「省エネルギー対策」 省エネポイント その1 ·...
Transcript of 「省エネルギー対策」 省エネポイント その1 ·...
1
「省エネルギー対策」~知って得する省エネのノウハウ~
•省エネの意義•省エネの着眼点(Ⅰ)•省エネの着眼点(Ⅱ)•省エネの着眼点(Ⅲ)•契約電力を下げる•冷暖房の省エネ•照明の省エネ•回転体の省エネ•その他
•省エネの意義•省エネの着眼点(Ⅰ)•省エネの着眼点(Ⅱ)•省エネの着眼点(Ⅲ)•契約電力を下げる•冷暖房の省エネ•照明の省エネ•回転体の省エネ•その他
講師:中小企業診断士/EMS審査員/熱エネルギー管理士 NPO法人大阪環境カウンセラー協会 副理事長 宇田吉明 2
省エネポイント その1
チョコ停撲滅点検修理
省エネ課題提案の実施広報・提案啓発活動
省エネ設備の導入省エネ対応機器の導入高効率モーター、トランスの導入
省エネ機器の導入
供給側
給水圧力の最適化性能維持供給側
固定エネルギーの変動化平準化消費側設備改善
空転撲滅、待機時電力の低減アイドリング
設定温度(冷房28℃、暖房20度)空調
エアー洩れ個所の修理
力率改善、休暇時の供給停止ピークカットによる契約電力の変更
不要な蛍光灯・水銀灯の玉抜き不要時の消灯
有効な供給供給側
消費側
消費側
使用区分
照明ムダの排除
漏洩防止機能維持
取組み内容削減方法
3
省エネポイント その2
高効率設備の導入効率を上げる
排熱回収、ドレン回収する
エア洩れ、水洩れ、熱の放熱ロスを防ぐ
集中生産、連続→間欠、
休日・夜間の停止
停める
工程短縮、設備統合廃止(撤去)する
空圧機吐出圧力、ポンプ・ファン流量、コンベア速度設定値を下げる
潤滑不足による摩擦抵抗,
汚れによる抵抗を除去
保全を行う
内 容省エネの手法
4
省エネポイント その3
加減速する設備から放出されるエネルギーを回生し有効利用
回生電力有効利用
高効率モーター、インバーター照明器具の採用
高効率機器採用
機器・モーターのダウンサイジング
インバータによる適正回転数化で無駄な軸動力を削減
負荷に見合った最小電力で運転
空運転防止、インバーターによる起動電力の削減
無駄な運転の防止
力率改善、適正電圧の維持で運転電流を最小化
電流の最小化
内 容省電力のポイント
5
省エネポイント その4
気が付きにくいバイパスからの洩れは無いか
負荷の変動に見合った開度調節流量調節は適切か
不使用のバルブ・ダンパは撤去
抵抗の少ないバルブを使う
配管サイズを大きくする
配管・バルブ等の抵抗は大き過ぎないか
余裕があり過ぎるポンプ・ファンの計画と実際の差は無いか
低負荷による放熱等のロス防止運転条件の計画値と実際値の差は無いか
配管のスケール除去
ストレーナー・フィルタの目詰まり除去
機械・負荷の経年変化が考慮されているか
内 容無駄チェックリスト
6
省エネポイント 空調編(1)
扇風機との併用で冷房温度を上げる(風速1mで約1℃体感温度が下がる)
体感温度を下げる工夫
熱交換型換気扇を採用する換気の熱ロス防止
中間期など外気で空調できる場合は外気の導入を行う場合によってフィルター装置を使う
外気の導入
冷やし過ぎ、暖房し過ぎを防止するために管理温度および管理担当者を決める(通産省の奨励温度:冷房=28℃以上 暖房=20℃以下)
適正温度に管理
余剰冷却水の散水により蒸発潜熱で表面温度を下げる屋根の輻射熱軽減
熱ロスを防止するため天井、壁、床下など断熱施工を行う屋根の塗装には熱線遮断塗料を採用する、設備からの熱ロス防止
建物・設備の断熱施工
窓ガラスや扉のガラスは二重、三重ガラスを採用する二重ガラスの採用
直射が当たらないようにブラインドやカーテンを取り付ける遮断フィルムを張り付ける
窓からの直射防止
内 容項 目
7
省エネポイント 空調編(2)
ゾーン毎の管理温度を決め、きめ細かな温度設定を行う間仕切により管理温度を一段緩くする
ゾーニングによる適正な空調
全体空調から局所空調にするため空調が必要な設備、原料などを集中化する
レイアウトの見直しによる空調の効率化
天井を下げる
間仕切で空調対象空間を小さくする
空調容積の縮小
水の潜熱を利用した冷風装置を採用する水の潜熱利用型空調
短時間の停止により稼働時間を短縮デマンドコントロールによるピークカット
夜間、休日等の消し忘れを防止するためにウィークリータイマーを組み込む
タイマーによる自動停止の組込
凝縮器のスケールを定期的に掃除する除塵フィルターを定期的に掃除する
空調設備のメンテナンス実施
内 容項 目
8
契約電力を下げて儲ける
最大需要電力に基づき当月の契約電力を決定するお客様のご使用実績
89 kw 1 136 kw 9 163 kw
16 4 110 15 12 119 8 156
3 124 11 115 7 135
2 140 10 136 6 108
当月分
※
印
の
最
大
需
用
電
力
が
当
月
の
ご
契
約
電
力
で
す
020
4060
80100
120140
160180
6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月
* 電力料金請求書の右上に書かれている内容
9
契約電力の基本料金
基本料金(円)×(1.85 - 力率 )
使用する負荷設備および受電設備設備の内容,同一業種の負荷率,操業度,1年間を通じての最大需要電力等を基準として,関電との協議によって決定
B,BⅡ
高圧電力
高圧季節別時間帯別電力
使用する負荷設備および受電設備の内容,同一業種の負荷率,1年間を通じての最大需要電力等を基準として,関電との協議によって決定
500kW以上
「実量料金制度」によって決定
(過去1年間の最大需用電力で決定)
A,A Ⅱ
力率改善割引額(円)
500kW未満
「実量料金制度」によって決定(過去1年間の最大需用電力で決定)
業務用電力業務用電力
業務用季節別時間帯別電力業務用季節別時間帯別電力業務用ウィークエンド電力
契約電力の決定方法契約種別
10
契約電力の決定の仕組み
当月を含めて過去1年間の最大需用電力がその月の契約電力
1kwh当たりの契約電力料金 1,660円 → 年間約2万円
※ピーク時に10kwh削減で年間約15~20万円の得※ピーク時に10kwh削減で年間約15~20万円の得
業務用(事務所、病院、商店、飲食店、倉庫等
1kwh当たりの契約電力料金 1,260円 → 年間約1.5万円高圧電力用(工場など6000Vで受電)
11
契約電力を下げる方法~ピークカット対策~
夜間へのシフト工程の改善
生産ラインの負荷
リースによるエンジン発電機の採用ESCOによるコジェネ設備導入ソーラー発電の採用
自家発電
デマンドコントロールガス吸収式空調機・冷水機
空調機の負荷
リースによるエンジン空圧機の採用台数制御インバータ式の採用
空圧機の負荷
省エネ型製品の採用節電、節約運動の展開
省エネ
方法・内容対 象
12
電力のピークカット対策事例
ピークカット対策
・空調機デマンドコントロール
・エンジン空圧機レンタル
・生産シフト
・エンジン発電機
<事例>
ピークカット電力:1,500KW
抑制金額 :3,000万円/年(1,500KW×2万円/KW・年)
要した経費 :900万円/年(レンタル、生産シフト)
13
事務所の暖房のエネルギーコスト比較~灯油が本当に得か?~
1
2
電気ヒーター
5
灯油を1とした場合のコスト比較
55円
109円
267円
1万kcal
当たりコスト
18,210kcal/ 1L
(45円/L)灯油
211,000kcal/ 1m3
(120円/m3)ガス
ヒートポンプ
エアコン(COP値6)
0.8
860Kcal/kwh
(23円/kwh)電気
発熱量(単価)
※ヒートポンプは効率がよいので、灯油より経済的なる場合がある
14
省エネ性能カタログ~エアコンの省エネランキング~
効率COP値とは 投入に対して得られる出力の倍数
最近の省エネラベル
15
省エネ性能カタログ~冷蔵庫の省エネランキング~
16
給湯のエネルギーコスト比較~ガスと電力、どちらが得か?~
1
同左
深夜電力
0.2
1
電気
ヒーター
2.4
ガスを1とした場合のコスト比較
109円
267円
1万kcal
当たりコスト
111,000kcal/ 1m3
120円/m3ガス
ヒートポンプ
COP値3
0.8
860Kcal/kwh
(23円/kwh)電気
発熱量
単価
17
冷房、冷蔵、冷凍の1系統化~店舗の省エネ~
<熱回収><二段圧縮方式><DCインバーター圧縮機><DCインバーター室外ファン>冷凍・冷蔵・空調の1系統化により従来システムに比べ、消費電力量を約50%削減
18
住まいの省エネ~家から逃げる熱(入る熱)~
窓 48%
床 10%
壁 19%
換気 17%
屋根 6%木造2階建て
省エネルギーの配慮•屋根、天井の断熱•壁、床の断熱•窓の複層化•高気密化
省エネルギーの配慮•屋根、天井の断熱•壁、床の断熱•窓の複層化•高気密化
(財)省エネルギーセンター資料より
(9%)
(71%)
(5%)
(13%)
(2%) エアコンは・逃げる熱を暖め・入る熱を冷やしている
断熱効果で冷暖房費は1/3以下も
19
簡単にできる二重ガラス窓
板ガラス マグネットシート(ゴム製)
透明アクリル板
(屋外) (室内)
サッシュ
100
57
42
25
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100
単層ガラス 複層ガラス 高断熱複層ガラス 真空ガラス
20
モーターの省エネ 回転速度×トルク×時間
モーターのエネルギー消費量=------------------------------------- 効率
流量×圧力×時間
一般流体機械のエネルギー消費量=------------------------------- 効率
回転速度を下げる
流量を下げる
圧力を下げる
21
攪拌機の省エネ事例
改善 内容
タンク約50台にインバーターを組み込み品質に 影響ない範囲内で減速
運転 回転数を1/2に減速して運転
投資額 950万円
節減額 :800万円
モーター
インバーター
電源
<事例>
22
ポンプの省エネ事例
改善内容
各用水の送水管に圧力センサーを、ポンプ用モーターにインバーター取り付け
運転状況
最小圧力に設定して運転
PC工水ポンプ
工水槽
INV
モーター
コントローラー
現場へ
<事例>
工水ポンプ、市水ポンプ等10台実施
投資額:500万円
節減額:800万円
23
排水処理設備の省エネルーツブロア仕様
原水槽、調整槽用 30kW×1台
NO.1爆気槽用 11kW×4台
NO.2爆気槽用 11kW×2台
対策
・DO検知インバータ制御
・レベル検知インバーター制御
24
コジェネシステム~NEDO補助事業による汚泥乾燥システム~
25
汚泥乾燥・コジェネシステム~概 要~
汚泥乾燥機減圧乾燥機:1t容処理能力:1t/日
コジェネ設備容量:500kw×2台蒸気発生量:約800kg/h温水発生量:蒸気換算約800kg/h
省エネ効果
エネルギー削減率:5.2%重油換算:590kLコストダウン:2,700万円/年
完成時期 2000年7月
補助金 約7,000万円
汚泥の用途 肥料会社に引き取られ菌体肥料として使用26
ミニ水力発電~工水の受水~
発電量 5kW/h
用 途市水ポンプボイラ補給水加温夜間照明
年間発電量 約60万円
設備投資額 270万円
27
断熱による省エネ事例~配管の保温による熱ロス対策~<条件> 配管径 80A
配管長 100m
配管表面温度 45℃ (温水)
室温 25℃ (空調)
総合熱還流率 10Kcal/㎡h℃ 保温効果 ロス1/10に減少
<放熱ロス節減>
低減熱量Q=π×0.893φ×100m×10Kcal/㎡h℃×20℃×0.9=5.050Kcal/h LPG節約量=5.050Kcal/h/(0.9×10,900Kcal/Kg)×8,760h/年≒4,500Kg/年 LPG節約額=4,500Kg/年×39.8円/Kg≒18万円/年・・・・①
<空調負荷節減>
空調負荷電力=5.050Kcal/h/(860×3.5)×(24h×30日×4ヶ月)≒4,700KW/年 電力節減額=≒4,700KW/年×15円/KW≒7万円/年・・・・・・・・②
<年間節減額>
①+②=25万円・・・・・・・③
<投資回収計算>
キャッシュフロー(税引後利益+減価償却費)を回収原資として計算
投資額 50万円・・・・④
減価償却費 10万円・・・・⑤
④ 50
回収期間 = -------------------------=-----------------------------=1.4年 (③+⑤) (25+10)
28
省エネポイント 照明編(1)
天井や壁を明るい色に変更する(反射率:白ペンキ=70% コンクリート=30%)
部屋を明るい色に変更
照度は距離に反比例するのでできるだけ位置を下げる照明器具の位置の変更
従来型の蛍光灯をHf型に変更する(20%省エネ)高効率型蛍光灯の採用
明る過ぎるところはワット数を落とすか間引く適正照度に変更
白熱灯を蛍光灯に変更する(約70%省エネ)白熱灯から蛍光灯に変更
明るくなると消灯する自動点灯スイッチを取り付け、消し忘れを防止する
デイライトスイッチの取付
球、反射器具などの汚れを清掃する( 1年-2年も清掃しないと明るさが20%から40% ダウン)
照明器具の清掃
天窓や高窓など自然採光を行う(この場合熱線カットや断熱の配慮を行う)
太陽光直射 100,000lx
うす曇り 30,000~70,000lx
日 陰 10,000~20,000lx
自然採光の取り入れ
内 容ポイント
29
省エネポイント 照明編(2)内 容ポイント
屋外などバッテリーを内蔵した太陽熱発電式照明器具を使う
ソーラー照明の採用
30%から40%器具数削減、30%照度アップ照明器具の反射傘取付
自然採光で明るい場合は自動的に照度を落とす回路付照明器具を使う
自動照度調整付照明器具の採用
蛍光灯を個々に消灯できるようにスイッチを取付キャノピースイッチの取付
人センサー、明るさセンサー付き照明器具を使う自動検知式照明器具の採用
消し忘れ防止のためにタイマーなどを組み込むタイマーによる自動消灯
全体照明から局所照明にするためテーブルや机など配置を変更する
レイアウトの見直による局所照度の採用
必要な場所だけを点灯できるように区画を分けたスイッチ回路にするスイッチに区画を表示し無駄な照明をつけない
ゾーニングによる無駄な点灯防止
30
照明の省エネ(事例)
60W白熱灯のタイプで、1日10時間点灯した場合と、センサーで実質点灯時間を2時間に抑えた場合
年間の節約は約4,300円
内 容
玄関灯
省エネルギーセンターパンフレットより
31
照明設備の省エネ~電球型蛍光灯ランプの使用~
ランプの比較
ランプ代(円)
電気代寿命(hr)
電球型蛍光ランプ
1,800 0.25 6,000
白熱ランプ 160 基準:1 1,000
交換の目安
電球型蛍光ランプ
40W 60W 100W
白熱ランプ 8,9W 12~15W 22~25W
白熱ランプ-電球型蛍光ランプコスト比較
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
8,000
9,000
3 6 9 12 15 18 21 24 27 30 33 36
月数
料金
(円
)
白熱ランプ
電球型蛍光ランプ
コストが逆転
条件: ランプ代:1,800円、160円 電気代:0.023円/wh 点灯時間:8時間/日 20日/月
約4,500円/台
明るさ比較
コスト比較
32
照明設備の省エネ事例
キャノピースイッチ300円/個
ダミー管+反射板4500+1000円/本
20円/KW 40W2灯器具×10台 8時間/日 20日/月 1年間20×(0.036×2)×10×8×20×12=2.8万円
33
電圧を下げる~調整装置~
昼間の電圧は100V+α
これを100Vに調整する
α分だけ電力が減る
※機器により省エネとなる
昼間の電圧は100V+α
これを100Vに調整する
α分だけ電力が減る
※機器により省エネとなる
住宅では大阪府がモニターを募集 34
消費電力を測る~エコワット~
360円60円2円電気便座
2,160円180円6円ノートパソコン648円54円1.8円エアコン
3円
9.6円6円
24円1日
1,080円
1,440円2,160円8,640円
1年
90円
288円180円720円1ヶ月
電子レンジ
給湯器
VTR冷蔵庫
待機電力
35
小規模事業所用自動電圧調整装置省エネナビ
省エネ管理製品~小規模事業所~
エコモニタリングシステム
デマンドコントロール装置
電圧調整装置
36
エネルギー供給製品~小規模事業所~
家庭用燃料電池・コジェネ 家庭用ガスエンジンコジェネ設備
37
トップランナー方式~省エネ製品を選ぼう~
2003年59%VTR
2005年17%蛍光灯器具
2006年30%複写機
2005年83%電子計算機
2004年30%冷蔵庫・冷凍庫
2005年78%磁気ディスク装置
2003年16%TV
14%エアコン(冷房専用)
2007冷凍年度
(1部2004年)
目標年度
63%
省エネ効果(約)
エアコン(冷暖房兼用)
対象機器
・10年前に比較し▲21,827円削減効果[期間当たり]
6.03.90
COP
8701,836
期間消費電力[kWh]
トップランナー機種
10年前の機種
機 種
達成率100%以上
達成率100%未満
省エネルギー基準をどの程度達成しているを示すラベル
18の製品が指定
38
省エネ対策を支援する制度1.金融上の助成措置(大企業用)<省エネルギー対策> (1)産業部門省エネルギー推進事業 (2)建築物省エネルギー推進事業 (3)民生部門省エネルギー推進事業 (4)コ・ジェネレーションシステム整備<新エネルギー・自然エネルギー開発> (5)風力発電施設整備事業 (6)太陽光発電施設整備事業 (7)燃料電池整備事業 (8)バイオマスエネルギー施設整備事業 (9)雪氷熱利用施設整備事業(中小企業用)(10)環境エネルギー対策貸付<省エネルギー対策> 1)エネルギー有効利用促進 2)特定高性能エネルギー消費設備 導入等促進<新エネルギー・自然エネルギー開発> 3)石油代替エネルギー
2.税制上の助成措置(エネ革税制)
(1)平成15年度 概要と設備一覧 (2)エネ革税制の仕組み (3)エネ革税制対象設備 (4)対象製品検索 (5)対象製品登録3.その他の助成措置(各種助成金制度) (1)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 1) 住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業 (イ) 住宅・建築物高効率エネルギーシステム (ロ) BEMS<業務用ビルエネルギーマネジメントシステム> 2) エネルギー需要最適マネジメント推進事業 3) 地域省エネルギービジョン策定等事業 4) 地域省エネルギー普及促進対策事業 5) 地域地球温暖化防止支援事業 6) 新エネルギー・省エネルギー非営利活動促進事業 7) 住宅におけるエネルギー使用に係る実態調査及び 情報提供事業 8) 自動車燃料消費削減実態調査事業 9) 高性能工業炉導入フィールドテスト事業 (2)(財)ヒートポンプ・蓄熱センター 高効率給湯器導入支援事業 (3)(社)日本ガス協会 エネルギー多消費型設備天然ガス化推進事業
39
省エネ新技術最前線~省エネ技術開発競争の激化~
エ
ア
コ
ン
・電球型蛍光灯の開発(電気代約1/4、寿命6倍)
・高周波点灯蛍光灯の高効率型(Hf型) 60Hz→20~50kHz・明るさセンサー、人センサーなどセンサー付き照明の開発
・LED照明の開発
照
明
・ムダ水ストップ槽の開発
・内蓋からのシャワー注水によるすすぎ方式の効率化
・インバータ制御ダイレクトドライブモーター式の採用
・自然冷媒式ヒートポンプ給湯機(エコキュート)の開発
・風呂釜の熱効率向上
・水蒸気潜熱回収による効率向上(95%)
・燃焼バーナーの燃焼方式改善
給
湯
機
・希土類磁石採用による高効率モーターの開発
・高性能送風回路の開発
・熱交換器伝熱面積の拡大
・新冷媒(イソブタンなど)への切替対応(ノンフロン冷蔵庫など)
・電子制御膨張弁の採用
最近の技術開発
洗
濯
機
40
省エネ対策~固定負荷の変動化~
固定負荷
変動負荷
エネルギー負荷
操業度
原単位を向上するためには固定負荷の削減がポイント
41
廃棄物対策の基本~非ごみ三原則~
発生させない
持ち出さない
持ち込まない
製品として使わないものは持ち込まない原料:加工でごみになるもの包材:包材はごみと考える
ロス=資源・エネルギーの無駄使いとの観点からロスを発生させない
発生した廃棄物を徹底的に再使用・再利用し、廃棄物として持ち出さない 42△1300ccのコンパクトカー
◎ソーラー発電で電力からのCO2僅か
◎
△雨水利用
◎生ごみコンポスト
◎森林保全1200㎡
◎環境家計簿
わが家の光熱費ゼロへのチャレンジ~二酸化炭素ゼロへの道~創エネ
増エネ
CO2吸収
省エネ
資源再利用
◎ソーラー+ヒートポンプ式給湯機
43
わが家の太陽光&熱利用
給湯機用冷媒式集熱装置
2001年2月
太陽光発電パネル2001年9月
ソーラー発電パネル
給湯機パネル
表示器
4月の実績353kwh
44
太陽光発電~業務用でメリットはあるか?~
2.0万円
1.1万円
収入/年
発電量(1000kwh)
契約電力削減
62万円
費用
設置費
1kwh当たり
投資利回り 3.1万円/62万円 = 5%
投資回収 62万円/3.1万円 = 20年
45
2.8kwh型の発電実績
-17-206 -117 -229 -312 -213 -45 -6 59 278 69 142 163 5 発電量-使用量
286342738942549436925026621964275197169310合計使用量
192820529235723915412512161748288130購入電力量
12514991841331371309614198320111581180使用電力量
ソーラーからの
144172288634526109119180339143224251135売却電力量
6,71080,5256,8004,9004,5503,9005,1256,5006,9508,5508,6008,4758,3007,875発電量(円)
2683221272196182156205260278342344339332315発電量(kw)
kWhkWh
月平均合計3月2月1月12月11月10月9月8月7月6月5月4月
0
100
200
300
400
500
600
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 46
わが家の省エネナビ~ホームページでデータ参照~
分電盤(ブレーカー)
電力測定器
無線
現在の消費量(金額など)
目標の消費量(金額など)
省エネナビ
インターネット 省エネセンター
省エネルギーセンターでモニタ募集価格:約2万円
前月分を表示中
47
省エネナビデータ~時間帯別(多かった日)~
ヒートポンプ式給湯機稼動
48
省エネナビによるデータ
※このアドバイスは計測器で計測できた実績値で提供させていただいております。(その月の1日あたりの平均値をベースにしています)エネルギー削減率は昨年同月の1日あたりの平均使用量を100として、今年がどのくらい省エネであったのかを示しています。マイナスがついていれば、今年増加したことを示しています。昨年同月の数値は、昨年の検針結果より1日あたりの数値を算出しています。なお、正しい検針期間が記入されていなかったモニターさまには多少誤差が生じておりますので
ご了承ください。
あなたのご家庭の1日あたりの使用量と省エネ度
電話回線でデータが自動送信され、インターネット上で集計結果が参照
できる
49
省エネ運転を助ける~エコドライブインジケーター~
6段階で表示
緑が省エネ運転
空ぶかしをすると赤いランプが点灯し、注意を促す
実績
取付け前: 10.0km/L
取り付け後:10.5km/L
※5%燃費向上
取付けることによる効果・空ぶかし減少・アイドリングストップ・定速運転・効率的な経路
エコドライブを宣言
50
雨水利用~自分で作る~
費用:2,000円程度
51
わが家の生ごみの処理
•処理能力 1.2kg/日
•使用電力 1.2kw/日 (30円/日)
•電気ヒーターをオフ
•腐葉土、おがくず、米ぬかを使用
ダンボール
腐葉土と米ぬか
お奨め!
山から持ってくる
52
バイオマスを使った暖房
薪ストーブ ペレットストーブ
ペレット
(晩秋~早春に使用)
山での生活
大阪府森林組合で製造販売