーション障害学(1)

リハビリテーション障害学(2)

リハビリテーション障害学(3)

��三上真弘他編「リハビリテーション医学テキスト(改訂第4版)」 (南江堂、ISBN978-4-524-26549-7)

[参考文献]

リハビリテーションの定義・目的、歴史的背景、そのプロセス、医学的・社会的・職業的・教育的リハビリテーションの包括的リハビリテーション、各専門職とリハビリテーションチーム医療における連携、また障害学の内容・評価の基本とリハビリテーション治療方法、さらには保健・福祉行政における社会的資源とリハビリテーションについての基礎的知識を解説する。 予習は各回の項目について配布資料・テキスト・その他各種メディアを通じて自分なりの問題意識を抱き、復習は講義内容のレビューを行い疑問点を解消して自分の言葉で平易に説明できるようにすること。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

リハビリテーションの基本理念と原則を理解し、障害の概念と分類、リハビリテーションの諸相とその過程、リハビリテーションの進め方、障害と心理、さらにはリハビリテーション障害学の基礎、そして保健医療福祉制度・関係法規とリハビリテーションとの関連について獲得する。

国際生活機能分類(ICF)(心身機能・身体構造・活動・参加・環境因子・個人因子)等

機能障害各論(意識障害・運動障害等)

機能障害各論(運動障害続き・感覚障害・反射・高次脳機能障害・言語障害等)機能障害各論(高次脳機能障害続き・心理障害等)

障害と心理

医学的・社会的・職業的・教育的・地域リハビリテーションとそのプロセス、実践的リハビリテーション医療のシステム、評価会議とゴール設定等

リハビリテーション関連職種とその役割、チームアプローチ等

授業の回数

15回

科目責任者

[使用テキスト]

必修・選択の別

リハビリテーションの諸相と過程・リハビリテーションの進め方

リハビリテーション関連職種とチームアプローチ

関  勝�������

担当教員

[授業の目的・ねらい] 本講義では、リハビリテーションの理念と原則を踏まえて、医学および社会における包括的なリハビリテーション、ならびに障害学の基本概念を習得することを目標とする。理学療法士・作業療法士として必要な障害学の内容と評価・治療方法の要点、リハビリテーションのプロセス、各専門職とリハビリテーションチーム医療のあり方、さらには保健・福祉行政における社会的資源とリハビリテーションの関わり等についての基礎知識を理解する。なお講義内容及び順番は変更となることが有る旨、留意されたい。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

QOLについて、障がい者の心理・障害受容等

科目等履修生・特別聴講学生

不可

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��出席状況・定期試験等を踏まえて総合評価し、60点以上を合格とする。

内容

本講座のintroduction等、リハビリテーションの基礎概念その1(語源・歴史的変遷等)等リハビリテーションの基礎概念その2(歴史的変遷続き(自立生活(Independent Living)、ノーマライゼーション等を含む)、リハビリテーションの定義、障害の歴史的概観等

障害分類の歴史的経過、国際障害分類(ICIDH)の理念とその次元(機能障害・能力低下・社会的不利)とアプローチ、事例検討等

テーマ

リハビリテーション総論(1)

リハビリテーション総論(2)

障害の概念とWHO分類(1)

��中村隆一編「入門リハビリテーション概論(第7版補訂)」 (医歯薬出版、ISBN978-4-263-21326-1)

リハビリテーション概論講義 必修 関  勝

障害の概念とWHO分類(2)

��千野直一編「現代リハビリテーション医学改訂第3版」 (金原出版、ISBN978-4-307-25142-6)

担当教員

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-24

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教職員授業見学

1.

2.

3.

授業回数

1 米津 亮

2 米津 亮

3 米津 亮

4 米津 亮

5米津 亮

6 米津 亮

7 米津 亮

8 米津 亮

9 米津 亮

10 米津 亮

11 米津 亮

12 米津 亮

13 米津 亮

14 米津 亮

15 米津 亮

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��筆記試験60点以上を合格とする

内容

学習の狙い、展開について解説する

リハビリテーションの理念と体系について解説する

リハ医学における理学療法の位置づけについて解説する

代表的な技術体系と主な対象領域、疾患等について解説し、一部体験を通しながら学ぶ

医療施設にある機器を紹介し、体験を通し学ぶ

運動療法の体系と機器との関連を解説し、体験を通し学ぶ

リハ医学と理学療法

��

担当教員 米津 亮�������

担当教員

理学療法士の社会活動、専門職としての現状、将来を概観できる。

[授業の目的・ねらい] 理学療法の定義と歴史的変遷を理解し、医療ならびに社会全体における理学療法の位置づけ、基本的な理学療法の理論、知識と技術について把握する。また、理学療法を学ぶ上での基礎的態度、方法を知る。

急性期、回復期の理学療法の役割と技術について解説する

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

科目責任者

理学療法Ⅰ

テーマ

オリエンテーション

リハビリテーションとは

理学療法学概論

医療施設にある機器について

[使用テキスト]��内山靖 編集:標準理学療法学 専門分野 理学療法学概説:医学書院(ISBN978-4-260-01336-9 )

[参考文献]

理学療法を施行する上で関わる疾病や外傷について学び、その発症から社会復帰までの理学療法過程を解説する。リハビリテーションの各領域、これに関わる他職種と理学療法、理学療法士との関連について理解する。理学療法の学問体系、技術体系を体験を通し学習する。            教授方法:教科書、資料を活用しながら、体験を踏まえ教授する。 事前学習:教科書、資料等を熟読し、疑問点などを挙げておくこと。 事後学習:授業範囲を教科書、資料等を再度確認し、不明点があれば次回の授業までにあげておくこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]理学療法・理学療法士に関する基本的知識を理解できる。・理学療法マインドを理解できる。

理学療法の歴史、法体系について解説する

物理療法の体系,運動療法との関係を解説する

ADLの定義、評価体系について解説する

1単位(30時間)

配当学年・時期

1年次�前期

理学療法Ⅱ

必修・選択の別

理学療法の定義、位置づけ、臨床領域、介護保険領域での関わりを理解できる。

講義 必修 米津 亮

ADL

急性期、回復期の理学療法

理学療法の臨床力・想像力

運動療法と医療機器

科目等履修生・特別聴講学生

地域理学療法

維持期、終末期における理学療法士の関わりについて解説する

在宅生活を支える理学療法士の役割を解説する

単位数(時間数)

障害者をサポートする上で求められる能力ついて解説する

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Introduction to Physical Therapy 1

教育、学術活動

理学療法の課題と展望

理学療法士養成の教育情勢、学会活動などについて解説する

就職状況を踏まえ、理学療法の課題と展望について解説する

維持期、終末期、がんの理学療法

運動療法と物理療法

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-25

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教職員授業見学

1.

2.

3.

授業回数

1米津 亮

2米津 亮

3米津 亮

4米津 亮

5米津 亮

6米津 亮

7米津 亮

8米津 亮

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��討論発表とレポート

内容

夏季休暇中の課題読書から障害とは何かを発表、討論する

高齢者の疑似体験を通し、高齢者の抱える問題を学ぶ

車いすのタイプと構造を理解し、介助方法と操作を体験する

視覚障害とは、身体的・ADL的な影響を理解し、介護体験する

障害老人の地域生活を支援について討議する

障害者の就労の現状と課題について討論する

障害疑似体験Ⅰ

[参考文献]��

担当教員 米津 亮�������

担当教員

ICFおける理学療法士の関わりを理解できる。

ICFにおける就学支援 障害児の就学制度と課題について討論する

��内山靖 編集:標準理学療法学 専門分野 理学療法学概説:医学書院(ISBN978-4-260-01336-9)

科目責任者

単位数(時間数)

[使用テキスト]

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

8回

障害疑似体験Ⅱ

ICFにおける地域生活

米津 亮

全体討議を通し理学療法士の対象者への関わりを理解する

障害をもつ人を支える基本的な制度と技術が理解できる。

ICFにおける就労支援

理学療法士が生活を支えるとは

テーマ

オリエンテーション

高齢者体験

1単位(15時間)

配当学年・時期

1年次�後期[授業の目的・ねらい] 理学療法学概論で学んだことを軸に、障害をもつ人たちが充実した社会生活を過ごす上で解決すべき課題について学生自身が調査検討したことを討論形式で議論し、理学療法士としてノーマライゼーションを支える知識と技術を体験する。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)] 障害を疑似体験したうえで、障害を持つ人を支える社会福祉制度や技術を自ら追求し、それに伴なう課題について討論形式で授業を展開する。 ICFを軸にした多様な支援を演習的に思考し討論形式で行う。 事前学習として、課題図書、教科書を熟読し、提示される課題については各自疑問点を調べておくこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]リハビリテーションにおける理学療法の役割を理解できる。

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Introduction to Physical Therapy 2

理学療法学概論演習演習 必修

必修・選択の別

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-26

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教職員授業見学

1.

授業回数

1 内田賢一

2 内田賢一

3 内田賢一

4 内田賢一

5 内田賢一

6 内田賢一

7 内田賢一

8 内田賢一

9 内田賢一

10 内田賢一

11 内田賢一

12 内田賢一

13 内田賢一

14 内田賢一

15 内田賢一

疾患別リスク管理(2) 中枢神経系疾患のリスク管理と理学療法

口腔・経鼻吸引 口腔・経鼻吸引操作の実際とリスク管理

気管内吸引 気管内吸引操作の実際とリスク管理

疾患別リスク管理(1) 内部疾患のリスク管理と理学療法

リスクマネジメント(4) 事故発生対策と発生時の対応

リスクマネジメント(5) 感染対策と予防

清潔操作 吸引操作に伴う感染管理

まとめ 理学療法業務とリスクマネジメント

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Administration for PhysicalTherapy

理学療法管理学

講義 必修

必修・選択の別

1単位(30時間)

配当学年・時期

3年次�後期[授業の目的・ねらい] 理学療法の現場においては、障害者のリハビリテーションに有効かつ効率のよい理学療法マネジメントが必要である。本講義では、専門技術者として身につけるべき職場管理や運営に関する知識を整理し、理学療法に関する基本的なマネジメントを学ぶ。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]理学療法に関するマネジメントの理論と方法を学び、基本的な理学療法マネジメントができるようになる。

リスクマネジメント(2)

リスクマネジメント(3)

テーマ

オリエンテーション

診療報酬

科目責任者

単位数(時間数)

[使用テキスト]

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

15回

診療(記)録と集計

リスクマネジメント(1)

内田賢一

[参考文献]資料をその都度配布する

担当教員 内田賢一�������

担当教員

��奈良 勲編: 理学療法概論 :医歯薬出版

[授業の概要・準備学習(予習・復習)] 理学療法マネジメントに必要な関連法制度と診療報酬制度、治療・運営体制、関連専門職種との連携、リスクマネジメントなどについて教授する。また、痰の吸引に関する理論と実際を教授するとともに、より高いリスクマネジメント能力が求められる呼吸・循環器系疾患に対する理学療法を行う際のリスク管理について教授する。 事前に配布する資料を読んで、疑問点を予め調べておくこと。

医療過誤と理学療法

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��出席状況 および 筆記試験

内容

理学療法マネジメントと医療倫理

保険診療の概念と理学療法の収益

医療保険福祉施設の概要、組織と特徴

診療(記)録と記載責任、保管と記録集計

医療事故とヒューマンエラー

医療行為と法律

組織とその運営

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教職員授業見学

1.

2.

3.

授業回数

1鈴木智高

2鈴木智高

3鈴木智高

4鈴木智高

5鈴木智高

6鈴木智高

7菅原憲一

8菅原憲一

��期末試験の点数で評価

内容

寝返り動作の観察

寝返り動作の運動特性とメカニズム

起き上がり動作の観察および運動特性とメカニズム

立ち上がり動作の観察および運動特性とメカニズム

正常歩行と異常歩行の観察

正常歩行ならびに異常歩行の運動特性とメカニズム

運動制御の臨床運動学(2)

異常な運動制御の神経生理学的メカニズム

鈴木智高

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

基本動作のメカニズムについて、運動学的に説明できる。

[使用テキスト]

[授業の目的・ねらい]

[授業の概要・準備学習(予習・復習)] 基本動作における関節運動や筋活動について学習し、身体運動がどのようなメカニズムで成り立っているのかを理解する。また、患者の動作異常がどのような運動学的要素の異常によって構成されているのかを明らかにし、異常身体運動の出現メカニズムを運動学的に考察する。

運動制御の神経生理学的メカニズム

テーマ

代表的な理学療法対象疾患の異常身体運動を説明できる。

歩行の運動学(2)

運動制御の臨床運動学(1)

基本動作の運動学(1)

基本動作の運動学(2)

基本動作の運動学(3)

基本動作の運動学(4)

科目責任者

単位数(時間数)

[参考文献]��臨床活用講座 動作分析(メジカルビュー社)、J. Perry著「ペリー歩行分析原著第2版正常歩行と異常歩行」(医歯薬出版)、臨床運動学 第3版(医歯薬出版)

担当教員 鈴木智高�菅原憲一������

担当教員

異常身体運動の出現メカニズムを考察できる。

科目等履修生・特別聴講学生

授業の回数

8回

歩行の運動学(1)

1単位(15時間)

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

配当学年・時期

2年次�後期

運動学、運動学演習で修得した知識と技術を応用し、基本動作の運動特性とメカニズムについて理解する。また、代表的な理学療法対象疾患の運動特性と異常動作について理解する。

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Clinical Kinesiology

臨床運動学講義 必修

必修・選択の別

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-28

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教職員授業見学

1.

2.

3.

4.

授業回数

1髙木峰子

2髙木峰子

3髙木峰子

4髙木峰子

5髙木峰子

6髙木峰子

7髙木峰子

8髙木峰子

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Theory and Application inPhysical Therapy Research 1

理学療法学研究法

講義 必修

必修・選択の別

1単位(15時間)

配当学年・時期

3年次�後期

��奈良 勲 監修: 標準理学療法学 理学療法研究法 第3版 (医学書院)

[授業の概要・準備学習(予習・復習)] 理学療法学研究法では、実際の理学療法士の研究内容を供覧することと、研究の意義の理解、的確な研究手法、論文作成方法、発表方法などを教授する。 理学療法学研究法演習で進めるための研究テーマを各自で検討すること。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

理学療法に関わる研究を発表、論文にするために必要なことが理解できる。

まとめ まとめ

理学療法に関わる論文を読み、要約することができる。

データの扱い、統計手法

研究の倫理

卒業研究発表会

オリエンテーション・理学療法における研究の意義研究の流れ

テーマ

科目責任者

単位数(時間数)

[使用テキスト]

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

8回

論文の読み方

ヘルシンキ宣言、研究者としての責任

高木峰子

[参考文献]��

担当教員 高木峰子�������

担当教員

卒業研究発表会にて、研究のあり方について理解することができる。

自ら考えた研究について、計画書を作成することができる。

[授業の目的・ねらい] 理学療法学研究法では、研究の意義、重要性、研究の手法・実際、分析方法、論文作成方法、発表方法などを学習し、実践的な研究手法を体系づけて学習する。

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��試験:60点以上を合格とする。

内容

研究の必要性、研究の意義、方向性、展望

研究を行うために必要な手順

研究デザインの種類とその特徴

批判的精読

卒業研究発表会に出席し、学会の雰囲気を体験し、その感想を発表する的確なデータ処理方法、統計処理方法

研究デザイン

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教職員授業見学

不可

1.

2.

授業回数

1菅原憲一、隆島研吾

2 石井慎一郎、新任教員

3 内田賢一、島津尚子

4 髙木峰子、鈴木智高

5 小池友佳子、黒澤千尋

6 菅原憲一、隆島研吾

7 石井慎一郎、新任教員

8 内田賢一、島津尚子

9 髙木峰子、鈴木智高

10 小池友佳子、黒澤千尋

11 菅原憲一、隆島研吾

12 石井慎一郎、新任教員

13 内田賢一、島津尚子

14 髙木峰子、鈴木智高

15 小池友佳子、黒澤千尋研究遂行について多面的に総括する意義を学ぶ

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Theory and Application inPhysical Therapy Research 2

研究遂行の結果検討1

研究遂行の結果検討2

研究結果の妥当性を検討する

研究結果の文献的考察を実施する

研究遂行、プレ実験1

研究遂行2

研究遂行3

研究遂行4

研究遂行の総括

研究遂行1

科目等履修生・特別聴講学生

不可

研究遂行、プレ実験1

研究方法の試験的な取り組みを実施する

研究方法の試験的な取り組みを実施する

単位数(時間数)

2単位(30時間)

配当学年・時期

3年次�後期

研究遂行計画1

必修・選択の別

理学療法に関わる研究発表ができる。

演習 必修 高木峰子

研究遂行計画2

[使用テキスト]��

[参考文献]

理学療法学研究法演習では自らが設定した研究テーマについて具体的な方法論、データ解析法、文献収集、考察方法などの一連の研究手法に関する実践と科学的な背景を明らかにするまでの流れを実践する。 研究法で学んだ精読をしながら、関係論文を読み込むこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]理学療法に関わる研究の実践と研究論文の作成ができる。

研究課題の発展性について指導教員と討議する

研究遂行に対する文献的検討を加える

研究遂行に対する文献的検討を加える

研究方法の吟味と具体性を検討する

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

科目責任者

研究課題3

テーマ

オリエンテーション

研究課題1

理学療法学研究法演習

��

担当教員菅原憲一�隆島研吾�石井慎一郎�新任教員�内田賢一�島津尚子�高木峰子�鈴木智高�小池友佳子�黒澤千尋

担当教員

[授業の目的・ねらい] 理学療法学研究法演習では具体的な各種研究手法の展開ならびに、データ収集と分析方法、論文作成に関する実践的な演習を行う。

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��指導教員からの提出課題、研究の実践に関わる取り組み、討論およびその内容と研究計画書を総合的に判断する

内容

理学療法学研究法を基盤とした研究演習について理解する

研究課題の位置づけを確認する

研究課題と先行研究との相互関連性を学ぶ

1年間の研究計画プランを立案

研究計画遂行の具体的な手法を検討する

研究遂行に対する文献的検討を加える

研究課題2

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教職員授業見学

1.

授業回数

1 米津 亮

2 米津 亮

3 米津 亮

4 米津 亮

5 米津 亮

6 米津 亮

7 米津 亮

8 米津 亮

9 小池友佳子

10 米津 亮

11 米津 亮

12 黒澤千尋

13 鈴木智高

14 米津 亮

15 米津 亮

Concepts in Physical TherapyEvaluation

高次脳機能障害

ADLとQOLの評価

高次脳機能障害とは何か・評価法

日常生活活動、生活の質の評価

協調運動障害の検査

徒手筋力検査

反射・筋緊張検査

感覚検査

担当教員 米津 亮�鈴木智高�小池友佳子�黒澤千尋����

担当教員

[授業の目的・ねらい]

運動発達の評価

関節可動域検査

科目等履修生・特別聴講学生

姿勢と歩行の評価

協調運動障害とはなにか、その障害特性

姿勢と歩行の評価方法

単位数(時間数)

正常発達と運動発達の評価

徒手筋力検査とは何か、その計測方法

感覚検査の意義とその方法

1単位(30時間)

配当学年・時期

1年次�後期

バイタルサインの測定

科目責任者

面接と問診

テーマ

理学療法評価

理学療法評価2

機能障害診断学総論

理学療法評価、観察と情報収集、面接と問診、などの基本的な考え方を学習する。また理学療法評価の種類と内容の概略を学習する。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]基本的な理学療法機能診断を総論的に理解できる。基本的な評価バッテリーを理解し、模擬的に実施できる。

面接の実際と模擬的問診の実施

必修・選択の別

講義 必修 米津 亮

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

身体の機能障害を理学療法の立場から理解することにより、基本的な理学療法機能障害診断の知識を習得する。 事前学習は、並行して履修中の解剖学および生理学の復習をしておくこと。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��試験(60点以上)、レポート等を総合的に判定する。

内容

評価の基本的概念の解説

評価の基本的概念の解説

観察や情報集のためのポイントとその内容

血圧測定、心拍数と脈拍測定、呼吸数測定

触診の意義と方法論、形態計測の意義と方法論

関節可動域とは何か、その計測方法と制限因子

観察と情報収集

��

反射や筋緊張検査の意義とその方法

触診と形態計測

[使用テキスト]��標準理学療法学 理学療法評価学 第2版. 奈良 勲監修. 医学書院.ISBN4-260-26676-4 C3347

[参考文献]

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-31

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教職員授業見学

1.

2.

3.

4.

授業回数

1 黒澤千尋

2黒澤千尋

3 黒澤千尋

4 黒澤千尋

5黒澤千尋

6黒澤千尋

7黒澤千尋

8 黒澤千尋

9黒澤千尋

10黒澤千尋

11黒澤千尋

12黒澤千尋

13黒澤千尋

14黒澤千尋

15黒澤千尋

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��試験(60点以上)、レポート等を総合的に判定する。

内容

脳卒中の病態と臨床症状を理解し、その障害構造を学ぶ。

脳卒中によって生じる一次的機能障害に関する各種検査の意義と方法論を解説する。〃

脳卒中によって生じる二次的機能障害に関する各種検査の意義と方法論を解説する。特に、一次機能障害との関連に関して理解する。

脳卒中によって生じる機能障害全般と能力低下の関連について解説する。特に、動作の障害を中心に日常生活動作を考慮した評価法を学ぶ。一次的、二次的および能力低下の評価結果について、その統合と解釈の思考過程のプロセスを学ぶ。

脳卒中評価学(2)

��松澤正:「理学療法評価学 第5版」,金原出版(978-4-307-75025-7),田崎義昭:「ベッドサイドの神経の診かた」,南山堂(978-4525247171)/病気がみえるNo7.脳・神経、メディックメディア(978-4-89632-358-0)

担当教員 黒澤 千尋�������

担当教員

各種検査法を行う意義と検査手技を理解する。

評価結果から得られる問題点抽出法から治療プログラム立案までの過程を理解する。

[授業の目的・ねらい] 中枢神経系疾患による病態および機能障害の理解を基礎として、各種検査法の理解および病態に併せた評価の意義を理解する。さらに、評価結果を統合することで得られる治療プログラム立案までの評価プロセスを把握する。

パーキンソン病による一次的・二次的機能障害と能力低下に関する各種検査の意義と方法論を解説する。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

科目責任者

脳卒中評価学(3)

テーマ

脳卒中の病態と障害構造

脳卒中評価学(1)

中枢神経系機能障害診断学

脳卒中評価学(5)

[使用テキスト]��内山靖編:「理学療法評価学」,医学書院(978-4260266765)

[参考文献]

中枢神経系疾患である脳卒中・パーキンソン病・運動失調症を中心として、運動機能障害の評価,神経学的検査法,特に知覚・感覚,意識障害,高次脳機能,姿勢調節機能や中枢性運動麻痺の各種検査法を詳細に学ぶ。その上で疾患特性から生じる障害像を明確にするとともに、問題点抽出法、目標設定、考察方法を学び、適切な治療プログラム立案までの思考過程を学習する。授業前に関連するテキストを読み、疑問点について調べてくること。また、並行して行われている解剖学、生理学、臨床医学との関係性について学習しておくこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

中枢神経系疾患の多様な病態を把握する。

パーキンソン病およびパーキンソン症候群に見られる病体の理解とその障害構造を解説する。

1単位(30時間)

配当学年・時期

2年次�後期

脳卒中評価学(4)

必修・選択の別

理学療法評価に関わる流れを理解する。

講義 必修 黒澤 千尋

パーキンソン病の病態と障害構造

パーキンソン病評価学(1)

各種評価のデモンストレーションと実技

脳卒中評価学(6)

科目等履修生・特別聴講学生

不可

運動失調症の病態と障害構造

パーキンソン病に対する各種検査項目から得られる検査結果から疾患特性を考慮した統合と解釈のプロセスを学ぶ。運動失調症を呈する疾患の説明と病態の理解および障害構造を解説する。

単位数(時間数)

一連の評価の流れから考察に関わるまとめ方を解説する。

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Physical Therapy Evaluation ofNeurological Conditions

運動失調症評価学

中枢神経系疾患の各種評価表の解説

運動失調症に対する各種検査項目から得られる検査結果から疾患特性を考慮した統合と解釈のプロセスを学ぶ。

中枢神経系疾患に関して現存する各種評価バッテリーを解説する。

パーキンソン病評価学(2)

脳卒中評価学(7)

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-32

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教職員授業見学

1.

2.

3.

4.

授業回数

1鈴木智高、小池

友佳子

2鈴木智高、小池

友佳子

3鈴木智高、小池

友佳子

4鈴木智高、小池

友佳子

5鈴木智高、小池

友佳子

6鈴木智高、小池

友佳子

7鈴木智高

8鈴木智高

9鈴木智高

10鈴木智高

11鈴木智高

12鈴木智高

13鈴木智高

14鈴木智高

15鈴木智高、小池

友佳子

��口頭実技試験を行う。試験60点以上を合格とする。

内容

筋、骨の触診のみならず解剖学的構造に関連づけて、触診結果を解釈する方法を学ぶ。上肢・体幹。筋、骨の触診のみならず解剖学的構造に関連づけて、触診結果を解釈する方法を学ぶ。下肢。身体指標点および筋の触診方法を実践し、習得する。上肢・体幹。身体指標点および筋の触診方法を実践し、習得する。下肢。

[使用テキスト]��津山直一訳『新・徒手筋力検査法』,協同医書出版社(978-4763900388)、『運動療法のための 機能解剖学的触診技術 下肢・体幹』,メジカルビュー社(978-4758311373)、『運動療法のための 機能解剖学的触診技術 上肢』,メジカルビュー社(978-4758311366)

[参考文献]

疾病や傷害によって生じた形態上の変化や異常の程度を客観的、数量的に把握する方法を学ぶ。

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

形態計測を実践し、習得する。

筋力検査の意義を理解し、(1)では上肢・体幹を中心とした検査方法の詳細を学ぶ。

触診法の理論と実際(2)

触診法の実技(1)

触診法の実技(2)

��『標準理学療法学シリーズ:理学療法評価学』(医学書院)

徒手筋力検査の実技(1)-2

まとめ 各種検査手技の実技および考察方法の解説を行う。

鈴木智高�小池友佳子������

担当教員

形態計測法の理論と実際を理解する。

徒手筋力検査の理論と実際を理解する。

配当学年・時期

2年次�前期

筋・骨格系障害の機能評価として重要な各種検査方法の意義と方法論を学ぶ。また、筋・骨格系障害の特性を考慮した各種検査の記載法ならびに検査結果の妥当性に関しても理解する。

1単位(30時間)

必修・選択の別

身体指標点および筋の触診方法を理解する。

形態計測法の実技

徒手筋力検査の理論と実際(1)-1

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

15回[授業の目的・ねらい]

担当教員

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Physical Therapy Evaluation of OrthopedicConditions

徒手筋力検査の実技(2)-1 徒手筋力検査を実践し、習得する。下肢。

科目責任者

徒手筋力検査の実技(1)-1

徒手筋力検査の理論と実際(2)ー1

徒手筋力検査の理論と実際(2)-2

徒手筋力検査を実践し、習得する。上肢・体幹。

単位数(時間数)

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

徒手筋力検査の実技(2)-2

徒手筋力検査の理論と実際(1)-2

テーマ

触診法の理論と実際(1)

筋・骨格系機能障害診断学講義

(2)では筋力検査のうち、下肢を中心とした検査方法の詳細を学ぶ。

形態計測法の理論と実際

筋・骨格系疾患の機能障害を評価する上で必要な身体指標点の確認および骨関節、筋・腱の触診法を学ぶ。また、各種運動障害の評価に共通した基本的評価法である形態計測法、筋力検査を中心にそれらの理論と実際について講義する。 準備学習として関連するテキストを読み、疑問点について調べてくること、。また、検査法の練習を繰り返し行い、技術の習得に取り組むこと。並行して行われている解剖学、生理学、臨床医学との関係性について学習しておくこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]筋・骨格系障害に対する評価の意義を学び、各種検査法の記載法ならびに検査結果の妥当性を理解する。

必修 鈴木智高

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-33

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教職員授業見学

1.

2.

3.

4.

5.

6.

7.

8.

9.

授業

回数

1 小池友佳子

2 小池友佳子

3 小池友佳子

4 小池友佳子

5 髙木峰子

6 小池友佳子

7 小池友佳子

8 髙木峰子

9 髙木峰子

10 髙木峰子

11 髙木峰子

12 髙木峰子

13 髙木峰子

14 髙木峰子

15 黒澤千尋姿勢・歩行の評価姿勢および歩行を観察し、その特徴や異常の分析と表現方法を学ぶ

神経学的検査である各種反射の実施方法と筋トーヌスの検査法について演習を通して学ぶ各脳神経の特徴的な検査法に関して演習を通してその実際を学ぶ

単位数(時間数)

科目責任者

反射・筋トーヌス

感覚検査

痛みの検査

バイタルサイン、循環器、呼吸器の検査ができる。

必修 髙木峰子Practice in Examination and Evaluationin Physical Therapy

片麻痺運動機能検査2

科目等履修生・特別聴講学生

15回

[授業の目的・ねらい]

配当学年・時期

2年次�後期

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

姿勢バランス、パフォーマンスの検査

身体機能を複合的に評価する方法を学ぶ

バイタルサイン

様々な疾患から生じる感覚異常を想定して、表在感覚、深部感覚、複合感覚を中心に演習を通して検査法を学ぶ

協調運動機能の評価の方法が実践できる。

脳神経検査

下肢・体幹の関節可動域検査に関して演習を通して検査法の実際を学ぶ

身体機能を評価するパフォーマンステストを実践できる。

担当教員

機能診断学演習

演習

片麻痺運動機能検査1

疼痛に関する主観的評価法を学ぶ

意識障害

必修・選択の別

反射・筋トーヌス検査を正確に実施できる。

担当教員

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

授業の回数

徒手による理学的検査について、学生同士が検査者、被検査者となり検査結果の信頼性を高めるために繰り返し演習を通して学習する。主に関節可動域検査、各種神経学的検査、生理学的検査を行う。 準備学習として、授業前にテキストを読み、疑問点について調べてくること、また、授業後に各種検査法の練習を繰り返し行い、技術の習得に取り組むこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

#REF!

感覚検査および痛みの主観的・客観的評価の方法が実践できる。

片麻痺運動機能検査の実施および結果の解釈ができる。

機能診断を実施するために必要な各種検査法に関してその理論的背景をもとに演習を通して技術の獲得を目的とする。

1単位(30時間)

姿勢および歩行を観察しその特徴を捉えることができる。

意識障害及び全身状態の評価を実施できる。

関節可動域検査を正確に実施できる。

各脳神経検査の実践ができる。

不可

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

脳卒中片麻痺患者におこなう片麻痺運動機能検査に関してその実際を演習により学ぶ脳卒中片麻痺患者におこなう片麻痺運動機能検査に関してその実際を演習により学ぶ

関節可動域検査(上肢・頚部)2

関節可動域検査(下肢・体幹) 1

関節可動域検査(下肢・体幹) 2

��松澤正:「理学療法評価学 第5版」,金原出版(978-4-307-75025-7) 塩見泰蔵:「リハビリテーション基礎評価学」,羊土社(978 4 7581 0793 8)

[使用テキスト]

協調運動機能 運動失調症の評価として一般的な協調運動障害の検査を学ぶ

��口頭実技試験を行う。試験60点以上を合格とする。

内容

上肢・頚部の関節可動域検査に関して演習を通して検査法の実際を学ぶ上肢・頚部の関節可動域検査に関して演習を通して検査法の実際を学ぶ下肢・体幹の関節可動域検査に関して演習を通して検査法の実際を学ぶ

��田崎義昭:「ベッドサイドの神経の診かた」,南山堂(978-4525247980) 内山靖編:「理学療法評価学」,医学書院(978-4260266765)[参考文献]

意識障害について覚醒レベルの判定ができる。

テーマ

関節可動域検査(上肢・頚部)1

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-34

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教職員授業見学

1.

2.

3.

4.

授業回数

1菅原憲一

2菅原憲一

3菅原憲一

4菅原憲一

5菅原憲一

6菅原憲一

7菅原憲一

8菅原憲一

9菅原憲一

10菅原憲一

11菅原憲一

12菅原憲一

13菅原憲一

14菅原憲一

15菅原憲一

��試験(60点以上)、レポート等を総合的に判定する。

内容

電気生理診断の意義と理学療法分野における運動と神経科学との関連について学ぶ。筋活動と筋電図の基礎として、活動電位の生理学的背景と記録方法および記録装置について解説する。表面筋電図の意義と具体的な方法論、随意運動における異常所見に関して解説する。神経伝導速度計測の意義と具体的方法論を説明し、各種病態における臨床診断の基礎を解説する。

[使用テキスト]��

[参考文献]

誘発筋電図の意義とその有用性を学び、各種検査法についてその概要を学ぶ。

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

誘発筋電図によって見られる各種反射作用と運動制御の原理について、その神経生理学的背景を学ぶ。脊髄レベルに由来する各種反射の特性と反射回路を解説する。

筋活動と筋電図

表面筋電図の意義と概要

神経伝導速度の理論と実際

��柳澤信夫・柴﨑浩著『神経生理を学ぶ人のために《第2版》』(医学書院)、松村道一他監訳『ヒトの動きの神経科学』(市村出版)、笠井達哉・道免和久監訳『運動神経生理学講義』(大修館書店)

脳波の基礎と誘発電位

各種検査のデモンストレーションと実践

各種検査手技の実践と発表討議を行う。

菅原憲一�������

担当教員

各種誘発筋電図の意義と方法論を理解する。

各種誘発電位(脳波)の意義と方法論を理解する。

配当学年・時期

3年次�前期

電気生理学的診断法の原理と手技について理解し、理学療法の基礎分野であるヒトを対象とした電気生理学の基礎と応用を学ぶ。

1単位(30時間)

必修・選択の別

電気生理診断に関わる各種の神経生理学的背景を理解する。

誘発筋電図の基礎(2)

誘発筋電図の基礎(3)

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

15回[授業の目的・ねらい]

担当教員

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Clinical Neurophysiology

体性感覚誘発電位 体性感覚誘発電位の理論と記録方法を学び、それが示す診断的意義について解説する。

科目責任者

誘発筋電図の応用(2)

動作学的検査の意義と実際

誘発筋電図の応用(1)

大脳運動野を刺激することで得られる誘発筋電図の特性とその有用性を解説する。

脊髄、大脳の各レベルに関わる運動制御機構について電気生理学的な解析方法とその解釈について解説する。脳波の発生メカニズムと記録方法について解説する。

単位数(時間数)

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

運動関連脳電位 運動関連脳電位の理論と記録方法を学び、それが示す診断的意義について解説する。

誘発筋電図の基礎(4)

テーマ

電気生理診断概論

電気生理診断特論講義

随意運動を解析する手段として用いられる反応時間の特徴と方法論および各種疾患から生じる動作学的な異常所見に関して学ぶ。反応時間を用いて行われる誘発筋電図による運動制御機構の解析方法とその解釈について解説する。

誘発筋電図の基礎(1)

電気生理診断の意義を概説し、基本となる筋電図および誘発筋電図の意義とその方法論を解説する。また、特に運動とその中枢性機構を中心として、神経生理学的背景をもとに誘発筋電図から得られる各種波形から運動制御に関する解説を行う。さらに、脳波によって得られる感覚、運動に関する誘発電位の意義と方法論を解説する。授業前に関連するテキストを読み、疑問点について調べてくること。また、並行して行われている解剖学、生理学、臨床医学との関係性について学習しておくこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

電気生理診断の意義を理解する。

必修 菅原憲一

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教職員授業見学

1.

2.

3.

4.

授業回数

1菅原憲一

2菅原憲一

3菅原憲一

4菅原憲一

5菅原憲一

6菅原憲一

7菅原憲一

8菅原憲一

9菅原憲一

10菅原憲一

11菅原憲一

12菅原憲一

13菅原憲一

14菅原憲一

15菅原憲一

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��試験(60点以上)、レポート等を総合的に判定する。

内容

運動療法の歴史と背景を概観し、現在の運動療法の成立過程を学ぶ。また、運動療法の定義、目的、対象疾患を理解する。医学的リハビリテーションの流れと、その中で行われる運動療法の役割を学ぶ。基礎的な関節の構造を理解し、関節運動に制限を及ぼす病態を学ぶ。また、基本的な関節運動について理解する。

基礎的な筋収縮に関する生理を理解し、運動と筋力に関する力学的・生理学的要因を学ぶ。筋力増強運動の目的、種類を概説し、その基本的な手技を学ぶ。

呼吸・循環を含め持久力の概念を学ぶ。

関節構造と運動

��

担当教員 菅原憲一�������

担当教員

各種運動療法の対象と病態を理解する。

各種運動療法の理論と基本的な手技を理解する。

[授業の目的・ねらい] 理学療法における運動療法は、解剖学、生理学、運動学といった基礎医学と臨床医学を基に確立され、発展してきた治療技術である。当講義では、基礎・臨床医学との関連を明確にし運動療法技術全般に関する基礎的知識と技術を学ぶ。

協調性障害に対する運動療法の目的、各種手技の理論と実際を学ぶ。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

科目責任者

関節可動域運動の種類と方法

テーマ

運動療法の歴史的変遷と運動療法の定義医学的リハビリテーションと運動療法

基礎運動療法学

筋力増強運動の種類と方法

[使用テキスト]��吉尾雅春編『標準理学療法学シリーズ:運動療法学 総論』(医学書院)、吉尾雅春編『標準理学療法学シリーズ:運動療法学 各論』(医学書院)

[参考文献]

総論では運動療法の定義、歴史、理論、種類、適応、禁忌、また各種機器について学習する。各論では、関節可動域運動(徒手療法を含む)、筋力増強運動、バランス練習、持久力増強、全身機能調整、リラクゼーション、協調性、神経筋再教育(神経生理学的アプローチ)、各種体操について運動療法の基本となる代表的な手技の理論と実際について学習する。授業前に関連するテキストを読み、疑問点について調べてくること。また、並行して行われている解剖学、生理学、臨床医学との関係性について学習しておくこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]運動療法の歴史的変遷と運動療法の定義を理解する。

関節可動域運動の目的、種類を概説しその基本的な手技を学ぶ。

持久力増強運動の目的、種類を概説し、その基本的手技を学ぶ。

協調性障害を来たす疾患とそのメカニズムを理解し、疾患から生じる臨床症状を学ぶ。

1単位(30時間)

配当学年・時期

1年次�後期

筋力と運動

必修・選択の別

各種運動療法の定義、目的、種類を理解する。

講義 必修 菅原憲一

運動と協調性

協調性障害の運動療法

各種運動療法のデモンストレーションと実技

持久力と運動

科目等履修生・特別聴講学生

不可

中枢神経系疾患の運動療法

中枢神経系疾患による病態とそのメカニズムを理解し、疾患から生じる臨床症状を学ぶ。中枢神経系疾患に対する運動療法の目的、各種手技の理論と実際を学ぶ。

単位数(時間数)

各種運動療法テクニックの紹介と実技

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Concepts in Therapeutic Exercise

運動制御と運動学習

疼痛に対する運動療法

運動制御に対する中枢神経機構を理解し、運動学習理論を概説する。疼痛を生じる各種疾患に対する運動療法の目的、各種手技の理論と実際を学ぶ。

中枢神経系と運動

持久力増強運動

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教職員授業見学

1.

2.

授業回数

1鈴木智高

2内田賢一

3内田賢一

4内田賢一

5内田賢一

6内田賢一

7内田賢一

8内田賢一

9鈴木智高

10鈴木智高

11鈴木智高

12鈴木智高

13鈴木智高

14鈴木智高

15鈴木智高運動連鎖と転倒予防

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Physical Therapy Management ofOrthopedic Conditions 1

腰痛症に対する理学療法-1

腰痛症に対する理学療法-2

腰部脊柱菅狭窄症に対する運動療法

腰痛の病態、機能評価、運動療法の理論と実際

変形性膝関節症に対する理学療法-1

肩関節痛に対する理学療法

変形性股関節症に対する理学療法-1変形性股関節症に対する理学療法-2

高齢者に対する理学療法

足関節の靭帯・腱損傷に対する理学療法

科目等履修生・特別聴講学生

不可

変形性膝関節症に対する理学療法-2

変形性膝関節症の概要、機能評価

変形性膝関節症の運動療法の理論と実際

単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

2年次�後期

骨折に対する理学療法‐4

必修・選択の別

症例の個別性に応じた運動療法プログラムの立案ができる。

講義 必修 鈴木智高

膝関節の靭帯・半月板損傷に対する理学療法

[使用テキスト]�骨関節理学療法学 (標準理学療法学 専門分野)  監修:奈良 勲 編集:吉尾 雅春/小柳 磨毅 出版社: 医学書院(2013/1/31) ISBN978-4-260-01641-4

[参考文献]

各種骨折、変形性関節症、腱、靭帯損傷、肩関節周囲疾患、腰痛症について、疾患構造の理解と運動療法の理論を学習する。各疾患における、保存的治療、観血的治療、手術方法の違いなど、整形外科的治療法の相違における運動療法プログラムの建て方についても解説する。 準備学習として関連するテキストを読み、疑問点について調べてくること。また、解剖学、生理学、運動学との関係性について学習しておくこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]四肢、体幹の運動器障害に対する運動療法を施行できる。

膝周囲の骨折に対する運動療法の理論と実際

肩関節周囲炎に対する運動療法の理論と実際

変形性股関節症の概要、機能評価

変形性股関節症の運動療法の理論と実際

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

科目責任者

骨折に対する理学療法-3

テーマ

骨関節疾患の評価と理学療法

骨折に対する理学療法-1

筋・骨格系運動療法学

��細田多穂 柳沢健(編)「理学療法ハンドブック」(協同医書出版)

担当教員 鈴木智高�内田賢一������

担当教員

[授業の目的・ねらい] 四肢、体幹の運動器障害に対する運動療法の理論と実際について学習し、これらの疾患に対する運動療法を施行できる事を授業目標とする。

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��期末試験(筆記)60点以上を合格とする。

内容

骨関節疾患に対する理学療法の総論、運動療法の基礎

下肢の骨折に対する観血的治療と理学療法

大腿骨頚部・転子部骨折に対する運動療法の理論と実際

脛骨および足部の骨折に対する運動療法の理論と実際

膝前十字靭帯・半月板損傷に対する運動療法の理論と実際

足関節捻挫・アキレス腱断裂に対する運動療法の理論と実際

骨折に対する理学療法-2

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教職員授業見学

1.

授業回数

1 島津 尚子

2 島津 尚子

3 島津 尚子

4 島津 尚子

5 島津 尚子

6 島津 尚子

7 島津 尚子

8 島津 尚子

9 島津 尚子

10 島津 尚子

11 島津 尚子

12 島津 尚子

13 島津 尚子

14 島津 尚子

15 島津 尚子

成人中枢神経系運動療法学講義

維持期における運動療法1 二次的障害の予防など

維持期における運動療法2 運動療法

脳血管障害の運動療法5

脳血管障害による中枢神経性の片麻痺や小脳性運動失調症・協調運動障害などに関して、それらの運動療法の考え方と技術を学習する。模擬的患者の運動療法プログラムを作成する。 事前学習として、神経系の解剖学・生理学について十分復習しておくこと

[授業修了時の達成課題(到達目標)]成人中枢神経系機能障害を理解し、それらに対する運動療法の知識および技術に関する基本を習得する。

必修 島津 尚子

担当教員 島津 尚子�������

配当学年・時期

3年次�前期

成人中枢神経系機能障害を基礎として、脳血管障害を中心に中枢神経系疾患に対する運動療法を学習する。

1単位(30時間)

単位数(時間数)

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

その他の中枢性疾患1 その他の中枢性疾患の運動療法1

脳血管障害の運動療法8

テーマ

脳血管障害の運動療法1

授業の回数

15回[授業の目的・ねらい]

担当教員

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Physical Therapy Management ofAdult Neurological Conditions 1

小脳性運動失調症の運動療法2 小脳性運動失調症の運動療法2

科目責任者

脳血管障害の運動療法11

脳血管障害の運動療法9

脳血管障害の運動療法10

回復期における運動療法3 立位保持から歩行

必修・選択の別

脳血管障害の運動療法6

脳血管障害の運動療法7

科目等履修生・特別聴講学生

不可

�� 脳卒中の運動療法。 (訳 潮見泰蔵、齋藤昭彦) 医学書院。(Stroke rehabilitation. Janet Carr、 RobertaShepherd. Butterworth Heinemann)。 標準理学療法学 臨床動作分析 高橋正明編集 医学書院。 標準理学療法学・作業療法学 神経内科学 第2版 川平和美編集 医学書院。

小脳性運動失調症の運動療法1

その他の中枢性疾患2 その他の中枢性疾患の運動療法2

維持期における運動療法3 体力の保持

小脳性運動失調症の運動療法1

��試験(60点以上)、レポート等を総合的に判定する。

内容

評価

治療手技の変遷

脳の再組織化・可塑性

急性期における運動療法1 ベッドサイドでの運動療法

[使用テキスト]��「標準理学療法学 運動療法各論」第3版 吉尾雅春編集 ISBN978-4-260-00899-0 (医学書院)。 脳卒中・片麻痺理学療法マニュアル 長澤 弘編集 文光堂 ISBN978-4-8306-4334-7 C3047。

[参考文献]

急性期における運動療法2 座位耐久性の運動療法

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

回復期における運動療法1 姿勢変換と起き上がり

回復期における運動療法2 座位保持から立ち上がり

脳血管障害の運動療法2

脳血管障害の運動療法3

脳血管障害の運動療法4

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-38

Page 40: PT21-1 · 2018-09-19 · 筋の形態、筋の起始と停止、よよび筋の作用を解説する 頭部の骨 必修・選択の別 骨格筋の起始と停止および作用を理解し説明できる。

教職員授業見学

1.

授業回数1 米津 亮2 米津 亮3 米津 亮4 米津 亮5 米津 亮6 米津 亮7 米津 亮8 米津 亮9 米津 亮

10 米津 亮11 米津 亮12 米津 亮13 米津 亮14 米津 亮15 米津 亮

正常(運動)発達の概要に関する講義、及びビデオ映像や模擬体験を通して、正常(運動)発達の原則の理解を深め運動療法への応用を考える

痙直型四肢麻痺の特徴

痙直型四肢麻痺の臨床像と運動発達の特徴を理解し、運動療法への展開を考える

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��試験点数、出席状況、口頭試問、レポートにより総合的に判定する。

内容

授業のすすめ方、小児理学療法の特徴について正常(運動)発達の概要に関する講義、及びビデオ映像や模擬体正常(運動)発達の概要に関する講義、及びビデオ映像や模擬体正常発達の知識の応用

��脳損傷による異常姿勢反射活動:B. Bobath、梶浦一郎他訳:医歯薬出版。

担当教員 米津 亮�������

担当教員

[授業の目的・ねらい] 脳性まひ児を主とした小児期の運動障害を理解し、小児中枢神経系疾患に対する運動療法の理論、知識と技術について学習する。

科目責任者

正常発達の知識の応用

テーマ

オリエンテーション正常発達の知識の応用

小児中枢神経系運動療法学

1単位(30時間)

配当学年・時期

3年次�前期

必修・選択の別

[使用テキスト]��小児の理学療法 :河村光俊:医歯薬出版。小児理学療法学テキスト:田原弘幸:南江堂

[参考文献]

多様な臨床症状を呈する脳性まひ児に対する運動療法について神経発達学的アプローチを軸に多方面から解説することにより、小児中枢神経系運動療法の理論、知識と技術について教授する。教授方法:教科書及び資料、スライド等による講義と随時模擬体験を行う。 授業の前にテキスト及び配布資料の指定された箇所を読み概要を把握してくること。 与えられた課題に取り組み受講の準備をしてくること。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]小児中枢神経系疾患の理解とそれに対する運動療法の理論を学び、基本的な技術を習得する。

正常(運動)発達の概要に関する講義、及びビデオ映像や模擬体

痙直型両麻痺の臨床像を模擬体験させ、その運動療法の展開に

正常発達の知識の応用(座位)

痙直型両麻痺の運動療

講義 必修 米津 亮

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

脳性まひの評価

科目等履修生・特別聴講学生

不可

単位数(時間数)

脳性まひへの運動発達評価およびADL評価について

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Physical Therapy Managementof Pediatric Conditions

痙直型片麻痺の特徴 痙直型片麻痺の臨床像と運動発達の特徴を理解し、運動療法へ

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-39

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教職員授業見学

1.

授業回数

1 内田賢一

2 内田賢一

3 内田賢一

4 内田賢一

5 内田賢一

6 内田賢一

7 内田賢一

8 内田賢一

9 内田賢一

10 内田賢一

11 内田賢一

12 内田賢一

13 内田賢一

14 内田賢一

15 内田賢一

内部疾患系運動療法学

講義・演習

循環器機能の解剖、生理、循環器疾患の病態と障害

正常・異常心電図のみかた

呼吸理学療法(2)

呼吸循環機能の評価、問題点抽出、治療到達目標設定、運動処方、理学療法プログラム作成、リスク管理などについて概説し、呼吸介助や非侵襲的陽圧換気の体験、呼気ガス分析装置を用いての運動負荷試験などの実習を行う。また、代謝性疾患は、糖尿病の評価と運動療法、患者教育および腎機能障害に対する運動療法について講義と実習を行う。がんの理学療法では、緩和医療における理学療法士の役割と病期別理学療法について講義を行う。授業前に事前配布した資料によく目を通し、疑問点は事前に調べておくこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

呼吸循環器・代謝性疾患、がん患者に対する運動療法の理論と方法を学び、基本的な運動療法ができるようになる。

必修 内田賢一

急性心筋梗塞と理学療法

運動処方とAT測定

単位数(時間数)

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

代謝性疾患理学療法(2) 腎機能障害(人工透析)に対する運動療法

呼吸理学療法(4)

テーマ

オリエンテーション

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Physical Therapy Managementof Cardiopulmonary Conditions

代謝性疾患理学療法(1) 糖尿病の運動療法と患者教育

科目責任者

循環器疾患理学療法(1)

循環器疾患概論

循環器疾患の評価

胸腹部に対する術前・術後の呼吸理学療法

必修・選択の別

呼吸理学療法(3-1)

呼吸理学療法(3-2)

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

15回[授業の目的・ねらい]

担当教員 内田賢一�������

担当教員

配当学年・時期

3年次�前期

内部疾患系を呼吸循環器疾患、代謝性疾患とがんに分け、本講義ではそれぞれの運動療法の理論と方法を学ぶ。呼吸循環機能は、その疾患のみならず長期臥床、手術後などでも低下をきたし、運動療法には病態生理、機能低下と回復に関するメカニズムの理解が不可欠である。一方、代謝性疾患は、生活習慣病を代表する糖尿病について、治療過程における運動療法の位置づけと患者教育、合併症としての腎機能障害を理解することが重要である。がん患者は手術や放射線治療、化学療法などにより合併症や機能障害を生じることを理解することが重要である。本科目では、内部疾患に伴う障害特性に応じた運動療法の理論と方法を学ぶ。

1単位(30時間)

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

呼吸介助法の実技(1)

呼吸介助法の実技(2)

呼吸器疾患概論

呼吸器疾患の評価

呼吸理学療法(1)

��MOOK呼吸理学療法-第2版-(三輪書店)、狭心症・心筋梗塞のリハビリテーション(南江堂)、 糖尿病運動療法のてびき(医歯薬出版)。

循環器疾患理学療法(2)

がんの理学療法 緩和医療と病期別理学療法

��筆記試験

内容

呼吸循環器疾患、代謝性疾患各論の概説

呼吸器機能の解剖、生理、呼吸器疾患の病態と障害

肺機能・生化学検査、聴診・触診

慢性呼吸不全患者の呼吸理学療法

[使用テキスト]��標準理学療法学 専門分野-内部障害理学療法学-医学書院(ISBN978-4-260-01626-1)、この他に適宜資料を配布する。

[参考文献]

体位排痰法・実技

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-40

Page 42: PT21-1 · 2018-09-19 · 筋の形態、筋の起始と停止、よよび筋の作用を解説する 頭部の骨 必修・選択の別 骨格筋の起始と停止および作用を理解し説明できる。

教職員授業見学

不可

1.

授業回数

1島津 尚子

2島津 尚子

3島津 尚子

4島津 尚子

5島津 尚子

6島津 尚子

7島津 尚子

8島津 尚子

9島津 尚子

10島津 尚子

11島津 尚子

12島津 尚子

13島津 尚子

14島津 尚子

15島津 尚子

Physical Therapy Management ofAdult Neurological Conditions 2

小脳性運動失調症の運動療法1

小脳性運動失調症の運動療法2

小脳性運動失調症の運動療法1

小脳性運動失調症の運動療法2

脳血管障害の運動療法11

脳血管障害の運動療法8

脳血管障害の運動療法10

脳血管障害の運動療法9

担当教員 島津 尚子�������

担当教員

[授業の目的・ねらい]

その他の中枢性疾患

脳血管障害の運動療法7

科目等履修生・特別聴講学生

不可

脳血管障害の運動療法12

維持期における運動療法2 運動療法

維持期における運動療法3 体力の保持

単位数(時間数)

その他の中枢性疾患の運動療法

回復期における運動療法3 立位

回復期における運動療法4 歩行

1単位(30時間)

配当学年・時期

3年次�後期

脳血管障害の運動療法5

科目責任者

脳血管障害の運動療法4

テーマ

脳血管障害の運動療法1

脳血管障害の運動療法2

中枢神経系運動療法学演習

脳血管障害による中枢神経性の片麻痺や小脳性運動失調症・協調運動障害などに関して、それらの運動療法の考え方と技術を演習する.。擬的患者の運動療法プログラムを作成し演習する。 事前学習として、臨床運動学、前期の講義内容を十分復習しておくこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

成人中枢神経系機能障害を理解し、それらに対する運動療法の知識および技術に関する基本的な技術を習得する。

急性期における運動療法2  寝返り

必修・選択の別

演習 必修 島津 尚子

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

成人中枢神経系機能障害を基礎として、脳血管障害を中心に中枢神経系疾患に対する運動療法技術を演習する。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��試験(60点以上)、レポート等を総合的に判定する。

内容

評価

Brunnstrom法、SIAS、Japan Stroke Scale

急性期における運動療法1 ベッドサイドでの運動療法

急性期における運動療法3 座位耐久性の運動療法

回復期における運動療法1 姿勢変換と起き上がり

回復期における運動療法2 座位保持から立ち上がり

脳血管障害の運動療法3

�� 脳卒中の運動療法 (訳 潮見泰蔵、齋藤昭彦) 医学書院。(Stroke rehabilitation. Janet Carr、 Roberta Shepherd.Butterworth Heinemann)。 標準理学療法学 臨床動作分析 高橋正明編集 医学書院。 標準理学療法学・作業療法学 神経内科学 第2版 川平和美編集 医学書院。標準理学療法学 運動療法各論 第3版 吉尾雅春編集 医学書院。

維持期における運動療法1 二次的障害の予防・三角巾

脳血管障害の運動療法6

[使用テキスト]�� 脳卒中・片麻痺理学療法マニュアル 長澤 弘編集 文光堂。ISBN978-4-8306-4334-7 C3047。

[参考文献]

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-41

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教職員授業見学

1.

2.

3.

授業回数

1内田賢一

2隆島研吾

3隆島研吾

4隆島研吾

5隆島研吾

6隆島研吾

7島津尚子

8島津尚子

9内田賢一

10内田賢一

11内田賢一

12内田賢一

13内田賢一

14内田賢一

15内田賢一筋・骨格系疾患と運動療法

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Physical Therapy Management of OrthopedicConditions 2

熱傷の評価と理学療法の進め方

末梢神経損傷の評価と運動療法

熱傷の評価と理学療法について解説する

末梢神経損傷の評価と運動療法について解説する

関節リウマチの運動療法③

頚椎症性脊髄症:運動療法の進め方

関節リウマチの運動療法①

関節リウマチの運動療法②

まとめ

頚椎症性脊髄症:疾患理解と評価

科目等履修生・特別聴講学生

不可

脊柱側彎症の評価と運動療法

関節リウマチの保存的運動療法の具体的な方法を演習する

脊柱側彎症の評価と運動療法について解説する

単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

3年次�前期

脊髄損傷の運動療法:回復期・慢性期

必修・選択の別

各種疾患の理学療法評価とプログラムを理解する。

講義・演習 必修 内田賢一

RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)の理学療法

[使用テキスト]��奈良勲監修:標準理学療法学「運動療法学各論」「運動療法学総論」(医学書院)

[参考文献]

2年後期の「筋・骨格系運動療法学」と連動し、本科目では慢性関節リウマチ、頚椎症性脊髄症を含む脊髄損傷、末梢神経損傷、熱傷、RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)などといった代表的な疾患を取り上げ、具体的な理学療法のすすめかたとゴールセッティングについて学ぶ。 テキスト、および事前に配布する資料をよく読んで、疑問点を調べておくこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]各種疾患の障害の原因と内容を理解する。

脊髄損傷の急性期から回復期の理学療法を演習する

頚椎症性脊髄症の理学療法の進め方について演習する

関節リウマチの臨床症状について解説する

関節リウマチの観血療法と運動療法について解説する

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

科目責任者

脊髄損傷の運動療法:急性期・回復期

テーマ

筋・骨格系疾患の特徴と理解

脊髄損傷の運動療法:原因と障害

筋・骨格系運動療法学演習

��臨床理学療法マニュアルー改訂第2版ー(南江堂)、中枢神経障害理学療法学テキスト(南江堂)

担当教員 内田賢一�隆島研吾�島津尚子�����

担当教員

各種疾患のゴールを理解する

[授業の目的・ねらい] 四肢・体幹の運動器障害に対する障害理解と運動療法の理論と実際について学習する。

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��筆記試験 および 出席状況

内容

筋・骨格系疾患の特徴を整理し治療方法について解説する

脊髄損傷の原因と障害について解説する

脊髄損傷の評価と理学療法の進め方について演習する

脊髄損傷の回復期から慢性期の理学療法を演習する

RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)の理学療法解説

頚椎症脊髄症の疾患理解と評価、理学療法を解説する

脊髄損傷の運動療法:評価

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教職員授業見学

1.

2.

3.

授業回数

1 髙木峰子

2 髙木峰子

3 髙木峰子

4 髙木峰子

5 髙木峰子

6 髙木峰子

7 髙木峰子

8 髙木峰子

9 髙木峰子

10 髙木峰子

11 髙木峰子

12 髙木峰子

13 髙木峰子

14 髙木峰子

15 髙木峰子

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��試験:60点以上を合格とする。

内容

物理療法の定義、物理療法の意義、各種物理療法概説

疼痛の定義、機序について

炎症と治癒過程について

アイスパック、コールドパック、コールドエア-、クリッカー

電気刺激療法の概要

経皮的電気刺激(TENS)

炎症と組織修復

��石川 朗 編集:15レクチャーシリーズ理学療法テキスト 物理療法学・実習

担当教員 髙木峰子�������

担当教員

様々な疾患に対して、適切な物理療法を選択できる。

[授業の目的・ねらい] 物理療法は、熱、水、電気、光、徒手などの物理的エネルギーを人体に用いる治療法であり、患部の疼痛の緩和、循環の改善、リラクセーションなどを目的としている。講義では、これらの作用機序、治療効果・目的、適応、禁忌、手技などに関して解説し、種々の物理療法機器の特性と治療方法を理解できるように教授する。

超音波(1MGHz・3MHz、温熱・非温熱)

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

科目責任者

温熱療法

テーマ

オリエンテーション、総論

疼痛

物理療法学

電気刺激療法(1)

[使用テキスト]��奈良 勲 監修: 標準理学療法学 物理療法学第4版(医学書院) ISBN978-4-260-01526-4

[参考文献]

物理療法学では、各種物理療法の生体への影響を学び、リスク管理、機器の特性と対象疾患について理解する。 事前にテキストを読み、各種機器の特性について理解をしておくこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

各種物理療法と生体反応との関係を理解できる。

ホットパック(湿熱、乾熱)、パラフィン

極超短波、超短波

赤外線、紫外線、低出力レーザー

1単位(30時間)

配当学年・時期

3年次�前期

寒冷療法

必修・選択の別

物理療法と運動療法・日常生活活動指導・義肢装具療法などとの関係を理解できる。

講義 必修 髙木峰子

光線療法

超音波療法

まとめ

電気刺激療法(2)

科目等履修生・特別聴講学生

不可

マッサージ

頸椎・腰椎牽引

伝統的マッサージ

単位数(時間数)

まとめ

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Physical Modalities

水治療法

マッサージ

渦流浴、ハバードタンク浴、歩行浴

伝統的マッサージ

脊椎牽引療法等

電磁波治療

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教職員授業見学

1.

2.

3.

授業回数

1 髙木峰子

2 髙木峰子

3 髙木峰子

4 髙木峰子

5 髙木峰子

6 髙木峰子

7 髙木峰子

8 髙木峰子

9 髙木峰子

10 髙木峰子

11 髙木峰子

12 髙木峰子

13 髙木峰子

14 髙木峰子

15 髙木峰子

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Laboratory in Physical Modalities

脊椎牽引療法

まとめ

脊椎牽引(頸椎・腰椎)

光線療法

電気刺激療法(3)

電磁波治療(1)

電磁波治療(2)

総復習

電気刺激療法(2)

科目等履修生・特別聴講学生

不可

超音波療法

赤外線、直線偏光近赤外線

超音波(1MGHz・3MHz、温熱・非温熱)

単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

3年次�後期

マッサージ療法

必修・選択の別

物理療法と生体反応との関係を実験から理解する。

演習 必修 髙木峰子

電気刺激療法(1)

[使用テキスト]��奈良 勲 監修: 標準理学療法学 物理療法学第4版(医学書院) ISBN978-4-260-01526-4物理療法学の資料を参考に実技を行う。

[参考文献]

物理療法学演習では、各種物理療法に実際に触れ、臨床場面に沿った物理療法技術を教授する。 3年前期で学んだ各種物理療法について事前・事後学習をすること。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]物理療法機器を用いてその特性を学び、臨床場面を想定した上で物理療法機器の操作ができる。

渦流浴、ハバードタンク浴、歩行浴

その他の電気刺激療法

極超短波

超短波

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

科目責任者

水治療法

テーマ

オリエンテーション、総論

寒冷療法

物理療法学演習

��

担当教員 髙木峰子�������

担当教員

物理療法と運動療法・日常生活活動指導・義肢装具療法などとを組合せた治療システムを理解する。

[授業の目的・ねらい] 物理療法学演習では、実際に物理療法機器を用いてその特性を学び、臨床場面を想定した上で物理療法機器の操作方法に関する実習を行う中で物理療法技術を教授する。特に出力、温度調節などの適正な設定、適応・禁忌項目などのリスク要因の学習に力点を置き、さらに各種物理的エネルギーの生体への刺激反応を把握するための検証実験を積極的に行い、物理療法に関する解剖学的、神経生理学的な分析の重要性が理解できるようにする。

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��実技試験:60点以上を合格とする。

内容

各種物理療法の総論

アイスパック、コールドエア-、クリッカー

ホットパック(湿熱、乾熱)、パラフィン

伝統的マッサージ

MNES

TENS

温熱療法

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-44

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教職員授業見学

1.

授業回数

1 内田賢一

2 内田賢一

3内田賢一

4内田賢一

5 内田賢一

6 内田賢一

7内田賢一

ゲストスピーカー

8 内田賢一

9 内田賢一

10内田賢一

ゲストスピーカー

11内田賢一

12内田賢一

13 内田賢一

14 内田賢一

15 内田賢一これからのスポーツ理学療法をどう考えるか

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Sports Medicine Physical Therapy

スポーツ障害とコンディショニング

アスレチックマッサージ

障害予防と理学療法

アスリートに対する下肢を主としたマッサージ

競技種目別の外傷・障害と理学療法(1)

障害者スポーツと理学療法

脳血管障害とスポーツ

一般医療施設におけるスポーツ理学療法

スポーツ理学療法の現状と展開

アスレチックリハビリテーションの基本的な考え方

科目等履修生・特別聴講学生

不可

競技種目別の外傷・障害と理学療法(2)

各種競技の特性を踏まえた理学療法

各種競技の特性を踏まえた理学療法

単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

3年次�後期

運動負荷試験と運動処方

必修・選択の別

講義・演習 必修 内田賢一

スポーツと循環器障害

[使用テキスト]��適宜資料を配布する

[参考文献]

スポーツ外傷と障害について,その予防法ならびに理学療法とリハビリテーションについて概説する。また障害特性に応じた評価,問題点の把握,理学療法の実際などについて講義と演習を行う。 事前に配布する資料を読んで、疑問点を予め調べておくこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]スポーツ傷害のメカニズム,医学的治療の理解と基本的な理学療法ができるようになる。

運動処方と酸素摂取量

脊損・切断および身障国体

脳血管障害患者の体力とスポーツ

アスリートの外傷・障害に対する理学療法の実際

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

科目責任者

運動による呼吸循環反応-運動負荷試験(2)

テーマ

スポーツ外傷・障害の種類と救急法

テーピング

スポーツ理学療法学特論

��整形外科理学療法の理論と技術(メジカルビュ-社),アダプテッド・スポーツ科学(市村出版)スポーツマンの運動療法(南江堂),理学療法ハンドブック(協同医書),アスレチック・マッサージの実際(南江堂)

担当教員 内田賢一�������

担当教員

[授業の目的・ねらい] スポーツ活動に伴う傷害は,急性の外傷と慢性の障害に分類される。スポーツ外傷と障害の理学療法には,その発症メカニズム,医学的治療,リハビリテーションの理解が必要である。本講義では,スポーツ外傷と障害の特性に応じた理学療法の理論と方法について,講義と演習を通して学ぶことを目的とする。

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��期末試験の成績

内容

スポーツ外傷・障害の種類とメカニズム、RICE

アスレチックテーピングの理論と実際(膝・足関節)

自転車エルゴメーターを用いた心肺運動負荷試験

運動負荷試験の結果分析と運動処方

スポーツと医学的検査、循環器障害

スポーツ活動での理学療法

運動による呼吸循環反応-運動負荷試験(1)

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-45

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教職員授業見学

1.

2.

3.

4.

5.

6.授業

回数

1隆島研吾

2隆島研吾

3隆島研吾

4隆島研吾

5隆島研吾

6隆島研吾

7隆島研吾

8隆島研吾

9隆島研吾

10隆島研吾

11隆島研吾

12隆島研吾

13隆島研吾

14隆島研吾

15隆島研吾

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��筆記試験、実技試験にて判定する

内容

ADLの概念と歴史について

ADLの構造とAPDL(生活関連動作)各構造の理解を深める

ADLと運動学の関係について理解を深める

ADLの各種評価法について理解する

ADLの各種評価法について理解する

ADL評価に必要な基本動作分析を理解する

ADLと運動学

��新版日常生活活動(ADL)ー評価と支援の実際ー 医歯薬出版(978-4-263-21344-5)

担当教員 隆島研吾�������

担当教員

リフティング技術を習得する。

[授業の目的・ねらい] 日常生活活動(Actuvities of Daily Living:ADL)には、排泄や食事など年齢、性別、生活環境などに左右されずに誰でもが毎日行う部分と、炊事など人によっては必ずしも行う必要のない部分があり、その構造は多様である。また、機能障害や加齢による特徴的な変化等によって各々の生活における活動の質も変化してくる。 本科目では、このような人間の日常行う活動を分析し、その構造を理解することにより、日常生活活動における問題点の抽出法を学び、その基礎的な解決法を学習する。

基本的な歩行補助具のチェックアウトと使用法を理解する

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

ADLの概念と歴史

ADL・APDL・IADLの基本的構造

日常生活活動学

1単位(30時間)

配当学年・時期

2年次�前期

補助具・福祉用具について理解する。

QOLの概念を理解する。

片麻痺と対麻痺の基本動作を理解する。

ADL評価法(その2)

[使用テキスト]��標準理学療法学ー日常生活活動学・生活環境学ー -第4版- 医学書院(978-4-260-01603-2) 臨床理学療法マニュアルー改訂第2版ー 南江堂(978-4-524-23963-4)

[参考文献]

ADLの概念や歴史、構造や運動学との関連およびQOL(Quality of life)について概説する。また、ADL評価方法や基本的動作方法、杖などの福祉用具、補助具などの方法について学習する。 ・教科書の該当箇所について事前に学習しておくこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

ADLの概念を理解する。

QOLの概念とADLとの関係について理解する

起き上がり、寝返りなどの基本動作分析を行う

車いすの基本構造とそのチェックアウトについて理解する

ADL評価法(その1)

必修・選択の別

基本的なADL動作指導方法を理解する。

講義・演習 必修 隆島研吾

15回

科目責任者

ADLとQOL

テーマ

福祉用具(車いす)

福祉用具(杖、歩行器など)

ADLの構造とその具体的内容の理解

ADL評価に必要な基本動作(その1)

科目等履修生・特別聴講学生

不可

トランスファーの基礎(その1)

基本的な移乗機器について理解する

片麻痺等の基本的な移乗動作を身につける

単位数(時間数)

ADLとQOLの構造とその構成要素を理解する

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Activities of Daily Living

トランスファーの基礎(その2)

リフティング

対麻痺等の基本的な移乗動作を身につける

リフティングの基礎理論と技術を理解する

福祉用具(リフター、トランスファーボードなど)

ADL評価に必要な基本動作(その2)

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-46

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教職員授業見学

1.

2.

3.授業回数

1隆島研吾

2隆島研吾

3黒澤千尋

4黒澤千尋

5隆島研吾

6隆島研吾

7隆島研吾

8隆島研吾

9隆島研吾

10隆島研吾

11隆島研吾

12隆島研吾

13隆島研吾

14隆島研吾

15隆島研吾高齢者に対するADLについて理解する

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Laboratories in Activities of DailyLiving

神経・筋疾患のADL1

神経・筋疾患のADL2

筋ジストロフィー症児・者のADLについて理解する

SCD(脊髄小脳変性症)他のADLについて理解する

脳性麻痺のADL1

脊髄損傷のADL3

関節リウマチのADL1

関節リウマチのADL2

高齢者のADL

脊髄損傷のADL2

科目等履修生・特別聴講学生

不可

脳性麻痺のADL2

脳性麻痺の特徴と発達に応じたADL概念を理解する

脳性麻痺のADLの工夫について理解する

単位数(時間数)

片麻痺のADL4

必修・選択の別

疾患・障害への日常生活活動の指導方法を理解する。

講義・演習 必修 隆島研吾

15回

科目責任者

片麻痺のADL3

テーマ

脊髄損傷のADL1

[使用テキスト]��標準理学療法学ー日常生活活動学・生活環境学ー -第4版- 医学書院(978-4-260-01603-2) 臨床理学療法マニュアルー改訂第2版ー 南江堂(978-4-524-23963-4)

[参考文献]

片麻痺者、両下肢麻痺者、四肢麻痺者などの実際の障害に合わせた基本的動作および歩行や移動・移乗動作などについて演習する。 教科書の該当疾患項を事前に学習しておくこと

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

疾患・障害に特異的な日常生活活動の実際を理解する。

片麻痺の異常歩行等について理解する

脊髄損傷者の各種動作を理解し実践する

関節リウマチの特徴とADL方法について理解する

ADLの概念と構造の理解

片麻痺のADL1

日常生活活動学演習

1単位(30時間)

配当学年・時期

2年次�後期

��新版日常生活活動(ADL)ー評価と支援の実際ー 医歯薬出版(978-4-263-21344-5)

担当教員 隆島研吾�黒澤千尋������

担当教員

[授業の目的・ねらい] 疾患や障害別のADL活動・動作の実際を理解し、適切な指導を行えるための技術を習得する。

疾患・障害に合わせた指導方法や介助方法および福祉用具の使用方法を理解する。

関節リウマチの特徴とADL指導の実際を演習する

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��筆記試験、実技試験にて判定する

内容

日常生活活動学の構造について復習しながら再確認する

片麻痺の基本動作について理解し実践する

片麻痺の歩行・応用歩行・装具歩行について理解する

片麻痺の基本的ADLを理解し実践する

脊髄損傷の特徴とゴールセッティングについて理解する

脊髄損傷者の各種動作を理解し実践する

片麻痺のADL2

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-47

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教職員授業見学

1.

2.

3.

授業回数

1 島津尚子

2 島津尚子

3 島津尚子

4島津尚子

5島津尚子

6島津尚子

7島津尚子

8島津尚子

9 島津尚子

10島津尚子

11島津尚子

12 島津尚子

13島津尚子

14島津尚子

15島津尚子段階的な歩行指導、ADL指導を実習を含め学ぶ

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Prosthetics & Orthotics

両下肢切断・下肢切断のADL

下肢切断の理学療法評価について

両下肢切断は一側切断と比較し学び、下肢切断者のADLについて

下肢切断者に対する理学療法評価について体験を通し学ぶ

下腿義足のアライメントと異常歩行

大隊義足・膝義足の適合判定

大腿義足の異常歩行

下腿切断の切断原因,各下腿義足のソケット

下肢切断の義肢装着訓練

膝継手の機能と適応2・足継手の機能と適応

科目等履修生・特別聴講学生

不可

サイム切断・カナダ式股義足

下腿義足のアライメントと各異常歩行の原因と対策

ソケット・歩行の特徴を学ぶ

単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

2年次�後期

大腿義足のソケット(四辺形ソケット)

必修・選択の別

義肢の種類、適合判定、アライメント調整が理解できる。

講義 必修 島津尚子

大腿義足のソケット(IRC・二重ソケット)・膝継手の機能と適応1

[使用テキスト]��石川朗 総編集:15レクチャーシリーズ 理学療法テキスト 義肢学:中山書店(ISBN:978-4-521-73225-1)

[参考文献]

実物の義肢を用いながら、義足適合から義肢装着指導について講義し、一部実習を交えて教授する。 事前学習:教科書、資料を熟読し、不明な点を整理し調べておくこと. 事後学習:授業内容を復習し、実技については繰り返し練習しておくこと.また、解剖学、運動学、切断原因となる疾患についての各授業内容も併せて復習し、切断・義足使用との関連性を見直しておくこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

切断者のリハビリテーションにおける理学療法の位置づけを理解できる。

断端評価、大腿義足の基本的アライメント

大腿義足・膝義足のベンチアライメントとスタティックアライメント

各異常歩行の原因と対策

大腿切断との差異、各下腿ソケットの構造と機能について

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

科目責任者

断端評価,大腿義足のアライメント

テーマ

オリエンテーション

四肢切断とは

義肢装具学

��監修:日本整形外科学会 /日本リハビリテーション医学会 :義肢装具のチェックポイント 第8版:医学書院(•ISBN978-4-260-01744-2)

担当教員 島津尚子�������

担当教員

切断の評価、断端訓練、歩行訓練等の基本的な理学療法を実施できる。

[授業の目的・ねらい]

四肢切断のリハビリテーションに必要な知識と技術を学習する。切断原因、切断手技を理解し、急性期からの理学療法、義肢装着訓練について学び、義手、義足の種類、ソケットの特徴、義足の適応判定について学ぶ。さらに切断端の評価から断端訓練、アライメント調整、歩行訓練、応用動作訓練等については実習を取り入れながら学習する。また義肢処方から義肢完成までの過程、義肢給付制度について理解し、切断者の社会復帰までにおける理学療法士の役割と位置づけについて教授する。

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��筆記試験60点以上を合格とする

内容

切断のリハビリテーションにおける理学療法士の役割

義肢の歴史、切断原因

切断術の方法と術後の断端管理について

大腿義足の四辺形ソケットの構造と機能

その他ソケットの構造と機能、膝継手の立脚相制御機構

膝継手の遊脚相制御機構と足継手の種類と機能

切断手技と断端管理

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-48

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教職員授業見学

1.

2.

3.

授業回数

1 島津尚子

2 島津尚子

3 島津尚子

4 島津尚子

5 島津尚子

6 島津尚子

7 島津尚子

8 島津尚子

9島津尚子

10 島津尚子

11 島津尚子

12 島津尚子、ゲストスピーカー

13 島津尚子、ゲストスピーカー

14島津尚子

15 島津尚子

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��筆記試験(60点)と実技試験(40点):総合して60点以上を合格とする

内容

装具の歴史、定義、理学療法における装具の位置づけを学ぶ

KAFOの構造と適応について学ぶ

金属支柱付きAFOについて学ぶ

スパイラルAFO・継手付きAFOについて学ぶ

下肢装具のチェックアウトを実技を通して学ぶ

膝装具・靴型装具・免荷装具の構造と適応について学ぶ

下肢装具Ⅱ:金属支柱付きAFO

��監修:日本整形外科学会 /日本リハビリテーション医学会 :義肢装具のチェックポイント 第8版:医学書院(ISBN978-4-260-01744-2)

担当教員 島津尚子�������

担当教員

装具の種類、適合判定、アライメント調整ができる。

[授業の目的・ねらい]

上肢、体幹、下肢の装具の目的、適応疾患ならびに身体症状と装具との関連を臨床的に学び、実際の理学療法における装具療法の位置づけと適合判定について必要な知識と技術を学習する。装具療法の代表的な疾患を中心に運動療法との関連を含めた演習形式と実習を交えながら装具について教授する。

手関節、指のスプリントの特徴と適応について学ぶ

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

科目責任者

下肢装具Ⅲ:プラスチックAFO 1

テーマ

オリエンテーション

下肢装具Ⅰ:KAFO

義肢装具学演習

下肢装具のチェックアウト

[使用テキスト]��総編集 石川朗:15レクチャーシリーズ 理学療法学テキスト 装具学:中山書店(ISBN:978-4-521-73226-8))

[参考文献]

上肢・体幹・下肢装具を用いた講義及び演習形式にて教授するが、下肢装具に関しては装具装着が身体運動に及ぼす影響についての疑似体験を通して装具の重要性を体感し、適合判定については一部実習を交えながら行なう。 事前学習:教科書,資料を熟読し,疑問点については各自列挙し,調べておくこと. 事後学習:授業内容を復習し,葬具の調整方法等の実技については,繰り返し確認しておくこと.

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

理学療法過程における装具療法の位置づけを理解できる。

プラスチックAFOの適応と禁忌・靴べら式AFOについて学ぶ

小児疾患の各種装具,体幹装具の構造と適応について学ぶ

頸椎装具の構造と適応について学ぶ側弯症装具、腰痛症装具の分類と適応について学ぶ

1単位(30時間)

配当学年・時期

3年次�前期

下肢装具Ⅳ:プラスチックAFO 2

必修・選択の別

各種装具の機能と構造が理解できる。

講義・演習 必修 島津尚子

頸椎症,側弯・腰椎症装具

上肢装具

義肢装具の給付制度・ロボット

膝装具・靴型装具・免荷装具

科目等履修生・特別聴講学生

不可

下肢装具作製Ⅰ

短下肢装具・長下肢装具を用いた理学療法について学ぶ

靴べら式AFO・靴型装具の採形実習

単位数(時間数)

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Laboratory in Prosthetics & Orthotics

下肢装具作製Ⅱ

症例検討

装具製作後の修正実習

疑似症例を通し装具の選択,これらを用いた理学療法について発表し,討論を行う

装具を使用した理学療法

小児・体幹装具

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教職員授業見学

1.

2.

授業回数

1仙波 浩幸

2仙波 浩幸

3仙波 浩幸

4仙波 浩幸

5仙波 浩幸

6仙波 浩幸

7仙波 浩幸

8仙波 浩幸

��演習、発表、筆記試験で判定する。

内容

オリエンテーション、精神疾患障害の理解

講義 精神症状、評価、対応

演習 グループ討議、理学療法プログラムの作成

演習 全体討議

講義 精神症状、評価、対応

演習 グループ討議、理学療法プログラムの作成

身体合併症者の理学療法 講義 身体合併症者への治療プログラム、理学療法の実践

仙波 浩幸

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

精神疾患・障害の理解と身体合併症者に対する対応及び基本的な理学療法プログラムを作成できるようになる。

[使用テキスト]��適宜資料を配布する。

[授業の目的・ねらい]

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

精神疾患・障害を持つ対象者に対する理学療法ならびにリハビリテーションについて概説する。また障害特性(統合失調症、認知症など)に応じた評価、問題点の把握、精神症状への対応、理学療法の実際などについて講義と演習を行う。 準備学習:精神医学を復習しておくこと。

演習 全体討議

テーマ

基本的な精神症状を評価できるようにする。

     〃

     〃

オリエンテーション

認知症と理学療法

     〃

     〃

科目責任者

単位数(時間数)

[参考文献]��丸山仁司編:神経障害系理学療法学(医歯薬出版) 平川淳一、仙波浩幸他編:精神科・身体合併症のリハビリテーション(協同医書) 奈良勲、仙波浩幸他編:心理・精神領域の理学療法 はじめの一歩(医歯薬出版)

担当教員 仙波 浩幸�������

担当教員

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

8回

統合失調症と理学療法

1単位(15時間)

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

配当学年・時期

3年次�後期

精神疾患はだれでもかかる可能性がある。理学療法の実践場面においても身体障害と精神症状、精神障害を合併する身体合併症者が増えている。 理学療法士は身体障害のみならず、精神症状・障害、社会環境を踏まえたトータルなアプローチが不可欠である。 本講義では、対象者に対し精神症状医学的治療(薬物療法)、身体活動と精神症状の関係、さらに効果的な理学療法の理論と方法について講義と演習を通して学ぶ。

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Physical Therapy Managementof Mental Health Conditions

精神疾患系理学療法学特論

講義・演習 必修

必修・選択の別

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-50

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教職員授業見学

1.

2.

3.

4.

授業回数

1山田 拓実

2山田 拓実

3山田 拓実

4山田 拓実

5山田 拓実

6山田 拓実

7山田 拓実

8山田 拓実

四肢に対する徒手療法を関節モビライゼ―ションを中心に教授する。

不可

授業の回数

腰痛症に対する評価法、治療法を解説する。

科目責任者

単位数(時間数)

1単位(15時間)

膝痛患者の評価および治療法の基本的手技が実施できる。

腰痛患者の評価および治療法の基本的手技が実施できる。

配当学年・時期

担当教員

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��実技試験と期末試験により認定する。60点以上を合格。

内容

各種徒手療法について解説する.関節モビライゼ―ションの理論を解説する。

[参考文献]��

四肢に対する徒手療法

徒手療法・関節モビライゼ―ション総論

膝痛に対する評価法、治療法を解説する。

筋・骨格系疾患患者の評価および治療法の基本的手技が実施できる。

山田 拓実

担当教員 山田 拓実�������

[授業の目的・ねらい]

筋・関節・軟部組織に対する整形外科徒手療法の理論を理解し、基本的な評価法と治療手技を学習する。

8回

科目等履修生・特別聴講学生

��講義時に配付

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

四肢の関節モビライゼ―ション、軟部組織に対する徒手療法の理論と実技を教授し、筋・骨格系疾患患者の評価、治療法について説明する。

準備学習:配布した資料、講義内で実施した実技を復習すること。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

整形外科徒手療法の理論を理解できる。

まとめ

[使用テキスト]

四肢に対する徒手療法を関節モビライゼ―ションを中心に教授する。

テーマ

選択

必修・選択の別

腰痛症の評価と治療

四肢に対する徒手療法

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Techniqes of Manual Therapy

徒手療法特論講義

3年次�前期

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-51

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教職員授業見学

不可

1.

授業回数

1島津 尚子

2島津尚子 小池友佳

3島津尚子 小池友佳

4島津尚子 小池友佳

5島津尚子

(ゲストスピーカー)

6島津尚子

(ゲストスピーカー)

7島津尚子

(ゲストスピーカー)

8島津尚子

��試験(60点以上)、レポート等を総合的に判定する。

内容

神経生理学的アプローチが何かを解説し、促通の要素を学習する

神経発達学的アプローチに基づく立位、立位から座位への姿勢変化に伴う身体の活動を解説し、この誘導方法を学習する神経発達学的アプローチに基づく座位、座位から臥位への姿勢変化に伴う身体の活動を解説し、この誘導方法を学習する

神経生理学的アプローチの中で、上肢への基本的アプローチを解説し、実技を通し学習する神経生理学的アプローチの中で、下肢への基本的アプローチを解説し、実技を通し学習する神経生理学的アプローチの中で、体幹への基本的アプローチを解説し、実技を通し学習する

神経生理学的アプローチ②神経生理学的アプローチ③

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

[使用テキスト]��適宜資料を配布する

[参考文献]��脳卒中の治療・実践神経リハビリテーション 梶浦一郎 他編 市村出版(ISBN 978-4-902109-23-8),PNFマニュアル改定第3版 柳澤健、他編 南光堂 ISBN-13: 978-4524263455

神経発達学的アプローチに基づく臥位、床上での寝返り・起き上がり時の身体の活動を解説し、この誘導方法を学習する

その他特殊テクニックに関しまとめ、解説する

神経生理学的アプローチ④

担当教員

特殊テクニック

神経生理学的アプローチ⑥

神経生理学的アプローチ⑤

不可

単位数(時間数)

神経生理学的アプローチ①

1単位(15時間) 3年次�後期

配当学年・時期

テーマ

ファシリテーションテクニックの生理学的基礎

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

8回[授業の目的・ねらい]

神経生理学的アプローチに関する基本的な理論・技術を実施できる。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]神経生理学的アプローチの基礎にある中枢神経系の機能を説明できる。

選択

科目責任者

講義・演習 島津 尚子中枢神経系疾患アプローチ特論

授業の種類(講義・演習・実習の別)

担当教員 島津 尚子�小池 友佳子�ゲストスピーカー�����

授業科目名

Techniques of ProprioceptiveNeuromuscular Facilitation

必修・選択の別

中枢神経系疾患に用いられる様々なアプローチ法の中より、神経発達学的治療をはじめ、臨床現場で用いられる最新の治療アプローチの理論および基本的な技術を習得する。

中枢神経系疾患に用いられる神経生理学的アプローチの概要および理論を解説し、これらの基本的な評価・促通技術を学ぶ。また、身体の部位別に着目した最新の治療アプローチ方法を理解し、基本的な技術が実施できるよう、実技を通して学習する。 事前学習として、臨床運動学、筋の解剖学・運動学、神経生理学等の復習をしておくこと。

科目等履修生・特別聴講学生

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT29-3

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教職員授業見学

1.

2.

授業回数

1斎藤 真理

2斎藤 真理

3斎藤 真理

4斎藤 真理

5斎藤 真理

6斎藤 真理

7斎藤 真理

8斎藤 真理

��出席状況、レポート、試験の結果を総合する。

内容

終末医療に関する自分の知識の幅、関心の深さを確認する。他人の理解は先ず自分を知り表現することから。

与えられた命は1つ、しかし生き方は十人十色であることを学ぶ。

痛みの生理学的解説と哲学的解釈を考える、バッドニューズへの対処法を学ぶ。

緩和ケアの総論を学び、症状コントロール、コミュニケーション、チーム医療などの基本を体得する。

実際の死の臨床をケースレポートから学ぶ、最期はどこでどのように迎えたいかを考える。

日本の状況と世界との比較、過去・現在・将来について考える。

まとめ

斎藤 真理

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

人間の終末期に起こる現象が理解できる。

[使用テキスト]��終末期リハビリテーションの臨床アプローチ(メジカルビュー社) 緩和ケアが主体となる時期のがんのリハビリテーション(中山書店)   画像・シェーマで納得!「つらい症状」のもとが見える(青海社 ISBN 978-4-902249-73-6) 斎藤真理・水越和歌 編著

[授業の目的・ねらい]

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

すべての様態(加齢、難治性進行性疾患、不慮の事故、他)における終末期を対象とする。日本におけるターミナルケア、緩和医療の進歩と課題を学ぶ。自分、家族、症例、日本人、人間という視点を持つ。教授方法:参考文献を資料として提示し、講義スタイル、グループワーク、レポート発表など。 予習:テキストを準備し、各回のテーマに相当する箇所に目を通す。 復習:授業で配布された資料を整理しながらふりかえっておく。

積極的な聞き方を身につける。ロールプレイ。

テーマ

終末期における医療者の役割を理解し、ケアの基本を身につける。

グローバルな視点の大切さ

患者さんに学ぶ

あらゆるものに関心をよせ、好奇心をもとう

死にいたるプロセス

痛みの理解 (病因と意味)

緩和ケアの真髄

科目責任者

単位数(時間数)

[参考文献]��授業において配布する。A4サイズのファイルを用意してください。

担当教員 斎藤 真理�������

担当教員

科目等履修生・特別聴講学生

授業の回数

8回

在宅と病院で迎える死の臨床の差異

1単位(15時間)

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

配当学年・時期

3年次�後期

誰の人生にもある終末期に対する理解を深める。終末期にある人にとって医療関係者はどういう役割が期待されているかを知る。終末期医療に関する方策を検討する。

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

End of Life Care

終末医療特論講義 選択

必修・選択の別

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-53

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教職員授業見学

1.

2.

3.

4.

授業回数

1 奥原孝幸

2 奥原孝幸

3 奥原孝幸

4 奥原孝幸

5 奥原孝幸・GS

6 奥原孝幸

7 奥原孝幸

8 奥原孝幸

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��試験は実施しない。授業への態度、提出課題を総合評価し、60点以上を合格とする。

内容

ストレス度チェック

ストレスチェック、生活習慣チェック、ストレス関連疾患

エゴグラムによる気づきとセルフコントロール

対人交流パターン分析

リハビリテーション職場管理の実際

発表準備

交流分析療法①

奥原孝幸

[参考文献]��都度紹介する

担当教員 奥原孝幸�������

担当教員

自身の対人交流に関して分析できる。

我々の職業的特徴に関して理解し、発表できる。

[授業の目的・ねらい]

産業リハビリテーションの概念を理解し、われわれの職場の業務改善につなげるために、職場の労働衛生の変遷を学び、主にリハビリテーション専門職の職業的特性からその予防、治療、職業復帰に関する対策に関する知識、特にメンタルヘルス不調と身体的不調に関して身に付ける。

科目責任者

単位数(時間数)

[使用テキスト]

科目等履修生・特別聴講学生

授業の回数

8回

交流分析療法②

発表

職業とストレス、心身の不調に関して説明できる。

我々の職業特性とその健康対策1

我々の職業特性とその健康対策2

職場の健康管理

産業リハビリテーションとは

職業とストレス関連問題

テーマ

1単位(15時間)

配当学年・時期

3年次�後期

��使用しない

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

産業リハビリテーションに関する講義、メンタルヘルスに関して自身の対人交流に関して自己分析する。またリハビリテーション専門職である管理職を外部講師としてお呼びして講義する。その上で、各専門職の特徴に関する文献レビューと発表を実施する。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

産業リハビリテーションの概念を自身の言葉で説明できる。

まとめ

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Industrial Rehabilitation

産業リハビリテーション特論講義 選択

必修・選択の別

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-54

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教職員授業見学

1.

2.

授業回数

1大草 正信

2大草 正信

3大草 正信

4大草 正信

5大草 正信

6大草 正信

7大草 正信

8大草 正信

��①出席・授業への取り組み(ワーク)態度②用語レポート③期末レポートで判定する

内容

音楽療法の習得概要、作用心理学としての音楽

心の構造「一次意識」と「二次意識」、「音楽」と「思い」

同質の原理、異質の転導、1/fゆらぎ

音楽を聴いている自己と、それを意識している自我

RMT、GIM、気分やイメージと音楽の関連

不適応からの回復のための音楽構成

自律訓練法と動作法、音楽療法の多様性・他療法との連携関連領域との連携

[参考文献]

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��村井靖児:音楽療法の基礎(音楽之友社)  松井紀和 古賀幹敏 鈴木千恵子 土野研治:音楽療法の実際(牧野出版)。松井紀和:音楽療法の手引(牧野出版)。

[使用テキスト]��特に決めない。プロジェクター資料使用

音楽療法実践の留意事項

大草 正信�������

担当教員

[授業の目的・ねらい]

音楽療法は、医療(成人)・保健福祉(高齢者)・教育(児童)の臨床場面で多く実践されている。本講義では音楽療法の現状を踏まえ、音楽療法理論・方法等を学び、関連領域との連携について概説する。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

音楽療法に関する理論と方法を学び、臨床現場に生かせるようになる。

配当学年・時期単位数(時間数)科目等履修生・特別聴講学生

まとめ レポート作成

さまざまな技法

音楽療法が働きかける「内容」と「仕方」の扱い方を理解する。

療法的音楽の構成

1単位(15時間)

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

音楽療法の理論的背景をワークやビデオを用いて教授する。 2週に1回、関連テクニカルタームを調べて、レポート提出する。

テーマ

オリエンテーション

心と心理療法

音楽療法の原理

音楽療法講義

3年次�後期

授業の回数

8回

担当教員

選択 大草 正信

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Music Therapy

科目責任者必修・選択の別

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-55

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教職員授業見学

1.

2.

3.

4.

5.

6.

授業回数

1奥原孝幸

2奥原孝幸・水野 健

3奥原孝幸・水野 健

4奥原孝幸・水野 健

5奥原孝幸・水野 健

6奥原孝幸・水野 健

7奥原孝幸・水野 健

8奥原孝幸・水野 健

園芸療法講義・演習 選択 奥原孝幸

授業の種類(講義・演習・実習の

別)授業科目名

Horticultural Therapy

科目責任者必修・選択の別

単位数(時間数)

1単位(15時間)

配当学年・時期

3年次�前期

特定疾患の設定による園芸療法の効果予測

グループ発表

特定疾患の設定による園芸療法の効果予測

簡易な園芸の作業分析を行う。

特定疾患の設定による園芸療法の効果予測

特定疾患の設定による園芸療法の効果予測

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

8回

[使用テキスト]��資料配布する

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

簡単な園芸を実施し、作業分析を行う。また園芸を用いた治療に関して文献レビューと発表を実施する。 なお、園芸を実施するため隔週の授業となります。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

園芸療法の定義を理解する。

[参考文献]��必要時紹介する

担当教員 奥原孝幸�水野 健������

担当教員

簡易な園芸の動作分析を行う。

簡易な園芸の心理分析を行う。

簡易な園芸の身体負荷の分析を行う。

[授業の目的・ねらい]

園芸を媒介にした活動が人にどのような影響を与えるか、さらに障害者にどのような影響をあたえるか、身体的・心理的・社会的側面から追求するために、実際に簡単な園芸を体験するとともに、園芸を媒介とした論文を文献レビューして発表する。

園芸の基礎を理解する。

テーマ

園芸療法序論/実技

園芸との出会い/実技

簡易な園芸の作業分析・動作分析・心理過程の解析/実技

簡易な園芸の身体負荷の分析/実技

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��試験は実施しない。授業への参加度、課題発表、提出物により評価する。

内容

園芸療法の定義。療法との関連性。/プランターでの土作り・苗の選択

園芸に関る自分史の作成。/苗の植え付け

簡易な園芸の作業分析・動作分析・心理過程の解析を行う。/苗の管理と追肥

簡易な園芸の身体負荷(MET基礎代謝当量、等)の分析を行う。

グループ発表

グループ発表

グループ発表

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-56

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教職員授業見学

1.

2.

3.

4.

授業回数

1長谷龍太郎鈴木絵里子

2ゲストスピーカー(仲木右京)

3ゲストスピーカー(仲木右京)

4ゲストスピーカー(仲木右京)

5ゲストスピーカー(仲木右京)

6ゲストスピーカー(仲木右京)

7ゲストスピーカー(仲木右京)

8長谷龍太郎鈴木絵里子

ハンドセラピー講義 選択 長谷龍太郎

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��出席状況と筆記試験によって評価する

内容

リハビリテーションの概念・解剖学・運動学の関連

手の運動・感覚・機能評価法・基本的治療方法

骨折部位による対応方法

血管損傷と断端形成・再接着手術後の治療

二次的後遺症とそのアプローチ

テーマ

ハンドセラピーとは

評価の手法と治療の基本的な考え

各論 骨折

各論 腱損傷

各論 神経損傷

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

上肢の機能解剖の復習と骨格モデルを利用した機能障害の把握学生は 肩甲帯から上腕・前腕・手指に関する解剖学の復習をして授業に臨むことが肝要である。 疾患の特徴・機能障害と日常における手指機能の問題等を事例紹介を用いた講義を行う 簡単な手指機能改善の為の副子(スプリント)の制作を行う

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

機能障害の評価とに必要な知識と技術を習得する

屈筋腱損傷の特殊治療・装具

各種の神経筋損傷とそのアプローチ

[使用テキスト]��適宜資料を配布する

[参考文献]��手のスプリントのすべて【第3版】矢崎 潔 三輪書店 ISBN4-89590-245-5

担当教員 長谷龍太郎�ゲストスピーカー(仲木右京)������

担当教員

治療介入に必要とされる基本的な技術を習得する

ハンドセラピーで用いられる副子(スプリント)に関する基本的な知識を習得する

必修・選択の別

治療技術の基本的な考え方を習得する

各論 切断肢 指

各論 その他

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

8回

[授業の目的・ねらい]

手指および上腕損傷における機能障害の評価方法を学ぶ 手指および上腕損傷における機能障害の治療方法を学ぶ 手指および上腕損傷における治療手技を学ぶ

試験 筆記試験

科目責任者

単位数(時間数)

1単位(15時間)

配当学年・時期

3年次�前期

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Hand Therapy

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-57

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教職員授業見学

1.

2.

3.

授業回数

1笹田哲

2笹田哲

3笹田哲

4笹田哲

5笹田哲

6笹田哲

7笹田哲

8笹田哲

感覚統合障害に対して具体的にアプローチを述べることができる。

事例を通して評価、アプローチを検討する。

テーマ

学習障害と感覚統合の発達過程

感覚統合の評価

感覚統合療法のアプローチ

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Techniques of Sensory MotorApproach

笹田哲�������

[授業の目的・ねらい]

1単位(15時間)

配当学年・時期

必修・選択の別 科目責任者

感覚運動アプローチ論講義 選択 笹田哲

担当教員

感覚統合障害の評価を述べることができる。

事例検討1

事例検討2

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

8回

単位数(時間数)

OTの実践モデルである感覚統合療法について、評価、セラピーの方法を学習し、感覚統合アプローチを理解する。

事例を通して評価、アプローチを検討する。

3年次�前期

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

感覚統合療法の理論的枠組みを理解し、どのような評価方法があるのか、また実際の介入(遊具の活用)について実技指導も行いながら学習する。発達障害の感覚統合療法が中心であるが、老年期障害(認知症)に対する感覚統合的アプローチについても学習する。 授業前の課題に取り組むこと。また、授業前にテキストを読み、疑問点について調べてくること。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

感覚統合障害とは何かを述べることができる。

学習障害児に対するアプローチの方法を理解する。

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��試験60点以上を合格とする。レポートの評価〔優・良・可・不可〕を最終合格結果に反映させる。

内容

オリエンテーション、学習障害と感覚統合機能の発達を理解する。

感覚統合の検査法の1つである「臨床観察法」を理解する。

感覚統合療法によるアプローチの概要・基本を理解する。

アプローチの実際Ⅰ

[使用テキスト]��特に定めない。

[参考文献]��「子どもの発達と感覚統合」エアーズ・AJ佐藤剛訳,協同医書出版,1982 「みんなの感覚統合-その理論と実際」佐藤剛,パシフィックサプライ,1996 「感覚統合Q&A」佐藤剛,協同医書出版, 「感覚統合研究第10集」日本感覚統合障害研究会編,協同医書出版,1994

事例検討3 事例を通して評価、アプローチを検討する。

自閉症児に対するアプローチの方法を理解する。アプローチの実際Ⅱ

担当教員

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-58

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教職員授業見学

1.

授業回数

1高木峰子

2高木峰子

3高木峰子

4高木峰子

5高木峰子

6高木峰子

7高木峰子

8高木峰子

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Physical Therapy Procedures

理学療法過程論講義・演習 必修

必修・選択の別

1単位(15時間)

配当学年・時期

3年次�後期

��奈良 勲 監修: 標準理学療法学 臨床実習とケーススタディ 第2版(医学書院) ISBN978-4-260-01207-2

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

理学療法過程論では、理学療法過程に関する情報収集、情報の統合解釈、問題点抽出、目標設定、治療計画の立案などの過程について講義と演習を実施する。 事前に模擬患者に関する評価項目、プログラム、それらの実施方法を調べ、復習しておく。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

理学療法過程に関する情報収集、情報の統合解釈、問題点抽出、目標設定、治療計画の立案等が実施できる。

まとめ まとめ

理学療法過程の実際(2)

理学療法過程の実際(2)

理学療法過程の実際(2)

オリエンテーション

理学療法過程の実際(1)

テーマ

科目責任者

単位数(時間数)

[使用テキスト]

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

8回

理学療法過程の実際(1)

中枢神経疾患の講義、症例模擬(治療)演習

高木峰子

[参考文献]��奈良 勲監修:標準理学療法学 運動療法学 各論 第3版(医学書院) ISBN978-4-260-00899-0奈良 勲監修:標準理学療法学理学療法評価学 第2版(医学書院)  ISBN978-4-260-26676-5

担当教員 高木峰子�������

担当教員

[授業の目的・ねらい]

理学療法過程論では、理学療法の過程を講義・演習することで理学療法での評価の必要性、重要性を学習し、治療を行うための問題点の的確な抽出方法、目標設定、治療計画の立案技術などを学習する。

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��試験:60点以上を合格とする。

内容

理学療法過程の総論

整形外科疾患の講義、症例模擬演習

整形外科疾患の講義、症例模擬(評価)演習

整形外科疾患の講義、症例模擬(治療)演習

中枢神経疾患の講義、症例模擬演習

中枢神経疾患の講義、症例模擬(評価)演習

理学療法過程の実際(1)

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-59

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教職員授業見学可

1.

2.

3.

授業回数1 辻下 守弘2 辻下 守弘3 辻下 守弘4 辻下 守弘5 辻下 守弘6 辻下 守弘7 辻下 守弘8 辻下 守弘9 辻下 守弘

10 辻下 守弘11 辻下 守弘12 辻下 守弘13 辻下 守弘14 辻下 守弘15 辻下 守弘保健医療行動科学の整理

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Behavior Therapy

バイオフィードバック演習2バイオフィードバック演習3

BFによる自己コントロールを実践する。BFによる自己コントロールを実践する。

バイオフィードバック入門

応用行動分析学演習1応用行動分析学演習2応用行動分析学演習3

まとめ

応用行動分析学入門

科目等履修生・特別聴講学生

不可

バイオフィードバック演習1バイオフィードバック(BF)の基礎理論を解説する。BFに用いる生理指標を理解する。

単位数(時間数)

行動科学の基礎理論2

必修・選択の別

患者の自立支援と患者教育を科学的に実施できる知識と技術を習得する。

講義 必修 辻下 守弘

15回

科目責任者

行動科学の基礎理論1

テーマ

行動科学の基礎理論3

[使用テキスト]��河合伊六 監修:辻下守弘・小林和彦編「リハビリテーションのための行動分析学入門」医歯薬出版:2006

[参考文献]

患者教育・患者指導する上で重要となる保健医療行動科学の理論と技法を教授する。特に、患者のリハビリテーションに対するモチベーションの問題については、演習形式の授業を展開し、応用行動分析学に基づいたモチベーションの本質理解と具体的なアプローチについて検討する。 また、保健および病気対処行動に対するアプローチとして、バイオフィードバックに関する基礎理論の講義と実習形式によりテクニックを習得させる。 教授方法:講師が作成した資料とスライドおよび教科書を活用しながら教授する。演習と実習形式の授業も含まれる。 準備学習:指定のテキストを読んでおくこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

理学療法における保健医療行動科学の重要性を理解させる。

保健医療に関する行動科学理論を解説する。

応用行動分析学に基づいた人間行動を理解する。具体的な患者行動を理解する。

保健医療行動科学の必要性行動科学の具体的供覧

理学療法対象者行動論

1単位(30時間)

配当学年・時期

3年次�後期

��鶴見隆正編:「健康増進と介護予防」:三輪書店:2004。宗像恒次著:「最新行動科学からみた健康と病気」:メヂカルフレンド社:1996。日本保健医療行動科学会監修:「保健医療行動科学事典」:メヂカルフレンド社:1999。

担当教員 辻下 守弘�������

担当教員

バイオフィードバックを理学療法の臨床へ応用できるようにする。

[授業の目的・ねらい]

各種疾患や障害をもつ患者の心理社会的背景や行動特性を理解した上で、健康管理や障害受容あるいは自立した生活への復帰を促すための行動科学的アプローチについて学ぶ。

具体的な患者行動へのアプローチを検討する。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��試験:60点以上を合格

内容

理学療法における保健医療行動科学の必要性を解説する。臨床現場における行動科学の具体例を紹介する。行動科学の定義や歴史などを解説する。

保健信念モデルや自己効力感モデルを解説する。汎理論モデル(TTM)などを解説する。応用行動分析学の基礎的な考え方を理解する。

行動科学とは何か

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教職員授業見学

不可

1.

授業回数

115コマとも全教員参加

のもと実施

2 理学療法学全教員3 理学療法学全教員4 理学療法学全教員5 理学療法学全教員6 理学療法学全教員7 理学療法学全教員8 理学療法学全教員9 理学療法学全教員

10 理学療法学全教員

11 理学療法学全教員12 理学療法学全教員13 理学療法学全教員14 理学療法学全教員15 理学療法学全教員[使用テキスト]

総合臨床実習で作成した症例のレジュメを基本として評価の妥当性、治療の根拠などに関して個々の発表を行い、評価技法、治療手技などに関する総合的な検討と実証を実施する。 発表においては、出席者が理解できるようにすること。さらに質疑応答を積極的に行うためには、事前準備を怠らないこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

事例に関する情報収集、情報の統合解釈、問題点抽出、目標設定、治療計画立案さらには治療実践に関する建設的な解釈ができる。

臨床実習I:症例検討会(3)

総括

症例検討とその発展的な症例研究に関する講義症例検討会症例検討会

臨床実習I:症例検討会(4) 症例検討会

全体の総括

症例検討会症例検討会

��出席状況、レジュメ、発表会におけるプレゼンテーション、質疑応答を総合的に評価

内容

臨床で行われる症例報告の形式の説明とその意義、意見交換の重要性を概説症例検討会症例検討会

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

症例検討会各教員による症例検討の総評

臨床実習I:症例検討会(1)臨床実習I:症例検討会(2)

��奈良 勲監修 標準理学療法学 臨床実習とケーススタディ 第2版(医学書院) ISBN978-4-260-01207-2

[参考文献]��

臨床実習Ⅱ:症例検討会(2)

テーマ

症例レポート作成および発表形式に関わる概略説明

必修・選択の別 科目責任者授業の種類

(講義・演習・実習の別)授業科目名

理学療法事例検討論では総合臨床実習Ⅰ・Ⅱで行った理学療法の実践に関して、その妥当性を検証し、評価・治療に関わる一連の流れをさらに定着させるとともに、実習を通して感じた疑問点、建設的な意見等を解決することを学ぶものである。

[授業の目的・ねらい]

単位数(時間数)

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

1単位(30時間) 4年次�通年

配当学年・時期

担当教員菅原憲一�隆島研吾�石井慎一郎�新任教員�内田賢一�島津尚子�高木峰子�鈴木智高�小池友佳子�黒澤千尋

理学療法事例検討論講義 必修 高木峰子

Case Study

臨床実習Ⅱ:症例検討会(1)

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

15回

臨床実習I:症例検討会 総評症例報告および症例研究の概略説明

症例検討会

臨床実習I:症例検討会(5)

担当教員

臨床実習Ⅱ:症例検討会 総評症例検討会各教員による症例検討の総評

臨床実習Ⅱ:症例検討会(5)

臨床実習Ⅱ:症例検討会(3)臨床実習Ⅱ:症例検討会(4)

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教職員授業見学

1.

2.

3.

4.

授業回数1 白濱勲二

2 白濱勲二

3 白濱勲二

4 白濱勲二

5 白濱勲二6 白濱勲二7 白濱勲二8 白濱勲二9 白濱勲二

10 白濱勲二

11 白濱勲二

12 白濱勲二13 白濱勲二

14 白濱勲二

15 白濱勲二

必修・選択の別

評価

授業科目名

Physical Therapy for HigherBrain Disfunction

ケーススタディ ケース検討

記憶障害の症状・分類、外傷性脳損傷

注意と注意障害、遂行機能障害

社会生活、社会福祉制度

各職種の役割

就労、外傷性脳損傷、自動車運転、家族会

チームアプローチ

記憶

注意、遂行機能

高次脳障害論

講義 必修

科目責任者

白濱勲二

授業の種類(講義・演習・実習の別)

��原 寛美:高次脳機能障害ポケットマニュアル 第3版、医歯薬出版、2015

科目等履修生・特別聴講学生

授業の回数

担当教員 白濱勲二�������

各種評価法・検査法を理解する。

症候に応じたリハビリテーション介入を理解する。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

配当学年・時期

 脳疾患や脳外傷などに起因する高次脳機能障害を特有の症候を理解し、リハビリテーション評価や神経心理学検査による障害の解明と症候に応じたリハビリテーションの実践を習得する。

テキストを事前に学習すること。

[参考文献]

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

大脳の機能局在の神経機構を理解する。

 人間の知覚は複雑な機構により入力・認知・処理され、適切な反応・行動を統制している。大脳の高次な神経機構、情報処理の障害が人間の行動にもたらす障害を理解し、リハビリテーションアプローチを学ぶ。

高次脳機能障害の病態と原因

失行・失認・失語・遂行機能・認知症を理解する。

評価失語症失行症失認失認

失行とは、失行の症状・分類地誌的障害、視覚失認など半側空間無視

担当教員

15回

[授業の目的・ねらい]

単位数(時間数)

1単位(30時間) 3年次�前期

��筆記試験、授業態度、出席などを総合的に判断し、合否判定は大学の基準に準ずる。

内容

高次脳機能障害について高次脳機能障害とは、診る、評価

脳の機能局在とネットワーク、側性化、画像診断原因疾患、症状

テーマ

高次脳機能障害の総論

[使用テキスト]

評価手順、検査方法の選択

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

ADL失語とは、失語の症状・分類

高次脳機能障害の総論

大脳の機能解剖

��

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教職員授業見学

1.

2.

3.

授業回数

1高木峰子

2高木峰子

3高木峰子

4高木峰子

5高木峰子

6高木峰子

7高木峰子

8高木峰子

��事例ビデオ感想文の提出と試験:60点以上を合格とする。

内容

特定疾患に対する理学療法の役割

特定疾患・特定疾病の分類、病態

病態、評価と治療

病態、評価と治療

病態、評価と治療

病態、評価と治療

まとめ まとめ

高木峰子

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

特定疾患の病態を理解できる。

[使用テキスト]��奈良 勲 監修: 標準理学療法学 運動療法学各論 第3版 (医学書院) ISBN978-4-260-00899-0

[授業の目的・ねらい]

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

特定疾患を解説した後、それらの理学療法を教授する。また、慢性進行疾患の治療には、不可欠な医療保険制度、介護保険制度、社会福祉制度、理学療法の役割を教授する。 事前学習として、疾患に関する基礎知識を復習して講義に出席すること。

ビデオ鑑賞

テーマ

特定疾患に対する理学療法評価と治療を理解できる。

多発性硬化症

筋萎縮性側索硬化症2

オリエンテーション

特定疾患・特定疾病

筋萎縮性側索硬化症1

脊髄小脳変性症

科目責任者

単位数(時間数)

[参考文献]

��

担当教員 高木峰子�������

担当教員

特定疾患・特定疾病と医療保険制度・介護保険制度・社会福祉制度・理学療法との関連を理解できる。

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

8回

パーキンソン病

1単位(15時間)

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

配当学年・時期

3年次�前期

特定疾患理学療法特論では、特に筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、パーキンソン病、多発性硬化症などの難病を中心とし、その病態の捉え方、評価と治療の実際を学習する。

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Physical Therapy Managementof Specific Disease

特定疾患理学療法特論

講義 必修

必修・選択の別

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-63

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教職員授業見学

1.

2.

3.

授業回数

1 隆島研吾

2 隆島研吾

3隆島研吾

4 小池友佳子

5小池友佳子

6隆島研吾

7隆島研吾

8隆島研吾

9隆島研吾

10隆島研吾

ゲストスピーカー

11隆島研吾

12隆島研吾

13隆島研吾

14隆島研吾

15隆島研吾地域理学療法の効果判定方法について

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Community-Based Rehabilitation andPhysical Thrapy 1

介護予防について

介護予防の方法

介護予防の考え方について

介護予防の方法論

地域リハビリテーションにおける住宅改修

障害者総合支援法について

地域リハビリテーションにおける障害者総合支援法

災害時のリハビリテーション支援

地域リハビリテーションと効果判定・まとめ

地域リハビリテーションにおける介護保険制度

科目等履修生・特別聴講学生

地域リハビリテーションにおける福祉用具・環境整備

地域における住宅改修の基本について

福祉用具・環境支援の基本について

単位数(時間数)

医療保険制度とリハビリテーション

必修・選択の別

地域における理学療法の位置づけと役割について説明できる。

講義・演習 必修 隆島研吾

授業の回数

15回

科目責任者

医療保険制度について

介護保険制度について

[使用テキスト]��地域理学療法学(標準理学療法学 専門分野) 医学書院(978-4-260-01224-9)

[参考文献]

本科目では、地域リハビリテーションの概念とその理解を中心に医療保険制度とともに、介護保険制度や身体障害者福祉制度(障害者総合支援法)など関係制度を含め理解し、地域・在宅において必要となる理学療法技術および維持期(生活期)の各種障害を考慮した生活方法やそれに必要な家屋改造・福祉用具および介護予防などについても学習する。 また災害時のリハビリテーション支援については経験豊かなゲストスピーカーによる解説により理解を深める。 当日配布資料を元に事後学習を行うこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

地域リハビリテーションについて説明できる。

医療保険制度について

障害者総合支援法について

地域リハビリテーションと総合支援法の位置付けについて

地域リハビリテーションと社会的背景

地域理学療法とは

地域理学療法学

1単位(30時間)

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

3年次�前期

配当学年・時期

��理学療法フィールドノート「地域・在宅」南江堂(978-4-524-24765-3)

担当教員 隆島研吾�小池友佳子������

担当教員

地域リハに必要な制度および介護予防について説明できる。

[授業の目的・ねらい]

地域リハビリテーションについて理解するとともに地域における理学療法の役割と意義について理解する。 また介護予防の考え方や災害時のリハビリテーション支援について理解を深め、地域リハビリテーションにおける理学療法の役割について理解する。

災害時の各フェイズにおける支援とリハの役割について

テーマ

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��筆記試験、レポートにて判定する

内容

地域リハビリテーションと社会的背景について

地域理学療法について

地域理学療法のシステムと地域連携について

リハビリテーション医療と医療保険制度について

介護保険制度について

地域リハビリテーションと介護保険の位置付けについて

地域理学療法のシステム、地域理学療法と地域連携

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-64

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教職員授業見学

不可

1.

授業回数

1隆島研吾

2隆島研吾

3隆島研吾

4隆島研吾

5隆島研吾

ゲストスピーカー

6隆島研吾

ゲストスピーカー

7隆島研吾

ゲストスピーカー

8隆島研吾

ゲストスピーカー

9隆島研吾

ゲストスピーカー

10隆島研吾

11隆島研吾

12隆島研吾

ゲストスピーカー

13隆島研吾

ゲストスピーカー

14隆島研吾

15隆島研吾地域におけるリハビリテーションと理学療法の役割について

学習する

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Community-Based Rehabilitation andPhysical Thrapy 2

在宅リハビリテーションの実際

車いすとシーティングの実際

在宅リハビリテーションの実際について学習する

シーティングの理論と実際について学習する

介護保険制度と地域リハビリテーション

介護保険施設と理学療法2

介護保険施設と理学療法3

介護保険施設と理学療法4

地域におけるリハビリテーション

介護保険施設と理学療法1

科目等履修生・特別聴講学生

不可

障害者施設における理学療法の実際

介護保険施設と地域リハビリテーションについてのまとめ

障害者施設における理学療法の実際について演習する

単位数(時間数)

1単位(30時間)

配当学年・時期

3年次�後期

住宅改修と福祉用具の実際

必修・選択の別

講義・演習 必修 隆島研吾

住宅改修と福祉用具の実際

[使用テキスト]��特に指定しない

[参考文献]

地域リハビリテーションでは、通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションとともに、家屋改造や各種福祉用具の選定および介護アドバイスなど慢性期理学療法活動が展開されている。本演習では、障害者・高齢者が一社会構成員として生活していくための現状と課題について学習するために、学内講義とともに実際現場を訪れ現地においてゲストスピーカーの協力を得ながら臨場感のある講義とともに演習を行うことで理解を深めていく。 それぞれの単元終了後は資料などを基に事後学習を行うこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]障害者・高齢者が生活するためにバリアーとなっている現状と社会的問題点を理解し、その解決方法について考察できる。

福祉用具と障害適応について演習する

通所リハビリテーション、通所介護の実態について演習する

通所介護とリハビリテーションの実態について演習する

介護保険施設と理学療法について課題発表する

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

科目責任者

地域リハと福祉用具4

テーマ

地域リハと福祉用具1

地域リハと福祉用具2

地域理学療法学演習

��

担当教員 隆島研吾�������

担当教員

[授業の目的・ねらい] 障害者・高齢者が一社会構成員として生活していくための現状と課題について理解する。

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��課題発表点数、現地講義参加得点、課題レポート点数により判定する

内容

国際福祉機器展参加により福祉用具の実態を理解する

国際福祉機器展参加により福祉用具の実態を理解する

福祉用具と障害適応について演習する

具体的な住宅改修と福祉用具の使用について演習する

具体的な住宅改修と福祉用具の使用について演習する

介護老人保健施設の実際について演習する

地域リハと福祉用具3

神奈川県立保健福祉大学シラバスの著作権は、神奈川県立保健福祉大学に帰属します。All Rights Reserved,Copyright(C).Kanagawa University of Human Services PT21-65

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教職員授業見学

1.

授業回数

1 内田賢一

2 内田賢一

3 小池友佳子

4 小池友佳子

5 内田賢一

6 小池友佳子

7 小池友佳子

8内田賢一・小池

友佳子

9内田賢一・小池

友佳子

10 内田賢一

11内田賢一・小池

友佳子

12内田賢一・小池

友佳子

13 小池友佳子

14 内田賢一

15 内田賢一

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��課題レポート・演習発表内容

内容

オリエンテーションと生活環境学各論の概説

障害者の生活障害と環境障害

住宅改修のプランニング

公共建築物のバリアフリーとユニバーサルデザイン

歩道や道路における障害要因

公共交通機関の生活障壁と改善

事例研究(1)

��

担当教員 内田賢一�小池友佳子������

担当教員

[授業の目的・ねらい]

生活環境は、障害者の生活や行動を規定する。従って障害者の状況によって計画的に生活環境を変化させることは治療的関わりとなる。そのために福祉用具(リハビリテーション機器)の適用と活用方法、住宅改造などのハウスアダプテーション理論の理解が必要である。さらに、生活環境整備に関する社会的、経済的制度の理解が必要である。本講義では、中枢神経系疾患や整形外科疾患などによる障害特性に応じた生活環境整備の理論と方法を学ぶ。

環境障害調査報告(PowerPointを用いた報告)

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

15回

科目責任者

事例研究(2)

テーマ

理学療法学と生活環境学

生活障害と環境障害

生活環境学

事例研究(4)

[使用テキスト]��「標準理学療法学 日常生活活動学・生活環境学第4版」鶴見隆正、他、医学書院(ISBN:978-4-260-01603-2).テキストを基にした講義資料を別途配布する.

[参考文献]

障害者の生活適応を支援するために、社会・文化、物理的環境の観点から包括的に障害を捉えるための基本的知識について概説する。また,県立大学および横須賀市中心部の生活環境の現状を調査し、高齢者や障害者を取り巻く物理的・社会的環境を教授する。授業前にテキストを読み、疑問点について調べておくこと。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

生活環境整備の理論と方法を学び、障害者に対する基本的な生活環境整備ができるようになる。

住宅改造のプランニング演習報告

地域における環境障害調査

地域における環境障害調査

1単位(30時間)

配当学年・時期

2年次�後期

事例研究(3)

必修・選択の別

講義・演習 必修 内田賢一

事例研究(6)

グループ学習(1)

まとめ

地域における環境障害

科目等履修生・特別聴講学生

不可

事例研究(8)

地域における環境障害調査

地域における環境障害調査

単位数(時間数)

虚弱高齢者および障害者の環境障壁

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Household Environment andAdaptation

生活障壁の実際

グループ学習(3)

視覚障害体験から考える生活障壁

災害発生時の生活障壁と要援護者支援

事例研究(7)

事例研究(5)

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教職員授業見学

授業回数

1玉垣努

2玉垣努

3ゲストスピー

カー

4ゲストスピー

カー

5ゲストスピー

カー

6隆島研吾

7隆島研吾

8ゲストスピー

カー

9ゲストスピー

カー

10ゲストスピー

カー

11ゲストスピー

カー

12 ゲストスピーカ

13ゲストスピー

カー

14玉垣努

15玉垣努

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��出席・授業態度,プレゼンテーション,提出レポート、試験により総合的に判断する

内容

講義の概要

リハ工学の歴史と範疇や具体的な実施に関する知識を習得

車いすの種類と障害に適合した基礎設計の理解

車いすクッションの種類と障害に適合した基礎設計の理解

様々な移乗場面に使用されている機器と機構理解

車いす

��

担当教員 隆島研吾�������

担当教員

[授業の目的・ねらい]

医療・福祉現場での工学技術の利用の実際を理解し、工学的解析手法の基礎と福祉用具について学習する。

重度障害を持つALSや筋ジスなどを対象としたコミュニケーション機器の種類と適応を理解

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

授業の回数

オリエンテーション

福祉機器概論

リハビリテーション工学(福祉機器を含む)

1単位(30時間)

配当学年・時期

3年次�後期

介助移乗機器

[使用テキスト]福祉用具•住環境整備の作業療法 ISBN978-4-8058-3892-1

[参考文献]

高齢者・障害者のリハビリテーション過程に工学技術を援用することから始まった「リハビリテーション工学」は地域で生活する高齢者・障害者への支援と活動範囲が広がり、その呼称も「生活支援工学」へと変遷していった実際を学び、将来の医療・福祉現場で工学技術者との協働と工学的思考を理解する。 授業に際して,事前にテキスト及び資料を学習し、授業を受けたのちに復習ができる。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]リハ工学の歴史と範疇や具体的な実施に関する知識を習得

電動車いすの種類と障害に適合した基礎設計の理解

高齢者・障害者に配慮した住宅改修における設計思想の理解

車いす

必修・選択の別

講義 必修 玉垣 努

15回

科目責任者

車いす

テーマ

家屋改修

コミュニケーション機器

福祉機器開発

介助移乗機器

科目等履修生・特別聴講学生

ベッド、マットの選定

在宅や家庭復帰の際、健康管理及びADLの自立にも大きく影響するため ベッド及びマットの選定の理解

単位数(時間数)

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Rehabilitation Engineering

ベッド、マットの選定

福祉機器開発

福祉機器の開発や開発された福祉機器の評価について理解

コミュニケーション機器

家屋改修

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教職員授業見学

1.

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��出席と実習指導者による報告書、および実習中に評価を行った症例のケースレポート等により総合的に評価する。

[授業の目的・ねらい]

評価学実習では、臨床実習場面で実習指導者の指導・監督の下に、特に理学療法評価に関する実習を行う。学内の講義・実習で学んだ各種の評価手技を患者に適用する場合の注意点や患者の反応の実際について学ぶ。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

[使用テキスト]��鶴見隆正編『標準理学療法学・臨床実習とケーススタディー』(医学書院)

[参考文献]

菅原憲一

��

担当教員新任教員�菅原憲一�隆島研吾�石井慎一郎�内田賢一�島津尚子�高木峰子�鈴木智高�小池友佳子�黒澤千尋

実習は同一の臨床実習施設において、4週間行われる。内容は、各施設における実習指導者の指導・監督の下、実際の症例に対して理学療法評価を行い、その結果の解釈・統合、さらに治療計画の立案までを体験するものとなる。学内においては、実習まえにオリエーテーションを、また実習終了後には反省会を行う。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

本大学で学んだ専門科目の知識・技術を基盤にして、臨床実習指導者による指導・監督のもとで理学療法の基本的な検査測定を行い、その結果から現状を評価し、問題点を挙げることができる。また問題点の解決に向けた基本的な理学療法プログラムを立案することができる。

科目責任者

単位数(時間数)

4単位(180時間)

配当学年・時期科目等履修生・特別聴講学生

不可

評価学実習

授業の回数

90回

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Clinical Internship forEvaluation

必修・選択の別

3年次�後期

実習 必修

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教職員授業見学

1.

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��出席と実習指導者による報告書、および実習中に評価を行った症例のケースレポート、症例報告会等により総合的に評価する。

総合臨床実習Ⅰでは、実習指導者の指導・監督の下、症例担当制により理学療法過程全般を体験させる。同一の患者で、評価から理学療法実践までの一連の過程を体験することで、理学療法の実際に関する理解を深めるとともに、自己の学習上の不足している点を把握する。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

この実習は、同一の臨床実習施設において7週間おこなわれる。内容は、各施設における実習指導者の指導・監督の下、実際の症例に対して理学療法評価を行い、その結果の解釈・統合のもとに治療計画を立案したのち、実際に理学療法を施行する。学内においては、実習前にオリエンテーションを、または実習終了後には反省会を行う。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

本大学で学んだ専門科目等の知識・技術を基盤にして、臨床実習指導者による指導・監督のもとで理学療法評価・理学療法プログラムの作成・理学療法が実施できる。また、理学療法士として求められる問題解決力の必要性とその基本を理解する。

[使用テキスト]��鶴見隆正編『標準理学療法学・臨床実習とケーススタディー』(医学書院)

[参考文献]��実習地で担当した症例に応じて、各自が他の教科の教科書や参考文献を用意すること。

担当教員新任教員�菅原憲一�隆島研吾�石井慎一郎�内田賢一�島津尚子�高木峰子�鈴木智高�小池友佳子�黒澤千尋

[授業の目的・ねらい]

単位数(時間数)

7単位(315時間)

配当学年・時期

4年次�通年

必修・選択の別

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

158回

総合臨床実習Ⅰ実習 必修 菅原憲一

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Clinical Internship 1

科目責任者

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教職員授業見学

1.

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��出席と実習指導者による報告書、および実習中に評価を行った症例のケースレポート、症例報告会等により総合的に評価する。

総合臨床実習Ⅱでは、学生の卒後の進路あるいは学問領域の志向性を考慮した施設特色別の総合実習を行う。この実習では、同一の臨床実習施設において7週間行われる。内容は、各施設における実習指導者の指導・監督の下、実際の症例に対して理学療法評価を行い、その結果の解釈・統合をもとに治療計画を立案したのち、実際に理学療法を施行する。学内においては、実習前にオリエンテーションを、また実習終了後には反省会を行う。

[授業の概要・準備学習(予習・復習)]

[授業修了時の達成課題(到達目標)]

総合臨床実習Ⅰや本大学で学んだ専門科目等の知識・技術を基盤にして、臨床実習指導者による指導・監督のもとで理学療法評価・理学療法プログラムの作成・理学療法が実施できる。また、理学療法士として必要な問題解決の必要性と基本を理解し、理学療法の知識と技術が応用できる。

[使用テキスト]��鶴見隆正編『標準理学療法学・臨床実習とケーススタディー』(医学書院)

[参考文献]��実習地で担当した症例に応じて、各自が他の教科の教科書や参考文献を用意すること。

担当教員新任教員�菅原憲一�隆島研吾�石井慎一郎�内田賢一�島津尚子�高木峰子�鈴木智高�小池友佳子�黒澤千尋

[授業の目的・ねらい]

単位数(時間数)

7単位(315時間)

配当学年・時期

4年次�通年

必修・選択の別

科目等履修生・特別聴講学生

不可

授業の回数

158回

総合臨床実習Ⅱ実習 必修 菅原憲一

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Clinical Internship 2

科目責任者

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教職員授業見学

不可

[単位認定方法及び基準](試験やレポートの評価基準など)

��ゼミ参加状況、卒業研究発表会での質疑応答、卒業研究論文の内容等を加味して、指導教員が総合的に判定する

��奈良 勲 監修 : 標準理学療法学 理学療法学研究法—第2版—(医学書院)

科目責任者

2単位(60時間)

配当学年・時期

演習

[参考文献]

研究テーマに関連した文献講読、調査資料や研究報告の解釈・分析方法、実験研究の手法と実験装置の操作、調査研究の手法、フィールド調査とデータ分析等の学習と研究指導を行う。

担当教員

授業の種類(講義・演習・実習の別)

授業科目名

Graduation Research必修

不可

菅原憲一卒業研究(理学療法専攻)

新任教員�菅原憲一�隆島研吾�石井慎一郎�内田賢一�島津尚子�髙木峰子�鈴木智高�小池友佳子�黒澤千尋������

必修・選択の別

科目等履修生・特別聴講学生

単位数(時間数)授業の回数

[使用テキスト]��

4年次�通年

[科目のねらい・目標]

[授業計画・内容]

30

専門領域、または保健医療福祉に関連する領域に係るテーマの中から、各自の関心、課題に基づきテーマを設定するとともに、そのテーマに対し、それまでに得た知識と技術を用いて研究し、その結果をまとめる。各教の指導のもと、ゼミ方式で行う。

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