どうすれば生産性が上がるか? ~カルビーの「働き …...2018/11/29 · 第5回...
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どうすれば生産性が上がるか?~カルビーの「働き方改革」~
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カルビー株式会社人事総務部中村有佑
2018年11月29日
フルグラ
●カルビー社名の由来
カルシウム + ビタミンB1
●カルビーグループ企業理念
私たちは、自然の恵みを大切に活かし、
おいしさと楽しさを創造して、
人々の健やかな暮らしに貢献します
かっぱえびせん サッポロポテト ポテトチップス じゃがりこ Jagabee
What’s Calbee ?
とうもりこ
【業績紹介】 2017年度事業構成比
ポテトチップス
Jagabee
小麦系スナック
コーン系・豆系スナック成型ポテトチップス
ベーカリー
シリアル
その他スナック
役務提供
じゃがりこ
海外スナック
じゃがポックル
連結売上高2,515億円 ポテト系
スナック
その他
3
カルビーグループの基本方針
自立的な実行力
簡素化 透明化 分権化
コスト・リダクション イノベーション
継続的成長と高収益体質の実現
社員を信頼性善説
●終わったら帰れ!
“一粒で二度おいしい”一日を!家族/健康/教養/学び →→→ 充実した生活が個人の成長へ
●Commitment & Accountability成果主義。
●個人の成長なくして企業の成長なし
-Diversity& Inclusion-ライフワークバランス (インテグレーション)
当社のポリシー
【労働生産性】を分解
6
労働生産性 ↑労働付加価値 ↑
労働投入量 ↓
=
テレワーク-
会議削減、資料削減
-
Innovation
+
Diversity & Inclusion
+
階層削減
-
Collaboration+
成果
ガバナンス 製造原価
Office
Diversity
働き方
給与体系 人材育成
簡素化
透明化
分権化
しくみ 文化
環境 制度
カルビーの変革
女性活躍推進の状況
%
各年度4月時点、2020年は目標
女性管理職比率(カルビー)
8
オフィス革命
文化を変えるしくみを変える
役員個室ナシ・会議室ナシ・個人席ナシ
■本社・地域事業本部のフリーアドレス化・固定席廃止で部門を越えたコミュニケーションを促進・タイムマネジメント、効率的な働き方を意識づけ
■営業職の直行直帰推進・通勤時間を営業時間に転換することで
移動時間のロス、ストレス軽減/外へ出て自発的な営業活動を遂行
■在宅勤務制度の導入・オフィスに出勤しないワークスタイルで時間の有効活用を実現する
オフィスに縛られない働き方支援
2017年4月より、就業場所・利用回数を拡張 丸の内勤務者330名のうち、約6割(200名)が利用中
2017年~ ~2016年
規程名称 モバイルワーク規程 在宅勤務規程
就業場所 自宅以外も可とする 自宅のみ可とする
利用回数 上限無し 週2日を限度とする
部署制限 無制限
2017年4月よりモバイルワーク制度開始
テレワーク・デイ(ズ)への参加
12
・7月24日当日のみ、規程外の特別運用とする・但し、お客様相談室などの実施困難な部署、職種は除外する(部門長判断)・カルビーに於ける「夏季ライフワークバランス推進策」のひとつとする・実施後、アンケートによる効果測定を行う
2017年の「テレワーク・デイ」では、7月23日に丸の内本社勤務者の原則全員がモバイルワークを実施
2018年の「テレワーク・デイズ」では、7月23日・24日2日間、丸の内本社勤務者にモバイルワークを推奨
テレワーク・デイ当日の様子
13
当日は約8割(270名)がモバイルワークを利用!=このようにガラ~ンとした状態になりました=
月曜朝9時ごろ
0%
20%
40%
60%
80%
100%
2017年 2018年
業務効率について
14
利用者の多くが業務効率向上、LWB向上に繋がったと実感
<アンケート結果①>8割強が業務効率向上、ほぼ全員がLWB向上したと回答
0.0%
20.0%
40.0%
60.0%
80.0%
100.0%
2017年 2018年
ライフワークバランスについて
向上した87.3%
※テレワーク・デイ(ズ)実施後アンケート(回答者220名・149名)より
テレワーク・デイ当日のアンケート結果
向上した71.8%
83.0% 96.0%
15
通勤も仕事の一環と考えると、この時間を仕事にあてられ効率化します。 今年度からできるだけ週一回はモバイルワークにするよう心掛けています。
通勤ラッシュの疲労がないだけ快適に仕事ができます。 通勤の時間を削減できた分、妻と居酒屋に行きました。 終了時間以降が自由に使える時間になると思うと、仕事にも集中できましたし、通勤のラッシュを免れた分、気分もすがすがしく仕事に取り組めました。
<アンケート結果②> 98%が今後もモバイルワークを利用したいと回答1/3が週2日以上利用したいと回答
2
4
6.7
22.8
43.6
20.8
0 10 20 30 40 50
利用したくない週4日以上
週3日週2日週1日
今後の利用意向:週1日未満
2日以上:35.6%
<具体的な声>
テレワーク・デイ(ズ)当日のアンケート結果
%
1日以下:64.4%
【(本社)モバイルワーク・デー】の新設
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従業員の声を踏まえ、丸の内本社勤務者を対象※に、2017年度下期は毎月第3水曜日を「モバイルワーク・デー」とした※丸の内実施と並行して、各地域事業所でも実施推奨
■目的①業務効率、ライフワークバランスの向上②災害など非常時への備え
■期間下期(2017年10月~3月)実施後レビューし、来年度継続を判断する
毎月第3水曜日のみ、モバイルワーク規程外の特別運用とする■内容
業務効率について
低下した17%
利用者の多くが業務効率向上、LWB向上に繋がったと実感
<アンケート結果①>83%が業務効率向上、98%がLWB向上したと回答
ライフワークバランスについて
低下した2%
向上した83%
向上した98%
※2018年2月実施アンケート(回答者146名)より
モバイルワーク・デーに関するアンケート結果
ライフワークバランスはもちろん、モバイルワークできるように仕事を組み立てるので計画性や効率が向上した気がします。
子育てしながら働いているので、モバイルワークによって普段通勤にとられていた時間でいろいろと家のこともできるし、気持ちにも余裕が生まれました。
自慢出来る素晴らしい制度だと思います、気持ち的にストレスから解放され、仕事に集中出来る、自分のペースで1日の仕事を遂行出来る事の他に、毎回場所を変えるようにしており、場所によって、どんな人がどんなニーズで何をしているのか、チャンスを模索する機会にもなっていますし、会社から離れた場所だが、売上に変化が見られる気になる店舗の視察に行く設計も出来る。
<アンケート結果②> 約9割が今後もモバイルワークを利用したいと回答約4割が週2日以上利用したいと回答
112.7
1.49.6
2451.4
0 10 20 30 40 50 60
利用したくない週5日週4日週3日週2日
今後の利用意向:週1日
%
38%
<具体的な声>
モバイルワーク・デーに関するアンケート結果
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労組×経営の取組のご紹介
第1回 2012年8月 @函館大沼
「TOPと組合幹部が一緒にカルビーの将来を考えよう」
●カルビーの棚卸し(強み、弱み、機会、脅威)→カルビーをより良く強くしていくために何をすべきか
第2回 2013年5月 @お台場●労組の棚卸し→労組・会社とで連携すべきことは何か
第3回 2013年5月 @函館大沼●社員が豊かになるために→そのための施策・方向性
第4回 2014年1月 @横浜●カルビーグループのこれからについて
第5回 2014年8月 @軽井沢
第6回 2015年2月 @東京
第7回 2015年7月 @軽井沢
第8回 2016年2月 @東京●働き方改革について
第12回 2018年8月 @山形●上司部下のコミュニケーション/有休100%に向けて
生き方が変わる
会社が変わる
人生が豊かになる
働き方を変えれば