「究極のパウダースノー」ニセコ・倶知安エリア...
Transcript of 「究極のパウダースノー」ニセコ・倶知安エリア...
【北海道】ニセコ・倶知安エリアとは
北海道西部に広がる世界的にも有名なウィンターリゾート
究極のパウダースノーを求めてオーストラリアやアジア圏から、
富裕層を中心とした観光客が多数滞在
G20観光大臣会合が2019年10月に倶知安町にて開催予定
ニセコアンヌプリ山に広がる4つの広大なスキー場全山共通リフト券でどのコースも滑降可能
究極のパウダースノーとは
く っ ち ゃ ん
地理的要件により、湿度の低いごく乾いた粉雪が降るが、北海道のパウダースノーは、米メディアが「Absolute Powder(究極のパウダースノー)」と記事のタイトルにつけたほどの良好な雪質を誇る
NISEKO UNITEDより抜粋
地域が抱えている課題
混雑するリフト周辺 ゲレンデ終端部も初心者が多く混雑 除排雪が進まず、道路状況が悪い
急成長した国際ウィンターリゾートゆえの問題
・ゲレンデ終端付近やリフトの混雑
・スキーヤー・ボーダーの上級者と初級者の差が大きい
年々急増する海外観光客に地域インフラが対応しきれていない
・路肩に雪が多く、観光客にとって不便な道路環境
・レストラン~ホテル間の移動がイマイチ
広域ゲレンデヒートマップとは…
ゲレンデの混雑状況を5Gを用いてヒートマップ化
ヒートマップはデジタルサイネージやアプリ、AR(拡張現実)ゴーグルに配信
ヒートマップ技術は、レジャー施設・道路・災害時などに応用可能
AR機能付きゴーグル
クラウド機械学習
ビックデータ解析
・高精細カメラ・赤外線カメラ
・各種IoTセンサー
NISEKO公式アプリ
ゴーグル内でゲレンデの混雑状況が見れる新しいユーザー体験を提供
自動運転の可能性について
レストランとホテルをつなぐリゾート型自動運転移動車
自動運転雪上車
これまでの自動運転車は近未来的なデザインが多いが、和モダンや、日本の伝統工芸を活かしたラグジュアリー性を打ち出すことで海外富裕層へレストラン~ホテル間のシームレスな移動というユーザー体験を提供
近年、バックカントリー(スキー場管理区域外)へ雪上車で上がり、滑降する海外の上級者スキーヤーが多い
自動運転化した雪上車があれば未開発だったエリアもリゾート好適地になる可能性
ホテル自動運転車レストラン
雪と距離に邪魔されない自動除排雪
温泉の熱源が利用出来るのはこれまで源泉近くのエリアのみ
蓄熱材に温泉熱を溜め、自動運転で必要な地域へ運び、融雪による除排雪
24時間稼働可能な自動除排雪により、地域の人手不足の改善
自動運転車に車載
雪
雪を溶かした水は河川などへ排水
効率的な除排雪により、雪道でも観光客が安心して歩けるユーザー体験を提供
全固体型潜熱蓄熱材に「熱」を貯める
温泉より「熱」を供給
5Gの必要性と、地域の未来に向けて
・自動運転による利便性の向上、安全性の向上で地域インフラの強化
・国際ウィンターリゾート地にふさわしいユーザーエクスペリエンス
・5GとAI・IoT・ビックデータなどを通じ
「インテリジェントコネクティビティ」が実現している
先進的地域ということを国際的にアピール
5Gの必要性ヒートマップ作成に大量の高精細動画が必要 → 超高速通信
自動運転・自動除排雪のためのIoTやV2X → 低遅延性
スキーヤーのアプリ、ARゴーグルへ配信 → 同時多接続性
ニセコ倶知安エリアの未来