Oracle Direct Seminar...21 データ検索時に条件を指定(WHERE句) EMPNO NAME JOB SAL...
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Oracle Direct Seminar
試験対策ポイント解説 「11g SQL基礎Ⅰ」
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日本オラクル株式会社
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アジェンダ
ORACLE MASTER Oracle Database 11g 概要
「 11g SQL基礎Ⅰ」試験紹介
ポイント解説
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実務エキスパートの
認定
↑
↓
製品知識の
認定
ORACLE MASTER Bronze
「Oracle技術基礎」レベル
ORACLE MASTER Silver
「データベース管理中級」レベル
ORACLE MASTER Gold
「データベース管理上級」レベル
ORACLE MASTER Platinum
「データベース管理エキスパート」レベル
資格体系
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ORACLE MASTER
Platinum
Oracle Database 11g
ORACLE MASTER
Silver
Oracle Database 11g
ORACLE MASTER
Bronze
Oracle Database 11g
Silver DBA11g
Bronze DBA11g
11g SQL 基礎Ⅰ
実技試験
ORACLE MASTER
Gold
Oracle Database 11g Gold DBA11g
基本的な技術を理解し、より高度な技術者のもとで実践的な作業を行うことができるレベル。
基本的なコンセプトの操作方法を理解し、より高度な技術者のもとで簡単な操作ができるレベル。
▲各種プロジェクトメンバー、 ▲チームメンバー
技術要素を全般的に理解する上級技術者として、状況に応じた手法の提案や、助言が行えるレベル。
▲チームリーダー、 ▲小規模プロジェクトリーダー
資 格 試 験
各資格に必要な試験の種類
概要
トップレベルのエキスパートとして幅広い技術力を駆使し、最適な構築、運用や、適切な障害対策が行えるレベル。
▲エキスパート技術者、技術責任者
▲プロジェクトリーダー
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試験の受験方法/お申込み方法
• 受験方法
• ピアソンVUE公認テストセ ンター
• 団体受験 - 所属の企業・団体指定の会場(オンサイト試験)
• 試験のお申込み方法
• http://www.oracle.com/jp/education/certification/examinfo-172594-ja.html
• 試験料 ¥22,260(税込み)
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アジェンダ
ORACLE MASTER Oracle Database 11g 概要
「 11g SQL基礎Ⅰ」試験紹介
ポイント解説
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11g SQL基礎Ⅰ試験概要
• SQLを使用してデータの更新、追加、削除および複雑な条件に基づくデータ検索ができる
• Oracleを使用したシステムを設計/開発/運用する場合に必要な表や索引、ビューなどデータベース・オブジェクトを適切に作成できる
• 試験概要(2011年9月現在) • 試験時間 : 120分
• 出題数 : 55問
• 合格ライン : 60%
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11g SQL基礎Ⅰ試験範囲
• 基本的なSQL Select文の作成
• データの制限およびソート
• 単一行関数
• グループ関数を使用したデータの集計
• 複数の表からのデータの表示
• 副問合せを使用した問合せの解決
• データ操作
• オブジェクトの作成および管理
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アジェンダ
ORACLE MASTER Oracle Database 11g 概要
「 11g SQL基礎Ⅰ」試験紹介
ポイント解説
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ポイント解説範囲(1)
• 基本的なSQL Select文の作成
• データの制限およびソート
• 単一行関数
• グループ関数を使用したデータの集計
• 複数の表からのデータの表示
• 副問合せを使用した問合せの解決
• データ操作
• オブジェクトの作成および管理
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SQLとは
• Structured Query Languageの略
• 構造化問合わせ言語である
• 米国規格協会(ANSI)、国際標準化機構(ISO)のいずれも、リレーショナル・データベース用標準言語としてSQLを認定
表
結果
データベース ユーザー SQL文
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EMPNO NAME JOB SAL DEPTNO
100 武井 社長 6000 10
200 山崎 経理 3000 20
300 桜井 営業 2000 20
400 市川 技術 3500 30
500 杉田 1000 30
EMP(社員表)
表とは
• データベース内に格納されているデータベース・オブジェクトである
• 表には、関連するデータが格納されている
• 表には、名前がついている
• 表は、縦(列)と横(行)の2次元から構成されている
列
行
列
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NULL(ヌル)値とは
EMPNO NAME JOB SAL DEPTNO
100 武井 社長 6000 10
200 山崎 経理 3000 20
300 桜井 営業 2000 20
400 市川 技術 3500 30
500 杉田 1000 30
EMP(社員表)
NULL値
• 行の特定の列に対するデータ値が欠落している場合、その値はNULLである、またはNULLを含むといいます
• NULLはゼロまたは空白とは異なる
• ゼロは数値で、空白は文字
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NULL値の計算
EMPNO NAME JOB SAL DEPTNO
100 武井 社長 6000 10
200 山崎 経理 3000 20
300 桜井 営業 2000 20
400 市川 技術 3500 30
500 杉田 技術 30
EMP(社員表)
NULL値
• NULLに対して、計算を行うことはできない
• NULLは、ゼロとは異なる
2100
6100
3100
3600
SAL+100
NULL値
SAL列値に
100を加算
• NULLに対して計算を行うには、どうすればよい?
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NVL関数の使用
EMPNO NAME JOB SAL DEPTNO
100 武井 社長 6000 10
200 山崎 経理 3000 20
300 桜井 営業 2000 20
400 市川 技術 3500 30
500 杉田 技術 30
EMP(社員表)
NULL値
• NULLに対して計算を行う際には、 NVL関数を使用
• NVL関数は、NULLを別の値に置換する関数
• NULL関数の構文:NVL(列名、値)
• NULL関数の例:NVL(SAL、0)
2100
6100
3100
3600
100
NVL(SAL, 0)+100
0 + 100
SAL列値に
100を加算
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問題1 ある会社の社員表(EMPLOYEES表)は、ID列とEMAIL列から構成されています。
ID列には各社員の従業員番号(数値)が格納されており、 EMAIL列にはE-mailアドレス(文字)が格納されています。
各列にNULL値が格納されている場合のNULL値の扱われ方について、正しいものを1つ選択してください。
a. 数値を格納するID列にNULL値が格納されている場合のみ、0として扱われる
b. 文字データを格納するEMAIL列にNULL値が格納されている場合のみ、空白として扱われる
c. 文字データを格納するEMAIL列にNULL値が格納されている場合は、空白として扱われ、数値を格納するID列にNULL値が格納されている場合は0として扱われる
d. いずれの選択肢も該当しない
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ある会社の社員表(EMPLOYEES表)は、ID列とEMAIL列から構成されています。ID列には各社員の従業員番号(数値)が格納されており、 EMAIL列にはE-mailアドレス(文字)が格納されています。
各列にNULL値が格納されている場合のNULL値の扱われ方について、正しいものを1つ選択してください。
a. 数値を格納するID列にNULL値が格納されている場合のみ、0として扱われる
b. 文字データを格納するEMAIL列にNULL値が格納されている場合のみ、空白として扱われる
c. 文字データを格納するEMAIL列にNULL値が格納されている場合は、空白として扱われ、数値を格納するID列にNULL値が格納されている場合は0として扱われる
d. いずれの選択肢も該当しない
解答1
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問題2 ある会社の社員表(EMPLOYEES表)は、SAL列とCOMMISSION列から構成されています。SAL列には給与額(数値)が格納されており、COMMISSION列には歩合給の割合(数値)が格納されています。
SAL列の値が3,000で、COMMISSION列値がNULLの場合、12*SAL*COMMISSIONの値はいくつになりますか。
正しいものを1つ選択してください。
a. 3,000
b. 36,000
c. 0
d. NULL
e. SQL文の実行が失敗し、エラーとなる
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解答2 ある会社の社員表(EMPLOYEES表)は、SAL列とCOMMISSION列から構成されています。SAL列には給与額(数値)が格納されており、COMMISSION列には歩合給の割合(数値)が格納されています。
SAL列の値が3,000で、COMMISSION列値がNULLの場合、12*SAL*COMMISSIONの値はいくつになりますか。
正しいものを1つ選択してください。
a. 3,000
b. 36,000
c. 0
d. NULL
e. SQL文の実行が失敗し、エラーとなる
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表データの検索(SELECT 文)
EMPNO NAME JOB SAL DEPTNO
100 武井 社長 6000 10
200 山崎 経理 3000 20
300 桜井 営業 2000 20
400 市川 技術 3500 30
500 杉田 1000 30
EMP表
• SELECT文の構文 SELECT 列名, 列名, … FROM 表名;
例1)EMP表から全社員の名前(NAME)を検索 SELECT name
FROM emp ;
SELECT *
FROM emp ;
例2)EMP表から全情報を検索 SELECT empno, name, job, sal, deptno
FROM emp ;
※SQL文では、大文字・小文字は
区別されません。
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データ検索時に条件を指定(WHERE句)
EMPNO NAME JOB SAL DEPTNO
100 武井 社長 6000 10
200 山崎 経理 3000 20
300 桜井 営業 2000 20
400 市川 技術 3500 30
500 杉田 1000 30
EMP(社員表)
• SELECT文の構文
SELECT
FROM
WHERE ;
条件式
列名
表名
例3)EMP表から部門番号(DEPTNO)が20である社員の
名前(NAME)と給与(SAL)を検索 SELECT name, sal
FROM emp
WHERE deptno = 20;
3000 山崎
2000 桜井
SAL NAME
検索結果
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• ORDER BY句を使用して検索結果を並び替える
• ORDER BY句はSELECT文の最後に記述する
EMPNO NAME JOB SAL DEPTNO
500 杉田 技術 1000 30
300 桜井 営業 2000 20
200 山崎 営業部長 3000 20
400 市川 技術部長 3500 30
100 武井 社長 5000 10
SELECT name, sal
FROM emp
ORDER BY sal;
SAL列で昇順に並び替え
検索結果の並び替え(ORDER BY句)
SELECT name, sal
FROM emp
ORDER BY sal ASC; =
昇順 昇順
SELECT name, sal
FROM emp
ORDER BY sal DESC;
降順
EMP(社員表)
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並び替えのルール(昇順の場合)
• 数値は、小さい値が先に表示される
• 日付は、古い日付から先に表示される
• 英字は、アルファベット順に表示される
• NULLは、最後に表示される
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SELECT文に ORDER BY ASC を指定してデータを検索した場合の動作として、正しいものを2つ選択してください。
a. 数値は、小さい値が先に表示される
b. 日付は、新しい日付から先に表示される
c. 英字は、アルファベット順に表示される
d. NULLは、最初に表示される
問題3
Copyright© 2011 Oracle. All rights reserved. 25
SELECT文に ORDER BY ASC を指定してデータを検索した場合の動作として、正しいものを2つ選択してください。
a. 数値は、小さい値が先に表示される
b. 日付は、新しい日付から先に表示される
c. 英字は、アルファベット順に表示される
d. NULLは、最初に表示される
解答3
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WHERE句に指定できる条件
条件式 例
=、<=、>=、<、> 、 < > 、!= WHERE sal < > 1000
等しい 等しくない 給与が$1000以外
BETWEEN 最小値 AND 最大値 WHERE sal BETWEEN 1000 AND 3000
給与が$1000以上、$3000以下
IN (値1、値2、値3、… ) WHERE job IN (‘営業’,’技術’)
職種が営業または技術
LIKE 文字列 WHERE name LIKE ‘A%’
名前がAではじまる
IS NULL ⇔ IS NOT NULL WHERE email IS NULL
メールアドレスがNULL
※1 文字データを指定する際には、シングル・クォーテーションで囲む
※2 シングル・クォーテーションで囲まれた文字については、大文字・小文字を区別する
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問題4 EMP(社員)表の情報を表示する際に、表に含まれる各列(EMPNO(社員番号)、
NAME(名前)、SAL(給与)に次のような条件を指定しようと思います。
1. EMPNOが300より大きく500より小さいデータのみ表示
2. NAMEがCではじまるデータのみ表示
3. SALがNULLではないもののみ表示
次のSQL文を実行した場合、上記3つの条件のうちいくつ満たされますか。
SELECT empno, job, sal
FROM emp
WHERE empno BETWEEN 300 AND 500
AND name = ‘C%’
AND sal != NULL
a. 1つの条件のみ満たされる
b. 2つの条件が満たされる
c. 3つすべての条件が満たされる
d. どの条件も満たされない
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解答4 EMP(社員)表の情報を表示する際に、表に含まれる各列(EMPNO(社員番号)、
NAME(名前)、SAL(給与)に次のような条件を指定しようと思います。
1. EMPNOが300より大きく500より小さいデータのみ表示
2. NAMEがCではじまるデータのみ表示
3. SALがNULLではないもののみ表示
次のSQL文を実行した場合、上記3つの条件のうちいくつ満たされますか。
SELECT empno, job, sal
FROM emp
WHERE empno BETWEEN 300 AND 500
↑ EMPNO > 300 AND EMPNO < 500
AND name = ‘C%’ ← LIKE ‘C%’
AND sal != NULL ← IS NOT NULL
a. 1つの条件のみ満たされる
b. 2つの条件が満たされる
c. 3つすべての条件が満たされる
d. どの条件も満たされない
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関数 例 結果
UPPER UPPER(‘oracle’) ORACLE
大文字に変換 小文字のoracleを大文字に変換
SUBSTR SUBSTR(‘oracle’, 2, 3) rac
文字列を抽出 oracleの2文字目から3文字分を抽出
ROUND ROUND(45.923, 2) 45.92
四捨五入 45.923を小数点以下2桁になるよう四捨五入
TRUNC TRUNC(3.14) 3
切捨て 3.14を小数点以下0桁(整数)になるよう切捨て
NVL NVL( comm, 0 ) 0
NULLを実値に変換 comm列値がNULLの場合、0に置き換える
関数
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次のSQL文を実行しました。
SQL> SELECT ROUND(45.923, 0), TRUNC(45.923)
2 FROM dual;
表示される値はどれですか。1つ選択してください。
a. 46 と 45.9
b. 46 と 45
c. 46 と 40
d. 50 と 45.9
e. 50 と 46
f. 50 と 40
問題5
Copyright© 2011 Oracle. All rights reserved. 31
次のSQL文を実行しました。
SQL> SELECT ROUND(45.923, 0), TRUNC(45.923)
2 FROM dual;
表示される値はどれですか。1つ選択してください。
a. 46 と 45.9
b. 46 と 45 ← 45.923 (9を四捨五入&切捨て)
c. 46 と 40
d. 50 と 45.9
e. 50 と 46
f. 50 と 40
解答5
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製品表には、次の列が含まれています。
次の文の実行結果を選択肢の中から1つ選んで下さい。
SELECT NVL(数量, 0), コスト
FROM 製品表
WHERE 製造番号 LIKE ‘NF%’ ;
製品番号 詳細 製造番号 数量 コスト
1 A1 NF10032 500 3
2 A2 OT456 2000
3 D2 OT456 1
4 C2 OT456 200 0.7
5 A1 OT456 900 3
6 A1 NF10032 4
7 A2 NF10032 2500
8 C2 OT456 80 1
a. 、
b. 、
c. 、
d. 、
数量 コスト
500 3
0 4
2500
数量 コスト
500 3
4
2500
数量 コスト
500 3
4
2500 0
数量 コスト
500 3
0 4
2500 0
問題6
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製品表には、次の列が含まれています。
次の文の実行結果を選択肢の中から1つ選んで下さい。
SELECT NVL(数量, 0), コスト
FROM 製品表
WHERE 製造番号 LIKE ‘NF%’ ;
製品番号 詳細 製造番号 数量 コスト
1 A1 NF10032 500 3
2 A2 OT456 2000
3 D2 OT456 1
4 C2 OT456 200 0.7
5 A1 OT456 900 3
6 A1 NF10032 4
7 A2 NF10032 2500
8 C2 OT456 80 1
a. 、
b. 、
c. 、
d. 、
数量 コスト
500 3
0 4
2500
数量 コスト
500 3
4
2500
数量 コスト
500 3
4
2500 0
数量 コスト
500 3
0 4
2500 0
解答6
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ポイント解説範囲(2)
• 基本的なSQL Select文の作成
• データの制限およびソート
• 単一行関数
• グループ関数を使用したデータの集計
• 複数の表からのデータの表示
• 副問合せを使用した問合せの解決
• データ操作
• オブジェクトの作成および管理
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データをグループ化し集計する(GROUP BY)
• GROUP BY句を使用してデータをグループ化できる
• グループ関数を使用して平均(AVG関数)、 合計(SUM関数)などのデータの集計ができる
SELECT deptno, sum(sal)
FROM emp
GROUP BY deptno;
EMPNO NAME SAL DEPTNO
100 武井 6000 10
200 山崎 3000 20
300 桜井 2000 20
400 市川 3500 30
500 杉田 1000 30
DEPTNO SUM(SAL)
10 6000
20 5000
30 4500
EMP(従業員表)
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集計値をもとにデータを絞り込む(HAVING)
• HAVING句を使用して、集計値を条件に指定して データを絞り込むことができる
• WHERE句でグループ関数を指定することはできない
EMPNO NAME SAL DEPTNO
100 武井 6000 10
200 山崎 3000 20
300 桜井 2000 20
400 市川 3500 30
500 杉田 1000 30
EMP(従業員表)
DEPTNO SUM(SAL)
10 6000
20 5000
合計値は5000未満のため表示されない
SELECT deptno, sum(sal)
FROM emp
GROUP BY deptno
HAVING sum(sal) >= 5000;
Copyright© 2011 Oracle. All rights reserved. 37
問題7 EMP表の部門(DEPTNO)別、職種(JOB_ID)の合計給与が3000より多い部門の部門番号(DEPTNO)と職種(JOB_ID)と合計給与SUM(sal)を検索しようと思います。
検索結果を合計給与の少ないものから順に表示する場合、次のSELECT文の( )に該当する選択肢を1つ選んでください。
SQL> SELECT deptno, job_id, SUM(sal)
2 FROM emp
3 GROUP BY deptno, job_id
4 HAVING SUM(sal) > 3000
5 ( ) ;
a. ORDER BY SUM(sal) DESC
b. ORDER BY job, SUM(sal)
c. ORDER BY SUM(sal)
d. ORDER BY sal
Copyright© 2011 Oracle. All rights reserved. 38
解答7 EMP表の部門(DEPTNO)別、職種(JOB_ID)の合計給与が3000より多い部門の部門番号(DEPTNO)と職種(JOB_ID)と合計給与SUM(sal)を検索しようと思います。
検索結果を合計給与の少ないものから順に表示する場合、次のSELECT文の( )に該当する選択肢を1つ選んでください。
SQL> SELECT deptno, job_id, SUM(sal)
2 FROM emp
3 GROUP BY deptno, job_id
4 HAVING SUM(sal) > 3000
5 ( ) ;
a. ORDER BY SUM(sal) DESC
b. ORDER BY job, SUM(sal)
c. ORDER BY SUM(sal)
d. ORDER BY sal
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ポイント解説範囲(3)
• 基本的なSQL Select文の作成
• データの制限およびソート
• 単一行関数
• グループ関数を使用したデータの集計
• 複数の表からのデータの表示
• 副問合せを使用した問合せの解決
• データ操作
• オブジェクトの作成および管理
Copyright© 2011 Oracle. All rights reserved. 40
• データを操作するSQL文(DML文)
• 新しい行を追加する(INSERT文)
• 行を変更する(UPDATE文)
• 行を削除する(DELETE文)
データの操作
Copyright© 2011 Oracle. All rights reserved. 41
データの追加(INSERT文)
DEPT表
• INSERT文の構文
例)DEPT表に、新しい部署情報を追加
INSERT INTO dept (deptno, dname, location) VALUES (40, ‘総務’, ‘外苑前’);
INSERT INTO dept VALUES (40, ‘総務’, ‘外苑前’);
※1 文字や日付を入力する場合は、
シングル・クォーテーションで囲む
※2 列名の個数と、値の個数は同じにする
INSERT INTO 表名 (列名, 列名, ・・・) VALUES (値, 値,・・・);
DEPTNO DNAME LOCATION
10 CEO 東京
20 営業部 赤坂
30 技術部 渋谷
40 総務 外苑前
すべての列に値を入力する場合は、列リストを省略することができる
Copyright© 2011 Oracle. All rights reserved. 42
• WHERE句を指定して、変更対象行を特定する
• WHERE句を省略するとすべての行が更新される
UPDATE文の構文
UPDATE 表名 SET 列名=値, 列名=値, ・・・ WHERE 条件式
UPDATE emp
SET sal = 1500
WHERE empno = 500;
EMPNO NAME SAL DEPTNO
100 武井 6000 10
200 山崎 3000 20
300 桜井 2000 20
400 市川 3500 30
500 杉田 1000 30
EMP(従業員表)
1500
データを更新する(UPDATE文)
Copyright© 2011 Oracle. All rights reserved. 43
• WHERE句を指定して、削除対象行を特定する
• WHERE句を省略するとすべての行が削除される
DELETE文の構文
DELETE FROM 表名 WHERE 条件式
DELETE FROM emp
WHERE empno = 500;
EMPNO NAME SAL DEPTNO
100 武井 6000 10
200 山崎 3000 20
300 桜井 2000 20
400 市川 3500 30
500 杉田 1000 30
EMP(従業員表)
データを削除する(DELETE文)
Copyright© 2011 Oracle. All rights reserved. 44
データ操作言語(DML)の文は、( )。
( )に該当する選択肢を1つ選んでください。
a. 表の構造は変更するが、表データは変更しない。
b. 表データおよび表の構造を変更する
c. 表データは変更するが、表の構造は変更しない。
問題8
20 2000 営業 桜井 300
10 6000 社長 武井 100
20 3000 経理 山崎 200
30 3500 技術 市川 400
30 1000 杉田 500
DEPTNO SAL JOB NAME EMPNO
Copyright© 2011 Oracle. All rights reserved. 45
データ操作言語(DML)の文は、( )。
( )に該当する選択肢を1つ選んでください。
a. 表の構造は変更するが、表データは変更しない。
b. 表データおよび表の構造を変更する
c. 表データは変更するが、表の構造は変更しない。
解答8
20 2000 営業 桜井 300
10 6000 社長 武井 100
20 3000 経理 山崎 200
30 3500 技術 市川 400
30 1000 杉田 500
DEPTNO SAL JOB NAME EMPNO
Copyright© 2011 Oracle. All rights reserved. 46
SQL Developer 11g
SQL Developerのメニュー・オプションを使用した
データ定義言語(DDL)操作の実行
SQL Developerのメニュー・オプションを使用した
データ操作言語(DML)操作の実行
Copyright© 2011 Oracle. All rights reserved. 47
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チェックリスト
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(祝日および年末年始除く)
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