北九州市立大学大学院...1 ⅠⅠⅠ 20172017 年度 4444月入学...

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2017 年度 4 月入学・10 月入学 国際環境工学研究科 大連特別選抜 学生募集要項 博士前期(修士)課程 公立大学法人 北九州市立大学大学院

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2017 年度

4 月入学・10 月入学

国際環境工学研究科

大連特別選抜

学生募集要項

博士前期(修士)課程

公立大学法人

北九州市立大学大学院

目目目目 次次次次 ⅠⅠⅠⅠ 2012012012017777 年度年度年度年度 4444 月入学月入学月入学月入学 1.実施日程 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2.募集人員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 3.出願資格 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 4.出願手続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 5.試験スケジュールおよび選考方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 6.試験会場 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 7.受験上の注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 8.合格発表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 9.入学手続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 10.入学に関する経費 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 11.授業料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 12.安全保障輸出管理について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7

ⅡⅡⅡⅡ 2012012012017777 年度年度年度年度 10101010 月入学月入学月入学月入学 1.実施日程 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 2.募集人員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 3.出願資格 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 4.出願手続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 5.試験スケジュールおよび選考方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 6.試験会場 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 7.受験上の注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 8.合格発表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 9.入学手続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 10.入学に関する経費 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 11.授業料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 12.安全保障輸出管理について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 ≪授業科目の概要≫≪授業科目の概要≫≪授業科目の概要≫≪授業科目の概要≫ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 ○ 環境システム専攻・環境工学専攻・情報工学専攻 共通科目・・・ 19 ○ 環境システム専攻 基礎科目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 〃 専門科目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 〃 特別研究科目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 ○ 環境工学専攻 基礎科目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28 〃 専門科目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29 〃 特別研究科目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33 ○ 情報工学専攻 基礎科目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34 〃 専門科目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34 〃 特別研究科目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 ≪各専攻における履修コースの教育研究内容・特別研究指導教員≫≪各専攻における履修コースの教育研究内容・特別研究指導教員≫≪各専攻における履修コースの教育研究内容・特別研究指導教員≫≪各専攻における履修コースの教育研究内容・特別研究指導教員≫ ○ 環境システム専攻 環境化学プロセスコース ・・・・・・・・・・・・・・・ 38 〃 環境バイオシステムコース ・・・・・・・・・・・・・ 39 〃 環境資源システムコース ・・・・・・・・・・・・・・・ 40 ○ 環境工学専攻 機械システムコース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41 〃 建築デザインコース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42 ○ 情報工学専攻 通信・メディア処理コース ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43 〃 コンピュータシステムコース ・・・・・・・・・・・・・・・ 44 ≪綴じ込み用紙≫≪綴じ込み用紙≫≪綴じ込み用紙≫≪綴じ込み用紙≫ ○ 入学願書(様式1(2017.4入学用)(2017.10入学用)) ○ 受験票(様式2)、写真票(様式3)、宛名カード(様式4) ○ 研究領域等希望調査書(様式5) ○ 入学資格審査申請書(様式6)

国際環境工学研究科国際環境工学研究科国際環境工学研究科国際環境工学研究科 アドミッションポリシーアドミッションポリシーアドミッションポリシーアドミッションポリシー 教育の理念・目標 求める人材 環境システム専攻 持続可能な発展を目指して、エネルギー・環境問題について正しい認識を持って社会に貢献できる高度な技術者・研究者及び教育者の育成を目指します。

環境システムについて高度な専門的知識を活用でき、国際的な場で活躍できる高い能力を身に付けた高度専門職業人及び研究者の養成。 ○環境問題について幅広い関心を持っている人。 ○専攻する学問分野の基礎を備え、高度な専門性を身につけるための努力をいとわない人。 ○創造力と自主性を備え、先端研究分野に挑戦する意欲を持っている人。 ○技術者・研究者に必要な一定の教養・倫理観を身につけている人。 ○日本語・英語のコミュニケーション能力の向上に意欲を持っている人。

環境化学 プロセス ○高機能触媒、環境調和型素材、機能性新材料等新規材料の開発、有害物質の化学的処理等、化学と関連した先進的な環境技術の習得を目指している人。 環境バイオ システム ○環境バイオシステムについて高度な専門的知識の習得を目指している人。 ○環境バイオシステムについて国際的な場で活躍できる高い能力を身につけ、高度専門職業人及び研究者を目指している人。 環境資源 システム ○持続可能な社会構築のため高度な専門的知識の習得を目指している人。 ○環境保全・改善や資源循環などの問題解決、地域やアジア諸国をはじめとする発展途上国での環境社会システム構築のために活躍できる高度専門職業人及び研究者を目指している人。 ○学習に必要な広範な基礎知識を有する人。 環境工学専攻 環境工学について高度な専門的知識を活用でき、国際的な場で活躍できる高い能力を身に付けた高度専門職業人及び研究者の養成。 機械システム ○機械工学の基礎的な知識及び技術を修得しており、その知識及び技術をより高める意欲を持った人。 ○環境負荷の低減と経済発展の両立を“持続可能な開発”と捉えるとともに、グローバルな視点を持って活躍できる機械技術者及び研究者を目指している人。 建築デザイン ○未来へ繋がる建築を実現できる高度な専門知識と国際的な場で活躍できる高い能力の習得を目指している人。 ○技術のわかるデザイナー、デザインの分かる高度専門職業人及び研究者を目指している人。 情報工学専攻 情報工学について高度な専門的知識を活用でき、国際的な場で活躍できる高い能力を身に付けた高度専門職業人及び研究者の養成。 通信・ メディア処理 ○情報通信ネットワークの技術およびメディア処理技術について高度な専門的知識の習得を目指している人。 ○国際的な場で活躍できる高い能力を身に付けた高度専門職業人及び研究者を目指している人。 コンピュータ システム ○VLSIシステム、制御システム、組込みシステムについて高度な専門的知識の習得を目指している人。 ○国際的な場で活躍できる高い能力を身に付けた高度専門職業人及び研究者を目指している人。

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ⅠⅠⅠⅠ 2017201720172017 年度年度年度年度 4444 月入学月入学月入学月入学 博士前期(修士)課程博士前期(修士)課程博士前期(修士)課程博士前期(修士)課程

1.実1.実1.実1.実施日程施日程施日程施日程 出 願 期 間 2016年 10月 17日(月)~11月 11日(金)必着 受 験 票 発 送 2016年 11月 15日(火)頃 試 験 日 2016年 12月 11日(日) ※荒天や災害等で試験を予定とおりに実施できない場合は、試験日程の変更を行う可能性があります。試験日程の変更を行う場合は、国際環境工学部のホームページでお知らせします。(http://www.kitakyu-u.ac.jp/env/) 試 験 会 場 ホテル日航大連 4階(中国大連中山区長江路 123号) 合 格 発 表 日 2016年 12月 21日(水) 入 学 手 続 期 間 2017年 1月 5日(木)~1月 13日(金)(予定) 2.募集人員2.募集人員2.募集人員2.募集人員 研 究 科 名 専 攻 ・コース名 募集人員 国際環境 工学研究科 環境システム専攻 環境資源システムコース 若干名 環境工学専攻 建築デザインコース 若干名 情報工学専攻

通信・メディア処理コース 若干名 コンピュータシステムコース 若干名

3.出願資格3.出願資格3.出願資格3.出願資格 大連特別選抜 日本の国籍を有しない者で、次の(1)から(3)までのいずれかに該当する者 (1) 外国において、学校教育における 16 年の課程を修了した者及び 2017 年 3 月 31 日までに修了見込みの者 (2) 外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより当該外国の学校教育における 16 年の課程を修了した者及び 2017 年 3 月 31 日までに修了見込みの者 (3) 本研究科委員会において、個別の入学資格審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、22歳に達した者及び 2017年 3月 31日までに満 22歳に達する者 (注 1)出願資格(3)において、個別の入学資格審査の対象となる者とは、次の 2 つの条件を満たす者です。(事前に出願資格審査を行います。) ① 外国において、大学教育修了までの学校教育の課程が 16年に満たない国において大学教育を修了した者 ② 大学教育終了後、日本国内又は国外の大学若しくは大学共同利用機関等これに準ずる研究機関において、研究生、研究員等として 1年以上研究に従事した者及び 2017年 3月 31日までに 1年以上研究に従事する見込みの者 (注 2)日本の大学の学士の学位を有する者及び 2017年 3月までに取得見込みの者は、 大連特別選抜試験の出願はできませんので、一般選抜試験で出願してください。 (注 3)出願資格(3)によって出願しようとする場合は事前に入学資格審査を行いますので 【入学資格の事前審査について】(2ページ)を参照ください。 《入学に際しての留意事項》 入学手続き後に在留資格が「留学」でない場合(「短期滞在」「就学」等)は、速やかに法務省入国管理局で在留資格を「留学」に変更して下さい。なお、在留資格が「留学」でない場合は、留学生に対する各種奨学金の対象にならないことがあります。

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【入学資格の事前審査について】(対象者のみ) 本研究科委員会が行う入学資格審査は、次のとおり出願前に個別に行います。詳しくは、下記までお問い合わせください。 ア 提出書類 ○ 入学願書(様式1) ○ 研究領域等希望調査書(様式5) ○ 入学希望理由書(A4 1枚程度 様式自由) ○ 入学資格審査申請書(様式6) ○ 最終学歴の成績証明書 ○ これまでの業績や研究内容等を説明できるもの イ 審査受付期間 2016年 10月 14日(金) まで ウ 提出先 北九州市立大学事務局学務第二課入学試験係 (「4.出願手続」を参照) エ 審査結果の通知 本人に郵送で通知します。 《問い合わせ先》 北九州市立大学事務局学務第二課入学試験係 〒808-0135 北九州市若松区ひびきの 1 番 1 号 TEL : +81-93-695-3340 E-mail : [email protected]

4.4.4.4.出出出出願手続願手続願手続願手続 出願者は、下記の提出書類を一括して、封筒(各自で用意して下さい)に入れ、窓口持参または郵送(EMS)により出願期間内に到着するように提出して下さい。 提出の際、封筒の裏に郵便番号、住所、氏名を記載して下さい。 (1) 出願期間 2016年 10月 17日(月)~11月 11日(金)必着 (2) 受付時間(土曜、日曜、祝日を除く)

(窓口受付)平日:午前 8時 30分 ~ 午後 4時 00分 (午後 0時 15分 ~ 午後 1時 15分は除く) (郵 送)2016年 11月 12日(土)以降に郵送により到着したものについては、

2016年 11月 10日(木)までの消印がある場合に限り受理します。

(3) 提出・郵送先 北九州市立大学事務局学務第二課入学試験係 (〒808-0135 北九州市若松区ひびきの 1 番 1 号 TEL+81-93-695-3340) (4) 提出書類関係(下記参照) 提出書類名 説 明 入 学 願 書 [様式 1 (2017.4入学用)]

本学所定の綴じ込み用紙を用いて、太枠内に必要事項を記入して下さい。(*両面とも記入) 縦 4cm×横 3cmサイズ、上半身、脱帽、無背景、正面向きで、出願前 3ヶ月以内に撮影した写真の裏面に氏名を記入のうえ、所定の欄にしっかり貼付して下さい。白黒、カラーを問いません。 受 験 票 [様式 2] 本学所定の綴じ込み用紙を用いて、太枠内に必要事項を記入して下さい。

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提出書類名 説 明 写 真 票 [様式 3] 本学所定の綴じ込み用紙に必要事項をもれなく記入してください。貼付写真については『入学願書』の説明に同じです。 宛 名 カ ー ド [様式 4]

本学所定の綴じ込み用紙に受験票、合格通知・入学手続関係書類、入学許可証等を受け取る郵便番号、住所、氏名(本人名に限る)を正確に記入して下さい。送付先住所がすべて同じ場合は、チェックボックスにチェックを入れ、「住所1」にのみ記入してください。 出 身 大 学 等 の 成 績 証 明 書

大学を卒業した者及び 2017年 3月 31日までに大学を卒業見込みの者は出身大学発行の成績証明書を提出して下さい。 *大学を卒業していない者(大学を 2017年 3月に卒業見込みの者を除く)は最終学歴の成績証明書を提出して下さい。 *日本語及び英語表記でない成績証明書は、必ず日本語または英語に訳したものを添付して下さい。 出 願 資 格 を 証 明 す る 次 の い ず れ か の 書 類

ア.出身大学発行の卒業証明書又は卒業見込証明書(又は在学証明書) イ.入学資格審査結果通知書(本研究科委員会において、入学資格事前審査により認定された者) 研 究 領 域 等 希 望 調 査 書 [様式 5]

本学所定の綴じ込み用紙を用いて、自筆、楷書で記入して下さい。 *入学希望理由等については様式に従って作成したもの。 *必ず事前に、希望する指導教員に連絡をすること。*必ず事前に、希望する指導教員に連絡をすること。*必ず事前に、希望する指導教員に連絡をすること。*必ず事前に、希望する指導教員に連絡をすること。

TOEIC公式認定証、TOEIC-IPテストスコアレポート、TOEFL-iBTスコアレポートのいずれかの書類 ※環境資源システムコース、通信・メディア処理コース、コンピュータシステムコースのみスコアの提出が必要です。

出願開始月より 24カ月以内に受験して得たものとします。 スコア提出を課しているコースの志願者はいずれかの書類を提出してください。(5.試験科目及び選考方法参照) ①TOEIC公開テストのスコア利用者は「Official Score Certificate(公式認定証)」の原本原本原本原本と写し写し写し写しを提出してください。 ②TOEIC-IPテスト(団体特別受験制度)のスコア利用者は、「スコアレポート(個人成績表)」の原本原本原本原本と写し写し写し写しを提出してください。 ③TOEFL-iBTのスコア利用者は、「受験者用スコアレポート受験者用スコアレポート受験者用スコアレポート受験者用スコアレポート」の原本原本原本原本と写し写し写し写しを提出してください。 *TOEIC-IPテストのスコアは、本学主催または本学大学生協主催の ものに限り認めます。 *TOEFL-iBTのスコアは、必ず「受験者用スコアレポート」を提出し て下さい。「公式スコアレポート」は受け付けていません。 *提出された原本は、受験票送付時または試験当日に返却します。 *出願時に①~③の提出が間に合わない場合は、代わりにその受験票受験票受験票受験票の写しを提出の写しを提出の写しを提出の写しを提出の上、試験試験試験試験前前前前日日日日(土曜、日曜、祝日を除く)(土曜、日曜、祝日を除く)(土曜、日曜、祝日を除く)(土曜、日曜、祝日を除く)までにまでにまでにまでに①①①①~③のいずれか~③のいずれか~③のいずれか~③のいずれかの原本と写しの原本と写しの原本と写しの原本と写しをををを提出提出提出提出してください。 *出願時にスコアを提出しているものに限り、試験前日(土曜日、日曜日、祝日を除く)までに高得点のスコアを提出することで、スコアの更新ができます。 入学検定料 (¥30,000) ※日本円に限る

入学検定料 30,000 円を下記の口座に振込み、「振込控のコピー」を願書と一緒に送付してください。 銀行名:福岡銀行 (The Bank of Fukuoka,Ltd) 銀行コード(Swift Code):FKBKJPJT 支店名:北九州営業部 (Kitakyushu Main office) 口座番号:2555152 受取人名:公立大学法人北九州市立大学理事長 石原進 (Kouritsudaigakuhoujin kitakyushushiritsudaigaku

Rijichou Ishihara Susumu) *海外送金時銀行手数料:送金人負担 注:海外送金時、手数料が差引かれ入金額に満たないケースが発生して注:海外送金時、手数料が差引かれ入金額に満たないケースが発生して注:海外送金時、手数料が差引かれ入金額に満たないケースが発生して注:海外送金時、手数料が差引かれ入金額に満たないケースが発生しています。不足分を振り込んでいただく際は、再度手数料がかかりいます。不足分を振り込んでいただく際は、再度手数料がかかりいます。不足分を振り込んでいただく際は、再度手数料がかかりいます。不足分を振り込んでいただく際は、再度手数料がかかりますのますのますのますのでご注意ください。でご注意ください。でご注意ください。でご注意ください。

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【出願上の注意】 ・出願受付後は、いかなる事情があっても出願内容の変更及び入学検定料の返還には応じられません。 ・虚偽の記載があった場合は、たとえ合格しても入学許可を取り消します。 ・いったん正当に受理した出願提出書類等は返却できません。 ・2017年 3月までに出願資格要件を満たす見込みで受験し合格した者が、所定の要件 を満たすことができなかった場合は、入学許可を取り消します。

【身体に障害を有する場合等の受験上の特別措置について】 身体に障害を有する場合等で、受験にあたり特別な措置を希望する志願者には、本学で対応できる範囲で、障害の程度等に応じた措置を取ります。このため事前に相談を行うことがありますので、すみやかにお申し出下さい。 《連絡先》 北九州市立大学事務局学務第二課入学試験係 〒808-0135 北九州市若松区ひびきの 1 番 1 号 TEL : +81-93-695-3340 E-mail : [email protected] 5.試験5.試験5.試験5.試験スケジュールスケジュールスケジュールスケジュールおよび選考方法および選考方法および選考方法および選考方法

【試験スケジュール【試験スケジュール【試験スケジュール【試験スケジュール】】】】

◆ 環境システム専攻

○環境資源システムコース(注1) 選抜区分 試験科目 時 間 大連特別選抜 英語(注2)/技術日本語(注3) 9:00~10:30 専門科目(「環境マネジメント」、「環境化学」、「環境工学」、「資源循環工学」から 1科目選択)(注4) 11:00~12:30 昼休憩 12:30~13:10 口頭試問・面接 13:30~ (注1) 試験はすべて、日本語または英語を選択することができます。選択する□欄に「レ」を 記入すること(願書(様式1)内願書(様式1)内願書(様式1)内願書(様式1)内)。 (注2) 英語の試験はありません英語の試験はありません英語の試験はありません英語の試験はありませんが、が、が、が、TOEICTOEICTOEICTOEIC スコアまたはスコアまたはスコアまたはスコアまたは TOEFLTOEFLTOEFLTOEFL スコアの提出を課しますスコアの提出を課しますスコアの提出を課しますスコアの提出を課します。 (注3) TOEIC スコアまたは TOEFL スコアの提出にかえて技術日本語の筆記試験を選択 することができます。選択する□欄に「レ」を記入すること(願書(様式願書(様式願書(様式願書(様式 1111)内)内)内)内)。 (注4) 選択する問題(環境マネジメント、環境化学、環境工学、資源循環工学から 1 つ) の□欄に「レ」を記入すること(願書(様式願書(様式願書(様式願書(様式 1111)内)内)内)内)。

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◆ 環境工学専攻

○建築デザインコース(注1) 選抜区分 試験科目 時 間 大連特別選抜 専門科目(「構造・材料・施工」、「計画・設計」、「環境・設備」から 1分野の選択問題)(注2) 9:00~10:30 口頭試問・面接(注3) 11:00~ (注1) 問題は、英語と日本語が併記してあります(解答は、英語または日本語で記入)。 (注2) 選択する問題(「構造・材料・施工」、「計画・設計」、「環境・設備」から 1 つ)の□欄に「レ」を 記入すること(願書(様式1)内願書(様式1)内願書(様式1)内願書(様式1)内)。 (注3) 卒業研究の概要、設計課題などの概要を示すポートフォリオなどを持参することを卒業研究の概要、設計課題などの概要を示すポートフォリオなどを持参することを卒業研究の概要、設計課題などの概要を示すポートフォリオなどを持参することを卒業研究の概要、設計課題などの概要を示すポートフォリオなどを持参することを 推奨する。推奨する。推奨する。推奨する。

◆ 情報工学専攻 ○通信・メディア処理コース (注1) ○コンピュータシステムコース(注1) 選抜区分 試験科目 時 間

大連特別選抜 英語(注2)(注3) - 数学(微分・積分、線形代数、複素解析、フーリエ解析、集合と確率の範囲から出題) 9:00~10:30 専門科目(「電気回路」、「通信工学基礎」、「アルゴリズムとデータ構造」、「論理回路」の4科目から2科目選択) 11:00~12:00 昼休憩 12:00~12:40 面接 13:00~ (注1) 研究室配属の関係上、情報工学専攻内の希望外のコースに配属されることがあります。 試験はすべて、日本語または英語を選択することができます。選択する□欄に「レ」を記入 すること(願書(様式1)内願書(様式1)内願書(様式1)内願書(様式1)内)。 (注2) 英語英語英語英語の試験の試験の試験の試験ははははありませんが、ありませんが、ありませんが、ありませんが、TOEICTOEICTOEICTOEIC スコアまたはスコアまたはスコアまたはスコアまたは TOEFLTOEFLTOEFLTOEFL スコアの提出を課しますスコアの提出を課しますスコアの提出を課しますスコアの提出を課します。 (注3) 英語を母国語とする外国人は TOEIC スコアまたは TOEFL スコアの提出を免除します。

【選考方法】【選考方法】【選考方法】【選考方法】

試験科目結果、出願書類等を総合して行います。

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6.6.6.6. 試験会場試験会場試験会場試験会場 ホテル日航大連 4階(中国大連中山区長江路 123号, TEL : 0411-82529999 )

7.7.7.7. 受験上の注意受験上の注意受験上の注意受験上の注意 (1) 受験には必ず受験票を持参してください。受験票が試験日の 3日前までに未着の場合は、学務第二課入学試験係([email protected])にご連絡ください。 (2) 遅刻は、試験開始後 20 分までに試験室に入室した者に限り認めます。ただし、面接の遅刻は認めません。 (3) 定期に運行している公共交通機関の大幅な遅れにより試験開始時刻に遅刻した場合には、所定の試験時間を確保して試験を行います。その際、公共交通機関を利用したことの証明のため、乗車時刻、到着時刻等をあらかじめメモしておいてください。 (4) 筆記具、腕時計(計算機能、翻訳機能、辞書機能等の多機能時計は厳禁)を持参して下さい。貸し出しは一切出来ません。 (5) 面接が 11時から開始するコースの場合、志願者数によっては 12 時以降までかかる可能性があります。 8.合格発表8.合格発表8.合格発表8.合格発表 下記日時に、合格者の受験番号を掲示するとともに、合格者のみに合格通知書を送付します。なお、受験者本人であっても、電話による合否に関する照会には一切応じられません。 合格発表日時 2016年 12月 21日(水)午前 9時(日本時間) (ホームページは午前 10時) 合格発表場所 北九州市立大学(ひびきのキャンパス)ウッドデッキテラス掲示板 北九州市立大学ホームページ (アドレス http://www.kitakyu-u.ac.jp/)

9.入学手続9.入学手続9.入学手続9.入学手続 入学手続は、次の期間に本学ひびきのキャンパスにて行います。入学手続に関する詳細については「合格通知」送付の際にお知らせいたします。 入学手続期間 2017年 1月 5日(木)~1月 13日(金)(予定)

・いったん納入された入学金は、いかなる理由があっても返還できません。 ・期間内に入学手続を完了しなかった場合は、入学辞退として取扱います。理由のい かんを問わず、入学手続期間の延長は行いません。 ・期間内に、入学金の納入、必要書類の提出を完了した者に入学を許可します。 ・入学手続には、受験票が必要です。大切に保管しておいて下さい。

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10.入10.入10.入10.入学に学に学に学に関する関する関する関する経費経費経費経費 (注1) 種 別 金 額 備 考 入 学 金 北九州市内居住者 282,000円 (注2) 北九州市外居住者 423,000円 同 窓 会 50,000円 本学卒業生で、既に 納めている方は不要 学生教育研究 災害傷害保険料 2ヵ年分 1,750円 (注1)経費は現行(2016年度入学者)の金額です。変更されることがあります。 (注2)北九州市内居住者とは、入学する本人又はその配偶者もしくは 2 親等内の親族が、入学の前年度において北九州市の市民税納税義務者(又は、市民税非課税者)であり、かつ入学金納入のときまで引き続き北九州市内に住所を有する者をいいます。 なお、「入学の前年度において北九州市の市民税納税義務者(又は、市民税非課税者)」であるためには、2016年 1月 1日現在北九州市に在住していることが必要です。 ※同窓会費・保険料については、入学の必須条件ではありません。

11111111.授業料.授業料.授業料.授業料 年間授業料 535,800円

(1) 現行の金額です。在学中に授業料及び納入方法等の改定が行われた場合には、改定時から適用されます。 (2) 授業料は、納入期限日(当日が金融機関休業日の場合は、翌営業日)に口座振替で納入していただきます。

12121212....安全保障輸出管理について安全保障輸出管理について安全保障輸出管理について安全保障輸出管理について 北九州市立大学では、「外国為替及び外国貿易法」に基づき、「北九州市立大学安全保障輸出 管理規定」を定め、外国人留学生の受け入れに際して厳格な審査を実施しています。 規制事項に該当する場合は、希望する教育が受けられない場合や研究ができない場合があり ますので、ご注意ください。 【参考】URL: 日本語 http://www.meti.go.jp/policy/anpo/ English http://www.meti.go.jp/policy/anpo/englishpage.html

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ⅡⅡⅡⅡ 2017201720172017 年度年度年度年度 10101010 月入学月入学月入学月入学 博士前期(修士)課程博士前期(修士)課程博士前期(修士)課程博士前期(修士)課程

1.実1.実1.実1.実施日程施日程施日程施日程 出 願 期 間 2016年 10月 17日(月)~11月 11日(金)必着 受 験 票 発 送 2016年 11月 15日(火)頃 試 験 日 2016年 12月 11日(日) ※荒天や災害等で試験を予定とおりに実施できない場合は、試験日程の変更を行う可能性があります。試験日程の変更を行う場合は、国際環境工学部のホームページでお知らせします。(http://www.kitakyu-u.ac.jp/env/) 試 験 会 場 ホテル日航大連 4階(中国大連中山区長江路 123号) 合 格 発 表 日 2016年 12月 21日(水) 入 学 手 続 期 間 2017年 7月 12日(水)~7月 19日(水)(予定) 2.募集人員2.募集人員2.募集人員2.募集人員 研 究 科 名 専 攻 ・コース名 募集人員 国際環境 工学研究科 環境システム専攻 環境資源システムコース 若干名 環境工学専攻 建築デザインコース 若干名 情報工学専攻

通信・メディア処理コース 若干名 コンピュータシステムコース 若干名

3.出願資格3.出願資格3.出願資格3.出願資格 大連特別選抜 日本の国籍を有しない者で、次の(1)から(3)までのいずれかに該当する者 (1)外国において、学校教育における 16年の課程を修了した者及び 2017年 9月 30日までに修了見込みの者 (2)外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより当該外国の学校教育における 16年の課程を修了した者及び 2017年 9月 30日までに修了見込みの者 (3)本研究科委員会において、個別の入学資格審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、22歳に達した者及び 2017年 9月 30日までに満 22歳に達する者 (注 1)出願資格(3)において、個別の入学資格審査の対象となる者とは、次の 2 つの条件を満たす者です。(事前に出願資格審査を行います。) ① 外国において、大学教育修了までの学校教育の課程が 16 年に満たない国において大学教育を修了した者 ② 大学教育終了後、日本国内又は国外の大学若しくは大学共同利用機関等これに準ずる研究機関において、研究生、研究員等として 1年以上研究に従事した者及び 2017年 9月 30日までに 1年以上研究に従事する見込みの者 (注 2)日本の大学の学士の学位を有する者及び 2017年 9月までに取得見込みの者は、 大連特別選抜試験の出願はできませんので、一般選抜試験で出願してください。 (注 3)出願資格(3)によって出願しようとする場合は事前に入学資格審査を行いますので 【入学資格の事前審査について】(9ページ)を参照ください。 《入学に際しての留意事項》 入学手続き後に在留資格が「留学」でない場合(「短期滞在」「就学」等)は、速やかに法務省入国管理局で在留資格を「留学」に変更して下さい。 なお、在留資格が「留学」でない場合は、留学生に対する各種奨学金の対象にならないことがあります。

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【入学資格の事前審査について】(対象者のみ) 本研究科委員会が行う入学資格審査は、次のとおり出願前に個別に行います。詳しくは、下記までお問い合わせください。 ア 提出書類 ○ 入学願書(様式1) ○ 研究領域等希望調査書(様式5) ○ 入学希望理由書(A4 1枚程度 様式自由) ○ 入学資格審査申請書(様式6) ○ 最終学歴の成績証明書 ○ これまでの業績や研究内容等を説明できるもの イ 審査受付期間 2016年 10月 14日(金) まで ウ 提出先 北九州市立大学事務局学務第二課入学試験係 (「4.出願手続」を参照) エ 審査結果の通知 本人に郵送で通知します。 《問い合わせ先》 北九州市立大学事務局学務第二課入学試験係 〒808-0135 北九州市若松区ひびきの 1 番 1 号 TEL : +81-93-695-3340 E-mail : [email protected] 4.4.4.4.出出出出願手続願手続願手続願手続 出願者は、下記の提出書類を一括して、封筒(各自で用意して下さい)に入れ、窓口持参または郵送(EMS)により出願期間内に到着するように提出して下さい。 提出の際、封筒の裏に郵便番号、住所、氏名を記載して下さい。 (1) 出願期間 2016年 10月 17日(月)~11月 11日(金)必着 (2)受付時間(土曜、日曜、祝日を除く)

(窓口受付)平日:午前 8時 30分 ~ 午後 4時 00分 (午後 0時 15分 ~ 午後 1時 15分は除く) (郵 送)2016年 11月 12日(土)以降に郵送により到着したものについては、

2016年 11月 10日(木)までの消印がある場合に限り受理します。 (3)提出・郵送先 北九州市立大学事務局学務第二課入学試験係 (〒808-0135 北九州市若松区ひびきの 1 番 1 号 TEL+81-93-695-3340) (4)提出書類関係(下記参照) 提出書類名 説 明 入 学 願 書 [様式 1

(2017.10入学用)] 本学所定の綴じ込み用紙を用いて、太枠内に必要事項を記入して下さい。(*両面とも記入) 縦 4cm×横 3cmサイズ、上半身、脱帽、無背景、正面向きで、出願前 3ヶ月以内に撮影した写真の裏面に氏名を記入のうえ、所定の欄にしっかり貼付して下さい。白黒、カラーを問いません。 受 験 票 [様式 2] 本学所定の綴じ込み用紙を用いて、太枠内に必要事項を記入して下さい。

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提出書類名 説 明 写 真 票 [様式 3]

本学所定の綴じ込み用紙に必要事項をもれなく記入してください。貼付写真については『入学願書』の説明に同じです。 宛 名 カ ー ド [様式 4]

本学所定の綴じ込み用紙に受験票、合格通知・入学手続関係書類、入学許可証等を受け取る郵便番号、住所、氏名(本人名に限る)を正確に記入して下さい。送付先住所がすべて同じ場合は、チェックボックスにチェックを入れ、「住所1」にのみ記入してください。 出 身 大 学 等 の 成 績 証 明 書

大学を卒業した者及び 2017年 9月 30日までに大学を卒業見込みの者は出身大学発行の成績証明書を提出して下さい。 *大学を卒業していない者(大学を 2017年 9月に卒業見込みの者を除く)は最終学歴の成績証明書を提出して下さい。 *日本語及び英語表記でない成績証明書は、必ず日本語または英語に訳したものを添付して下さい。 出 願 資 格 を 証 明 す る 次 の いずれかの書類

ア.出身大学発行の卒業証明書又は卒業見込証明書(又は在学証明書) イ.入学資格審査結果通知書(本研究科委員会において、入学資格事前審査により認定された者) 研究領域等希望 調 査 書 [様式 5]

本学所定の綴じ込み用紙を用いて、自筆、楷書で記入して下さい。 *入学希望理由等については様式に従って作成したもの。 *必ず事前に、希望する指導教員に連絡*必ず事前に、希望する指導教員に連絡*必ず事前に、希望する指導教員に連絡*必ず事前に、希望する指導教員に連絡をすること。をすること。をすること。をすること。

TOEIC公式認定証、TOEIC-IPテストスコアレポート、TOEFL-iBTスコアレポートのいずれかの書類 ※環境資源システムコース、通信・メディア処理コース、コンピュータシステムコースのみスコアの提出が必要です。

出願開始月より 24カ月以内に受験して得たものとします。 スコア提出を課しているコースの志願者はいずれかの書類を提出してください。(5.試験科目及び選考方法参照) ①TOEIC公開テストのスコア利用者は「Official Score Certificate(公式認定証)」の原本原本原本原本と写し写し写し写しを提出してください。 ②TOEIC-IPテスト(団体特別受験制度)のスコア利用者は、「スコアレポート(個人成績表)」の原本原本原本原本と写し写し写し写しを提出してください。 ③TOEFL-iBTのスコア利用者は、「受験者用スコアレポート受験者用スコアレポート受験者用スコアレポート受験者用スコアレポート」の原本原本原本原本と写し写し写し写しを提出してください。 *TOEIC-IPテストのスコアは、本学主催または本学大学生協主催の ものに限り認めます。 *TOEFL-iBTのスコアは、必ず「受験者用スコアレポート」を提出し て下さい。「公式スコアレポート」は受け付けていません。 *提出された原本は、受験票送付時または試験当日に返却します。 *出願時に①~③の提出が間に合わない場合は、代わりにその受験票受験票受験票受験票の写しを提出の写しを提出の写しを提出の写しを提出の上、試験試験試験試験前前前前日日日日(土曜、日曜、祝日を除く)(土曜、日曜、祝日を除く)(土曜、日曜、祝日を除く)(土曜、日曜、祝日を除く)までにまでにまでにまでに①①①①~③のいずれかの原本と写しを~③のいずれかの原本と写しを~③のいずれかの原本と写しを~③のいずれかの原本と写しを提出提出提出提出してください。 *出願時にスコアを提出しているものに限り、試験前日(土曜日、日曜日、祝日を除く)までに高得点のスコアを提出することで、スコアの更新ができます。 入学検定料 (¥30,000) ※日本円に限る

入学検定料 30,000 円を下記の口座に振込み、「振込控のコピー」を願書と一緒に送付してください。 銀行名:福岡銀行 (The Bank of Fukuoka,Ltd) 銀行コード(Swift Code):FKBKJPJT 支店名:北九州営業部 (Kitakyushu Main office) 口座番号:2555152 受取人名:公立大学法人北九州市立大学理事長 石原進 (Kouritsudaigakuhoujin kitakyushushiritsudaigaku

Rijichou Ishihara Susumu) *海外送金時銀行手数料:送金人負担 注:海外送金時、手数料が差引かれ入金額に満たないケ注:海外送金時、手数料が差引かれ入金額に満たないケ注:海外送金時、手数料が差引かれ入金額に満たないケ注:海外送金時、手数料が差引かれ入金額に満たないケースが発生しースが発生しースが発生しースが発生しています。不足分を振り込んでいただく際は、再度手数料がかかりますています。不足分を振り込んでいただく際は、再度手数料がかかりますています。不足分を振り込んでいただく際は、再度手数料がかかりますています。不足分を振り込んでいただく際は、再度手数料がかかりますのでご注意ください。のでご注意ください。のでご注意ください。のでご注意ください。

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【出願上の注意】 ・出願受付後は、いかなる事情があっても出願内容の変更及び入学検定料の返還には応じられません。 ・虚偽の記載があった場合は、たとえ合格しても入学許可を取り消します。 いったん正当に受理した出願提出書類等は返却できません。 ・2017年 9月までに出願資格要件を満たす見込みで受験し合格した者が、所定の要件 を満たすことができなかった場合は、入学許可を取り消します。

【身体に障害を有する場合等の受験上の特別措置について】 身体に障害を有する場合等で、受験にあたり特別な措置を希望する志願者には、本学で対応できる範囲で、障害の程度等に応じた措置を取ります。このため事前に相談を行うことがありますので、すみやかにお申し出下さい。 《連絡先》 北九州市立大学事務局学務第二課入学試験係 〒808-0135 北九州市若松区ひびきの 1 番 1 号 TEL : +81-93-695-3340 E-mail : [email protected] 5.試験ス5.試験ス5.試験ス5.試験スケジュールおよび選考方法ケジュールおよび選考方法ケジュールおよび選考方法ケジュールおよび選考方法

【試験スケジュール】【試験スケジュール】【試験スケジュール】【試験スケジュール】

◆ 環境システム専攻

○環境資源システムコース(注1) 選抜区分 試験科目 時 間 大連特別選抜 英語(注2)/技術日本語(注3) 9:00~10:30 専門科目(「環境マネジメント」、「環境化学」、「環境工学」、「資源循環工学」から 1科目選択)(注4) 11:00~12:30 昼休憩 12:30~13:10 口頭試問・面接 13:30~ (注1) 試験はすべて、日本語または英語を選択することができます。選択する□欄に「レ」を 記入すること(願書(様式1)内願書(様式1)内願書(様式1)内願書(様式1)内)。 (注2) 英語の試験はありませんが、英語の試験はありませんが、英語の試験はありませんが、英語の試験はありませんが、TOEICTOEICTOEICTOEIC スコアまたはスコアまたはスコアまたはスコアまたは TOEFLTOEFLTOEFLTOEFL スコアの提出を課しますスコアの提出を課しますスコアの提出を課しますスコアの提出を課します。 (注3) TOEIC スコアまたは TOEFL スコアの提出にかえて技術日本語の筆記試験を選択 することができます。選択する□欄に「レ」を記入すること(願書(様式願書(様式願書(様式願書(様式 1111)内)内)内)内)。 (注4) 選択する問題(環境マネジメント、環境化学、環境工学、資源循環工学から 1 つ) の□欄に「レ」を記入すること(願書(様式願書(様式願書(様式願書(様式 1111)内)内)内)内)。

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◆ 環境工学専攻

○建築デザインコース(注1) 選抜区分 試験科目 時 間 大連特別選抜 専門科目(「構造・材料・施工」、「計画・設計」、「環境・設備」から 1分野の選択問題)(注2) 9:00~10:30 口頭試問・面接(注3) 11:00~ (注1) 問題は、英語と日本語が併記してあります(解答は、英語または日本語で記入)。 (注2) 選択する問題(「構造・材料・施工」、「計画・設計」、「環境・設備」から 1 つ)の□欄に「レ」を 記入すること(願書(様式1)内願書(様式1)内願書(様式1)内願書(様式1)内)。 (注3) 卒業研究の概要、設計課題などの概要を示すポートフォリオなどを持参することを卒業研究の概要、設計課題などの概要を示すポートフォリオなどを持参することを卒業研究の概要、設計課題などの概要を示すポートフォリオなどを持参することを卒業研究の概要、設計課題などの概要を示すポートフォリオなどを持参することを 推奨する推奨する推奨する推奨する。。。。

◆ 情報工学専攻 ○通信・メディア処理コース (注1) ○コンピュータシステムコース(注1) 選抜区分 試験科目 時 間

大連特別選抜 英語(注2)(注3) - 数学(微分・積分、線形代数、複素解析、フーリエ解析、集合と確率の範囲から出題) 9:00~10:30 専門科目(「電気回路」、「通信工学基礎」、「アルゴリズムとデータ構造」、「論理回路」の4科目から2科目選択) 11:00~12:00 昼休憩 12:00~12:40 面接 13:00~ (注1) 研究室配属の関係上、情報工学専攻内の希望外のコースに配属されることがあります。 試験はすべて、日本語または英語を選択することができます。選択する□欄に「レ」を記入 すること(願書(様式1)内願書(様式1)内願書(様式1)内願書(様式1)内)。 (注2) 英語の試験はありませんが、英語の試験はありませんが、英語の試験はありませんが、英語の試験はありませんが、TOEICTOEICTOEICTOEIC スコアまたはスコアまたはスコアまたはスコアまたは TOEFLTOEFLTOEFLTOEFL スコアの提出を課しますスコアの提出を課しますスコアの提出を課しますスコアの提出を課します。 (注3) 英語を母国語とする外国人は TOEIC スコアまたは TOEFL スコアの提出を免除します。

【選考方法】【選考方法】【選考方法】【選考方法】

試験科目結果、出願書類等を総合して行います。

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6.6.6.6. 試験会場試験会場試験会場試験会場 ホテル日航大連 4階(中国大連中山区長江路 123号, TEL : 0411-82529999 )

7.受験上の注意7.受験上の注意7.受験上の注意7.受験上の注意 (1) 受験には必ず受験票を持参してください。受験票が試験日の 3日前までに未着の場合は、学務第二課入学試験係([email protected])にご連絡ください。 (2) 遅刻は、試験開始後 20 分までに試験室に入室した者に限り認めます。ただし、面接の遅刻は認めません。 (3) 定期に運行している公共交通機関の大幅な遅れにより試験開始時刻に遅刻した場合には、所定の試験時間を確保して試験を行います。その際、公共交通機関を利用したことの証明のため、乗車時刻、到着時刻等をあらかじめメモしておいてください。 (4) 筆記具、腕時計(計算機能、翻訳機能、辞書機能等の多機能時計は厳禁)を持参して下さい。貸し出しは一切出来ません。 (5) 面接が 11時から開始するコースの場合、志願者数によっては 12 時以降までかかる可能性があります。 8.合格発表8.合格発表8.合格発表8.合格発表 下記日時に、合格者の受験番号を掲示するとともに、合格者のみに合格通知書を送付します。なお、受験者本人であっても、電話による合否に関する照会には一切応じられません。 合格発表日時 2016年 12月 21日(水)午前 9時(日本時間) (ホームページは午前 10時) 合格発表場所 北九州市立大学(ひびきのキャンパス)ウッドデッキテラス掲示板 北九州市立大学ホームページ (アドレス http://www.kitakyu-u.ac.jp/)

9.入学手続9.入学手続9.入学手続9.入学手続 入学手続は、次の期間に本学ひびきのキャンパスにて行います。入学手続に関する詳細については「合格通知」送付の際にお知らせいたします。 入学手続期間 2017年 7月 12日(水)~7月 19日(水)(予定)

・いったん納入された入学金は、いかなる理由があっても返還できません。 ・期間内に入学手続を完了しなかった場合は、入学辞退として取扱います。理由のい かんを問わず、入学手続期間の延長は行いません。 ・期間内に、入学金の納入、必要書類の提出を完了した者に入学を許可します。 ・入学手続には、受験票が必要です。大切に保管しておいて下さい。

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10.入10.入10.入10.入学に学に学に学に関する関する関する関する経費経費経費経費 (注1) 種 別 金 額 備 考 入 学 金 北九州市内居住者 282,000円 (注2) 北九州市外居住者 423,000円 同 窓 会 50,000円 本学卒業生で、既に 納めている方は不要 学生教育研究 災害傷害保険料 2ヵ年分 1,750円 (注1)経費は現行(2016年度入学者)の金額です。変更されることがあります。 (注2)北九州市内居住者とは、入学する本人又はその配偶者もしくは 2 親等内の親族が、入学の前年度において北九州市の市民税納税義務者(又は、市民税非課税者)であり、かつ入学金納入のときまで引き続き北九州市内に住所を有する者をいいます。 なお、「入学の前年度において北九州市の市民税納税義務者(又は、市民税非課税者)」であるためには、2016年 1月 1日現在北九州市に在住していることが必要です。 ※同窓会費・保険料については、入学の必須条件ではありません。

11111111.授業料.授業料.授業料.授業料 年間授業料 535,800円

(1) 現行の金額です。在学中に授業料及び納入方法等の改定が行われた場合には、改定時から適用されます。 (2) 授業料は、納入期限日(当日が金融機関休業日の場合は、翌営業日)に口座振替で納入していただきます。

12121212....安全保障輸出管理について安全保障輸出管理について安全保障輸出管理について安全保障輸出管理について 北九州市立大学では、「外国為替及び外国貿易法」に基づき、「北九州市立大学安全保障輸出 管理規定」を定め、外国人留学生の受け入れに際して厳格な審査を実施しています。 規制事項に該当する場合は、希望する教育が受けられない場合や研究ができない場合があり ますので、ご注意ください。 【参考】URL: 日本語 http://www.meti.go.jp/policy/anpo/ English http://www.meti.go.jp/policy/anpo/englishpage.html

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≪授業科目の概要≫ 博士前期課程 修了に必要な単位は 30単位以上 ≪内訳≫ 下記科目を修得すること。 ・共通科目と基礎科目から 4単位以上。ただし、共通科目から 2単位以上 ・専門科目から 18単位以上。ただし所属するコースの専門科目から 10単位以上 他のコース及び他の専攻の専門科目から 4単位以上 ・特別研究科目 8単位(特別研究Ⅰ・Ⅱ) ※カリキュラム改編時にあたり、一部変更される可能性があります。

※ 授業科目の詳細については、次ページから記載しております

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【環境システム専攻】 <<共 通 科 目>>(各 2 単 位) 企業環境マネジメント論 知的財産の生産と活用 Academic Presentation Ⅰ Academic Presentation Ⅱ 工学倫理特論 環境原論 学外特別研修(インターンシップ) <<基 礎 科 目>>(各 2 単 位) 環境化学プロセス基礎 I(化学プロセス) 環境化学プロセス基礎 II(先進マテリアル) 環境バイオシステム基礎Ⅰ(生命材料工学) 環境バイオシステム基礎Ⅱ(生物生態工学) 環境資源システム基礎(環境資源システム) <<専 門 科 目>>(各 2 単 位) 環境化学プロセス エネルギー化学

環境資源システム

環境経済論 化学反応工学 環境政策論 反応設計工学 環境経営システム論 応用触媒工学 環境情報システム論 分光分析論 都市環境評価・計画論 分離精製工学 途上国開発論Ⅰ 固体材料化学 途上国開発論Ⅱ プロセス設計学 地域経済論研究ⅠA 先端材料システム 地域経済論研究ⅠB 高分子材料化学 都市経済論研究 環境化学プロセス特論Ⅰ 環境化学物質計測学 環境化学プロセス特論Ⅱ 環境保全工学 環境バイオシステム 環境生物学 資源循環技術 高分子物性論 水圏環境工学 計算化学 地圏環境修復 生体材料論 生産工程学 生態系管理学 リサイクル工学 生物センサー工学 アジアの環境問題 環境衛生学 省資源衛生工学 微生物機能学 健康リスク学 環境応答生理学 環境材料工学 <<特 別 研 究 科 目>> 地球化学 特別研究Ⅰ (6単位) バイオシステム特論Ⅰ 特別研究Ⅱ (2単位) バイオシステム特論Ⅱ 分子細胞生物学 (注意)九州工業大学大学院生命体工学研究科及び早稲田大学大学院情報生産システム研究科 との単位互換があります。 (下線)下線の授業科目は、英語でも講義を行う授業科目を示す。

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【環境工学専攻】 <<共 通 科 目>>(各 2 単 位) 企業環境マネジメント論 知的財産の生産と活用 Academic Presentation Ⅰ Academic Presentation Ⅱ 工学倫理特論 環境原論 学外特別研修(インターンシップ) <<基 礎 科 目>>(各 2 単 位) 機械システム基礎 I(エネルギーシステム) 機械システム基礎 II(設計加工システム) 建築デザイン基礎Ⅰ(居住環境設計学) 建築デザイン基礎Ⅱ(環境空間構造保全工学) 建築デザイン基礎Ⅲ(都市建築エネルギー学) <<専 門 科 目>>(各 2 単 位) 機械システム

流体力学特論 建築デザイン

建築デザインプログラム 燃焼工学特論 環境共生都市づくり論 流動光計測特論 世代間建築特論 伝熱工学特論 環境空間設計学 熱力学特論 建築生産管理論 制御工学特論 環境調和型材料工学特論 メカトロニクス特論 構造解析学 設計工学特論 建築材料特論 加工学特論 建築構造設計 材料力学特論 耐震構造学 機械要素設計特論 環境設備システム論 システム工学特論 建築・都市エネルギー論 機械力学特論 音と光の環境デザイン特論 トライボロジー特論 熱と空気の環境デザイン特論 建築エンジニアリングプラクティス 建築実務インターンシップ(4単位)注1 低炭素建築都市デザイン論 <<特 別 研 究 科 目>> 特別研究Ⅰ (6単位) 特別研究Ⅱ (2単位) (注意)九州工業大学大学院生命体工学研究科及び早稲田大学大学院情報生産システム研究科 との単位互換があります。 (下線)下線の授業科目は、英語でも講義を行う授業科目を示す。 (注1)建築デザインコースに所属する学生のみ受講できる。

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【情報工学専攻】 <<共 通 科 目>>(各 2 単 位) 企業環境マネジメント論 知的財産の生産と活用 Academic Presentation Ⅰ Academic Presentation Ⅱ 工学倫理特論 環境原論 学外特別研修(インターンシップ) <<基 礎 科 目>>(各 2 単 位) 通信・メディア処理基礎(通信・メディア処理) コンピュータシステム基礎(コンピュータシステム) <<専 門 科 目>>(各 2 単 位) コース共通 注2 組込みソフトウェア コンピュータシステム

制御応用工学 ソフトウェア検証論 VLSI 物理設計 ソフトウェア工学概論 組み合わせ最適化論 計測応用工学 非線形最適化基礎論 ソフトコンピューティング アーキテクチャ設計論 適応信号処理 テスト容易化設計 医用工学基礎 システム制御理論 通信・メディア処理 信号解析 視覚情報処理 画像処理 ネットワークアーキテクチャ 移動通信 情報通信論 パターン認識応用 情報セキュリティ論 <<特 別 研 究 科 目>> 特別研究Ⅰ (6単位) 特別研究Ⅱ (2単位) (注意)九州工業大学大学院生命体工学研究科及び早稲田大学大学院情報生産システム研究科 との単位互換があります。 (下線)下線の授業科目は、英語でも講義を行う授業科目を示す。 (注2)情報工学専攻の学生が受講する場合は、その学生が所属するコースの専門科目として認 定する。

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【【【【 環境システム専攻・環境工学専攻・情報工学専攻環境システム専攻・環境工学専攻・情報工学専攻環境システム専攻・環境工学専攻・情報工学専攻環境システム専攻・環境工学専攻・情報工学専攻 共通科目共通科目共通科目共通科目 】】】】 授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 企業環境マネジメント論 本講義の前半では、企業経営や地域開発における環境マネジメントのための法と規格を取り上げる。具体的には、国際条約を含む環境法全体の体系、環境影響評価、廃棄物・リサイクル、ISO 規格、環境監査等について学ぶ他、クリーナープロダクション、企業のリスクマネジメントと保険などの事例研究を通して、より実践的なマネジメント手法を学ぶ。後半では、企業の環境活動を評価し、ステークホルダーに伝達するための手法として環境会計および環境報告書の機能について学ぶ。 知的財産の生産と活用 知的財産は、研究・開発活動の成果物である技術情報や企業活動を通じて獲得された顧客の信用、個人の文化・芸術活動による著作物などとして生産される。それらは、生産した当事者にとって、また各国産業にとっても、国際競争力を発揮する上で、重要な財産である。 本講義では、履習者が、知的財産の生産と活用について、実務に根ざした具体的な事例等を通じて理解する。さらに、技術者として、企業等の実務の現場における研究・開発活動を通じて、それを実践できるようになることを目指す。 Academic Presentation Ⅰ 本科目は、科学技術の分野について英語で書かれた雑誌記事等の読解を通して、専門分野で頻繁に用いられる語彙、文型、英語表現、および文章構成方法等を学習し習得するとともに、学術的なプレゼンテーションの特徴を踏まえ、自分の研究分野に関する簡単なプレゼンテーションを、英語を用いて効果的に実践できる力を養うことを目的とする。特に、視覚資料を効果的に用いて、論理的かつ明快なプレゼンテーションが総合的に実践できるような力を養う。 Academic Presentation Ⅱ 本科目は、Academic Presentation Ⅰ で習得したことを踏まえ、自分の研究結果について、学会等での口頭発表を英語を用いてできるような力を養う。特に、国際学会等における学術的なプレゼンテーションの一連の流れおよび特徴を踏まえ、英語による Abstract の作成、発表および質疑応答等の実践的な訓練を行う。本科目を通して、論理的かつ明快な英語による学術的なプレゼンテーションができるよう、総合的な力を養う。 工学倫理特論 本講義では、 履習者が、現実的な 技術者としての倫理的行動を自律的に実践することのできる能力を養成する。工学倫理は、「製品・サービスのユーザを守り、組織を助け、自分も護る」ということを目的としている。それを実現するためには、問題を発見し、リスクを定量的に見積り、周囲とコミュニケーションを図りながら、 業界や立場に応じた行動、 協働や調整を行う実務能力が必要になる。 それらの能力を身につけるために、実例に基づくケーススタディー、ケースメソッドを用いた学習を進める。 環境原論 環境にかかわる要素と事象、環境の構成形態、環境問題の発生構造、環境問題の対立構造、環境問題の把握方法、環境問題の解決方法、環境と他の要素との関係等に係る事柄の基本原理を学習し、広範囲にわたる環境学問領域を統一的に理解し、応用できるようにする。講義は、それぞれの論点について、まず思考の原理を示し、つづいて環境問題の実例を挙げて応用の仕方を示す。これを1つの論点あたり 2から 3 時限をひとまとまりとして実施する。質疑等での学生の積極参加を促す工夫をする。 学外特別研修 (インターンシップ) 企業や学外研究機関などで指導を受けながら、一定期間実習・研修・研究を行うことにより、大学内の教育だけでは得られない体験を通して職業意識を向上させ、学業と実務の関連性と自己適正の把握を行うことを目的とする。一定期間の派遣の中で実務を通した研修を受け、あるいは共同研究開発プロジェクトチームに参加し、専門を活かした実務を実践する。

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【【【【 環境環境環境環境システムシステムシステムシステム専攻専攻専攻専攻 基礎科目基礎科目基礎科目基礎科目 】】】】 授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 環境化学プロセス基礎 I (化学プロセス) 化学プロセスの研究に必須なプロセス化学、エネルギー化学、分離分析化学、化学工学などの基礎知識・技術を習得することを到達目標とする。 環境化学プロセス基礎 II (先進マテリアル) 先進マテリアルの研究に必須な、材料化学、ナノ化学、高分子化学などに関する基礎知識・技術の習得を到達目標とする。 環境バイオシステム基礎Ⅰ (生命材料工学) 博士前期課程専門科目および特別研究科目を履修するにあたって不可欠な内容について講述する。本授業科目においては、生化学、分子生物学、材料化学、センサー学、計算化学の各分野の基礎的内容、および工学的応用に関する講述を行うとともに、学生個別の習得状況に応じて適宜演習を行い、専門科目および特別演習科目に効率良く導けるように配慮する。 環境バイオシステム基礎Ⅱ (生物生態工学) 博士前期課程専門科目および特別研究科目を履修するにあたって不可欠な内容について講述する。本授業科目においては、生物学、生化学、生理学、分子生物学、生態学、微生物学の各分野の基礎的内容、および工学的応用に関する講述を行うとともに、学生個別の習得状況に応じて適宜演習を行い、専門科目および特別演習科目に効率良く導けるように配慮する。 環境資源システム基礎 (環境資源システム) 本科目では、環境資源システムコースで学ぶ上で必要な基礎的知識・技術を習得する。環境分析化学、水質工学、リサイクル工学などの環境に関連する応用工学の講義群、また環境マネジメント概論、環境リスク学、環境政策概論、環境と経済などの環境マネジメントに関わる講義群が準備されている。受講者のこれまでの知識レベルに応じて、教育内容を適宜変更可能である。

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【【【【 環境システム専攻環境システム専攻環境システム専攻環境システム専攻 環境化学プロセスコース環境化学プロセスコース環境化学プロセスコース環境化学プロセスコース 専門科目専門科目専門科目専門科目 】】】】 授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 エネルギー化学 地球環境問題の焦点となっている温暖化ガスの排出は、その殆どが化学反応を利用したエネルギーの製造とその使用に依っている。本講義では、化石燃料や再生可能エネルギーの工業的な利用、およびクリーンエネルギーやエネルギーリサイクルシステムの研究開発について理解を深めるために、化学の基礎的な視点となる平衡論と速度論を学んでいく。最終的には、製造業の研究者・技術者として必須であるエネルギーの効率的製造と有効利用についての技術基盤を獲得する。 化学反応工学 化学反応がどのような過程を経て起こり、どうしてそのような速度で進むのかを理解することは、化学反応を用いるプロセスを実用化したり、新たな反応を設計したりするために非常に重要である。そこで本講義ではまず、化学反応の速度を表現する反応速度式の一般化について学び、素反応、複合反応など種々の反応の速度式を理解する。次に、化学の反応メカニズムを、反応速度の面から理論的に理解するために衝突理論、遷移状態理論について習得する。 反応設計工学 出口処理である大気・水・土壌・廃棄物の分野での最新の環境処理技術の化学工学的本質の理解を深めさせるとともに、入口処理であるエネルギー・石油化学・化学の分野においての主たるプロセスに対して環境調和の視点から合成法や化学物質のプロセス化学的設計・再設計をすることを教えることによって、環境問題に総合的・原理的視野から取り組める実践的エンジニアを育成する。 応用触媒工学 触媒は、化学反応プロセスには不可欠なものである。特に最近では環境改善技術に高性能触媒の出現が望まれている。この講義では触媒を利用したり、触媒プロセスに取り組もうとする場合の実践的知識として役に立つことを重要目的として、触媒の役割について具体的に説明しながら講義する。 分光分析論 機器分析は環境材料開発において欠かすことのできない同定解析技術である。本講義では、X 線分析を中心に、分光分析を用いたナノオーダーの物質構造、特性解析に関する回折、吸収分析技法について概説する。 分離精製工学 物質の分離精製は、高度な化学産業を支えるための重要な技術の一つである。本講義では、種々の分離精製法の基礎概念から具体的な利用例について、工学的な観点から学習する。加えて演習を通じて、それらの実行能力を養う。 固体材料化学 基礎の固体化学あるいは材料の化学であることを目指す。結晶化学に基づく「構造」、無機・物理化学に基づく「物性」、および物理化学で取り扱われる化学反応など知識から、無機物質を中心とした固体材料を化学的側面から説明する。最後に機器分析で取り扱う構造と物性の関係などを学ぶ。 プロセス設計学 化学反応器やバイオリアクターで物質生産を行う場合、反応プロセスと分離プロセスの効率化と共に、各プロセスの組み合わせの最適化が必要である。特に、生産物の反応媒体中や副生成物からの分離プロセスは、全プロセスコストの2/3以上を占め、分離要素技術の適切な選択と高効率化が生産プロセスの実用化のカギとなる。本講義では、化学反応と生物反応プロセスおよび分離プロセスについて概観するとともに、反応プロセスと分離プロセスに用いられる要素技術の種類と操作法およびその応用分野について解説する。

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授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 先端材料システム 新たな材料の発見や開発により我々の生活様式も大きく変わっている。例えば、ナノテクノロジーやバイオテクノロジーなどこれまでの材料技術の根幹を革新する新しい技術の進歩が著しく、 情報通信、 エネルギー、 環境、 医療などの多方面に影響を及ぼしている。本講義では、これら先端材料の中から最近注目される分野について紹介し、その特性や機能が分子または原子レベルでどのように発現できるのか、どのような加工・計測技術が使われるのかについて解説を行う。 高分子材料化学 高分子材料は、衣類、ゴム、プラスチックといった日用品から電子材料、ナノテク材料、バイオテクノロジー材料などの先進材料に至るまで幅広く用いられており、現代社会に欠かせない材料となっている。本講義では、高分子化合物の合成方法の基礎から最先端の応用までを解説し、高分子の分子設計、合成法に関する理解を深める。 環境化学プロセス特論Ⅰ 近年の化学技術の急速な進歩に対応する為に、本講義では、最先端の化学プロセス開発について、最新の研究を中心に解説し、実践的に役に立つ知識の習得を目指す。 環境化学プロセス特論Ⅱ 近年の化学技術の急速な進歩に対応する為に、本講義では、最先端の材料開発技術について、最新の研究を中心に解説し、実践的に役に立つ知識の習得を目指す。

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【【【【 環境システム専攻環境システム専攻環境システム専攻環境システム専攻 環境バイオシステムコース環境バイオシステムコース環境バイオシステムコース環境バイオシステムコース 専門科目専門科目専門科目専門科目 】】】】 授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 環境生物学 本講義では、潮間帯、河口域および沿岸域などの水環境における自然生態系の成り立ちおよび人為的要因による損傷などについて、とくに富栄養化や有機汚染に重点をおいて概説する。各水域に生息する生物群集の特性、物理環境や化学環境の変化と生物群集との相互関係、環境修復の技術などについても紹介する。さらに、洞海湾をはじめ、有明海・八代海における近年の富栄養化の研究事例について、最新の情報をもとに議論する。 高分子物性論 高分子材料は、日常用材料に留まらず、生体を構成する重要な要素である。高分子材料は、分子量が大きいために低分子材料とは異なった特徴を有する。この特徴について解説することが本講義のねらいである。そのために、高分子の構造、高分子鎖の形態と溶液の性質、レオロジー、高分子の物性について講述する。特に高分子の物性に焦点をしぼる。 計算化学 化学の諸現象を理解するためのツールとして、ますますその威力を発揮している計算化学について学ぶ。代表的な計算化学パッケージである「Gaussian 09」を使用して、その具体的な利用方法(構造最適化、振動数計算、理論的方法の正しい選択など)を習得しながら、量子化学に基づく基礎理論を理解する。さらに、分子動力学計算ソフトウェアを用いて、分子集合体の動的挙動解析について学ぶ。 生体材料論 生体適合性材料は、医療器具、再生医療、人工臓器などの医療技術や細胞培養などの基礎研究分野において欠くことのできない材料である。本講義では、生体材料とは何か、人工材料と生体組織あるいは細胞間で起こる反応、生体適合性材料の種類とその特徴について理解する。 生態系管理学 個体群や群集の機能、および化学的環境因子と生物機能との相互関連を中心に、生態学的観点から生態系の保全や管理の手法について講述する。特に、土壌環境や陸水環境が生物に及ぼす影響と生物の環境形成作用、ならびに細胞機能や分子生物学的観点からの生物・環境相互作用に関する研究について、最新の研究成果を含めて考究し、工学・農学・生物学など多角的な側面から環境問題を考える。 生物センサー工学 生体内の多種多様の物質が発する生命情報を捕らえ、生物の環境機能を計測する手段の一つにバイオセンサーが位置付けられる。本講義では分子レベルならびに細胞レベルでの代謝システムを理解した上で、微量生化学物質計測のための電気化学と物質センシングの化学反応機構について、(1) 代謝 (2) 代謝産物と中間体 (3) 細胞機能と表層 (4) 電気化学計測 (5) センシングの原理 (6) センシングの応用について解説する。 環境衛生学 社会の発展とともに、利用される資源の種類や量は増加する一方であり、生物がこれまでに経験したことのない物質も数多く生み出されている。本講義では我々の身のまわりに存在する様々な環境因子が生体にどのような影響をどのように与えるのかを分子レベルにまで掘り下げ講義する。講義を通し、身のまわりの環境に潜む生物学的な問題点を理解させる。 微生物機能学 自然界における浄化力は、光と水と微生物の相互作用による場合が多く、また様々な有害化学物質の分解もこの連動の上に成り立っているものが多い。さらに地球環境の進化も微生物の活動によって支えられている。このような微生物の活動を巧みに利用することで、古来より発酵生産を行ったり、現在では環境技術に役立てている。本講義では微生物の様々な機能について知見を深め、微生物産業の将来を展望する能力を養う。 環境応答生理学 植物、微生物、原生生物を用いた研究事例を主たる題材に、生態系を構成する生物が自然界における短期的あるいは中長期的な環境変動および環境汚染等の人為的な環境変化に対して示す生理的応答反応および生態系での異種生物間の相互作用を議論する。毎回、講義の前半で基礎知識として植物生理学、原生生物学、感染生理、細胞内情報伝達、遺伝子発現制御、代謝制御に関する知見を整理し、後半に生物の環境応答の仕組みについての本論に進む。 環境材料工学 金属材料、高分子材料、木質系材料、各種無機材料など、人類に大きな恩恵をもたらしてきた工業材料による公害・環境に及ぼす影響を軽減する技術、環境に負担をかけない、あるいは積極的に環境を改善する工業材料に関する技術のうち、代表的なものについて紹介し、その材料を使った製品の全ライフサイクルにわたって環境に及ぼす総負荷を軽減する目を養う。

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授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 地球化学 地球の歴史において、約一万年前から現在に至るまで、私たちの気候環境はたいへん安定した時代である。地球温暖化が進行する中で、未来の地球気候システムがどのように変化していくのか。グリーンランドや南極の氷床で掘削されたコアには、急に訪れる寒さや暖かい気候への変化が示されている。地球の歴史から未来を考えることができる。地球の歴史の謎を紐解くためには安定同位体等の地球化学的な知識と技術が必要である。氷の中から発見する地球の歴史を知る面白さを述べる。 バイオシステム特論Ⅰ コース内の研究分野合同で行う。最新の研究を紹介する雑誌会と研究進捗に関するプレゼンテーションと質疑応答。研究者として自立するには、研究内容を正しい専門用語と論理的な説明をとおして他人に理解してもらう必要がある。また、自分の専門ではないが、関連した分野に関して概要を知っておく必要がある。これらの目的のために、定期的に輪読会と検討会を行う。 バイオシステム特論Ⅱ コース内の研究分野合同で行う。最新の研究を紹介する雑誌会と研究進捗に関するプレゼンテーションと質疑応答。研究者として自立するには、研究内容を正しい専門用語と論理的な説明をとおして他人に理解してもらう必要がある。また、自分の専門ではないが、関連した分野に関して概要を知っておく必要がある。これらの目的のために、定期的に輪読会と検討会を行う。 分子細胞生物学 分子生物学や細胞生物学に関する最新の研究進展はめざましい。これを十分に理解するには最近の研究プロジェクトや論文を調査することが求められる。この授業では、学生自身が、最近の研究プロジェクトやそれに関連する論文について調査し、プレゼンテーションと討議を通してこの分野の最新の研究展開について深く理解することを目指す。さらに、今後の研究展開について考察し、それを紹介すると共に、提案書を作成する。

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【【【【 環境システム専攻環境システム専攻環境システム専攻環境システム専攻 環境資源システムコース環境資源システムコース環境資源システムコース環境資源システムコース 専門科目専門科目専門科目専門科目 】】】】 授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 環境経済論 環境経済学は、環境問題が発生するメカニズムを理解し、環境破壊の社会経済的影響を評価し、そして持続可能な社会システムを実現するために何が必要なのかを明らかにすることを目標としている。本講義では、環境保全の推進と経済の発展を調和させる理論と政策を経済学の立場から提示する。環境価値を経済学的に評価する手法と、環境政策における経済的手段について基本的な考え方を理解することを目的とする。 環境政策論 本講義では、環境政策の歴史を振り返りつつ、どのような制度が存在し、どのような政策手法が取られているのかを解説する。環境問題をできる限り回避し最小化するための制度を作り上げていくことが、環境政策の課題であり、そのために提案されている諸原則と諸手法を体系的に学ぶ。現行の環境関連法をこれら諸原則に照らして評価できる能力を養成する。受講者の理解を促進するために、レポート課題・発表や小テスト等を随時実施する。 環境経営システム論 環境経営は、企業経営の重要な柱となっている。とくに、住宅、自動車、飲料容器などのような社会と直接接点のある製品を製造する企業には、環境負荷に配慮した製品設計、製造プロセス、サービス、再資源化など製品のライフサイクルを通した社会的な責任があり、市場や社会への情報公開と企業倫理が求められる。本講義では、環境経営の基本であるグローバルルールの遵守や環境負荷低減の徹底、情報の公開と企業倫理の推進について、環境マネジメントシステムや環境監査などの方法の理論と実践について学ぶ。 環境情報システム論 地域あるいは地球規模での環境管理のためには、様々なスケールでの環境状況の把握が不可欠である。広域的な空間情報を基にした環境モニタリング手法を学ぶとともに、情報技術(IT)を活用した環境改善への方策を考察する。また、環境アセスメントに用いられる代表的な計算機シミュレーション技術の詳細も、環境影響評価書の実例を通して学習する。実際の業務で用いられる計算機プログラムを用いた計算演習を適時に組み込んで実践的な知識・技術を修得する。 都市環境評価・計画論 環境計画を、国、自治体、企業などが、人間と環境の望ましい関係の実現を目指すための計画的取組であるとすれば、多様な環境情報を元に現状を評価し、将来を予測した上で、適切なビジョンとそれに至る最適なシナリオ、プログラムを提示する必要がある。そのため、本講義では主に都市環境制御を目的として、環境指標と環境評価手法(LCA、マテリアルフロー分析、環境資源勘定等)の体系的修得を目指す。また、各種環境計画の実例を元に、その体系と相互関係について分析する。そこで必要とされる予測手法、最適化手法等のスキルについても学ぶ。 途上国開発論Ⅰ 開発途上国(特に南アジア)ならびに日本についての開発・環境問題や環境政策について学習する。講義内容は、参加型開発の概念規定と手法、女性の参加、参加型開発における NGO の役割、参加型開発の事例紹介、社会関係資本の概念規定、開発事業の中に見る社会関係資本からなる。さらに、各受講生は、参加型開発と社会関係資本に対する批評を行う。 途上国開発論Ⅱ 開発途上国(特に南アジア)ならびに日本についての開発・環境問題や環境政策について学習する。教科書の輪読と発表を行う。発表のテーマは、途上国の都市問題、バングラデシュの廃棄物管理事業、バングラデシュの清掃人、ダカ市とチッタゴン市のウェイストピッカー、ダカの都市開発と援助、ダカ市民の環境意識と行動、ダカ市の隣人関係、途上国の環境政策等を想定する。

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授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 地域経済論研究ⅠA 本講義では、日本国内において地域経済の疲弊、地域間格差が現在大きな社会問題となっている点に着目し、地域経済活性化の視点から、地方分権時代に対応した地域経済政策のあり方について考察することを目的とする。なお、我々にとって身近なところから経済政策と環境の関わりを捉える観点から、市町村レベルにおける「地域」のあり方を中心に取り扱うこととする。講義内容は、地域経済活性化政策のこれまでの流れ、道州制と大都市制度、新しい公共、PPP、地域経済活性化と産学官連携、北九州周辺における地域経済活性化事例研究を含む。 地域経済論研究ⅠB 本講義では、地域経済政策の立案に必要なプロセスや手法等について習得することを目的とする。手法論等について概説した上で、具体的な地域(受講者と協議して決定)を素材とし、地域経済の状況分析や既存施策の評価等を行い、また地域を取り巻く諸状況を勘案して、持続可能な経済成長に向けた具体的な地域政策を検討する。受講者とともに地域経済分析ケーススタディおよび地域経済政策ケーススタディを行う。 都市経済論研究 到達目標は、経済活動と都市との複雑な関わりを理解できるようになることである。 都市の発生と発達についての歴史について概観し、今日の都市について理解を深めてもらいたい。 その際、都市に関わる種々の経済活動の立地の問題を導きの糸とする。 環境化学物質計測学 環境データは、環境の実態を把握する上で必須のものである。本教科では、化学物質を分析するために必要な微量分析技術、操作及び理論を大気、水質、土壌、生物など試料毎に具体的かつ実践的に教育する。機器分析では、GC、GC/MS及び LC-MS について、その性能、特徴、使用法を詳述する。また、正確なデータを保証するための精度管理(QC/QA)手法についても論ずる。 環境保全工学 環境における物理的、化学的、生物的諸現象や法則を学ぶと共に、環境測定や環境保全のために必要なプロセスを構成するユニットプロセス、具体的には、分離、抽出、洗浄、測定、蒸留、中和、凝集、沈降、吸着、攪拌、曝気、脱水、濃縮、乾燥、焼却、化学反応、生物反応等の物理的処理、化学的処理、生物的処理についての単位操作を学習する。ここで得た知識を基にすることにより、種々の環境装置の設計が可能になる。 資源循環技術 学部で学んだ化学や生物学の基礎知識を基に、微生物による有機性廃棄物や排水汚濁物質の分解と資源生成の諸反応を理解する。講義では、持続可能な循環型社会の構築を目指した技術の変遷や公害問題の実例を紹介しながら、ソフトウエアを使って関連の生物学的処理プロセスの原理を学ぶ。これによって、排水・有機性廃棄物の処理およびこれら二次的資源からの有価物回収に関わる一連の技術概要を理解するとともに、得られた知識を他の技術分野にも応用できる素地を得る。 水圏環境工学 水圏に放出された物質が化学的、生物的に反応しつつ海域まで輸送されていく過程を、環境中における変動を考慮して、物理的、化学的に意味を把握しつつ、数式として表現し、データ解析やシミュレーションにも適用できるように学習する。水質だけでなく、低次生産過程をも考慮し、生物と水質の関連まで学習する。あわせて、水質化学、水圏生物学、流体力学に関わる分野を総合できる手法を習得する。 地圏環境修復 土壌の構造と土壌中の水分特性、熱輸送、物質の吸着、反応、移動機構を間隙水や地下水との関係を含めて学習し、土壌、地下水、生物相の保全などを意識した土壌環境の捉え方および土壌・地下水汚染の事例等で対処法について考える。併せて、アジア等も含めた土壌・地下水環境と抱えている課題についても概観し、問題の本質が理解できるように基礎的な知識を身に付ける。 生産工程学 ものの生産工程においては、資源・エネルギーの有効利用が求められている。本講義では、高効率に生産する取り組みについて学び、基本となる技術と最近取り組まれている技術の重要性について実施例を上げて解説する。全く新しく開発すべき技術・工法についても方向性を述べる。講義内容は、工程設計(造形・成形、処理、複合・特殊加工、組立、工法開発 、設備開発)、生産設計、生産方式(同期のための平準化 、工程の流れ化 、タクトタイム生産、少人化と少機化、後工程引取り(物流、仕掛け)、自働化と工程管理) を含む。

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授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 リサイクル工学 循環型社会構築を目指して、金属やプラスチックなどの回収を目的としたリサイクル技術を紹介し工学的な側面からの解説を行う。講義は、各受講者が調査、発表する参加型で行う。また、レアメタル、貴金属回収などトピック的にリサイクル事例を紹介する。講義内容は、リサイクルの考え方、前処理としての粉砕技術、物理的分離技術、精製技術、リサイクル技術紹介を含む。 アジアの環境問題 本科目は、本研究科で得る知識や技能をアジアの環境問題解決に応用可能な形に整理することを目的とする。水環境、大気環境、廃棄物、企業の環境対策、CSR、環境教育等について、アジア各国の実例を用いてその解決策を検討する。個々の環境問題の定義と対策手法に関し、受講者によるサーベイと発表を重視する。さらに、受講者と担当教員、また受講者同士の議論を通じて複雑な環境問題の姿をあぶり出し、効果的な対策の可能性を見いだすことを目指す。 省資源衛生工学 本講義では、発展途上国・新興国に適する省エネルギー(省資源)な衛生工学と浄水処理工学について学ぶ。先進国である日本の水処理に関する発展の経緯をアジアの発展途上国と比較しながら、それぞれの国にとって持続可能な水処理方法を考える。講義内容は、上水道における省資源技術、日本における水処理の発展経緯、アジアの発展途上国排水処理の現状、省エネルギー・省資源型の水処理から構成される。 健康リスク学 水・大気・資源循環の特性と公衆衛生の係わりについて、環境対策に取り組む行政・企業関係者、また、環境技術の開発者としての活動に不可欠な知識を学ぶ。講義内容は、浄水処理と水質、飲料水のヒ素汚染、大気汚染と健康リスク、災害と健康リスク、疫学的研究の原理と実例を含む。さらに、現場で活用可能な知識を高めるために飲料水検査実習や北九州周辺地域の浄水や大気汚染モニタリング関連施設の見学を行う。 【【【【 環境環境環境環境システムシステムシステムシステム専攻専攻専攻専攻 特別研究科目特別研究科目特別研究科目特別研究科目 】】】】 授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 特別研究Ⅰ 研究指導教員は、学生の研究課題に応じた特別研究テーマを設定し、その論文の作成に向けた調査、実験、研究を指導する。社会人の場合は、従来の業績や成果を考慮した研究、調査をテーマとして選ぶことができるものとする。 特別研究Ⅱ 研究指導教員または副研究指導教員による、学際的な特別研究テーマに向けた研究指導を行う。社会人の場合は、従来の業績や成果を考慮した研究、調査をテーマとして選ぶことができるものとする。

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【【【【 環境工学専攻環境工学専攻環境工学専攻環境工学専攻 基礎基礎基礎基礎科目科目科目科目 】】】】 授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 機械システム基礎 I (エネルギーシステム) 本講義は学部において機械工学を専攻していない学生を対象として、流体力学と熱力学の基礎知識の修得を目指します。流体力学と熱力学の基礎的な問題を解決できる力を身に付けることを目標とします。 機械システム基礎 II (設計加工システム) この機械システム基礎Ⅱは、機械工学関連分野で研究を進めていく上で必要な基礎知識のうち、機械設計のために必要となる材料力学、機械力学、加工学、設計法、および制御工学の修得を目指します。到達目標は、各分野の基本専門用語が説明できることです。 建築デザイン基礎Ⅰ (居住環境設計学) 建築デザインコースの学生のうち、居住環境設計学に関する知識・スキルが十分でない学生を対象に、この研究領域の基礎となる内容を提供し、専門分野の教育が円滑に行われるようにするための科目である。具体的には、以下のような居住環境設計の基礎的事項について学ぶ。 (1)音環境と光環境について基礎理論および空間形態設計との 関係 (2)大きな視野で集合体として建築を捉えた場合の良好な住環境確保のための基本事項 (3)環境共生のためのランドスケープやビオトープの設計手法 (4)環境デザインに関する基礎的なデザイン理論・技法 建築デザイン基礎Ⅱ (環境空間構造保全工学) 建築デザインコースの学生のうち、構造保全工学に関する知識・スキルが十分でない学生を対象に、この研究領域の基礎となる内容を提供し、専門分野の教育が円滑に行われるようにするための科目である。具体的には、建築や都市の構造・保全に関して以下のような基礎的な事項について学ぶ。 (1)建築の骨組みの仕組みとその特性 (2)建築材料に関連した資源循環学の基本的な考え方とリサイクル技術 (3)構造物設計に必要な力学の基礎知識と解析技術 (4)建築の施工法および保全・改修の基礎事項 建築デザイン基礎Ⅲ (都市建築エネルギー学) 建築デザインコースの学生のうち、建築や都市の環境・設備システムに関する知識・スキルが十分でない学生を対象に、この研究領域の基礎となる内容を提供し、専門分野の教育が円滑に行われるようにするための科目である。具体的には、建築の環境・設備システムや地域エネルギーシステムに関して以下のような基礎的事項を学ぶ。 (1)建築環境工学の基礎 (2)空気調和設備技術と給排水衛生設備技術の基礎事項 (3)建築および都市における省エネルギーと自然エネルギー利用 (4)地域エネルギーシステムの基礎

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【【【【 環境工学専攻環境工学専攻環境工学専攻環境工学専攻 機械システムコース機械システムコース機械システムコース機械システムコース 専門科目専門科目専門科目専門科目 】】】】 授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 流体力学特論 流体力学は流体の粘性と圧縮性を無視して流れの解析を行う完全流体力学、圧縮性は無視するが粘性を考慮する粘性流体力学、粘性と圧縮性の両方を考慮に入れる圧縮性流体力学に大別される。本講義は圧縮性流体力学について学ぶ。まず、圧縮性流体の性質について理解した後、等エントロピー流れ、垂直衝撃波、摩擦を伴う流れ、熱の授受を伴う流れ、一次元の波動、二次元定常流れ、斜め衝撃波などについて学び、ノズルやディフューザなどの実際の機器における圧縮性流れについて理解を深める。 燃焼工学特論 実際の熱機関や燃焼機器においては、燃焼過程における流れ場、濃度場、火炎などの計測が不可欠である。本講義では、レーザ計測などの新しい計測法から従来からの計測法までを理解し、その利用方法について解説する。具体的には、(1)熱線流速計やレーザドップラ流速計、(2)赤外吸収法や LIF法、(3)イオン電流法、シュリーレン法などを解説する。また、燃焼計測に関係する最新の論文などを読むことにより、各自が必要とする研究分野での利用方法を検討する。 流動光計測特論 圧縮性流体の実験研究では、光学的な流れの可視化法は非常に有効な手段となる。特に、シュリーレンやシャドウグラフ法は、基本的かつ比較的容易に光学系を組むことが可能なため、超音速流れや遷音速流れを光学的に研究する際にしばしば用いられている。本講義では、圧縮性流れの光学的可視化法として知られるシュリーレン法とシャドウグラフ法を学ぶ。 伝熱工学特論 学部で学習した伝導伝熱、対流熱伝達、ふく射伝熱に関する伝熱工学の基礎知識を復習するとともに、それらを実際の熱機器やエネルギーシステムなどの開発・設計・性能解析などで活用する方法について学ぶ。また各種の熱問題を解決するのに有効な各種熱デバイス(熱交換器、ヒートパイプ、ヒートシンク、ペルチエ素子、断熱材など)やセンサを紹介する。さらに最新の伝熱に関する研究状況を調査し、いくつかの研究トピックスについて集中討議することで実験計画や実験方法について学習する。 熱力学特論 実際の動力機関のサイクル性能解析は、その複雑な現象の影響により困難である。しかし、理想化されたモデルを用いることによって、動力サイクル性能を支配する主要なパラメータの影響を理解することができる。本科目では、様々な動力サイクルを単純化して解析する方法を学び、この熱力学的解析方法を身につけることを目標とする。 制御工学特論 本科目は、機械エンジニアとして必要な制御工学に関する基本知識を修得することを目的とする。本講義では、学部で学んだ「制御工学」の続きとして、状態空間法に基づく現代制御理論、最適制御、ディジタル制御、それにロバスト制御の基礎について学ぶ。後半の数回は、制御工学に関する英語文献の輪読を行う。また、制御系の解析、設計、シミュレーション用に世界で広く用いられているソフトウェアである MATLAB と Simulink について触れる。 メカトロニクス特論 今日、自動車、家電機器、環境制御、エネルギー利用等、ほとんどの機器がコンピューターによって制御される。本講義では、メカトロニクス機器の構造、メカトロニクス制御技術、運動力学、インバータ技術、センサ応用技術、生物工学に基づく生物センシング機能、筋肉運動メカニズムのメカトロ機器への適用について広く学習する。メカトロニクス技術は日進月歩であるが、産業用ロボット、自動車等で用いられているメカトロ技術の現状と将来の関連技術の研究例を紹介する。 設計工学特論 有限要素法(Finite Element Method、 FEM)は、現在、機械・建築・土木・金属・電気・原子力等の工学の諸分野において幅広く応用され、これらの分野の研究者・技術者にとっては不可欠のものとなっている。本授業では、有限要素法の基礎的な理論的背景を理解し、実際の構造解析の問題に有限要素法を適用し、実用的に使えるスキルや問題解決能力を身に付ける。各自の興味ある構造解析の問題を選び、学期末に解析した内容のレポートを作成し、プレゼンテーションを行う。

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授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 加工学特論 精密加工・計測技術は、「ものづくり」の根幹に関わるものであり、その基礎と応用の修得が必要不可欠である。本講義では、学部で学んだ加工学などの知識を基に、最新の精密加工および精密測定方法について学習する。精密加工では、主に切削・研削・放電加工などの除去加工を用いた精密加工技術の原理原則について理解する。また、精密計測では、光学技術等を応用した非接触式および各種プローブを用いた接触式の精密測定手法について紹介する。 材料力学特論 本講義では、学部で学んだ初等材料力学の基礎知識をもとに、材料力学の実際の工学分野への応用例や、設計とモノづくりの考え方を学ぶことにより、材料力学の視点から見た構造物設計や機械設計の基礎能力と応用能力を身に付ける。初等材料力学では触れなかった実際の応用例と高度で複雑な材料力学問題の解説を中心に講義を進める。本講義では、材料力学の重要性を実際の工学分野への応用例を通して理解するとともに、実践的な材料力学問題の解決能力の修得を目標とする。 機械要素設計特論 機械の強度設計においては、適切な材料・形状・寸法を決め、変形、破壊などを防止することが必要であるが、一方、機械には寿命があり、部品は破損、交換されるものでもある。部品が破損、交換される原因は疲労、摩耗、腐食、過荷重等による。本講義では、これらを考慮した各機械要素の設計法について理解する。主にネジ、軸受、歯車を具体例として挙げながら適用事例を紹介してゆく。また弾塑性力学的観点からも論じてゆく。 システム工学特論 実際に動作するシステムを開発するためには、開発の各段階で検討・実施・評価と必要に応じた再検討が重要となる。本講義では、移動ロボットの移動機構を実例として、実際に動作するシステムの設計から製作および試験まで行うことで、システム開発のプロセスを学ぶことを目的とする。 機械力学特論 システムの平衡点の安定性およびシステムの振動を取り上げ、具体的な例を用いながら、その現象と解析法の解説を行う。システムの平衡状態の安定性を把握することは、システムの設計や制御を行う上で重要である。本講義では、システムの平衡点の定義、システムのパラメータの変化による平衡点の分岐現象、分岐現象の具体的事例について解説する。次に、システムの振動問題を扱い、システムの非線形性が振動特性に与える影響を解説する。 トライボロジー特論 機械要素の最新の性能情報と設計手法について解説する。多くの機械システム設計や制御では、対象になる要素性能や挙動の理解が不可欠である。最近の機械にどのような要素が使われ、性能や機能はどこまで進んだかを解説し、代表的な機械要素についての実用設計手法と機能評価手法を説明する。さらに各要素のシステム設計適用に伴う課題と解決策、機能を発揮、向上させるためのトライボロジー設計についての解説を行う。また実際に機械要素を使用する際に必要な製造メーカ情報や関連技術情報の理解と評価について事例を示して解説する。

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【【【【 環境工学専攻環境工学専攻環境工学専攻環境工学専攻 建築デザインコース建築デザインコース建築デザインコース建築デザインコース 専門科目専門科目専門科目専門科目 】】】】 授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 建築デザインプログラム 本講義の目的は、各種施設や地域の設計計画演習を通し、美しく快適で環境に調和する建築設計技術を習得することにある。コンピュータシミュレーション、CAD・CG技術を用い、自然エネルギーの活用も配慮した建築設計のバランス感覚を養う。各担当教員の指導の下に各自がプロジェクトを設定しまとめ上げていくスタジオ形式とする。また、実務に携わる第一線の建築家による講演と講評を予定しており、実務家の視点からより実践的な建築設計手法を習得する。課題の発表を通してプレゼンテーション力を養う。 環境共生都市づくり論 建築自体で環境に配慮するだけでなく、都市及び街区全体で環境に配慮することの意味を学ぶ。第1フェーズでは、実際に行われた都市空間の実例を通してデザインプロセスの考え方、効果、難しさなどを学ぶ。第2フェーズでは、建築設計と結びついた環境共生都市に関わる事例研究を行い、どのような環境配慮が設計上で行われているかを理解する。第3フェーズでは、サステイナブルシティ(持続可能な都市づくり)及びコンパクトシティについて学習し、北九州市を対象地域にして、サステイナブルシティの基本計画の演習を行う。 世代間建築特論 建築の耐久性と耐震性の確保は、現在の我々に対する安全と安心と同時に、多くは会わないであろう未来の世代に対する責任である。このような世代間倫理の視点をミッションとする建築を世代間建築と呼ぶ。資源循環と環境保全に配慮した持続的発展可能な環境調和型・資源循環型建築・都市のあり方を建築材料・部材・構法および設計・生産・施工などの立場から論じ、環境調和型材料設計・生涯設計の基本とともに、実例を通し、循環型材料による持続可能な建築および長寿命・高耐久性建築の設計・構法について述べる。 環境空間設計学 本講義は、建築設計実務演習・建築デザイン理論で構成される。建築設計実務演習においては、建築設計における基礎的なディテールの講義と演習を中心として、建築設計実務への導入としての演習を行い、建築空間を物理的な実体としてどうやって表現するかを演習を通して体得することを目指す。建築デザイン理論においては、建築理論に関係する基本文献の重要箇所を精読し、また考察、議論することによって、建築デザイン理論の基礎を身に付けることを目指す。 建築生産管理論 建築生産は製造業と異なり、様々な特殊性がある。これらの特殊性を克服し、安全で品質の良い構造物を所定の原価・納期で製造・運搬・建設、及び維持管理を行なうために生産管理を適切に行なう。建設生産をめぐる諸問題及び製造から維持管理までの各過程における課題と管理に用いられる技法・手法について、最新の技術を交えて学習するとともに、変革しつつある建築生産における新しい動向を学ぶ。前半で建築の生産管理の理論と手法を学習し、後半でこれらを活用した事例を紹介しながら、実務での生産管理を学ぶ。 環境調和型材料工学特論 大量生産・大量消費・大量廃棄の欧米型物質文明から脱却し、持続的可能な建築・都市・社会に軟着陸するためには、環境調和型・資源循環型の材料・部材・建築物の生産・施工・組立・設計が必要不可欠とされている。この講義では、講義、演習、プレゼンテーションなどの各種の手法に基づいて、環境調和型材料(エコマテリアル)と環境調和型設計(エコ・デザイン)および環境調和型施工(エコ・コンストラクション)の考え方と技術を習得してもらうことを目的とする。

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授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 構造解析学 建築構造の安全性の検討のためには、荷重が作用したときの骨組・部材の崩壊するまでの挙動と強度を知る必要があり、有限要素法等の構造解析法が発展してきている。本講義では、構造要素の基礎方程式や近似解法を与える変分原理を、弾性・塑性の基礎方程式と仮想仕事の原理や最小ポテンシャルエネルギーの原理等との関係で理解してもらう。次に、これらの諸原理を種々の外力を受ける梁要素に適用し、支配微分方程式を求め、さらに種々の問題の近似解析法を講義する。 建築材料特論 建築材料学の中のコンクリート工学に焦点をあて、その特性について解説する。複合材料であるコンクリートの力学的性質および物理的性質をより詳しく学び、コンクリートに関する知識を深める。また、コンクリート構造物を診断する場合に対象とする、変状の種類と原因、主な劣化の機構を解説し、コンクリート構造物の耐久性診断技術を身につける。さらに、石炭灰や再生骨材などの廃棄物から取り出した材料を使用して、コンクリートを高品質化した実例を講述し、コンクリート工学に関する最新の研究動向を学ぶ。 建築構造設計 建築構造の設計法は許容応力度設計法から、建物の終局的な強度や変形を考慮した設計法に変わってきている。本講義では、まず日本における耐震設計法の歴史と理論的背景を、つづいて鉄筋コンクリート構造の部材・接合部の終局耐力、変形能力、エネルギー吸収能力に関する基本的な考え方を理解してもらうとともに、強度や変形の算定法を習得してもらう。さらに災害を受けたり、既存不適格の建物に対してその性能を復元・強化するための耐震補強・改修に関する講義を行う。 耐震構造学 建築構造物における種々の耐震設計法(許容応力度等設計法、限界耐力計算法、エネルギー法)について、想定する荷重、設計法の主要な概念などを講義し、設計法同士での相互の関係を含めて、どのような設計法であるか理解してもらう。つぎに上記の耐震設計法による鋼および鋼・コンクリート合成構造における耐震設計の例を、それらの構造物・構造部材の保有性能に及ぼす種々の影響因子を理解してもらいながら、講義する。さらに終局強度の算定法を塑性解析を中心として講義する。 環境設備システム論 今日、建築環境・設備の実務で課題になっている室内居住環境の改善(空気質、温熱環境など)、省エネルギーの実現、電力の平準化、建築デザインと設備技術の融合性の確保等の具体的手段をできる限り現実の建物を例にして紹介する。更に、学んだことを基礎に、与えられた敷地・建物用途に応じた空調システムの計画の演習を行う。それらを通して、環境設備システムを深く理解する。授業は一部英語文献・英会話にて行う。また、パソコンによる数値演算演習も含む。 建築・都市エネルギー論 インフラの中で、特にエネルギーの代謝システム自体を計画変数とする積極的な取り組みを検討し、エネルギー消費削減のための土地利用・施設配置・建築設計を発想するなど、本格的な建築・都市エネルギーシステムを論じる。また、建築・都市のエネルギー供給のあり方について、エネルギーの需給構造を分析し、省エネルギー性、経済性、供給安定性、利便性及び環境保全性等の面から勉強を行う。

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授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 音と光の環境デザイン特論 本講義は、音環境デザイン・光環境デザインで構成される。音環境では、室内音場の物理的特性・音響材料の吸音遮音特性・固体音の防止・環境騒音振動の防止計画・性能表示、プリファレンス理論・聴覚システム・設計による音場の制御・集会施設の音響設計などを講述する。光環境では採光・照明に関する基礎応用理論や設計事例を通して設計手法を理解する。また照明シミュレーションに関する設計演習を行い光環境シミュレーション技術を学ぶ。 熱と空気の 環境デザイン特論 建築空間内外における熱、空気の環境物理現象の理解と、建築・都市環境の合理的な形成維持システムに関する専門的知識の習得を目的とする。熱環境については、非定常の室内熱環境形成機構と熱負荷計算法について講述し、非定常伝熱現象が室内環境に与える影響や非定常伝熱を利用した蓄熱システムについて概説する。空気環境に関しては、建築空間内における空気の流れ、温度拡散、濃度拡散等の物理現象を理解するため、流体力学の基礎を学ぶ。更に、それらの現象を予測・評価するため、非線形偏微分方程式の数値解析手法に関しても学習する。 建築エンジニアリング プラクティス

建築の生産管理、構造解析・設計、材料デザイン、環境設備システムなど建築エンジニアリングの分野において実践的な演習課題を設定し、文献調査、情報収集、結果の発表・討論を通じ、内容の理解と問題解決能力の養成を図る。具体的には演習課題として次の2つを用意する。 課題①:学期前半に数人のチームを編成して取り組む。 境界領域あるいは複合的課題に対し、自主的に役割分担、 情報収集、調査研究、発表を行う。 課題②:学期後半に行う。個人で専門分野の調査研究 課題を設定し、課題に関連する文献精読および内容の発表・ 討論を行う。 建築実務インターンシップ 建築設計事務所や建設会社などで指導を受けながら、一定期間「建築設計(意匠、構造、設備)・工事監理及び施工管理等に関する実務実習」を行うことにより、大学内の教育だけでは得られない体験を通して、建築実務における職業意識を向上させ、学業と実務の関連性を把握し、実践的レベルでの建築技術を習得することを目的とする。一定期間の派遣の中で実務を通した研修を受け、あるいは所属部署のプロジェクトチームへ参加し、専門を生かした実務を実践する。 低炭素建築都市デザイン論 前半は、低炭素型建築の事例研究、後半は、建築と結びついた低炭素型都市に関わる事例研究を行い、建築設計や都市デザインの分野で、どのように持続可能で低環境負荷型の設計が行われているかを理解する。建築自体で環境に配慮するだけでなく、都市及び街区全体で環境に配慮することの意味を学ぶ。 【【【【 環境工学専攻環境工学専攻環境工学専攻環境工学専攻 特別研究科目特別研究科目特別研究科目特別研究科目 】】】】 授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 特別研究Ⅰ 研究指導教員は、学生の研究課題に応じた特別研究テーマを設定し、その論文の作成に向けた調査、実験、研究を指導する。社会人の場合は、従来の業績や成果を考慮した研究、調査をテーマとして選ぶことができるものとする。 特別研究Ⅱ 研究指導教員または副研究指導教員による、学際的な特別研究テーマに向けた研究指導を行う。社会人の場合は、従来の業績や成果を考慮した研究、調査をテーマとして選ぶことができるものとする。

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【【【【情報情報情報情報工学専攻工学専攻工学専攻工学専攻 基礎基礎基礎基礎科目科目科目科目 】】】】 授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 通信・メディア処理基礎 (通信・メディア処理) 計算機環境やネットワークが発達した現代において、通信・情報メディアの果たす役割は大きく、新しい技術開発が日進月歩で進んでいる。このような状況下にあっても、電子回路、電磁気学、通信工学、情報工学など情報通信に関する基礎技術を習得することは非常に重要である。本講義では、基礎技術の習得にとどまらず、現在それらの技術がどのように応用されているかについても分かりやすく解説する。 コンピュータシステム基礎 (コンピュータシステム) コンピュータシステムやネットワークは現代において必須なものとなっている。コンピュータ技術は計算に使う素子、回路、VLSIチップ、それらを動かし、情報処理や制御に利用するためのソフトウェア、さらにVLSIチップを設計し、製造する技術とその守備範囲は広範にわたっている。各々の専門分野の学習、研究を進めるために修得していなければならない基礎知識の向上をはかるのがこの講義の目標である。基礎知識の習得にとどまらず、各自の専門分野でそれらの技術がどのように応用されているかについても述べる。

【【【【 情報工学専攻情報工学専攻情報工学専攻情報工学専攻 コース共通コース共通コース共通コース共通 専門科目専門科目専門科目専門科目 】】】】 授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 組込みソフトウェア 本授業では次の学習目標を習得する。 1. 組込みソフトウェアの開発を進めるにあたって必要な、品質、モデリング、ハード ウェアなどに関する知識を習得する。 2. 実習でそれらの知識を実際に使ってみる。 3. 電気、機械、ソフトウェアの統合体としての組込みシステムを理解する。 4. 世の中の実際の開発のイメージを掴む。 ソフトウェア検証論 信頼性の保証は組込みソフトウェア開発などにおいて特に重要である。本授業では、このためのアプローチである形式検証の基礎と応用について講義を行う。形式検証がどのようなものであるかを理解するとともに、その原理や理論についても紹介する。具体的には、講義の前半では、近年、注目を集めているモデル検査技術について、実際にツールを動作させながら理解する。後半では、フローチャートや手続き型プログラムの検証法について紹介する。 ソフトウェア工学概論 ソフトウェアの開発に必要な知識体系を理論面と実践面から学習する。本講義は 3部構成になっている。第 1 部では、開発工程の全体について学ぶ。第 2部では、開発プロセスモデルに依存しない、各開発工程に必要な理論と実践を学ぶ。第 3部では最新技術の動向について学習する。 計測応用工学 近年の著しい技術の進歩はさらに一段と高い精度の計測を要求している。本講義では計測応用工学の概念、各種センサの機能と構造及びインターフェース方式、信号処理等について理解することを到達目標とする。特に知能化カーロボにおいて安全・安心の中核を担う物体検知センサ類(レーダ、レーザレーダ、赤外線カメラ、光学センサ、画像センサ)を用いて体系的な学習を進める。 ソフトコンピューティング 新しい情報処理方式として注目を浴びているニューラルネットワーク、ファジィ、遺伝的アルゴリズムは生物をヒントとして得られたものであり、融合されることによって更に優れた技術になることが期待される。ここでは、これらの3つの技術の特徴を学び、実際の応用例について解説する。具体的には、脳とニューラルネットワーク、回帰と分類のための単純ニューラルネットワーク、多層パーセプトロン、RBFネットワーク、ファジィ理論と推論、遺伝的アルゴリズムについて学ぶ。 適応信号処理 信号の特性が時間とともに変化する場合、その変化に応じて処理システムを実時間的に調整を行う適応信号処理技術が重要なものとなっている。本講義では、適応信号処理するための基本的な適応信号処理アルゴリズムの基本原理、数値シミュレーションによる検証について講義し、適応信号処理の理論的原理と実用テクニックに対する理解を深める。 医用工学基礎 生体信号の成り立ちについて理解を深める。また、実際の筋電位等を計測する為の電子回路についても学ぶ。簡単な回路を作製し、実測するまでを 到達目標とする。

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【【【【 情報工学専攻情報工学専攻情報工学専攻情報工学専攻 通信・メディア処理コース通信・メディア処理コース通信・メディア処理コース通信・メディア処理コース 専門科目専門科目専門科目専門科目 】】】】 授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 信号解析 ディジタル信号の取得、圧縮、伝送等の様々な処理に共通して用いられる、基盤的な信号解析理論及びアルゴリズムは、近年も急速な発展を続けている。本講義では、フーリエ変換の拡張であるウェーブレット変換、ディジタルフィルタの集合のフィルタバンクによるマルチレート信号解析、信号のスパース表現やスパース性に基づく信号処理等、信号解析に関する発展的な内容を学ぶ。 視覚情報処理 人間の視覚系は極めてユニークな視覚情報処理システムである。時々刻々と変化する複雑な3次元空間における膨大な画像データを、進化の過程で獲得した巧妙な手法により実時間で処理し、物体の色、形、動き、奥行きなどの情報を抽出している。ここでは、人間の視覚系に関する研究と計算機に視覚機能を実装するための研究に関して、最近のトピックを幅広く学ぶ。授業は輪講形式で行う。テキストを章ごとに担当者を決め、内容を報告してもらい、それに関して全員で討論する。 画像処理 本講義ではマルチメディア・インテグレーションのための画像処理、信号処理及びコンピュータ技術について学ぶ。画像の色空間、ノイズ除去、エッヂ抽出等のフィルタリングに代表される基礎理論から始まり、ハフ変換、ディザ法などの画像処理法、さらには離散コサイン変換、線形予測法、ウェーブレット変換、等の符号化基礎技術を学ぶ。また近年大きな発展を遂げている 3 次元映像の取得技術やレンダリング法、符号化法などもあわせて紹介する。 ネットワークアーキテクチャ インターネットなどの情報通信に利用されるコンピュータネットワークの機能構造をアーキテクチャの視点から体系的に学ぶ。まず、ネットワーク階層構造の基本的な構成要素である通信層や通信プロトコルから始め、ネットワーク上でサービスを提供する仕組みについて理解する。特に、ネットワークを制御する技術に着目し、経路制御手法や通信品質制御手法などを解説する。さらに、近年注目を集めてきているモバイルネットワークやP2P ネットワーク、オーバレイネットワークなどの先進的なネットワークを取り上げる。 移動通信 移動通信技術について理論的に習得する。前半ではデジタル通信技術のための基礎数学を理解したあと無線伝送路、PSK等のデジタル変復調等について習得する。ここではこれらのデジタル通信方式の誤り率特性について理論的に導出する。次に携帯電話や無線 LANなどで採用されている QAM変調、スペクトル拡散通信や OFDM方式について理解する。また移動通信特有のマルチパスフェーディング伝送路でのこれらの通信方式の誤り率特性について比較・検討し、さらに実際の移動通信における回線設計方法についても習得する。 情報通信論 情報の通信や記憶において重要となる代表的な符号について解説する。具体的には、多重通信で用いられるスペクトル拡散系列(符号)やストリーム暗号で用いられる擬似乱数系列(符号)、また誤り訂正符号としては古典的な線形符号の他、訂正能力の高い繰り返し復号法が対象となる。講義では、各符号の設計方法以外に要求される性能やその評価法についても言及する。そのため、前半の講義内容は符号を理解する上で基本となる代数学についての解説となる。 パターン認識応用 パターン認識技術の工学問題への応用に重点を置き、特に、パターン認識技術を適用した音声認識、文字認識に関する技術の現状と課題について解説する。講義の前半は、パターン認識問題に対する基本的なアプローチについて整理する。後半は、パターン認識技術を適用した音声認識、文字認識の具体的手法について解説するとともに、近年、情報セキュリティ分野への応用として注目されているバイオメトリック認証技術について解説する。 情報セキュリティ論 アルゴリズムとプロトコルの安全性を軸にして、代表的な暗号認証技術の原理、暗号解読技術、暗号設計技術について詳説する。さらに、それらの各技術の組み合わせにより実現される多彩な暗号プロトコルについて詳説する。

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【【【【 情報工学専情報工学専情報工学専情報工学専攻攻攻攻 コンピュータシステムコースコンピュータシステムコースコンピュータシステムコースコンピュータシステムコース 専門科目専門科目専門科目専門科目 】】】】 授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 制御応用工学

「走る」「曲がる」「止まる」の基本性能の向上要求、さらには環境問題を背景として、自動車のコンピュータ制御化には目覚ましい進展が見られる。ここでは、内燃機関を用いた自動車、さらには電気モータ系を備えたハイブリッド車を念頭に置いた自動車の制御について学ぶ。まず、車両の運動を理解するための力学基礎、車両の運動制御のための制御数学の基礎、さらには車両運動の要となるタイヤ特性について学ぶ。つぎに、車両運動を解析するための2輪車両モデルとサスペンションを考慮した車両モデルについて学ぶ。さらに、車両運動制御アクチュエータや駆動力として用いられる電気モータに関するサーボ技術の基礎を学ぶ。最後に、自動車制御システムの事例として、エンジン制御、パワーステアリング制御、ブレーキ制御について学ぶ。 VLSI 物理設計 VLSI は、今や数億トランジスタを 1チップ搭載するほどに大規模化し、その設計は多数の高度な自動設計技術の集積により支えられている。本講義では、VLSI 設計工程における物理設計(レイアウト設計)に焦点をあて、そこで用いられる設計データ、設計フロー、回路分割/配置/配線アルゴリズム、配線遅延計算手法、またそれらを組み合わせた設計手法(設計メソドロジ)の基礎的な知識の修得を行う。 組み合わせ最適化論 VLSI における設計自動化等の離散構造を持つ問題においては、組み合わせ最適化問題として定式化し、それを解くアルゴリズムを議論することが多い。本講義では、そのようなアルゴリズムに対する議論の基本である計算量について、計算機のモデル、クラス P、クラス NP、そして、NP完全性などを講義する。さらに NP完全である問題への対処として、近似解法、確率的発見的手法である Simulated Annealing や Genetic Algorithm などについても議論する。 非線形最適化基礎論 線形計画法は数理最適化の手法として広く使われて来た。本講義では線形モデルでは取り扱えない広範囲の一般の問題に適用できる非線形最適化の理論の数学的基礎とそれに基づく最適性条件や双対性理論を議論する。最適化のアルゴリズムの一般的性質を述べ 1 次元最適化と基本的な降下法、 共役方向法、準ニュートン法などについて講義する。制約付き最適化の基礎を述べ具体的に 2 次計画や凸計画について講義する。これらの最適化手法の VLSI設計など具体的な応用例についても議論したい。 アーキテクチャ設計論 近年、コンピュータ・システムは我々の社会生活に深く浸透している。このコンピュータ・システムの核であるマイクロプロセッサは目覚しい進歩を遂げてきた。本講義では、現在主流となっている高性能マイクロプロセッサならびにメモリシステムの構成法について講義する。また、最近ではコンピュータ・システムに対する要求も、高性能化や低消費電力化に止まらず、安全性や信頼性の向上など多岐に渡っている。そこで、このような要求を満たすためのアーキテクチャ・アプローチについても解説する。 テスト容易化設計 システム LSI は、コンピュータ・システムの根幹を担うものとして、非常に高い信頼性が要求される。この信頼性を下げる要因としては、設計に誤りがあった、製造時に正しく作れなかった、一時的な誤動作、経年変化による故障など、種々のものがある。この講義では、これらの問題に対して、設計側でどのように対処するのかについて解説する。特に、設計時の誤りや製造時の誤り(故障と呼ばれる)を検出する手法および信頼性を向上させる技術について述べる。 システム制御理論 1960 年以降に展開されたシステム制御理論を学ぶ。まず、線形システムを状態空間表現し、状態方程式の解を導く。そして、線形システムの可制御性、可観測性、最小実現を議論する。ついで、線形システムの安定判別、リヤプノフの安定理論を学ぶ。さらに、制御システムの設計に必要となる極配置、状態オブザーバを理解する。最後に、現代制御理論の主要な成果である最適制御を学ぶ。

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【【【【 情報情報情報情報工学専攻工学専攻工学専攻工学専攻 特別研究科目特別研究科目特別研究科目特別研究科目 】】】】 授 業 科 目 名 講 義 等 の 内 容 特別研究Ⅰ 研究指導教員は、学生の研究課題に応じた特別研究テーマを設定し、その論文の作成に向けた調査、実験、研究を指導する。社会人の場合は、従来の業績や成果を考慮した研究、調査をテーマとして選ぶことができるものとする。 特別研究Ⅱ 研究指導教員または副研究指導教員による、学際的な特別研究テーマに向けた研究指導を行う。社会人の場合は、従来の業績や成果を考慮した研究、調査をテーマとして選ぶことができるものとする。

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≪各専攻における履修コースの教育研究内容・研究指導教員≫ ※必ず事前に、各コースのメールアドレスに問い合わせること。※必ず事前に、各コースのメールアドレスに問い合わせること。※必ず事前に、各コースのメールアドレスに問い合わせること。※必ず事前に、各コースのメールアドレスに問い合わせること。 ※指導教員等は変更となる場合があります。希望する研究指導教員については、各コース長にご相談ください。 コース長のアドレスは下記の通りです。 《問合せ先メールアドレス》 ○環境システム専攻 環境化学プロセスコース [email protected] 環境バイオシステムコース [email protected] 環境資源システムコース [email protected] ○環境工学専攻 機械システムコース [email protected] 建築デザインコース [email protected] ○情報工学専攻(※2コース共通) 通信・メディア処理コース [email protected] コンピュータシステムコース [email protected]

環境システム専攻 先進国は資源とエネルギーを大量に消費し地球温暖化や資源枯渇、また、発展途上国は環境の劣化という地球環境問題を抱えています。これらの問題を緩和ないしは解消させるように各国が協力し合い、人類の持続的存続が可能になるようにしていくことが求められます。環境システム専攻では、資源、エネルギー、環境問題を俯瞰的にとらえ、相互に関連している問題をシステムとして取り扱って解決策を探るとともに、これらの問題をバイオ技術・化学技術面から、先進的技術を駆使して解決していくことが出来る人材を育成します。履修コースとしては、環境化学プロセス、環境バイオシステム、環境資源システムの3コースを設定しています。

【環境化学プロセスコース】 化学計測や分析などを利用した環境の化学的解析とその技術の開発、有用な物質の抽出や環境中の有害物質の分離技術の開発及び化学反応プロセスを利用した次世代型エネルギーの開発など物質の移動や反応に関する総合的な教育研究を行います。さらに、自然環境に調和した材料、新素材、機能性材料、環境低負荷型材料などの開発やリサイクル・再資源化処理法の実用化・普及を目的として、原子・分子レベルの極微小な構造から各種製品や社会インフラを支える構造物に至るまで様々なレベルでの材料開発、材料機能評価、材料資源循環などについて教育研究を行います。 教員名 研究テーマ・領域 朝見 賢二 固体触媒を用いる新規なクリーン燃料合成プロセスの開発 新燃料を用いるエネルギー化学システムの開発 秋葉 勇 高分子合成・構造・物性 天野 史章 光触媒・光電気化学に関する研究、光機能性材料や触媒の開発 太陽エネルギーの化学的変換システムの開発 今井 裕之 ナノスケールの空間を機能化した材料の開発および化学反応への応用 再生可能炭素資源から化学品製造のための反応プロセスの設計 鈴木 拓 酸化チタンナノチューブの合成とその応用 X 線分析(粉末 X線回折法を用いた構造解析、EXAFS) 干渉光学系を用いた回折顕微鏡開発 西浜 章平 金属イオン等の分離・精製・回収に関する研究 有害汚染物質の分離除去に関する研究 山本 勝俊 新規多孔質材料の開発と触媒への応用、 有機-無機ハイブリッド材料の創成、材料合成、触媒工学

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教員名 研究テーマ・領域 吉塚 和治 リサイクル・希薄資源からのレアメタルの分離回収システムの開発 環境中からの有害物質の分離除去・無害化システムの開発 李 丞祐 有機・無機ナノハイブリッド膜 有機・無機ナノハイブリッド材料を用いた高感度センサ開発 匂いによる疾病診断技術および診断用デバイスの開発 黎 暁紅 触媒化学、バイオマスなどカーボン資源から石油代替燃料の合成

【環境バイオシステムコース】 遺伝子操作、生体触媒、機能性微生物などのミクロなバイオテクノロジーから、バイオマスエネルギー、生物地球化学的物質循環、ビオトープなどのマクロなバイオシステム工学まで、生物と関連した環境工学に関して総合的な教育研究を行います。環境修復への生物機能の利用と次世代型生物環境システムの構築に向けて、関連する分野で専門的能力を発揮できる技術者を養成します。 教員名 研究テーマ・領域 上江洲 一也 生物の特異的応答を利用した新規バイオセンサーの創製 細胞内情報経路を標的としたリン酸化タンパク質分離材料の創製計算化学的アプローチによる分子認識材料の設計 生態系への影響を大幅に低減した林野火災用泡消火剤の開発 礒田 隆聡 バイオセンサチップによるアレルギー検査法の開発 バイオセンサによる細菌検査法の基礎研究 プロテインチップによる疾病予測の基礎研究 河野 智謙 DNA、ペプチド、細胞を利用したバイオセンシング、マイクロロボティクス、バイオエレクトロニクス LEDを利用した植物工場技術開発と植物と微生物の環境応答の研究 木原 隆典 幹細胞を用いた組織形成研究 骨石灰化形成過程の解明 細胞の物理解析 櫻井 和朗 多糖・DNA 複合体に関する基礎研究と遺伝子キャリヤーへの応用 シンクロトロンX線を用いた複合材料・ナノ材料の構造解析 中澤 浩二 細胞パターニング技術および細胞マイクロチップの開発 培養微小環境と細胞分化特性の解析 原口 昭 生態系における生物機能解析 環境機能的緑化技術の開発 有用土壌微生物の分離 生物環境アセスメント手法の開発 望月 慎一 薬物送達システム(DDS)の開発 糖鎖工学を利用した新規バイオマテリアルの開発 森田 洋 地域農作物の生理的機能性と新規用途開発 病原性微生物の新規制御法に関する研究 微生物の拮抗・共生作用に着目した新規混合培養法の確立

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【環境資源システムコース】 生産活動、地域開発、市民生活、エネルギー消費がもたらす環境へのインパクト、環境がもたらす人間・社会環境への影響を総合的に理解できる教育研究を目指すとともに、地域の陸圏、水圏、土壌圏の生態系を理解し、その保全・修復を図るために調査し、計画を立て、実際に設計できる能力を習得します。環境保全工学、資源循環技術、環境アセスメント、環境修復技術などの科学技術的な基盤と技法、環境政策や環境経済、国際標準などの社会科学的な基盤と技法を学びます。加えて、日本を含めたアジアの持続可能な発展のための都市環境マネジメントや地域社会システムのあり方、生態系保全の方法、環境国際協力についてもエコタウンなどの現場を活用して実践的な教育研究を行います。 教員名 研究テーマ・領域 藍川 昌秀 大気汚染・酸性沈着に関する調査・研究 大気汚染物質と降水現象の相互作用に関する研究 伊藤 洋 土壌汚染防止技法の開発 大矢 仁史 有価物の回収を目的としたリサイクル技術開発 リサイクル技術開発とそのシステム評価に関する研究 加藤 尊秋 経済活動の環境・社会への影響解析 自然災害等に関する社会的なリスク評価と対策 辻井 洋行

企業環境経営に関する研究 組織間連携・協力に関する研究 寺嶋 光春 水資源循環利用プロセスの新技術の研究開発 用排水処理システムのモデル化とシミュレーション利用技術の研究 野上 敦嗣 環境シミュレーションとアセスメントに関する研究 インフラ材料の環境中劣化アセスメントと寿命予測に関する研究 藤井 克司 自然エネルギーを蓄積し、いつでも利用可能なエネルギー源として実現することを目指した研究 自然エネルギーを化学物質蓄積する基礎反応の解析・評価・応用 二渡 了 地域環境マネジメントシステムに関する研究 東アジア地域における経済発展と環境問題に関する比較研究 松本 亨 循環型社会形成に向けた都市・社会システムの設計・評価に関する研究 アジアの都市環境マネジメントに関する研究 安井 英斉 微生物を用いた廃棄物系バイオマスの新資源化技術ならびに水処理プロセスの開発 廃棄物・水処理プロセスに関わるコンピューティングと数学モデルの開発

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環境工学専攻 環境問題は人類が英知を結集して解決すべき緊急の課題です。身の回りの生活環境問題から地球規模の環境問題まで、現代の複合化された環境問題を解決し、より豊かな環境を創造するためには、広い視野に立った的確な問題の把握と適切な対応が不可欠です。環境工学専攻では、学部組織の「機械システム工学科」、「建築デザイン学科」に関わる専門分野を統合・集約し、それぞれの学問分野での研究・教育の蓄積を積極的に活かしながら、従来の専門分野の枠組みを超えた柔軟な教育を行います。履修コースとしては、機械システム、建築デザインの2コースを設定しています。

【機械システムコース】 環境負荷の低減と経済発展の両立を“継続可能な開発(Sustainable Development)”と捉える視点及び環境改善を第一の目標とする視点を持つことのできる人材の育成を目指します。効率的なエネルギー変換、自然エネルギーの有効利用など、環境との調和を前提としたエネルギーシステムの構築や、環境、品質、安全・信頼性を考慮した設計法、さらに同様の理念の基に最適化された環境技術に関する教育研究を行います。本コースではそのようなグローバルな視点を持つ国際環境技術者の育成を目指します。様々な生産現場では、環境への対応を求められており、常に最新の情報・知識を学ぶことができ、社会人学生に対しても再教育の場を提供します。 教員名 研究テーマ・領域 泉 政明 燃料電池の性能・耐久性向上に関する研究 燃料電池性能の計測法に関する研究 井上 浩一 原子力・火力発電システム用熱交換器の高性能化に関する研究 電子機器の冷却技術に関する研究 岡田 伸廣 画像を用いる三次元計測を中心としたロボット・メカトロニクス技術の開発とその応用に関する研究 駆動部を持たないレーザー光走査装置の開発 複数の自己組織化マップの協調学習に関する研究 小野 大輔 レーザー干渉計を用いた超音速流れの密度計測に関する研究

PDV法を用いた流速計の開発 清田 高徳 安全で省エネルギーな機械システム制御法の開発と応用に関する研究 パワーアシストシステムの開発 佐々木 卓実 大規模構造物の実用的な振動解析ツールの開発 機械・構造物のための振動制御装置に関する研究 趙 昌熙 生体機械工学、バイオトライボロジーに関する研究 臨床用人工関節の長寿命化・高性能化に関する研究 長 弘基 形状記憶合金の物性研究 形状記憶合金を用いた低温排熱回収システムの研究開発 形状記憶合金を用いたアクチュエータ・医療機器の研究開発 仲尾 晋一郎 圧縮性流れ場の非接触測定法の適用に関する研究 小型ウィンドタービンの高出力化に関する研究 宮里 義昭 圧縮性内部流れのチョーク現象に関する研究 レインボーシュリーレン偏向法の開発研究 村上 洋 マイクロ三次元形状測定機の開発 微細形状の高精度加工方法に関する研究 吉山 定見 イオンセンサを用いた燃焼センシング法の開発と応用に関する研究 乱流予混合火炎の計測とモデリングに関する研究

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【建築デザインコース】 地球環境時代の建築・都市・地域の創造と保全を目指して、居住環境設計、環境空間保全構造、都市建築エネルギーシステムなど、環境空間デザインに関する先端的かつ高度な知識と技術を修得させ、さらに関連する他分野の学問を学習することにより、建築や地域が抱える課題を個別的・専門的、総合的に解決できるスキルを獲得できるようにします。技術の分かるデザイナー、デザインの分かる技術者を養成します。 教員名 研究テーマ・領域 赤川 貴雄 建築デザイン、アーバンデザイン、都市計画理論に関する研究 景観保全・都市再生に関する研究 持続可能なまちづくりに関する研究 岡本 則子

建築材料の吸音特性測定法に関する研究 音環境の数値シミュレーションに関する研究 高 偉俊 建築・都市環境・計画・設計 建築・都市エネルギー・資源計画 アジア都市環境の研究 城戸 將江 鋼およびコンクリート充填鋼管構造の耐震設計法 鋼およびコンクリート充填鋼管構造の安定設計法 小山田 英弘 建築物および建設工事中の安全 建築物の維持管理と各種建築材料の再利用 暑中コンクリート工事 白石 靖幸 建築空間における温熱・空気環境制御 居住環境の健康性評価 建築・都市の総合環境性能評価 陶山 裕樹 コンクリート工学 産業廃棄物の建材リサイクル 高機能建材の開発 高巣 幸二 再生材料等を使用した高性能コンクリートの研究 建築材料としての副産物系粉体の改質技術の開発 建築材料の性能考慮型環境影響評価

DEWANCKER、 Bart Julien

都市計画に関する研究 環境共生建築・都市デザインに関する研究 ランドスケープ、都市及び建物緑化に関する研究 福田 展淳 建築計画学、都市計画学 低環境負荷のための建築設計・都市設計 建築デザイン研究、歴史的建築物に関する研究 保木 和明 鉄筋コンクリート構造 既存建物の耐震性評価法・補強設計法 耐震工学 龍 有二 建築における自然エネルギー利用 高齢者福祉施設の温熱環境と入居者の生理・心理

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情報工学専攻 高度情報化社会では、多様化したマルチメディア情報を場所・時間・媒体を意識することなく扱える情報通信環境が要求されます。このような情報通信環境の中で、複雑化するシステムを最適かつ総合的にデザインすることにより、新たな工学的価値が創造されます。情報工学専攻では“通信・メディア処理コース”及び“コンピュータシステムコース”における専門的な教育と研究を通じて、マルチメディア情報を人間が自然体で扱える情報通信環境のデザインを専門とする人材を育成します。履修コースとしては、通信・メディア処理、コンピュータシステムの2コースを設定しています。

【通信・メディア処理コース】 人間と環境は“情報・通信”によって互いに強く、そしてますます有機的に結合されようとしています。この基本認識に立って、本コースでは、知的な情報・通信システムをデザインする総合的な教育研究を行います。 研究対象は、情報通信ネットワーク技術、およびこれらを側面から支えるソフトウェア技術やセキュリティ技術、マルチメディア信号処理技術、人間工学的な視点を考慮した音声・画像信号処理技術、さらには適応信号処理技術などです。 本コースでは、情報通信ネットワーク技術およびメディア処理技術について総合的かつ学際的な教育研究を行い、高度情報化社会に柔軟に対応できる基礎学力と豊かな発想力を身につけた技術者・研究者を育成します。 教員名 研究テーマ・領域 上原 聡 情報理論、符号理論、情報セキュリティ:数学的背景に基づく符号の構成法や性能評価に関する研究 奥田 正浩 ディジタル信号処理技術を基礎にした、画像工学、コンピュータビジョン、CGの融合によるマルチメディア信号処理に関する研究 梶原 昭博 高速無線 LANや移動通信、電波応用システム、および屋内ミリ波無線伝送に関する研究 京地 清介 音声・画像・映像等のディジタル信号を、より効率良く処理(取得/解析/加工/伝送等)するための基盤的なディジタル信号処理手法と応用に関する研究 古閑 宏幸 コンピュータネットワークのアーキテクチャや構築・運用技術、トラヒックエンジニアリング技術に関する研究 佐藤 敬 情報セキュリティ技術:特に暗号理論とその応用に関する研究 次世代型情報通信ネットワーク技術:特に分散システムおよびインターネット運用技術に関する研究 佐藤 雅之 心理物理学的実験手法を用いた人間の視覚情報処理メカニズムの解明、および両眼立体視による空間知覚特性、眼球運動時の視野統合機構に関する研究 永原 正章 数理情報学(人工知能、自動制御、機械学習など)および、それらを応用したロボット、ドローン、自動車の開発や画像処理、音楽音響処理などの研究 松波 勲 電波応用システム、自動車レーダシステム、センサフュージョンによる知的センサシステム、自律カーロボのための高精度イメージング技術に関する研究 山崎 恭 パターン認識(音声・文書・画像認識)ならびにその情報セキュリティへの応用(バイオメトリック認証、電子透かし)に関する研究

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【コンピュータシステムコース】 高度情報化社会を支える情報処理システムを実現する上で VLSI システムは必須のハードウェアである。微細加工技術の進展により VLSI チップの集積度は増加し続け、本格的なシステムオンチップ(SoC)時代が到来すると予想される。VLSIコンピュータの応用システムとして組込み・制御システムがあるが、その有効性と安全性を保証するのは組込みソフトウェア技術や制御技術である。本コースでは、VLSIシステム及び組込みシステムの設計のための理論と技術を教育研究し、対象システムの解析・設計及び計測・制御に関する技術を身に付け、コンピュータシステムに関連する総合技術と幅広い高度な知識・判断力を持った技術者、研究者の養成を目指す。北九州地区は産業用ロボット関連企業、電子部品製造業、自動車産業及び関連企業があり、本コースの修了者は、これら企業における設計技術者、生産技術者などとして活躍できるものと期待される。 教員名 研究テーマ・領域 孫 連明 制御と信号処理分野において、数学モデルを構築するシステム同定の方法論、制御系設計と適応信号処理への応用に関する研究 高島 康裕 VLSI設計自動化技術、特に回路分割、配置配線、クロック分配等の物理設計手法とその理論に関する研究 中武 繁寿 VLSI設計自動化技術:特にレイアウト自動合成、配線モデリング、遅延解析、アナログ・ディジタル混載 LSI設計技術などに関する研究 堀口 和己 線形システムの実現と低次元化に関する研究 低次元制御器を用いた制御システムの設計に関する研究 システム同定に関する研究 松田 鶴夫 生体情報獲得 メカトロニクス制御 脳神経磁気•電気刺激 リハビリテーション応用技術 等に関する研究 山崎 進

下記に関する研究と実践: ・ソフトウェア開発 (組込みシステム、ウェブアプリケーション、モバイルアプリケーションなど) ・ウェブマーケティング、ビジネスモデリング ・ソフトウェア分野の教育 (インストラクショナル・デザイン、研究型インターンシップと徒弟制)