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HIT-RE500 接着系 注入方式アンカー HIT-V/HAS ボルト 技術マニュアル 更新 03/2016 1 1 HIT-RE 500 HIT-V/HAS Hilti HIT-RE 500 330 ml フォイルパック (500 ml1400 ml フォイルパックあり) - 工法:ヒルティのホロー ドリルビットによる穿孔と同時に粉 塵を抑える工法 - ひび割れを想定しないコンクリート C 20/25 から C 50/60 に適用 - 高耐力 - 湿潤のコンクリート施工可能 - 水中施工可能 - 太いアンカーサイズにも対応可能 - 高い耐腐食性 - 高温時でも長い可使時間 - 無臭エポキシ樹脂 - 埋込み長さの範囲: M8: 40 160 mm M30: 120 600 mm ミキシングノズル HAS ボルト HAS-E ボルト HIT-V ボルト コンクリート 狭いへりあき とアンカピッチ 埋込み長さの 変化に対応 耐火 耐腐食 HCR 高耐腐食 ダイヤモンドコア 穿孔 ホロードリルビットを用い 工法 ETA CE 適合 PROFIS Anchor アンカー設計 ソフト対応 / / No. / ETA 欧州技術認証 a) DIBt, Berlin ETA-04/0027 / 2013-06-26 耐火試験レポート IBMB, Brunswick UB 3565 / 4595 / 2006-10-29 UB 3588 / 4825 / 2005-11-15 評価報告書(耐火) warringtonfire WF 327804/B / 2013-07-10 a) 本章における全てのデータは 2013 6 26 日発行の ETA-04/0027 に基づいています。

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HIT-RE500 接着系 注入方式アンカー

HIT-V/HAS ボルト

技術マニュアル 更新 03/2016 1

1

HIT-RE 500 HIT-V/HAS

Hilti HIT-RE 500 330 ml フォイルパック

(500 ml、1400 mlフォイルパックあり)

- 工法:ヒルティのホロー

ドリルビットによる穿孔と同時に粉

塵を抑える工法

- ひび割れを想定しないコンクリート C 20/25 から C 50/60 に適用

- 高耐力

- 湿潤のコンクリート施工可能

- 水中施工可能

- 太いアンカーサイズにも対応可能

- 高い耐腐食性

- 高温時でも長い可使時間

- 無臭エポキシ樹脂

- 埋込み長さの範囲: M8: 40 ~ 160 mm M30: 120 ~ 600 mm

ミキシングノズル

HAS ボルト

HAS-E ボルト

HIT-V ボルト

コンクリート 狭いへりあき

とアンカピッチ 埋込み長さの

変化に対応 耐火 耐腐食

HCR 高耐腐食

ダイヤモンドコア

穿孔 ホロードリルビットを用い

た 工法

ETA CE 適合 PROFIS Anchor

アンカー設計 ソフト対応

/

/ No. / ETA 欧州技術認証 a) DIBt, Berlin ETA-04/0027 / 2013-06-26

耐火試験レポート IBMB, Brunswick UB 3565 / 4595 / 2006-10-29 UB 3588 / 4825 / 2005-11-15

評価報告書(耐火) warringtonfire WF 327804/B / 2013-07-10 a) 本章における全てのデータは 2013 年 6 月 26 日発行の ETA-04/0027 に基づいています。

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HIT-RE500 接着系 注入方式アンカー

HIT-V/HAS ボルト

技術マニュアル 更新 03/2016 2

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( )

- 正しく施工されていること(施工手順参照) - へりあき、アンカーピッチの影響なし - 下表斜字数値 は鋼材破壊値 - 母材厚・標準有効埋込み長さ・アンカー材質は表による - コンクリート圧縮強度(C20/25):fck,cube=25 N/mm² (JIS 規格のコンクリート圧縮強度 Fc=21 N/mm² 相当) - 使用温度範囲 I

(最小:母材温度 -40°C、最大:母材温度(長期) +24°C、(短期)+40°C) - 施工時温度: +5°C ~ +40°C

a)

M8 M10 M12 M16 M20 M24 M27 M30 M33 M36 M39

基準有効埋込み長さ hef [mm] 80 90 110 125 170 210 240 270 300 330 360

基準最小母材厚 h [mm] 110 120 140 165 220 270 300 340 380 410 450

a) 埋込み長さの許容範囲に関しては、「施工条件」項をご参照ください。対応荷重値は簡易設計法に基づき導き出すこと

が可能です。

: C 20/25 HIT-V 5.8

ETA-04/0027 2013-06-26

M8 M10 M12 M16 M20 M24 M27 M30 M33 M36 M39

引張 NRu,m HIT-V 5.8 [kN] 18,9 30,5 44,1 83,0 129,2 185,9 241,5 295,1 364,4 428,9 459,9

せん断 VRu,m HIT-V 5.8 [kN] 9,5 15,8 22,1 41,0 64,1 92,4 120,8 147,0 182,2 214,5 256,2

a): C 20/25 HIT-V 5.8

ETA-04/0027 2013-06-26

M8 M10 M12 M16 M20 M24 M27 M30 M33 M36 M39

引張 Nrec HIT-V 5.8 [kN] 8,6 13,8 19,8 24,0 38,1 52,3 63,9 76,2 89,3 103,0 117,3

せん断 Vrec HIT-V 5.8 [kN] 5,1 8,6 12,0 22,3 34,9 50,3 65,7 80,0 99,1 116,7 139,4

a) 部分安全係数は � = 1,4 です。この部分安全係数は荷重の種類によって異なるため、各国の基準を採用してください。

: C 20/25 HIT-V 5.8

ETA-04/0027 2013-06-26

M8 M10 M12 M16 M20 M24 M27 M30

引張 NRu,m HIT-V 5.8 [kN] 18,9 30,5 44,1 83,0 129,2 185,9 241,5 287,2

せん断 VRu,m HIT-V 5.8 [kN] 9,5 15,8 22,1 41,0 64,1 92,4 120,8 147,0

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HIT-RE500 接着系 注入方式アンカー

HIT-V/HAS ボルト

技術マニュアル 更新 03/2016 3

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a): C 20/25 HIT-V 5.8

ETA-04/0027 2013-06-26

M8 M10 M12 M16 M20 M24 M27 M30

引張 Nrec HIT-V 5.8 [kN] 8,6 13,8 20,0 24,0 38,1 52,3 62,3 73,6

せん断 Vrec HIT-V 5.8 [kN] 5,1 8,6 12,0 22,3 34,9 50,3 65,7 80,0

a) 部分安全係数は � = 1,4 です。この部分安全係数は荷重の種類によって異なるため、各国の基準を採用してください。

ヒルティ HIT-RE500 注入式アンカーは以下の温度範囲にて適用されます。母材温度の上昇により、設計付着強度が低下

する場合がございます。

温度範囲 I -40 °C ~ +40 °C +24 °C +40 °C

温度範囲 II -40 °C ~ +58 °C +35 °C +58 °C

温度範囲 III -40 °C ~+70 °C +43 °C +70 °C

一日程度の短いサイクルの気温の変化に伴って、母材温度が変化するときの最大母材温度を指します。

二週間以上の長期間にわたる継続的な気温変化に伴って、母材温度が変化するときの最大母材温度を指しま

す。

HIT-V / HAS

ETA-04/0027 2013-06-26

M8 M10 M12 M16 M20 M24 M27 M30 M33 M36 M39

引張強度 fuk

HIT-V/HAS 5.8

[N/mm²] 500 500 500 500 500 500 500 500 500 500 500

HIT-V/HAS 8.8

[N/mm²] 800 800 800 800 800 800 800 800 800 800 800

HIT-V/HAS -R [N/mm²] 700 700 700 700 700 700 500 500 500 500 500 HIT-V/HAS -HCR

[N/mm²] 800 800 800 800 800 700 700 700 500 500 500

降伏点強度fyk

HIT-V/HAS 5.8

[N/mm²] 400 400 400 400 400 400 400 400 400 400 400

HIT-V/HAS 8.8

[N/mm²] 640 640 640 640 640 640 640 640 640 640 640

HIT-V/HAS -R [N/mm²] 450 450 450 450 450 450 210 210 210 210 210 HIT-V/HAS -HCR

[N/mm²] 600 600 600 600 600 400 400 400 250 250 250

応力断面積As

HAS [mm²] 32,8 52,3 76,2 144 225 324 427 519 647 759 913

HIT-V [mm²] 36,6 58,0 84,3 157 245 353 459 561 694 817 976

断面係数W

HAS [mm³] 27,0 54,1 93,8 244 474 809 1274 1706 2321 2949 3891

HIT-V [mm³] 31,2 62,3 109 277 541 935 1387 1874 2579 3294 4301

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HIT-V/HAS ボルト

技術マニュアル 更新 03/2016 4

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ボルト HIT-V(F), HAS 5.8

強度区分 5.8、EN ISO 898-1、A5 > 8% 伸び 電気亜鉛めっき 5 µm 以上、EN ISO 4042 (F) 溶融亜鉛めっき 45 µm 以上、EN ISO 10684

ボルト HIT-V(F), HAS 8.8

強度区分 8.8、EN ISO 898-1、A5 > 8% 伸び 電気亜鉛めっき 5 µm 以上、EN ISO 4042 (F) 溶融亜鉛めっき 45 µm 以上、EN ISO 10684

ボルト HIT-V-R, HAS-R

ステンレス鋼種区分 A4、A5 > 8% 伸び 強度区分 70 (M24 以下)、強度区分 50 (M27 から M30)、EN ISO 3506-1、EN 10088: 1.4401; 1.4404; 1.4578; 1.4571; 1.4439; 1.4362

ボルト HIT-V-HCR, HAS-HCR

高耐食性合金、EN ISO 3506-1、EN 10088: 1.4529; 1.4565 強度 Rm = 800 N/mm²、Rp 0.2 = 640 N/mm²、A5 > 8% 伸び(M20 以下)、 Rm = 700 N/mm²、Rp 0.2 = 400 N/mm²、A5 > 8% 伸び(M24 から M30)

ワッシャー ISO 7089

電気亜鉛めっき、EN ISO 4042; 溶融亜鉛めっき、EN ISO 10684

ステンレス鋼、EN 10088: 1.4401; 1.4404; 1.4578; 1.4571; 1.4439; 1.4362

高耐食性合金、EN 10088: 1.4529; 1.4565

ナット EN ISO 4032

強度区分 8、ISO 898-2 電気亜鉛めっき 5 µm 以上、EN ISO 4042 (F) 溶融亜鉛めっき 45 µm 以上、EN ISO 10684

強度区分 70、EN ISO 3506-2、ステンレス鋼種区分 A4、 EN 10088: 1.4401; 1.4404; 1.4578; 1.4571; 1.4439; 1.4362

強度区分 70、EN ISO 3506-2、高耐食性合金、EN 10088: 1.4529; 1.4565

M8 M10 M12 M16 M20 M24 M27 M30 M33 M36 M39

ボルト HAS, HAS-E, HAS-R, HAS-ER HAS-HCR

M8x

80

M10

x90

M12

x110

M16

x125

M20

x170

M24

x210

M27

x240

M30

x270

M33

x300

M36

x330

M39

x360

埋込み長さ hef [mm] 80 90 110 125 170 210 240 270 300 330 360

ボルト HIT-V, HIT-V-R, HIT-V-HCR

ボルト HIT-V (-R / -HCR) は異なる長さもあります。

M8 M10 M12 M16 M20 M24 M27 M30

ロータリーハンマードリル TE2 – TE16 TE40 – TE70

他の工具 エアーコンプレッサー、ダストポンプ、ブラシ、ディスペンサー

DD EC-1, DD 100 … DD xxx a)

a) ダイアモンドコアドリルによる施工の場合、引抜けとコンクリートコーン状による複合破壊に対する耐力は低減して下さ

い。(「簡易設計法」項参照)

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HIT-V/HAS ボルト

技術マニュアル 更新 03/2016 5

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a) (乾燥および湿潤のコンクリートのみ)

適切なサイズのホロードリルビット(TE-CD または TE-Y、バキュームアタッチメ

ント付き)にて、指定された穿孔長さを穿孔する。 この穿孔方法は、穿孔中の切粉を適切に排出するものです。穿孔作業が完了し

た後、清掃手順にて孔内清掃を実施してください。

b) (乾燥または湿潤のコンクリートおよび孔が冠水状態(海水不可))

適切なサイズのドリルビットを用いて、適切なハンマードリルの回転・打撃モード

にして指定された深さを穿孔する。

c) (乾燥および湿潤のコンクリートのみ)

ダイヤモンドコアドリルおよび対応するコアビットを利用すれば、ダイヤモンドコア

穿孔ができます。

樹脂を注入する前には、切粉やゴミを完全に除去してください。

a)

ひび割れを想定しないコンクリート、穿孔径が20mm以下および穿孔深さ20d以下または250mm以下の条件に対応。

穿孔径が20mm以下および有効埋込み長さ10d 以下の条件において、ダストポ

ンプで切粉を除去する。切粉がほとんど出なくなるまで、孔底から最低4回以上

ダストポンプで吹き飛ばします。

孔底から適切なサイズのヒルティワイヤーブラシ(HIT-RB)用いて、回転させな

がら引き上げる清掃を最低4回以上繰り返します。 またワイヤーブラシは穿孔径に対して、適切なサイズを選ぶ必要があります。穿

孔径に小さすぎる場合は、適切なサイズのものを使用してください。

再度、切粉がほとんど出なくなるまで、孔底から最低4回以上ダストポンプで吹き

飛ばします。

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HIT-V/HAS ボルト

技術マニュアル 更新 03/2016 6

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b) ひび割れを想定しない、すべての穿孔径およびすべての穿孔深さ条件に対応

切粉がほとんど出なくなるまで、オイルフリー式コンプレッサー(最低 6 bar で6 m³/時)に穿孔深さ以上のノズルを孔底から最低2回以上吹き飛ばします。 穿孔径が32mm以上の場合は、最低140 m³/時の吐出空気量のコンプレッサー

をご使用ください。

孔底から適切なサイズのヒルティワイヤーブラシ(HIT-RB)用いて、回転させな

がら引き上げる清掃を最低2回以上繰り返します。 またワイヤーブラシは穿孔径に対して、適切なサイズを選ぶ必要があります。穿

孔径より小さすぎる場合は,適切なサイズのものを使用してください。

再度、切粉がほとんど出なくなるまで、孔底から最低2回以上圧縮空気で吹き飛

ばします。

c) すべての穿孔径およびすべての穿孔深さ条件に対応

濁った水がほとんど出なくなるまで、給水栓に繋いだ水ホースで孔底から最低2回以上洗い流します。

孔底から適切なサイズのヒルティワイヤーブラシ(HIT-RB)用いて回転させなが

ら引き上げる清掃を最低2回以上繰り返します。 またワイヤーブラシは穿孔径に対して、適切なサイズを選ぶ必要があります。穿

孔径より小さすぎる場合は,適切なサイズのものを使用してください。

再度、濁った水がほとんど出なくなるまで、給水栓に繋いだ水ホースで孔底から

最低2回以上洗い流します。

d) すべての穿孔径およびすべての穿孔深さ条件に対応

濁った水がほとんど出なくなるまで、給水栓に繋いだ水ホースで孔底から最低2回以上洗い流します。

孔底から適切なサイズのヒルティワイヤーブラシ(HIT-RB)用いて、回転させな

がら引き上げる清掃を最低2回以上繰り返します。 またワイヤーブラシは穿孔径に対して、適切なサイズを選ぶ必要があります。穿

孔径より小さすぎる場合は,適切なサイズのものを使用してください。

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HIT-V/HAS ボルト

技術マニュアル 更新 03/2016 7

7

再度、濁った水がほとんど出なくなるまで、給水栓に繋いだ水ホースで孔底から

最低2回以上洗い流します。

切粉や濁った水がほとんど出なくなるまで、オイルフリー式コンプレッサー(最低 6 bar で6 m³/時)に穿孔深さ以上のノズルを孔底から最低2回以上吹き飛ばしま

す。 穿孔径が32mm以上の場合は、最低140 m³/時の吐出空気量のコンプレッサー

をご使用ください。

孔底から適切なサイズのヒルティワイヤーブラシ(HIT-RB)用いて、回転させな

がら引き上げる清掃を最低2回以上繰り返します。 またワイヤーブラシは穿孔径に対して、適切なサイズを選ぶ必要があります。穿

孔径より小さすぎる場合は,適切なサイズのものへ変更してください。

再度、切粉や濁った水がほとんど出なくなるまで、孔底から最低2回以上圧縮空

気で吹き飛ばします。

有効期限を確認してフォイルパックにミキシングノズル(HIT-RE-M)をしっかりと

装着してください。ディスペンサーの取り扱い説明書を参照の上、フォイルパック

を赤いフォイルパックホルダーにセットしてから、ディスペンサーにセットしてくださ

い。なお、ミキシングノズルは改造しないでください。損傷のあるフォイルパック

(樹脂)は使用しないでください。 また、フォイルパックに針などで穴を開けると混合不良につながりますので、

必ずディスペンサーのトリガーを引くことでフォイルパックを破ってください。

最初の樹脂を一定量破棄してください。破棄する量は,フォイルパックの大きさに

よって異なるため,下記を参照してください。 なお、フォイルパックはトリガーしていくと自動的に開封されます。 破棄する量:330 ml フォイルパック:トリガー2回分 500 ml フォイルパック:トリガー3回分(>5℃) 1400 ml フォイルパック:65 ml

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技術マニュアル 更新 03/2016 8

8

必要な樹脂量を必ず孔底から気泡が残らなように注入してください.

孔底より注入をはじめ,左図のように矢印の方向へゆっくりとトリガーを引いてく

ださい。おおよそ孔内の2/3までか、必要樹脂量分だけの位置まで注入してくださ

い。

注入が完了したら、ディペンサーのリリースボタンを押し、フォイルパックの圧力

を解除してください。 ※樹脂の液ダレを防止します。

上向きもしくは有効埋込み長さが250mmを超える場合。 延長ホースとピストンプラグを用いて注入してください。必要な治具としてミキシン

グノズル(HIT-RE-M)、延長ホースおよび適切なサイズのピストンプラグです。ピ

ストンプラグを孔底に挿入してから注入を開始してください。ピストンプラグは樹

脂の圧力によって、自然に孔内から押し出されてきます。 (水中施工の場合:完全に樹脂を穿孔穴に充填すること)

アンカー筋を挿入する前に、ボルトが乾いていることと油分や汚れが付着してい

ないことを確認してください。 ゲル状時間が経過するまでに、アンカー筋には設計埋込み長さの位置にマーキ

ングしてアンカー筋を挿入してください。

上向き施工時は,プロフィシステムを用いて確実な樹脂注入を行ってください。

アンカー筋の固定はクサビ等を用いて適切な埋め込みを確保してください。

アンカー筋に荷重を掛ける。 硬化時間が過ぎてたら、荷重を載荷してください。 取付物を設置し、ナットを締付ける際には、最大締付けトルク値Tmax(N・m)を

超えないように締付けてください。

施工工具の詳細については製品パッケージに記載の使用説明書をご覧ください.

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技術マニュアル 更新 03/2016 9

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ETA-04/0027 2013-06-26

a) tcure b) tgel

40 °C 4 時間 12 分

30 °C to 39 °C 8 時間 12 分

20 °C to 29 °C 12 時間 20 分

15 °C to 19 °C 24 時間 30 分

10 °C to 14 °C 48 時間 1.5 時間

5 °C to 9 °C 72 時間 2 時間

+5 °C

a) ( )

tcure,dry

b) tgel

40 °C 4 時間 12 分 1

30 °C 8 時間 12 分 1

20 °C 12 時間 20 分 1

15 °C 18 時間 30 分 1

10 °C 24 時間 1.5 時間 1

5 °C 36 時間 2 時間 1

0 °C 50 時間 3 時間 0,7

-5 °C 72 時間 4 時間 0,6 a) 硬化時間:アンカーに荷重を掛けるまでに必要な時間の目安 b) ゲル状時間:アンカーが挿入されてから調整できる時間の目安

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HIT-V/HAS ボルト

技術マニュアル 更新 03/2016 10

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ETA-04/0027 2013-06-26

M8 M10 M12 M16 M20 M24 M27 M30 M33 M36 M39

穿孔径 d0 [mm] 10 12 14 18 24 28 30 35 37 40 42

有効埋込み長さと穿孔

深さの範囲 a)

hef,min [mm] 40 40 48 64 80 96 108 120 132 144 156

hef,max [mm] 160 200 240 320 400 480 540 600 660 720 780

最小母材厚 hmin [mm] hef + 30 mm ≥ 100 mm

hef + 2 d0

取付物の下穴径 df [mm] 9 12 14 18 22 26 30 33 36 39 42

最小アンカーピッチ smin [mm] 40 50 60 80 100 120 135 150 165 180 195

最小へりあき寸法 cmin [mm] 40 50 60 80 100 120 135 150 165 180 195

割裂破壊による基準ア

ンカーピッチ scr,sp 2 ccr,sp

割裂破壊による基準へ

りあき寸法 b) ccr,sp [mm]

1,0 hef for h / hef ≥ 2,0

4,6 hef - 1,8 h for 2,0 > h / hef > 1,3:

2,26 hef for h / hef ≤ 1,3:

コンクリートコーン状破

壊による基準アンカー

ピッチ scr,N 2 ccr,N

コンクリートコーン状破

壊による基準へりあき

寸法 c) ccr,N

1.5 hef

締付けトルク d) Tmax [Nm] 10 20 40 80 150 200 270 300 330 360 390

基準アンカーピッチ(基準へりあき寸法)より狭いアンカーピッチ(へりあき寸法)の場合、設計荷重は低減して下さい。

a) hef: 有効埋込み長さ hef,min ≤ hef ≤ hef,max

b) h: 母材厚 (h ≥ hmin)

c) コンクリートコーン状破壊による基準へりあき寸法は、有効埋込み長さ hef と設計付着強度による影響を受けます。上

表の簡易式は安全側にて検討されています。

d) 施工時、アンカーに対して最小のアンカーピッチや最小のへりあき寸法においても割裂破壊を生じないよう考慮された

推奨する最大の締付けトルク値です。 本製品は医薬用外劇物のため毒劇物取締法を遵守してください。また本製品は営業登録なく第三者に転売・授与できません。転売・授

与する場合はオンラインでの購入はできません。

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HIT-V/HAS ボルト

技術マニュアル 更新 03/2016 11

11

ETAG001、TR029 に沿った設計方法の簡易版です。設計耐力は 2013 年 6 月 26 日発行の ETA-04/0027 に記載されて

いるデータに基づいています。 � コンクリート強度の影響 � へりあき寸法の影響 � アンカーピッチの影響 � 2 本の群アンカー効果。(この方法は 3 本以上のアンカーあるいは 2 箇所以上のへりが関係する場合の群アンカ

ーにも適用されます。その際、影響要因として各々のへりあき寸法とアンカーピッチを考慮する必要があります。簡

易設計法による設計耐力は ETAG 001 または TR029 による設計値も低い数値となり、安全側になります。ガイド

ラインによる検討する場合は、アンカー設計ソフト「PROFIS Anchor」の使用が推奨されています。)

設計法は以下の簡易設計法に基づいています。 � それぞれのアンカーには、引張、せん断以外の特殊な荷重は作用しないものとします(偏心を除く)。

単体のアンカーについてのみ適用します。

簡易設計法以外の条件については、アンカー設計ソフト「PROFIS Anchor」を使用してください。

- 鋼材破壊: NRd,s

- 引抜けとコンクリートコーン状の複合破壊: NRd,p = N0

Rd,p fB,p f1,N f2,N f3,N fh,p fre,N

- コンクリートコーン状破壊: NRd,c = N0Rd,c fB f1,N f2,N f3,N fh,N fre,N

- コンクリート割裂破壊(ひび割れを想定しないコンクリートのみ): NRd,sp = N0

Rd,c fB f1,sp f2,sp f3,sp fh,N fre,N

NRd,s

ETA-04/0027 2013-06-26

M8 M10 M12 M16 M20 M24 M27 M30 M33 M36 M39

NRd,s

HAS 5.8 [kN] 11,1 17,3 25,3 48,0 74,7 106,7 - - - - -

HIT-V 5.8 [kN] 12,0 19,3 28,0 52,7 82,0 118,0 153,3 187,3 231,3 272,3 325,3

HAS 8.8 [kN] - - - - - - 231,3 281,3 345,1 404,8 486,9

HIT-V 8.8 [kN] 19,3 30,7 44,7 84,0 130,7 188,0 244,7 299,3 370,1 435,7 520,5

HAS (-E)-R [kN] 12,3 19,8 28,3 54,0 84,0 119,8 75,9 92,0 113,2 132,8 159,8

HIT-V-R [kN] 13,9 21,9 31,6 58,8 92,0 132,1 80,4 98,3 122,6 144,3 172,4

HAS (-E)-HCR [kN] 18,0 28,0 40,7 76,7 120,0 106,7 144,8 175,7 134,8 158,1 190,2

HIT-V-HCR [kN] 19,3 30,7 44,7 84,0 130,7 117,6 152,9 187,1 144,6 170,2 203,3

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HIT-RE500 接着系 注入方式アンカー

HIT-V/HAS ボルト

技術マニュアル 更新 03/2016 12

12

NRd,p = N0

Rd,p fB,p f1,N f2,N f3,N fh,p fre,N

ETA-04/0027 2013-06-26

M8 M10 M12 M16 M20 M24 M27 M30 M33 M36 M39

hef,typ [mm] 80 90 110 125 170 210 240 270 300 330 360

ハンマードリルま

たはホロードリル

ビット穿孔

N0Rd,p 温度範囲 I [kN] 15,3 21,5 31,6 44,9 76,3 105,6 135,7 157,5 171,0 203,3 232,9

N0Rd,p 温度範囲 II [kN] 12,4 17,5 25,7 35,9 61,0 82,9 106,6 133,3 136,8 162,6 186,3

N0Rd,p 温度範囲 III [kN] 7,7 10,8 15,8 22,4 35,6 52,8 63,0 78,8 82,1 97,6 111,8

ダイヤモンドコア 穿孔

N0Rd,p 温度範囲 I [kN] 14.5 20.4 29.9 35.9 56.0 75.4 87.2 103.0 - - -

N0Rd,p 温度範囲 II [kN] 12.3 17.3 25.3 28.4 45.8 60.3 67.9 78.8 - - -

N0Rd,p 温度範囲 III [kN] 7.3 10.2 15.0 16.5 25.4 33.9 43.6 48.5 - - -

a) 2013 6 26 ETA-04/0027 : 引抜けとコンクリートコーン状の複合破壊に対する設計値は、乾燥コンクリート(アンカー注入時および硬化前に水に

触れていないコンクリートを指す)におけるアンカー施工の場合、20%増加させる必要があります。

a) NRd,c = N0Rd,c fB f1,N f2,N f3,N fh,N fre,N

NRd,sp = N0Rd,c fB f1,sp f2,sp f3,sp f h,N fre,N

ETA-04/0027 2013-06-26

M8 M10 M12 M16 M20 M24 M27 M30 M33 M36 M39

N0Rd,c [kN] 17,2 20,5 27,7 33,6 53,3 73,2 89,4 106,7 125,0 144,2 164,3

a) 2013 6 26 ETA-04/0027 : コンクリートコーン状破壊に対する設計値は、乾燥コンクリート(アンカー注入時および硬化前に水に触れていないコン

クリートを指す)におけるアンカー施工の場合、20%増加させる必要があります。

(ENV 206)

C 20/25 C 25/30 C 30/37 C 35/45 C 40/50 C 45/55 C 50/60

fB,p = (fck,cube/25N/mm²)0.1 a) 1 1,02 1,04 1,06 1,07 1,08 1,09

a) fck,cube = コンクリート圧縮強度、150mm 角の立方体で測定。

fh,p = hef/hef,typ

(ENV 206)

C 20/25 C 25/30 C 30/37 C 35/45 C 40/50 C 45/55 C 50/60

fB = (fck,cube/25N//mm²)1/2 a) 1 1,1 1,22 1,34 1,41 1,48 1,55

a) fck,cube =コンクリート圧縮強度、150mm 角の立方体で測定。

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HIT-RE500接着系 注入方式アンカー

HIT-V/HASボルト

技術マニュアル 更新 03/2016 13

13

a)

c/ccr,N 0,1 0,2 0,3 0,4 0,5 0,6 0,7 0,8 0,9 1

c/ccr,sp

f1,N = 0,7 + 0,3�c/ccr,N 0,73 0,76 0,79 0,82 0,85 0,88 0,91 0,94 0,97 1

f1,sp = 0,7 + 0,3�c/ccr,sp

f2,N = 0,5�(1 + c/ccr,N) 0,55 0,60 0,65 0,70 0,75 0,80 0,85 0,90 0,95 1

f2,sp = 0,5�(1 + c/ccr,sp)

a) へりあき寸法は施工詳細項の表に示されている最小へりあき寸法 cmin より大きくなければなりません。これらの影響係数は基準へりあき寸法を下回るすべてのへりあき寸法に適用されます。

a)

s/scr,N 0,1 0,2 0,3 0,4 0,5 0,6 0,7 0,8 0,9 1

s/scr,sp

f3,N = 0,5�(1 + s/scr,N) 0,55 0,60 0,65 0,70 0,75 0,80 0,85 0,90 0,95 1

f3,sp = 0,.5�(1 + s/scr,sp)

a) アンカーピッチは施工詳細項の表に示されている最小アンカーピッチ smin より大きくなければなりません。これらの影響係数はすべてのアンカーピッチに適用されます。

fh,N = (hef/hef,typ)1,5

hef [mm] 40 50 60 70 80 90 ≥ 100

fre,N = 0,5 + hef/200mm ≤ 1 0,7 a) 0,75 a) 0,8 a) 0,85 a) 0,9 a) 0,95 a) 1

a) この係数は、密な配筋の場合にのみ適用されます。アンカーを打設する部分の鉄筋間隔が 150 mm 以上、または鉄筋径が 10mm以下では間隔が 100mm以上の場合は fre,N = 1となります。

- 鋼材破壊: VRd,s

- コンクリートプライアウト破壊: VRd,cp = k NRd,p k NRd,c

- コンクリート端部破壊: VRd,c= V0Rd,c fB fß f h f4 f hef fc

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HIT-RE500接着系 注入方式アンカー

HIT-V/HASボルト

技術マニュアル 更新 03/2016 14

14

VRd,s

ETA-04/0027 2013-06-26

M8 M10 M12 M16 M20 M24 M27 M30 M33 M36 M39

VRd,s

HAS 5.8 [kN] 6,6 10,4 15,2 28,8 44,8 64,0 - - - - -

HIT-V 5.8 [kN] 7,2 12,0 16,8 31,2 48,8 70,4 92,0 112,0 138,8 163,4 195,2

HAS 8.8 [kN] - - - - - - 139,2 168,8 207,0 242,9 292,2

HIT-V 8.8 [kN] 12,0 18,4 27,2 50,4 78,4 112,8 147,2 179,2 222,1 261,4 312,3

HAS (-E)-R [kN] 7,7 12,2 17,3 32,7 50,6 71,8 45,8 55,3 67,9 79,7 95,9

HIT-V-R [kN] 8,3 12,8 19,2 35,3 55,1 79,5 48,3 58,8 72,9 85,8 102,5

HAS (-E)-HCR [kN] 10,4 16,8 24,8 46,4 72,0 64,0 86,9 105,7 80,9 94,9 114,1

HIT-V-HCR [kN] 12,0 18,4 27,2 50,4 78,4 70,9 92,0 112,0 86,8 102,1 122,0

VRd,cp = k NRd,p k NRd,ca)

k = 1 for hef < 60 mm

k = 2 for hef ≥ 60 mm

a) NRd,p: 引抜けとコンクリートコーン状の複合破壊に対する設計耐力 NRd,c: コンクリートコーン状破壊に対する設計耐力

VRd,c = V0Rd,c fB fß f h f4 f hef fc

M8 M10 M12 M16 M20 M24 M27 M30 M33 M36 M39

ひび割れを想定しないコンクリート V0

Rd,c [kN] 5,9 8,6 11,6 18,7 27,0 36,6 44,5 53,0 62,1 71,7 81,9

(ENV 206)

C 20/25 C 25/30 C 30/37 C 35/45 C 40/50 C 45/55 C 50/60

fB = (fck,cube/25N//mm²)1/2 a) 1 1,1 1,22 1,34 1,41 1,48 1,55

a) fck,cube = コンクリート圧縮強度、150mm角の立方体で測定。

ß 0° 10° 20° 30° 40° 50° 60° 70° 80° ≥ 90°

� �2

2

5,2

sincos

1

��

���

��

�V

V

f�

��

1 1,01 1,05 1,13 1,24 1,40 1,64 1,97 2,32 2,50

h/c 0,15 0,3 0,45 0,6 0,75 0,9 1,05 1,2 1,35 ≥ 1,5

f h = {h/(1,5 � c)} 1/2 ≤ 1 0,32 0,45 0,55 0,63 0,71 0,77 0,84 0,89 0,95 1,00

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HIT-RE500接着系 注入方式アンカー

HIT-V/HASボルト

技術マニュアル 更新 03/2016 15

15

a): f4 f4 = (c/hef)1,5 (1 + s / [3 c]) 0,5

c/hef

2 s/hef

0,75 1,50 2,25 3,00 3,75 4,50 5,25 6,00 6,75 7,50 8,25 9,00 9,75 10,50 11,25 0,50 0,35 0,27 0,35 0,35 0,35 0,35 0,35 0,35 0,35 0,35 0,35 0,35 0,35 0,35 0,35 0,35 0,75 0,65 0,43 0,54 0,65 0,65 0,65 0,65 0,65 0,65 0,65 0,65 0,65 0,65 0,65 0,65 0,65 1,00 1,00 0,63 0,75 0,88 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,25 1,40 0,84 0,98 1,12 1,26 1,40 1,40 1,40 1,40 1,40 1,40 1,40 1,40 1,40 1,40 1,40 1,50 1,84 1,07 1,22 1,38 1,53 1,68 1,84 1,84 1,84 1,84 1,84 1,84 1,84 1,84 1,84 1,84 1,75 2,32 1,32 1,49 1,65 1,82 1,98 2,15 2,32 2,32 2,32 2,32 2,32 2,32 2,32 2,32 2,32 2,00 2,83 1,59 1,77 1,94 2,12 2,30 2,47 2,65 2,83 2,83 2,83 2,83 2,83 2,83 2,83 2,83 2,25 3,38 1,88 2,06 2,25 2,44 2,63 2,81 3,00 3,19 3,38 3,38 3,38 3,38 3,38 3,38 3,38 2,50 3,95 2,17 2,37 2,57 2,77 2,96 3,16 3,36 3,56 3,76 3,95 3,95 3,95 3,95 3,95 3,95 2,75 4,56 2,49 2,69 2,90 3,11 3,32 3,52 3,73 3,94 4,15 4,35 4,56 4,56 4,56 4,56 4,56 3,00 5,20 2,81 3,03 3,25 3,46 3,68 3,90 4,11 4,33 4,55 4,76 4,98 5,20 5,20 5,20 5,20 3,25 5,86 3,15 3,38 3,61 3,83 4,06 4,28 4,51 4,73 4,96 5,18 5,41 5,63 5,86 5,86 5,86 3,50 6,55 3,51 3,74 3,98 4,21 4,44 4,68 4,91 5,14 5,38 5,61 5,85 6,08 6,31 6,55 6,55 3,75 7,26 3,87 4,12 4,36 4,60 4,84 5,08 5,33 5,57 5,81 6,05 6,29 6,54 6,78 7,02 7,26 4,00 8,00 4,25 4,50 4,75 5,00 5,25 5,50 5,75 6,00 6,25 6,50 6,75 7,00 7,25 7,50 7,75 4,25 8,76 4,64 4,90 5,15 5,41 5,67 5,93 6,18 6,44 6,70 6,96 7,22 7,47 7,73 7,99 8,25 4,50 9,55 5,04 5,30 5,57 5,83 6,10 6,36 6,63 6,89 7,16 7,42 7,69 7,95 8,22 8,49 8,75 4,75 10,35 5,45 5,72 5,99 6,27 6,54 6,81 7,08 7,36 7,63 7,90 8,17 8,45 8,72 8,99 9,26 5,00 11,18 5,87 6,15 6,43 6,71 6,99 7,27 7,55 7,83 8,11 8,39 8,66 8,94 9,22 9,50 9,78 5,25 12,03 6,30 6,59 6,87 7,16 7,45 7,73 8,02 8,31 8,59 8,88 9,17 9,45 9,74 10,02 10,31 5,50 12,90 6,74 7,04 7,33 7,62 7,92 8,21 8,50 8,79 9,09 9,38 9,67 9,97 10,26 10,55 10,85

a) アンカーピッチおよびへりあき寸法は最小アンカーピッチ smin、最小へりあき寸法 cminより小さくしないで下さい。

hef/d 4 4,5 5 6 7 8 9 10 11

f hef = 0,05 � (hef / d)1,68 0,51 0,63 0,75 1,01 1,31 1,64 2,00 2,39 2,81

hef/d 12 13 14 15 16 17 18 19 20

f hef = 0,05 � (hef / d)1,68 3,25 3,72 4,21 4,73 5,27 5,84 6,42 7,04 7,67

a)

c/d 4 6 8 10 15 20 30 40

fc = (d / c)0,19 0,77 0,71 0,67 0,65 0,60 0,57 0,52 0,50

a) へりあき寸法は最小へりあき寸法 cminより小さくしないで下さい。

引張荷重とせん断荷重の合成荷重については、Anchor Fastening Technology Manualの「Anchor Design」項目を参照してください。