腎・泌尿器外科

国際医療福祉大学病院

最近話題の治療 と 新しい臨床教育システム

腫瘍 ：腎， 尿路上皮(腎盂・尿管・膀胱) ，

前立腺， 精巣， 陰茎， 副腎

炎症性疾患 ：尿路感染症，性（器）感染症

尿路結石 ：上部尿路結石，下部尿路結石

排尿機能障害 ：前立腺肥大症，過活動膀胱，神経因性膀胱

女性泌尿器疾患 ：腹圧性尿失禁，膀胱・性器脱

ｱﾝﾄﾞﾛﾛｼﾞｰ(男性学) ：男性不妊症，男性更年期障害

性機能障害 ：勃起障害（ED）

小児泌尿器 ：停留精巣，陰嚢水腫，水腎症，尿道下裂

腎不全、腎移植 ：

尿路外傷 ：

腫瘍 ：腎， 尿路上皮(腎盂・尿管・膀胱)

前立腺， 精巣， 陰茎、副腎

炎症性疾患 ：複雑性尿路感染症， 性（器）感染症

尿路結石 ：上部尿路結石，下部尿路結石

排尿機能障害 ：前立腺肥大症，過活動膀胱，神経因性膀胱

女性泌尿器疾患 ：腹圧性尿失禁，膀胱・性器脱

ｱﾝﾄﾞﾛﾛｼﾞｰ(男性学) ：男性不妊症，男性更年期障害

性機能障害 ：勃起障害（ED）

小児泌尿器 ：停留精巣，陰嚢水腫，水腎症，尿道下裂

腎不全、腎移植 ：

尿路外傷 ：

増加している疾患

腫瘍 ：腎、 尿路上皮(腎盂・尿管・膀胱)

前立腺、 精巣、 陰茎、副腎

炎症性疾患 ：複雑性尿路感染症、 性（器）感染症

尿路結石 ：上部尿路結石、下部尿路結石

排尿機能障害 ：前立腺肥大症、過活動膀胱、神経因性膀胱

女性泌尿器疾患 ：腹圧性尿失禁、膀胱・性器脱

アンドロロジー ：男性不妊症、男性更年期障害

性機能障害 ：勃起障害（ED）

小児泌尿器 ：停留精巣、陰嚢水腫、水腎症、尿道下裂

腎不全、腎移植 ：

尿路外傷 ：

老若男女

間口は狭いが奥行が深い

増加傾向の疾患が多い

ﾊﾞﾗｴﾃｨに富む

腎・泌尿器外科

最近話題の治療

前立腺がん 手術支援ロボット(da Vinci)

前立腺肥大症 ﾚｰｻﾞｰ核出術 (HoLEP)

尿路結石治療 ESWL + f-TUL

男性不妊 ﾘﾌﾟﾛﾀﾞｸｼｮﾝｾﾝﾀｰ

最新の臨床（手術）教育システム

TV会議システム

腎・泌尿器外科の診療(研修)体制

腎・泌尿器外科

最近話題の治療

前立腺がん 手術支援ロボット(da Vinci)

前立腺がんの治療 外来発見がん 検診発見がん

臨床的重要度の評価

治療の特性、効果、有害事象を理解し、 自分自身の進行リスクやライフスタイルにあった治療法の選択

無治療 経過観察

前立腺 全摘除術 放射線療法 内分泌療法 化学療法

PSAをﾓﾆﾀﾘﾝｸﾞ しながら治療介入時期まで経過観察

ﾘﾆｱｯｸ IMRT 小線源療法 粒子線治療

前立腺がんの治療 外来発見がん 検診発見がん

臨床的重要度の評価

治療の特性、効果、有害事象を理解し、 自分自身の進行リスクやライフスタイルにあった治療法の選択

無治療 経過観察

前立腺 全摘除術 放射線療法 内分泌療法 化学療法

PSAをﾓﾆﾀﾘﾝｸﾞ しながら治療介入時期まで経過観察

ﾘﾆｱｯｸ IMRT 小線源療法 粒子線治療

手術支援ロボット da Vinci 6月ｽﾀｰﾄ

安全性 手術中の出血量が少ない 神経などの機能温存に優れる 機能性 術後の回復が早い 確実性 内視鏡の拡大3D映像により、肉眼より

正確に見ることができる。人間の手 以上の複雑で繊細な手術が可能 低侵襲性 腹腔鏡下手術のため切開範囲が小さい

DA VINCI

DA VINCI

腎・泌尿器外科

最近話題の治療

前立腺肥大症 ﾚｰｻﾞｰ核出術 (HoLEP)

低侵襲治療：

高温度療法 尿道ステント

前立腺肥大症の治療法と侵襲性

侵襲性（副作用・合併症のリスク）

治療効果

薬物療法

手術療法

低侵襲治療

手術療法が必要なケース 尿閉をくりかえす 前立腺肥大症による以下の場合 尿路感染症や血尿をくりかえす 膀胱結石を合併する 腎機能障害をきたす 薬物療法で症状・残尿が改善しない

術式 適応 欠点 備考 開放手術 大きな前立腺に有効、長期効

果あり。周術期合併症多い。

経尿道的前立腺切除術（TUR-P）

中等度までの肥大症が適応。出血と低ﾅﾄﾘｳﾑ血症に注意

標準的治療法

生理食塩水潅流経尿道的前立腺切除術

(bipolar-TURP)

効果はTUR-Pと同等。 低ﾅﾄﾘｳﾑ血症なし・出血が少ない（TUR-Pより安全）。

ﾎﾙﾐｳﾑﾚｰｻﾞｰ前立腺核出術（HoLEP）

適応は前立腺体積によらない。効果とその持続性は良好

経尿道的前立腺剥離術（TUEB）

効果はＨｏＬＥＰと同等。 ﾚｰｻﾞｰが不要。検討が不十分

組織内ﾚｰｻﾞｰ凝固術 合併症が少ない。 効果の持続性が不十分

高密度焦点式超音波治療（HIFU）

適応となる前立腺条件が限られる。効果の持続性が不十分

前立腺肥大症の治療； 外科治療

推奨グレード： A

推奨グレード： C1

推奨グレード： C1

推奨グレード： B

推奨グレード： A

推奨グレード： A

推奨グレード： C1

術式 適応 欠点 備考 開放手術 大きな前立腺に有効、長期効

果あり。周術期合併症多い。

経尿道的前立腺切除術（TUR-P）

中等度までの肥大症が適応。出血と低ﾅﾄﾘｳﾑ血症に注意

標準的治療法

生理食塩水潅流経尿道的前立腺切除術

(bipolar-TURP)

効果はTUR-Pと同等。 低ﾅﾄﾘｳﾑ血症なし・出血が少ない（TUR-Pより安全）。

ﾎﾙﾐｳﾑﾚｰｻﾞｰ前立腺核出術（HoLEP）

適応は前立腺体積によらない。効果とその持続性は良好

経尿道的前立腺剥離術（TUEB）

効果はＨｏＬＥＰと同等。 ﾚｰｻﾞｰが不要。検討が不十分

組織内ﾚｰｻﾞｰ凝固術 合併症が少ない。 効果の持続性が不十分

高密度焦点式超音波治療（HIFU）

適応となる前立腺条件が限られる。効果の持続性が不十分

前立腺肥大症の治療； 外科治療

推奨グレード： A

推奨グレード： C1

推奨グレード： C1

推奨グレード： B

推奨グレード： A

推奨グレード： A

推奨グレード： C1

前立腺肥大症の治療； 外科的治療

経尿道的前立腺切除術 標準的手術療法

欠点 技術の習得がやや難しい 手術時間がやや長い ﾚｰｻﾞｰ装置(高価)の購入が必要

利点 出血量が少ない( 輸血の準備不要 ) 大きな前立腺への適応が可能 術後カテーテル留置期間の短縮 入院期間の短縮 再発の可能性がほとんどない

HOLEP

腎・泌尿器外科

最近話題の治療

尿路結石治療 ESWL + f-TUL

ESWL 単独治療の問題点 しばしば 採石片が残る 5年以内の再発率 20-60%

ESWL , F-TUL

上部尿路結石の治療法 積極的治療・・・体外衝撃波結石破砕術（ESWL）

衝撃波を結石に集中させて破砕する治療法 排石は尿流とともに流れてくるのを待つ

ESWL , F-TUL 上部尿路結石の治療法 積極的治療・・経尿道的砕石術（f-TUL）

腎・泌尿器外科

最近話題の治療

男性不妊 ﾘﾌﾟﾛﾀﾞｸｼｮﾝｾﾝﾀｰ

造精機能障害を手術的に改善すると理解されている 顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術を行っている。 非閉塞性無精子症に対して顕微鏡下精巣内精子回収術 （micro TESE)を行える。精子が回収できると顕微授精が 可能になる(無精子症でも決して諦めてはいけない)。 閉塞性無精子症に対して精管ー精管吻合、精管ー精巣上体管

吻合術を行い射出精子の出現を期待して自然妊娠を目指す。 ダビンチが稼働することに伴い、上記手術の成績を上げる ために、ダビンチによる精路再建術を本邦で初めての チャレンジングな手術を計画している。 責任者 男性不妊部門長 岩本晃明

『リプロダクションセンター』

男性不妊部門の診療の特徴

腎・泌尿器外科

最新の臨床（手術）教育システム

TV会議システム

ＴＶ会議システム

導入の背景

体腔鏡手術：

一部の拠点病院以外での普及が十分とはいえない。

その理由：

単一施設における症例数が十分にない。

体腔鏡手術の教育システムが整備されていない （ﾄﾚｰﾆﾝｸﾞ体制の不備，教育媒体の不足，

遠隔地域では直接の手術指導を日々行えない）

目的

当院と拠点病院と連携し、双方向で結んだ体腔鏡手術 TVｶﾝﾌｧﾚﾝｽを実施し交流することで、体腔鏡手術の

新たな教育システムを構築する。

ＴＶ会議システム

導入における目的と期待される効果

特定の疾患が豊富な施設、先進技術に挑戦している施設

と体腔鏡手術TVｶﾝﾌｧﾚﾝｽを通して情報交換することにより

各病院の若手医師ののｽｷﾙｱｯﾌﾟを目指す。

周辺施設とのｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ強化

遠隔施設ｽﾀｯﾌの体腔鏡手術における技術の維持、向上

本ｼｽﾃﾑの運用により指導者(技術認定医)が育成され、

体腔鏡手術を導入する関連施設が増えることで、若手

医師に対する教育拠点が増加(地域医療レベルの向上)。

ＴＶ会議システム

当院の接続機器

ＴＶ会議システム

各施設との連携

国際医療福祉大学病院が親機となり

筑波大学、日立総合病院、茨城県立中央病院、

亀田総合病院 と接続 （本院と他3病院との接続可能）

画像は ﾊｲﾋﾞｼﾞｮﾝによる高画質画像

カンファレンス中 各病院からもプレゼンテーション、

質疑応答が行える。

ＴＶ会議システム

ＴＶ会議システム

2013/5/14

ＴＶ会議システム

2013/5/14

ＴＶ会議システム

2013/5/14

2013/5/14

腎・泌尿器外科

腎・泌尿器外科の診療体制

腎・泌尿器外科の診療体制

月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜

8:00 – 9:00-

回診 外来

回診 外来

回診 外来 手術

回診 外来 手術

回診 外来 手術

回診 外来

PM 検査 処置 ESWL

検査 処置 ESWL

手術

手術

手術

検査 処置 ESWL

17:00～ 回診 回診 回診 症例検討

回診 X線ｶﾝﾌｧ

回診 抄読会

回診

外来・入院患者数（平成24年度実績） 外来患者 約 1400名／月 入院患者数 約 50名／月

手術件数（月間平均）（平成24年度実績） 約 30件／月 内訳；

観血的前立腺手術（根治的前立腺全摘術） 5件， 腎手術（根治的腎摘,腎尿管全摘,腎部分切除など） 2件， 内視鏡手術（経尿道的前立腺切除、経尿道的膀胱腫瘍切除、 経尿道的結石砕石など） 9件， 小児手術（停留精巣、陰嚢水腫、包茎手術） 1件 系統的前立腺針生検術 13件， ＊体外衝撃波結石破砕術 14件

診療実績

診療実績 経験できる検査

尿路造影検査(静脈性尿路造影, 順行性・逆行性腎盂造影, 逆行性尿道造影

，排泄時膀胱造影，ﾁｪｰﾝ膀胱造影など) 約10件，

CT 約110件， MRI 約32件， RI 約10件， 内視鏡 約50件，

経直腸超音波検査 約25件，腹部超音波検査 約45件など

経験できる手技 膀胱尿道ﾌｧｲﾊﾞｰｽｺｰﾌﾟ，尿管鏡（ﾌｧｲﾊﾞｰｽｺｰﾌﾟ），経腹的超音波検査、直腸診，経直腸的超音波検査，尿道ｶﾃｰﾃﾙ留置，膀胱瘻造設術，経皮的腎瘻造設術，

尿道拡張術（ﾌﾞｼﾞｰ）、尿管ｶﾃｰﾃﾙ挿入，尿管ｽﾃﾝﾄ留置，X線検査（静脈性尿路

造影，逆行性尿道造影，排尿時膀胱尿道造影，ﾁｪｰﾝ膀胱造影，経皮的順行性腎盂造影，逆行性腎盂造影，精管精嚢造影など），尿流動態検査（尿流測定，

膀胱内圧測定，残尿測定），経直腸超音波ｶﾞｲﾄﾞ下前立腺針生検，

体外衝撃波結石破砕術(ESWL)，精巣生検 など

私たちと一緒に がんばりませんか。

国際医療福祉大学病院

腎・泌尿器外科

内田克紀 (指導医・専門医)

稲井広夢 (指導医・専門医)

遠藤 剛 (専門医)

内田将央 (専門医) 研修医 指導医

指導医

専門医 専門医

認定看護師