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Bulletin 32P01A20-01JA 安全計装システム ProSafe-RS Release 4

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Bulletin 32P01A20-01JA 

安全計装システム

ProSafe-RSRelease 4

記載内容はお断りなく変更することがありますのでご了承下さい。All Rights Reserved. Copyright © 2015, Yokogawa Electric Corporation Printed in Japan, 710(KP) [Ed : 04/d]

お問い合わせは

インターネット・ホームページhttp://www.yokogawa.co.jp/iss/

CENTUM、Co-innovating tomorrow、FieldMate、ProSafe、Vnet/IP、ADMAG、AXR、DPharp、EJA、EJX、YTA、TDLSは、横河電機株式会社の登録商標または商標です。その他、記載の会社名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。

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ProSafe-RS R4N-IO (Network I/O) プラント初期立ち上げ期間の短縮

現地での I/O変更による工期遅れの抑制

設置の自由度の向上

ProSafe-RS R4ソリューション

N-IOループ確認設定ソフトウェア (FieldMate Validator)

オートメーション・デザイン・スイート (AD Suite)

SCS

SENG

光ファイバケーブル(光 ESBバス)

I/Oベースプレート

リモート計器室中央計器室

メタルケーブル(N-ESBバス)

N-IOFieldMateValidator AD Suite

従来エンジニアリング

YOKOGAWA並行エンジニアリング

1. 初期立ち上げ期間の短縮

2. 現地での I/O変更による工期遅れの抑制

FIO N-IO

CENTUM VP R6と同じアーキテクチャを取り入れることで、エンジニアリング環境の 革新を図ります。これにより、プロジェクト工期の削減に大きく貢献します。

端子台(断路機能付き)

アナログデジタルI/Oモジュール(冗長化)

基本設計

基本設計

工場立会(ハード)

工場立会(ソフト)

アプリ作成

アプリ作成

工場立会 試運転

試運転

出荷 & 設置

出荷 & 設置 ループチェック

ループチェック

従来の信号種別 I/Oモジュール(FIO;Fieldnetwork I/O)タイプに加え、チャネルごとに信号種別が選べるN-IOタイプを新たにラインナップしました。同一コントローラ内で FIOとN-IOの混在使用が可能なため、お客様のプラント設計要求に、より柔軟にお応えすることができるようになります。

● DI/DO/AI/AO信号を同一 I/Oモジュールで取り扱えます。● 各点の I/O信号種類はソフトウェアで変更できます。● ノード間を接続するバスは、光ファイバケーブルを用いることで50 kmまで延長できます。● 冗長化構成が可能です。● フィールドとの断路機能付き端子台を標準搭載しています。● 本質安全防爆対応品をラインナップしています。

■ 特長

SCSやSENGを使わずに、N-IOと本ソフトウェアのみで、現場でフィールド機器の設定およびループチェックを実現します。本機能は、FieldMateのオプションとして提供されます。

CENTUM VPとの統合エンジニアリング環境を実現します。変更管理機能など、プラントライフサイクルを通して、エンジニアリング品質と効率を向上するソリューションを提供します。お客様の設計要求により、エンジニアリング環境の分離もでき、柔軟な構成を取ることができます。

デバイスパラメータの設定、ループチェック

工場でのアプリケーション作成と、現地でのI/Oループチェック作業を、並行して行えます。並行作業により、プロジェクト全体の工期を短縮できます。従来も、機器の立ち上げとI/Oの設置までは並行作業が可能でした。しかし、ループチェックを完了させるためには、工場立合完了後にコントローラとエンジニアリング環境の現地到着を待つ必要がありました。YOKOGAWAの並行エンジニアリングでは、これらの到着を待たずに、N-IOとFieldMate Validatorのみでループチェックをすることができます。チェックで見つかった I/O定義情報の変更点は、現地で修正できます。さらに、現地で修正した定義情報は、工場にあるマスタ情報への反映が可能です。

プラント初期立ち上げ期間の短縮は、お客様の利益に直結する恒常的な課題です。

■ 課題 1:

■ ソリューション 1:

N-IOFieldMateValidator

N-IOは I/O定義の変更を柔軟に行えます。DI/DO/AI/AOの変更は、I/Oモジュールを変更することなくソフトウェアで信号種別を変更できます。また、予備品として I/O信号種類ごとに I/Oモジュールを用意する必要がないため、保守コストを削減できます。

現地での物理的制約から、I/O定義を変更せざるを得ないことがあります。このような問題は、試運転でしばしば発生し、工期完了日へ無視できない影響を与えます。また、I/O定義の変更が発生すると、盤配線の再工事により多くのコストが必要です。

■ 課題 2:

■ ソリューション 2:

N-IO

N-IOはマーシャリングが不要です。従来は、フィールド配線を信号種類ごとに整理するためにマーシャリングを行い、それぞれの信号種類ごとにI/Oモジュールへ接続していました。N-IOは、1台のI/Oモジュールに複数種類の信号を混在して割り付けることができます。そのため、信号種類の整理が必要なく、マーシャリングが不要となります。省スペース省配線で配置することができるため、設置の自由度が高く、フィールドへの分散配置にも適しています。さらに、マーシャリングキャビネット用のスペースが不要となり、マーシャリング作業コストの削減にもつながります。

I/Oの設置には、スペースの確保が必要となります。特に、I/Oとフィールド機器を接続するためのマーシャリングは、スペースと作業の両方がコスト要因となり、I/O設置の場所にも制約があります。

■ 課題 3:

■ ソリューション 3:

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安全計装システム

ProSafe-RSRelease 4

記載内容はお断りなく変更することがありますのでご了承下さい。All Rights Reserved. Copyright © 2015, Yokogawa Electric Corporation Printed in Japan, 710(KP) [Ed : 04/d]

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インターネット・ホームページhttp://www.yokogawa.co.jp/iss/

CENTUM、Co-innovating tomorrow、FieldMate、ProSafe、Vnet/IP、ADMAG、AXR、DPharp、EJA、EJX、YTA、TDLSは、横河電機株式会社の登録商標または商標です。その他、記載の会社名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。

長期に及ぶプラントライフサイクルでは、プラントの増設・改造、担当者の変更などが発生し、設計情報と実際のシステムとの乖離が起こり、品質の低下を招きます。

ADスイートは、長期間に及ぶプラントライフサイクルに渡り、システムの設計情報の一貫性を保ち続けます。お客様の設計資産を最新かつ長期に維持でき、変更によって影響を受ける範囲の明確化ができるため、システムの増改造や保守の際に設計情報と実際のシステムとの乖離が無く、無駄な工数を抑えられます。また、N-IOをラインナップしたことにより、CENTUMとハードウェア(I/O)設置・検証・保守などの考え方を共有でき、エンジニアの誤操作などのトラブルを防ぎます。

AD SuiteAD Server

Ethernet

HISSENG ENG

SCS

N-IO N-IOFCS

AD SuiteN-IO

■ 課題 4:

■ ソリューション 4:

統合エンジニアリング環境

エンジニアリング品質と効率の向上

設計管理・I/Oリスト・履歴管理

アプリケーション構築