商業と営利の基本的関係 URL Right - Hitotsubashi …...最 廣 義 の 商 業 概 念 、...

26
Hitotsubashi University Repository Title Author(s) �, Citation �, 8(3): 266-290 Issue Date 1941-09-01 Type Departmental Bulletin Paper Text Version publisher URL http://doi.org/10.15057/4988 Right

Transcript of 商業と営利の基本的関係 URL Right - Hitotsubashi …...最 廣 義 の 商 業 概 念 、...

  • Hitotsubashi University Repository

    Title 商業と営利の基本的関係

    Author(s) 大泉, 行雄

    Citation 一橋論叢, 8(3): 266-290

    Issue Date 1941-09-01

    Type Departmental Bulletin Paper

    Text Version publisher

    URL http://doi.org/10.15057/4988

    Right

  • 泉・

    0

    4

    第八

    第三

    商業と営利の

    基本的関係

    2 6 6

    資本主義と

    営利

    資本主

    義建

    織の

    性格

    を規

    する

    雷り

    営利原

    則を

    げて

    本的

    特質と

    は、

    殆どひ

    とつ

    雷公理

    して

    容せ

    れる

    もの

    1

    やう

    る。

    螢利の

    追求』

    ひ、

    利潤の

    雷の

    利滴追求』

    とい

    弘通

    (

    1)

    漂何れ

    も之を

    意味

    もの

    雪ない

    は一

    層本主義経済

    警告る

    中心

    的括

    音と

    して

    が、

    営利原

    則を

    推進力と

    之に

    指導せ

    れて

    奮せ

    れ、

    途に

    葬目

    的の

    莞る

    営利が

    恰も目

    的そ

    警賢か

    革倒

    招致し

    富に

    差資本主義へ

    とつ

    碍烈

    なる

    判が

    構成せ

    消息

    を知

    る。

    種の

    批判は

    必■ずし

    濁り

    資本主

    義▲へ

    措定と

    して

    倉主

    想に

    観る

    とゞ

    まら

    す、

    本主

    義の

    側に

    立つ

    点想の

    阜分に

    認め

    る。

    脅政

    旨す

    壷的

    期待及び

    賛餞的

    挙動は

    クも

    言か

    した

    想の

    ぬ。

    資本主

    義経

    済組織の

    特質と

    して

    螢利

    則が

    畢耗に

    衝動と

    して

    利とい

    とこ

    吾哀めら

    れて

    済み

    得る

    か。

    或は

    利潤の

    窄め

    利潤追求

    は、

    哲り

    冨れる

    飴地

  • 94

    ・●

    もの

    か。

    等の

    諸鮎はこ

    論文が

    解明

    皇嘉する

    問題で

    り、

    行論の

    帝普なる

    夙に

    分に

    う。

    れが

    改め七

    的検討の

    題と

    なる

    は、

    も童

    念と

    共に

    資本主義組

    織の

    性の

    とつ

    む、

    営利追求の

    理の

    保持と

    して

    之を

    認容して

    くで

    う。

    貨幣経済の

    機構に

    在つ

    は、

    言ふ

    まで

    もな

    く企

    業の

    成果は

    貨幣横倍の

    御足

    故に

    利も重

    貨幣債値と

    して

    解せ

    る。

    貨幣億伍の

    大き

    して

    利が

    測定せ

    は、

    ゆる

    営利

    動が

    とつ

    程を

    経由す

    て、

    貨幣億値へ

    還元せ

    れる

    生別

    掟と

    する

    場合

    貨幣偵値還

    は、

    有形

    物財の

    とゞ

    ず、

    意の

    無形

    始め

    営利賛現掩

    開興すべ

    き】

    済活

    動を

    例外な

    く網羅する

    純なる

    活原

    則+

    の、

    活の

    持練と

    蟄展に

    ゞ■ま

    く、

    飴剰を

    蓄積して

    業の

    践張を

    的と

    する

    もの

    は、

    営利原則に

    支配せ

    れる

    言は

    得る

    通常

    行は

    れる

    最廣義の

    商業概念

    即ち

    柴に

    法に

    規定せ

    れる

    商業概念が

    璧品企

    業活

    豊息

    昧する

    場合の

    商業概念は

    業の

    式たる

    書見

    式を

    把へ

    れに

    よつ

    結果的に

    示せ

    れる

    益の

    存在に

    主と

    して

    鮎を

    た、

    はゞ

    魂形

    式的

    規定に

    ない

    ある

    換言す

    れぼ

    換章貫の

    式に

    営利(

    益)

    結果せ

    れる

    もの

    を、

    本質の

    何たる

    間は

    すすべ

    贋く商業と

    定し

    もの

    外な

    ない

    て、

    有形

    無形

    財を

    封象と

    茸践せ

    営利活動が

    結果的

    貨幣億値を

    以て

    表示

    れ、

    活動の

    果と

    測定が

    可能と

    なる

    機構は

    切の

    要と

    供給が

    適合せ

    らる

    場』

    して

    市場で

    る。

    -

    /一

    味で

    財貨の

    琴讃

    券の

    市場

    資本(

    金融)

    市場

    -

    労働の

    市場と

    種々

    なる

    市場を

    分類する

    2 6

    菓と

    管制

    本的

    関係

  • 爪じ

    仁U

    夢八

    葬三

    dで

    る。

    定着む

    商業概念が

    1

    1

    市場で

    営利的

    括軌を

    要素と

    する

    既に

    逸りで

    り、

    その

    鴎2

    饉の

    検討は

    業本

    質の

    解明

    試ま

    れる

    う。

    れわ

    れは

    商業本質を

    展開すべ

    横合を

    他に

    もつ

    故に

    ・こ

    (

    2)

    深く

    論及せ

    す、

    僅か

    業的+

    概念が

    往々

    して

    営利的+

    概念と

    株に

    解せ

    れる

    げ、

    之に

    よつ

    商業と

    営利に

    通念の

    在を

    例示

    する

    る。

    その

    例と

    して

    (

    3)

    ジョ

    上げ

    う。

    その

    代表的舟二

    書に

    て、

    経済畢に

    種の

    別あ

    藍弼

    じ、

    国家的

    (

    治的)

    経済撃(

    宣告

    害冒mユ

    り、

    他は

    業的

    (

    商人的)

    学(

    芳岩

    邑i

    -

    …菖。。

    畳で

    なし

    して

    前者こ

    眞正

    なる

    経済畢で

    なの

    に、

    九世

    紀末

    菓以

    釆の

    済畢

    は、

    く商業的経

    済単に

    落し

    もの

    痛論す

    る。

    場合に

    業的』

    は、

    葉を

    換へ

    れば

    利主

    義的』

    い・

    とで

    批判の

    鎗鋒に

    狙は

    れた

    もの

    費本主義

    社食の

    爛熟に

    因る

    社食的

    弊恵に

    外なら

    なか

    たの

    あ■る

    即ちラ

    資本主義経済敢合を

    撃する

    に、

    資本主

    義経済の

    性格と

    して

    放り

    した

    ろの

    商菓的+

    は、

    営利主義と

    義に

    用ひ

    味で

    業主義

    (

    昏ヨ一

    義邑ぎ)

    牲利

    殖主

    義(

    ■2①

    邑-

    且.

    畢通

    もの

    なの

    ある

    資本主

    義敢

    脅を

    商業的』

    批判し

    たこ

    は、

    言ふ

    皇で

    もな

    く之を

    痛撃政

    難する

    ろに

    的が

    あつ

    た。

    利己

    資本

    家精細の

    排撃に

    在つ

    た。

    れど

    も暫く冷静に

    考へ

    商業的』

    とい

    営利的』

    案に

    取上

    たこ

    との

    は、

    とつ

    虞賓なる

    もの

    存在する

    見出

    す。

    は、

    営利の

    具現せ

    れる

    程が

    市場機構で

    りー

    して

    市場的

    岳動計

    般に

    廉く商

    業と

    絶括し

    態度に

    共通す

    る■か

    ちで

    ある

    営利の

    ・一

  • .

    度なる

    偏傾

    はラ

    共に

    其の

    弊を

    痛感する

    して

    も、

    営利が

    最贋義の

    商義と

    何放る

    離れが

    関係に

    在る

    解明は

    箕の

    認隷と

    して

    冷静に

    凝成せ

    れね

    ぬ。

    れの

    見解は

    代経済組銭の

    性格が

    商業経

    済と

    把超せ

    ねぼ

    なら

    認め

    共に

    統制経済

    (

    計量経

    済)

    蟄展はこ

    商業的機構へ

    輿へ

    ある

    認める

    併に

    在る

    資本主

    義の

    経済組織が

    商業経

    済と

    して

    解せ

    らぬ

    は、

    資本主義の

    支柱と

    利が

    柴の

    構た

    市場に

    依つ

    箕現せ

    る■乞

    皇息

    昧す

    る。

    璧品商業は

    固有の

    物財流通の

    他に

    流通形

    式に

    着眼して

    く無形

    用役の

    交換を

    も含め

    もの

    固よ

    少で

    る。

    即ち

    営利は

    商業に

    よつ

    て、

    始めて

    貨幣債値の

    大き

    説せ

    れる

    言ひ

    得る

    厳密に

    商業概念■む規

    定して

    国有な

    物財の

    流通に

    局限

    する

    き、

    営利の

    箕現は

    財貨の

    市場(

    商品

    場)

    串い

    換債を

    通じ

    外なら

    ぬ。

    切の

    財貨に

    関す

    企業は

    その

    財貨の

    市場流通

    を目

    的と

    する

    程む

    含む

    .

    限b∴

    商業過

    程か

    遮断せ

    得ない

    農工

    業に

    も同

    様で

    る。

    従つ

    て、

    農工

    業に

    之が

    営利的

    れる

    とい

    言葉の

    味は

    農工

    業の

    程の

    ちに

    商業過

    程の

    在する

    藍息

    昧する

    も切

    外なら

    ない

    あ■る

    蓋し

    農工

    業が

    営の

    に一

    切の

    準備を

    に、

    要な

    産手

    段を

    市場よ

    獲得せ

    とこ

    市場的行動が

    改定せ

    る。

    様に

    ■経

    償の

    成果たる

    産物が

    換倍せ

    れて

    そこ

    益が

    測定せ

    ら.れ

    も亦

    市場的

    行動が

    詠史せ

    ない

    して

    市場的

    行動は

    も直さ

    す商業活

    動に

    外な

    知れ

    (

    ヰ)

    ぼ、

    切の

    利潤の

    箕硯過

    程ほ

    条に

    在る

    と計こ

    般的に

    認め

    ある

    ■ 。

    商業と

    管制の

    基本

    2 ()9

  • 2FU

    弟八

    巻.

    第三

    (

    1)

    垂本主

    義経済の

    性格

    を+

    潤追

    求又

    瞥利

    義に

    次の

    者を

    顧み

    う。

    高田

    博士

    糞本

    義の

    粋理

    論+

    (

    経済論叢+

    月)

    く、

    間の

    鉄骨の

    部に

    は、

    断に

    越の

    求が

    渦頂

    り、

    其結

    種々

    魔、

    配、

    導等の

    が生

    る。

    資本

    義は

    越の

    態と

    解せ

    きで

    る。

    に、

    越の

    力の

    欲望

    離れて

    資本

    義綾な

    い。

    +

    賓本

    義経済は

    定の

    内.容を

    もつ

    済と

    て、

    社食組

    織と

    考へ

    が、

    更に一

    般的

    は、

    済又

    2 7 0

    食に

    動い

    て一ゐ

    向、

    す。

    潤の

    する

    る、

    潤の

    萄で

    る。

    +

    宮田

    喜代

    棲士

    経済草

    究+

    (

    -八

    東)

    く、

    謂ふ

    賓本

    義の

    経済と

    営利

    義を

    神と

    り、

    ぼ、

    求と

    調

    達と

    績的

    和と

    経済の

    単に

    段で

    ある

    貨幣

    を、

    恰も

    的の

    管制

    神で

    あ一り

    す。

    +

    (

    2)

    拙稿

    質の

    聴髄

    論的

    起+

    (

    上田

    博士記

    論文

    集所

    収の

    定)

    (

    3)

    JO

    F

    打亡血

    ど一

    已○

    づF

    訂-L山

    蒜{

    .

    憲兵

    教授諾

    此の

    最後の

    者に

    も+

    (

    4)

    宮田

    博士

    掲書五

    真に

    く、

    先づ

    第一

    算な

    事は

    業内

    て一

    定の

    事象が

    羅え

    ず反

    復し

    ます

    事象は

    得んこ

    的と

    て、

    購入

    責と

    的な

    事象が

    持繚的に

    復し

    起る

    時、

    管制と

    す。

    +

    商糞の

    固有な

    式が

    物財の

    的移韓に

    あゎ∴

    して

    資本主義

    済に

    業たる

    限り∴

    1

    移棒形

  • 式を

    通じて

    営利が

    箕現せ

    1

    着目

    し、

    そこ

    視野を

    蹟大

    して

    物財以

    外の

    役を

    封象す

    諸企

    業を

    も、

    営利箕浣と

    共通

    式に

    概念化

    に、

    最も

    廣い

    味の

    業概念が

    あつ

    た。

    即ちこ

    場合の

    念の

    把挺は

    市場慌系を

    通じて

    営利資現

    過・程に

    掠り

    研が

    れて

    る。

    その

    切な

    例澄

    我が

    商法の

    思想

    之■む

    見出

    すこ

    る。

    人も

    知る

    く、

    商法の

    候文に

    商業その

    もの

    的・

    定義

    解明は

    く、

    商人

    商行

    焉の

    定を

    もつ

    ない

    等の

    諸規定

    通じ

    て、

    法が

    由解する

    商業の

    枢観念が

    何魔に

    ある

    は、

    めて

    白に

    捕へ

    でふ

    写る

    商法は

    その

    第四

    候に

    尭づ

    商人の

    定義を

    輿へ

    本法

    於テ

    商人トハ

    、自己

    名ヲ

    以テ

    商行

    薦ヲ

    環ス

    業ナ

    謂フ+

    す。

    依つ

    て、

    れわ

    行為が

    何で

    明ら

    し、

    攻で

    発と

    重息

    する

    か・を

    問は

    れば

    在ら

    ぬ。

    商行為に

    第五

    百一

    條以

    下に

    文を以

    て、

    之を

    規定

    する

    即ち

    第五

    首一

    及び

    第五

    首二

    條は

    車的に

    し、

    第五

    條は

    前二

    傑に

    封し

    補屈的

    割を

    もつ

    法律聾

    者は

    第五

    首一

    俵を

    危封的

    商行

    第五

    百二

    條を

    封的

    商行男

    して

    第五

    保を

    附屠的

    並に

    推定

    行為と

    名づ

    けて

    る。

    .

    .

    .■

    者が

    絶封的

    商行篤と

    名づ

    けた

    もの

    は、

    有の

    商業或は

    くと

    最も密

    接なる

    隣保に

    立つ

    行篤を

    もの

    見受

    けら

    れる

    然る

    相封的

    商行

    為と

    して

    車せ

    れる

    諸行篤は

    本釆商業と

    稀し

    得べ

    香や■は

    太い

    5 3

    う間

    琴と

    笹る

    もの

    挙る

    その

    中に

    は、

    壷ろ

    念とし

    業とは

    稀せ

    れぬ

    もの

    含む

    言は

    ぬ。

    2 7

    商業と

    替利の

    基本

    関係

  • 弟八

    第三

    ぼ、

    秀行為その

    もの

    して

    は、

    通常の

    藤澤に

    い.

    商業とは

    言ひ

    難い

    もの

    が、

    璧島に

    行為と

    得る

    は、、

    敢で

    ある

    か。

    相封的商行璃たる

    第五

    條の

    條文そ

    もの

    之を

    解い

    る。

    即ち

    孝一

    掲ケ

    行為ハ

    業ト

    之ヲ

    薦ス

    キハ

    之ヲ

    商行為ト

    +

    との

    言葉で

    る。

    主鮎は

    言ふ

    もな

    く『

    営業ト.シ

    之ヲ

    薦ス

    キ』

    もの

    り、

    之に

    相封的

    商行為とい

    れる

    所以で

    もある

    問題は

    然的に

    営業』

    何で

    ある

    くなる

    の.場合『

    営業』

    は、

    商法

    第四

    備に

    所謂『

    業ト

    者』

    業†

    義で

    ある

    見る

    は、

    音ふ

    まで

    もない

    う。

    常、

    糞は

    営業と

    解せ

    れ、

    して

    業と

    は、

    営利の

    観念を

    以て

    二足

    行葛を

    復して

    栂緯する

    とゝ

    定義づ

    けら

    れる

    之に

    れば

    営業た

    営利の

    観念と

    行希の

    復と

    在せ

    ねば

    ぬ。

    迭律聾

    者は

    第五

    條の

    相封的商行為に

    裁て

    祝い

    言ふ

    車せ

    れた

    多数の

    行環は

    本釆の

    商よ

    も飴稜線遠い

    もの

    之と

    然無開係の

    もの

    包含せ

    1』

    ある

    が、

    之等が

    商行為と

    なる

    は、

    重鮎を

    行葛の

    反復性に

    れる

    (

    1)

    とい

    ふ。

    営業の

    概念の

    申に

    若し

    復して

    栂綬する

    とが

    属性と

    して

    認め

    れる

    り伊

    常葉ト

    之ヲ

    篤ス

    キ』

    との

    ちに

    包鋳せ

    れて

    親ら

    れる

    とら

    問題が

    浮び

    上つ

    くる

    れわ

    れの

    社食生活に

    通念に

    て、

    瞭に

    業』

    して

    解せ■ら

    ねぼ

    らぬ

    或る

    種の

    職業又

    業が

    殊更に

    商添の

    行環の

    囲か

    除外せ

    れて

    事鷺で

    る。

    開菓昏

    や・締護士等の

    職業が

    その

    質に

    らか

    念と

    して

    も偉業と

    して

    解さ

    なが

    ら、

    商添上の

    商行為と

    望コ

    す、

    従つ

    商港の

    規定

    除か

    れて

    何故で

    ある

    か。

    港律尊

    者は

    之に

    解明

    輿へ

    言ふ

    ある

    職業が

    港律

    2 7 2

  • ∂5

    一+

    〉7ヱ

    壷業

    誉ソ

    芸や

    営利が

    其の

    職業の

    性質上

    蒙る

    的で

    挙る

    芸や

    決する』

    る。

    腎師

    豪・

    楽家

    蹄護士

    等の

    職業は

    仮令通

    利益

    を得

    や目

    的を

    以て

    行は

    れる

    して

    も、

    其の

    質が

    間的

    嚢術的の

    もの

    故に

    商業と

    望還れぬ

    ある

    と。

    れば

    之に

    依る

    腎り

    国師そ

    他の

    職業は

    くと

    準上の

    商業と

    言は

    (

    2)

    れぬ

    とい

    結論に

    達する

    て、

    商法に

    解せ

    れる

    商葉概念が

    上の

    考察に

    業た

    甲と

    する

    もの

    り、

    その

    営業た

    との

    嶺は

    津律・

    者に

    詮か

    れる

    如く「

    営利が

    其の

    職業の

    性質上主

    的で

    や+

    依存する

    もの

    れぼ

    れわ

    れは

    命題を

    衰の

    態に

    現する

    は、

    何等の

    不日

    警も

    加へ

    もの

    ない

    う。

    .即ち

    南淡に

    車ける

    商業と

    は、

    準る

    的を

    奮利に

    考く

    もの

    ある

    との

    案こ

    れで

    挙るり

    漂計る

    営業の

    雪か

    嘉求し

    くと

    き、

    然に

    富へ

    辿

    豊か

    姦臥

    れに

    瞭な

    たこ

    は、

    商法に

    至り

    業概念が

    営利観念

    を中

    枢と

    する

    もの

    あ■る

    とい

    とで

    り、

    うし

    商港が

    常の

    商業括動と

    不可

    分に

    結合し

    りー

    商業と

    営利との

    聯の

    雷寧ろ

    般的

    もの

    言は

    ねぼ

    なら

    る。

    3 2 1

    新太

    郎博士

    級則

    論+

    二月

    噂地

    膚治

    郎博士

    商業道

    警二

    真に

    く、

    管制

    以て

    商の

    素と

    る。

    +

    商業と

    管制の

    基.本

    的常備

  • 弟八

    第三

    螢利

    義とレふ

    歪は

    畠の

    ちに

    之が

    批判の

    象た

    姦足せ

    れて

    る¢

    れは

    螢利

    親念及び

    営利行

    環の

    寧る

    偏傾

    封す

    を含

    とい

    とで

    る。

    は、

    ずし

    も資本主

    義が

    掠つ

    立つ

    私有財産制度

    品の

    批判と

    盲ない

    壁土

    義的

    原想の

    場に

    在つ

    は、

    撃利

    葦蓑へ

    批判は

    時に

    経済組

    威その

    もの

    1

    欒革

    義足

    する

    もの

    う。

    れど

    も営利主

    義に

    封す

    評は

    濁り

    資本主義の

    外部か

    下さ

    くて

    賓本主

    義の

    部に

    も硯

    上に

    曳こ

    場合に

    はー

    営利の

    著し

    偏寄が

    社食的

    弊患を

    惹起

    する

    着目

    し一

    社昏的

    義や

    済的

    倫理

    場に

    批判せ

    れる

    務、

    資本主義の

    芸が

    のÅ

    轟の

    機構

    姦脅し

    くに

    り、

    之を

    推進する

    動力と

    して

    利潤追求・が

    肯定せ

    れ、

    乏に

    て′少

    くと

    今日

    は、

    動が

    刺戟せ

    れて

    苦っ

    黎展的

    警辿つ

    雷、

    前後す

    幾多の

    弊堂

    冨認め

    して

    も、

    抱こ

    を公

    債せ

    ねぼ

    革ら

    ぬ。

    俸統の

    資本主

    義経済の

    礎に

    擦る

    な、

    営利の

    存在は

    発に

    肯定せ

    ねぼ

    なか

    宅間題は

    摩韓祀合の

    蟄展と

    敢倉情況の

    欒遷と

    して

    窪蚤展の

    請とか

    ら、

    俸統の

    資本

    主義

    済機構そ

    もの

    構造

    砦要求せ

    れ+

    内容的

    雷遼

    ヴね

    らぬ

    き、

    侍倖統の

    芸営利観念が

    ま1

    支捺し

    得ら

    存す

    る。

    後段に

    至つ

    て、

    宕改め

    げる

    横倉を

    もl

    う。

    是森

    屋括の

    秩序と

    して

    私有財産制

    度が

    然と

    して

    ゆる

    り、

    ・わ

    れが

    公序良俗に

    2 74

    _.へ

    ■、_

  • 7-

    h

    U

    ・一

    有増加の

    努力

    は、

    則的に

    是認せ

    言ふ

    もな

    い。

    くと

    もこ

    は、

    卒氷

    く格別の

    省を

    加へ

    く、

    食の

    通念た

    得た

    然ら

    私有財産即ち

    有の

    本質は

    慶に

    存し

    あ■つ

    たか

    契約自由

    層美白

    由等の

    則に

    立つ

    由経済の

    認め

    れて

    腎ノ

    私有財産の

    質は

    黎見に

    れぼ

    自由

    摩分の

    壷に

    克と

    考へ

    る。

    言ふ

    皇で

    もな

    く、

    原則で

    あ・斗

    之に

    封する

    例外の

    存在する

    国よ

    少で

    ある

    僻々

    人の

    動に.患

    て、

    所有を

    増加せ

    との

    営み

    真に

    は、

    くの

    くに

    して

    獲得せ

    れた

    財産が

    良俗に

    ざる

    之を

    個々

    人の

    判断に

    用途へ

    自由に

    廃分し

    得べ

    能の

    隷定が

    存在し

    たこ

    看過で

    ない

    由が

    れぼ

    由経済下で

    私有

    財産の

    魅力は

    著し

    く薄弱

    もの

    あ■る

    相違ない

    私有の

    魔術は

    砂粒

    攣じて

    黄金と

    す+

    (

    芦。

    m

    旦…言写

    p

    皇叫

    言)J

    邑.ざ

    琶P)

    との

    ー・

    グの

    有名な

    言葉の

    は、

    くし

    れぼ

    寛に

    由慶

    分の

    問題で

    るJ

    魔術の

    餞は

    どこ

    ある

    か。

    れが

    由虞分可

    能の

    則だと

    れわ

    望呈

    うい

    味で

    グの

    次の

    葉が

    様に

    解せ

    ぬ。

    彼に

    荒漠たる

    砂地

    堅凪ハ

    よ。

    然らば

    彼は

    化し

    花園と

    すで

    あ■ら

    う。

    若し

    (

    1)

    箇年を

    限つ

    彼に

    花園を

    貸す

    は、

    彼は

    化して

    以て

    漠と

    すで

    う。

    +

    ・ヤ

    言葉を以

    単に

    間に

    固有な

    所有欲

    或は

    利己

    性情と

    解する

    も、

    とつ

    見解に

    違ない

    くし

    然乍ら

    自由廃

    分の

    能と

    みに

    そ、

    私有

    聖県

    茸な

    魅力を

    認める

    もの

    ある

    由経

    済の

    礎に

    立つ

    済組織に

    私有財産制度の

    特性の

    本政

    くし

    れぼ

    その

    日由

    分性に

    在る

    きこ

    藍禦し

    た。

    は、

    獲得せ

    れ、

    蓄積せ

    財産(

    済力)

    が、

    寛に

    虔分せ

    南桑と

    管制の

    関係

    2 5 7

  • 八)

    ■へりゝ

    簾八

    第三

    ら・ぬ

    とい

    の▼で

    ない

    事覚

    何番の

    璧盲加へ

    すに

    く保持

    糖承せ

    れる

    場合も屡

    芸あ

    う。

    れに

    も∴

    7 62

    不拘

    究極に

    有者の

    由な

    断に

    虞分し

    得る

    との

    能性が

    存在する

    とに

    保持確承

    味を

    もつ

    ある′。

    して

    更に

    歩を

    進めて

    然らば

    何故に

    自由魔分可

    能が

    則的に

    支持せ

    れ、

    家の

    蕗制に

    も、

    ■之

    く保護し

    は、

    之を

    思想

    源泉に

    入つ・て

    考へ

    れね

    う。

    その

    経臍思想的

    表現

    絡生

    清に

    ける

    自然的

    自由の

    織と

    然的

    調和

    詮の

    伏在を

    忘れ

    得ない

    個別

    的脛済

    清動の

    最大数果が

    従つ

    又、

    鰻と

    して

    最大

    数異に

    ∵致

    すべ

    との

    功利主義的

    界観の

    是認に

    み、

    財産の

    由廃分が

    認容せ

    れた

    る。

    従つ

    て、

    賢社

    食の

    推移が

    くの

    改定

    調和を

    裏切る

    愈々

    激越と

    少、

    れに

    又、

    祀合生

    自鰻の

    質的なる

    襲此が

    成就せ

    れ、

    之に

    封應すべ

    或は

    之・を

    指導すべ

    念が

    立ち

    れて

    くる

    と・

    き、

    俸瀧的

    自由廃分可

    能を

    調と

    私有財産の

    思想が

    その

    ま1

    行は

    得る

    根本的

    問題で

    れぼ

    ぬ。

    新鹿と

    して

    私有財産は

    家構成の

    底と

    して

    戯と

    して

    維持せ

    る。

    も、

    経済生

    活の

    情況と

    構成の

    碓は

    制度の

    意味

    内容を

    醇化

    くこ

    も必

    然で

    らぬ

    港律思想に

    ける

    所有権の

    をめ

    ぐる

    問題も

    (

    2)

    之に

    外な

    い。

    経済思想の

    上で

    妊、

    私有に

    自由廃分に

    よつ

    て、

    経済活

    動の

    最能限

    成就せ

    れ、

    そむ

    とが

    民経済

    表の

    髄と

    階調を

    保つ

    倍ぜ

    れる

    ろに

    営利追求の

    掠りどこ

    ろも

    存在し

    たの

    ある

    従つ

    て、

    若しか

    1

    鮎が

    何等か

    度と

    範囲

    撃化し

    韓換せ

    れる

    ば、

    営利追求に

    もま

    吾て

    應じ

    省は

    常然の

  • 9】

    ハU

    ・沖

    題と

    なつ

    くる

    有と

    経営又

    管理の

    問題

    即ち

    之に

    ぬ。

    統制経済は

    鮎に

    とつ

    大き

    問題を

    もつ

    る。

    れわ

    れは

    然乍ら

    侍し

    自由廃分を

    展性と

    私有財産制度を

    礎と

    して

    論及

    して

    くで

    う。

    場合

    人は

    何故に

    所有を

    く欲求

    あ■る

    か。

    之は

    結局限

    なき

    営利追

    求と

    同じ

    課題で

    ある

    何と

    れぼ

    営利の

    めの

    営利追求と

    要す

    に、

    くの

    所有或は

    資力へ

    なら

    ない

    る。

    (

    1)

    Ⅰ・

    書こ

    )

    守冒

    .

    n

    首-

    2班

    ぎ-山

    昏巴

    訂c

    冒-

    烏-

    等比

    1

    3‥

    (

    2)

    律思

    想に

    ける

    有硬の

    停統

    侵原

    則』

    が、

    新ら

    代打

    棒換と

    共に

    何な

    影響を

    被り

    滑息に

    親ら

    れよ

    教授

    人所有樺の

    問題

    +

    (

    高等

    紀元二

    論文

    集+

    所収

    管制衝動訣へ

    批判

    れわ

    之まで

    資本主義敢合の

    性格とし

    営利追求』

    或は

    また

    利潤の

    めの

    利潤追求』

    とい

    ふ、

    竺般

    行は

    れる

    解を

    妄の

    まゝ

    支持して

    論じて

    た。

    れわ

    れの

    行論は

    套的理

    解そ

    もの

    討を

    加ふべ

    皇止

    場に

    達し

    息は

    れる

    何故に

    人々

    く資力へ

    要望

    もつ

    ある

    か。

    利潤の

    利潤追

    畢テと

    けに

    究明を

    とゞ

    得べ

    もの

    か。

    7

    最も弘く人

    芸文配する

    思想は

    歯利追求

    畠て

    間の

    固有

    誉衝動へ

    固着せ

    もの

    雪。

    れわ

    れは

    2 7

    業と

    螢利の

    基本

    関係

  • 0βU

    募八

    第三

    名づ

    けて

    営利衝動説と

    ふ。

    教授

    望量を

    蒋り

    れぼ

    魅惑的

    潤の

    動+

    (

    皇①

    ニe

    i-

    卓こ取

    (

    l)

    訂-

    〇¢

    k

    邑名

    君き

    且で

    る。

    然ら

    衝動と

    は、

    釆如

    何な

    間の

    情意

    蟄動

    雪景の

    あ■る

    か。

    動の

    何等か

    厳正

    なる

    概念規

    定を

    れわ

    れは

    用意す

    もの

    もな

    く、

    れの

    的に

    勤し

    ずし

    要と

    ない

    あ■ら

    う。

    寧ろ

    通常

    解せ

    れる

    衝動の

    知れぼ

    りる

    あ■る

    尤も

    常の

    場合に

    も、

    衝動なる

    言葉の

    用法は

    ずし

    もひ

    とつ

    ない

    とは

    表的に

    育つ

    て1

    日的観念

    塞く炊くか

    或は

    瞭と

    ない

    動を

    賃す

    璧品意識を

    衝動と

    言ふ

    従つ

    は、

    人間の

    慮及

    省の

    結果たる

    行動と

    は、

    むし

    (

    2)

    封疏的な

    性質

    警じ

    つ。

    屡々

    人は

    警以て

    間の

    物的

    性情と

    解し

    殆ど

    動物的

    本能と

    義に

    説く

    若し

    衝動が

    間の

    本能に

    近き

    ば、

    そこ

    的の

    確なる

    白髪は

    存在せ

    すとい

    ねぼ

    ぬ。

    資本主義経

    済の

    性と

    言は

    れ濁

    利潤の

    革め

    利潤追求』

    が、

    資本家的

    企業者の

    営利衝動に

    よつ

    説か

    れる

    ぼ、

    はか

    1

    営利心

    を以

    彼等に

    固有な

    性向

    即ちひ

    とつ

    能と

    して

    解せ

    ちぬ

    う。

    して

    衝動が

    1

    詮か

    れる

    ば、

    営利追求

    殆ど

    盲目

    行動とい

    ねぼ

    なら

    くな

    る。

    蓋し

    衝動の

    意義を

    恰も

    能と

    して

    食慾や

    慾に

    等しい

    もの

    説く限

    カ、

    営利

    衝動も

    また

    様の

    味で

    物に

    有な

    獲得の

    能とい

    ぬ。

    言す

    れば

    人間生

    釆の

    性情の

    ちに

    利己

    本能が

    存在せ

    とい

    味に

    る。

    首ふ

    く、

    間も

    差扁の

    物とし

    て、

    自2

    並に

    孫の

    緯か

    愚息せ

    らぬ

    り、

    こ・の

    隼存へ

    力は

    生命を

    もつ

    もの

    得の

    向で

    り、

    そ・こ

    要な

    物を

    獲得せ

    んと

    する

    性向も常然に

    存在す

    る。

    も、

    2 7 S

  • l‥

    くの

    もの

    切に

    共通

    なる

    向は

    本葬

    命そ

    もの

    展性で

    少、

    之に

    向つ

    直ち

    利己

    とい

    債低利断は

    輿へ

    得ない

    螢利の

    動が

    利潤む

    獲得せ

    行動と

    して

    れる

    ら、

    以て

    人間の

    性情に

    固有な

    獲得の

    望風

    靡着せ

    する

    は、

    應考へ

    れぬ

    もない

    営利衝動

    誼の

    接が

    ある

    営利に

    /わ

    くし

    海そこ

    考露の

    飴地

    ある

    思ふ

    之を

    直ちに

    衝動に

    結びつ

    ける

    は、

    くし

    れぼ

    そつ

    大き

    な論理

    的飛躍で

    る。

    蓋し

    通念に

    い■て

    衝動と

    は、

    的を

    殆ど

    自覚する

    き、

    従つ

    殆ど

    計童性を

    欧除せ

    運動

    皇呈

    然る

    に、

    利過求は

    業経営に

    串い■て

    度に

    計喜

    的な

    行動で

    ある

    意味に

    て、

    利行薦が

    世の

    通念に

    衝動

    行為と

    解せ

    れる

    は、

    して

    問題の

    鵠む

    得たる

    解明で

    ない

    言は

    れぼ

    なら

    ぬ。

    れは

    寧ろ

    人間

    瀬自鰻の

    底を

    省する

    と、

    定の

    祀合経

    僕件を

    考渡する

    よつ

    み、

    眞正

    解へ

    達すべ

    題で

    る。

    次の

    くに

    考察する

    営利を

    追求

    する

    慣と

    して

    企業は

    織的

    冶動髄で

    故に

    又ゴ

    教授の

    指摘せ

    れる

    く、

    生潜す

    もめ

    して

    親ら

    ねぼ

    らぬ

    従つ

    は、

    企業と

    ず、

    切の

    生活

    煙が

    共通

    支配を

    ねぽ

    原則が

    存在する

    廉く

    則』

    とい

    ふ。

    第二

    則は

    する

    者の

    持綾と

    展を

    する

    行動の

    理で

    ある

    もこ

    とは

    更に

    骨深く掘

    q/

    告げら

    虐嘗ぬ

    蓋原

    則は

    盲ふ

    とこ

    ろに

    票て

    個の

    基え

    三の

    三は

    2 7

    商業と

    管制の

    基本

    開停

  • 2とU

    第八

    第三

    もつ

    もの

    共窟する

    存の

    原則』

    り、

    して

    鰹の

    保存費展が

    動■因で

    り、

    競争心

    原理

    作用し

    支配

    及び

    別へ

    欲求

    る。

    その

    は、

    1

    生存の

    則の

    撞で

    あ■カ

    従つ

    れの

    覚反

    省で

    卑、

    言葉の

    窒息

    昧で

    活の

    原則』

    ある

    若し

    活原

    則を

    廉く解する

    は、

    存の

    則は

    その

    親ら

    い。

    厳正

    味で

    活原

    則は

    くの

    く自覚と

    省に

    味の

    把握で

    ら、

    .こ

    正し

    くは

    人間に

    見出さ

    れる

    うし

    缶切

    意味

    は、

    個鰻的

    生存か

    養生せ

    す、

    濁り

    自覚

    的な

    共同

    関係に

    詔掛

    れる

    冒す

    れぼ

    活の

    味を

    個饉的

    存在に

    先立つ

    規定して.

    もの

    は、

    環が

    自己の

    位置を

    見出すべ

    髄で

    ある

    れわ

    れは

    1

    もの

    して

    家を

    見出

    す。

    第三

    営利原

    則は

    既に

    明ら

    無自

    覚的

    能行

    動の

    理で

    くて

    度に

    計量的な

    動で

    少、

    して

    濁力

    人間虹合に

    見ら

    れる

    もの

    ある

    り、

    直ちに

    衝動と

    して

    説明する

    許さ

    ぬ。

    味の

    活原

    則で

    ある

    命既たる

    企業の

    持続と

    尊属の

    則で

    る。

    利潤の

    めの

    利潤追求』

    とい

    は、

    一そ

    味屯

    得ない

    とい

    ねぽ

    らぬ

    利潤は必

    ずや

    何等か

    的の

    追求

    もの

    あ■る

    認め

    得ない

    第四

    利潤追求

    業のル

    慧現

    聾展の

    めの

    行動で

    る。

    .そ

    が、

    恰も

    利潤の

    めの

    利潤追求

    観ら

    れる

    は、

    単なる

    動に

    因る

    くて

    企業が

    存立

    特定の

    融合経

    條件に

    ある

    れは

    経済活動の

    由原

    則が

    支持せ

    れ、

    切の

    祀合に

    ける

    険が

    企業白身に

    固着す

    則と

    済の

    構造

    外な

    ぬ。

    競宰

    立つ

    経済

    祀魯に

    て、

    企業が

    括を

    持続し

    且つ

    蟄展せ

    は、

    そこ

    自ら

    なる

    資本

    2 8 0

  • 3月nV

    A

    -

    怠要保件と

    し、

    之が

    獲得へ

    計霊的

    赴か

    れる

    営利追求

    ぬ。

    くの

    彗T

    席の

    なる

    偏傾

    は、

    して

    撃と

    して

    存の

    霊』

    警示

    すて

    り、

    殆ど

    盲目

    雪利潤

    追求の

    観を

    する

    至る

    第五

    至つ

    れ1

    毘は

    悪如

    結論へ

    固着する

    箪利

    則按

    贋則の

    蒜で

    雷ノ

    且つ

    自由経

    済的

    本主

    義に

    特殊約束

    現で

    る。

    して

    その

    度な

    蟄展

    が一

    原則の

    有なる

    味か

    離脱して

    恰も

    なる

    存原則』

    観を

    露呈

    する

    至つ

    て、

    1

    批判の

    封象と

    得な

    くなつ

    た。

    故に

    偏寄せ

    営利主

    義と

    して

    営利原

    則は

    是厳正

    窒息

    昧で

    活原

    則と

    封既的に

    批判せ

    得る

    号生

    活原則按

    常に

    間生

    活の

    管縁先

    して

    成立

    しー

    をこ

    誓輿へ

    れる

    もの

    り、

    今日に

    嘘を

    家に

    見出

    すわ

    れわ

    れは

    味で

    の. 比

    嘉原

    則と

    要する

    に、

    家の

    鰐的

    意味の

    個別生

    活的

    聾現に

    琴ら

    従つ

    之に

    封立

    し、

    之と

    草し

    矛盾すべ

    利原

    則が

    ある

    ぼ、

    春立

    する

    差さ

    れぬ

    とに

    なる

    上に

    よつ

    展開せ

    論議が

    れゎ

    れに

    よつ

    彙に

    本論

    文の

    革初の

    所に

    伏線的

    示し

    後段の

    詳論を

    約束さ

    課題で

    る。

    歪人

    間の

    蓋は

    その

    聾鮎に

    於て

    不平

    監とつ

    t且つ

    不平

    等へ

    雷もつ

    もの

    郎ち

    別へ

    ■の

    要求で

    る。

    1

    間に

    畢け

    慧る

    向と

    して

    撃展の

    泉があ■る

    活に

    ける

    個醍的

    動は

    主とし

    別へ

    琴求と

    して

    げら

    る。

    点る

    間生

    活は

    1

    竪通

    じて

    とつ

    協同へ

    綜合さ

    渇。

    1

    芸髄的

    ・協同的

    盗雷る

    誓義和へ

    向で

    る。

    警備懐的

    不平

    等へ

    向は

    他面

    家の

    商業と

    曹利の

    基本

    関係

    2 8

  • 64

    第八

    第三

    餞的

    階調的政

    策に

    剃禦せ

    れて

    . 、

    谷二

    綜合へ

    れて

    く。

    ょ如

    く人間生

    活に

    雷る

    不平等の

    向は

    高に

    在的

    雷の

    雷、

    究極に

    晶去し

    得べ

    写もな

    く又

    その

    要も春

    雪ない

    営利

    則の

    支配

    もか

    表的

    味で

    不平

    等へ

    努力で

    り、

    要求で

    ある

    警す

    れぼ

    誓に

    芳る

    力へ

    求で

    が。

    警ぼ

    雲量誓に

    行は

    れる

    票翌は

    味に

    社食的

    勢力へ

    欲求

    なの

    か。

    人1)

    .J

    ぎ葛2t

    2

    J

    ㌔訂

    邑2

    d2り

    蒼各P

    票口

    訂日

    野什

    邑亡

    最へ

    望一.

    山・

    束畑

    博士

    経済尊

    慮の

    論+

    六三

    (

    2)

    曹尊

    書中

    動+

    頗。

    友三

    郎博士

    新鰻例

    経済+

    二四・-七

    動の

    分類

    ある

    (

    3)

    屋馬

    博士の

    革文

    賓本

    義の

    粋理

    論+

    は、

    資本

    義の

    もつ

    性格と

    カの

    欲望+

    助か

    至げ

    れて

    る。

    (

    彙の

    夢二

    節の

    終り

    示し

    (

    註)

    参照)

    貨幣経済と

    螢利

    れわ

    れ・は

    中世

    的な

    身分階級的差

    別が

    琴代の

    等自

    由の

    思想

    的洗磯に

    よつ

    打破せ

    れ、

    代る

    経済

    動の

    自由

    璧丁

    因す

    即有

    買手

    等が

    警起さ

    警と

    姦済

    毒死の

    ちに

    認め

    る。

    きの

    尽想

    品考

    想起

    しっ

    1、

    他面

    営利原

    則が

    究極に

    挙措原

    則の

    偏傾

    して

    奉原

    則に

    嘩着すべ

    きこ

    知る

    き、

    ■わ

    れは

    故に

    至つ

    資本

    主義

    経済

    敢脅の

    営利主義に

    て、

    とつ

    霊的考察が

    得ら

    知る

    らう

    ・咋

    28 2

  • 資本主義経

    済組織の

    業経

    営が・ 、

    利潤を

    追求

    き、

    利滴の

    めの

    利潤追求

    とし

    経る

    もの

    くて

    の一

    骨深い

    こ.

    ろに

    則が

    横たは

    真鯛

    じて

    た。

    は一

    般的

    言つ

    て、

    活に

    ける

    別へ

    要求で

    ある

    れわ

    れが

    支配の

    望を

    もち

    めの

    勢力を

    要求

    こ. と

    は、

    究極に

    存の

    板木に

    係はる

    もの

    る。

    存と

    本源的な

    る一

    面で

    る。

    くし

    は、

    間生

    活の

    本的

    面た

    別へ

    要求の

    に、

    人々

    活に

    ける

    業務へ

    倒が

    認め

    れる

    考へ

    る。

    ■わ

    活に

    ける

    衣食住に

    て、

    等の

    努力

    も要せ

    すして

    之が

    供給せ

    れる

    とい

    態に

    ま1

    安住し

    得よ

    か。

    括に

    ける

    業務の

    煩労よ

    も、