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本市の現況と課題 第2章

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本市の現況と課題

第2章

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第2章 本市の現況と課題

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2.1 本市の現況

(1)位置

本市は、京都市の西方約 20kmの距離に位

置し、北は南丹市、東は京都市に、南と西は大

阪府に接しています。また、西側は兵庫県にも

ほど近い距離にあります。

京都府の中心である京都市とは、地形的に分

断されているものの、JR山陰本線や京都縦貫

自動車道の整備によって結びつきが強化され、

大都市圏の近郊都市としての機能を強めなが

ら発展してきました。

また、同時に丹波地域の玄関口であり、その

都市圏の中心として自立性を持っています。

(2)地勢

本市は、周囲を 500~800mクラスの山々に囲まれた盆地状の地形にあり、市域の約 7 割

が山林となっています。

その中心部を北から東へと貫流する桂川(保津川)は、広大な空間を提供し、その周辺の

平地部には、広々とした農地が広がっており、その農地の中には、社寺林などの樹林が点在

し、これが景観上のアクセントとなっていて、一種独特の田園風景を醸しだしています。

(3)気象

気候は典型的な内陸性で、盆地の中心部から周辺に移るにしたがって寒冷となります。

年間(平成 23 年)の平均気温は摂氏 14.4 度、総降水量は 1,745mm であり、盆地のため風

はあまり強くなく、秋から初冬にかけて霧が発生することもあります。

出典:統計書(平成 24 年)

図 亀岡市の位置

図 降水量と平均気温

25 87 52 99.5 424.5 94 138.5 90 470 172 74.5 181

4.65.3

11.1

17.8

23.1

26.7 27.1

22.9

16.3

11.8

4.4

0

50

100

150

200

250

300

350

400

450

500

0

5

10

15

20

25

30

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

降水量(mm)気温(℃)

降水量 平均

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11,118 15,089 

18,998 21,017 

24,277 28,198 

30,625 32,455  33,625 

47,151 

58,184 

69,410 76,207 

85,283 92,398  94,555  93,996  92,399 

20,000 

40,000 

60,000 

80,000 

100,000 

120,000 

10,000 

20,000 

30,000 

40,000 

50,000 

60,000 

昭和45年 昭和50年 昭和55年 昭和60年 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年

(人)(世帯)

世帯 人口

(4)沿革

古代には、本市の一部が湖を形成していたと言われています。縄文時代から、人が住み始

め、弥生時代には稲作農耕が発達し、生活の場となっていました。

奈良~平安時代には、条里制が施行され、そのなごりが条・里・坪のように地名として残

っています。さらに当時、丹波国の中心地であったため、延喜式内社、丹波国分寺・国分尼

寺などが置かれ、市内各所には仏像をはじめとする歴史遺産があり、これらは重要文化財な

どに指定されています。

室町時代後期、波多野氏の支配下となり、戦国時代末期には、織田信長の命を受けた明智

光秀の支配下に入りました。光秀は亀山城を築城して城下町の基盤をつくり、今日の本市の

礎を築きました。その後、江戸後期には、近代的封建制度に基づく城下町として繁栄し、保

津川下りの筏問屋などもみられました。

明治 2年、伊勢の亀山との混同を避けるため「亀岡」に地名を改称しました。さらに、昭

和 30 年の町村合併促進法により、南桑田郡 1町 15 か村の大合併が行われ、一部の合併、分

市を行いながら昭和 34 年 9 月に現在の市域が形成され、今日に至っています。

(5)人口・世帯

本市の人口は、昭和 45 年と比べると約 2倍に増加していますが、平成 12 年頃をピークに

近年では緩やかな減少傾向となっています。一方で、世帯数は増加傾向にあり、核家族世帯

や単独世帯の増加などが考えられます。

出典:国勢調査

図 人口及び世帯数の推移

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(6)交通

本市の交通網は、鉄道では、JR山陰本線が市街地と桂川に沿って縦貫しており、東は京

都中心部方面と、西は府北部の丹後地域へと結ばれています。平成 22 年 3 月には、JR山

陰本線(京都駅~園部駅間)の複線化事業が完了し、京都中心部方面との利便性が向上しま

した。

道路では、古くから国道 9号を広域的な基幹幹線としてきましたが、慢性的な混雑を解消

するため、高規格幹線道路である京都縦貫自動車道全線の完成に向け整備が進められていま

す。

また、平成 25 年 4 月に京都第二外環状道路(沓掛 I.C~大山崎 J.C.T・I.C 間)が開通し

たことにより、京都縦貫自動車道は、大山崎ジャンクションによって、名神高速道路とも連

結されました。さらに、第二京阪道路の全線開通や、整備が進められている新名神高速道路

により、周辺都市圏との連携強化が期待されます。

一方で、市内各地域を結ぶ幹線道路は、主に国道、府道、幹線市道がその役割を担ってお

り、広大な市域の各所に点在する集落間を結ぶ道路網の整備など、効率的で効果的な整備を

図ります。

図 将来の広域交通網計画

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(7)観光・レクリエーション

保津川下りやトロッコ列車に代表される保津峡の渓谷美やラジウム鉱泉の湧き出る湯の

花温泉、コスモス園などの観光資源があります。

その他にも、ゴルフ場や亀岡運動公園、七谷川野外活動センターなどのレクリエーション

施設があり、市内外から利用されています。

本市への観光入込客数の推移をみると、近年は停滞傾向となっていますが、平成 15 年と

比べて平成 23 年には 1,720,537 人から 2,146,945 人と約 1.25 倍に増加しています。

利用形態の内訳としては、宿泊利用が少なく日帰り利用が極端に多くなっており、滞在型

観光をいかに推進していくかが今後の課題として挙げられます。

(8)植生

本市では、西部や南部、亀岡盆地を取り巻くように山並みが分布しています。西部や南部

では、コナラを主体とする落葉広葉樹林が広域に分布し、亀岡盆地を取り巻く山並みについ

ては、アカマツを主体とする針葉樹・広葉樹混合林が分布しています。

(9)生物

本市は周囲を山々に囲まれ、保津川をはじめとする雄大な河川を有するなど、豊かな自然

環境に恵まれています。その中で、本市では河川の氾濫や排水不良による浸水害が多く記録

されておりますが、こうした状況においても多種多様な生物が生息しており、特に、ドジョ

ウやメダカなど里山や田園地帯で代表的な種や、環境省レッドリスト絶滅危惧種のアユモド

キやオニバスが、現在も亀岡市内に生息・生育しています。

その一方、オオクチバスやウシガエル(特定外来生物)、アメリカザリガニやタイリクバ

ラタナゴ(要注意外来生物)などの外来生物も確認されており、これらの外来生物が生態系

へ及ぼす影響が懸念されます。

図 観光入込客数の推移

出典:統計書(平成 16 年・24 年)

平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年

総数 1,720,537 1,716,797 1,839,957 1,713,548 1,894,676 2,174,870 2,194,457 2,136,021 2,146,945

日帰り 1,603,066 1,597,277 1,716,799 1,583,714 1,764,200 2,036,384 2,071,794 2,021,087 2,034,169

宿泊 117,471 119,520 123,158 129,834 130,476 138,486 122,663 114,934 112,776

観光入込客数(人)

1,603,066  1,597,277 1,716,799 

1,583,714 

1,764,200 

2,036,384  2,071,794  2,021,087  2,034,169 

117,471  119,520  123,158  129,834  130,476  138,486  122,663  114,934  112,776 

1,720,537  1,716,797 1,839,957 

1,713,548 

1,894,676 

2,174,870  2,194,457  2,136,021  2,146,945 

0

500,000

1,000,000

1,500,000

2,000,000

2,500,000

平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年

観光

入込

客数

(人

日帰り 宿泊 総数

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(10)公園・緑地

①都市計画公園・緑地

都市計画公園・緑地の整備状況として、平成 13 年度末時点から平成 24 年度末時点の間で

は、開発行為による公園新設を中心に街区公園の整備が進んでいますが、近隣公園や地区公

園の整備はあまり進んでおらず、住区基幹公園全体での整備率は 42.2%となっています。

また、総合公園や運動公園といった都市基幹公園の整備も進んでおらず、全体の整備率は

38.0%となっています。さらにそれらの都市基幹公園は郊外に偏って配置されており、都市

基幹公園を市街地中心部へ配置するなど、公園配置の適正化を検討していく必要があります。

表 都市計画公園・緑地の整備状況

図 都市計画公園の整備状況図(平成 24 年)

箇所数 面積(ha) 箇所数 面積(ha) 整備率(%) 箇所数 面積(ha) 箇所数 面積(ha) 整備率(%)

住区基幹公園 23 15.67 20 6.16 39.3 23 15.74 22 6.64 42.2

街区公園 20 5.07 18 4.66 91.9 20 5.14 20 5.14 100.0

近隣公園 2 4.00 2 1.50 37.5 2 4.00 2 1.50 37.5

地区公園 1 6.60 0 0.00 0.0 1 6.60 0 0.00 0.0

都市基幹公園 3 131.80 2 49.80 37.8 3 132.90 2 49.80 37.5

総合公園 2 112.40 1 35.00 31.1 2 112.40 1 35.00 31.1

運動公園 1 19.40 1 14.80 76.3 1 20.50 1 14.80 72.2

基幹公園計 26 147.47 22 55.96 37.9 26 148.64 24 56.44 38.0

緑地 2 216.40 2 4.10 1.9 2 216.40 2 4.10 1.9

公園緑地計 28 363.87 24 60.06 16.5 28 365.04 26 60.54 16.6

備  考公園・緑地名称

平成13年度末時点 平成24年度末時点

都市計画決定事項 整備済 都市計画決定事項 整備済

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②都市公園

都市計画公園以外にも 10 箇所を都市公園として供用しており、平成 13 年度末時点から平

成 24 年度末時点の間では、土地区画整理事業にともなう公園新設により、平成 19 年に大成

公園、平成 22 年に大井西部公園などを新たに供用しています。

図 都市公園の位置図(平成 24 年)

表 都市公園一覧(平成 24 年)

面積(ha) 供用日古世親水公園 都市緑地 0.20 H2.4.1南金岐雨蛙公園 都市緑地 0.18 H4.7.1鉄道歴史公園 都市緑地 0.09 H7.6.27大藪1号公園 都市緑地 0.10 H10.7.1大藪2号公園 都市緑地 0.24 H10.7.1山本ふれあい公園 都市緑地 0.13 H11.7.1ちとせ山公園 街区公園 0.21 H13.9.26

大成公園 街区公園 0.14 H19.1.16

大井西部公園 街区公園 0.61 H22.2.1注:二重線以降は平成13年度末以降に供用開始

公園名称 種別供用

備考

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(11)河川

河川の現況は以下の通りです。

図 河川位置図(準用河川以上)

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2.2 『緑』の現況

(1)亀岡市の『緑』を構成する主要な要素

本市の『緑』は、主に「自然の『緑』」「公共公益施設の『緑』」「民有地の『緑』」の 3 つ

の『緑』で構成されています。

① 自然の『緑』

自然の『緑』は、大きく「山並み」「河川などの水辺」「田園」の 3つで構成されています。

「山並み」としては、亀岡盆地を取り巻く山並みや西部及び南部の山並みがあげられます。

「河川などの水辺」としては、桂川(保津川)やその支流の河川と、平の沢池などのため

池があげられ、野鳥と水生植物の生命をはぐくむビオトープなど、良好な水辺環境を形成し

ています。

「田園」は、市街地周辺部、川東地区、西部及び南部の谷間部に豊かな田園風景が広がっ

ています。特に川東地区は、田園と集落が一体となった里山景観を形成しています。

○山並み

盆地状の地形であり、市内のどこからでも山の緑が見えます。

○河川などの水辺

桂川(保津川)を中心に、中小河川が市街地の中や田園の中を流れています。

○田園

豊かな自然と調和する牧歌的な田園風景を醸しだしています。

自然の『緑』の3大要素

保津川 山並みと田園

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② 公共公益施設の『緑』

公共公益施設の『緑』としては、「公園」「街路樹」「官公庁施設」「教育施設」「保育所(園)」

「公営住宅」「下水道施設」などがあげられます。

都市公園は、ニュータウンを中心に整備されており、良好な環境を形成しています。一方、

既成市街地の都市公園は不足しているものの、住宅地開発などで整備された開発公園が数多

く市街地に点在しており、身近な公園として利用されています。

「街路樹」は、国道・府道・幹線市道において整備されています。

また、市役所・ガレリアかめおかなどの「官公庁施設」、保育所(園)・小学校・中学校な

どの「学校などの教育施設」、市営住宅などの「公営住宅」、浄化センターなどの「下水道施

設」では、敷地内の緑化が進められています。

③ 民有地の『緑』

民有地の『緑』としては、「住宅地」「商業地」「工業地」「社寺」などがあげられます。

「住宅地」のうち、近年開発されたニュータウンでは、建築協定や地区計画により敷地周

辺の緑化が進み、集落では伝統的な石垣や生垣の風景が見られます。

「商業地」では、店先や駐車場での緑化が進められています。「工業地」では、大規模工

場を中心に緑化が進められています。

市内各地に点在する「社寺」は、古来より鎮守の杜として形成しています。

また、敷地周辺や壁面を『緑』で演出し、緑豊かな環境づくりに取り組んでいる民有地も

あります。

工業地の緑 住宅地の緑

公共公益施設の緑 商業地の緑

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(2)亀岡市の緑地の現況

① 緑地の現況量

本市の緑地の現況について整理します。緑地面積の現況量は、以下の通りです。

表 緑地現況量

市街化区域(ha)

市街化調整区域(ha)

都市計画区域外(ha)

合計(ha)

平成24年度 6.93 55.51 0.00 62.44

平成13年度 5.70 55.51 0.00 61.21

増減値 1.23 0.00 0.00 1.23

平成24年度 7.05 16.45 1.10 24.60

平成13年度 6.57 16.60 1.10 24.27

増減値 0.48 -0.15 0.00 0.33

平成24年度 15.90 25.69 16.62 58.21

平成13年度 15.90 25.69 16.62 58.21

増減値 0.00 0.00 0.00 0.00

平成24年度 29.88 97.65 17.72 145.25

平成13年度 28.17 97.80 17.72 143.69

増減値 1.71 -0.15 0.00 1.56

平成24年度 - - - -

平成13年度 - - - -

増減値 - - - -

平成24年度 - - - -

平成13年度 - - - -

増減値 - - - -

平成24年度 37.35 - - 37.35

平成13年度 40.07 - - 40.07

増減値 -2.72 - - -2.72

平成24年度 - 1,469.82 848.79 2,318.61

平成13年度 - 1,514.10 867.20 2,381.30

増減値 - -44.28 -18.41 -62.69

平成24年度 - 2,429.91 1,195.09 3,625.00

平成13年度 - 2,370.45 1,161.55 3,532.00

増減値 - 59.46 33.54 93.00

平成24年度 110.99 7,817.17 7,369.84 15,298.00

平成13年度 110.96 7,811.84 7,364.80 15,287.60

増減値 0.03 5.33 5.04 10.40

平成24年度 - 42.30 - 42.30

平成13年度 - 42.30 - 42.30

増減値 - - - -

平成24年度 7.66 289.10 20.62 317.38

平成13年度 7.66 289.10 20.62 317.38

増減値 - - - -

平成24年度 0.94 45.89 3.14 49.97

平成13年度 0.94 45.89 3.14 49.97

増減値 - - - -

平成24年度 - - - -

平成13年度 - - - -

増減値 - - - -

平成24年度 156.94 12,094.19 9,437.48 21,688.61

平成13年度 159.63 12,073.68 9,417.31 21,650.62

増減値 -2.69 20.51 20.17 37.99

平成24年度 1.94 2,491.82 1,287.84 3,781.60

平成13年度 1.94 2,432.36 1,254.30 3,688.60

増減値 - 59.46 33.54 93.00

平成24年度 155.00 9,602.37 8,149.64 17,907.01

平成13年度 157.69 9,641.32 8,163.01 17,962.02

増減値 -2.69 -38.95 -13.37 -55.01

平成24年度 1.30 40.97 11.06 53.33

平成13年度 1.30 40.97 11.06 53.33

増減値 - - - -

平成24年度 183.58 9,659.05 8,156.30 17,998.93

平成13年度 184.56 9,698.15 8,169.67 18,052.38

増減値 -0.98 -39.10 -13.37 -53.45

施設・地域制緑地間の重複

緑地現況量統計

河川区域

史跡・名勝・天然記念物

条例等によるもの

地域制緑地小計

地域制緑地間の重複

地域制緑地の合計

地域制緑地

法によるもの

緑地保全地区

風致地区

生産緑地地区

その他法によるもの

農用地区域

保安林区域

地域森林計画対象民有林

自然公園

区分

施設緑地

都市公園

公共施設緑地

民間施設緑地

施設緑地合計

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② 都市公園の充足度

現計画策定時と現況における都市公園の整備箇所数、面積及び 1人あたり面積は、下表の

とおりです。

都市計画公園・緑地の整備状況として、平成 15 年に前山東公園と前山南公園を新たに整

備しており、都市公園についても土地区画整理事業に伴う公園新設により、平成 19 年に大

成公園と平成 22 年に大井西部公園を新たに整備しています。さらに、開発行為による公園

新設を中心に街区公園が整備されていますが、長期目標に対しては、生活に身近な公園であ

る「住区基幹公園」の整備が不足しています。

また、総合公園や運動公園といった都市基幹公園や緑地などの整備は進んでいません。

1人当たり面積

(㎡/人)箇所数

供用面積(㎡)

1人当たり面積

(㎡/人)

1人当たり面積

(㎡/人)

長期目標(㎡/人)

街区公園 0.5 177 119,527 1.3 1.9 1.0

近隣公園 0.2 2 15,000 0.2 2.0 2.0

地区公園 0.0 0 0 0.0 1.2 1.0

0.7 179 134,527 1.5 5.1 4.0

総合公園 3.7 1 350,000 3.8 9.0 3.0

運動公園 1.6 1 148,000 1.6 1.6 1.5

5.3 2 498,000 5.4 10.6 4.5

6.0 23 632,527 6.9 15.7 8.5

- - - - - -

- - - - - -

都市緑地 0.4 2 41,000 0.4 17.3

特殊公園 - - - - -

緩衝緑地 - - - - -

緑道 - - - - -

都市林 - - - - -

その他 0.1 - - - -

計 0.5 2 41,000 0.4 17.3 8.5

6.5 34 673,527 7.3 33.0 17.0

広域公園

国営公園

その他公園

8.5

合   計

基幹公園

住区基幹公園

市基幹

公園

(平成12年) 現況(平成24年) 旧計画での目標値

備考

※人口は行政区域の人口を採用しています。

※長期目標:国の「都市計画中央審議会(現社会資本整備審議会)」が示す『都市公園などの整備の長期目標』

③ 地域制緑地

地域制緑地には、法的に担保(保全)された『緑』と、条例などによって担保(保全)さ

れた『緑』が存在します。

法的に担保(保全)された『緑』としては、生産緑地地区、風致地区、緑地保全地区、農

用地区域、保安林、地域森林計画対象民有林、自然公園、河川区域などによるものがあげら

れます。

また、条例などによって担保(保全)された『緑』としては、緑地協定、地区計画、建築

協定、歴史的緑地保全地区などによるものがあげられます。

表 都市公園の整備状況

Page 13: 本市の現況と課題 - Kameoka · 2016-10-10 · 本市は、京都市の西方約20kmの距離に位 置し、北は南丹市、東は京都市に、南と西は大 阪府に接しています。また、西側は兵庫県にも

第2章 本市の現況と課題

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『緑』の現況図