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「ソフトウェア辞書」とは･･･？

2015年02月


ソフトウェア辞書の種類

ソフトウェア仕分け辞書

ソフトウェア名寄せ辞書

ソフトウェア約款辞書

インベントリ情報から、「有償」「無償」「フリー」等を判断／仕分けを行う辞書。

管理対象ソフトウェアの判断基準に使用。

インベントリ情報から、ソフトウェアを特定するソフトウェア辞書。

レジストリ情報やexe情報からsuite製品などを判断するために使用。

製品毎の使用許諾契約に記載されている情報が登録された辞書。

契約に合わせアップグレード先と元、セカンドライセンスなどの契約紐付に使用。

ソフトウェア辞書には、一般に大きく３つの種類があります。

「仕分け」、「名寄せ」、「約款」です。各種使用方法は以下の通りです。

1


インベントリ

有償

無償

Hotfix/ドライバ等

ライセンス管理管理対象

優先順位：高

購入台帳

管理対象PC

情報

フリー

シェア

購入

非購入購入ソフトとすべきもの

Hotfix/ドライバ等

フリー

管理要否判断

無償

名寄せ辞書仕分け辞書

約款辞書

ソフトウェア辞書は、「管理対象のガイドライン」となるツールです。

インベントリ情報や購入台帳から、ソフトウェア辞書を介して管理対象を判断できます。

ライセンス管理の運用の中では、以下の図のようになることが想定されます。

ソフトウェア辞書の適用場面

名寄せ辞書で製品名を判断仕分け辞書で管理対象の

判断基準を決定

約款辞書で契約に沿った管理

2

ライセンス管理管理対象

優先順位：低


ソフトウェア辞書使用イメージ（名寄せ辞書）

インベントリ

名寄せ辞書

管理対象ＰＣ

名寄せ辞書を通すことで特定

EXE情報

Excel.exe

Outlook.exe

Powerpoint.exe

WINWORD.EXE

Acrobat.exe

レジストリ情報

SQL Server 2005

製品名

Microsoft office 2003 standard

Adobe Acrobat x

Microsoft SQL Server 2005

使用イメージ

ソフトウェア名寄せ辞書インベントリ情報から、ソフトウェアを特定するソフトウェア辞書。

レジストリ情報やexe情報からsuite製品などを判断するために使用。

3

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License Guardの名寄せ辞書特徴

Adobe Creative Suite購入

ＰＣへソフトウェアをインストール

・InDesign ・Photoshop ・illustrator ・Acrobat etc

プログラムの追加と削除

Adobe InDesign

Adobe Photoshop

Adobe illstrator

Adobe Acrobat

購入台帳

ソフトウェア購入時棚卸し時

Suite製品で購入？

単体製品で購入？

課題解決

名寄せ辞書使用

License Guardの名寄せ辞書では、レジストリ情報（プログラムの追加と削除など）だけでなく、「.exe」を集めることで判断！！

登録

インストール棚卸し

Adobe InDesign.exe Adobe Photoshop.exe Adobe illstrator.exe Adobe Acrobat.exe

名寄せ辞書

レジストリでは判断不可

Adobe InDesign.exe Adobe Photoshop.exe Adobe illstrator.exe Adobe Acrobat.exe

Adobe Creative Suiteを判断

Adobe InDesign Adobe Photoshop Adobe illstrator Adobe Acrobat

レジストリ情報 Exeファイル情報


ソフトウェア辞書使用イメージ（仕分け辞書）

仕分け辞書

管理対象ＰＣ

有償ソフトウェア

シェアソフトウェア

フリーソフトウェア

無償ソフトウェア

仕分け辞書を通すことで判断

EXE情報

Excel.exe

WINWORD.EXE

Acrobat.exe


SQL Server 2005

インベントリ

使用イメージ

ソフトウェア仕分け辞書インベントリ情報から、「有償」「無償」「フリー」等を判断／仕分けを行う辞書。

管理対象ソフトウェアの判断基準に使用。

5


ソフトウェア辞書使用イメージ（約款辞書）

管理対象ＰＣ

EXE情報

Excel.exe

Acrobat.exe


SQL Server 2005

インベントリお客様所有

購入台帳etc 約款辞書の登録情報 Office XP std マシン固定ライセンスパッケージ：office2010までｱｯﾌﾟｸﾞﾚｰﾄﾞ許可 Selectライセンス：ｱｯﾌﾟｸﾞﾚｰﾄﾞでの使用禁止

約款辞書

パッケージ版を使用しているためアップグレード可能

契約を確認

使用実態

使用権

契約紐付

使用イメージ

ソフトウェア約款辞書製品毎の使用許諾契約に記載されている情報が登録された辞書。

契約に合わせアップグレード先と元、セカンドライセンスなどの契約紐付に使用。

6


【製品】 Office XP std パッケージ版【ライセンス種別】【購入方法：パッケージ】

（比較）他社ツールのライセンス管理方法

・使用許諾契約の内容を理解することが難しい!!

・ベンダーに問い合わせなどが発生し、工数が増えてしまった!!

・どのバージョンまで、アップグレード権を適用できるのか、分からない!!

購入製品を台帳へ記入

ＰＣへのライセンス割当契約情報を登録購入情報を台帳へ登録

誤ったライセンス割当方法にて紐付

約款が難しく、解読できないまま、誤った情報を入力

誤ったライセンス割当方法により、正確な過不足数が把握できない。

他社ＩＴ資産管理ツール

7


（比較）License Guardのライセンス管理方法

・使用許諾契約の内容が明確化！！

・ベンダー問合せ工数も削減！！

・どこまでアップグレードが許可がされているのか分かる！！

購入製品を台帳へ記入

ＰＣへのライセンス割当購入情報を台帳へ登録

契約に沿ったライセンス割当

複雑なライセンス形態も、約款辞書を用いることで明確に！！

アップグレード元と先を紐付管理が可能。正確な過不足数の把握が実現！！

約款辞書が

様々なライセンス形態を

ナビゲート！！

アップグレード権を使用

8

約款辞書あり

【製品】 Office XP std パッケージ版【ライセンス種別】・マシン固定ライセンス【ライセンス形態：パッケージの場合】・アップグレード権あり office2010まで可能。・ダウングレード権あり office2000 enterprizeまで可能・セカンドライセンスあり。


License Guard ＋

LG-ICS(※2)

License Guardとソフトウェア辞書対応状況

ソフトウェア

仕分け辞書(※１）

ソフトウェア

名寄せ辞書

ソフトウェア

約款辞書

他社ＩＴ資産管理ツール +（※３）

「License Guard」はソフトウェア製品の使用許諾契約や販売形態をマスタ化し、管理することができます。

主なIT資産管理ツールのソフトウェア辞書対応状況は以下のとおりです。

License GuardとIT資産管理ツールを連携することにより、IT資産管理を強化することができます。

※1：ソフトウェア仕分け辞書は、主に【一般社団法人ソフトウェア資産管理評価認定協会（SAMAC）】から提供されている辞書を使用 or 独自の情報を付加し提供しているベンダーが多い。SAMACより提供されているソフトウェア辞書は、一部名寄せ機能もある。

※２：License Guardの専用Agent。クライアント常駐型で、レジストリ情報、exeファイル情報の収集が可能。

※３：他社ツール or 既存ツール併用の場合、連携方法は4つ。

①CSV連携 ②XML連携（オプション） ③特定製品（クオリティ社 QAW）とのデータ密連携 ④Microsoft社 SCCM2012連携（オプション）

A社のツール

B社のツール

License Guard ＋(※３)

他社ＩＴ資産管理ツール

License Guard と連携しない場合

9


アップグレード

ダウングレード

マシン固定ライセンス

• ソフトウェアは、販売形態や付帯契約等の組み合わせで、多種多様で複雑なライセンス体系となっています。

• 使用許諾条件が登録された約款辞書の利用により、複雑なライセンス体系のライセンス契約の内容に精通していない方でも、ソフトウェア辞書から購入製品を選択するだけでライセンス形態が分かるので、管理レベルを均一化できます。

デスクトップ型

マシン固定ライセンスダウングレード

セカンドライセンス

プレインストール

ユーザ固定ライセンス

Ｃ／Ｓ型

アップグレード

プロセッサライセンス

サーバライセンス

クライアントライセンス

使用期限契約

バージョンアップ契約

選択型のライセンス（マシンorユーザ固定）

その他監視対象マシン数

サイトライセンスボリュームライセンス

パッケージ

販売形態

付帯契約基本となるライセンス

1対1

マシンライセンス

Ver2

Ver1 下位版の使用

Ver2 Upg版 Ver1 Upgrade

使用不可使用可 ×

●約款辞書

License Guard約款辞書の対応契約形態

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プレゼンター

プレゼンテーションのノート

多様なライセンス形態の例・市販されている製品のライセンス体系は次の図のようなものがあります。・基本となるライセンスとしては、マシン固定ライセンスやユーザ固定ライセンスなどがあります。・基本となるライセンスに付帯する契約として、ダウングレードやアップグレードなどがあげられます。・また販売形態によっても使用条件が異なるケースがあるため、その契約内容を把握しておく必要があります。マシン固定ライセンス、ダウングレード、アップグレード・マシン固定ライセンスとは、１ライセンスで１マシンにインストールしてよいという契約です。・ダウングレードとは、所有しているライセンスの下位のバージョンをインストールしてよいという契約です。・アップグレードとは、ソフトウェア購入時に旧バージョンを所持している必要があり、アップグレード元となったソフトは使用不可となります。ダウングレード権を行使する例・　Office2010が販売されて、新規購入するライセンスはOffice2010となりますが、取引先とのデータのやり取りにExcel2003が必要な場合、 Office2003を持っていれば、Office2010のダウングレード権を利用してOffice2003をインストールすることが可能です。しかし、そのためには今所有している契約と利用しているソフトウエアの管理の徹底が必要となります。


License Guard約款辞書を用いた工数比較

調達異動監査合計（人月）約款辞書がない場合 1.9人月 0.2人月 1.9人月 4人月約款辞書がある場合 0.2人月 0.2人月 0人月 0.4人月

• 管理工数算出条件（1年あたり工数） – 運用フェーズごとの工数算出根拠

• 調達時：全保有数の20％を購入

– 約款辞書なし：1ソフトあたり90分（約款の調査と入力）

– 約款辞書あり：1ソフトあたり10分（入力のみ） • 異動：全保有数の10％を変更／1ソフトあたり10分 • 監査（ライセンス過不足数の修正作業）

– 約款辞書なし：全保有数の20%を修正／1ソフトあたり90分(約款の調査と修正) – 約款辞書あり：なし

• 廃棄：※ソフト廃棄するケースは少ないものと見なし省略 – 保有ライセンス数：1,000件

• ライセンス管理工数の比較（1年あたり工数）

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人とＩＴのチカラで、驚きと感動のサービスを。

プレゼンター

プレゼンテーションのノート

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