PPM(Product Portfolio Mana)
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PPMってなんだろう?S見
PPM分析ってなんだろう…
PPM分析とは簡単に言うと
どこに経営資源 (ヒト、モノ、カネ )を使えばいいかを考える枠組み
どうやって分析するの?1. 市場成長率と相対的市場シェアの二軸で評価
2. そのあと「金のなる木」「花型」「問題児」「負け犬の」四象限に分類
言葉ではわかりにくいから次の図をどうぞ
そもそもなんでこの軸を使うの?•市場成長率はどの事業からどれだけお金が必要かという事をわかるため
•相対的市場シェアはどの事業からどれだけお金が入ってくるかをわかるため
市場成長率に注目すると…•これに注目した場合 PPMの前提に PLC(プロダクト・ライフサイクル)理論がある
•簡単にいうとどの製品市場にも生き物みたいに誕生 成長 成熟 老化 死があるということ⇛ ⇛ ⇛ ⇛
相対的市場シェアに注目すると…•前提となる考えに経験曲線効果という考え方がある
•これは沢山生産すればするだけコストが安くなるという考え
競合他社より高い市場シェアなら…
•高いシェア
•生産量増える
•他社よりコスト減らせるから高収益
•だから相対的市場シェアとの高さと事業から得られる資金は相関関係にある
PPMの中身•金のなる木 お金がかからず利益も大きい⇛
•花形 お金はそこそこかかるが利益もでる。将来⇛の金のなる木の候補。
•問題児 お金はかかって利益は少ないけど花型に⇛成る可能をもっている
•負け犬 お金はかからないけど利益も少ない。将⇛来が無く撤退も検討にいれるべき事業
PPMの問題点
PLC理論の問題
PLC理論通りに市場が動かない事も
•例としては任天堂の初代ゲームボーイ
•衰退期にはいったと思われたゲームボーイだがポケモンで息を吹き返した
経験曲線効果の問題
イノベーション
•他社が画期的なイノベーションによりトップの会社より安く物をつくる事ができる可能性がある
差別化戦略の場合…•差別化戦略により高コスト高収益な企業には横軸はそのまま使えない
•そもそもどの事業からどれだけお金が入ってくるかを測るための物だから適宜自分で入れ替える必要もでてくる
シナジーの観点から
シナジーの考慮が無い•シナジーとは相乗効果のことで Aがあるから Bが売れるみたいな関連制がある事業もある
•例えば負け犬でも花型や金のなる木を支える負け犬がある (らしい )
新規事業開発から
事業の統廃合と整理ばかり•長期的な視点にたった新規事業開発について全くかんがえられていない
•これだけに頼りすぎるのではなく他の視点から見ることも大事
PPMの限界を克服する新たな考え
ビジネススクリーン•GEとマッキンゼーが考えた新手法
•より多くの指標で事業を測り PPMの欠点を克服するもの客観性が欠けるという問題点も
コアコンピタンス•「顧客に対して、他社には真似のできない自社ならではの価値を提供する、企業の中核的な力」と定義される。
•代表例が (昔の )ソニーの小型化する技術