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Kitasato University East Hospital北里大学東病院

Kitasato University Hospital北里大学病院

■ 公共の交通機関をご利用の場合● 小田急線「相模大野」駅下車 (新宿から急行40分/藤沢から急行25分/小田原から急行50分) バス約25分● 小田急線「小田急相模原」駅下車(急行は停車しません) バス約25分● 小田急線「相武台前」駅下車(急行は停車しません) バス約25分● JR横浜線「相模原」駅下車(横浜から快速40分/八王子から15分) バス約25分※ 他、JR横浜線「古淵」駅、JR相模線「原当麻」駅からもご利用いただけます。※ 各種路線バスのご案内については病院ホームページをご覧ください。

■ 車をご利用の場合● 圏央道 相模原愛川ICより約15分● 東名高速 横浜町田ICより約40分※車でお越しの場合は駐車料金がかかります。※通勤時間帯は渋滞が予測されますので、余裕を持ってお越しください。

A C C E S S

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JR相模線

小田急小田原線

JR横浜線

圏央道

小田急小田原線

JR横浜線

相模原愛川 IC

相模原

小田急相模原

相模大野

町田

相模原愛川 IC

相模原

古淵古淵

原当麻原当麻 相模大野

町田

小田急相模原

相武台前

北里大学病院

北里大学東病院

〒252-0375 神奈川県相模原市南区北里1-15-1TEL: 042-778-8111 FAX: 042-778-9371

〒252-0380 神奈川県相模原市南区麻溝台2-1-1TEL: 042-748-9111 FAX: 042-748-9119

北里大学病院

北里大学東病院

2018年11月1日発行

〈病院ホームページ〉

ご 案 内

K I T A S A T O

北 里 大 学 病 院

北 里 大 学 東 病 院

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K I T A S A T O 北 里 大 学 病 院

病院長挨拶/病院の理念

病院の理念

北里大学病院の基本方針

患者の権利尊重 患者の権利を十分に尊重し、患者・家族と医療従事者とのより良いパートナーシップのもと、共に創りだす医療を推進する。

高度医療の提供 医療従事者の力を併せた総合的なチーム医療を展開し、良質、かつ安全で信頼される医療を提供する。

地域医療社会への貢献 地域基幹病院としての役割を果たし、関連機関との診療連携、情報ネットワークを推進する。

教育・研究活動の推進 生命科学分野における臨床教育ならびに研究活動を行い、優れた人材を育成し、人類の福祉向上につとめる。

国際学術交流の推進 国際的視野に立ち、医療従事者の国際学術交流を推進し、医療技術の向上に貢献する。

安定した経営基盤と安全な職場環境の確立

病院としてバランスの取れた運営を目指し、明るく、働き甲斐のある職場創りにつとめる。

を掲げ、患者の人権を尊重し、信頼される安全で高度な医療の実践を目指す。また、患者とともに、全ての医療人・地域が連携して総合的なチーム医療を提供し、健康で幸福な生活を実現する。

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患者中心の医療 共に創りだす医療

北里大学病院では、北里大学建学の理念を医学・医療の場を通じて具現化するため、北里大学病院の理念として

 大学病院の最大の使命は高度で先進的な医療を実践し、その成果を社会に向けて発信し

ていくことで医学の進歩に貢献することです。加えて私ども北里大学病院には生命科学

の総合大学である北里大学の学生、ならびに卒業生に研鑽の場を提供し、充実した卒前・

卒後教育を通じて優れた医療人を育て輩出するというきわめて重要な責務があります。

さらに、広大な相模原医療圏の基幹病院として、近隣の医療機関と連携しながら地域包括

ケアシステムにおける中心的役割を果たしていかなければなりません。いずれも大学病院に

とって欠くことのできない重要な使命です。北里大学病院・東病院は地域の医療機関、

行政の皆様との密接な連携の上、「患者中心の医療」「共に創りだす医療」という病院の理念を、

以下のような運営方針で実践し、地域に開かれた大学病院の新しい姿を目指してまいります。

今後とも是非、皆様のご意見、ご指導をお願い申し上げます。

病 院 長 ご あ い さ つ

病院長 岩村 正嗣

高度先進医療の推進と地域医療貢献の両立1 教育研修体制改革2

医療の質の向上と医療安全の推進3 患者サービスの向上4

14F13F12F11F10F9F

8 F7 F

6 F

5 F

4 F

3 F

2 F

1 F

B1F放射線治療科核医学

薬剤管理室霊安室

病児保育室、守衛室管理部門

栄養部

内科総合外来整形外科医事課総合カウンター

形成外科・美容外科放射線総合受付入院受付トータルサポートセンターお薬カウンター

救急外来救命救急・災害医療センターCT・MRI受付防災センター

来院者用ラウンジコンビニ、医療衛生売店花屋、本屋、美容室理容室、集団指導室管理部門

耳鼻咽喉科・頭頸部外科内科専門外来

管理部門外科総合外来スキンケア外来中央採血生理検査

集学的がん診療センター再生医療センター移植医療支援室輸血部、臨床検査部抗がん薬調製室

眼科乳腺・甲状腺外科泌尿器科皮膚科

産科、婦人科歯科、小児総合外来精神神経科遺伝診療部

内視鏡センター血液浄化センター病院病理部臨床講義室

管理部門S会議室会議室1~4

総合手術センター麻酔科ME部

中央滅菌材料センター

カフェ、けやきサロン

レストラン、コンビニ

●救命救急病棟●EICU ●GICU

S病棟、N病棟

S病棟、N病棟

S病棟、N病棟

S病棟、N病棟●産科病棟●MFICU

●小児病棟 ●NICU●GCU ●PICU●PHCU

北里学級リハビリテーション

特別個室

機械室

1号館

本 館

分娩室

IVRセンター

●W病棟 ●E病棟

連絡通路

(スタッフのみ)

連絡通路

連絡通路

連絡通路

連絡通路

臨床試験センター  倫理審査室臨床研究・先進医療支援室職員ラウンジ

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院内配置図/エコホスピタルについて

院 内配置図

エコホスピタルについて

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1 ゼロエナジー病室患者にとって治癒効果の高い自然の光と風を取り込み、自然エネルギーの積極的利用(太陽熱・井水熱・太陽電池)と建築的な工夫による負荷低減(パッシブ病室)、先進技術(脱臭・LED)の融合(アクティブ病室)により、病室をゼロエナジー化

2 ロングライフ×パッシブのインテグレーションロングライフに配慮した建築・構造計画とパッシブ技術の組み合わせにより、日射負荷低減、自然換気・採光・地中熱等の自然の恵みを最大限に利用

3 生体・運用センシングによる最適制御×高効率システム生体・運用センシング技術による換気量・温度・照明・医療機器待機電力の最適制御と高効率熱源システムを組合せ、化石エネルギーの使用を最小化

4 エコ情報の見える化BEMSによる中長期LCCO2管理システムを構築し、ベッドサイト端末等のデジタル端末に環境情報を発信(デジタルサイネージ)し、患者や医療スタッフへエコ活動を誘発

5 断続的なエコ推進エコホスピタルの普及を先導するエコ・ドクターとして、エコ・療養効果の技術検証、エコ医療スタッフ育成、環境報奨金制度による省CO2改修、他大学、行政に向けた情報発信により、継続的なエコ推進

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本院の特徴

〜成長する病院について〜

 私たちが行う高度先進医療は、高次元であると同時に良質で安全なものでなければなりません。そのためには担当する診療科や部門を越え、病院全体として横断的に医療を評価し、その質と安全性に責任を持つ必要があります。また医療事故を未然に防ぐことは何より重要ですが、不幸にして起こった事故に迅速に対処できる体制を整えておくことも大切です。これらに対応する部門として医療の質・安全推進室があり、院長室に隣接する執行部エリアに設置されています。私たちは、小さな事象からいち早く問題点を抽出し、事故に繋がる前に解決策を見いだすことを目的に問題の集約と分析、安全情報の発信、そして医療安全のための教育活動を積極的に行っています。

本院の特徴 〜成長する病院について〜 医療を取り巻く環境は、時代の要請や社会の変化により大きな影響を受けます。私たち北里大学病院は、自らの持てる力を再評価しながらあるべき姿を模索し続けることで外部環境の変化に柔軟に適応し発展し続けることができる「成長する病院」を目指しています。私たちはこの目標を実現していくための方向性として、「高度先進医療推進と地域医療貢献の両立」「教育研修体制改革」「医療の質の向上と医療安全の推進」「患者サービスの向上」という4つの運営方針を立て、新しい病院へと生まれ変わります。 ここでは、特に「高度先進医療推進と地域医療貢献の両立」と「医療の質の向上と医療安全の推進」についてご説明いたします。

「高度先進医療推進と地域医療貢献の両立」

 北里大学病院には、高度先進医療の開発と実践、そしてそれを担う人材の教育という本来の大学病院の役割に加え、東京や横浜という大都市に隣接する相模原市の中核病院として地域の皆様に良質な医療を提供する使命があります。 この地域で発生する超急性期疾患に対し大学病院の高度な医療技術で対応するための部門として救命救急・災害医療センター、集中治療センター、周産母子育成医療センターを整備し、診療科の垣根を越えたチーム医療を実践していきます。また集学的がん診療センターは、がん診療を地域連携により完結できるシステム、すなわち、厚生労働省が推進する「がん患者さんに地域の包括的な支援・サービスを提供するための体制」に寄与することを目的に設立いたしました。 高度先進医療を行うためには最先端の診断機器や治療機器を整備する事が不可欠です。一例として、私たちは総合手術センターにおいて2013年に手術支援ロボット「ダヴィンチ」を導入し、より低侵襲で質が高い外科治療を実践しています。また患者さんへの負担軽減を目的に、CTと血管造影・治療室が一体化したハイブリッド手術室を新たに設置しました。さらに最近、本手術室を利用し大動脈瘤に対する血管内ステント留置術が行われており、大動脈弁狭窄症に対する超低侵襲治療として経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)が導入されました。 このように、北里大学病院は高度先進医療を実践しつつ地域医療に積極的に貢献して行きます。

「医療の質の向上と医療安全の推進」

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地域連携について

地域包括ケアシステム構築の支援

 地域包括ケアシステムの中で最も重要なパートを占めるのは生活の支援です。今後の社会は構成員の多くが高齢者となり何らかの支援が必要となる人が増加していきます。急性期病院を退院するときにどのような機関と連携しているのか、を北里大学病院のデータから紐解いたものが、図1になります。このように、支援が必要な方の場合に連携先の多くは実は介護事業所なのです。当院の地域連携の特徴として、病診連携、病病連携だけではなく、介護機関との連携を目指して、活動を行っています。 その中でも、2013年12月に地域の有志と北里大学とで始まった、相模原町田介護医療圏インフラ整備コンソーシアムの活動は徐々に広がりを見せ、TV会議システムを用いた研修拠点は相模原市、町田市、多摩市、大和市に25ヶ所を数え、各拠点に10名~20名程度の地域の方達が集まって、毎回200名から300名の参加者がグループワーク形式を中心とした勉強会を開催し、地域の課題について話し合っています。 TV会議システムの使用により、小規模の地域で頻回に顔を合わせるという事を通じて、行政の地域包括ケアシステム構築を側面から支援しています。

介護職の技能の底上げ支援

 北里大学病院に所属する多数の専門職や認定看護師の力を地域に還元し、今後の地域包括ケアシステムの担い手である介護職の学びを支援しています。ホームヘルパーさんが、患者さんの吸引が出来るように年2回、第三号喀痰吸引研修会を開催しています。また、おむつの当て方や、認知症の方への対応の方法の研修会など、年4−5回ほど介護職の方や介護者にとって有用で実務に直結する研修会を北里大学スキルスラボと共催で開催しています。

自宅に帰るために

 トータルサポートセンターは退院支援部門として、多くの医療・介護機関の方々と連携し、安心してご自宅へ戻れるよう支援しています。また、北里大学東病院は、回復期リハビリテーション病棟を有し、リハビリが必要な方で自宅退院を目指している方が早期に自宅退院を図れるようにリハビリを行って います。

地域の診療所・病院との連携

 トータルサポートセンター地域連携室では地域の診療所からの紹介や逆紹介を仲介するとともに、地域の医療機関から検査依頼について、検査サービスとしてお受けしています。このサービスを用いることで、クリニックであっても大学病院と同等の検査がオーダー可能となります。

地域連携について 今後の高齢社会の伸展に向け、地域包括ケアシステムの構築が求められています。地域包括ケアシステムの中では高度医療を行う急性期病院は地域医療の最後の砦であると同時に、多くの方にとって、障害や疾病を持って生きる新たな人生の出発点でもあります。また、北里大学病院は単なる急性期病院ではなく、大学病院として社会に学びの場を提供するという責務を負っています。 2013年、北里大学病院では地域包括ケアシステムの中での急性期病院としての役割を円滑にすすめられるように、トータルサポートセンターを発足させました。このセンターは、以下の4つの使命を掲げ活動しています。

本院の地域連携の特徴

図1 要支援者の退院時の連携先

療養病床以外への転院

療養病床への退院

在宅医療・訪問看護利用自宅退院

介護利用自宅退院

介護施設への退院

行政サービスへの引き継ぎ

25%

8%

30%

11%4%22%

その人らしく生きることを支援する1 安心して生きていける地域づくりに貢献する2

高度急性期医療の機能が十分に発揮できる環境を作る3 医療に関する学びの支援をする4

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教育・研究・医療の充実について

 北里大学病院では、特定機能病院として高度な医療技術を生かした医療体制の充実を図るために全ての医療専門 スタッフの積極的参加によるチーム医療の展開を目指しています。そのための目標として、

部門間の連携強化1

各部門での診療業務の質を向上・維持させる競争意識の高揚2

能動的思考型職員の育成3

卒前・卒後教育のシームレスな充実により医師をはじめとする優秀なメディカルスタッフの確保4

安全文化醸成のための環境整備5

職員一人ひとりの人間力(医療人としての感性)の強化6

を掲げています。これらの施策を推進していくための最も重要な対策は教育・研修環境の充実です。新病院開設に 合わせて設置された研修統括部は、臨床研修センター、職員研修・教育センター、看護研修・教育センター、キャリア 形成センターを束ね、大学病院が果たすべき、社会が必要とする医療を開発・提供できる人材を養成することを第一に掲げました。横断的に各センター間の連携をとりながらチーム医療を担う人材育成に努めます。 医師の育成では、2018年度から始まった新専門医制度への対応は重要な課題の一つです。新専門医制度では、 初期臨床研修修了後に医師は19基本診療領域のいずれかの専門医資格を取得することが求められます。その後は、 サブスペシャルティ領域の専門医を目指すことになりますが、その整備指針も各領域で整備されつつあり、2021年度にはサブスペシャルティ領域の修練がスタートする予定です。さらに、それぞれの「専門医としての医師像」が明示され、どのようなプログラムあるいはカリキュラムのもとに、どのような研修を経て専門医として認定されたのかが透明性を持って示される必要があります。すなわち、そのプロセスが明確に示されたことで始めて国民に信頼される専門医が誕生することになると考えられています。北里大学病院・東病院(以下、相模原病院群)はこの目的に沿った研修プログラムを作成し、初期臨床研修から専門医研修まで研修が円滑かつ適切に行える環境を整備し、良医を育成していきます。 また、北里大学で進めている全職種による臨床チーム医療教育をさらに強化するため臨床教育研究(IPE)棟が完成し2017年9月にオープンしました。IPE棟5階ではスキルスラボも充実し、本館との渡り廊下のある3階に研修医の居室も完備され、研修環境は大幅に改善されました。この施設を有効に活用し、医療安全に配慮した職員連携の研修推進の支援も継続していきます。 研究面では、臨床研究・先進医療支援室が設置され、産学連携による新医療技術の開発、わが国における標準的治療法の確立に貢献していきます。2018年4月には、臨床研究法も施行され、新しい倫理指針に基づく臨床研究の 進め方など教育・研修に関わる課題は尽きません。 研修とは、知識や技能などを修得することですが、特に職務上必要な能力を修得する場を指します。英語ではtrainingといい、語源は「引っ張る」を意味する「Trahere」というラテン語と言われています。これに対し、教育と訳されるeducationは、知識と技能の向上のために、特に学校や大学で、教える、訓練する、学ぶ過程を指します。大学病院というプロフェッショナルな集団では、trainingによって知識と技能を身につける必要があり、職員一人ひとりの能力ができるだけ引き出されるよう、教育・研修環境を整えて いくことが大学病院の果たすべき大きな使命と考えます。

教育・研究・医療の充実について

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病院概要

沿 革

1971 (昭和 46)年 4月 開設許可 標榜科 13科、 許可病床数 1,051床

1971 (昭和 46)年 7月 開院

1983 (昭和 58)年 3月 救命救急センター指定

1985 (昭和 60)年 12月 特定承認保険医療機関承認

1993 (平成 5)年 12月 特定機能病院の認可

1996 (平成 8)年 11月 災害拠点病院指定

1997 (平成 9)年 2月 HIV(エイズ)拠点病院選定

1998 (平成 10)年 4月 新棟(免震構造)増設(現 病院1号館)

2000 (平成 12)年 5月 二次被ばく医療施設承認

2003 (平成 15)年 8月 許可病床数 1,033床

2004 (平成 16)年 4月 管理型臨床研修病院指定

2005 (平成 17)年 1月 神奈川県総合周産期母子医療センター指定

2007 (平成 19)年 1月 地域がん診療連携拠点病院指定

2008 (平成 20)年 4月 学校法人北里研究所北里大学病院に名称変更

2014 (平成 26)年 5月 新病院開院(病院本館)

2014 (平成 26)年 12月 病院1号館改修開院

施設概要

許可病床数 1,033床

本館 地下1階、地上14階、屋上ヘリポート、鉄筋コンクリート造、

一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、免震構造

延床面積:92,734m2

1号館 地下1階、地上8階、鉄骨鉄筋コンクリート造、免震構造

延床面積:22,613m2

設備概要

井水処理設備 設備附属棟に井戸水の浄化設備を設置し、高度処理により飲料水及び雑用水として供給。

特高設備 構内に特別高圧変電所を設け各棟へ分電。

無停電設備 本 館 400KVA 3台(病棟部門)

300KVA 2台(外来・検査部門)

1号館 100KVA 2台(病棟部門)

150KVA 2台(サーバー用)

防犯設備 ITV防犯用監視設備、入退室管理設備

その他設備 太陽光発電設備

病院概要

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東病院長挨拶/理念・基本方針/東病院が担う役割

「患者中心の医療」「共に創り出す医療」「人としての尊厳の維持」「自立支援・回復支援」を理念・基本方針として掲げ、全人的医療を実践します。

高度な医療 医療従事者によるチーム医療を展開し、良質でかつ高度で信頼される医療を提供します。

患者さま中心の医療 患者さまの人権を尊重し、健康で幸福な生活に直結する「患者さま中心の医療」ならびに「患者さまと共に創り出す医療」を目指します。

地域社会医療への貢献 地域の基幹病院として関連機関との診療連携を推進し、教育・研修活動を展開します。

教育・研究 生命科学分野における臨床教育ならびに研究活動を行い、人材の育成、人類の福祉向上に努めます。

国際学術交流 国際的視野に立ち、医療従事者の国際学術交流を積極的に推進し、医療技術の向上に貢献します。

東病院が担う役割

超急性期医療を担う北里大学病院に対し、北里大学東病院は、これからの時代に必要な地域を支える病院運営を目指し、急性期から回復期に向かう患者の皆さまが安心して社会生活に戻れるよう地域社会と連携して医療を提供してまいります。このような亜急性期から慢性期の医療を大学病院が担うことに意義があると考えています。具体的には、精神疾患治療センターは精神疾患をはじめ、睡眠障害、認知症等多くの疾患に対応し、神経内科(脳神経内科)は難治性神経疾患、神経耳科ではめまい疾患を主とし、心臓二次予防センターでは 心臓疾患の長期にわたる定期的なフォローを実施します。そして、 回復期リハビリテーションは北里大学病院と連携して包括的な地域リハビリテーション体制を構築し、小児在宅支援病棟では在宅での 医療支援を要す患児の在宅移行を支援します。

病院の理念・基本方針

北里大学東病院は1986年4月に開院し、その後2014年度に大学病院との組織再編成を行い

ました。そして2015年5月にリニューアルオープンし、現在413(一般病床303床、精神科

病床110床)の病床を有しています。

2015年5月のリニューアルオープンを機に、従来の精神神経科、神経内科(脳神経内科)、

神経耳科、心臓二次予防センターなどの診療に加え、新たに回復期リハビリテーション病棟、

小児在宅支援病棟を開設しました。すなわち、当院の新しいスタイルは大学病院、地域と

密に連携し、急性期の治療を終えた方々や、難治性神経疾患、精神疾患などを有し、長期間の

フォローや在宅医療が必要な患者さんの自立・回復を支援する病院となります。このように

して、われわれは大学病院として、従来の臓器別に専門分化した病院医療だけでなく、「単に

病気だけでなく身体と心と環境を総合的にみる医療(全人的医療)」を目指していきたいと考えています。このような

医療を実践することで、地域の皆様の生活の質を高め、社会をより安心で暮らしやすいものに変えていくことのでき

る病院、人のライフスタイルを変えていくことのできるような大学病院を目指し努力してまいります。

患者さまの自立・回復を支援する病院に

病院長 宮岡 等

6F

5F

4F

3F

2F

1F

B1F

職員厚生施設

臨床試験センタ-

研究施設 小児在宅支援病棟 神経耳科病棟

研究施設 回復期リハ病棟

精神神経科外来・神経耳科外来・総合診療科外来臨床心理室・臨床検査部ME部・医療の質-安全推進室・感染管理室・管理部門

精神科病棟(N2)

神経内科(脳神経内科)外来・心臓二次予防センター・リハビリテーション部・放射線部・薬剤部・ト-タルサポ-トセンタ-・認知症センタ-・防災センタ-

精神科病棟(N1)

薬剤部・栄養部・診療情報管理室・情報処理課・職員厚生施設・売店・食堂・施設営繕課

病院病理部・洗濯室

霊安室・施設設備

南病棟 北病棟 西病棟 東病棟 精神科病棟

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東病院配置図/東病院医療紹介

院内配置図

東病院が提供する医療精神神経疾患治療センター

本センターの特徴は、どのような精神疾患のどのような時期にも対応できる精神科医療を地域との連携を重視しつつ、大学病院で実施していることです。薬物療法を中心とする精神疾患の急性期から、リハビリテーションを行う慢性期まで、一貫した治療を行います。専門外来として、アルコール症、てんかん、神経性無食欲症、睡眠障害、口腔心身症、成人の発達障害、ギャンブル障害、認知症鑑別などを設け、睡眠に関する検査も実施しています。

めまいセンター(神経耳科)

現代のストレス社会を背景として、罹患率が増加を続ける疾患の一つとしてメニエール病が存在します。当科では水分摂取療法という新しい治療法を開発し、 めまい症状はもとより聴力の改善を目的とした診療を行っています。また、高齢者の平衡障害に対して、中枢代償を活性化させる平衡訓練法(北里方式)と体幹・下肢の筋力の増強を目的とした運動系のリハビリテーションを組み合わせる治療を実施しております。これらの疾患以外にもめまい関連疾患、特に末梢前庭性(内耳性)めまい疾患についても積極的に診療いたします。

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東病院医療紹介

心臓二次予防センター

循環器急性期治療および高度先進医療を提供する北里大学病院心臓血管センターと地域連携医療施設との有機的な連携を図りながら、循環器病予防活動を軸にした慢性期循環器疾病管理を実施しています。当センターでは、定期心臓精密検査に基づく疾病管理を目的に、多職種によるチーム医療が展開され、包括的外来心臓リハビリテーションやフードモデルを用いた栄養指導など、地域医療ネットワークを基盤とした独自の疾病管理システムを構築しています。

小児在宅支援センター(通称:あすぱら)

小児在宅支援センター(あすぱら)は、重症心身障害児の在宅医療を支援する目的で開設され、メディカルショートステイ病床と日帰り短期ベッドを有しています。前者は、医療的ケアが必要なお子様の短期病床(7泊8日以内)であり、ご自宅の 治療や療育を継続して、お子様とご家族が安心して利用されることを目的に運用しています。後者は、障害福祉サービス受給者証を取得されているお子様が、 保育士による療育や入浴サービスを通して、安全に楽しい時間を過ごせるように心掛けています。

リハビリテーションセンター

当センターは総合リハビリと回復期リハビリの2部門からなり、総合リハビリは主に神経変性疾患および精神科疾患患者さんを対象に、回復期リハビリは大学病院から転院する脳血管疾患および整形外科術後患者さん等を中心に、退院後を 見据えた機能回復を目標とするとともに、病院内外の多職種と積極的に連携して社会資源の活用指導を行い、神奈川県・県央地域におけるリハビリ医療の中核医療機関へ発展することを目指します。また、大学附属病院として卒前卒後教育 および臨床研究を推進するため、大学各学部と密接に連携を取っていきます。

認知症センター

相模原市の認知症疾患医療センターとして設置されており、保健医療・介護機関等と連携を図りながら、認知症疾患に関する専門医療相談等を実施するとともに、地域保健医療・介護関係者への研修等を行うことにより、地域における認知症 疾患の保健医療水準の向上を図ることを目的としています。

医療支援部

北里大学東病院は、医療技術の集積のみならず医療体制の充実を図る必要があり、医療支援部は医療体制の拡充のために機能する組織です。医療支援部では、トータルサポートセンター、診療情報管理室、医療の質・安全推進室、感染管理室、保険診療指導室を統括しています。これらの組織を効率的に運用することで、 すべての専門医療スタッフが参加するチーム医療を展開することに貢献していきます。

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病院概要

沿 革

1985 (昭和 60)年 9月 病院開設許可 標榜科15科

(以降、平成15年4月において22科となる)

1986 (昭和 61)年 4月 開 院(507床)

1996 (平成 8)年 6月 南病棟開設許可

1997 (平成 9)年 10月 南病棟開床(許可病床計580床)

2004 (平成 16)年 4月 臨床研修病院の承認

2014 (平成 26)年 12月 消化器疾患治療センタ一、臨床試験センター、整形外科を大学病院に移設

2015 (平成 27)年 1月 センター組織を精神神経疾患治療センタ一、めまいセンター(神経耳科)、心臓二次予防センター、

小児在宅支援センター、リハビリテーションセン夕ー、認知症センターとし、

医療支援部の設置等、組織を再編成。(同年5月にリニューアルオープン)

11月 構造設備使用許可(病床数の変更・413床)

2018 (平成 30)年 4月 神経内科(脳神経内科)病棟を大学病院に移設

施設概要

許可病床数 : 413床(一般303、精神110)

標榜科 : 11科(内科、循環器内科、神経内科(脳神経内科)、心療内科、精神科、小児科、耳鼻咽喉科、

リハビリテーション科、放射線科、病理診断科、麻酔科)

病院棟 : 地下1階、地上6階、搭屋1階、鉄筋コンクリート造

南病棟 : 地下1階、地上4階、鉄筋コンクリート造

精神科病棟 : 地下1階、地上2階、鉄筋コンクリート造

デイケア棟 : 地上2階、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 

外来駐車場

病院建物面積:12,556.6m2(延面積:45,167.7m2)

病院敷地面積:41,169.7m2

神奈川県および相模原市からの委託業務

<神奈川県>

○精神科救急医療体制基幹病院

<相模原市>

○認知症疾患医療センター事業

病院概要

http://www.kitasato-u.ac.jp/khp/ http://www.kitasato-u.ac.jp/ehp/

Kitasato University East Hospital北里大学東病院

Kitasato University Hospital北里大学病院

■ 公共の交通機関をご利用の場合● 小田急線「相模大野」駅下車 (新宿から急行40分/藤沢から急行25分/小田原から急行50分) バス約25分● 小田急線「小田急相模原」駅下車(急行は停車しません) バス約25分● 小田急線「相武台前」駅下車(急行は停車しません) バス約25分● JR横浜線「相模原」駅下車(横浜から快速40分/八王子から15分) バス約25分※ 他、JR横浜線「古淵」駅、JR相模線「原当麻」駅からもご利用いただけます。※ 各種路線バスのご案内については病院ホームページをご覧ください。

■ 車をご利用の場合● 圏央道 相模原愛川ICより約15分● 東名高速 横浜町田ICより約40分※車でお越しの場合は駐車料金がかかります。※通勤時間帯は渋滞が予測されますので、余裕を持ってお越しください。

A C C E S S

16

129

JR相模線

小田急小田原線

JR横浜線

圏央道

小田急小田原線

JR横浜線

相模原愛川 IC

相模原

小田急相模原

相模大野

町田

相模原愛川 IC

相模原

古淵古淵

原当麻原当麻 相模大野

町田

小田急相模原

相武台前

北里大学病院

北里大学東病院

〒252-0375 神奈川県相模原市南区北里1-15-1TEL: 042-778-8111 FAX: 042-778-9371

〒252-0380 神奈川県相模原市南区麻溝台2-1-1TEL: 042-748-9111 FAX: 042-748-9119

北里大学病院

北里大学東病院

2018年11月1日発行

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