お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan...

16
お客さま本位の業務運営に関する取組状況 「お客さま本位」の対応の徹底に向けて(再発防止策等) お客さま本位の業務運営の実践に向けた企業文化の定着 お客さま本位の良質な金融サービスの開発・提供 お客さま本位の情報提供およびコンサルティングの実践 利益相反管理態勢の整備 人材育成・業績評価 取組状況の確認等 お客さま本位の業務運営に関する基本方針 お客さま本位の業務運営の実践に向けた企業文化の定着 (基本方針1お客さま本位の業務運営の実践に向け、お客さま志向の商品・サービスの追求、 お客さまの期待に応えるサービスを目指した専門性の向上等を「経営理念」に明記 し、また「行動指針」「勧誘方針」を制定して取り組みを推進しています。 お客さま本位の業務運営の徹底に向け、当社代表執行役社長を委員長とした「サ ービス向上委員会」を設置いたしました。お客さまからお寄せいただいた声を同委 員会においてより一層当社サービスに反映してまいります。 代表執行役社長 (委員長) 営業 FD執行役 (事務局) 事務 コンプラ イアンス 人事 社風 各執行役 お客さまの声 委員会による改善実績(例) 資産運用商品高齢者販売ルールの見直し わかりやすいツール策定に向けた改訂 〈サービス向上委員会運営イメージ〉 商品・ サービス の改善 サービス向上委員会 当社では、幅広いお客さまに良質な金融商品・サービスをご提供するため「『やっ ぱり、ゆうちょ』と言われることを、もっと。」のスローガンのもと、「お客さま本 位の業務運営に関する基本方針」を制定し、取り組んでいます。 2019年度は、ご高齢のお客さま(70 歳以上)に対する投資信託の販売に関する社内 規則違反の発生を受け、改めてお客さま本位の原点に立ち返り、「社員への研修」 「お客さま向け販売ツールの充実」「内部管理・監査体制強化」に取り組んできたこ とに加え、さらなるお客さま本位の業務運営の徹底に向け、代表執行役社長を委員長 とした「サービス向上委員会」を設置いたしました。 「お客さま本位の業務運営に関する基本方針」のもと、お客さまにとって「最も身 近で信頼される銀行」として、お客さまの安定的な資産形成と経済の持続的成長に貢 献できるよう、引き続き、経営陣が責任を持って取り組んでまいります。 ※ 日本証券業協会から示された「高齢顧客への勧誘による販売に係るガイドライン(2013年10月)」に則り定め た、「勧誘前」の管理者承認を怠っていたという社内規則違反。 1

Transcript of お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan...

Page 1: お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan …...お客さまのライフサイクルやニーズに合わせ、長期・積立・分散投資による中長期的に

お客さま本位の業務運営に関する取組状況

「お客さま本位」の対応の徹底に向けて(再発防止策等)

1 お客さま本位の業務運営の実践に向けた企業文化の定着

2 お客さま本位の良質な金融サービスの開発・提供

3 お客さま本位の情報提供およびコンサルティングの実践

4 利益相反管理態勢の整備

5 人材育成・業績評価

6 取組状況の確認等

お客さま本位の業務運営に関する基本方針

1 お客さま本位の業務運営の実践に向けた企業文化の定着 (基本方針1)

・ お客さま本位の業務運営の実践に向け、お客さま志向の商品・サービスの追求、お客さまの期待に応えるサービスを目指した専門性の向上等を「経営理念」に明記し、また「行動指針」「勧誘方針」を制定して取り組みを推進しています。

・ お客さま本位の業務運営の徹底に向け、当社代表執行役社長を委員長とした「サービス向上委員会」を設置いたしました。お客さまからお寄せいただいた声を同委員会においてより一層当社サービスに反映してまいります。

代表執行役社長(委員長)

営業

FD執行役(事務局)

事務コンプライアンス

人事 社風

各執行役

お客さまの声

■ 委員会による改善実績(例)・ 資産運用商品高齢者販売ルールの見直し・ わかりやすいツール策定に向けた改訂 等

〈サービス向上委員会運営イメージ〉

商品・サービスの改善

サービス向上委員会

当社では、幅広いお客さまに良質な金融商品・サービスをご提供するため「『やっぱり、ゆうちょ』と言われることを、もっと。」のスローガンのもと、「お客さま本位の業務運営に関する基本方針」を制定し、取り組んでいます。

2019年度は、ご高齢のお客さま(70 歳以上)に対する投資信託の販売に関する社内規則違反※の発生を受け、改めてお客さま本位の原点に立ち返り、「社員への研修」「お客さま向け販売ツールの充実」「内部管理・監査体制強化」に取り組んできたことに加え、さらなるお客さま本位の業務運営の徹底に向け、代表執行役社長を委員長とした「サービス向上委員会」を設置いたしました。

「お客さま本位の業務運営に関する基本方針」のもと、お客さまにとって「最も身近で信頼される銀行」として、お客さまの安定的な資産形成と経済の持続的成長に貢献できるよう、引き続き、経営陣が責任を持って取り組んでまいります。

※ 日本証券業協会から示された「高齢顧客への勧誘による販売に係るガイドライン(2013年10月)」に則り定めた、「勧誘前」の管理者承認を怠っていたという社内規則違反。

1

Page 2: お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan …...お客さまのライフサイクルやニーズに合わせ、長期・積立・分散投資による中長期的に

2 お客さま本位の良質な金融サービスの開発・提供 (基本方針2)

※ 設置場所については、こちらをご覧ください。

【当社ATMのネットワーク(2020年3月末現在) 】

(1) お客さまへの良質な金融サービスの提供

① 全国約24,000局の郵便局ネットワーク・ATM環境の整備

② すべてのお客さまに安心してご利用いただけるサービスの提供

ご高齢やお身体の不自由なお客さまに安心してご利用いただけるよう、店舗のバリアフリー化や点字サービスを提供しています。

③ お問い合わせへの対応

「ゆうちょコールセンター」、「投資信託コールセンター」等を設置し、お客さまの各種お問い合わせに対応しています。

ゆうちょダイレクトについては、当社ホームページ上で、原則24時間365日※、AI(人工知能)オペレータがチャットにより自動でお問い合わせに対応しています。 ※システムメンテナンス等によるサービス休止期間を除きます。

・ 全国各地に設置している当社ATMを多くのお客さまにご利用いただけるよう、当社口座での預け入れ・引き出し手数料は無料としております。

・ 16言語対応ATMを、ファミリーマートや空港等に設置し、お客さまの利便性向上に取り組んでいます。

・ すべての都市銀行・地方銀行など、約1,400社のカードがゆうちょ銀行ATMでご利用いただけます。

当社のATM設置台数:32,005台うち、ファミリーマートの設置台数:5,158台 16言語対応ATMの設置台数:5,251台

■ 目の不自由なお客さまにも安心してご利用いただけるよう、店舗に点字ブロックを設置しております。(写真は博多店です)

④ 資産運用商品に関するニーズの把握

個々のお客さまにふさわしい商品をご提供するため、ご購入前のお客さまに知識、経験、財産の状況、ご購入目的等をお伺いするためのツールを導入しております。

2

Page 3: お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan …...お客さまのライフサイクルやニーズに合わせ、長期・積立・分散投資による中長期的に

1.「お客さま本位」の金融商品・サービスの提供

投資経験の少ないお客さまが制度や商品の内容を十分ご存知なかったために不利益を被ることがないよう、「より見やすく、読みやすく、分かりやすい」内容となるよう、各種チラシの見直しを行いました。

⑤ 「見やすく・読みやすい・わかりやすい」資料のご提供

(2) お客さまの多様なニーズを踏まえた商品・サービスの開発

経験の少ないお客さまにも安心してご利用いただけるよう、簡単で分かりやすい商品を数多く取り揃え、また、お客さまの多様なライフサイクルの変化に対応するため、商品サービスの一層の充実に取り組んでいます。

【追加ファンド一覧】

① 資産運用商品サービスの充実

② 商品選定スキーム

お客さまに安心してご購入いただけるよう、当社が販売会社として新たに資産運用商品を採用する際には、商品の定量評価(パフォーマンス)・定性評価(商品性等)、運用会社の定性評価(サポート体制等)を行っています。

※ 当社の資産運用商品一覧はこちらをご覧ください。

ファンド名

三菱UFJ国際 ターゲットリターン・ファンド(2%コース)

One ターゲットリターン・ファンド(4%コース)

世界8資産リスク分散バランスファンド(目標払出し型)

【「より見やすく、読みやすく、わかりやすい」内容へ改訂したチラシ】

■ 変額年金保険の商品特性をお客さまにより一層わかりやすくお伝えするため、チラシを改訂いたしました。

■ 2019年10月より、これから資産形成をはじめられるお客さまにとって、より見やすく、読みやすいデザインとなるよう、チラシを改訂いたしました。

■ 資産運用を通じて達成したい中長期的な目標に向けて、目標とする金額・時期・必要なリターンが明確なお客さまの「資産を殖やしたい」というニーズや、セカンドライフにおける「資産を使いながら運用したい」というニーズに対応すべく、ファンドを追加しました。

※ 2020年6月26日現在のチラシです。

3

Page 4: お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan …...お客さまのライフサイクルやニーズに合わせ、長期・積立・分散投資による中長期的に

③ スマホ・決済サービスの提供・利用促進

お客さまの利便性の向上に向けてスマホ・決済サービスの充実に努めており、ゆうちょPayをご利用いただけるネットワークの拡大や、新たなスマホ・決済サービスとして「ゆうちょ通帳アプリ」「ゆうちょ認証アプリ」等のアプリの提供を開始いたしました。

■ キャッシュカードをご利用の口座があれば残高等がスマートフォンからご確認いただける、「ゆうちょ通帳アプリ」の取り扱いを開始いたしました。

■ 「ゆうちょダイレクト」のログイン時の本人認証(指紋または顔認証)および送金時の本人認証(予め登録したPINコード)としてご利用いただけます。

■ ゆうちょPayを、約10万店(一部郵便局含む)でご利用いただくことが可能になりました。

【ゆうちょPayの使えるお店拡大】

【ゆうちょ通帳アプリの導入】

【ゆうちょ認証アプリの導入】

ゆうちょPay PRキャラクター「ペイレンジャ―」

4

Page 5: お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan …...お客さまのライフサイクルやニーズに合わせ、長期・積立・分散投資による中長期的に

3 お客さま本位の情報提供およびコンサルティングの実践 (基本方針3)

① 適切な情報提供・コンサルティング

投資信託保有顧客数・投資信託預かり残高※

■ 投資信託の商品性をご理解いただけるよう、わかりやすく丁寧にご提案し、多くのお客さまにご利用いただいています。

※年度末における投資信託残高(当日基準価額)

投資信託預かり残高

投資信託保有顧客数

【アプリ画面イメージ】

お客さまの一人ひとりのライフプランやニーズに合わせ、長期・積立・分散投資による中長期的に安定した資産形成の最適なご提案を行うため、お客さまのライフイベントに必要となる資金を踏まえたマネープランニングに向けた取り組みを強化いたしました。

■ ライフスタイルが多様化する現在、お客さま一人ひとりのライフプランに基づいたご提案を行うことを目指し、各種シミュレーションが可能なアプリを用いたご提案を開始いたしました。

■ 投資信託の商品性をご理解いただけるよう、わかりやすく丁寧にご提案し、多くのお客さまにご利用いただいています。

KPI

(兆円)

(万人)

0

1

2

3

18年3月末 19年3月末 20年3月末

0

20

40

60

80

18年3月末 19年3月末 20年3月末

5

Page 6: お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan …...お客さまのライフサイクルやニーズに合わせ、長期・積立・分散投資による中長期的に

ファンドの決算回数別販売額

iDeCo※契約件数

■ 毎月分配型商品のご購入をご希望のお客さまには、お客さまのニーズを踏まえたうえで、商品の特性を丁寧にご説明し、ご理解いただいています。

■ 資産形成層(50歳未満のお客さま)は、一般的に分配金のニーズが低いことから、分配(決算)回数の少ない商品をご提案しています。

■ 税制上の優遇措置について、お客さまに分かりやすく丁寧にご説明し、豊かな老後生活を送るための資産形成方法として、「iDeCo」をご提案しています。

※「iDeCo」は3つの税制メリット(拠出時・運用時・給付時)があり、老後の資産形成の一助となる制度です。

平均保有期間※

■ 「長期投資」のメリットを、お客さまにご理解いただけるよう、丁寧にご説明しています。

※(前年度末残高+年度末残高)÷2÷(年度内解約額+償還額)

KPI

KPI

KPI

0%

20%

40%

60%

80%

100%

0

500

1,000

1,500

2,000

17年度 18年度 19年度

(うち、資産形成層)

(億円)

0%

20%

40%

60%

80%

100%

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

17年度 18年度 19年度

毎月決算型販売割合(右目盛)

毎月決算型販売割合(右目盛)

(万件)

(年)

0

2

4

6

8

17年度 18年度 19年度

■年12回 ■年6回 ■年4回 ■年2回 ■年1回

■年12回 ■年6回 ■年4回 ■年2回 ■年1回

(億円)

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

18年3月末 19年3月末 20年3月末

6

Page 7: お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan …...お客さまのライフサイクルやニーズに合わせ、長期・積立・分散投資による中長期的に

積立契約保有顧客数※

コアファンド※保有顧客数(再掲:複数ファンド保有顧客数)

つみたてNISA※口座数(再掲・資産形成層)

■ 長期・積立・分散投資による中長期的に安定した資産形成に向け、投資経験の浅いお客さまや資産形成層(50歳未満)のお客さまを含めた多くのお客さまに「つみたてNISA」をご提案しています。

※ 「つみたてNISA」は、少額からの長期・積立・分散投資が特徴の非課税制度です。

■ 少額で始めることができ、時間分散の効果が期待できる投資信託自動積立をご提案しています。

※ 年度内に引き落としがあったお客さま

を対象としています。

■ 資産分散投資の効果が期待できるコアファンドをわかりやすく丁寧にご提案しています。

※ 「コアファンド」は安定的な運用を目指す複数資産運用(バランス)ファンドです。

KPI

KPI

KPI

(万人)

(万人)

(万口座)

0

5

10

15

20

18年3月末 19年3月末 20年3月末

つみたてNISA再掲:資産形成層

0

5

10

15

20

17年度 18年度 19年度

0%

20%

40%

60%

80%

100%

0

20

40

60

18年3月末 19年3月末 20年3月末

コアファンド保有顧客数

再掲:複数ファンド保有顧客数

コアファンド保有割合(右目盛)

7

Page 8: お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan …...お客さまのライフサイクルやニーズに合わせ、長期・積立・分散投資による中長期的に

投資信託購入者数(インターネット利用)※

■ 多くのお客さまに「ゆうちょダイレクト」を利用して、投資信託をご購入いただいております。

※ インターネットバンキング「ゆうちょダイレクト」を利用して投資信託をご購入いただいたお客さま

KPI

0%

10%

20%

30%

40%

0

2

4

6

17年度 18年度 19年度

(万人)

インターネット利用割合(右目盛)

8

Page 9: お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan …...お客さまのライフサイクルやニーズに合わせ、長期・積立・分散投資による中長期的に

運用損益別顧客比率

(共通KPIの算出方法)運用損益別顧客比率:(基準日時点の評価金額+累計受取分配金額+累計売付金額-累計買付金額)

÷基準日時点の評価金額※ 基準日時点で投資信託を保有するお客さまのファンドに限る

共通KPI

■ 投資信託における運用損益は、2020年3月末時点では約33%のお客さまが「プラス」となりました。

■ 新型コロナウイルスに端を発する市況悪化を受け、前年同月値(約76%)からは、大幅に減少しておりますが、2020年5月末時点では約53%と、足許の水準は回復してきております。

■ 特に、保有期間が5年目以上のお客さまに限ると、2020年3月末時点で約68%、2020年5月末時点では約78%の方の運用損益が「プラス」となっております。長期保有いただくと「プラス」となる傾向があることから、引き続き、長期投資のご提案に努めてまいります。

33%のお客さまがプラス 76%のお客さまがプラス(2019.3末)

0% 0% 1%

22%

48%

18%

7%4%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

(参考) 運用損益別顧客比率(保有年数※5年目以上) (参考) 保有年数※別の損益状況

68%のお客さまがプラス

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1年目

2年目

3年目

4年目

保有年数

5年目以上

プラス マイナス

※ 当社で購入した投資信託商品の保有年数なお、複数の商品を保有されているお客さまの運用損益については、当社で初回に購入された

商品を保有期間の起算点として算出

1% 1%

20%

46%

14% 12%

4% 3%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

2% 1%

11%

17% 16%

34%

10%8%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

9

Page 10: お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan …...お客さまのライフサイクルやニーズに合わせ、長期・積立・分散投資による中長期的に

投資信託預かり残高上位20銘柄のコスト・リターン/リスク・リターン 共通KPI

■ 残高上位20銘柄の過去5年間の平均コストは1.58%、平均リスクは7.91%、平均リターンは0.11%でした。

■ 2019年3月末値と比較すると、コスト・リスクは横ばい、リターンは減少しております。

■ 主な要因としては、相対的に市況が好調であった期間が参照期間外になるとともに、2020年1月にかけての新型コロナウイルスに端を発する市況悪化期間が参照期間内となったことが挙げられます。(参考データは12ページをご覧ください。)

リターン

<コスト・リターン>

(2019.3末)

残高加重平均値(◆)

コスト リターン

1.60% 5.08%

残高加重平均値(◆)

コスト リターン

1.58% 0.11%

-5%

0%

5%

10%

15%

20%

0% 1% 2% 3%

-5%

0%

5%

10%

15%

20%

0% 1% 2% 3%

リターン

コスト 高低

コスト 高低

10

Page 11: お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan …...お客さまのライフサイクルやニーズに合わせ、長期・積立・分散投資による中長期的に

残高加重平均値(◆)

リスク リターン

7.91% 0.11%

<リスク・リターン>

(共通KPIの算出方法)・コスト:基準日時点の販売手数料率×1/5+信託報酬率・リスク:過去5年間の月次リターンの標準偏差(年率換算)・リターン:過去5年間のトータルリターン(年率換算)

※ 販売手数料は最低販売金額の料率、信託報酬率は目論見書上の実質的な上限料率を使用※ 設定後5年以上経過しているファンドに限定※ 分配金再投資後の基準価額を使用

(2019.3末)

残高加重平均値(◆)

リスク リターン

8.08% 5.08%

リターン

低 -5%

0%

5%

10%

15%

20%

0% 5% 10% 15% 20%

-5%

0%

5%

10%

15%

20%

0% 5% 10% 15% 20%

リスク 高低

リターン

リスク 高低

11

Page 12: お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan …...お客さまのライフサイクルやニーズに合わせ、長期・積立・分散投資による中長期的に

ファンド コスト リスク リターン

1 東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型) 1.3% 3.44% 0.62%

2 スマート・ファイブ(毎月決算型) 1.9% 4.81% 1.63%

3 DIAM世界リートインデックスファンド(毎月分配型) 1.5% 17.42% -4.02%

4 ダイワ・USーREIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし) 2.2% 16.77% -1.93%

5 東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型) 1.3% 3.44% 0.62%

6 野村世界6資産分散投信(分配コース) 1.1% 6.34% 0.34%

7 野村世界6資産分散投信(安定コース) 1.0% 4.70% 0.72%

8 ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型) 2.5% 13.62% 0.00%

9 三菱UFJ先進国高金利債券ファンド(毎月決算型) 1.7% 7.02% 1.03%

10 スマート・ファイブ(1年決算型) 1.9% 4.81% 1.61%

11 日興五大陸債券ファンド(毎月分配型) 1.5% 5.99% 0.05%

12 野村世界6資産分散投信(成長コース) 1.2% 12.75% 0.30%

13 大和ストックインデックス225ファンド 1.0% 17.07% 1.20%

14 MHAM Jリートアクティブファンド(毎月決算型) 1.5% 13.00% 0.24%

15 DIAM世界好配当株式ファンド(毎月決算型) 1.9% 15.59% -3.32%

16 ダイワ成長国セレクト債券ファンド(毎月決算型) 1.8% 11.54% -3.35%

17 ニッセイ日本債券ファンド(毎月決算型) 1.1% 0.81% 0.27%

18 野村米国ハイ・イールド・ファンド(毎月決算型) 2.4% 11.50% -1.88%

19 日興五大陸株式ファンド 1.6% 17.49% -0.37%

20 新光日本小型株ファンド 2.4% 17.90% 7.16%

<投資信託預かり残高上位の20銘柄(設定後5年以上経過ファンド)>

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

20,000

22,000

24,000

26,000

28,000

30,000

32,000

13.3 13.9 14.3 14.9 15.3 15.9 16.3 16.9 17.3 17.9 18.3 18.9 19.3 19.9 20.3

日経平均 NYダウ

今回の参照期間

前回の参照期間

(年月)

(円・$)

【参考】日経平均株価・NYダウの推移

(2019.3末)

ファンド コスト リスク リターン1 東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型) 1.23% 2.25% 3.38%2 スマート・ファイブ(毎月決算型) 1.88% 4.53% 3.53%3 DIAM世界リートインデックスファンド(毎月分配型) 1.46% 14.11% 8.47%4 ダイワ・US−REIT・オープン (毎月決算型) Bコース(為替ヘッジなし) 2.18% 15.56% 9.96%5 野村世界6資産分散投信(分配コース) 1.07% 6.69% 3.57%6 野村世界6資産分散投信(安定コース) 0.99% 4.13% 3.67%7 三菱UFJ 先進国高金利債券ファンド(毎月決算型) 1.62% 8.03% 1.37%8 ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型) 2.44% 10.85% 3.95%9 日興五大陸債券ファンド(毎月分配型) 1.51% 7.13% 1.95%10 スマート・ファイブ(1年決算型) 1.88% 4.54% 3.51%11 野村世界6資産分散投信(成長コース) 1.14% 11.68% 6.68%12 大和ストックインデックス225ファンド 0.99% 15.69% 8.85%13 DIAM世界好配当株式ファンド(毎月決算型) 1.84% 13.44% 3.57%14 ダイワ成長国セレクト債券ファンド(毎月決算型) 1.88% 10.26% -0.91%15 野村米国ハイ・イールド・ファンド(毎月決算型) 2.48% 10.06% 3.71%16 MHAM Jリートアクティブファンド(毎月決算型) 1.51% 8.74% 8.30%17 ニッセイ日本債券ファンド(毎月決算型) 1.13% 0.65% 0.53%18 日興五大陸株式ファンド 1.62% 15.51% 6.90%19 新光日本小型株ファンド 2.38% 16.15% 17.44%20 高金利先進国債券オープン(毎月分配型) 1.68% 6.96% 0.65%

12

Page 13: お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan …...お客さまのライフサイクルやニーズに合わせ、長期・積立・分散投資による中長期的に

【参考】2020年5月末基準の指標の状況

■ 2020年5月末時点で運用損益が「プラス」のお客さまの割合は約53%(保有期間が5年目以上のお客さまに限ると約78%)です。

<運用損益別顧客比率>

<参考>運用損益別顧客比率(保有年数※5年目以上)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1年目

2年目

3年目

4年目

保有年数

5年目以上

プラス マイナス

(参考) 保有年数※別の損益状況

※ 当社で購入した投資信託商品の保有年数なお、複数の商品を保有されているお客さまの運用損益については、当社で初回に購入された

商品を保有期間の起算点として算出

1% 0%

5%

40%

32%

13%

5%3%

0%

10%

20%

30%

40%

50%53%のお客さまがプラス

2% 1%5%

15%

21%

34%

14%

9%

0%

10%

20%

30%

40%

50%78%のお客さまがプラス

13

Page 14: お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan …...お客さまのライフサイクルやニーズに合わせ、長期・積立・分散投資による中長期的に

ご高齢のお客さまに安心して資産運用商品をご購入いただけるよう、販売時における社内ルールの見直しやパンフレットの作成、また高齢者対応に向けた研修を強化いたしました。

ホームページ等を通じて、お客さまに資産運用に関する各種情報を発信しております。特に、資産運用を始めるお客さまに向けた資産運用セミナーを開催いたしました。

② 手数料のご説明

④ ご高齢のお客さまに向けた対応

⑤ 資産運用にかかる情報提供

■ ご高齢のお客さまにも安心して資産運用を始めていただけるよう、パンフレットを作成いたしました。

資産運用セミナー回数※

1,541回

例)ご高齢のお客さま向けパンフレットの作成

※年度内累計開催回数

③ 商品をご購入いただいた後の対応(アフターフォロー)

お客さまに手数料を明確にお伝えするため、お客さまの購入時、個々に手数料シミュレーションを行い、ご説明しております。

投資信託をご利用いただいている全てのご高齢のお客さまに対し、当社、および郵便局社員によるアフターフォローを2019年度から実施しております。コロナウイルス感染拡大による市場変動への対応として、お客さまの不安を緩

和し、冷静かつ慎重な投資判断を行っていただくことが必要との考えから、投資環境や基準価額下落の要因等について、お客さまへのご説明を実施しております。

※ 2020年6月26日現在のパンフレットです。

14

Page 15: お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan …...お客さまのライフサイクルやニーズに合わせ、長期・積立・分散投資による中長期的に

4 利益相反管理態勢の整備 (基本方針4)

・ 当社は利益相反管理統括部署を設置するなど、利益相反の恐れのある取引を適切に把握・管理するための態勢を整備しており、利益相反の恐れのある取引は発生しませんでした。

・ 資産運用商品のご提案時は、商品や販売チャネルに伴う販売手数料等の多寡にかかわらず、お客さまのニーズに沿うと考える商品を提案するよう、社内ルールを徹底しており、また、関連の運用会社商品の販売に特別なインセンティブを付与していません。

※ 日本郵政グループにおける利益相反管理方針はこちらをご覧ください。

ファンドランキング(2019 年度の販売額上位10銘柄)

順位 ファンド名投資対象資産

当社の関連会社

1 東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型) バランス -

2 スマート・ファイブ(毎月決算型) バランス -

3 東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型) バランス -

4 DIAM世界リートインデックスファンド(毎月分配型) REIT -

5 ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型) 海外株式 -

6 ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし) REIT -

7 JP4資産バランスファンド(安定成長コース) バランス ○

8 野村世界6資産分散投信(安定コース) バランス -

9 JP4資産バランスファンド(安定コース) バランス ○

10 大和住銀先進国国債ファンド(リスク抑制型) 海外債券 -

KPI

15

Page 16: お客さま本位の業務運営に関する取組状況 - Japan …...お客さまのライフサイクルやニーズに合わせ、長期・積立・分散投資による中長期的に

5 人材育成・業績評価 (基本方針5)

お客さま本位の業務運営・コンプライアンス(法令等の遵守)の徹底を経営上の重要課題と位置づけ、全社員を対象としたコンプライアンス研修等を実施し、社員意識の更なる向上、人材の育成、商品販売における顧客保護態勢の強化に、取り組んでいます。

① 内部管理体制の充実

② 専門性の向上・資格取得支援

③ 郵便局社員への研修等

郵便局における業務取扱者のコンサルティング力・事務力等の向上に向け、日本郵便株式会社が実施する研修などへの講師派遣や、研修教材の提供などの支援を行いました。

・ 社員の評価については、営業実績、コンプライアンスの観点を含むお客さまサービス、事務品質と生産性の向上、人材育成などについて総合的に評価する仕組みとしております。

・ 資産運用商品に関する営業目標について、より一層の「お客さま本位」の販売を目指し、「販売額から純増目標への一元化」「アフターフォローの実施率」「お客さまアンケートの結果」等を評価に盛り込むなど、評価制度を変更いたしました。

④ 社員への評価

お客さまの多様な資産運用等のニーズに対し、的確な商品・サービスを提案し、堅確な事務を遂行するため、資格取得支援等に取り組んでおります。FPの資格取得支援として、受験料等の助成、テキストの無料配布、通信教育講座の受講料助成およびeラーニングなどの自己啓発環境を提供しています。

【参考】 日本郵政グループ顧客満足度調査結果※

調査時期 :2019年10月17日~11月18日調査対象者:郵便局など(ATM含む)の利用頻度が

月1回以上で、当社の貯金口座を持つ全国20歳以上の個人のお客さま(1,549件)

※当社および郵便局の銀行サービス全体についての調査結果(第12回)

※ 回答率については、小数点第二位を四捨五入し、小数点第一位までを表示しているため、合計数値が100.0%にならない場合があります。

16