令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書...

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令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ JAおうみ冨士 申込書付 土づくり肥料・肥 料・農 薬(巻末)

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Page 1: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

令和2年産

米麦大豆

栽培ごよみ

JAおうみ冨士

申 込 書 付

土づくり肥料肥 料農 薬(巻末)

安心安全な農産物づくりについて 2

農家組合員の所得増大に向けた取り組み 3

土づくりについて 6

おうみ冨士管内土質一覧表 7

「コシヒカリ」栽培ごよみ 8

「キヌヒカリ」栽培ごよみ 10

「秋の詩」栽培ごよみ 12

「日本晴」栽培ごよみ 14

「みずかがみ」栽培ごよみ 16

飼料用米「吟おうみ」栽培ごよみ 18

「滋賀羽二重糯」栽培ごよみ 20

省力施肥設計 22

良食味米資材 23

環境こだわり栽培について 24

除草体系 26

除草剤の雑草防除効果 27

病害虫防除薬剤 28

令和2年産水稲地上病害虫防除仕様モデル 30

令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表 32

高品質小麦の栽培ごよみ 34

パン中華麺用小麦「ミナミノカオリ」栽培ごよみ 36

大豆「フクユタカ」栽培ごよみ 38

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ 40

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ 42

水稲作付け本田基本作業 44

JA推奨 肥料農薬のご紹介 46

巻末チラシ

水稲病害判定シート

国内産農産物の被害粒等限界見本品

収穫適期の目安

土づくり肥料申込書

令和2年産米用肥料農薬予約申込書

目次

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JAおうみ冨士 「水稲小麦大豆」生産基準

①目的及び生産方針 当基準は水稲小麦大豆の出荷者の栽培基準について規定する 水稲小麦大豆の出荷者は消費者に安全安心な水稲小麦大豆を提供するため農薬の安全使用基準を厳守し農薬肥料その他資材の使用を記録し保管する また健康な土づくりを目標に土づくり肥料の投入を促進するとともに積極的に土壌分析を行いバランスのとれた肥培管理に努める

②品種及び資材の選択に関する項目 出荷者が栽培する水稲の品種はみずかがみコシヒカリキヌヒカリ秋の詩日本晴滋賀羽二重糯とする小麦の品種はシロガネコムギ農林61号ミナミノカオリとする大豆の品種はフクユタカタマホマレことゆたかとするなおそれ以外の品種についてはJAが認める品種とする 生産資材についてはJAが資材リストにより推奨している資材(JAが協同組合として生産者に安価に提供するため共同購入する資材)を出来るだけ選択するが同等の肥料成分を有する他の資材を使用しても構わないまたその場合は安全安心な農産物づくり運営規定に則り入手記録と成分表領収書等の書類を3ヵ年保管する(但し確定申告等に必要とされる場合は7年の保管とする)

③肥培管理及び除草病害虫防除に関する項目 肥培管理及び除草病害虫防除に関しては農薬の安全使用基準を順守する

④栽培履歴の記帳と提出時期に関する項目 JAが定めた栽培履歴書の様式に基づき記帳し水稲においては7月下旬小麦は6月下旬大豆は12月下旬までに提出することとする

安全安心な農産物づくりについて

-2-

農家組合員の所得増大に向けた取組み

Ⅰ米を取り巻く状況 農業情勢は依然として農業従事者の減少や高齢化後継者不足により農業生産基盤の縮小等が進行している昨年12月30日に米国を除いたTPP11(環太平洋経済連携協定に関する包括的及び先進的な協定)が発効されまたまた日EU EPA(経済連携協定)も本年2月1日に発効され市場開放の動きが進んでおります またこれから本格的に日米通商交渉(TAG)が開始され今後の交渉によりますが米国離脱前のTPPを超える譲歩を迫ると言われており日本農業はかつて無い市場開放に直面することとなり各産地にとっては深刻な影響を及ぼすことも考えられます このような情勢の中JAおうみ冨士では「安全」「安心」はもちろんのこと品質や価格など消費者の様々な要望に応えることのできる「おうみ冨士産米」の生産体制を確立することを最重要事項としておりますまた農家組合員の所得増大と農業生産の拡大に向け品種を限定した契約栽培や複数年契約買取方式や播種前契約の実施に取組むと共にマーケットインに向けた取組みとして業務用米への取組やパン中華麺用の小麦(ミナミノカオリ)の栽培に取組みますまたもち麦などの新たな特産品については販売体制の強化を図ると共に「もちむぎ茶」等の販売に取組み農業生産の拡大を図ります今後もJAおうみ冨士では消費者に喜ばれる農産物づくりに積極的に取組み「おうみ冨士産米」の品質向上を図っていきます

Ⅱ令和2年産米に向けた取組み①作付品種について 令和元年産水稲の作付比率は速報値でみずかがみ8コシヒカリ28キヌヒカリ23秋の詩19日本晴3その他品種は19となっております 令和2年産のJAが考える作付比率と致しましては現状の比率を維持する方向でありますが実需者からの要望が高い「みずかがみ」と「キヌヒカリ」については作付の拡大をお願い申し上げますまた各品種の目指す方向については表の通りと致します

表主要品種の目指す方向品種名 元年比率 作付の方向 品種ごとの目指す方向

みずかがみ 8 rarr県内でのスーパーなど小売店での需要が多くあります品質食味の向上を図り所得の増加を目指します

コシヒカリ 28 rarr全国的に一番多く作付けされている品種です産地間で優位販売を進めるため品質の向上を図り所得の増加を目指す

キヌヒカリ 23 rarr実需の要望が多い品種です品質よりも収量を特に重視した生産指導を実施し所得の増加を目指します

秋の詩 19 rarr業務需要の高い品種です実需からも出荷量確保を求められていますので収量を重視した生産指導を実施し所得の増加を目指します

②品質向上収量向上対策 平成30年産の水稲は梅雨明け以降酷暑が8月末まで続きました更に早生品種の登熟期中生品種の出穂期に台風2021号が襲来し特に台風21号では近年に無いような暴風で県内に大きな爪跡を残し水稲では倒伏傷もみが発生し更に9月下旬まで秋雨前線が停滞し

-3-

早生中生品種共大きな収量品質の低下を招きました近年はこのような特異的な気象が多く発生していることから品質向上対策としては疎植中干し適性施肥などの基本技術を徹底いたします 収量の向上対策と致しましては近年省力技術として元肥穂肥一発肥料が一般的に普及していますが収量重視の観点からはやはり分施体系(元肥穂肥)の方が生育に応じた適正施肥が出来ることから分施体系での施肥を考慮頂きたいと考えていますまた品質収量の向上には土づくり対策が大きなウェイトを占めると考えます詳しくは別にて示させて頂きますが土づくり肥料の施用をお願い申し上げます

③近年の異常気象への対応について 品質向上の部分でも説明しておりますが土づくりの施用疎植中干し等の基本技術の徹底をお願いしますまた台風などの異常気象発生時には状況に応じ農業組合や広報等を通じ皆様に注意喚起等を行います

④生産資材費の削減 低コスト一発型肥料「楽だね15」の普及拡大や全農集約銘柄の利用による低コスト化(高度化成444NK-C20など)に取り組みます

Ⅲ安全安心対策①栽培履歴書 近年農産物の安全安心を求める消費者の声は高まりを見せ栽培履歴の記帳は生産者に求められる安全安心対策として最低限の取組となっておりますまたJAでは提出された栽培履歴書から肥料や農薬等資材が適正に使用されていることを確認することにより自信を持って消費者におうみ冨士産米を提供することができますそのようなことから栽培履歴書の記帳率100を目指し推進します

②カドミウム対策 カドミウムは鉱物中や土壌中など天然に広く存在する重金属です農産物は成長する過程で土壌からカドミウムを吸収蓄積しますがそれらを食品として摂取することでカドミウムの一部が体内に吸収され腎機能障害等の障害を引き起こす可能性がありますカドミウムの基準値は食品衛生法で規定されていますが万が一基準値を超過したお米が発生した場合はその米を廃棄処分しなければいけませんさらに風評被害等により産地の信頼が崩壊する恐れもあるためJAではカドミウム対策の徹底指導を実施します

③GAP(ギャップ) GAPは(GoodAgricuturalPractice)は生産者自らが農産物の安全性品質の向上琵琶湖の環境保全労働安全の確保経営の改善などの観点から農業生産活動の各工程を点検評価改善することで適切な農業生産を実現させる有効な手法ですJAではGAPを推進することにより生産者の農産物の安全性や品質向上等の意識の向上を図り消費者や実需者の信頼関係の確保に取組みます JAでは従来のJA独自の簡易GAPを継続しつつ環境保全型農業直接支払交付金の要件として「国際水準GAPに取組むこと」が国制度の要件であることから施策を注視しながら検討実施してまいります

④環境こだわり栽培 農業が環境に与える影響は多様で深刻なものが多く田畑への肥料の過剰な施肥が地下水を汚染したり農薬の使用が土壌や河川の深刻な汚染を招いたりします特に近畿の水がめとなる琵琶湖を抱えている滋賀県では農業を基盤とした持続可能な社会を形成する上で環境への負荷の低減を図る農業への転換が求められています JAおうみ冨士ではこだわり栽培者に対し環境と調和の取れた農業生産の確保を図り琵琶湖の環境保全に資するよう適正な栽培指導を行いますまたそれだけでなく栽培履歴書の記

-4-

帳徹底や農薬の安全使用により消費者に安全で安心なお米を供給できるよう取り組みます⑤オーガニック(有機栽培)への取組みについて 滋賀県は「環境こだわり栽培」の深化としてオーガニック(有機栽培)農業を推進していますそれを受けJAおうみ冨士でもオーガニック栽培に取組んでおります令和2年度ではそれまでにおうみ冨士版のオーガニック栽培指針を作りその指針に則った栽培を進めてまいります

Ⅳ環境調和型農業の推進1農業排水等環境負荷軽減対策①濁水の流出防止に役立つ水田ハローによる浅水代かきや畦畔シートの設置等の普及推進を図ります

②農業用使用済みプラスティックの適正処理及び不要農薬の回収運動を積極的に推進します2化学肥料農薬の節減①施肥作業の省力化と肥料成分の流亡が軽減できる施肥田植機や緩効性肥料の普及推進を図ります

②環境にやさしく地域で一斉に取り組むことによる効率的な防除方法として無人ヘリ防除を推進します

③病害虫発生予察に基づいた必要な防除を適期に指導します

-5-

 昔より「農業の基本は土づくり」といった言葉があるように土づくりは非常に重要であります近年温暖化の進行により当JA管内の主要農産物である米の品質収量に大きな影響を及ぼしておりますまた有機物(稲わら鋤き込み)や元肥穂肥等の施肥のみでは稲の生育に必要な養分等を十分に補給することが出来ず土壌pHの改善やケイ酸の補給には土づくり肥料の投入が望ましい下表にそれぞれの成分の果たす役割をまとめましたのでご確認下さい

成分名 役割等 投入時期等

窒素(N)植物の成長に最も必要な成分葉茎の生長光合成能力の増大に必要であるが過剰だと過繁茂となり受光態勢の低下軟弱となり病害虫の影響を受けやすくなる

元肥穂肥

リン酸(P)細胞の分裂増殖に大きな役割を果たす分げつの促進に大きな役割を果たすまたデンプンの合成にも必要な成分であり不足すると登熟不良遅れの原因になる

土づくり肥料元肥

カリウム(K)根の発育を促し開花結実を促進します分げつ期や幼穂形成期に多く必要

元肥穂肥

カルシウム(Ca)(アルカリ分)

植物の細胞膜の形成強化に必要他の成分の吸収調整を図る作用もあるまた土壌pHを上げカドミウム吸収を抑制する効果がある

土づくり肥料

ケイ酸(Si)稲体に入ったケイ酸は細胞壁を硬くししっかりとした稲を作る倒伏防止につながり光合成能力の向上病気の抵抗性向上根腐れ防止効果もある

土づくり肥料

JAおうみ冨士では土づくり肥料として「とれ太郎」の散布を推奨しております

 作土の耕起深は15cm以上が望ましいとされています深く耕転することにより根を深く広く張らせることが出来稲を健全に成長させることが出来ることにより収量の増加も期待できます滋賀県の調査によると耕起深の現状は15cm以上の深耕が出来ているのは全体の約41程度に留まっております土づくり肥料を施用し深く丁寧に耕起することにより品質の向上増収を目指しましょう

土づくりについて

-6-

区 分 作 土 次 層 地     域     名

粘 質 田

粘 土 粘 土杉江木浜の浜側幸津川の北西入町長島須原の湖岸方面下堤野田の東側と墓周辺五条の東側

壌 土 粘 土

三宅大林欲賀森川原の南側山賀杉江の東側木浜今浜の堤防側幸津川の浜側播磨田の旭化成方面高木中北北小南の比留田線の北側八夫虫生の八夫側吉川の鮎家周辺

普 通 田 壌 土 壌 土

焔魔堂今宿梅田浮気千代伊勢二町古高大門横江守山下之郷吉身岡立入金森森川原赤野井矢島石田十二里開発大曲今浜服部幸津川小浜小島阿比留播磨田布施野笠原中町川田今市荒見川辺喜多田中市三宅東部西部和田駅前久野部竹生上町下町江部上屋辻町冨波甲冨波乙五之里大篠原小堤小南妙光寺比江小比江北比江乙窪西河原木部虫生八夫の比江側野田西側と家棟川より下安治須原集落周辺吉川の東出

砂 質 田壌 土 砂礫土

勝部阿村今浜の美崎側美崎水保中野新庄立田小浜の浜沿い笠原の堤防沿い川辺の笠原側喜多の堤防側川田の堤防側野洲四ツ家行畑桜生小南の大海外山出東林寺前田小中小路大中小路南桜北桜比江の堤防側乙窪の堤防側吉地比留田堤井口六条菖蒲吉川の水源地周辺野田沼干拓と日野川周辺

砂礫土 砂礫土 水保の中学校周辺

アンダーラインの地域は過去のデータでカドミウム含有量の高い結果が出ておりますので「カドミウム吸収抑制対策」として必ず土づくり肥料を施用しましょうそれ以外の地域でも年次によってはカドミウム含有量の高い数値が出る可能性がありますので土づくり肥料の施用に努めてくださいなお土づくり肥料は「とれ太郎」を推奨します

おうみ冨士管内土質一覧表

-7-

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回724

穂肥初回710

調

830

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

「コシヒカリ」 栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

コシヒカリの特性

系 譜農林22号times農林1号成熟期早生品種倒伏性 弱(稈長94)耐冷性 中耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味味香り粘り共最高収量性 中その他生産量日本一

田植日5月10日基準出穂日7月27日予定成熟日8月30日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

早い穂肥は籾数が多くなり青

未熟乳白粒心白腹白の発

生を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥

 

出穂18日前N2010a

出穂期には湛水状態を保つ

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

落水は収穫予定5日前とする

乾燥は1時間08低下目処調整

 

水分15目標

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 710 724

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は施用する必要はありません  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-9--8-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水

中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥初回73

穂肥2回710

調

827

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期 幼穂形成期有効分けつ期育 苗 期 活着期

「キヌヒカリ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

施肥設計 (低コスト設計収量UP)キヌヒカリの特性

系 譜(収2800times北陸100号)    F1times北陸96号成熟期早生品種倒伏性 強(稈長83)耐冷性 弱耐病性やや弱品 質良 質食 味良食味収量性 多その他穂発芽や心白が出易い

田植日5月3日基準出穂日7月27日予定成熟日8月27日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

初回穂肥は出穂25日前N3010a

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

普通砂質粘質田共通

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 73 710

と れ 太 郎 80kg 80kg

高 度 化 成 444 30kg 20kg 10kg

NK化成C20号 25kg 15kg 10kg

②注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~50減量してください

-11--10-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

穂肥2回85

病害虫防除

穂肥初回720

調

920

「秋 の 詩」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

秋の詩の特性

系 譜吟おうみtimesコシヒカリ成熟期中生の晩倒伏性やや弱(稈長88)耐冷性 中耐病性やや弱品 質良 質食 味味香り粘り共良質収量性やや多(日本晴より30多い10a)その他滋賀県の奨励品種

田植日5月3日基準出穂日8月9日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

ニカメイチュウの防除

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂20日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 720 85

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 718 83

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

720

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の20日前頃で幼穂長が5mm程度になったことを確認してから施用

してください(穂肥は必ず2回に分ける)  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50減量してください  倒伏の危険回避のため有効茎数確保後中干しを必ず実施してください  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-13--12-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

常時湛水 間断灌水

落水

カドミウム吸収抑制

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回725

穂肥初回711

調

915

「日本晴」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

日本晴の特性

系 譜東海7号times中新110成熟期中生の晩倒伏性中強(稈長83)耐冷性 -耐病性 中品 質良 質食 味上の下収量性 中

田植日5月3日基準出穂日8月6日予定成熟日9月15日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

水の掛け流しはしない

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂10日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂25日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18本)

を確保したら始める(7~10日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 711 725

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 79 723

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂肥

711

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~ 50減量してください

-15--14-

成熟期登熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 移植期 活着期 幼 穂形成期

浅水代かき自然減水やや深水

浅水管理中干し

間断かんがい 間断かんがい常時湛水管理(出穂前後各3週間)

larr斑点米カメムシ類対策rarr

【水管理】

「みずかがみ」栽培ごよみ 発行JAおうみ冨士

「みずかがみ」の作付には県が定める要件があります生産者の要件 環境こだわり農産物の生産計画認定を受けること       県が策定する栽培基準に沿って栽培すること       全量種子更新し自家採種は行わないこと 等上記以外にも要件があり全てを満たす必要があります詳しい要件につきましては各営農センターまでお問い合わせください

月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育期区 分主 

な 

作 

業栽培管理のポイント(は要注意事項)

温度管理の徹底で徒長と葉焼けを防止

うす播き均播を励行

十分に浸種して催芽を確実に

温湯消毒は60~62で10分間実施

(健苗の育成)

除草剤処理後は止水管理7日間

 

を遵守して除草効果を高める

活着後は浅水管理

移植後はやや深水にして活着を早める

1株の植付本数は3~4本

荒天時の移植は避ける

基肥は基準量を目安に施用

基準の栽植密度で移植

5月1日から15日を中心に移植

(移植施肥)

溝切り中干しは目標茎数の8割

 

で実施

(溝切り中干し)

出穂2~3週間前と出穂期の2回

 

草刈の徹底

(畦畔の2回連続草刈り)

カメムシ類の適期防除の実施

(病害虫防除)

刈取予定日の5日前まで間断かん

 

がいを実施

(登熟後半の水管理)

稲わらの腐熟促進のため秋耕を実施

土づくり肥料を施用

(土づくりの徹底)

185以上の網目で選別

適正な乾燥速度で胴割粒と過乾燥米

 

を防止

乾燥時の仕上げ水分は145

(乾燥調製)

胴割れに注意

刈り遅れに注意

籾黄化率85~90が刈取適期

(収 

穫)

詳しくは各営農センターまでお問い合わせください

<施肥基準(窒素成分量)>みずかがみ施肥設計

<茎数の推移>

<特性概要>

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

626 73とれ太郎 80 80

みずかがみ 基肥一発 60 60

こだわりハーフコート344 20 20

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20大豆跡については上記基準の半量を上限とする環境こだわり栽培のため化学肥料の使用量は窒素成分で4 10aを超えないようにする上表を基準とし地力に応じて加減する全量基肥施肥の場合は基肥に穂肥を加えた値を上限にする

項  目 みずかがみ コシヒカリ出 穂 期 7月22日 7月27日成 熟 期 8月26日 8月31日稈  長 86 97穂数() 407本 435本

精玄米重(10a) 610 574同上比率 (103) (100)

データは2012年~2016年の水稲奨励品種決定調査(滋賀県農業技術振興センター)の5年間平均値(5月10日植 近江八幡市安土町大中 30日苗)

最高分げつ期510本(60株植28本株)(70株植24本株)

無効分げつ

中干し開始290本(60株植16本株)(70株植14本株)

幼穂形成期450本(60株植25本株)(70株植21本株)

成熟期360本(60株植20本株)(70株植17本株)

<高品質良食味米生産の栽培ポイント>

①移植は茎数不足にならないように基準の栽植密度(湖辺50株坪湖辺砂質平坦50 ~ 60株坪中山間60株坪)より粗くしない

②基肥と穂肥は基準量を目安に施用するまた穂肥は出穂25日前(幼穂長1)に確実に施用する③出穂期成熟期ともに「コシヒカリ」「キヌヒカリ」より早いため適期を逃さずに穂肥施用防除収穫等を実施し品質低下を防止する

「みずかがみ」の作付には別途申し込みが必要です共同利用施設(カントリー)の令和元年度の「みずかがみ」につきましては野洲カントリーのみの取扱いとなっています今後につきましては状況によって検討します

-17--16-

飼料用米「吟おうみ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

 

茎数

水管理

月日 511    21 61   11   21 71   11   21 81   11   21 91   11   21 101    11

生育ステージ

作業内容および

低コストで多収を目指す 目標収量(10a)668kg≒80粒穂(times077)times450本times24g千粒田植え基準日5月10日

移植基肥

除草剤散布

溝切り

中干し

出穂期

穂揃期

落水管理

収穫期

最高分けつ期

幼穂形成期

穂肥

   (追肥)

植付本数(2~ 3本株)40 ~ 50本

550 ~ 600本

450本止水対策徹底

浅水管理 落水中干し 間断かんがい 湛水管理 間断かんがい 落水

籾を家畜に給与する場合があるので出穂以降農薬は使用しない

堆肥を活用して化成肥料を節約均一な播種育苗管理で疎稙細植え適正なほ場管理で除草剤をしっかり効かせる

原則として病害虫防除はほとんど必要ない収穫前に圃場をしっかり乾かす防除が必要な場合はP30の水稲地上病害虫防除仕様モデルを参照下さい

1播種種子量 3kg10a(種子消毒は通常の水稲栽培に準ずる)2代かき移植畦畔からの漏水防止(畦塗り畦シート畦補修)いもち病の箱施薬剤は必要ない栽植密度は通常の水稲栽培に準ずる3施肥(例)施肥設計(10a当たり)あくまで設計表は一例となっています

4除草剤通常の水稲栽培に準ずる(水稲に登録のある薬剤から選択)農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し使用すること5中干し収穫作業等に支障をきたさないよう6月中旬~7月上旬に十分干す倒伏防止対策にもなる6本田防除いもち病には強いので予防剤は必要ないが多発した場合は防除を実施するカメムシ類の防除は必要ない(ただし周辺田への影響がないよう配慮する)7収穫乾燥調製成熟期以降立毛乾燥を行い低水分(18以下)で刈り取る8土づくり多収のため連作すると地力が落ちていく心配があるので稲ワラすき込み堆肥施用等により地力維持に努める

堆肥の利用で肥料節減 (目安牛ふん堆肥の場合1t施用で窒素2kg減量)

肥 料 名 基肥 (追肥) 穂肥高度化成444 40kg (20kg) -NK化成C20号 - - 20kg

輸入尿素 12kg (5kg) 10kg

追肥は分施の場合で茎数が少ないとき(6月中旬で400本19本株以下)に施用する基肥一発肥料でも生育量が不足している場合は穂肥に窒素で1~2kg施用する

-19--18-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

625

病害虫防除

穂肥2回89

穂肥初回726

病害虫防除

調

925

「滋賀羽二重糯」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

滋賀羽二重糯の特性

系 譜改良羽二重糯成熟期晩生品種倒伏性 弱(稈長103)耐冷性 -耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味 -収量性 中その他餅としての評価は最高級

田植日5月10日基準出穂日8月13日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 726 89

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田 ④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50~全量減量してください  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

-21--20-

省 力 施 肥 設 計 

全品種共通省力資材は窒素成分を重視して製造されていますリン酸成分の補給は収量増の効果もありまた稲体の健全化にも効果を発揮しますので必ず施用するようにしましょう

土づくり肥料資 材 名 施肥量 施用時期 備  考(20)

と れ 太 郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 コシヒカリ  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥78 722

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早生用 27 27 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 40 40 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 30 30 穂肥なし

 キヌヒカリ  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥73 710

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 NK化成C20号 25 15 10

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早 生 用 35 35 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 50 50 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 40 40 穂肥なし

 秋の詩日本晴  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥

秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15中晩生用秋の詩 30 30

穂肥なし日本晴 35 35

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生用)秋の詩 35 35

穂肥なし日本晴 40 40

-22-

良 食 味 米 資 材

100有機質肥料有機アグレット825 N8 P2 K5(基肥40 穂肥40)

粒 状 油 粕 N5 P2 K1(基肥60~80 穂肥60~80)

食味向上対策肥料(微量要素の補給)

マ グ エ ー ス F 珪酸15 苦土14 マンガン06 ホウ素01

マルチサポート2号 珪酸20 苦土12 鉄3 ホウ素01

珪酸加里プレミア 珪酸34加里20苦土4鉄2~5ホウ素01石灰7~12

 滋賀羽二重糯  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥724 87

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生) 30 30 穂肥なし

低コスト設計hellipキヌヒカリの栽培においては収量重視の為特に推奨いたします(基肥 高度化成444 穂肥 NK化成C20号を使用の場合)

品 種 名 土づくりとれ太郎

高 度 化 成 4 4 4 穂肥(1回目)NK化成C20号

穂肥(2回目)NK化成C20号基 肥 (追 肥)

コシヒカリ 80 10 5 10 10

キヌヒカリ 80 20 10 15 10

秋の詩 80 20 10 10 10

日本晴 80 20 10 10 10

滋賀羽二重糯 80 10 5 10 10

 石灰窒素を施用したほ場又は転作跡田は基肥を減らしましょうコシヒカリ キヌヒカリ日本晴 秋の詩 滋賀羽二重糯

石灰窒素施用(稲わら腐熟促進の為

10 10a施用)50減量 20減量 50減量 50減量

転作跡田(大豆野菜跡) 全量減量 30 ~ 50減量 50減量 50~全量減量

-23-

環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

-24-

 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

-25-

除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

-26-

除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

-27-

病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

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大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

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中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
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  • H4
Page 2: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

安心安全な農産物づくりについて 2

農家組合員の所得増大に向けた取り組み 3

土づくりについて 6

おうみ冨士管内土質一覧表 7

「コシヒカリ」栽培ごよみ 8

「キヌヒカリ」栽培ごよみ 10

「秋の詩」栽培ごよみ 12

「日本晴」栽培ごよみ 14

「みずかがみ」栽培ごよみ 16

飼料用米「吟おうみ」栽培ごよみ 18

「滋賀羽二重糯」栽培ごよみ 20

省力施肥設計 22

良食味米資材 23

環境こだわり栽培について 24

除草体系 26

除草剤の雑草防除効果 27

病害虫防除薬剤 28

令和2年産水稲地上病害虫防除仕様モデル 30

令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表 32

高品質小麦の栽培ごよみ 34

パン中華麺用小麦「ミナミノカオリ」栽培ごよみ 36

大豆「フクユタカ」栽培ごよみ 38

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ 40

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ 42

水稲作付け本田基本作業 44

JA推奨 肥料農薬のご紹介 46

巻末チラシ

水稲病害判定シート

国内産農産物の被害粒等限界見本品

収穫適期の目安

土づくり肥料申込書

令和2年産米用肥料農薬予約申込書

目次

-1-

JAおうみ冨士 「水稲小麦大豆」生産基準

①目的及び生産方針 当基準は水稲小麦大豆の出荷者の栽培基準について規定する 水稲小麦大豆の出荷者は消費者に安全安心な水稲小麦大豆を提供するため農薬の安全使用基準を厳守し農薬肥料その他資材の使用を記録し保管する また健康な土づくりを目標に土づくり肥料の投入を促進するとともに積極的に土壌分析を行いバランスのとれた肥培管理に努める

②品種及び資材の選択に関する項目 出荷者が栽培する水稲の品種はみずかがみコシヒカリキヌヒカリ秋の詩日本晴滋賀羽二重糯とする小麦の品種はシロガネコムギ農林61号ミナミノカオリとする大豆の品種はフクユタカタマホマレことゆたかとするなおそれ以外の品種についてはJAが認める品種とする 生産資材についてはJAが資材リストにより推奨している資材(JAが協同組合として生産者に安価に提供するため共同購入する資材)を出来るだけ選択するが同等の肥料成分を有する他の資材を使用しても構わないまたその場合は安全安心な農産物づくり運営規定に則り入手記録と成分表領収書等の書類を3ヵ年保管する(但し確定申告等に必要とされる場合は7年の保管とする)

③肥培管理及び除草病害虫防除に関する項目 肥培管理及び除草病害虫防除に関しては農薬の安全使用基準を順守する

④栽培履歴の記帳と提出時期に関する項目 JAが定めた栽培履歴書の様式に基づき記帳し水稲においては7月下旬小麦は6月下旬大豆は12月下旬までに提出することとする

安全安心な農産物づくりについて

-2-

農家組合員の所得増大に向けた取組み

Ⅰ米を取り巻く状況 農業情勢は依然として農業従事者の減少や高齢化後継者不足により農業生産基盤の縮小等が進行している昨年12月30日に米国を除いたTPP11(環太平洋経済連携協定に関する包括的及び先進的な協定)が発効されまたまた日EU EPA(経済連携協定)も本年2月1日に発効され市場開放の動きが進んでおります またこれから本格的に日米通商交渉(TAG)が開始され今後の交渉によりますが米国離脱前のTPPを超える譲歩を迫ると言われており日本農業はかつて無い市場開放に直面することとなり各産地にとっては深刻な影響を及ぼすことも考えられます このような情勢の中JAおうみ冨士では「安全」「安心」はもちろんのこと品質や価格など消費者の様々な要望に応えることのできる「おうみ冨士産米」の生産体制を確立することを最重要事項としておりますまた農家組合員の所得増大と農業生産の拡大に向け品種を限定した契約栽培や複数年契約買取方式や播種前契約の実施に取組むと共にマーケットインに向けた取組みとして業務用米への取組やパン中華麺用の小麦(ミナミノカオリ)の栽培に取組みますまたもち麦などの新たな特産品については販売体制の強化を図ると共に「もちむぎ茶」等の販売に取組み農業生産の拡大を図ります今後もJAおうみ冨士では消費者に喜ばれる農産物づくりに積極的に取組み「おうみ冨士産米」の品質向上を図っていきます

Ⅱ令和2年産米に向けた取組み①作付品種について 令和元年産水稲の作付比率は速報値でみずかがみ8コシヒカリ28キヌヒカリ23秋の詩19日本晴3その他品種は19となっております 令和2年産のJAが考える作付比率と致しましては現状の比率を維持する方向でありますが実需者からの要望が高い「みずかがみ」と「キヌヒカリ」については作付の拡大をお願い申し上げますまた各品種の目指す方向については表の通りと致します

表主要品種の目指す方向品種名 元年比率 作付の方向 品種ごとの目指す方向

みずかがみ 8 rarr県内でのスーパーなど小売店での需要が多くあります品質食味の向上を図り所得の増加を目指します

コシヒカリ 28 rarr全国的に一番多く作付けされている品種です産地間で優位販売を進めるため品質の向上を図り所得の増加を目指す

キヌヒカリ 23 rarr実需の要望が多い品種です品質よりも収量を特に重視した生産指導を実施し所得の増加を目指します

秋の詩 19 rarr業務需要の高い品種です実需からも出荷量確保を求められていますので収量を重視した生産指導を実施し所得の増加を目指します

②品質向上収量向上対策 平成30年産の水稲は梅雨明け以降酷暑が8月末まで続きました更に早生品種の登熟期中生品種の出穂期に台風2021号が襲来し特に台風21号では近年に無いような暴風で県内に大きな爪跡を残し水稲では倒伏傷もみが発生し更に9月下旬まで秋雨前線が停滞し

-3-

早生中生品種共大きな収量品質の低下を招きました近年はこのような特異的な気象が多く発生していることから品質向上対策としては疎植中干し適性施肥などの基本技術を徹底いたします 収量の向上対策と致しましては近年省力技術として元肥穂肥一発肥料が一般的に普及していますが収量重視の観点からはやはり分施体系(元肥穂肥)の方が生育に応じた適正施肥が出来ることから分施体系での施肥を考慮頂きたいと考えていますまた品質収量の向上には土づくり対策が大きなウェイトを占めると考えます詳しくは別にて示させて頂きますが土づくり肥料の施用をお願い申し上げます

③近年の異常気象への対応について 品質向上の部分でも説明しておりますが土づくりの施用疎植中干し等の基本技術の徹底をお願いしますまた台風などの異常気象発生時には状況に応じ農業組合や広報等を通じ皆様に注意喚起等を行います

④生産資材費の削減 低コスト一発型肥料「楽だね15」の普及拡大や全農集約銘柄の利用による低コスト化(高度化成444NK-C20など)に取り組みます

Ⅲ安全安心対策①栽培履歴書 近年農産物の安全安心を求める消費者の声は高まりを見せ栽培履歴の記帳は生産者に求められる安全安心対策として最低限の取組となっておりますまたJAでは提出された栽培履歴書から肥料や農薬等資材が適正に使用されていることを確認することにより自信を持って消費者におうみ冨士産米を提供することができますそのようなことから栽培履歴書の記帳率100を目指し推進します

②カドミウム対策 カドミウムは鉱物中や土壌中など天然に広く存在する重金属です農産物は成長する過程で土壌からカドミウムを吸収蓄積しますがそれらを食品として摂取することでカドミウムの一部が体内に吸収され腎機能障害等の障害を引き起こす可能性がありますカドミウムの基準値は食品衛生法で規定されていますが万が一基準値を超過したお米が発生した場合はその米を廃棄処分しなければいけませんさらに風評被害等により産地の信頼が崩壊する恐れもあるためJAではカドミウム対策の徹底指導を実施します

③GAP(ギャップ) GAPは(GoodAgricuturalPractice)は生産者自らが農産物の安全性品質の向上琵琶湖の環境保全労働安全の確保経営の改善などの観点から農業生産活動の各工程を点検評価改善することで適切な農業生産を実現させる有効な手法ですJAではGAPを推進することにより生産者の農産物の安全性や品質向上等の意識の向上を図り消費者や実需者の信頼関係の確保に取組みます JAでは従来のJA独自の簡易GAPを継続しつつ環境保全型農業直接支払交付金の要件として「国際水準GAPに取組むこと」が国制度の要件であることから施策を注視しながら検討実施してまいります

④環境こだわり栽培 農業が環境に与える影響は多様で深刻なものが多く田畑への肥料の過剰な施肥が地下水を汚染したり農薬の使用が土壌や河川の深刻な汚染を招いたりします特に近畿の水がめとなる琵琶湖を抱えている滋賀県では農業を基盤とした持続可能な社会を形成する上で環境への負荷の低減を図る農業への転換が求められています JAおうみ冨士ではこだわり栽培者に対し環境と調和の取れた農業生産の確保を図り琵琶湖の環境保全に資するよう適正な栽培指導を行いますまたそれだけでなく栽培履歴書の記

-4-

帳徹底や農薬の安全使用により消費者に安全で安心なお米を供給できるよう取り組みます⑤オーガニック(有機栽培)への取組みについて 滋賀県は「環境こだわり栽培」の深化としてオーガニック(有機栽培)農業を推進していますそれを受けJAおうみ冨士でもオーガニック栽培に取組んでおります令和2年度ではそれまでにおうみ冨士版のオーガニック栽培指針を作りその指針に則った栽培を進めてまいります

Ⅳ環境調和型農業の推進1農業排水等環境負荷軽減対策①濁水の流出防止に役立つ水田ハローによる浅水代かきや畦畔シートの設置等の普及推進を図ります

②農業用使用済みプラスティックの適正処理及び不要農薬の回収運動を積極的に推進します2化学肥料農薬の節減①施肥作業の省力化と肥料成分の流亡が軽減できる施肥田植機や緩効性肥料の普及推進を図ります

②環境にやさしく地域で一斉に取り組むことによる効率的な防除方法として無人ヘリ防除を推進します

③病害虫発生予察に基づいた必要な防除を適期に指導します

-5-

 昔より「農業の基本は土づくり」といった言葉があるように土づくりは非常に重要であります近年温暖化の進行により当JA管内の主要農産物である米の品質収量に大きな影響を及ぼしておりますまた有機物(稲わら鋤き込み)や元肥穂肥等の施肥のみでは稲の生育に必要な養分等を十分に補給することが出来ず土壌pHの改善やケイ酸の補給には土づくり肥料の投入が望ましい下表にそれぞれの成分の果たす役割をまとめましたのでご確認下さい

成分名 役割等 投入時期等

窒素(N)植物の成長に最も必要な成分葉茎の生長光合成能力の増大に必要であるが過剰だと過繁茂となり受光態勢の低下軟弱となり病害虫の影響を受けやすくなる

元肥穂肥

リン酸(P)細胞の分裂増殖に大きな役割を果たす分げつの促進に大きな役割を果たすまたデンプンの合成にも必要な成分であり不足すると登熟不良遅れの原因になる

土づくり肥料元肥

カリウム(K)根の発育を促し開花結実を促進します分げつ期や幼穂形成期に多く必要

元肥穂肥

カルシウム(Ca)(アルカリ分)

植物の細胞膜の形成強化に必要他の成分の吸収調整を図る作用もあるまた土壌pHを上げカドミウム吸収を抑制する効果がある

土づくり肥料

ケイ酸(Si)稲体に入ったケイ酸は細胞壁を硬くししっかりとした稲を作る倒伏防止につながり光合成能力の向上病気の抵抗性向上根腐れ防止効果もある

土づくり肥料

JAおうみ冨士では土づくり肥料として「とれ太郎」の散布を推奨しております

 作土の耕起深は15cm以上が望ましいとされています深く耕転することにより根を深く広く張らせることが出来稲を健全に成長させることが出来ることにより収量の増加も期待できます滋賀県の調査によると耕起深の現状は15cm以上の深耕が出来ているのは全体の約41程度に留まっております土づくり肥料を施用し深く丁寧に耕起することにより品質の向上増収を目指しましょう

土づくりについて

-6-

区 分 作 土 次 層 地     域     名

粘 質 田

粘 土 粘 土杉江木浜の浜側幸津川の北西入町長島須原の湖岸方面下堤野田の東側と墓周辺五条の東側

壌 土 粘 土

三宅大林欲賀森川原の南側山賀杉江の東側木浜今浜の堤防側幸津川の浜側播磨田の旭化成方面高木中北北小南の比留田線の北側八夫虫生の八夫側吉川の鮎家周辺

普 通 田 壌 土 壌 土

焔魔堂今宿梅田浮気千代伊勢二町古高大門横江守山下之郷吉身岡立入金森森川原赤野井矢島石田十二里開発大曲今浜服部幸津川小浜小島阿比留播磨田布施野笠原中町川田今市荒見川辺喜多田中市三宅東部西部和田駅前久野部竹生上町下町江部上屋辻町冨波甲冨波乙五之里大篠原小堤小南妙光寺比江小比江北比江乙窪西河原木部虫生八夫の比江側野田西側と家棟川より下安治須原集落周辺吉川の東出

砂 質 田壌 土 砂礫土

勝部阿村今浜の美崎側美崎水保中野新庄立田小浜の浜沿い笠原の堤防沿い川辺の笠原側喜多の堤防側川田の堤防側野洲四ツ家行畑桜生小南の大海外山出東林寺前田小中小路大中小路南桜北桜比江の堤防側乙窪の堤防側吉地比留田堤井口六条菖蒲吉川の水源地周辺野田沼干拓と日野川周辺

砂礫土 砂礫土 水保の中学校周辺

アンダーラインの地域は過去のデータでカドミウム含有量の高い結果が出ておりますので「カドミウム吸収抑制対策」として必ず土づくり肥料を施用しましょうそれ以外の地域でも年次によってはカドミウム含有量の高い数値が出る可能性がありますので土づくり肥料の施用に努めてくださいなお土づくり肥料は「とれ太郎」を推奨します

おうみ冨士管内土質一覧表

-7-

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回724

穂肥初回710

調

830

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

「コシヒカリ」 栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

コシヒカリの特性

系 譜農林22号times農林1号成熟期早生品種倒伏性 弱(稈長94)耐冷性 中耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味味香り粘り共最高収量性 中その他生産量日本一

田植日5月10日基準出穂日7月27日予定成熟日8月30日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

早い穂肥は籾数が多くなり青

未熟乳白粒心白腹白の発

生を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥

 

出穂18日前N2010a

出穂期には湛水状態を保つ

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

落水は収穫予定5日前とする

乾燥は1時間08低下目処調整

 

水分15目標

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 710 724

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は施用する必要はありません  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-9--8-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水

中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥初回73

穂肥2回710

調

827

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期 幼穂形成期有効分けつ期育 苗 期 活着期

「キヌヒカリ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

施肥設計 (低コスト設計収量UP)キヌヒカリの特性

系 譜(収2800times北陸100号)    F1times北陸96号成熟期早生品種倒伏性 強(稈長83)耐冷性 弱耐病性やや弱品 質良 質食 味良食味収量性 多その他穂発芽や心白が出易い

田植日5月3日基準出穂日7月27日予定成熟日8月27日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

初回穂肥は出穂25日前N3010a

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

普通砂質粘質田共通

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 73 710

と れ 太 郎 80kg 80kg

高 度 化 成 444 30kg 20kg 10kg

NK化成C20号 25kg 15kg 10kg

②注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~50減量してください

-11--10-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

穂肥2回85

病害虫防除

穂肥初回720

調

920

「秋 の 詩」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

秋の詩の特性

系 譜吟おうみtimesコシヒカリ成熟期中生の晩倒伏性やや弱(稈長88)耐冷性 中耐病性やや弱品 質良 質食 味味香り粘り共良質収量性やや多(日本晴より30多い10a)その他滋賀県の奨励品種

田植日5月3日基準出穂日8月9日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

ニカメイチュウの防除

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂20日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 720 85

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 718 83

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

720

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の20日前頃で幼穂長が5mm程度になったことを確認してから施用

してください(穂肥は必ず2回に分ける)  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50減量してください  倒伏の危険回避のため有効茎数確保後中干しを必ず実施してください  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-13--12-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

常時湛水 間断灌水

落水

カドミウム吸収抑制

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回725

穂肥初回711

調

915

「日本晴」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

日本晴の特性

系 譜東海7号times中新110成熟期中生の晩倒伏性中強(稈長83)耐冷性 -耐病性 中品 質良 質食 味上の下収量性 中

田植日5月3日基準出穂日8月6日予定成熟日9月15日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

水の掛け流しはしない

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂10日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂25日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18本)

を確保したら始める(7~10日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 711 725

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 79 723

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂肥

711

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~ 50減量してください

-15--14-

成熟期登熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 移植期 活着期 幼 穂形成期

浅水代かき自然減水やや深水

浅水管理中干し

間断かんがい 間断かんがい常時湛水管理(出穂前後各3週間)

larr斑点米カメムシ類対策rarr

【水管理】

「みずかがみ」栽培ごよみ 発行JAおうみ冨士

「みずかがみ」の作付には県が定める要件があります生産者の要件 環境こだわり農産物の生産計画認定を受けること       県が策定する栽培基準に沿って栽培すること       全量種子更新し自家採種は行わないこと 等上記以外にも要件があり全てを満たす必要があります詳しい要件につきましては各営農センターまでお問い合わせください

月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育期区 分主 

な 

作 

業栽培管理のポイント(は要注意事項)

温度管理の徹底で徒長と葉焼けを防止

うす播き均播を励行

十分に浸種して催芽を確実に

温湯消毒は60~62で10分間実施

(健苗の育成)

除草剤処理後は止水管理7日間

 

を遵守して除草効果を高める

活着後は浅水管理

移植後はやや深水にして活着を早める

1株の植付本数は3~4本

荒天時の移植は避ける

基肥は基準量を目安に施用

基準の栽植密度で移植

5月1日から15日を中心に移植

(移植施肥)

溝切り中干しは目標茎数の8割

 

で実施

(溝切り中干し)

出穂2~3週間前と出穂期の2回

 

草刈の徹底

(畦畔の2回連続草刈り)

カメムシ類の適期防除の実施

(病害虫防除)

刈取予定日の5日前まで間断かん

 

がいを実施

(登熟後半の水管理)

稲わらの腐熟促進のため秋耕を実施

土づくり肥料を施用

(土づくりの徹底)

185以上の網目で選別

適正な乾燥速度で胴割粒と過乾燥米

 

を防止

乾燥時の仕上げ水分は145

(乾燥調製)

胴割れに注意

刈り遅れに注意

籾黄化率85~90が刈取適期

(収 

穫)

詳しくは各営農センターまでお問い合わせください

<施肥基準(窒素成分量)>みずかがみ施肥設計

<茎数の推移>

<特性概要>

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

626 73とれ太郎 80 80

みずかがみ 基肥一発 60 60

こだわりハーフコート344 20 20

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20大豆跡については上記基準の半量を上限とする環境こだわり栽培のため化学肥料の使用量は窒素成分で4 10aを超えないようにする上表を基準とし地力に応じて加減する全量基肥施肥の場合は基肥に穂肥を加えた値を上限にする

項  目 みずかがみ コシヒカリ出 穂 期 7月22日 7月27日成 熟 期 8月26日 8月31日稈  長 86 97穂数() 407本 435本

精玄米重(10a) 610 574同上比率 (103) (100)

データは2012年~2016年の水稲奨励品種決定調査(滋賀県農業技術振興センター)の5年間平均値(5月10日植 近江八幡市安土町大中 30日苗)

最高分げつ期510本(60株植28本株)(70株植24本株)

無効分げつ

中干し開始290本(60株植16本株)(70株植14本株)

幼穂形成期450本(60株植25本株)(70株植21本株)

成熟期360本(60株植20本株)(70株植17本株)

<高品質良食味米生産の栽培ポイント>

①移植は茎数不足にならないように基準の栽植密度(湖辺50株坪湖辺砂質平坦50 ~ 60株坪中山間60株坪)より粗くしない

②基肥と穂肥は基準量を目安に施用するまた穂肥は出穂25日前(幼穂長1)に確実に施用する③出穂期成熟期ともに「コシヒカリ」「キヌヒカリ」より早いため適期を逃さずに穂肥施用防除収穫等を実施し品質低下を防止する

「みずかがみ」の作付には別途申し込みが必要です共同利用施設(カントリー)の令和元年度の「みずかがみ」につきましては野洲カントリーのみの取扱いとなっています今後につきましては状況によって検討します

-17--16-

飼料用米「吟おうみ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

 

茎数

水管理

月日 511    21 61   11   21 71   11   21 81   11   21 91   11   21 101    11

生育ステージ

作業内容および

低コストで多収を目指す 目標収量(10a)668kg≒80粒穂(times077)times450本times24g千粒田植え基準日5月10日

移植基肥

除草剤散布

溝切り

中干し

出穂期

穂揃期

落水管理

収穫期

最高分けつ期

幼穂形成期

穂肥

   (追肥)

植付本数(2~ 3本株)40 ~ 50本

550 ~ 600本

450本止水対策徹底

浅水管理 落水中干し 間断かんがい 湛水管理 間断かんがい 落水

籾を家畜に給与する場合があるので出穂以降農薬は使用しない

堆肥を活用して化成肥料を節約均一な播種育苗管理で疎稙細植え適正なほ場管理で除草剤をしっかり効かせる

原則として病害虫防除はほとんど必要ない収穫前に圃場をしっかり乾かす防除が必要な場合はP30の水稲地上病害虫防除仕様モデルを参照下さい

1播種種子量 3kg10a(種子消毒は通常の水稲栽培に準ずる)2代かき移植畦畔からの漏水防止(畦塗り畦シート畦補修)いもち病の箱施薬剤は必要ない栽植密度は通常の水稲栽培に準ずる3施肥(例)施肥設計(10a当たり)あくまで設計表は一例となっています

4除草剤通常の水稲栽培に準ずる(水稲に登録のある薬剤から選択)農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し使用すること5中干し収穫作業等に支障をきたさないよう6月中旬~7月上旬に十分干す倒伏防止対策にもなる6本田防除いもち病には強いので予防剤は必要ないが多発した場合は防除を実施するカメムシ類の防除は必要ない(ただし周辺田への影響がないよう配慮する)7収穫乾燥調製成熟期以降立毛乾燥を行い低水分(18以下)で刈り取る8土づくり多収のため連作すると地力が落ちていく心配があるので稲ワラすき込み堆肥施用等により地力維持に努める

堆肥の利用で肥料節減 (目安牛ふん堆肥の場合1t施用で窒素2kg減量)

肥 料 名 基肥 (追肥) 穂肥高度化成444 40kg (20kg) -NK化成C20号 - - 20kg

輸入尿素 12kg (5kg) 10kg

追肥は分施の場合で茎数が少ないとき(6月中旬で400本19本株以下)に施用する基肥一発肥料でも生育量が不足している場合は穂肥に窒素で1~2kg施用する

-19--18-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

625

病害虫防除

穂肥2回89

穂肥初回726

病害虫防除

調

925

「滋賀羽二重糯」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

滋賀羽二重糯の特性

系 譜改良羽二重糯成熟期晩生品種倒伏性 弱(稈長103)耐冷性 -耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味 -収量性 中その他餅としての評価は最高級

田植日5月10日基準出穂日8月13日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 726 89

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田 ④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50~全量減量してください  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

-21--20-

省 力 施 肥 設 計 

全品種共通省力資材は窒素成分を重視して製造されていますリン酸成分の補給は収量増の効果もありまた稲体の健全化にも効果を発揮しますので必ず施用するようにしましょう

土づくり肥料資 材 名 施肥量 施用時期 備  考(20)

と れ 太 郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 コシヒカリ  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥78 722

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早生用 27 27 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 40 40 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 30 30 穂肥なし

 キヌヒカリ  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥73 710

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 NK化成C20号 25 15 10

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早 生 用 35 35 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 50 50 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 40 40 穂肥なし

 秋の詩日本晴  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥

秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15中晩生用秋の詩 30 30

穂肥なし日本晴 35 35

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生用)秋の詩 35 35

穂肥なし日本晴 40 40

-22-

良 食 味 米 資 材

100有機質肥料有機アグレット825 N8 P2 K5(基肥40 穂肥40)

粒 状 油 粕 N5 P2 K1(基肥60~80 穂肥60~80)

食味向上対策肥料(微量要素の補給)

マ グ エ ー ス F 珪酸15 苦土14 マンガン06 ホウ素01

マルチサポート2号 珪酸20 苦土12 鉄3 ホウ素01

珪酸加里プレミア 珪酸34加里20苦土4鉄2~5ホウ素01石灰7~12

 滋賀羽二重糯  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥724 87

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生) 30 30 穂肥なし

低コスト設計hellipキヌヒカリの栽培においては収量重視の為特に推奨いたします(基肥 高度化成444 穂肥 NK化成C20号を使用の場合)

品 種 名 土づくりとれ太郎

高 度 化 成 4 4 4 穂肥(1回目)NK化成C20号

穂肥(2回目)NK化成C20号基 肥 (追 肥)

コシヒカリ 80 10 5 10 10

キヌヒカリ 80 20 10 15 10

秋の詩 80 20 10 10 10

日本晴 80 20 10 10 10

滋賀羽二重糯 80 10 5 10 10

 石灰窒素を施用したほ場又は転作跡田は基肥を減らしましょうコシヒカリ キヌヒカリ日本晴 秋の詩 滋賀羽二重糯

石灰窒素施用(稲わら腐熟促進の為

10 10a施用)50減量 20減量 50減量 50減量

転作跡田(大豆野菜跡) 全量減量 30 ~ 50減量 50減量 50~全量減量

-23-

環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

-24-

 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

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除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

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除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

-37--36-

月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

-39--38-

大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
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  • P30-31
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Page 3: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

JAおうみ冨士 「水稲小麦大豆」生産基準

①目的及び生産方針 当基準は水稲小麦大豆の出荷者の栽培基準について規定する 水稲小麦大豆の出荷者は消費者に安全安心な水稲小麦大豆を提供するため農薬の安全使用基準を厳守し農薬肥料その他資材の使用を記録し保管する また健康な土づくりを目標に土づくり肥料の投入を促進するとともに積極的に土壌分析を行いバランスのとれた肥培管理に努める

②品種及び資材の選択に関する項目 出荷者が栽培する水稲の品種はみずかがみコシヒカリキヌヒカリ秋の詩日本晴滋賀羽二重糯とする小麦の品種はシロガネコムギ農林61号ミナミノカオリとする大豆の品種はフクユタカタマホマレことゆたかとするなおそれ以外の品種についてはJAが認める品種とする 生産資材についてはJAが資材リストにより推奨している資材(JAが協同組合として生産者に安価に提供するため共同購入する資材)を出来るだけ選択するが同等の肥料成分を有する他の資材を使用しても構わないまたその場合は安全安心な農産物づくり運営規定に則り入手記録と成分表領収書等の書類を3ヵ年保管する(但し確定申告等に必要とされる場合は7年の保管とする)

③肥培管理及び除草病害虫防除に関する項目 肥培管理及び除草病害虫防除に関しては農薬の安全使用基準を順守する

④栽培履歴の記帳と提出時期に関する項目 JAが定めた栽培履歴書の様式に基づき記帳し水稲においては7月下旬小麦は6月下旬大豆は12月下旬までに提出することとする

安全安心な農産物づくりについて

-2-

農家組合員の所得増大に向けた取組み

Ⅰ米を取り巻く状況 農業情勢は依然として農業従事者の減少や高齢化後継者不足により農業生産基盤の縮小等が進行している昨年12月30日に米国を除いたTPP11(環太平洋経済連携協定に関する包括的及び先進的な協定)が発効されまたまた日EU EPA(経済連携協定)も本年2月1日に発効され市場開放の動きが進んでおります またこれから本格的に日米通商交渉(TAG)が開始され今後の交渉によりますが米国離脱前のTPPを超える譲歩を迫ると言われており日本農業はかつて無い市場開放に直面することとなり各産地にとっては深刻な影響を及ぼすことも考えられます このような情勢の中JAおうみ冨士では「安全」「安心」はもちろんのこと品質や価格など消費者の様々な要望に応えることのできる「おうみ冨士産米」の生産体制を確立することを最重要事項としておりますまた農家組合員の所得増大と農業生産の拡大に向け品種を限定した契約栽培や複数年契約買取方式や播種前契約の実施に取組むと共にマーケットインに向けた取組みとして業務用米への取組やパン中華麺用の小麦(ミナミノカオリ)の栽培に取組みますまたもち麦などの新たな特産品については販売体制の強化を図ると共に「もちむぎ茶」等の販売に取組み農業生産の拡大を図ります今後もJAおうみ冨士では消費者に喜ばれる農産物づくりに積極的に取組み「おうみ冨士産米」の品質向上を図っていきます

Ⅱ令和2年産米に向けた取組み①作付品種について 令和元年産水稲の作付比率は速報値でみずかがみ8コシヒカリ28キヌヒカリ23秋の詩19日本晴3その他品種は19となっております 令和2年産のJAが考える作付比率と致しましては現状の比率を維持する方向でありますが実需者からの要望が高い「みずかがみ」と「キヌヒカリ」については作付の拡大をお願い申し上げますまた各品種の目指す方向については表の通りと致します

表主要品種の目指す方向品種名 元年比率 作付の方向 品種ごとの目指す方向

みずかがみ 8 rarr県内でのスーパーなど小売店での需要が多くあります品質食味の向上を図り所得の増加を目指します

コシヒカリ 28 rarr全国的に一番多く作付けされている品種です産地間で優位販売を進めるため品質の向上を図り所得の増加を目指す

キヌヒカリ 23 rarr実需の要望が多い品種です品質よりも収量を特に重視した生産指導を実施し所得の増加を目指します

秋の詩 19 rarr業務需要の高い品種です実需からも出荷量確保を求められていますので収量を重視した生産指導を実施し所得の増加を目指します

②品質向上収量向上対策 平成30年産の水稲は梅雨明け以降酷暑が8月末まで続きました更に早生品種の登熟期中生品種の出穂期に台風2021号が襲来し特に台風21号では近年に無いような暴風で県内に大きな爪跡を残し水稲では倒伏傷もみが発生し更に9月下旬まで秋雨前線が停滞し

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早生中生品種共大きな収量品質の低下を招きました近年はこのような特異的な気象が多く発生していることから品質向上対策としては疎植中干し適性施肥などの基本技術を徹底いたします 収量の向上対策と致しましては近年省力技術として元肥穂肥一発肥料が一般的に普及していますが収量重視の観点からはやはり分施体系(元肥穂肥)の方が生育に応じた適正施肥が出来ることから分施体系での施肥を考慮頂きたいと考えていますまた品質収量の向上には土づくり対策が大きなウェイトを占めると考えます詳しくは別にて示させて頂きますが土づくり肥料の施用をお願い申し上げます

③近年の異常気象への対応について 品質向上の部分でも説明しておりますが土づくりの施用疎植中干し等の基本技術の徹底をお願いしますまた台風などの異常気象発生時には状況に応じ農業組合や広報等を通じ皆様に注意喚起等を行います

④生産資材費の削減 低コスト一発型肥料「楽だね15」の普及拡大や全農集約銘柄の利用による低コスト化(高度化成444NK-C20など)に取り組みます

Ⅲ安全安心対策①栽培履歴書 近年農産物の安全安心を求める消費者の声は高まりを見せ栽培履歴の記帳は生産者に求められる安全安心対策として最低限の取組となっておりますまたJAでは提出された栽培履歴書から肥料や農薬等資材が適正に使用されていることを確認することにより自信を持って消費者におうみ冨士産米を提供することができますそのようなことから栽培履歴書の記帳率100を目指し推進します

②カドミウム対策 カドミウムは鉱物中や土壌中など天然に広く存在する重金属です農産物は成長する過程で土壌からカドミウムを吸収蓄積しますがそれらを食品として摂取することでカドミウムの一部が体内に吸収され腎機能障害等の障害を引き起こす可能性がありますカドミウムの基準値は食品衛生法で規定されていますが万が一基準値を超過したお米が発生した場合はその米を廃棄処分しなければいけませんさらに風評被害等により産地の信頼が崩壊する恐れもあるためJAではカドミウム対策の徹底指導を実施します

③GAP(ギャップ) GAPは(GoodAgricuturalPractice)は生産者自らが農産物の安全性品質の向上琵琶湖の環境保全労働安全の確保経営の改善などの観点から農業生産活動の各工程を点検評価改善することで適切な農業生産を実現させる有効な手法ですJAではGAPを推進することにより生産者の農産物の安全性や品質向上等の意識の向上を図り消費者や実需者の信頼関係の確保に取組みます JAでは従来のJA独自の簡易GAPを継続しつつ環境保全型農業直接支払交付金の要件として「国際水準GAPに取組むこと」が国制度の要件であることから施策を注視しながら検討実施してまいります

④環境こだわり栽培 農業が環境に与える影響は多様で深刻なものが多く田畑への肥料の過剰な施肥が地下水を汚染したり農薬の使用が土壌や河川の深刻な汚染を招いたりします特に近畿の水がめとなる琵琶湖を抱えている滋賀県では農業を基盤とした持続可能な社会を形成する上で環境への負荷の低減を図る農業への転換が求められています JAおうみ冨士ではこだわり栽培者に対し環境と調和の取れた農業生産の確保を図り琵琶湖の環境保全に資するよう適正な栽培指導を行いますまたそれだけでなく栽培履歴書の記

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帳徹底や農薬の安全使用により消費者に安全で安心なお米を供給できるよう取り組みます⑤オーガニック(有機栽培)への取組みについて 滋賀県は「環境こだわり栽培」の深化としてオーガニック(有機栽培)農業を推進していますそれを受けJAおうみ冨士でもオーガニック栽培に取組んでおります令和2年度ではそれまでにおうみ冨士版のオーガニック栽培指針を作りその指針に則った栽培を進めてまいります

Ⅳ環境調和型農業の推進1農業排水等環境負荷軽減対策①濁水の流出防止に役立つ水田ハローによる浅水代かきや畦畔シートの設置等の普及推進を図ります

②農業用使用済みプラスティックの適正処理及び不要農薬の回収運動を積極的に推進します2化学肥料農薬の節減①施肥作業の省力化と肥料成分の流亡が軽減できる施肥田植機や緩効性肥料の普及推進を図ります

②環境にやさしく地域で一斉に取り組むことによる効率的な防除方法として無人ヘリ防除を推進します

③病害虫発生予察に基づいた必要な防除を適期に指導します

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 昔より「農業の基本は土づくり」といった言葉があるように土づくりは非常に重要であります近年温暖化の進行により当JA管内の主要農産物である米の品質収量に大きな影響を及ぼしておりますまた有機物(稲わら鋤き込み)や元肥穂肥等の施肥のみでは稲の生育に必要な養分等を十分に補給することが出来ず土壌pHの改善やケイ酸の補給には土づくり肥料の投入が望ましい下表にそれぞれの成分の果たす役割をまとめましたのでご確認下さい

成分名 役割等 投入時期等

窒素(N)植物の成長に最も必要な成分葉茎の生長光合成能力の増大に必要であるが過剰だと過繁茂となり受光態勢の低下軟弱となり病害虫の影響を受けやすくなる

元肥穂肥

リン酸(P)細胞の分裂増殖に大きな役割を果たす分げつの促進に大きな役割を果たすまたデンプンの合成にも必要な成分であり不足すると登熟不良遅れの原因になる

土づくり肥料元肥

カリウム(K)根の発育を促し開花結実を促進します分げつ期や幼穂形成期に多く必要

元肥穂肥

カルシウム(Ca)(アルカリ分)

植物の細胞膜の形成強化に必要他の成分の吸収調整を図る作用もあるまた土壌pHを上げカドミウム吸収を抑制する効果がある

土づくり肥料

ケイ酸(Si)稲体に入ったケイ酸は細胞壁を硬くししっかりとした稲を作る倒伏防止につながり光合成能力の向上病気の抵抗性向上根腐れ防止効果もある

土づくり肥料

JAおうみ冨士では土づくり肥料として「とれ太郎」の散布を推奨しております

 作土の耕起深は15cm以上が望ましいとされています深く耕転することにより根を深く広く張らせることが出来稲を健全に成長させることが出来ることにより収量の増加も期待できます滋賀県の調査によると耕起深の現状は15cm以上の深耕が出来ているのは全体の約41程度に留まっております土づくり肥料を施用し深く丁寧に耕起することにより品質の向上増収を目指しましょう

土づくりについて

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区 分 作 土 次 層 地     域     名

粘 質 田

粘 土 粘 土杉江木浜の浜側幸津川の北西入町長島須原の湖岸方面下堤野田の東側と墓周辺五条の東側

壌 土 粘 土

三宅大林欲賀森川原の南側山賀杉江の東側木浜今浜の堤防側幸津川の浜側播磨田の旭化成方面高木中北北小南の比留田線の北側八夫虫生の八夫側吉川の鮎家周辺

普 通 田 壌 土 壌 土

焔魔堂今宿梅田浮気千代伊勢二町古高大門横江守山下之郷吉身岡立入金森森川原赤野井矢島石田十二里開発大曲今浜服部幸津川小浜小島阿比留播磨田布施野笠原中町川田今市荒見川辺喜多田中市三宅東部西部和田駅前久野部竹生上町下町江部上屋辻町冨波甲冨波乙五之里大篠原小堤小南妙光寺比江小比江北比江乙窪西河原木部虫生八夫の比江側野田西側と家棟川より下安治須原集落周辺吉川の東出

砂 質 田壌 土 砂礫土

勝部阿村今浜の美崎側美崎水保中野新庄立田小浜の浜沿い笠原の堤防沿い川辺の笠原側喜多の堤防側川田の堤防側野洲四ツ家行畑桜生小南の大海外山出東林寺前田小中小路大中小路南桜北桜比江の堤防側乙窪の堤防側吉地比留田堤井口六条菖蒲吉川の水源地周辺野田沼干拓と日野川周辺

砂礫土 砂礫土 水保の中学校周辺

アンダーラインの地域は過去のデータでカドミウム含有量の高い結果が出ておりますので「カドミウム吸収抑制対策」として必ず土づくり肥料を施用しましょうそれ以外の地域でも年次によってはカドミウム含有量の高い数値が出る可能性がありますので土づくり肥料の施用に努めてくださいなお土づくり肥料は「とれ太郎」を推奨します

おうみ冨士管内土質一覧表

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育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回724

穂肥初回710

調

830

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

「コシヒカリ」 栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

コシヒカリの特性

系 譜農林22号times農林1号成熟期早生品種倒伏性 弱(稈長94)耐冷性 中耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味味香り粘り共最高収量性 中その他生産量日本一

田植日5月10日基準出穂日7月27日予定成熟日8月30日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

早い穂肥は籾数が多くなり青

未熟乳白粒心白腹白の発

生を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥

 

出穂18日前N2010a

出穂期には湛水状態を保つ

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

落水は収穫予定5日前とする

乾燥は1時間08低下目処調整

 

水分15目標

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 710 724

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は施用する必要はありません  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-9--8-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水

中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥初回73

穂肥2回710

調

827

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期 幼穂形成期有効分けつ期育 苗 期 活着期

「キヌヒカリ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

施肥設計 (低コスト設計収量UP)キヌヒカリの特性

系 譜(収2800times北陸100号)    F1times北陸96号成熟期早生品種倒伏性 強(稈長83)耐冷性 弱耐病性やや弱品 質良 質食 味良食味収量性 多その他穂発芽や心白が出易い

田植日5月3日基準出穂日7月27日予定成熟日8月27日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

初回穂肥は出穂25日前N3010a

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

普通砂質粘質田共通

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 73 710

と れ 太 郎 80kg 80kg

高 度 化 成 444 30kg 20kg 10kg

NK化成C20号 25kg 15kg 10kg

②注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~50減量してください

-11--10-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

穂肥2回85

病害虫防除

穂肥初回720

調

920

「秋 の 詩」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

秋の詩の特性

系 譜吟おうみtimesコシヒカリ成熟期中生の晩倒伏性やや弱(稈長88)耐冷性 中耐病性やや弱品 質良 質食 味味香り粘り共良質収量性やや多(日本晴より30多い10a)その他滋賀県の奨励品種

田植日5月3日基準出穂日8月9日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

ニカメイチュウの防除

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂20日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 720 85

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 718 83

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

720

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の20日前頃で幼穂長が5mm程度になったことを確認してから施用

してください(穂肥は必ず2回に分ける)  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50減量してください  倒伏の危険回避のため有効茎数確保後中干しを必ず実施してください  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-13--12-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

常時湛水 間断灌水

落水

カドミウム吸収抑制

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回725

穂肥初回711

調

915

「日本晴」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

日本晴の特性

系 譜東海7号times中新110成熟期中生の晩倒伏性中強(稈長83)耐冷性 -耐病性 中品 質良 質食 味上の下収量性 中

田植日5月3日基準出穂日8月6日予定成熟日9月15日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

水の掛け流しはしない

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂10日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂25日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18本)

を確保したら始める(7~10日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 711 725

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 79 723

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂肥

711

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~ 50減量してください

-15--14-

成熟期登熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 移植期 活着期 幼 穂形成期

浅水代かき自然減水やや深水

浅水管理中干し

間断かんがい 間断かんがい常時湛水管理(出穂前後各3週間)

larr斑点米カメムシ類対策rarr

【水管理】

「みずかがみ」栽培ごよみ 発行JAおうみ冨士

「みずかがみ」の作付には県が定める要件があります生産者の要件 環境こだわり農産物の生産計画認定を受けること       県が策定する栽培基準に沿って栽培すること       全量種子更新し自家採種は行わないこと 等上記以外にも要件があり全てを満たす必要があります詳しい要件につきましては各営農センターまでお問い合わせください

月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育期区 分主 

な 

作 

業栽培管理のポイント(は要注意事項)

温度管理の徹底で徒長と葉焼けを防止

うす播き均播を励行

十分に浸種して催芽を確実に

温湯消毒は60~62で10分間実施

(健苗の育成)

除草剤処理後は止水管理7日間

 

を遵守して除草効果を高める

活着後は浅水管理

移植後はやや深水にして活着を早める

1株の植付本数は3~4本

荒天時の移植は避ける

基肥は基準量を目安に施用

基準の栽植密度で移植

5月1日から15日を中心に移植

(移植施肥)

溝切り中干しは目標茎数の8割

 

で実施

(溝切り中干し)

出穂2~3週間前と出穂期の2回

 

草刈の徹底

(畦畔の2回連続草刈り)

カメムシ類の適期防除の実施

(病害虫防除)

刈取予定日の5日前まで間断かん

 

がいを実施

(登熟後半の水管理)

稲わらの腐熟促進のため秋耕を実施

土づくり肥料を施用

(土づくりの徹底)

185以上の網目で選別

適正な乾燥速度で胴割粒と過乾燥米

 

を防止

乾燥時の仕上げ水分は145

(乾燥調製)

胴割れに注意

刈り遅れに注意

籾黄化率85~90が刈取適期

(収 

穫)

詳しくは各営農センターまでお問い合わせください

<施肥基準(窒素成分量)>みずかがみ施肥設計

<茎数の推移>

<特性概要>

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

626 73とれ太郎 80 80

みずかがみ 基肥一発 60 60

こだわりハーフコート344 20 20

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20大豆跡については上記基準の半量を上限とする環境こだわり栽培のため化学肥料の使用量は窒素成分で4 10aを超えないようにする上表を基準とし地力に応じて加減する全量基肥施肥の場合は基肥に穂肥を加えた値を上限にする

項  目 みずかがみ コシヒカリ出 穂 期 7月22日 7月27日成 熟 期 8月26日 8月31日稈  長 86 97穂数() 407本 435本

精玄米重(10a) 610 574同上比率 (103) (100)

データは2012年~2016年の水稲奨励品種決定調査(滋賀県農業技術振興センター)の5年間平均値(5月10日植 近江八幡市安土町大中 30日苗)

最高分げつ期510本(60株植28本株)(70株植24本株)

無効分げつ

中干し開始290本(60株植16本株)(70株植14本株)

幼穂形成期450本(60株植25本株)(70株植21本株)

成熟期360本(60株植20本株)(70株植17本株)

<高品質良食味米生産の栽培ポイント>

①移植は茎数不足にならないように基準の栽植密度(湖辺50株坪湖辺砂質平坦50 ~ 60株坪中山間60株坪)より粗くしない

②基肥と穂肥は基準量を目安に施用するまた穂肥は出穂25日前(幼穂長1)に確実に施用する③出穂期成熟期ともに「コシヒカリ」「キヌヒカリ」より早いため適期を逃さずに穂肥施用防除収穫等を実施し品質低下を防止する

「みずかがみ」の作付には別途申し込みが必要です共同利用施設(カントリー)の令和元年度の「みずかがみ」につきましては野洲カントリーのみの取扱いとなっています今後につきましては状況によって検討します

-17--16-

飼料用米「吟おうみ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

 

茎数

水管理

月日 511    21 61   11   21 71   11   21 81   11   21 91   11   21 101    11

生育ステージ

作業内容および

低コストで多収を目指す 目標収量(10a)668kg≒80粒穂(times077)times450本times24g千粒田植え基準日5月10日

移植基肥

除草剤散布

溝切り

中干し

出穂期

穂揃期

落水管理

収穫期

最高分けつ期

幼穂形成期

穂肥

   (追肥)

植付本数(2~ 3本株)40 ~ 50本

550 ~ 600本

450本止水対策徹底

浅水管理 落水中干し 間断かんがい 湛水管理 間断かんがい 落水

籾を家畜に給与する場合があるので出穂以降農薬は使用しない

堆肥を活用して化成肥料を節約均一な播種育苗管理で疎稙細植え適正なほ場管理で除草剤をしっかり効かせる

原則として病害虫防除はほとんど必要ない収穫前に圃場をしっかり乾かす防除が必要な場合はP30の水稲地上病害虫防除仕様モデルを参照下さい

1播種種子量 3kg10a(種子消毒は通常の水稲栽培に準ずる)2代かき移植畦畔からの漏水防止(畦塗り畦シート畦補修)いもち病の箱施薬剤は必要ない栽植密度は通常の水稲栽培に準ずる3施肥(例)施肥設計(10a当たり)あくまで設計表は一例となっています

4除草剤通常の水稲栽培に準ずる(水稲に登録のある薬剤から選択)農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し使用すること5中干し収穫作業等に支障をきたさないよう6月中旬~7月上旬に十分干す倒伏防止対策にもなる6本田防除いもち病には強いので予防剤は必要ないが多発した場合は防除を実施するカメムシ類の防除は必要ない(ただし周辺田への影響がないよう配慮する)7収穫乾燥調製成熟期以降立毛乾燥を行い低水分(18以下)で刈り取る8土づくり多収のため連作すると地力が落ちていく心配があるので稲ワラすき込み堆肥施用等により地力維持に努める

堆肥の利用で肥料節減 (目安牛ふん堆肥の場合1t施用で窒素2kg減量)

肥 料 名 基肥 (追肥) 穂肥高度化成444 40kg (20kg) -NK化成C20号 - - 20kg

輸入尿素 12kg (5kg) 10kg

追肥は分施の場合で茎数が少ないとき(6月中旬で400本19本株以下)に施用する基肥一発肥料でも生育量が不足している場合は穂肥に窒素で1~2kg施用する

-19--18-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

625

病害虫防除

穂肥2回89

穂肥初回726

病害虫防除

調

925

「滋賀羽二重糯」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

滋賀羽二重糯の特性

系 譜改良羽二重糯成熟期晩生品種倒伏性 弱(稈長103)耐冷性 -耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味 -収量性 中その他餅としての評価は最高級

田植日5月10日基準出穂日8月13日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 726 89

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田 ④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50~全量減量してください  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

-21--20-

省 力 施 肥 設 計 

全品種共通省力資材は窒素成分を重視して製造されていますリン酸成分の補給は収量増の効果もありまた稲体の健全化にも効果を発揮しますので必ず施用するようにしましょう

土づくり肥料資 材 名 施肥量 施用時期 備  考(20)

と れ 太 郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 コシヒカリ  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥78 722

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早生用 27 27 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 40 40 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 30 30 穂肥なし

 キヌヒカリ  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥73 710

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 NK化成C20号 25 15 10

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早 生 用 35 35 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 50 50 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 40 40 穂肥なし

 秋の詩日本晴  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥

秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15中晩生用秋の詩 30 30

穂肥なし日本晴 35 35

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生用)秋の詩 35 35

穂肥なし日本晴 40 40

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良 食 味 米 資 材

100有機質肥料有機アグレット825 N8 P2 K5(基肥40 穂肥40)

粒 状 油 粕 N5 P2 K1(基肥60~80 穂肥60~80)

食味向上対策肥料(微量要素の補給)

マ グ エ ー ス F 珪酸15 苦土14 マンガン06 ホウ素01

マルチサポート2号 珪酸20 苦土12 鉄3 ホウ素01

珪酸加里プレミア 珪酸34加里20苦土4鉄2~5ホウ素01石灰7~12

 滋賀羽二重糯  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥724 87

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生) 30 30 穂肥なし

低コスト設計hellipキヌヒカリの栽培においては収量重視の為特に推奨いたします(基肥 高度化成444 穂肥 NK化成C20号を使用の場合)

品 種 名 土づくりとれ太郎

高 度 化 成 4 4 4 穂肥(1回目)NK化成C20号

穂肥(2回目)NK化成C20号基 肥 (追 肥)

コシヒカリ 80 10 5 10 10

キヌヒカリ 80 20 10 15 10

秋の詩 80 20 10 10 10

日本晴 80 20 10 10 10

滋賀羽二重糯 80 10 5 10 10

 石灰窒素を施用したほ場又は転作跡田は基肥を減らしましょうコシヒカリ キヌヒカリ日本晴 秋の詩 滋賀羽二重糯

石灰窒素施用(稲わら腐熟促進の為

10 10a施用)50減量 20減量 50減量 50減量

転作跡田(大豆野菜跡) 全量減量 30 ~ 50減量 50減量 50~全量減量

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環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

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 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

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除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

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除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

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大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

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大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

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-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

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中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
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  • H4
Page 4: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

農家組合員の所得増大に向けた取組み

Ⅰ米を取り巻く状況 農業情勢は依然として農業従事者の減少や高齢化後継者不足により農業生産基盤の縮小等が進行している昨年12月30日に米国を除いたTPP11(環太平洋経済連携協定に関する包括的及び先進的な協定)が発効されまたまた日EU EPA(経済連携協定)も本年2月1日に発効され市場開放の動きが進んでおります またこれから本格的に日米通商交渉(TAG)が開始され今後の交渉によりますが米国離脱前のTPPを超える譲歩を迫ると言われており日本農業はかつて無い市場開放に直面することとなり各産地にとっては深刻な影響を及ぼすことも考えられます このような情勢の中JAおうみ冨士では「安全」「安心」はもちろんのこと品質や価格など消費者の様々な要望に応えることのできる「おうみ冨士産米」の生産体制を確立することを最重要事項としておりますまた農家組合員の所得増大と農業生産の拡大に向け品種を限定した契約栽培や複数年契約買取方式や播種前契約の実施に取組むと共にマーケットインに向けた取組みとして業務用米への取組やパン中華麺用の小麦(ミナミノカオリ)の栽培に取組みますまたもち麦などの新たな特産品については販売体制の強化を図ると共に「もちむぎ茶」等の販売に取組み農業生産の拡大を図ります今後もJAおうみ冨士では消費者に喜ばれる農産物づくりに積極的に取組み「おうみ冨士産米」の品質向上を図っていきます

Ⅱ令和2年産米に向けた取組み①作付品種について 令和元年産水稲の作付比率は速報値でみずかがみ8コシヒカリ28キヌヒカリ23秋の詩19日本晴3その他品種は19となっております 令和2年産のJAが考える作付比率と致しましては現状の比率を維持する方向でありますが実需者からの要望が高い「みずかがみ」と「キヌヒカリ」については作付の拡大をお願い申し上げますまた各品種の目指す方向については表の通りと致します

表主要品種の目指す方向品種名 元年比率 作付の方向 品種ごとの目指す方向

みずかがみ 8 rarr県内でのスーパーなど小売店での需要が多くあります品質食味の向上を図り所得の増加を目指します

コシヒカリ 28 rarr全国的に一番多く作付けされている品種です産地間で優位販売を進めるため品質の向上を図り所得の増加を目指す

キヌヒカリ 23 rarr実需の要望が多い品種です品質よりも収量を特に重視した生産指導を実施し所得の増加を目指します

秋の詩 19 rarr業務需要の高い品種です実需からも出荷量確保を求められていますので収量を重視した生産指導を実施し所得の増加を目指します

②品質向上収量向上対策 平成30年産の水稲は梅雨明け以降酷暑が8月末まで続きました更に早生品種の登熟期中生品種の出穂期に台風2021号が襲来し特に台風21号では近年に無いような暴風で県内に大きな爪跡を残し水稲では倒伏傷もみが発生し更に9月下旬まで秋雨前線が停滞し

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早生中生品種共大きな収量品質の低下を招きました近年はこのような特異的な気象が多く発生していることから品質向上対策としては疎植中干し適性施肥などの基本技術を徹底いたします 収量の向上対策と致しましては近年省力技術として元肥穂肥一発肥料が一般的に普及していますが収量重視の観点からはやはり分施体系(元肥穂肥)の方が生育に応じた適正施肥が出来ることから分施体系での施肥を考慮頂きたいと考えていますまた品質収量の向上には土づくり対策が大きなウェイトを占めると考えます詳しくは別にて示させて頂きますが土づくり肥料の施用をお願い申し上げます

③近年の異常気象への対応について 品質向上の部分でも説明しておりますが土づくりの施用疎植中干し等の基本技術の徹底をお願いしますまた台風などの異常気象発生時には状況に応じ農業組合や広報等を通じ皆様に注意喚起等を行います

④生産資材費の削減 低コスト一発型肥料「楽だね15」の普及拡大や全農集約銘柄の利用による低コスト化(高度化成444NK-C20など)に取り組みます

Ⅲ安全安心対策①栽培履歴書 近年農産物の安全安心を求める消費者の声は高まりを見せ栽培履歴の記帳は生産者に求められる安全安心対策として最低限の取組となっておりますまたJAでは提出された栽培履歴書から肥料や農薬等資材が適正に使用されていることを確認することにより自信を持って消費者におうみ冨士産米を提供することができますそのようなことから栽培履歴書の記帳率100を目指し推進します

②カドミウム対策 カドミウムは鉱物中や土壌中など天然に広く存在する重金属です農産物は成長する過程で土壌からカドミウムを吸収蓄積しますがそれらを食品として摂取することでカドミウムの一部が体内に吸収され腎機能障害等の障害を引き起こす可能性がありますカドミウムの基準値は食品衛生法で規定されていますが万が一基準値を超過したお米が発生した場合はその米を廃棄処分しなければいけませんさらに風評被害等により産地の信頼が崩壊する恐れもあるためJAではカドミウム対策の徹底指導を実施します

③GAP(ギャップ) GAPは(GoodAgricuturalPractice)は生産者自らが農産物の安全性品質の向上琵琶湖の環境保全労働安全の確保経営の改善などの観点から農業生産活動の各工程を点検評価改善することで適切な農業生産を実現させる有効な手法ですJAではGAPを推進することにより生産者の農産物の安全性や品質向上等の意識の向上を図り消費者や実需者の信頼関係の確保に取組みます JAでは従来のJA独自の簡易GAPを継続しつつ環境保全型農業直接支払交付金の要件として「国際水準GAPに取組むこと」が国制度の要件であることから施策を注視しながら検討実施してまいります

④環境こだわり栽培 農業が環境に与える影響は多様で深刻なものが多く田畑への肥料の過剰な施肥が地下水を汚染したり農薬の使用が土壌や河川の深刻な汚染を招いたりします特に近畿の水がめとなる琵琶湖を抱えている滋賀県では農業を基盤とした持続可能な社会を形成する上で環境への負荷の低減を図る農業への転換が求められています JAおうみ冨士ではこだわり栽培者に対し環境と調和の取れた農業生産の確保を図り琵琶湖の環境保全に資するよう適正な栽培指導を行いますまたそれだけでなく栽培履歴書の記

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帳徹底や農薬の安全使用により消費者に安全で安心なお米を供給できるよう取り組みます⑤オーガニック(有機栽培)への取組みについて 滋賀県は「環境こだわり栽培」の深化としてオーガニック(有機栽培)農業を推進していますそれを受けJAおうみ冨士でもオーガニック栽培に取組んでおります令和2年度ではそれまでにおうみ冨士版のオーガニック栽培指針を作りその指針に則った栽培を進めてまいります

Ⅳ環境調和型農業の推進1農業排水等環境負荷軽減対策①濁水の流出防止に役立つ水田ハローによる浅水代かきや畦畔シートの設置等の普及推進を図ります

②農業用使用済みプラスティックの適正処理及び不要農薬の回収運動を積極的に推進します2化学肥料農薬の節減①施肥作業の省力化と肥料成分の流亡が軽減できる施肥田植機や緩効性肥料の普及推進を図ります

②環境にやさしく地域で一斉に取り組むことによる効率的な防除方法として無人ヘリ防除を推進します

③病害虫発生予察に基づいた必要な防除を適期に指導します

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 昔より「農業の基本は土づくり」といった言葉があるように土づくりは非常に重要であります近年温暖化の進行により当JA管内の主要農産物である米の品質収量に大きな影響を及ぼしておりますまた有機物(稲わら鋤き込み)や元肥穂肥等の施肥のみでは稲の生育に必要な養分等を十分に補給することが出来ず土壌pHの改善やケイ酸の補給には土づくり肥料の投入が望ましい下表にそれぞれの成分の果たす役割をまとめましたのでご確認下さい

成分名 役割等 投入時期等

窒素(N)植物の成長に最も必要な成分葉茎の生長光合成能力の増大に必要であるが過剰だと過繁茂となり受光態勢の低下軟弱となり病害虫の影響を受けやすくなる

元肥穂肥

リン酸(P)細胞の分裂増殖に大きな役割を果たす分げつの促進に大きな役割を果たすまたデンプンの合成にも必要な成分であり不足すると登熟不良遅れの原因になる

土づくり肥料元肥

カリウム(K)根の発育を促し開花結実を促進します分げつ期や幼穂形成期に多く必要

元肥穂肥

カルシウム(Ca)(アルカリ分)

植物の細胞膜の形成強化に必要他の成分の吸収調整を図る作用もあるまた土壌pHを上げカドミウム吸収を抑制する効果がある

土づくり肥料

ケイ酸(Si)稲体に入ったケイ酸は細胞壁を硬くししっかりとした稲を作る倒伏防止につながり光合成能力の向上病気の抵抗性向上根腐れ防止効果もある

土づくり肥料

JAおうみ冨士では土づくり肥料として「とれ太郎」の散布を推奨しております

 作土の耕起深は15cm以上が望ましいとされています深く耕転することにより根を深く広く張らせることが出来稲を健全に成長させることが出来ることにより収量の増加も期待できます滋賀県の調査によると耕起深の現状は15cm以上の深耕が出来ているのは全体の約41程度に留まっております土づくり肥料を施用し深く丁寧に耕起することにより品質の向上増収を目指しましょう

土づくりについて

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区 分 作 土 次 層 地     域     名

粘 質 田

粘 土 粘 土杉江木浜の浜側幸津川の北西入町長島須原の湖岸方面下堤野田の東側と墓周辺五条の東側

壌 土 粘 土

三宅大林欲賀森川原の南側山賀杉江の東側木浜今浜の堤防側幸津川の浜側播磨田の旭化成方面高木中北北小南の比留田線の北側八夫虫生の八夫側吉川の鮎家周辺

普 通 田 壌 土 壌 土

焔魔堂今宿梅田浮気千代伊勢二町古高大門横江守山下之郷吉身岡立入金森森川原赤野井矢島石田十二里開発大曲今浜服部幸津川小浜小島阿比留播磨田布施野笠原中町川田今市荒見川辺喜多田中市三宅東部西部和田駅前久野部竹生上町下町江部上屋辻町冨波甲冨波乙五之里大篠原小堤小南妙光寺比江小比江北比江乙窪西河原木部虫生八夫の比江側野田西側と家棟川より下安治須原集落周辺吉川の東出

砂 質 田壌 土 砂礫土

勝部阿村今浜の美崎側美崎水保中野新庄立田小浜の浜沿い笠原の堤防沿い川辺の笠原側喜多の堤防側川田の堤防側野洲四ツ家行畑桜生小南の大海外山出東林寺前田小中小路大中小路南桜北桜比江の堤防側乙窪の堤防側吉地比留田堤井口六条菖蒲吉川の水源地周辺野田沼干拓と日野川周辺

砂礫土 砂礫土 水保の中学校周辺

アンダーラインの地域は過去のデータでカドミウム含有量の高い結果が出ておりますので「カドミウム吸収抑制対策」として必ず土づくり肥料を施用しましょうそれ以外の地域でも年次によってはカドミウム含有量の高い数値が出る可能性がありますので土づくり肥料の施用に努めてくださいなお土づくり肥料は「とれ太郎」を推奨します

おうみ冨士管内土質一覧表

-7-

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回724

穂肥初回710

調

830

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

「コシヒカリ」 栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

コシヒカリの特性

系 譜農林22号times農林1号成熟期早生品種倒伏性 弱(稈長94)耐冷性 中耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味味香り粘り共最高収量性 中その他生産量日本一

田植日5月10日基準出穂日7月27日予定成熟日8月30日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

早い穂肥は籾数が多くなり青

未熟乳白粒心白腹白の発

生を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥

 

出穂18日前N2010a

出穂期には湛水状態を保つ

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

落水は収穫予定5日前とする

乾燥は1時間08低下目処調整

 

水分15目標

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 710 724

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は施用する必要はありません  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-9--8-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水

中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥初回73

穂肥2回710

調

827

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期 幼穂形成期有効分けつ期育 苗 期 活着期

「キヌヒカリ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

施肥設計 (低コスト設計収量UP)キヌヒカリの特性

系 譜(収2800times北陸100号)    F1times北陸96号成熟期早生品種倒伏性 強(稈長83)耐冷性 弱耐病性やや弱品 質良 質食 味良食味収量性 多その他穂発芽や心白が出易い

田植日5月3日基準出穂日7月27日予定成熟日8月27日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

初回穂肥は出穂25日前N3010a

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

普通砂質粘質田共通

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 73 710

と れ 太 郎 80kg 80kg

高 度 化 成 444 30kg 20kg 10kg

NK化成C20号 25kg 15kg 10kg

②注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~50減量してください

-11--10-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

穂肥2回85

病害虫防除

穂肥初回720

調

920

「秋 の 詩」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

秋の詩の特性

系 譜吟おうみtimesコシヒカリ成熟期中生の晩倒伏性やや弱(稈長88)耐冷性 中耐病性やや弱品 質良 質食 味味香り粘り共良質収量性やや多(日本晴より30多い10a)その他滋賀県の奨励品種

田植日5月3日基準出穂日8月9日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

ニカメイチュウの防除

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂20日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 720 85

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 718 83

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

720

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の20日前頃で幼穂長が5mm程度になったことを確認してから施用

してください(穂肥は必ず2回に分ける)  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50減量してください  倒伏の危険回避のため有効茎数確保後中干しを必ず実施してください  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-13--12-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

常時湛水 間断灌水

落水

カドミウム吸収抑制

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回725

穂肥初回711

調

915

「日本晴」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

日本晴の特性

系 譜東海7号times中新110成熟期中生の晩倒伏性中強(稈長83)耐冷性 -耐病性 中品 質良 質食 味上の下収量性 中

田植日5月3日基準出穂日8月6日予定成熟日9月15日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

水の掛け流しはしない

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂10日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂25日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18本)

を確保したら始める(7~10日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 711 725

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 79 723

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂肥

711

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~ 50減量してください

-15--14-

成熟期登熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 移植期 活着期 幼 穂形成期

浅水代かき自然減水やや深水

浅水管理中干し

間断かんがい 間断かんがい常時湛水管理(出穂前後各3週間)

larr斑点米カメムシ類対策rarr

【水管理】

「みずかがみ」栽培ごよみ 発行JAおうみ冨士

「みずかがみ」の作付には県が定める要件があります生産者の要件 環境こだわり農産物の生産計画認定を受けること       県が策定する栽培基準に沿って栽培すること       全量種子更新し自家採種は行わないこと 等上記以外にも要件があり全てを満たす必要があります詳しい要件につきましては各営農センターまでお問い合わせください

月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育期区 分主 

な 

作 

業栽培管理のポイント(は要注意事項)

温度管理の徹底で徒長と葉焼けを防止

うす播き均播を励行

十分に浸種して催芽を確実に

温湯消毒は60~62で10分間実施

(健苗の育成)

除草剤処理後は止水管理7日間

 

を遵守して除草効果を高める

活着後は浅水管理

移植後はやや深水にして活着を早める

1株の植付本数は3~4本

荒天時の移植は避ける

基肥は基準量を目安に施用

基準の栽植密度で移植

5月1日から15日を中心に移植

(移植施肥)

溝切り中干しは目標茎数の8割

 

で実施

(溝切り中干し)

出穂2~3週間前と出穂期の2回

 

草刈の徹底

(畦畔の2回連続草刈り)

カメムシ類の適期防除の実施

(病害虫防除)

刈取予定日の5日前まで間断かん

 

がいを実施

(登熟後半の水管理)

稲わらの腐熟促進のため秋耕を実施

土づくり肥料を施用

(土づくりの徹底)

185以上の網目で選別

適正な乾燥速度で胴割粒と過乾燥米

 

を防止

乾燥時の仕上げ水分は145

(乾燥調製)

胴割れに注意

刈り遅れに注意

籾黄化率85~90が刈取適期

(収 

穫)

詳しくは各営農センターまでお問い合わせください

<施肥基準(窒素成分量)>みずかがみ施肥設計

<茎数の推移>

<特性概要>

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

626 73とれ太郎 80 80

みずかがみ 基肥一発 60 60

こだわりハーフコート344 20 20

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20大豆跡については上記基準の半量を上限とする環境こだわり栽培のため化学肥料の使用量は窒素成分で4 10aを超えないようにする上表を基準とし地力に応じて加減する全量基肥施肥の場合は基肥に穂肥を加えた値を上限にする

項  目 みずかがみ コシヒカリ出 穂 期 7月22日 7月27日成 熟 期 8月26日 8月31日稈  長 86 97穂数() 407本 435本

精玄米重(10a) 610 574同上比率 (103) (100)

データは2012年~2016年の水稲奨励品種決定調査(滋賀県農業技術振興センター)の5年間平均値(5月10日植 近江八幡市安土町大中 30日苗)

最高分げつ期510本(60株植28本株)(70株植24本株)

無効分げつ

中干し開始290本(60株植16本株)(70株植14本株)

幼穂形成期450本(60株植25本株)(70株植21本株)

成熟期360本(60株植20本株)(70株植17本株)

<高品質良食味米生産の栽培ポイント>

①移植は茎数不足にならないように基準の栽植密度(湖辺50株坪湖辺砂質平坦50 ~ 60株坪中山間60株坪)より粗くしない

②基肥と穂肥は基準量を目安に施用するまた穂肥は出穂25日前(幼穂長1)に確実に施用する③出穂期成熟期ともに「コシヒカリ」「キヌヒカリ」より早いため適期を逃さずに穂肥施用防除収穫等を実施し品質低下を防止する

「みずかがみ」の作付には別途申し込みが必要です共同利用施設(カントリー)の令和元年度の「みずかがみ」につきましては野洲カントリーのみの取扱いとなっています今後につきましては状況によって検討します

-17--16-

飼料用米「吟おうみ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

 

茎数

水管理

月日 511    21 61   11   21 71   11   21 81   11   21 91   11   21 101    11

生育ステージ

作業内容および

低コストで多収を目指す 目標収量(10a)668kg≒80粒穂(times077)times450本times24g千粒田植え基準日5月10日

移植基肥

除草剤散布

溝切り

中干し

出穂期

穂揃期

落水管理

収穫期

最高分けつ期

幼穂形成期

穂肥

   (追肥)

植付本数(2~ 3本株)40 ~ 50本

550 ~ 600本

450本止水対策徹底

浅水管理 落水中干し 間断かんがい 湛水管理 間断かんがい 落水

籾を家畜に給与する場合があるので出穂以降農薬は使用しない

堆肥を活用して化成肥料を節約均一な播種育苗管理で疎稙細植え適正なほ場管理で除草剤をしっかり効かせる

原則として病害虫防除はほとんど必要ない収穫前に圃場をしっかり乾かす防除が必要な場合はP30の水稲地上病害虫防除仕様モデルを参照下さい

1播種種子量 3kg10a(種子消毒は通常の水稲栽培に準ずる)2代かき移植畦畔からの漏水防止(畦塗り畦シート畦補修)いもち病の箱施薬剤は必要ない栽植密度は通常の水稲栽培に準ずる3施肥(例)施肥設計(10a当たり)あくまで設計表は一例となっています

4除草剤通常の水稲栽培に準ずる(水稲に登録のある薬剤から選択)農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し使用すること5中干し収穫作業等に支障をきたさないよう6月中旬~7月上旬に十分干す倒伏防止対策にもなる6本田防除いもち病には強いので予防剤は必要ないが多発した場合は防除を実施するカメムシ類の防除は必要ない(ただし周辺田への影響がないよう配慮する)7収穫乾燥調製成熟期以降立毛乾燥を行い低水分(18以下)で刈り取る8土づくり多収のため連作すると地力が落ちていく心配があるので稲ワラすき込み堆肥施用等により地力維持に努める

堆肥の利用で肥料節減 (目安牛ふん堆肥の場合1t施用で窒素2kg減量)

肥 料 名 基肥 (追肥) 穂肥高度化成444 40kg (20kg) -NK化成C20号 - - 20kg

輸入尿素 12kg (5kg) 10kg

追肥は分施の場合で茎数が少ないとき(6月中旬で400本19本株以下)に施用する基肥一発肥料でも生育量が不足している場合は穂肥に窒素で1~2kg施用する

-19--18-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

625

病害虫防除

穂肥2回89

穂肥初回726

病害虫防除

調

925

「滋賀羽二重糯」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

滋賀羽二重糯の特性

系 譜改良羽二重糯成熟期晩生品種倒伏性 弱(稈長103)耐冷性 -耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味 -収量性 中その他餅としての評価は最高級

田植日5月10日基準出穂日8月13日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 726 89

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田 ④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50~全量減量してください  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

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省 力 施 肥 設 計 

全品種共通省力資材は窒素成分を重視して製造されていますリン酸成分の補給は収量増の効果もありまた稲体の健全化にも効果を発揮しますので必ず施用するようにしましょう

土づくり肥料資 材 名 施肥量 施用時期 備  考(20)

と れ 太 郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 コシヒカリ  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥78 722

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早生用 27 27 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 40 40 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 30 30 穂肥なし

 キヌヒカリ  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥73 710

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 NK化成C20号 25 15 10

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早 生 用 35 35 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 50 50 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 40 40 穂肥なし

 秋の詩日本晴  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥

秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15中晩生用秋の詩 30 30

穂肥なし日本晴 35 35

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生用)秋の詩 35 35

穂肥なし日本晴 40 40

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良 食 味 米 資 材

100有機質肥料有機アグレット825 N8 P2 K5(基肥40 穂肥40)

粒 状 油 粕 N5 P2 K1(基肥60~80 穂肥60~80)

食味向上対策肥料(微量要素の補給)

マ グ エ ー ス F 珪酸15 苦土14 マンガン06 ホウ素01

マルチサポート2号 珪酸20 苦土12 鉄3 ホウ素01

珪酸加里プレミア 珪酸34加里20苦土4鉄2~5ホウ素01石灰7~12

 滋賀羽二重糯  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥724 87

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生) 30 30 穂肥なし

低コスト設計hellipキヌヒカリの栽培においては収量重視の為特に推奨いたします(基肥 高度化成444 穂肥 NK化成C20号を使用の場合)

品 種 名 土づくりとれ太郎

高 度 化 成 4 4 4 穂肥(1回目)NK化成C20号

穂肥(2回目)NK化成C20号基 肥 (追 肥)

コシヒカリ 80 10 5 10 10

キヌヒカリ 80 20 10 15 10

秋の詩 80 20 10 10 10

日本晴 80 20 10 10 10

滋賀羽二重糯 80 10 5 10 10

 石灰窒素を施用したほ場又は転作跡田は基肥を減らしましょうコシヒカリ キヌヒカリ日本晴 秋の詩 滋賀羽二重糯

石灰窒素施用(稲わら腐熟促進の為

10 10a施用)50減量 20減量 50減量 50減量

転作跡田(大豆野菜跡) 全量減量 30 ~ 50減量 50減量 50~全量減量

-23-

環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

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 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

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除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

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除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

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大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

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大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

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JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

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Page 5: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

早生中生品種共大きな収量品質の低下を招きました近年はこのような特異的な気象が多く発生していることから品質向上対策としては疎植中干し適性施肥などの基本技術を徹底いたします 収量の向上対策と致しましては近年省力技術として元肥穂肥一発肥料が一般的に普及していますが収量重視の観点からはやはり分施体系(元肥穂肥)の方が生育に応じた適正施肥が出来ることから分施体系での施肥を考慮頂きたいと考えていますまた品質収量の向上には土づくり対策が大きなウェイトを占めると考えます詳しくは別にて示させて頂きますが土づくり肥料の施用をお願い申し上げます

③近年の異常気象への対応について 品質向上の部分でも説明しておりますが土づくりの施用疎植中干し等の基本技術の徹底をお願いしますまた台風などの異常気象発生時には状況に応じ農業組合や広報等を通じ皆様に注意喚起等を行います

④生産資材費の削減 低コスト一発型肥料「楽だね15」の普及拡大や全農集約銘柄の利用による低コスト化(高度化成444NK-C20など)に取り組みます

Ⅲ安全安心対策①栽培履歴書 近年農産物の安全安心を求める消費者の声は高まりを見せ栽培履歴の記帳は生産者に求められる安全安心対策として最低限の取組となっておりますまたJAでは提出された栽培履歴書から肥料や農薬等資材が適正に使用されていることを確認することにより自信を持って消費者におうみ冨士産米を提供することができますそのようなことから栽培履歴書の記帳率100を目指し推進します

②カドミウム対策 カドミウムは鉱物中や土壌中など天然に広く存在する重金属です農産物は成長する過程で土壌からカドミウムを吸収蓄積しますがそれらを食品として摂取することでカドミウムの一部が体内に吸収され腎機能障害等の障害を引き起こす可能性がありますカドミウムの基準値は食品衛生法で規定されていますが万が一基準値を超過したお米が発生した場合はその米を廃棄処分しなければいけませんさらに風評被害等により産地の信頼が崩壊する恐れもあるためJAではカドミウム対策の徹底指導を実施します

③GAP(ギャップ) GAPは(GoodAgricuturalPractice)は生産者自らが農産物の安全性品質の向上琵琶湖の環境保全労働安全の確保経営の改善などの観点から農業生産活動の各工程を点検評価改善することで適切な農業生産を実現させる有効な手法ですJAではGAPを推進することにより生産者の農産物の安全性や品質向上等の意識の向上を図り消費者や実需者の信頼関係の確保に取組みます JAでは従来のJA独自の簡易GAPを継続しつつ環境保全型農業直接支払交付金の要件として「国際水準GAPに取組むこと」が国制度の要件であることから施策を注視しながら検討実施してまいります

④環境こだわり栽培 農業が環境に与える影響は多様で深刻なものが多く田畑への肥料の過剰な施肥が地下水を汚染したり農薬の使用が土壌や河川の深刻な汚染を招いたりします特に近畿の水がめとなる琵琶湖を抱えている滋賀県では農業を基盤とした持続可能な社会を形成する上で環境への負荷の低減を図る農業への転換が求められています JAおうみ冨士ではこだわり栽培者に対し環境と調和の取れた農業生産の確保を図り琵琶湖の環境保全に資するよう適正な栽培指導を行いますまたそれだけでなく栽培履歴書の記

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帳徹底や農薬の安全使用により消費者に安全で安心なお米を供給できるよう取り組みます⑤オーガニック(有機栽培)への取組みについて 滋賀県は「環境こだわり栽培」の深化としてオーガニック(有機栽培)農業を推進していますそれを受けJAおうみ冨士でもオーガニック栽培に取組んでおります令和2年度ではそれまでにおうみ冨士版のオーガニック栽培指針を作りその指針に則った栽培を進めてまいります

Ⅳ環境調和型農業の推進1農業排水等環境負荷軽減対策①濁水の流出防止に役立つ水田ハローによる浅水代かきや畦畔シートの設置等の普及推進を図ります

②農業用使用済みプラスティックの適正処理及び不要農薬の回収運動を積極的に推進します2化学肥料農薬の節減①施肥作業の省力化と肥料成分の流亡が軽減できる施肥田植機や緩効性肥料の普及推進を図ります

②環境にやさしく地域で一斉に取り組むことによる効率的な防除方法として無人ヘリ防除を推進します

③病害虫発生予察に基づいた必要な防除を適期に指導します

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 昔より「農業の基本は土づくり」といった言葉があるように土づくりは非常に重要であります近年温暖化の進行により当JA管内の主要農産物である米の品質収量に大きな影響を及ぼしておりますまた有機物(稲わら鋤き込み)や元肥穂肥等の施肥のみでは稲の生育に必要な養分等を十分に補給することが出来ず土壌pHの改善やケイ酸の補給には土づくり肥料の投入が望ましい下表にそれぞれの成分の果たす役割をまとめましたのでご確認下さい

成分名 役割等 投入時期等

窒素(N)植物の成長に最も必要な成分葉茎の生長光合成能力の増大に必要であるが過剰だと過繁茂となり受光態勢の低下軟弱となり病害虫の影響を受けやすくなる

元肥穂肥

リン酸(P)細胞の分裂増殖に大きな役割を果たす分げつの促進に大きな役割を果たすまたデンプンの合成にも必要な成分であり不足すると登熟不良遅れの原因になる

土づくり肥料元肥

カリウム(K)根の発育を促し開花結実を促進します分げつ期や幼穂形成期に多く必要

元肥穂肥

カルシウム(Ca)(アルカリ分)

植物の細胞膜の形成強化に必要他の成分の吸収調整を図る作用もあるまた土壌pHを上げカドミウム吸収を抑制する効果がある

土づくり肥料

ケイ酸(Si)稲体に入ったケイ酸は細胞壁を硬くししっかりとした稲を作る倒伏防止につながり光合成能力の向上病気の抵抗性向上根腐れ防止効果もある

土づくり肥料

JAおうみ冨士では土づくり肥料として「とれ太郎」の散布を推奨しております

 作土の耕起深は15cm以上が望ましいとされています深く耕転することにより根を深く広く張らせることが出来稲を健全に成長させることが出来ることにより収量の増加も期待できます滋賀県の調査によると耕起深の現状は15cm以上の深耕が出来ているのは全体の約41程度に留まっております土づくり肥料を施用し深く丁寧に耕起することにより品質の向上増収を目指しましょう

土づくりについて

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区 分 作 土 次 層 地     域     名

粘 質 田

粘 土 粘 土杉江木浜の浜側幸津川の北西入町長島須原の湖岸方面下堤野田の東側と墓周辺五条の東側

壌 土 粘 土

三宅大林欲賀森川原の南側山賀杉江の東側木浜今浜の堤防側幸津川の浜側播磨田の旭化成方面高木中北北小南の比留田線の北側八夫虫生の八夫側吉川の鮎家周辺

普 通 田 壌 土 壌 土

焔魔堂今宿梅田浮気千代伊勢二町古高大門横江守山下之郷吉身岡立入金森森川原赤野井矢島石田十二里開発大曲今浜服部幸津川小浜小島阿比留播磨田布施野笠原中町川田今市荒見川辺喜多田中市三宅東部西部和田駅前久野部竹生上町下町江部上屋辻町冨波甲冨波乙五之里大篠原小堤小南妙光寺比江小比江北比江乙窪西河原木部虫生八夫の比江側野田西側と家棟川より下安治須原集落周辺吉川の東出

砂 質 田壌 土 砂礫土

勝部阿村今浜の美崎側美崎水保中野新庄立田小浜の浜沿い笠原の堤防沿い川辺の笠原側喜多の堤防側川田の堤防側野洲四ツ家行畑桜生小南の大海外山出東林寺前田小中小路大中小路南桜北桜比江の堤防側乙窪の堤防側吉地比留田堤井口六条菖蒲吉川の水源地周辺野田沼干拓と日野川周辺

砂礫土 砂礫土 水保の中学校周辺

アンダーラインの地域は過去のデータでカドミウム含有量の高い結果が出ておりますので「カドミウム吸収抑制対策」として必ず土づくり肥料を施用しましょうそれ以外の地域でも年次によってはカドミウム含有量の高い数値が出る可能性がありますので土づくり肥料の施用に努めてくださいなお土づくり肥料は「とれ太郎」を推奨します

おうみ冨士管内土質一覧表

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育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回724

穂肥初回710

調

830

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

「コシヒカリ」 栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

コシヒカリの特性

系 譜農林22号times農林1号成熟期早生品種倒伏性 弱(稈長94)耐冷性 中耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味味香り粘り共最高収量性 中その他生産量日本一

田植日5月10日基準出穂日7月27日予定成熟日8月30日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

早い穂肥は籾数が多くなり青

未熟乳白粒心白腹白の発

生を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥

 

出穂18日前N2010a

出穂期には湛水状態を保つ

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

落水は収穫予定5日前とする

乾燥は1時間08低下目処調整

 

水分15目標

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 710 724

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は施用する必要はありません  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-9--8-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水

中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥初回73

穂肥2回710

調

827

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期 幼穂形成期有効分けつ期育 苗 期 活着期

「キヌヒカリ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

施肥設計 (低コスト設計収量UP)キヌヒカリの特性

系 譜(収2800times北陸100号)    F1times北陸96号成熟期早生品種倒伏性 強(稈長83)耐冷性 弱耐病性やや弱品 質良 質食 味良食味収量性 多その他穂発芽や心白が出易い

田植日5月3日基準出穂日7月27日予定成熟日8月27日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

初回穂肥は出穂25日前N3010a

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

普通砂質粘質田共通

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 73 710

と れ 太 郎 80kg 80kg

高 度 化 成 444 30kg 20kg 10kg

NK化成C20号 25kg 15kg 10kg

②注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~50減量してください

-11--10-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

穂肥2回85

病害虫防除

穂肥初回720

調

920

「秋 の 詩」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

秋の詩の特性

系 譜吟おうみtimesコシヒカリ成熟期中生の晩倒伏性やや弱(稈長88)耐冷性 中耐病性やや弱品 質良 質食 味味香り粘り共良質収量性やや多(日本晴より30多い10a)その他滋賀県の奨励品種

田植日5月3日基準出穂日8月9日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

ニカメイチュウの防除

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂20日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 720 85

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 718 83

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

720

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の20日前頃で幼穂長が5mm程度になったことを確認してから施用

してください(穂肥は必ず2回に分ける)  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50減量してください  倒伏の危険回避のため有効茎数確保後中干しを必ず実施してください  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-13--12-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

常時湛水 間断灌水

落水

カドミウム吸収抑制

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回725

穂肥初回711

調

915

「日本晴」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

日本晴の特性

系 譜東海7号times中新110成熟期中生の晩倒伏性中強(稈長83)耐冷性 -耐病性 中品 質良 質食 味上の下収量性 中

田植日5月3日基準出穂日8月6日予定成熟日9月15日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

水の掛け流しはしない

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂10日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂25日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18本)

を確保したら始める(7~10日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 711 725

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 79 723

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂肥

711

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~ 50減量してください

-15--14-

成熟期登熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 移植期 活着期 幼 穂形成期

浅水代かき自然減水やや深水

浅水管理中干し

間断かんがい 間断かんがい常時湛水管理(出穂前後各3週間)

larr斑点米カメムシ類対策rarr

【水管理】

「みずかがみ」栽培ごよみ 発行JAおうみ冨士

「みずかがみ」の作付には県が定める要件があります生産者の要件 環境こだわり農産物の生産計画認定を受けること       県が策定する栽培基準に沿って栽培すること       全量種子更新し自家採種は行わないこと 等上記以外にも要件があり全てを満たす必要があります詳しい要件につきましては各営農センターまでお問い合わせください

月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育期区 分主 

な 

作 

業栽培管理のポイント(は要注意事項)

温度管理の徹底で徒長と葉焼けを防止

うす播き均播を励行

十分に浸種して催芽を確実に

温湯消毒は60~62で10分間実施

(健苗の育成)

除草剤処理後は止水管理7日間

 

を遵守して除草効果を高める

活着後は浅水管理

移植後はやや深水にして活着を早める

1株の植付本数は3~4本

荒天時の移植は避ける

基肥は基準量を目安に施用

基準の栽植密度で移植

5月1日から15日を中心に移植

(移植施肥)

溝切り中干しは目標茎数の8割

 

で実施

(溝切り中干し)

出穂2~3週間前と出穂期の2回

 

草刈の徹底

(畦畔の2回連続草刈り)

カメムシ類の適期防除の実施

(病害虫防除)

刈取予定日の5日前まで間断かん

 

がいを実施

(登熟後半の水管理)

稲わらの腐熟促進のため秋耕を実施

土づくり肥料を施用

(土づくりの徹底)

185以上の網目で選別

適正な乾燥速度で胴割粒と過乾燥米

 

を防止

乾燥時の仕上げ水分は145

(乾燥調製)

胴割れに注意

刈り遅れに注意

籾黄化率85~90が刈取適期

(収 

穫)

詳しくは各営農センターまでお問い合わせください

<施肥基準(窒素成分量)>みずかがみ施肥設計

<茎数の推移>

<特性概要>

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

626 73とれ太郎 80 80

みずかがみ 基肥一発 60 60

こだわりハーフコート344 20 20

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20大豆跡については上記基準の半量を上限とする環境こだわり栽培のため化学肥料の使用量は窒素成分で4 10aを超えないようにする上表を基準とし地力に応じて加減する全量基肥施肥の場合は基肥に穂肥を加えた値を上限にする

項  目 みずかがみ コシヒカリ出 穂 期 7月22日 7月27日成 熟 期 8月26日 8月31日稈  長 86 97穂数() 407本 435本

精玄米重(10a) 610 574同上比率 (103) (100)

データは2012年~2016年の水稲奨励品種決定調査(滋賀県農業技術振興センター)の5年間平均値(5月10日植 近江八幡市安土町大中 30日苗)

最高分げつ期510本(60株植28本株)(70株植24本株)

無効分げつ

中干し開始290本(60株植16本株)(70株植14本株)

幼穂形成期450本(60株植25本株)(70株植21本株)

成熟期360本(60株植20本株)(70株植17本株)

<高品質良食味米生産の栽培ポイント>

①移植は茎数不足にならないように基準の栽植密度(湖辺50株坪湖辺砂質平坦50 ~ 60株坪中山間60株坪)より粗くしない

②基肥と穂肥は基準量を目安に施用するまた穂肥は出穂25日前(幼穂長1)に確実に施用する③出穂期成熟期ともに「コシヒカリ」「キヌヒカリ」より早いため適期を逃さずに穂肥施用防除収穫等を実施し品質低下を防止する

「みずかがみ」の作付には別途申し込みが必要です共同利用施設(カントリー)の令和元年度の「みずかがみ」につきましては野洲カントリーのみの取扱いとなっています今後につきましては状況によって検討します

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飼料用米「吟おうみ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

 

茎数

水管理

月日 511    21 61   11   21 71   11   21 81   11   21 91   11   21 101    11

生育ステージ

作業内容および

低コストで多収を目指す 目標収量(10a)668kg≒80粒穂(times077)times450本times24g千粒田植え基準日5月10日

移植基肥

除草剤散布

溝切り

中干し

出穂期

穂揃期

落水管理

収穫期

最高分けつ期

幼穂形成期

穂肥

   (追肥)

植付本数(2~ 3本株)40 ~ 50本

550 ~ 600本

450本止水対策徹底

浅水管理 落水中干し 間断かんがい 湛水管理 間断かんがい 落水

籾を家畜に給与する場合があるので出穂以降農薬は使用しない

堆肥を活用して化成肥料を節約均一な播種育苗管理で疎稙細植え適正なほ場管理で除草剤をしっかり効かせる

原則として病害虫防除はほとんど必要ない収穫前に圃場をしっかり乾かす防除が必要な場合はP30の水稲地上病害虫防除仕様モデルを参照下さい

1播種種子量 3kg10a(種子消毒は通常の水稲栽培に準ずる)2代かき移植畦畔からの漏水防止(畦塗り畦シート畦補修)いもち病の箱施薬剤は必要ない栽植密度は通常の水稲栽培に準ずる3施肥(例)施肥設計(10a当たり)あくまで設計表は一例となっています

4除草剤通常の水稲栽培に準ずる(水稲に登録のある薬剤から選択)農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し使用すること5中干し収穫作業等に支障をきたさないよう6月中旬~7月上旬に十分干す倒伏防止対策にもなる6本田防除いもち病には強いので予防剤は必要ないが多発した場合は防除を実施するカメムシ類の防除は必要ない(ただし周辺田への影響がないよう配慮する)7収穫乾燥調製成熟期以降立毛乾燥を行い低水分(18以下)で刈り取る8土づくり多収のため連作すると地力が落ちていく心配があるので稲ワラすき込み堆肥施用等により地力維持に努める

堆肥の利用で肥料節減 (目安牛ふん堆肥の場合1t施用で窒素2kg減量)

肥 料 名 基肥 (追肥) 穂肥高度化成444 40kg (20kg) -NK化成C20号 - - 20kg

輸入尿素 12kg (5kg) 10kg

追肥は分施の場合で茎数が少ないとき(6月中旬で400本19本株以下)に施用する基肥一発肥料でも生育量が不足している場合は穂肥に窒素で1~2kg施用する

-19--18-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

625

病害虫防除

穂肥2回89

穂肥初回726

病害虫防除

調

925

「滋賀羽二重糯」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

滋賀羽二重糯の特性

系 譜改良羽二重糯成熟期晩生品種倒伏性 弱(稈長103)耐冷性 -耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味 -収量性 中その他餅としての評価は最高級

田植日5月10日基準出穂日8月13日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 726 89

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田 ④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50~全量減量してください  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

-21--20-

省 力 施 肥 設 計 

全品種共通省力資材は窒素成分を重視して製造されていますリン酸成分の補給は収量増の効果もありまた稲体の健全化にも効果を発揮しますので必ず施用するようにしましょう

土づくり肥料資 材 名 施肥量 施用時期 備  考(20)

と れ 太 郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 コシヒカリ  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥78 722

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早生用 27 27 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 40 40 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 30 30 穂肥なし

 キヌヒカリ  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥73 710

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 NK化成C20号 25 15 10

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早 生 用 35 35 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 50 50 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 40 40 穂肥なし

 秋の詩日本晴  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥

秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15中晩生用秋の詩 30 30

穂肥なし日本晴 35 35

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生用)秋の詩 35 35

穂肥なし日本晴 40 40

-22-

良 食 味 米 資 材

100有機質肥料有機アグレット825 N8 P2 K5(基肥40 穂肥40)

粒 状 油 粕 N5 P2 K1(基肥60~80 穂肥60~80)

食味向上対策肥料(微量要素の補給)

マ グ エ ー ス F 珪酸15 苦土14 マンガン06 ホウ素01

マルチサポート2号 珪酸20 苦土12 鉄3 ホウ素01

珪酸加里プレミア 珪酸34加里20苦土4鉄2~5ホウ素01石灰7~12

 滋賀羽二重糯  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥724 87

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生) 30 30 穂肥なし

低コスト設計hellipキヌヒカリの栽培においては収量重視の為特に推奨いたします(基肥 高度化成444 穂肥 NK化成C20号を使用の場合)

品 種 名 土づくりとれ太郎

高 度 化 成 4 4 4 穂肥(1回目)NK化成C20号

穂肥(2回目)NK化成C20号基 肥 (追 肥)

コシヒカリ 80 10 5 10 10

キヌヒカリ 80 20 10 15 10

秋の詩 80 20 10 10 10

日本晴 80 20 10 10 10

滋賀羽二重糯 80 10 5 10 10

 石灰窒素を施用したほ場又は転作跡田は基肥を減らしましょうコシヒカリ キヌヒカリ日本晴 秋の詩 滋賀羽二重糯

石灰窒素施用(稲わら腐熟促進の為

10 10a施用)50減量 20減量 50減量 50減量

転作跡田(大豆野菜跡) 全量減量 30 ~ 50減量 50減量 50~全量減量

-23-

環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

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 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

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除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

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除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

-29-

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

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大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

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大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
  • P46-48
  • H4
Page 6: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

帳徹底や農薬の安全使用により消費者に安全で安心なお米を供給できるよう取り組みます⑤オーガニック(有機栽培)への取組みについて 滋賀県は「環境こだわり栽培」の深化としてオーガニック(有機栽培)農業を推進していますそれを受けJAおうみ冨士でもオーガニック栽培に取組んでおります令和2年度ではそれまでにおうみ冨士版のオーガニック栽培指針を作りその指針に則った栽培を進めてまいります

Ⅳ環境調和型農業の推進1農業排水等環境負荷軽減対策①濁水の流出防止に役立つ水田ハローによる浅水代かきや畦畔シートの設置等の普及推進を図ります

②農業用使用済みプラスティックの適正処理及び不要農薬の回収運動を積極的に推進します2化学肥料農薬の節減①施肥作業の省力化と肥料成分の流亡が軽減できる施肥田植機や緩効性肥料の普及推進を図ります

②環境にやさしく地域で一斉に取り組むことによる効率的な防除方法として無人ヘリ防除を推進します

③病害虫発生予察に基づいた必要な防除を適期に指導します

-5-

 昔より「農業の基本は土づくり」といった言葉があるように土づくりは非常に重要であります近年温暖化の進行により当JA管内の主要農産物である米の品質収量に大きな影響を及ぼしておりますまた有機物(稲わら鋤き込み)や元肥穂肥等の施肥のみでは稲の生育に必要な養分等を十分に補給することが出来ず土壌pHの改善やケイ酸の補給には土づくり肥料の投入が望ましい下表にそれぞれの成分の果たす役割をまとめましたのでご確認下さい

成分名 役割等 投入時期等

窒素(N)植物の成長に最も必要な成分葉茎の生長光合成能力の増大に必要であるが過剰だと過繁茂となり受光態勢の低下軟弱となり病害虫の影響を受けやすくなる

元肥穂肥

リン酸(P)細胞の分裂増殖に大きな役割を果たす分げつの促進に大きな役割を果たすまたデンプンの合成にも必要な成分であり不足すると登熟不良遅れの原因になる

土づくり肥料元肥

カリウム(K)根の発育を促し開花結実を促進します分げつ期や幼穂形成期に多く必要

元肥穂肥

カルシウム(Ca)(アルカリ分)

植物の細胞膜の形成強化に必要他の成分の吸収調整を図る作用もあるまた土壌pHを上げカドミウム吸収を抑制する効果がある

土づくり肥料

ケイ酸(Si)稲体に入ったケイ酸は細胞壁を硬くししっかりとした稲を作る倒伏防止につながり光合成能力の向上病気の抵抗性向上根腐れ防止効果もある

土づくり肥料

JAおうみ冨士では土づくり肥料として「とれ太郎」の散布を推奨しております

 作土の耕起深は15cm以上が望ましいとされています深く耕転することにより根を深く広く張らせることが出来稲を健全に成長させることが出来ることにより収量の増加も期待できます滋賀県の調査によると耕起深の現状は15cm以上の深耕が出来ているのは全体の約41程度に留まっております土づくり肥料を施用し深く丁寧に耕起することにより品質の向上増収を目指しましょう

土づくりについて

-6-

区 分 作 土 次 層 地     域     名

粘 質 田

粘 土 粘 土杉江木浜の浜側幸津川の北西入町長島須原の湖岸方面下堤野田の東側と墓周辺五条の東側

壌 土 粘 土

三宅大林欲賀森川原の南側山賀杉江の東側木浜今浜の堤防側幸津川の浜側播磨田の旭化成方面高木中北北小南の比留田線の北側八夫虫生の八夫側吉川の鮎家周辺

普 通 田 壌 土 壌 土

焔魔堂今宿梅田浮気千代伊勢二町古高大門横江守山下之郷吉身岡立入金森森川原赤野井矢島石田十二里開発大曲今浜服部幸津川小浜小島阿比留播磨田布施野笠原中町川田今市荒見川辺喜多田中市三宅東部西部和田駅前久野部竹生上町下町江部上屋辻町冨波甲冨波乙五之里大篠原小堤小南妙光寺比江小比江北比江乙窪西河原木部虫生八夫の比江側野田西側と家棟川より下安治須原集落周辺吉川の東出

砂 質 田壌 土 砂礫土

勝部阿村今浜の美崎側美崎水保中野新庄立田小浜の浜沿い笠原の堤防沿い川辺の笠原側喜多の堤防側川田の堤防側野洲四ツ家行畑桜生小南の大海外山出東林寺前田小中小路大中小路南桜北桜比江の堤防側乙窪の堤防側吉地比留田堤井口六条菖蒲吉川の水源地周辺野田沼干拓と日野川周辺

砂礫土 砂礫土 水保の中学校周辺

アンダーラインの地域は過去のデータでカドミウム含有量の高い結果が出ておりますので「カドミウム吸収抑制対策」として必ず土づくり肥料を施用しましょうそれ以外の地域でも年次によってはカドミウム含有量の高い数値が出る可能性がありますので土づくり肥料の施用に努めてくださいなお土づくり肥料は「とれ太郎」を推奨します

おうみ冨士管内土質一覧表

-7-

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回724

穂肥初回710

調

830

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

「コシヒカリ」 栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

コシヒカリの特性

系 譜農林22号times農林1号成熟期早生品種倒伏性 弱(稈長94)耐冷性 中耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味味香り粘り共最高収量性 中その他生産量日本一

田植日5月10日基準出穂日7月27日予定成熟日8月30日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

早い穂肥は籾数が多くなり青

未熟乳白粒心白腹白の発

生を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥

 

出穂18日前N2010a

出穂期には湛水状態を保つ

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

落水は収穫予定5日前とする

乾燥は1時間08低下目処調整

 

水分15目標

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 710 724

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は施用する必要はありません  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-9--8-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水

中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥初回73

穂肥2回710

調

827

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期 幼穂形成期有効分けつ期育 苗 期 活着期

「キヌヒカリ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

施肥設計 (低コスト設計収量UP)キヌヒカリの特性

系 譜(収2800times北陸100号)    F1times北陸96号成熟期早生品種倒伏性 強(稈長83)耐冷性 弱耐病性やや弱品 質良 質食 味良食味収量性 多その他穂発芽や心白が出易い

田植日5月3日基準出穂日7月27日予定成熟日8月27日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

初回穂肥は出穂25日前N3010a

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

普通砂質粘質田共通

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 73 710

と れ 太 郎 80kg 80kg

高 度 化 成 444 30kg 20kg 10kg

NK化成C20号 25kg 15kg 10kg

②注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~50減量してください

-11--10-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

穂肥2回85

病害虫防除

穂肥初回720

調

920

「秋 の 詩」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

秋の詩の特性

系 譜吟おうみtimesコシヒカリ成熟期中生の晩倒伏性やや弱(稈長88)耐冷性 中耐病性やや弱品 質良 質食 味味香り粘り共良質収量性やや多(日本晴より30多い10a)その他滋賀県の奨励品種

田植日5月3日基準出穂日8月9日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

ニカメイチュウの防除

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂20日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 720 85

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 718 83

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

720

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の20日前頃で幼穂長が5mm程度になったことを確認してから施用

してください(穂肥は必ず2回に分ける)  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50減量してください  倒伏の危険回避のため有効茎数確保後中干しを必ず実施してください  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-13--12-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

常時湛水 間断灌水

落水

カドミウム吸収抑制

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回725

穂肥初回711

調

915

「日本晴」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

日本晴の特性

系 譜東海7号times中新110成熟期中生の晩倒伏性中強(稈長83)耐冷性 -耐病性 中品 質良 質食 味上の下収量性 中

田植日5月3日基準出穂日8月6日予定成熟日9月15日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

水の掛け流しはしない

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂10日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂25日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18本)

を確保したら始める(7~10日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 711 725

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 79 723

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂肥

711

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~ 50減量してください

-15--14-

成熟期登熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 移植期 活着期 幼 穂形成期

浅水代かき自然減水やや深水

浅水管理中干し

間断かんがい 間断かんがい常時湛水管理(出穂前後各3週間)

larr斑点米カメムシ類対策rarr

【水管理】

「みずかがみ」栽培ごよみ 発行JAおうみ冨士

「みずかがみ」の作付には県が定める要件があります生産者の要件 環境こだわり農産物の生産計画認定を受けること       県が策定する栽培基準に沿って栽培すること       全量種子更新し自家採種は行わないこと 等上記以外にも要件があり全てを満たす必要があります詳しい要件につきましては各営農センターまでお問い合わせください

月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育期区 分主 

な 

作 

業栽培管理のポイント(は要注意事項)

温度管理の徹底で徒長と葉焼けを防止

うす播き均播を励行

十分に浸種して催芽を確実に

温湯消毒は60~62で10分間実施

(健苗の育成)

除草剤処理後は止水管理7日間

 

を遵守して除草効果を高める

活着後は浅水管理

移植後はやや深水にして活着を早める

1株の植付本数は3~4本

荒天時の移植は避ける

基肥は基準量を目安に施用

基準の栽植密度で移植

5月1日から15日を中心に移植

(移植施肥)

溝切り中干しは目標茎数の8割

 

で実施

(溝切り中干し)

出穂2~3週間前と出穂期の2回

 

草刈の徹底

(畦畔の2回連続草刈り)

カメムシ類の適期防除の実施

(病害虫防除)

刈取予定日の5日前まで間断かん

 

がいを実施

(登熟後半の水管理)

稲わらの腐熟促進のため秋耕を実施

土づくり肥料を施用

(土づくりの徹底)

185以上の網目で選別

適正な乾燥速度で胴割粒と過乾燥米

 

を防止

乾燥時の仕上げ水分は145

(乾燥調製)

胴割れに注意

刈り遅れに注意

籾黄化率85~90が刈取適期

(収 

穫)

詳しくは各営農センターまでお問い合わせください

<施肥基準(窒素成分量)>みずかがみ施肥設計

<茎数の推移>

<特性概要>

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

626 73とれ太郎 80 80

みずかがみ 基肥一発 60 60

こだわりハーフコート344 20 20

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20大豆跡については上記基準の半量を上限とする環境こだわり栽培のため化学肥料の使用量は窒素成分で4 10aを超えないようにする上表を基準とし地力に応じて加減する全量基肥施肥の場合は基肥に穂肥を加えた値を上限にする

項  目 みずかがみ コシヒカリ出 穂 期 7月22日 7月27日成 熟 期 8月26日 8月31日稈  長 86 97穂数() 407本 435本

精玄米重(10a) 610 574同上比率 (103) (100)

データは2012年~2016年の水稲奨励品種決定調査(滋賀県農業技術振興センター)の5年間平均値(5月10日植 近江八幡市安土町大中 30日苗)

最高分げつ期510本(60株植28本株)(70株植24本株)

無効分げつ

中干し開始290本(60株植16本株)(70株植14本株)

幼穂形成期450本(60株植25本株)(70株植21本株)

成熟期360本(60株植20本株)(70株植17本株)

<高品質良食味米生産の栽培ポイント>

①移植は茎数不足にならないように基準の栽植密度(湖辺50株坪湖辺砂質平坦50 ~ 60株坪中山間60株坪)より粗くしない

②基肥と穂肥は基準量を目安に施用するまた穂肥は出穂25日前(幼穂長1)に確実に施用する③出穂期成熟期ともに「コシヒカリ」「キヌヒカリ」より早いため適期を逃さずに穂肥施用防除収穫等を実施し品質低下を防止する

「みずかがみ」の作付には別途申し込みが必要です共同利用施設(カントリー)の令和元年度の「みずかがみ」につきましては野洲カントリーのみの取扱いとなっています今後につきましては状況によって検討します

-17--16-

飼料用米「吟おうみ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

 

茎数

水管理

月日 511    21 61   11   21 71   11   21 81   11   21 91   11   21 101    11

生育ステージ

作業内容および

低コストで多収を目指す 目標収量(10a)668kg≒80粒穂(times077)times450本times24g千粒田植え基準日5月10日

移植基肥

除草剤散布

溝切り

中干し

出穂期

穂揃期

落水管理

収穫期

最高分けつ期

幼穂形成期

穂肥

   (追肥)

植付本数(2~ 3本株)40 ~ 50本

550 ~ 600本

450本止水対策徹底

浅水管理 落水中干し 間断かんがい 湛水管理 間断かんがい 落水

籾を家畜に給与する場合があるので出穂以降農薬は使用しない

堆肥を活用して化成肥料を節約均一な播種育苗管理で疎稙細植え適正なほ場管理で除草剤をしっかり効かせる

原則として病害虫防除はほとんど必要ない収穫前に圃場をしっかり乾かす防除が必要な場合はP30の水稲地上病害虫防除仕様モデルを参照下さい

1播種種子量 3kg10a(種子消毒は通常の水稲栽培に準ずる)2代かき移植畦畔からの漏水防止(畦塗り畦シート畦補修)いもち病の箱施薬剤は必要ない栽植密度は通常の水稲栽培に準ずる3施肥(例)施肥設計(10a当たり)あくまで設計表は一例となっています

4除草剤通常の水稲栽培に準ずる(水稲に登録のある薬剤から選択)農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し使用すること5中干し収穫作業等に支障をきたさないよう6月中旬~7月上旬に十分干す倒伏防止対策にもなる6本田防除いもち病には強いので予防剤は必要ないが多発した場合は防除を実施するカメムシ類の防除は必要ない(ただし周辺田への影響がないよう配慮する)7収穫乾燥調製成熟期以降立毛乾燥を行い低水分(18以下)で刈り取る8土づくり多収のため連作すると地力が落ちていく心配があるので稲ワラすき込み堆肥施用等により地力維持に努める

堆肥の利用で肥料節減 (目安牛ふん堆肥の場合1t施用で窒素2kg減量)

肥 料 名 基肥 (追肥) 穂肥高度化成444 40kg (20kg) -NK化成C20号 - - 20kg

輸入尿素 12kg (5kg) 10kg

追肥は分施の場合で茎数が少ないとき(6月中旬で400本19本株以下)に施用する基肥一発肥料でも生育量が不足している場合は穂肥に窒素で1~2kg施用する

-19--18-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

625

病害虫防除

穂肥2回89

穂肥初回726

病害虫防除

調

925

「滋賀羽二重糯」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

滋賀羽二重糯の特性

系 譜改良羽二重糯成熟期晩生品種倒伏性 弱(稈長103)耐冷性 -耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味 -収量性 中その他餅としての評価は最高級

田植日5月10日基準出穂日8月13日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 726 89

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田 ④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50~全量減量してください  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

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省 力 施 肥 設 計 

全品種共通省力資材は窒素成分を重視して製造されていますリン酸成分の補給は収量増の効果もありまた稲体の健全化にも効果を発揮しますので必ず施用するようにしましょう

土づくり肥料資 材 名 施肥量 施用時期 備  考(20)

と れ 太 郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 コシヒカリ  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥78 722

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早生用 27 27 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 40 40 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 30 30 穂肥なし

 キヌヒカリ  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥73 710

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 NK化成C20号 25 15 10

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早 生 用 35 35 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 50 50 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 40 40 穂肥なし

 秋の詩日本晴  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥

秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15中晩生用秋の詩 30 30

穂肥なし日本晴 35 35

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生用)秋の詩 35 35

穂肥なし日本晴 40 40

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良 食 味 米 資 材

100有機質肥料有機アグレット825 N8 P2 K5(基肥40 穂肥40)

粒 状 油 粕 N5 P2 K1(基肥60~80 穂肥60~80)

食味向上対策肥料(微量要素の補給)

マ グ エ ー ス F 珪酸15 苦土14 マンガン06 ホウ素01

マルチサポート2号 珪酸20 苦土12 鉄3 ホウ素01

珪酸加里プレミア 珪酸34加里20苦土4鉄2~5ホウ素01石灰7~12

 滋賀羽二重糯  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥724 87

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生) 30 30 穂肥なし

低コスト設計hellipキヌヒカリの栽培においては収量重視の為特に推奨いたします(基肥 高度化成444 穂肥 NK化成C20号を使用の場合)

品 種 名 土づくりとれ太郎

高 度 化 成 4 4 4 穂肥(1回目)NK化成C20号

穂肥(2回目)NK化成C20号基 肥 (追 肥)

コシヒカリ 80 10 5 10 10

キヌヒカリ 80 20 10 15 10

秋の詩 80 20 10 10 10

日本晴 80 20 10 10 10

滋賀羽二重糯 80 10 5 10 10

 石灰窒素を施用したほ場又は転作跡田は基肥を減らしましょうコシヒカリ キヌヒカリ日本晴 秋の詩 滋賀羽二重糯

石灰窒素施用(稲わら腐熟促進の為

10 10a施用)50減量 20減量 50減量 50減量

転作跡田(大豆野菜跡) 全量減量 30 ~ 50減量 50減量 50~全量減量

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環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

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 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

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除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

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除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

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大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

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大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
  • P46-48
  • H4
Page 7: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

 昔より「農業の基本は土づくり」といった言葉があるように土づくりは非常に重要であります近年温暖化の進行により当JA管内の主要農産物である米の品質収量に大きな影響を及ぼしておりますまた有機物(稲わら鋤き込み)や元肥穂肥等の施肥のみでは稲の生育に必要な養分等を十分に補給することが出来ず土壌pHの改善やケイ酸の補給には土づくり肥料の投入が望ましい下表にそれぞれの成分の果たす役割をまとめましたのでご確認下さい

成分名 役割等 投入時期等

窒素(N)植物の成長に最も必要な成分葉茎の生長光合成能力の増大に必要であるが過剰だと過繁茂となり受光態勢の低下軟弱となり病害虫の影響を受けやすくなる

元肥穂肥

リン酸(P)細胞の分裂増殖に大きな役割を果たす分げつの促進に大きな役割を果たすまたデンプンの合成にも必要な成分であり不足すると登熟不良遅れの原因になる

土づくり肥料元肥

カリウム(K)根の発育を促し開花結実を促進します分げつ期や幼穂形成期に多く必要

元肥穂肥

カルシウム(Ca)(アルカリ分)

植物の細胞膜の形成強化に必要他の成分の吸収調整を図る作用もあるまた土壌pHを上げカドミウム吸収を抑制する効果がある

土づくり肥料

ケイ酸(Si)稲体に入ったケイ酸は細胞壁を硬くししっかりとした稲を作る倒伏防止につながり光合成能力の向上病気の抵抗性向上根腐れ防止効果もある

土づくり肥料

JAおうみ冨士では土づくり肥料として「とれ太郎」の散布を推奨しております

 作土の耕起深は15cm以上が望ましいとされています深く耕転することにより根を深く広く張らせることが出来稲を健全に成長させることが出来ることにより収量の増加も期待できます滋賀県の調査によると耕起深の現状は15cm以上の深耕が出来ているのは全体の約41程度に留まっております土づくり肥料を施用し深く丁寧に耕起することにより品質の向上増収を目指しましょう

土づくりについて

-6-

区 分 作 土 次 層 地     域     名

粘 質 田

粘 土 粘 土杉江木浜の浜側幸津川の北西入町長島須原の湖岸方面下堤野田の東側と墓周辺五条の東側

壌 土 粘 土

三宅大林欲賀森川原の南側山賀杉江の東側木浜今浜の堤防側幸津川の浜側播磨田の旭化成方面高木中北北小南の比留田線の北側八夫虫生の八夫側吉川の鮎家周辺

普 通 田 壌 土 壌 土

焔魔堂今宿梅田浮気千代伊勢二町古高大門横江守山下之郷吉身岡立入金森森川原赤野井矢島石田十二里開発大曲今浜服部幸津川小浜小島阿比留播磨田布施野笠原中町川田今市荒見川辺喜多田中市三宅東部西部和田駅前久野部竹生上町下町江部上屋辻町冨波甲冨波乙五之里大篠原小堤小南妙光寺比江小比江北比江乙窪西河原木部虫生八夫の比江側野田西側と家棟川より下安治須原集落周辺吉川の東出

砂 質 田壌 土 砂礫土

勝部阿村今浜の美崎側美崎水保中野新庄立田小浜の浜沿い笠原の堤防沿い川辺の笠原側喜多の堤防側川田の堤防側野洲四ツ家行畑桜生小南の大海外山出東林寺前田小中小路大中小路南桜北桜比江の堤防側乙窪の堤防側吉地比留田堤井口六条菖蒲吉川の水源地周辺野田沼干拓と日野川周辺

砂礫土 砂礫土 水保の中学校周辺

アンダーラインの地域は過去のデータでカドミウム含有量の高い結果が出ておりますので「カドミウム吸収抑制対策」として必ず土づくり肥料を施用しましょうそれ以外の地域でも年次によってはカドミウム含有量の高い数値が出る可能性がありますので土づくり肥料の施用に努めてくださいなお土づくり肥料は「とれ太郎」を推奨します

おうみ冨士管内土質一覧表

-7-

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回724

穂肥初回710

調

830

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

「コシヒカリ」 栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

コシヒカリの特性

系 譜農林22号times農林1号成熟期早生品種倒伏性 弱(稈長94)耐冷性 中耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味味香り粘り共最高収量性 中その他生産量日本一

田植日5月10日基準出穂日7月27日予定成熟日8月30日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

早い穂肥は籾数が多くなり青

未熟乳白粒心白腹白の発

生を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥

 

出穂18日前N2010a

出穂期には湛水状態を保つ

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

落水は収穫予定5日前とする

乾燥は1時間08低下目処調整

 

水分15目標

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 710 724

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は施用する必要はありません  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-9--8-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水

中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥初回73

穂肥2回710

調

827

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期 幼穂形成期有効分けつ期育 苗 期 活着期

「キヌヒカリ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

施肥設計 (低コスト設計収量UP)キヌヒカリの特性

系 譜(収2800times北陸100号)    F1times北陸96号成熟期早生品種倒伏性 強(稈長83)耐冷性 弱耐病性やや弱品 質良 質食 味良食味収量性 多その他穂発芽や心白が出易い

田植日5月3日基準出穂日7月27日予定成熟日8月27日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

初回穂肥は出穂25日前N3010a

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

普通砂質粘質田共通

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 73 710

と れ 太 郎 80kg 80kg

高 度 化 成 444 30kg 20kg 10kg

NK化成C20号 25kg 15kg 10kg

②注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~50減量してください

-11--10-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

穂肥2回85

病害虫防除

穂肥初回720

調

920

「秋 の 詩」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

秋の詩の特性

系 譜吟おうみtimesコシヒカリ成熟期中生の晩倒伏性やや弱(稈長88)耐冷性 中耐病性やや弱品 質良 質食 味味香り粘り共良質収量性やや多(日本晴より30多い10a)その他滋賀県の奨励品種

田植日5月3日基準出穂日8月9日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

ニカメイチュウの防除

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂20日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 720 85

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 718 83

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

720

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の20日前頃で幼穂長が5mm程度になったことを確認してから施用

してください(穂肥は必ず2回に分ける)  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50減量してください  倒伏の危険回避のため有効茎数確保後中干しを必ず実施してください  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-13--12-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

常時湛水 間断灌水

落水

カドミウム吸収抑制

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回725

穂肥初回711

調

915

「日本晴」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

日本晴の特性

系 譜東海7号times中新110成熟期中生の晩倒伏性中強(稈長83)耐冷性 -耐病性 中品 質良 質食 味上の下収量性 中

田植日5月3日基準出穂日8月6日予定成熟日9月15日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

水の掛け流しはしない

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂10日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂25日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18本)

を確保したら始める(7~10日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 711 725

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 79 723

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂肥

711

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~ 50減量してください

-15--14-

成熟期登熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 移植期 活着期 幼 穂形成期

浅水代かき自然減水やや深水

浅水管理中干し

間断かんがい 間断かんがい常時湛水管理(出穂前後各3週間)

larr斑点米カメムシ類対策rarr

【水管理】

「みずかがみ」栽培ごよみ 発行JAおうみ冨士

「みずかがみ」の作付には県が定める要件があります生産者の要件 環境こだわり農産物の生産計画認定を受けること       県が策定する栽培基準に沿って栽培すること       全量種子更新し自家採種は行わないこと 等上記以外にも要件があり全てを満たす必要があります詳しい要件につきましては各営農センターまでお問い合わせください

月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育期区 分主 

な 

作 

業栽培管理のポイント(は要注意事項)

温度管理の徹底で徒長と葉焼けを防止

うす播き均播を励行

十分に浸種して催芽を確実に

温湯消毒は60~62で10分間実施

(健苗の育成)

除草剤処理後は止水管理7日間

 

を遵守して除草効果を高める

活着後は浅水管理

移植後はやや深水にして活着を早める

1株の植付本数は3~4本

荒天時の移植は避ける

基肥は基準量を目安に施用

基準の栽植密度で移植

5月1日から15日を中心に移植

(移植施肥)

溝切り中干しは目標茎数の8割

 

で実施

(溝切り中干し)

出穂2~3週間前と出穂期の2回

 

草刈の徹底

(畦畔の2回連続草刈り)

カメムシ類の適期防除の実施

(病害虫防除)

刈取予定日の5日前まで間断かん

 

がいを実施

(登熟後半の水管理)

稲わらの腐熟促進のため秋耕を実施

土づくり肥料を施用

(土づくりの徹底)

185以上の網目で選別

適正な乾燥速度で胴割粒と過乾燥米

 

を防止

乾燥時の仕上げ水分は145

(乾燥調製)

胴割れに注意

刈り遅れに注意

籾黄化率85~90が刈取適期

(収 

穫)

詳しくは各営農センターまでお問い合わせください

<施肥基準(窒素成分量)>みずかがみ施肥設計

<茎数の推移>

<特性概要>

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

626 73とれ太郎 80 80

みずかがみ 基肥一発 60 60

こだわりハーフコート344 20 20

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20大豆跡については上記基準の半量を上限とする環境こだわり栽培のため化学肥料の使用量は窒素成分で4 10aを超えないようにする上表を基準とし地力に応じて加減する全量基肥施肥の場合は基肥に穂肥を加えた値を上限にする

項  目 みずかがみ コシヒカリ出 穂 期 7月22日 7月27日成 熟 期 8月26日 8月31日稈  長 86 97穂数() 407本 435本

精玄米重(10a) 610 574同上比率 (103) (100)

データは2012年~2016年の水稲奨励品種決定調査(滋賀県農業技術振興センター)の5年間平均値(5月10日植 近江八幡市安土町大中 30日苗)

最高分げつ期510本(60株植28本株)(70株植24本株)

無効分げつ

中干し開始290本(60株植16本株)(70株植14本株)

幼穂形成期450本(60株植25本株)(70株植21本株)

成熟期360本(60株植20本株)(70株植17本株)

<高品質良食味米生産の栽培ポイント>

①移植は茎数不足にならないように基準の栽植密度(湖辺50株坪湖辺砂質平坦50 ~ 60株坪中山間60株坪)より粗くしない

②基肥と穂肥は基準量を目安に施用するまた穂肥は出穂25日前(幼穂長1)に確実に施用する③出穂期成熟期ともに「コシヒカリ」「キヌヒカリ」より早いため適期を逃さずに穂肥施用防除収穫等を実施し品質低下を防止する

「みずかがみ」の作付には別途申し込みが必要です共同利用施設(カントリー)の令和元年度の「みずかがみ」につきましては野洲カントリーのみの取扱いとなっています今後につきましては状況によって検討します

-17--16-

飼料用米「吟おうみ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

 

茎数

水管理

月日 511    21 61   11   21 71   11   21 81   11   21 91   11   21 101    11

生育ステージ

作業内容および

低コストで多収を目指す 目標収量(10a)668kg≒80粒穂(times077)times450本times24g千粒田植え基準日5月10日

移植基肥

除草剤散布

溝切り

中干し

出穂期

穂揃期

落水管理

収穫期

最高分けつ期

幼穂形成期

穂肥

   (追肥)

植付本数(2~ 3本株)40 ~ 50本

550 ~ 600本

450本止水対策徹底

浅水管理 落水中干し 間断かんがい 湛水管理 間断かんがい 落水

籾を家畜に給与する場合があるので出穂以降農薬は使用しない

堆肥を活用して化成肥料を節約均一な播種育苗管理で疎稙細植え適正なほ場管理で除草剤をしっかり効かせる

原則として病害虫防除はほとんど必要ない収穫前に圃場をしっかり乾かす防除が必要な場合はP30の水稲地上病害虫防除仕様モデルを参照下さい

1播種種子量 3kg10a(種子消毒は通常の水稲栽培に準ずる)2代かき移植畦畔からの漏水防止(畦塗り畦シート畦補修)いもち病の箱施薬剤は必要ない栽植密度は通常の水稲栽培に準ずる3施肥(例)施肥設計(10a当たり)あくまで設計表は一例となっています

4除草剤通常の水稲栽培に準ずる(水稲に登録のある薬剤から選択)農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し使用すること5中干し収穫作業等に支障をきたさないよう6月中旬~7月上旬に十分干す倒伏防止対策にもなる6本田防除いもち病には強いので予防剤は必要ないが多発した場合は防除を実施するカメムシ類の防除は必要ない(ただし周辺田への影響がないよう配慮する)7収穫乾燥調製成熟期以降立毛乾燥を行い低水分(18以下)で刈り取る8土づくり多収のため連作すると地力が落ちていく心配があるので稲ワラすき込み堆肥施用等により地力維持に努める

堆肥の利用で肥料節減 (目安牛ふん堆肥の場合1t施用で窒素2kg減量)

肥 料 名 基肥 (追肥) 穂肥高度化成444 40kg (20kg) -NK化成C20号 - - 20kg

輸入尿素 12kg (5kg) 10kg

追肥は分施の場合で茎数が少ないとき(6月中旬で400本19本株以下)に施用する基肥一発肥料でも生育量が不足している場合は穂肥に窒素で1~2kg施用する

-19--18-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

625

病害虫防除

穂肥2回89

穂肥初回726

病害虫防除

調

925

「滋賀羽二重糯」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

滋賀羽二重糯の特性

系 譜改良羽二重糯成熟期晩生品種倒伏性 弱(稈長103)耐冷性 -耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味 -収量性 中その他餅としての評価は最高級

田植日5月10日基準出穂日8月13日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 726 89

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田 ④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50~全量減量してください  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

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省 力 施 肥 設 計 

全品種共通省力資材は窒素成分を重視して製造されていますリン酸成分の補給は収量増の効果もありまた稲体の健全化にも効果を発揮しますので必ず施用するようにしましょう

土づくり肥料資 材 名 施肥量 施用時期 備  考(20)

と れ 太 郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 コシヒカリ  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥78 722

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早生用 27 27 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 40 40 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 30 30 穂肥なし

 キヌヒカリ  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥73 710

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 NK化成C20号 25 15 10

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早 生 用 35 35 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 50 50 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 40 40 穂肥なし

 秋の詩日本晴  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥

秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15中晩生用秋の詩 30 30

穂肥なし日本晴 35 35

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生用)秋の詩 35 35

穂肥なし日本晴 40 40

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良 食 味 米 資 材

100有機質肥料有機アグレット825 N8 P2 K5(基肥40 穂肥40)

粒 状 油 粕 N5 P2 K1(基肥60~80 穂肥60~80)

食味向上対策肥料(微量要素の補給)

マ グ エ ー ス F 珪酸15 苦土14 マンガン06 ホウ素01

マルチサポート2号 珪酸20 苦土12 鉄3 ホウ素01

珪酸加里プレミア 珪酸34加里20苦土4鉄2~5ホウ素01石灰7~12

 滋賀羽二重糯  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥724 87

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生) 30 30 穂肥なし

低コスト設計hellipキヌヒカリの栽培においては収量重視の為特に推奨いたします(基肥 高度化成444 穂肥 NK化成C20号を使用の場合)

品 種 名 土づくりとれ太郎

高 度 化 成 4 4 4 穂肥(1回目)NK化成C20号

穂肥(2回目)NK化成C20号基 肥 (追 肥)

コシヒカリ 80 10 5 10 10

キヌヒカリ 80 20 10 15 10

秋の詩 80 20 10 10 10

日本晴 80 20 10 10 10

滋賀羽二重糯 80 10 5 10 10

 石灰窒素を施用したほ場又は転作跡田は基肥を減らしましょうコシヒカリ キヌヒカリ日本晴 秋の詩 滋賀羽二重糯

石灰窒素施用(稲わら腐熟促進の為

10 10a施用)50減量 20減量 50減量 50減量

転作跡田(大豆野菜跡) 全量減量 30 ~ 50減量 50減量 50~全量減量

-23-

環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

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 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

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除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

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除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

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大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

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大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
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Page 8: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

区 分 作 土 次 層 地     域     名

粘 質 田

粘 土 粘 土杉江木浜の浜側幸津川の北西入町長島須原の湖岸方面下堤野田の東側と墓周辺五条の東側

壌 土 粘 土

三宅大林欲賀森川原の南側山賀杉江の東側木浜今浜の堤防側幸津川の浜側播磨田の旭化成方面高木中北北小南の比留田線の北側八夫虫生の八夫側吉川の鮎家周辺

普 通 田 壌 土 壌 土

焔魔堂今宿梅田浮気千代伊勢二町古高大門横江守山下之郷吉身岡立入金森森川原赤野井矢島石田十二里開発大曲今浜服部幸津川小浜小島阿比留播磨田布施野笠原中町川田今市荒見川辺喜多田中市三宅東部西部和田駅前久野部竹生上町下町江部上屋辻町冨波甲冨波乙五之里大篠原小堤小南妙光寺比江小比江北比江乙窪西河原木部虫生八夫の比江側野田西側と家棟川より下安治須原集落周辺吉川の東出

砂 質 田壌 土 砂礫土

勝部阿村今浜の美崎側美崎水保中野新庄立田小浜の浜沿い笠原の堤防沿い川辺の笠原側喜多の堤防側川田の堤防側野洲四ツ家行畑桜生小南の大海外山出東林寺前田小中小路大中小路南桜北桜比江の堤防側乙窪の堤防側吉地比留田堤井口六条菖蒲吉川の水源地周辺野田沼干拓と日野川周辺

砂礫土 砂礫土 水保の中学校周辺

アンダーラインの地域は過去のデータでカドミウム含有量の高い結果が出ておりますので「カドミウム吸収抑制対策」として必ず土づくり肥料を施用しましょうそれ以外の地域でも年次によってはカドミウム含有量の高い数値が出る可能性がありますので土づくり肥料の施用に努めてくださいなお土づくり肥料は「とれ太郎」を推奨します

おうみ冨士管内土質一覧表

-7-

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回724

穂肥初回710

調

830

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

「コシヒカリ」 栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

コシヒカリの特性

系 譜農林22号times農林1号成熟期早生品種倒伏性 弱(稈長94)耐冷性 中耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味味香り粘り共最高収量性 中その他生産量日本一

田植日5月10日基準出穂日7月27日予定成熟日8月30日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

早い穂肥は籾数が多くなり青

未熟乳白粒心白腹白の発

生を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥

 

出穂18日前N2010a

出穂期には湛水状態を保つ

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

落水は収穫予定5日前とする

乾燥は1時間08低下目処調整

 

水分15目標

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 710 724

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は施用する必要はありません  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-9--8-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水

中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥初回73

穂肥2回710

調

827

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期 幼穂形成期有効分けつ期育 苗 期 活着期

「キヌヒカリ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

施肥設計 (低コスト設計収量UP)キヌヒカリの特性

系 譜(収2800times北陸100号)    F1times北陸96号成熟期早生品種倒伏性 強(稈長83)耐冷性 弱耐病性やや弱品 質良 質食 味良食味収量性 多その他穂発芽や心白が出易い

田植日5月3日基準出穂日7月27日予定成熟日8月27日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

初回穂肥は出穂25日前N3010a

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

普通砂質粘質田共通

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 73 710

と れ 太 郎 80kg 80kg

高 度 化 成 444 30kg 20kg 10kg

NK化成C20号 25kg 15kg 10kg

②注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~50減量してください

-11--10-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

穂肥2回85

病害虫防除

穂肥初回720

調

920

「秋 の 詩」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

秋の詩の特性

系 譜吟おうみtimesコシヒカリ成熟期中生の晩倒伏性やや弱(稈長88)耐冷性 中耐病性やや弱品 質良 質食 味味香り粘り共良質収量性やや多(日本晴より30多い10a)その他滋賀県の奨励品種

田植日5月3日基準出穂日8月9日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

ニカメイチュウの防除

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂20日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 720 85

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 718 83

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

720

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の20日前頃で幼穂長が5mm程度になったことを確認してから施用

してください(穂肥は必ず2回に分ける)  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50減量してください  倒伏の危険回避のため有効茎数確保後中干しを必ず実施してください  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-13--12-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

常時湛水 間断灌水

落水

カドミウム吸収抑制

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回725

穂肥初回711

調

915

「日本晴」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

日本晴の特性

系 譜東海7号times中新110成熟期中生の晩倒伏性中強(稈長83)耐冷性 -耐病性 中品 質良 質食 味上の下収量性 中

田植日5月3日基準出穂日8月6日予定成熟日9月15日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

水の掛け流しはしない

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂10日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂25日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18本)

を確保したら始める(7~10日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 711 725

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 79 723

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂肥

711

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~ 50減量してください

-15--14-

成熟期登熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 移植期 活着期 幼 穂形成期

浅水代かき自然減水やや深水

浅水管理中干し

間断かんがい 間断かんがい常時湛水管理(出穂前後各3週間)

larr斑点米カメムシ類対策rarr

【水管理】

「みずかがみ」栽培ごよみ 発行JAおうみ冨士

「みずかがみ」の作付には県が定める要件があります生産者の要件 環境こだわり農産物の生産計画認定を受けること       県が策定する栽培基準に沿って栽培すること       全量種子更新し自家採種は行わないこと 等上記以外にも要件があり全てを満たす必要があります詳しい要件につきましては各営農センターまでお問い合わせください

月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育期区 分主 

な 

作 

業栽培管理のポイント(は要注意事項)

温度管理の徹底で徒長と葉焼けを防止

うす播き均播を励行

十分に浸種して催芽を確実に

温湯消毒は60~62で10分間実施

(健苗の育成)

除草剤処理後は止水管理7日間

 

を遵守して除草効果を高める

活着後は浅水管理

移植後はやや深水にして活着を早める

1株の植付本数は3~4本

荒天時の移植は避ける

基肥は基準量を目安に施用

基準の栽植密度で移植

5月1日から15日を中心に移植

(移植施肥)

溝切り中干しは目標茎数の8割

 

で実施

(溝切り中干し)

出穂2~3週間前と出穂期の2回

 

草刈の徹底

(畦畔の2回連続草刈り)

カメムシ類の適期防除の実施

(病害虫防除)

刈取予定日の5日前まで間断かん

 

がいを実施

(登熟後半の水管理)

稲わらの腐熟促進のため秋耕を実施

土づくり肥料を施用

(土づくりの徹底)

185以上の網目で選別

適正な乾燥速度で胴割粒と過乾燥米

 

を防止

乾燥時の仕上げ水分は145

(乾燥調製)

胴割れに注意

刈り遅れに注意

籾黄化率85~90が刈取適期

(収 

穫)

詳しくは各営農センターまでお問い合わせください

<施肥基準(窒素成分量)>みずかがみ施肥設計

<茎数の推移>

<特性概要>

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

626 73とれ太郎 80 80

みずかがみ 基肥一発 60 60

こだわりハーフコート344 20 20

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20大豆跡については上記基準の半量を上限とする環境こだわり栽培のため化学肥料の使用量は窒素成分で4 10aを超えないようにする上表を基準とし地力に応じて加減する全量基肥施肥の場合は基肥に穂肥を加えた値を上限にする

項  目 みずかがみ コシヒカリ出 穂 期 7月22日 7月27日成 熟 期 8月26日 8月31日稈  長 86 97穂数() 407本 435本

精玄米重(10a) 610 574同上比率 (103) (100)

データは2012年~2016年の水稲奨励品種決定調査(滋賀県農業技術振興センター)の5年間平均値(5月10日植 近江八幡市安土町大中 30日苗)

最高分げつ期510本(60株植28本株)(70株植24本株)

無効分げつ

中干し開始290本(60株植16本株)(70株植14本株)

幼穂形成期450本(60株植25本株)(70株植21本株)

成熟期360本(60株植20本株)(70株植17本株)

<高品質良食味米生産の栽培ポイント>

①移植は茎数不足にならないように基準の栽植密度(湖辺50株坪湖辺砂質平坦50 ~ 60株坪中山間60株坪)より粗くしない

②基肥と穂肥は基準量を目安に施用するまた穂肥は出穂25日前(幼穂長1)に確実に施用する③出穂期成熟期ともに「コシヒカリ」「キヌヒカリ」より早いため適期を逃さずに穂肥施用防除収穫等を実施し品質低下を防止する

「みずかがみ」の作付には別途申し込みが必要です共同利用施設(カントリー)の令和元年度の「みずかがみ」につきましては野洲カントリーのみの取扱いとなっています今後につきましては状況によって検討します

-17--16-

飼料用米「吟おうみ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

 

茎数

水管理

月日 511    21 61   11   21 71   11   21 81   11   21 91   11   21 101    11

生育ステージ

作業内容および

低コストで多収を目指す 目標収量(10a)668kg≒80粒穂(times077)times450本times24g千粒田植え基準日5月10日

移植基肥

除草剤散布

溝切り

中干し

出穂期

穂揃期

落水管理

収穫期

最高分けつ期

幼穂形成期

穂肥

   (追肥)

植付本数(2~ 3本株)40 ~ 50本

550 ~ 600本

450本止水対策徹底

浅水管理 落水中干し 間断かんがい 湛水管理 間断かんがい 落水

籾を家畜に給与する場合があるので出穂以降農薬は使用しない

堆肥を活用して化成肥料を節約均一な播種育苗管理で疎稙細植え適正なほ場管理で除草剤をしっかり効かせる

原則として病害虫防除はほとんど必要ない収穫前に圃場をしっかり乾かす防除が必要な場合はP30の水稲地上病害虫防除仕様モデルを参照下さい

1播種種子量 3kg10a(種子消毒は通常の水稲栽培に準ずる)2代かき移植畦畔からの漏水防止(畦塗り畦シート畦補修)いもち病の箱施薬剤は必要ない栽植密度は通常の水稲栽培に準ずる3施肥(例)施肥設計(10a当たり)あくまで設計表は一例となっています

4除草剤通常の水稲栽培に準ずる(水稲に登録のある薬剤から選択)農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し使用すること5中干し収穫作業等に支障をきたさないよう6月中旬~7月上旬に十分干す倒伏防止対策にもなる6本田防除いもち病には強いので予防剤は必要ないが多発した場合は防除を実施するカメムシ類の防除は必要ない(ただし周辺田への影響がないよう配慮する)7収穫乾燥調製成熟期以降立毛乾燥を行い低水分(18以下)で刈り取る8土づくり多収のため連作すると地力が落ちていく心配があるので稲ワラすき込み堆肥施用等により地力維持に努める

堆肥の利用で肥料節減 (目安牛ふん堆肥の場合1t施用で窒素2kg減量)

肥 料 名 基肥 (追肥) 穂肥高度化成444 40kg (20kg) -NK化成C20号 - - 20kg

輸入尿素 12kg (5kg) 10kg

追肥は分施の場合で茎数が少ないとき(6月中旬で400本19本株以下)に施用する基肥一発肥料でも生育量が不足している場合は穂肥に窒素で1~2kg施用する

-19--18-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

625

病害虫防除

穂肥2回89

穂肥初回726

病害虫防除

調

925

「滋賀羽二重糯」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

滋賀羽二重糯の特性

系 譜改良羽二重糯成熟期晩生品種倒伏性 弱(稈長103)耐冷性 -耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味 -収量性 中その他餅としての評価は最高級

田植日5月10日基準出穂日8月13日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 726 89

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田 ④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50~全量減量してください  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

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省 力 施 肥 設 計 

全品種共通省力資材は窒素成分を重視して製造されていますリン酸成分の補給は収量増の効果もありまた稲体の健全化にも効果を発揮しますので必ず施用するようにしましょう

土づくり肥料資 材 名 施肥量 施用時期 備  考(20)

と れ 太 郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 コシヒカリ  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥78 722

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早生用 27 27 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 40 40 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 30 30 穂肥なし

 キヌヒカリ  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥73 710

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 NK化成C20号 25 15 10

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早 生 用 35 35 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 50 50 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 40 40 穂肥なし

 秋の詩日本晴  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥

秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15中晩生用秋の詩 30 30

穂肥なし日本晴 35 35

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生用)秋の詩 35 35

穂肥なし日本晴 40 40

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良 食 味 米 資 材

100有機質肥料有機アグレット825 N8 P2 K5(基肥40 穂肥40)

粒 状 油 粕 N5 P2 K1(基肥60~80 穂肥60~80)

食味向上対策肥料(微量要素の補給)

マ グ エ ー ス F 珪酸15 苦土14 マンガン06 ホウ素01

マルチサポート2号 珪酸20 苦土12 鉄3 ホウ素01

珪酸加里プレミア 珪酸34加里20苦土4鉄2~5ホウ素01石灰7~12

 滋賀羽二重糯  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥724 87

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生) 30 30 穂肥なし

低コスト設計hellipキヌヒカリの栽培においては収量重視の為特に推奨いたします(基肥 高度化成444 穂肥 NK化成C20号を使用の場合)

品 種 名 土づくりとれ太郎

高 度 化 成 4 4 4 穂肥(1回目)NK化成C20号

穂肥(2回目)NK化成C20号基 肥 (追 肥)

コシヒカリ 80 10 5 10 10

キヌヒカリ 80 20 10 15 10

秋の詩 80 20 10 10 10

日本晴 80 20 10 10 10

滋賀羽二重糯 80 10 5 10 10

 石灰窒素を施用したほ場又は転作跡田は基肥を減らしましょうコシヒカリ キヌヒカリ日本晴 秋の詩 滋賀羽二重糯

石灰窒素施用(稲わら腐熟促進の為

10 10a施用)50減量 20減量 50減量 50減量

転作跡田(大豆野菜跡) 全量減量 30 ~ 50減量 50減量 50~全量減量

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環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

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 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

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除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

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除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

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大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

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大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
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  • H4
Page 9: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回724

穂肥初回710

調

830

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

「コシヒカリ」 栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

コシヒカリの特性

系 譜農林22号times農林1号成熟期早生品種倒伏性 弱(稈長94)耐冷性 中耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味味香り粘り共最高収量性 中その他生産量日本一

田植日5月10日基準出穂日7月27日予定成熟日8月30日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

早い穂肥は籾数が多くなり青

未熟乳白粒心白腹白の発

生を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥

 

出穂18日前N2010a

出穂期には湛水状態を保つ

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

落水は収穫予定5日前とする

乾燥は1時間08低下目処調整

 

水分15目標

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 710 724

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 78 722

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は施用する必要はありません  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-9--8-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水

中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥初回73

穂肥2回710

調

827

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期 幼穂形成期有効分けつ期育 苗 期 活着期

「キヌヒカリ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

施肥設計 (低コスト設計収量UP)キヌヒカリの特性

系 譜(収2800times北陸100号)    F1times北陸96号成熟期早生品種倒伏性 強(稈長83)耐冷性 弱耐病性やや弱品 質良 質食 味良食味収量性 多その他穂発芽や心白が出易い

田植日5月3日基準出穂日7月27日予定成熟日8月27日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

初回穂肥は出穂25日前N3010a

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

普通砂質粘質田共通

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 73 710

と れ 太 郎 80kg 80kg

高 度 化 成 444 30kg 20kg 10kg

NK化成C20号 25kg 15kg 10kg

②注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~50減量してください

-11--10-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

穂肥2回85

病害虫防除

穂肥初回720

調

920

「秋 の 詩」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

秋の詩の特性

系 譜吟おうみtimesコシヒカリ成熟期中生の晩倒伏性やや弱(稈長88)耐冷性 中耐病性やや弱品 質良 質食 味味香り粘り共良質収量性やや多(日本晴より30多い10a)その他滋賀県の奨励品種

田植日5月3日基準出穂日8月9日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

ニカメイチュウの防除

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂20日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 720 85

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 718 83

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

720

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の20日前頃で幼穂長が5mm程度になったことを確認してから施用

してください(穂肥は必ず2回に分ける)  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50減量してください  倒伏の危険回避のため有効茎数確保後中干しを必ず実施してください  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-13--12-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

常時湛水 間断灌水

落水

カドミウム吸収抑制

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回725

穂肥初回711

調

915

「日本晴」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

日本晴の特性

系 譜東海7号times中新110成熟期中生の晩倒伏性中強(稈長83)耐冷性 -耐病性 中品 質良 質食 味上の下収量性 中

田植日5月3日基準出穂日8月6日予定成熟日9月15日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

水の掛け流しはしない

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂10日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂25日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18本)

を確保したら始める(7~10日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 711 725

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 79 723

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂肥

711

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~ 50減量してください

-15--14-

成熟期登熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 移植期 活着期 幼 穂形成期

浅水代かき自然減水やや深水

浅水管理中干し

間断かんがい 間断かんがい常時湛水管理(出穂前後各3週間)

larr斑点米カメムシ類対策rarr

【水管理】

「みずかがみ」栽培ごよみ 発行JAおうみ冨士

「みずかがみ」の作付には県が定める要件があります生産者の要件 環境こだわり農産物の生産計画認定を受けること       県が策定する栽培基準に沿って栽培すること       全量種子更新し自家採種は行わないこと 等上記以外にも要件があり全てを満たす必要があります詳しい要件につきましては各営農センターまでお問い合わせください

月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育期区 分主 

な 

作 

業栽培管理のポイント(は要注意事項)

温度管理の徹底で徒長と葉焼けを防止

うす播き均播を励行

十分に浸種して催芽を確実に

温湯消毒は60~62で10分間実施

(健苗の育成)

除草剤処理後は止水管理7日間

 

を遵守して除草効果を高める

活着後は浅水管理

移植後はやや深水にして活着を早める

1株の植付本数は3~4本

荒天時の移植は避ける

基肥は基準量を目安に施用

基準の栽植密度で移植

5月1日から15日を中心に移植

(移植施肥)

溝切り中干しは目標茎数の8割

 

で実施

(溝切り中干し)

出穂2~3週間前と出穂期の2回

 

草刈の徹底

(畦畔の2回連続草刈り)

カメムシ類の適期防除の実施

(病害虫防除)

刈取予定日の5日前まで間断かん

 

がいを実施

(登熟後半の水管理)

稲わらの腐熟促進のため秋耕を実施

土づくり肥料を施用

(土づくりの徹底)

185以上の網目で選別

適正な乾燥速度で胴割粒と過乾燥米

 

を防止

乾燥時の仕上げ水分は145

(乾燥調製)

胴割れに注意

刈り遅れに注意

籾黄化率85~90が刈取適期

(収 

穫)

詳しくは各営農センターまでお問い合わせください

<施肥基準(窒素成分量)>みずかがみ施肥設計

<茎数の推移>

<特性概要>

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

626 73とれ太郎 80 80

みずかがみ 基肥一発 60 60

こだわりハーフコート344 20 20

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20大豆跡については上記基準の半量を上限とする環境こだわり栽培のため化学肥料の使用量は窒素成分で4 10aを超えないようにする上表を基準とし地力に応じて加減する全量基肥施肥の場合は基肥に穂肥を加えた値を上限にする

項  目 みずかがみ コシヒカリ出 穂 期 7月22日 7月27日成 熟 期 8月26日 8月31日稈  長 86 97穂数() 407本 435本

精玄米重(10a) 610 574同上比率 (103) (100)

データは2012年~2016年の水稲奨励品種決定調査(滋賀県農業技術振興センター)の5年間平均値(5月10日植 近江八幡市安土町大中 30日苗)

最高分げつ期510本(60株植28本株)(70株植24本株)

無効分げつ

中干し開始290本(60株植16本株)(70株植14本株)

幼穂形成期450本(60株植25本株)(70株植21本株)

成熟期360本(60株植20本株)(70株植17本株)

<高品質良食味米生産の栽培ポイント>

①移植は茎数不足にならないように基準の栽植密度(湖辺50株坪湖辺砂質平坦50 ~ 60株坪中山間60株坪)より粗くしない

②基肥と穂肥は基準量を目安に施用するまた穂肥は出穂25日前(幼穂長1)に確実に施用する③出穂期成熟期ともに「コシヒカリ」「キヌヒカリ」より早いため適期を逃さずに穂肥施用防除収穫等を実施し品質低下を防止する

「みずかがみ」の作付には別途申し込みが必要です共同利用施設(カントリー)の令和元年度の「みずかがみ」につきましては野洲カントリーのみの取扱いとなっています今後につきましては状況によって検討します

-17--16-

飼料用米「吟おうみ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

 

茎数

水管理

月日 511    21 61   11   21 71   11   21 81   11   21 91   11   21 101    11

生育ステージ

作業内容および

低コストで多収を目指す 目標収量(10a)668kg≒80粒穂(times077)times450本times24g千粒田植え基準日5月10日

移植基肥

除草剤散布

溝切り

中干し

出穂期

穂揃期

落水管理

収穫期

最高分けつ期

幼穂形成期

穂肥

   (追肥)

植付本数(2~ 3本株)40 ~ 50本

550 ~ 600本

450本止水対策徹底

浅水管理 落水中干し 間断かんがい 湛水管理 間断かんがい 落水

籾を家畜に給与する場合があるので出穂以降農薬は使用しない

堆肥を活用して化成肥料を節約均一な播種育苗管理で疎稙細植え適正なほ場管理で除草剤をしっかり効かせる

原則として病害虫防除はほとんど必要ない収穫前に圃場をしっかり乾かす防除が必要な場合はP30の水稲地上病害虫防除仕様モデルを参照下さい

1播種種子量 3kg10a(種子消毒は通常の水稲栽培に準ずる)2代かき移植畦畔からの漏水防止(畦塗り畦シート畦補修)いもち病の箱施薬剤は必要ない栽植密度は通常の水稲栽培に準ずる3施肥(例)施肥設計(10a当たり)あくまで設計表は一例となっています

4除草剤通常の水稲栽培に準ずる(水稲に登録のある薬剤から選択)農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し使用すること5中干し収穫作業等に支障をきたさないよう6月中旬~7月上旬に十分干す倒伏防止対策にもなる6本田防除いもち病には強いので予防剤は必要ないが多発した場合は防除を実施するカメムシ類の防除は必要ない(ただし周辺田への影響がないよう配慮する)7収穫乾燥調製成熟期以降立毛乾燥を行い低水分(18以下)で刈り取る8土づくり多収のため連作すると地力が落ちていく心配があるので稲ワラすき込み堆肥施用等により地力維持に努める

堆肥の利用で肥料節減 (目安牛ふん堆肥の場合1t施用で窒素2kg減量)

肥 料 名 基肥 (追肥) 穂肥高度化成444 40kg (20kg) -NK化成C20号 - - 20kg

輸入尿素 12kg (5kg) 10kg

追肥は分施の場合で茎数が少ないとき(6月中旬で400本19本株以下)に施用する基肥一発肥料でも生育量が不足している場合は穂肥に窒素で1~2kg施用する

-19--18-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

625

病害虫防除

穂肥2回89

穂肥初回726

病害虫防除

調

925

「滋賀羽二重糯」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

滋賀羽二重糯の特性

系 譜改良羽二重糯成熟期晩生品種倒伏性 弱(稈長103)耐冷性 -耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味 -収量性 中その他餅としての評価は最高級

田植日5月10日基準出穂日8月13日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 726 89

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田 ④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50~全量減量してください  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

-21--20-

省 力 施 肥 設 計 

全品種共通省力資材は窒素成分を重視して製造されていますリン酸成分の補給は収量増の効果もありまた稲体の健全化にも効果を発揮しますので必ず施用するようにしましょう

土づくり肥料資 材 名 施肥量 施用時期 備  考(20)

と れ 太 郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 コシヒカリ  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥78 722

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早生用 27 27 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 40 40 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 30 30 穂肥なし

 キヌヒカリ  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥73 710

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 NK化成C20号 25 15 10

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早 生 用 35 35 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 50 50 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 40 40 穂肥なし

 秋の詩日本晴  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥

秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15中晩生用秋の詩 30 30

穂肥なし日本晴 35 35

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生用)秋の詩 35 35

穂肥なし日本晴 40 40

-22-

良 食 味 米 資 材

100有機質肥料有機アグレット825 N8 P2 K5(基肥40 穂肥40)

粒 状 油 粕 N5 P2 K1(基肥60~80 穂肥60~80)

食味向上対策肥料(微量要素の補給)

マ グ エ ー ス F 珪酸15 苦土14 マンガン06 ホウ素01

マルチサポート2号 珪酸20 苦土12 鉄3 ホウ素01

珪酸加里プレミア 珪酸34加里20苦土4鉄2~5ホウ素01石灰7~12

 滋賀羽二重糯  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥724 87

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生) 30 30 穂肥なし

低コスト設計hellipキヌヒカリの栽培においては収量重視の為特に推奨いたします(基肥 高度化成444 穂肥 NK化成C20号を使用の場合)

品 種 名 土づくりとれ太郎

高 度 化 成 4 4 4 穂肥(1回目)NK化成C20号

穂肥(2回目)NK化成C20号基 肥 (追 肥)

コシヒカリ 80 10 5 10 10

キヌヒカリ 80 20 10 15 10

秋の詩 80 20 10 10 10

日本晴 80 20 10 10 10

滋賀羽二重糯 80 10 5 10 10

 石灰窒素を施用したほ場又は転作跡田は基肥を減らしましょうコシヒカリ キヌヒカリ日本晴 秋の詩 滋賀羽二重糯

石灰窒素施用(稲わら腐熟促進の為

10 10a施用)50減量 20減量 50減量 50減量

転作跡田(大豆野菜跡) 全量減量 30 ~ 50減量 50減量 50~全量減量

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環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

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 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

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除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

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除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

-37--36-

月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

-39--38-

大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

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JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
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  • H4
Page 10: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水

中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

610

病害虫防除

病害虫防除

穂肥初回73

穂肥2回710

調

827

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期 幼穂形成期有効分けつ期育 苗 期 活着期

「キヌヒカリ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

施肥設計 (低コスト設計収量UP)キヌヒカリの特性

系 譜(収2800times北陸100号)    F1times北陸96号成熟期早生品種倒伏性 強(稈長83)耐冷性 弱耐病性やや弱品 質良 質食 味良食味収量性 多その他穂発芽や心白が出易い

田植日5月3日基準出穂日7月27日予定成熟日8月27日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

初回穂肥は出穂25日前N3010a

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

追肥は生育不良時のみ施用

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

普通砂質粘質田共通

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

610 73 710

と れ 太 郎 80kg 80kg

高 度 化 成 444 30kg 20kg 10kg

NK化成C20号 25kg 15kg 10kg

②注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~50減量してください

-11--10-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

穂肥2回85

病害虫防除

穂肥初回720

調

920

「秋 の 詩」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

秋の詩の特性

系 譜吟おうみtimesコシヒカリ成熟期中生の晩倒伏性やや弱(稈長88)耐冷性 中耐病性やや弱品 質良 質食 味味香り粘り共良質収量性やや多(日本晴より30多い10a)その他滋賀県の奨励品種

田植日5月3日基準出穂日8月9日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

ニカメイチュウの防除

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂20日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 720 85

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 718 83

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

720

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の20日前頃で幼穂長が5mm程度になったことを確認してから施用

してください(穂肥は必ず2回に分ける)  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50減量してください  倒伏の危険回避のため有効茎数確保後中干しを必ず実施してください  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-13--12-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

常時湛水 間断灌水

落水

カドミウム吸収抑制

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回725

穂肥初回711

調

915

「日本晴」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

日本晴の特性

系 譜東海7号times中新110成熟期中生の晩倒伏性中強(稈長83)耐冷性 -耐病性 中品 質良 質食 味上の下収量性 中

田植日5月3日基準出穂日8月6日予定成熟日9月15日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

水の掛け流しはしない

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂10日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂25日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18本)

を確保したら始める(7~10日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 711 725

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 79 723

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂肥

711

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~ 50減量してください

-15--14-

成熟期登熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 移植期 活着期 幼 穂形成期

浅水代かき自然減水やや深水

浅水管理中干し

間断かんがい 間断かんがい常時湛水管理(出穂前後各3週間)

larr斑点米カメムシ類対策rarr

【水管理】

「みずかがみ」栽培ごよみ 発行JAおうみ冨士

「みずかがみ」の作付には県が定める要件があります生産者の要件 環境こだわり農産物の生産計画認定を受けること       県が策定する栽培基準に沿って栽培すること       全量種子更新し自家採種は行わないこと 等上記以外にも要件があり全てを満たす必要があります詳しい要件につきましては各営農センターまでお問い合わせください

月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育期区 分主 

な 

作 

業栽培管理のポイント(は要注意事項)

温度管理の徹底で徒長と葉焼けを防止

うす播き均播を励行

十分に浸種して催芽を確実に

温湯消毒は60~62で10分間実施

(健苗の育成)

除草剤処理後は止水管理7日間

 

を遵守して除草効果を高める

活着後は浅水管理

移植後はやや深水にして活着を早める

1株の植付本数は3~4本

荒天時の移植は避ける

基肥は基準量を目安に施用

基準の栽植密度で移植

5月1日から15日を中心に移植

(移植施肥)

溝切り中干しは目標茎数の8割

 

で実施

(溝切り中干し)

出穂2~3週間前と出穂期の2回

 

草刈の徹底

(畦畔の2回連続草刈り)

カメムシ類の適期防除の実施

(病害虫防除)

刈取予定日の5日前まで間断かん

 

がいを実施

(登熟後半の水管理)

稲わらの腐熟促進のため秋耕を実施

土づくり肥料を施用

(土づくりの徹底)

185以上の網目で選別

適正な乾燥速度で胴割粒と過乾燥米

 

を防止

乾燥時の仕上げ水分は145

(乾燥調製)

胴割れに注意

刈り遅れに注意

籾黄化率85~90が刈取適期

(収 

穫)

詳しくは各営農センターまでお問い合わせください

<施肥基準(窒素成分量)>みずかがみ施肥設計

<茎数の推移>

<特性概要>

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

626 73とれ太郎 80 80

みずかがみ 基肥一発 60 60

こだわりハーフコート344 20 20

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20大豆跡については上記基準の半量を上限とする環境こだわり栽培のため化学肥料の使用量は窒素成分で4 10aを超えないようにする上表を基準とし地力に応じて加減する全量基肥施肥の場合は基肥に穂肥を加えた値を上限にする

項  目 みずかがみ コシヒカリ出 穂 期 7月22日 7月27日成 熟 期 8月26日 8月31日稈  長 86 97穂数() 407本 435本

精玄米重(10a) 610 574同上比率 (103) (100)

データは2012年~2016年の水稲奨励品種決定調査(滋賀県農業技術振興センター)の5年間平均値(5月10日植 近江八幡市安土町大中 30日苗)

最高分げつ期510本(60株植28本株)(70株植24本株)

無効分げつ

中干し開始290本(60株植16本株)(70株植14本株)

幼穂形成期450本(60株植25本株)(70株植21本株)

成熟期360本(60株植20本株)(70株植17本株)

<高品質良食味米生産の栽培ポイント>

①移植は茎数不足にならないように基準の栽植密度(湖辺50株坪湖辺砂質平坦50 ~ 60株坪中山間60株坪)より粗くしない

②基肥と穂肥は基準量を目安に施用するまた穂肥は出穂25日前(幼穂長1)に確実に施用する③出穂期成熟期ともに「コシヒカリ」「キヌヒカリ」より早いため適期を逃さずに穂肥施用防除収穫等を実施し品質低下を防止する

「みずかがみ」の作付には別途申し込みが必要です共同利用施設(カントリー)の令和元年度の「みずかがみ」につきましては野洲カントリーのみの取扱いとなっています今後につきましては状況によって検討します

-17--16-

飼料用米「吟おうみ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

 

茎数

水管理

月日 511    21 61   11   21 71   11   21 81   11   21 91   11   21 101    11

生育ステージ

作業内容および

低コストで多収を目指す 目標収量(10a)668kg≒80粒穂(times077)times450本times24g千粒田植え基準日5月10日

移植基肥

除草剤散布

溝切り

中干し

出穂期

穂揃期

落水管理

収穫期

最高分けつ期

幼穂形成期

穂肥

   (追肥)

植付本数(2~ 3本株)40 ~ 50本

550 ~ 600本

450本止水対策徹底

浅水管理 落水中干し 間断かんがい 湛水管理 間断かんがい 落水

籾を家畜に給与する場合があるので出穂以降農薬は使用しない

堆肥を活用して化成肥料を節約均一な播種育苗管理で疎稙細植え適正なほ場管理で除草剤をしっかり効かせる

原則として病害虫防除はほとんど必要ない収穫前に圃場をしっかり乾かす防除が必要な場合はP30の水稲地上病害虫防除仕様モデルを参照下さい

1播種種子量 3kg10a(種子消毒は通常の水稲栽培に準ずる)2代かき移植畦畔からの漏水防止(畦塗り畦シート畦補修)いもち病の箱施薬剤は必要ない栽植密度は通常の水稲栽培に準ずる3施肥(例)施肥設計(10a当たり)あくまで設計表は一例となっています

4除草剤通常の水稲栽培に準ずる(水稲に登録のある薬剤から選択)農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し使用すること5中干し収穫作業等に支障をきたさないよう6月中旬~7月上旬に十分干す倒伏防止対策にもなる6本田防除いもち病には強いので予防剤は必要ないが多発した場合は防除を実施するカメムシ類の防除は必要ない(ただし周辺田への影響がないよう配慮する)7収穫乾燥調製成熟期以降立毛乾燥を行い低水分(18以下)で刈り取る8土づくり多収のため連作すると地力が落ちていく心配があるので稲ワラすき込み堆肥施用等により地力維持に努める

堆肥の利用で肥料節減 (目安牛ふん堆肥の場合1t施用で窒素2kg減量)

肥 料 名 基肥 (追肥) 穂肥高度化成444 40kg (20kg) -NK化成C20号 - - 20kg

輸入尿素 12kg (5kg) 10kg

追肥は分施の場合で茎数が少ないとき(6月中旬で400本19本株以下)に施用する基肥一発肥料でも生育量が不足している場合は穂肥に窒素で1~2kg施用する

-19--18-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

625

病害虫防除

穂肥2回89

穂肥初回726

病害虫防除

調

925

「滋賀羽二重糯」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

滋賀羽二重糯の特性

系 譜改良羽二重糯成熟期晩生品種倒伏性 弱(稈長103)耐冷性 -耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味 -収量性 中その他餅としての評価は最高級

田植日5月10日基準出穂日8月13日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 726 89

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田 ④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50~全量減量してください  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

-21--20-

省 力 施 肥 設 計 

全品種共通省力資材は窒素成分を重視して製造されていますリン酸成分の補給は収量増の効果もありまた稲体の健全化にも効果を発揮しますので必ず施用するようにしましょう

土づくり肥料資 材 名 施肥量 施用時期 備  考(20)

と れ 太 郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 コシヒカリ  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥78 722

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早生用 27 27 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 40 40 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 30 30 穂肥なし

 キヌヒカリ  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥73 710

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 NK化成C20号 25 15 10

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早 生 用 35 35 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 50 50 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 40 40 穂肥なし

 秋の詩日本晴  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥

秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15中晩生用秋の詩 30 30

穂肥なし日本晴 35 35

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生用)秋の詩 35 35

穂肥なし日本晴 40 40

-22-

良 食 味 米 資 材

100有機質肥料有機アグレット825 N8 P2 K5(基肥40 穂肥40)

粒 状 油 粕 N5 P2 K1(基肥60~80 穂肥60~80)

食味向上対策肥料(微量要素の補給)

マ グ エ ー ス F 珪酸15 苦土14 マンガン06 ホウ素01

マルチサポート2号 珪酸20 苦土12 鉄3 ホウ素01

珪酸加里プレミア 珪酸34加里20苦土4鉄2~5ホウ素01石灰7~12

 滋賀羽二重糯  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥724 87

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生) 30 30 穂肥なし

低コスト設計hellipキヌヒカリの栽培においては収量重視の為特に推奨いたします(基肥 高度化成444 穂肥 NK化成C20号を使用の場合)

品 種 名 土づくりとれ太郎

高 度 化 成 4 4 4 穂肥(1回目)NK化成C20号

穂肥(2回目)NK化成C20号基 肥 (追 肥)

コシヒカリ 80 10 5 10 10

キヌヒカリ 80 20 10 15 10

秋の詩 80 20 10 10 10

日本晴 80 20 10 10 10

滋賀羽二重糯 80 10 5 10 10

 石灰窒素を施用したほ場又は転作跡田は基肥を減らしましょうコシヒカリ キヌヒカリ日本晴 秋の詩 滋賀羽二重糯

石灰窒素施用(稲わら腐熟促進の為

10 10a施用)50減量 20減量 50減量 50減量

転作跡田(大豆野菜跡) 全量減量 30 ~ 50減量 50減量 50~全量減量

-23-

環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

-24-

 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

-25-

除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

-26-

除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

-39--38-

大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
  • P46-48
  • H4
Page 11: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

穂肥2回85

病害虫防除

穂肥初回720

調

920

「秋 の 詩」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

秋の詩の特性

系 譜吟おうみtimesコシヒカリ成熟期中生の晩倒伏性やや弱(稈長88)耐冷性 中耐病性やや弱品 質良 質食 味味香り粘り共良質収量性やや多(日本晴より30多い10a)その他滋賀県の奨励品種

田植日5月3日基準出穂日8月9日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

ニカメイチュウの防除

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂20日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 720 85

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 718 83

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

720

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の20日前頃で幼穂長が5mm程度になったことを確認してから施用

してください(穂肥は必ず2回に分ける)  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50減量してください  倒伏の危険回避のため有効茎数確保後中干しを必ず実施してください  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

-13--12-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

常時湛水 間断灌水

落水

カドミウム吸収抑制

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回725

穂肥初回711

調

915

「日本晴」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

日本晴の特性

系 譜東海7号times中新110成熟期中生の晩倒伏性中強(稈長83)耐冷性 -耐病性 中品 質良 質食 味上の下収量性 中

田植日5月3日基準出穂日8月6日予定成熟日9月15日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

水の掛け流しはしない

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂10日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂25日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18本)

を確保したら始める(7~10日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 711 725

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 79 723

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂肥

711

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~ 50減量してください

-15--14-

成熟期登熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 移植期 活着期 幼 穂形成期

浅水代かき自然減水やや深水

浅水管理中干し

間断かんがい 間断かんがい常時湛水管理(出穂前後各3週間)

larr斑点米カメムシ類対策rarr

【水管理】

「みずかがみ」栽培ごよみ 発行JAおうみ冨士

「みずかがみ」の作付には県が定める要件があります生産者の要件 環境こだわり農産物の生産計画認定を受けること       県が策定する栽培基準に沿って栽培すること       全量種子更新し自家採種は行わないこと 等上記以外にも要件があり全てを満たす必要があります詳しい要件につきましては各営農センターまでお問い合わせください

月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育期区 分主 

な 

作 

業栽培管理のポイント(は要注意事項)

温度管理の徹底で徒長と葉焼けを防止

うす播き均播を励行

十分に浸種して催芽を確実に

温湯消毒は60~62で10分間実施

(健苗の育成)

除草剤処理後は止水管理7日間

 

を遵守して除草効果を高める

活着後は浅水管理

移植後はやや深水にして活着を早める

1株の植付本数は3~4本

荒天時の移植は避ける

基肥は基準量を目安に施用

基準の栽植密度で移植

5月1日から15日を中心に移植

(移植施肥)

溝切り中干しは目標茎数の8割

 

で実施

(溝切り中干し)

出穂2~3週間前と出穂期の2回

 

草刈の徹底

(畦畔の2回連続草刈り)

カメムシ類の適期防除の実施

(病害虫防除)

刈取予定日の5日前まで間断かん

 

がいを実施

(登熟後半の水管理)

稲わらの腐熟促進のため秋耕を実施

土づくり肥料を施用

(土づくりの徹底)

185以上の網目で選別

適正な乾燥速度で胴割粒と過乾燥米

 

を防止

乾燥時の仕上げ水分は145

(乾燥調製)

胴割れに注意

刈り遅れに注意

籾黄化率85~90が刈取適期

(収 

穫)

詳しくは各営農センターまでお問い合わせください

<施肥基準(窒素成分量)>みずかがみ施肥設計

<茎数の推移>

<特性概要>

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

626 73とれ太郎 80 80

みずかがみ 基肥一発 60 60

こだわりハーフコート344 20 20

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20大豆跡については上記基準の半量を上限とする環境こだわり栽培のため化学肥料の使用量は窒素成分で4 10aを超えないようにする上表を基準とし地力に応じて加減する全量基肥施肥の場合は基肥に穂肥を加えた値を上限にする

項  目 みずかがみ コシヒカリ出 穂 期 7月22日 7月27日成 熟 期 8月26日 8月31日稈  長 86 97穂数() 407本 435本

精玄米重(10a) 610 574同上比率 (103) (100)

データは2012年~2016年の水稲奨励品種決定調査(滋賀県農業技術振興センター)の5年間平均値(5月10日植 近江八幡市安土町大中 30日苗)

最高分げつ期510本(60株植28本株)(70株植24本株)

無効分げつ

中干し開始290本(60株植16本株)(70株植14本株)

幼穂形成期450本(60株植25本株)(70株植21本株)

成熟期360本(60株植20本株)(70株植17本株)

<高品質良食味米生産の栽培ポイント>

①移植は茎数不足にならないように基準の栽植密度(湖辺50株坪湖辺砂質平坦50 ~ 60株坪中山間60株坪)より粗くしない

②基肥と穂肥は基準量を目安に施用するまた穂肥は出穂25日前(幼穂長1)に確実に施用する③出穂期成熟期ともに「コシヒカリ」「キヌヒカリ」より早いため適期を逃さずに穂肥施用防除収穫等を実施し品質低下を防止する

「みずかがみ」の作付には別途申し込みが必要です共同利用施設(カントリー)の令和元年度の「みずかがみ」につきましては野洲カントリーのみの取扱いとなっています今後につきましては状況によって検討します

-17--16-

飼料用米「吟おうみ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

 

茎数

水管理

月日 511    21 61   11   21 71   11   21 81   11   21 91   11   21 101    11

生育ステージ

作業内容および

低コストで多収を目指す 目標収量(10a)668kg≒80粒穂(times077)times450本times24g千粒田植え基準日5月10日

移植基肥

除草剤散布

溝切り

中干し

出穂期

穂揃期

落水管理

収穫期

最高分けつ期

幼穂形成期

穂肥

   (追肥)

植付本数(2~ 3本株)40 ~ 50本

550 ~ 600本

450本止水対策徹底

浅水管理 落水中干し 間断かんがい 湛水管理 間断かんがい 落水

籾を家畜に給与する場合があるので出穂以降農薬は使用しない

堆肥を活用して化成肥料を節約均一な播種育苗管理で疎稙細植え適正なほ場管理で除草剤をしっかり効かせる

原則として病害虫防除はほとんど必要ない収穫前に圃場をしっかり乾かす防除が必要な場合はP30の水稲地上病害虫防除仕様モデルを参照下さい

1播種種子量 3kg10a(種子消毒は通常の水稲栽培に準ずる)2代かき移植畦畔からの漏水防止(畦塗り畦シート畦補修)いもち病の箱施薬剤は必要ない栽植密度は通常の水稲栽培に準ずる3施肥(例)施肥設計(10a当たり)あくまで設計表は一例となっています

4除草剤通常の水稲栽培に準ずる(水稲に登録のある薬剤から選択)農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し使用すること5中干し収穫作業等に支障をきたさないよう6月中旬~7月上旬に十分干す倒伏防止対策にもなる6本田防除いもち病には強いので予防剤は必要ないが多発した場合は防除を実施するカメムシ類の防除は必要ない(ただし周辺田への影響がないよう配慮する)7収穫乾燥調製成熟期以降立毛乾燥を行い低水分(18以下)で刈り取る8土づくり多収のため連作すると地力が落ちていく心配があるので稲ワラすき込み堆肥施用等により地力維持に努める

堆肥の利用で肥料節減 (目安牛ふん堆肥の場合1t施用で窒素2kg減量)

肥 料 名 基肥 (追肥) 穂肥高度化成444 40kg (20kg) -NK化成C20号 - - 20kg

輸入尿素 12kg (5kg) 10kg

追肥は分施の場合で茎数が少ないとき(6月中旬で400本19本株以下)に施用する基肥一発肥料でも生育量が不足している場合は穂肥に窒素で1~2kg施用する

-19--18-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

625

病害虫防除

穂肥2回89

穂肥初回726

病害虫防除

調

925

「滋賀羽二重糯」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

滋賀羽二重糯の特性

系 譜改良羽二重糯成熟期晩生品種倒伏性 弱(稈長103)耐冷性 -耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味 -収量性 中その他餅としての評価は最高級

田植日5月10日基準出穂日8月13日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 726 89

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田 ④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50~全量減量してください  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

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省 力 施 肥 設 計 

全品種共通省力資材は窒素成分を重視して製造されていますリン酸成分の補給は収量増の効果もありまた稲体の健全化にも効果を発揮しますので必ず施用するようにしましょう

土づくり肥料資 材 名 施肥量 施用時期 備  考(20)

と れ 太 郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 コシヒカリ  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥78 722

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早生用 27 27 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 40 40 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 30 30 穂肥なし

 キヌヒカリ  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥73 710

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 NK化成C20号 25 15 10

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早 生 用 35 35 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 50 50 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 40 40 穂肥なし

 秋の詩日本晴  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥

秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15中晩生用秋の詩 30 30

穂肥なし日本晴 35 35

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生用)秋の詩 35 35

穂肥なし日本晴 40 40

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良 食 味 米 資 材

100有機質肥料有機アグレット825 N8 P2 K5(基肥40 穂肥40)

粒 状 油 粕 N5 P2 K1(基肥60~80 穂肥60~80)

食味向上対策肥料(微量要素の補給)

マ グ エ ー ス F 珪酸15 苦土14 マンガン06 ホウ素01

マルチサポート2号 珪酸20 苦土12 鉄3 ホウ素01

珪酸加里プレミア 珪酸34加里20苦土4鉄2~5ホウ素01石灰7~12

 滋賀羽二重糯  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥724 87

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生) 30 30 穂肥なし

低コスト設計hellipキヌヒカリの栽培においては収量重視の為特に推奨いたします(基肥 高度化成444 穂肥 NK化成C20号を使用の場合)

品 種 名 土づくりとれ太郎

高 度 化 成 4 4 4 穂肥(1回目)NK化成C20号

穂肥(2回目)NK化成C20号基 肥 (追 肥)

コシヒカリ 80 10 5 10 10

キヌヒカリ 80 20 10 15 10

秋の詩 80 20 10 10 10

日本晴 80 20 10 10 10

滋賀羽二重糯 80 10 5 10 10

 石灰窒素を施用したほ場又は転作跡田は基肥を減らしましょうコシヒカリ キヌヒカリ日本晴 秋の詩 滋賀羽二重糯

石灰窒素施用(稲わら腐熟促進の為

10 10a施用)50減量 20減量 50減量 50減量

転作跡田(大豆野菜跡) 全量減量 30 ~ 50減量 50減量 50~全量減量

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環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

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 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

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除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

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除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

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大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

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大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

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中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
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Page 12: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

常時湛水 間断灌水

落水

カドミウム吸収抑制

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

620

病害虫防除

病害虫防除

穂肥2回725

穂肥初回711

調

915

「日本晴」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

日本晴の特性

系 譜東海7号times中新110成熟期中生の晩倒伏性中強(稈長83)耐冷性 -耐病性 中品 質良 質食 味上の下収量性 中

田植日5月3日基準出穂日8月6日予定成熟日9月15日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分2810a

畦畔等の漏水防止の徹底

水の掛け流しはしない

出穂期には湛水状態を保つ

2回目穂肥は

 

出穂10日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂25日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未熟

乳白粒心白腹白の発生を助長

する

中干しは目標茎数の8割(17~18本)

を確保したら始める(7~10日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 711 725

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

620 79 723

と れ 太 郎 80kg 80kg

パール有機403 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂肥

711

と れ 太 郎 80kg 80kg

ラインパワー 30kg 30kg

セラコートR651 30kg 30kg

④注意事項  初回の穂肥は出穂の25日前頃で幼穂長が1mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を20程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は30~ 50減量してください

-15--14-

成熟期登熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 移植期 活着期 幼 穂形成期

浅水代かき自然減水やや深水

浅水管理中干し

間断かんがい 間断かんがい常時湛水管理(出穂前後各3週間)

larr斑点米カメムシ類対策rarr

【水管理】

「みずかがみ」栽培ごよみ 発行JAおうみ冨士

「みずかがみ」の作付には県が定める要件があります生産者の要件 環境こだわり農産物の生産計画認定を受けること       県が策定する栽培基準に沿って栽培すること       全量種子更新し自家採種は行わないこと 等上記以外にも要件があり全てを満たす必要があります詳しい要件につきましては各営農センターまでお問い合わせください

月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育期区 分主 

な 

作 

業栽培管理のポイント(は要注意事項)

温度管理の徹底で徒長と葉焼けを防止

うす播き均播を励行

十分に浸種して催芽を確実に

温湯消毒は60~62で10分間実施

(健苗の育成)

除草剤処理後は止水管理7日間

 

を遵守して除草効果を高める

活着後は浅水管理

移植後はやや深水にして活着を早める

1株の植付本数は3~4本

荒天時の移植は避ける

基肥は基準量を目安に施用

基準の栽植密度で移植

5月1日から15日を中心に移植

(移植施肥)

溝切り中干しは目標茎数の8割

 

で実施

(溝切り中干し)

出穂2~3週間前と出穂期の2回

 

草刈の徹底

(畦畔の2回連続草刈り)

カメムシ類の適期防除の実施

(病害虫防除)

刈取予定日の5日前まで間断かん

 

がいを実施

(登熟後半の水管理)

稲わらの腐熟促進のため秋耕を実施

土づくり肥料を施用

(土づくりの徹底)

185以上の網目で選別

適正な乾燥速度で胴割粒と過乾燥米

 

を防止

乾燥時の仕上げ水分は145

(乾燥調製)

胴割れに注意

刈り遅れに注意

籾黄化率85~90が刈取適期

(収 

穫)

詳しくは各営農センターまでお問い合わせください

<施肥基準(窒素成分量)>みずかがみ施肥設計

<茎数の推移>

<特性概要>

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

626 73とれ太郎 80 80

みずかがみ 基肥一発 60 60

こだわりハーフコート344 20 20

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20大豆跡については上記基準の半量を上限とする環境こだわり栽培のため化学肥料の使用量は窒素成分で4 10aを超えないようにする上表を基準とし地力に応じて加減する全量基肥施肥の場合は基肥に穂肥を加えた値を上限にする

項  目 みずかがみ コシヒカリ出 穂 期 7月22日 7月27日成 熟 期 8月26日 8月31日稈  長 86 97穂数() 407本 435本

精玄米重(10a) 610 574同上比率 (103) (100)

データは2012年~2016年の水稲奨励品種決定調査(滋賀県農業技術振興センター)の5年間平均値(5月10日植 近江八幡市安土町大中 30日苗)

最高分げつ期510本(60株植28本株)(70株植24本株)

無効分げつ

中干し開始290本(60株植16本株)(70株植14本株)

幼穂形成期450本(60株植25本株)(70株植21本株)

成熟期360本(60株植20本株)(70株植17本株)

<高品質良食味米生産の栽培ポイント>

①移植は茎数不足にならないように基準の栽植密度(湖辺50株坪湖辺砂質平坦50 ~ 60株坪中山間60株坪)より粗くしない

②基肥と穂肥は基準量を目安に施用するまた穂肥は出穂25日前(幼穂長1)に確実に施用する③出穂期成熟期ともに「コシヒカリ」「キヌヒカリ」より早いため適期を逃さずに穂肥施用防除収穫等を実施し品質低下を防止する

「みずかがみ」の作付には別途申し込みが必要です共同利用施設(カントリー)の令和元年度の「みずかがみ」につきましては野洲カントリーのみの取扱いとなっています今後につきましては状況によって検討します

-17--16-

飼料用米「吟おうみ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

 

茎数

水管理

月日 511    21 61   11   21 71   11   21 81   11   21 91   11   21 101    11

生育ステージ

作業内容および

低コストで多収を目指す 目標収量(10a)668kg≒80粒穂(times077)times450本times24g千粒田植え基準日5月10日

移植基肥

除草剤散布

溝切り

中干し

出穂期

穂揃期

落水管理

収穫期

最高分けつ期

幼穂形成期

穂肥

   (追肥)

植付本数(2~ 3本株)40 ~ 50本

550 ~ 600本

450本止水対策徹底

浅水管理 落水中干し 間断かんがい 湛水管理 間断かんがい 落水

籾を家畜に給与する場合があるので出穂以降農薬は使用しない

堆肥を活用して化成肥料を節約均一な播種育苗管理で疎稙細植え適正なほ場管理で除草剤をしっかり効かせる

原則として病害虫防除はほとんど必要ない収穫前に圃場をしっかり乾かす防除が必要な場合はP30の水稲地上病害虫防除仕様モデルを参照下さい

1播種種子量 3kg10a(種子消毒は通常の水稲栽培に準ずる)2代かき移植畦畔からの漏水防止(畦塗り畦シート畦補修)いもち病の箱施薬剤は必要ない栽植密度は通常の水稲栽培に準ずる3施肥(例)施肥設計(10a当たり)あくまで設計表は一例となっています

4除草剤通常の水稲栽培に準ずる(水稲に登録のある薬剤から選択)農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し使用すること5中干し収穫作業等に支障をきたさないよう6月中旬~7月上旬に十分干す倒伏防止対策にもなる6本田防除いもち病には強いので予防剤は必要ないが多発した場合は防除を実施するカメムシ類の防除は必要ない(ただし周辺田への影響がないよう配慮する)7収穫乾燥調製成熟期以降立毛乾燥を行い低水分(18以下)で刈り取る8土づくり多収のため連作すると地力が落ちていく心配があるので稲ワラすき込み堆肥施用等により地力維持に努める

堆肥の利用で肥料節減 (目安牛ふん堆肥の場合1t施用で窒素2kg減量)

肥 料 名 基肥 (追肥) 穂肥高度化成444 40kg (20kg) -NK化成C20号 - - 20kg

輸入尿素 12kg (5kg) 10kg

追肥は分施の場合で茎数が少ないとき(6月中旬で400本19本株以下)に施用する基肥一発肥料でも生育量が不足している場合は穂肥に窒素で1~2kg施用する

-19--18-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

625

病害虫防除

穂肥2回89

穂肥初回726

病害虫防除

調

925

「滋賀羽二重糯」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

滋賀羽二重糯の特性

系 譜改良羽二重糯成熟期晩生品種倒伏性 弱(稈長103)耐冷性 -耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味 -収量性 中その他餅としての評価は最高級

田植日5月10日基準出穂日8月13日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 726 89

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田 ④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50~全量減量してください  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

-21--20-

省 力 施 肥 設 計 

全品種共通省力資材は窒素成分を重視して製造されていますリン酸成分の補給は収量増の効果もありまた稲体の健全化にも効果を発揮しますので必ず施用するようにしましょう

土づくり肥料資 材 名 施肥量 施用時期 備  考(20)

と れ 太 郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 コシヒカリ  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥78 722

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早生用 27 27 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 40 40 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 30 30 穂肥なし

 キヌヒカリ  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥73 710

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 NK化成C20号 25 15 10

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早 生 用 35 35 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 50 50 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 40 40 穂肥なし

 秋の詩日本晴  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥

秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15中晩生用秋の詩 30 30

穂肥なし日本晴 35 35

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生用)秋の詩 35 35

穂肥なし日本晴 40 40

-22-

良 食 味 米 資 材

100有機質肥料有機アグレット825 N8 P2 K5(基肥40 穂肥40)

粒 状 油 粕 N5 P2 K1(基肥60~80 穂肥60~80)

食味向上対策肥料(微量要素の補給)

マ グ エ ー ス F 珪酸15 苦土14 マンガン06 ホウ素01

マルチサポート2号 珪酸20 苦土12 鉄3 ホウ素01

珪酸加里プレミア 珪酸34加里20苦土4鉄2~5ホウ素01石灰7~12

 滋賀羽二重糯  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥724 87

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生) 30 30 穂肥なし

低コスト設計hellipキヌヒカリの栽培においては収量重視の為特に推奨いたします(基肥 高度化成444 穂肥 NK化成C20号を使用の場合)

品 種 名 土づくりとれ太郎

高 度 化 成 4 4 4 穂肥(1回目)NK化成C20号

穂肥(2回目)NK化成C20号基 肥 (追 肥)

コシヒカリ 80 10 5 10 10

キヌヒカリ 80 20 10 15 10

秋の詩 80 20 10 10 10

日本晴 80 20 10 10 10

滋賀羽二重糯 80 10 5 10 10

 石灰窒素を施用したほ場又は転作跡田は基肥を減らしましょうコシヒカリ キヌヒカリ日本晴 秋の詩 滋賀羽二重糯

石灰窒素施用(稲わら腐熟促進の為

10 10a施用)50減量 20減量 50減量 50減量

転作跡田(大豆野菜跡) 全量減量 30 ~ 50減量 50減量 50~全量減量

-23-

環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

-24-

 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

-25-

除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

-26-

除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

-27-

病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

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大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

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中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
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  • H4
Page 13: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

成熟期登熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 移植期 活着期 幼 穂形成期

浅水代かき自然減水やや深水

浅水管理中干し

間断かんがい 間断かんがい常時湛水管理(出穂前後各3週間)

larr斑点米カメムシ類対策rarr

【水管理】

「みずかがみ」栽培ごよみ 発行JAおうみ冨士

「みずかがみ」の作付には県が定める要件があります生産者の要件 環境こだわり農産物の生産計画認定を受けること       県が策定する栽培基準に沿って栽培すること       全量種子更新し自家採種は行わないこと 等上記以外にも要件があり全てを満たす必要があります詳しい要件につきましては各営農センターまでお問い合わせください

月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育期区 分主 

な 

作 

業栽培管理のポイント(は要注意事項)

温度管理の徹底で徒長と葉焼けを防止

うす播き均播を励行

十分に浸種して催芽を確実に

温湯消毒は60~62で10分間実施

(健苗の育成)

除草剤処理後は止水管理7日間

 

を遵守して除草効果を高める

活着後は浅水管理

移植後はやや深水にして活着を早める

1株の植付本数は3~4本

荒天時の移植は避ける

基肥は基準量を目安に施用

基準の栽植密度で移植

5月1日から15日を中心に移植

(移植施肥)

溝切り中干しは目標茎数の8割

 

で実施

(溝切り中干し)

出穂2~3週間前と出穂期の2回

 

草刈の徹底

(畦畔の2回連続草刈り)

カメムシ類の適期防除の実施

(病害虫防除)

刈取予定日の5日前まで間断かん

 

がいを実施

(登熟後半の水管理)

稲わらの腐熟促進のため秋耕を実施

土づくり肥料を施用

(土づくりの徹底)

185以上の網目で選別

適正な乾燥速度で胴割粒と過乾燥米

 

を防止

乾燥時の仕上げ水分は145

(乾燥調製)

胴割れに注意

刈り遅れに注意

籾黄化率85~90が刈取適期

(収 

穫)

詳しくは各営農センターまでお問い合わせください

<施肥基準(窒素成分量)>みずかがみ施肥設計

<茎数の推移>

<特性概要>

肥 料 名 全量 土づくり 基肥穂 肥

626 73とれ太郎 80 80

みずかがみ 基肥一発 60 60

こだわりハーフコート344 20 20

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20大豆跡については上記基準の半量を上限とする環境こだわり栽培のため化学肥料の使用量は窒素成分で4 10aを超えないようにする上表を基準とし地力に応じて加減する全量基肥施肥の場合は基肥に穂肥を加えた値を上限にする

項  目 みずかがみ コシヒカリ出 穂 期 7月22日 7月27日成 熟 期 8月26日 8月31日稈  長 86 97穂数() 407本 435本

精玄米重(10a) 610 574同上比率 (103) (100)

データは2012年~2016年の水稲奨励品種決定調査(滋賀県農業技術振興センター)の5年間平均値(5月10日植 近江八幡市安土町大中 30日苗)

最高分げつ期510本(60株植28本株)(70株植24本株)

無効分げつ

中干し開始290本(60株植16本株)(70株植14本株)

幼穂形成期450本(60株植25本株)(70株植21本株)

成熟期360本(60株植20本株)(70株植17本株)

<高品質良食味米生産の栽培ポイント>

①移植は茎数不足にならないように基準の栽植密度(湖辺50株坪湖辺砂質平坦50 ~ 60株坪中山間60株坪)より粗くしない

②基肥と穂肥は基準量を目安に施用するまた穂肥は出穂25日前(幼穂長1)に確実に施用する③出穂期成熟期ともに「コシヒカリ」「キヌヒカリ」より早いため適期を逃さずに穂肥施用防除収穫等を実施し品質低下を防止する

「みずかがみ」の作付には別途申し込みが必要です共同利用施設(カントリー)の令和元年度の「みずかがみ」につきましては野洲カントリーのみの取扱いとなっています今後につきましては状況によって検討します

-17--16-

飼料用米「吟おうみ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

 

茎数

水管理

月日 511    21 61   11   21 71   11   21 81   11   21 91   11   21 101    11

生育ステージ

作業内容および

低コストで多収を目指す 目標収量(10a)668kg≒80粒穂(times077)times450本times24g千粒田植え基準日5月10日

移植基肥

除草剤散布

溝切り

中干し

出穂期

穂揃期

落水管理

収穫期

最高分けつ期

幼穂形成期

穂肥

   (追肥)

植付本数(2~ 3本株)40 ~ 50本

550 ~ 600本

450本止水対策徹底

浅水管理 落水中干し 間断かんがい 湛水管理 間断かんがい 落水

籾を家畜に給与する場合があるので出穂以降農薬は使用しない

堆肥を活用して化成肥料を節約均一な播種育苗管理で疎稙細植え適正なほ場管理で除草剤をしっかり効かせる

原則として病害虫防除はほとんど必要ない収穫前に圃場をしっかり乾かす防除が必要な場合はP30の水稲地上病害虫防除仕様モデルを参照下さい

1播種種子量 3kg10a(種子消毒は通常の水稲栽培に準ずる)2代かき移植畦畔からの漏水防止(畦塗り畦シート畦補修)いもち病の箱施薬剤は必要ない栽植密度は通常の水稲栽培に準ずる3施肥(例)施肥設計(10a当たり)あくまで設計表は一例となっています

4除草剤通常の水稲栽培に準ずる(水稲に登録のある薬剤から選択)農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し使用すること5中干し収穫作業等に支障をきたさないよう6月中旬~7月上旬に十分干す倒伏防止対策にもなる6本田防除いもち病には強いので予防剤は必要ないが多発した場合は防除を実施するカメムシ類の防除は必要ない(ただし周辺田への影響がないよう配慮する)7収穫乾燥調製成熟期以降立毛乾燥を行い低水分(18以下)で刈り取る8土づくり多収のため連作すると地力が落ちていく心配があるので稲ワラすき込み堆肥施用等により地力維持に努める

堆肥の利用で肥料節減 (目安牛ふん堆肥の場合1t施用で窒素2kg減量)

肥 料 名 基肥 (追肥) 穂肥高度化成444 40kg (20kg) -NK化成C20号 - - 20kg

輸入尿素 12kg (5kg) 10kg

追肥は分施の場合で茎数が少ないとき(6月中旬で400本19本株以下)に施用する基肥一発肥料でも生育量が不足している場合は穂肥に窒素で1~2kg施用する

-19--18-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

625

病害虫防除

穂肥2回89

穂肥初回726

病害虫防除

調

925

「滋賀羽二重糯」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

滋賀羽二重糯の特性

系 譜改良羽二重糯成熟期晩生品種倒伏性 弱(稈長103)耐冷性 -耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味 -収量性 中その他餅としての評価は最高級

田植日5月10日基準出穂日8月13日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 726 89

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田 ④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50~全量減量してください  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

-21--20-

省 力 施 肥 設 計 

全品種共通省力資材は窒素成分を重視して製造されていますリン酸成分の補給は収量増の効果もありまた稲体の健全化にも効果を発揮しますので必ず施用するようにしましょう

土づくり肥料資 材 名 施肥量 施用時期 備  考(20)

と れ 太 郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 コシヒカリ  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥78 722

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早生用 27 27 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 40 40 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 30 30 穂肥なし

 キヌヒカリ  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥73 710

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 NK化成C20号 25 15 10

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早 生 用 35 35 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 50 50 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 40 40 穂肥なし

 秋の詩日本晴  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥

秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15中晩生用秋の詩 30 30

穂肥なし日本晴 35 35

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生用)秋の詩 35 35

穂肥なし日本晴 40 40

-22-

良 食 味 米 資 材

100有機質肥料有機アグレット825 N8 P2 K5(基肥40 穂肥40)

粒 状 油 粕 N5 P2 K1(基肥60~80 穂肥60~80)

食味向上対策肥料(微量要素の補給)

マ グ エ ー ス F 珪酸15 苦土14 マンガン06 ホウ素01

マルチサポート2号 珪酸20 苦土12 鉄3 ホウ素01

珪酸加里プレミア 珪酸34加里20苦土4鉄2~5ホウ素01石灰7~12

 滋賀羽二重糯  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥724 87

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生) 30 30 穂肥なし

低コスト設計hellipキヌヒカリの栽培においては収量重視の為特に推奨いたします(基肥 高度化成444 穂肥 NK化成C20号を使用の場合)

品 種 名 土づくりとれ太郎

高 度 化 成 4 4 4 穂肥(1回目)NK化成C20号

穂肥(2回目)NK化成C20号基 肥 (追 肥)

コシヒカリ 80 10 5 10 10

キヌヒカリ 80 20 10 15 10

秋の詩 80 20 10 10 10

日本晴 80 20 10 10 10

滋賀羽二重糯 80 10 5 10 10

 石灰窒素を施用したほ場又は転作跡田は基肥を減らしましょうコシヒカリ キヌヒカリ日本晴 秋の詩 滋賀羽二重糯

石灰窒素施用(稲わら腐熟促進の為

10 10a施用)50減量 20減量 50減量 50減量

転作跡田(大豆野菜跡) 全量減量 30 ~ 50減量 50減量 50~全量減量

-23-

環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

-24-

 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

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除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

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除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

-37--36-

月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

-39--38-

大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
  • P46-48
  • H4
Page 14: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

飼料用米「吟おうみ」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

 

茎数

水管理

月日 511    21 61   11   21 71   11   21 81   11   21 91   11   21 101    11

生育ステージ

作業内容および

低コストで多収を目指す 目標収量(10a)668kg≒80粒穂(times077)times450本times24g千粒田植え基準日5月10日

移植基肥

除草剤散布

溝切り

中干し

出穂期

穂揃期

落水管理

収穫期

最高分けつ期

幼穂形成期

穂肥

   (追肥)

植付本数(2~ 3本株)40 ~ 50本

550 ~ 600本

450本止水対策徹底

浅水管理 落水中干し 間断かんがい 湛水管理 間断かんがい 落水

籾を家畜に給与する場合があるので出穂以降農薬は使用しない

堆肥を活用して化成肥料を節約均一な播種育苗管理で疎稙細植え適正なほ場管理で除草剤をしっかり効かせる

原則として病害虫防除はほとんど必要ない収穫前に圃場をしっかり乾かす防除が必要な場合はP30の水稲地上病害虫防除仕様モデルを参照下さい

1播種種子量 3kg10a(種子消毒は通常の水稲栽培に準ずる)2代かき移植畦畔からの漏水防止(畦塗り畦シート畦補修)いもち病の箱施薬剤は必要ない栽植密度は通常の水稲栽培に準ずる3施肥(例)施肥設計(10a当たり)あくまで設計表は一例となっています

4除草剤通常の水稲栽培に準ずる(水稲に登録のある薬剤から選択)農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し使用すること5中干し収穫作業等に支障をきたさないよう6月中旬~7月上旬に十分干す倒伏防止対策にもなる6本田防除いもち病には強いので予防剤は必要ないが多発した場合は防除を実施するカメムシ類の防除は必要ない(ただし周辺田への影響がないよう配慮する)7収穫乾燥調製成熟期以降立毛乾燥を行い低水分(18以下)で刈り取る8土づくり多収のため連作すると地力が落ちていく心配があるので稲ワラすき込み堆肥施用等により地力維持に努める

堆肥の利用で肥料節減 (目安牛ふん堆肥の場合1t施用で窒素2kg減量)

肥 料 名 基肥 (追肥) 穂肥高度化成444 40kg (20kg) -NK化成C20号 - - 20kg

輸入尿素 12kg (5kg) 10kg

追肥は分施の場合で茎数が少ないとき(6月中旬で400本19本株以下)に施用する基肥一発肥料でも生育量が不足している場合は穂肥に窒素で1~2kg施用する

-19--18-

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

625

病害虫防除

穂肥2回89

穂肥初回726

病害虫防除

調

925

「滋賀羽二重糯」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

滋賀羽二重糯の特性

系 譜改良羽二重糯成熟期晩生品種倒伏性 弱(稈長103)耐冷性 -耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味 -収量性 中その他餅としての評価は最高級

田植日5月10日基準出穂日8月13日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 726 89

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田 ④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50~全量減量してください  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

-21--20-

省 力 施 肥 設 計 

全品種共通省力資材は窒素成分を重視して製造されていますリン酸成分の補給は収量増の効果もありまた稲体の健全化にも効果を発揮しますので必ず施用するようにしましょう

土づくり肥料資 材 名 施肥量 施用時期 備  考(20)

と れ 太 郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 コシヒカリ  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥78 722

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早生用 27 27 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 40 40 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 30 30 穂肥なし

 キヌヒカリ  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥73 710

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 NK化成C20号 25 15 10

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早 生 用 35 35 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 50 50 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 40 40 穂肥なし

 秋の詩日本晴  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥

秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15中晩生用秋の詩 30 30

穂肥なし日本晴 35 35

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生用)秋の詩 35 35

穂肥なし日本晴 40 40

-22-

良 食 味 米 資 材

100有機質肥料有機アグレット825 N8 P2 K5(基肥40 穂肥40)

粒 状 油 粕 N5 P2 K1(基肥60~80 穂肥60~80)

食味向上対策肥料(微量要素の補給)

マ グ エ ー ス F 珪酸15 苦土14 マンガン06 ホウ素01

マルチサポート2号 珪酸20 苦土12 鉄3 ホウ素01

珪酸加里プレミア 珪酸34加里20苦土4鉄2~5ホウ素01石灰7~12

 滋賀羽二重糯  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥724 87

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生) 30 30 穂肥なし

低コスト設計hellipキヌヒカリの栽培においては収量重視の為特に推奨いたします(基肥 高度化成444 穂肥 NK化成C20号を使用の場合)

品 種 名 土づくりとれ太郎

高 度 化 成 4 4 4 穂肥(1回目)NK化成C20号

穂肥(2回目)NK化成C20号基 肥 (追 肥)

コシヒカリ 80 10 5 10 10

キヌヒカリ 80 20 10 15 10

秋の詩 80 20 10 10 10

日本晴 80 20 10 10 10

滋賀羽二重糯 80 10 5 10 10

 石灰窒素を施用したほ場又は転作跡田は基肥を減らしましょうコシヒカリ キヌヒカリ日本晴 秋の詩 滋賀羽二重糯

石灰窒素施用(稲わら腐熟促進の為

10 10a施用)50減量 20減量 50減量 50減量

転作跡田(大豆野菜跡) 全量減量 30 ~ 50減量 50減量 50~全量減量

-23-

環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

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 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

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除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

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除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

-37--36-

月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

-39--38-

大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
  • P46-48
  • H4
Page 15: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

【水管理】

浅水 浅水

深水 深水

間断灌水 間断灌水中干し

カドミウム吸収抑制

常時湛水 間断灌水

落水

育苗準備

成熟期出穂期穂ばらみ期無効分けつ期有効分けつ期育 苗 期 活着期 幼穂形成期

625

病害虫防除

穂肥2回89

穂肥初回726

病害虫防除

調

925

「滋賀羽二重糯」栽培ごよみ発行JAおうみ冨士

滋賀羽二重糯の特性

系 譜改良羽二重糯成熟期晩生品種倒伏性 弱(稈長103)耐冷性 -耐病性 弱(特にいもち病に弱い)品 質良 質食 味 -収量性 中その他餅としての評価は最高級

田植日5月10日基準出穂日8月13日予定成熟日9月20日予定

月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育ステージ

主 

な 

作 

栽培のポイント

倒伏防止と良食味を活かすため基本技術を励行する

土づくりと水管理により根の活力を維持する

収量は登熟歩合の向上と玄米の充実で確保する

水の掛け流しはしない

除草剤散布後3日間は水を入れない

植え付け本数3~4本株

栽植密度は50~60株坪

代かき水は少なめ

基肥量 

窒素成分1610a

畦畔等の漏水防止の徹底

2回目穂肥は

 

出穂4日前N2010a

初回穂肥は

 

出穂18日前N2010a

カドミウム対策として稲への吸収

が活発となる出穂3週間前から出

穂3週間後は湛水状態とします

早い穂肥は籾数が多くなり青未

熟乳白粒心白腹白の発生

を助長する

中干しは目標茎数の8割(17~18

本)を確保したら始める(7~10

日程度)

追肥は生育不良時のみ施用

中干しは立て根の伸長をうなが

し無効分けつを抑え収穫作

業にも役立つ

乾燥は1時間08低下目処調製

水分15目標

落水は収穫予定5日前とする

早期落水は千粒重品質に悪

影響を及ぼす

出穂期には湛水状態を保つ

施肥設計品種特性

<肥料の散布時期について>平成27年からの過去5年間の施用日を参考にしています令和2年産の施用日等につきましては各営農センターにお問い合わせください

土質は5ページの土質一覧表を参考にしてください

①粘質田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 726 89

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

NK化成C20号 20kg 10kg 10kg

②普通田

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 20kg(30kg) 20kg (10kg)

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

③砂質田 ④注意事項  初回の穂肥は出穂の18日前頃で幼穂長が10mm程度になったことを確認してから施用

してください  稲わらの腐熟促進のため石灰窒素を10a当り10kg施用した場合は基肥を50程度

減量してください  転作跡(野菜大豆レンゲ)の圃場の基肥は50~全量減量してください  倒伏防止に珪酸加里を使用する場合は基肥時期又は追肥時期に10a当り20kg施用する

  ニカメイチュウの被害が発生し易い為防除を実施してください  倒伏防止のため有効茎数確保後中干しを実施してください

肥 料 名 全量 土づくり 基肥追肥 穂  肥

625 724 87

と れ 太 郎 80kg 80kg

コシエース884 30kg 20kg 10kg

こ が ね 冨 士 30kg 15kg 15kg

-21--20-

省 力 施 肥 設 計 

全品種共通省力資材は窒素成分を重視して製造されていますリン酸成分の補給は収量増の効果もありまた稲体の健全化にも効果を発揮しますので必ず施用するようにしましょう

土づくり肥料資 材 名 施肥量 施用時期 備  考(20)

と れ 太 郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 コシヒカリ  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥78 722

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早生用 27 27 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 40 40 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 30 30 穂肥なし

 キヌヒカリ  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥73 710

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 NK化成C20号 25 15 10

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早 生 用 35 35 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 50 50 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 40 40 穂肥なし

 秋の詩日本晴  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥

秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15中晩生用秋の詩 30 30

穂肥なし日本晴 35 35

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生用)秋の詩 35 35

穂肥なし日本晴 40 40

-22-

良 食 味 米 資 材

100有機質肥料有機アグレット825 N8 P2 K5(基肥40 穂肥40)

粒 状 油 粕 N5 P2 K1(基肥60~80 穂肥60~80)

食味向上対策肥料(微量要素の補給)

マ グ エ ー ス F 珪酸15 苦土14 マンガン06 ホウ素01

マルチサポート2号 珪酸20 苦土12 鉄3 ホウ素01

珪酸加里プレミア 珪酸34加里20苦土4鉄2~5ホウ素01石灰7~12

 滋賀羽二重糯  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥724 87

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生) 30 30 穂肥なし

低コスト設計hellipキヌヒカリの栽培においては収量重視の為特に推奨いたします(基肥 高度化成444 穂肥 NK化成C20号を使用の場合)

品 種 名 土づくりとれ太郎

高 度 化 成 4 4 4 穂肥(1回目)NK化成C20号

穂肥(2回目)NK化成C20号基 肥 (追 肥)

コシヒカリ 80 10 5 10 10

キヌヒカリ 80 20 10 15 10

秋の詩 80 20 10 10 10

日本晴 80 20 10 10 10

滋賀羽二重糯 80 10 5 10 10

 石灰窒素を施用したほ場又は転作跡田は基肥を減らしましょうコシヒカリ キヌヒカリ日本晴 秋の詩 滋賀羽二重糯

石灰窒素施用(稲わら腐熟促進の為

10 10a施用)50減量 20減量 50減量 50減量

転作跡田(大豆野菜跡) 全量減量 30 ~ 50減量 50減量 50~全量減量

-23-

環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

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 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

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除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

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除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

-37--36-

月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

-39--38-

大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
  • P46-48
  • H4
Page 16: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

省 力 施 肥 設 計 

全品種共通省力資材は窒素成分を重視して製造されていますリン酸成分の補給は収量増の効果もありまた稲体の健全化にも効果を発揮しますので必ず施用するようにしましょう

土づくり肥料資 材 名 施肥量 施用時期 備  考(20)

と れ 太 郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 コシヒカリ  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥78 722

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早生用 27 27 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 40 40 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 30 30 穂肥なし

 キヌヒカリ  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥73 710

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 NK化成C20号 25 15 10

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30基肥穂肥一発型肥料 楽だね15早 生 用 35 35 穂肥なし基肥穂肥一発型肥料 LPSSコシ1号 50 50 穂肥なし大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(早生) 40 40 穂肥なし

 秋の詩日本晴  田植日5月3日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥

秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 30 30穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

穂肥一発型肥料 セラコートR651 30 30

基肥穂肥一発型肥料 楽だね15中晩生用秋の詩 30 30

穂肥なし日本晴 35 35

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生用)秋の詩 35 35

穂肥なし日本晴 40 40

-22-

良 食 味 米 資 材

100有機質肥料有機アグレット825 N8 P2 K5(基肥40 穂肥40)

粒 状 油 粕 N5 P2 K1(基肥60~80 穂肥60~80)

食味向上対策肥料(微量要素の補給)

マ グ エ ー ス F 珪酸15 苦土14 マンガン06 ホウ素01

マルチサポート2号 珪酸20 苦土12 鉄3 ホウ素01

珪酸加里プレミア 珪酸34加里20苦土4鉄2~5ホウ素01石灰7~12

 滋賀羽二重糯  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥724 87

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生) 30 30 穂肥なし

低コスト設計hellipキヌヒカリの栽培においては収量重視の為特に推奨いたします(基肥 高度化成444 穂肥 NK化成C20号を使用の場合)

品 種 名 土づくりとれ太郎

高 度 化 成 4 4 4 穂肥(1回目)NK化成C20号

穂肥(2回目)NK化成C20号基 肥 (追 肥)

コシヒカリ 80 10 5 10 10

キヌヒカリ 80 20 10 15 10

秋の詩 80 20 10 10 10

日本晴 80 20 10 10 10

滋賀羽二重糯 80 10 5 10 10

 石灰窒素を施用したほ場又は転作跡田は基肥を減らしましょうコシヒカリ キヌヒカリ日本晴 秋の詩 滋賀羽二重糯

石灰窒素施用(稲わら腐熟促進の為

10 10a施用)50減量 20減量 50減量 50減量

転作跡田(大豆野菜跡) 全量減量 30 ~ 50減量 50減量 50~全量減量

-23-

環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

-24-

 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

-25-

除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

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除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

-39--38-

大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
  • P46-48
  • H4
Page 17: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

良 食 味 米 資 材

100有機質肥料有機アグレット825 N8 P2 K5(基肥40 穂肥40)

粒 状 油 粕 N5 P2 K1(基肥60~80 穂肥60~80)

食味向上対策肥料(微量要素の補給)

マ グ エ ー ス F 珪酸15 苦土14 マンガン06 ホウ素01

マルチサポート2号 珪酸20 苦土12 鉄3 ホウ素01

珪酸加里プレミア 珪酸34加里20苦土4鉄2~5ホウ素01石灰7~12

 滋賀羽二重糯  田植日5月10日基準

肥 料 名 全 量 土づくり 基 肥穂   肥724 87

基肥追肥一発型肥料 ラインパワー 20 20穂肥 こ が ね 冨 士 30 15 15

大豆跡基肥穂肥一発型肥料 新豆あと一発(中晩生) 30 30 穂肥なし

低コスト設計hellipキヌヒカリの栽培においては収量重視の為特に推奨いたします(基肥 高度化成444 穂肥 NK化成C20号を使用の場合)

品 種 名 土づくりとれ太郎

高 度 化 成 4 4 4 穂肥(1回目)NK化成C20号

穂肥(2回目)NK化成C20号基 肥 (追 肥)

コシヒカリ 80 10 5 10 10

キヌヒカリ 80 20 10 15 10

秋の詩 80 20 10 10 10

日本晴 80 20 10 10 10

滋賀羽二重糯 80 10 5 10 10

 石灰窒素を施用したほ場又は転作跡田は基肥を減らしましょうコシヒカリ キヌヒカリ日本晴 秋の詩 滋賀羽二重糯

石灰窒素施用(稲わら腐熟促進の為

10 10a施用)50減量 20減量 50減量 50減量

転作跡田(大豆野菜跡) 全量減量 30 ~ 50減量 50減量 50~全量減量

-23-

環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

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 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

-25-

除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

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除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

-29-

-31--30-

項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

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大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

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野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

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中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

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JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
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Page 18: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

環境こだわり栽培について環境こだわり栽培とは滋賀県の提示する環境こだわり農産物認証制度に認証された米を指します

環境こだわり栽培推奨設計環境こだわり栽培では化学肥料窒素成分を4 10a以内にしなければいけません

 全品種共通(稲体の健全化収量増などにつながるので必ず施用するようにしましょう)肥 料 名 施 用 量 施用時期 備  考(20)

とれ太郎 80 ~春耕起前 P12 苦土24 珪酸60 鉄06 アルカリ分80

 みずかがみ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考626 73

みずかがみ 基肥一発 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 コシヒカリ(田植日5月10日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考78 722

楽すけ 50 50 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

 キヌヒカリ(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考71 78

楽すけ 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

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 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

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除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

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除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

-29-

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

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大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

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大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
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  • P32-33
  • P34-45
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Page 19: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

 秋の詩日本晴(田植日5月3日基準)

肥 料 名 全 量 基 肥穂   肥

備   考秋の詩 718日本晴 79

秋の詩 83日本晴 723

有機入りセラコートR355 60 60 穂肥なし 基肥穂肥一発型肥料

こだわりハーフコート344 20 20緩効性肥料

こだわりハーフコート306 30 30

ハーフ有機 70 30 20 20 原則として追肥なし

病害虫雑草防除剤環境こだわり栽培では合計使用農薬成分数を7成分以内にしなければいけません

農 薬 名 反当り散布量 成分数 備   考

バッチリ粒剤 1kg

3成分

田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)バッチリフロアブル 500ml

バッチリジャンボ 400g

アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル 500ml 田植3日後~ノビエ3葉期まで (但し田植後30日まで)アッパレZジャンボ 400g

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 2成分 田植後5日~ノビエ3葉期まで

(但し田植後30日まで)

バサグラン粒剤 3~4kg 1成分 田植後15日~55日(但し収穫60日前まで)

アトトリ粒剤 1kg 1成分 田植後20日(稲5葉期以降)(但し収穫45日前まで)

クリンチャー粒剤 1~ 15kg 1成分1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期

(但し収穫30日前まで)

無人ヘリ防除 ― 3成分

上記資材等についてはJAが推奨する資材名を挙げさせて頂いております環境こだわり栽培の基準は水稲の場合化学肥料窒素成分4 10a以内合計使用農薬成分数を7成分以内という基準ですこの基準に記載してある資材以外を使用する場合はJA各営農センターまでご相談ください(同成分同品質の資材と認められる場合はこの基準で生産されたものと同等の取扱をします)

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除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

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除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

-37--36-

月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

-39--38-

大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
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Page 20: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

除  草  体  系(10a当り)

体  系  防  除

省力体系防除

初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

フルチャージジャンボ(500g)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後7日~ノビエ4葉期まで(但し収穫45日前まで)

セカンドショットSジャンボMX(500g)

田植後20日~ノビエ35葉期まで(但し田植後30日まで)

〈あと草が残ったら〉中期後期除草剤

粒剤体系防除

初期除草剤 中期除草剤

バレージ粒剤(3kg)

ザーベックスSM粒剤(3kg)

田植後3日~7日まで(但しノビエ15葉期まで)

田植後20日~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

難雑草防除

難雑草クサネムクログワイホタルイコナギ対策初期除草剤 中期除草剤

ピラクロンフロアブル(500ml)

ハイカット粒剤(1kg)

田植直後~ノビエ15葉期まで(但し田植後30日まで)

田植後15日~ノビエ35葉期まで(但し収穫60日前まで)

粒剤タイプ

クサトッタ粒剤(3)田植直後~ノビエ2葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリ粒剤(1)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZ粒剤(1)田植直後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

省力タイプ

畦畔よりラクラク散布〈水持ちの良い圃場〉

バッチリフロアブル(500ml)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZフロアブル(500ml)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

バッチリジャンボ(400g)田植直後~ノビエ25葉期まで(但し田植後30日まで)

アッパレZジャンボ(400g)田植3日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

カウンシルコンプリートジャンボ(300g)田植5日後~ノビエ3葉期まで(但し田植後30日まで)

ヒエ以外の雑草が残った場合 バサグラン粒剤(3~4kg) 田植後15日~55日 (但し収穫60日前まで) 落水して散布すること

 アトトリ粒剤(1kg) 田植後20日(稲5葉期以降)~ (但し収穫45日前まで) 湛水状態で散布

ヒエのみを対象とする場合クリンチャー1kg粒剤1kghellip田植後7日~ノビエ4葉期15kghellip田植後25日~ノビエ5葉期(但し収穫30日前まで)湛水状態で散布散布する量によって散布時期が違いますのでご注意くださいノビエが5葉期に達している場合は散布量を15に増量してください

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除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

-28-

本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

-29-

-31--30-

項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

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大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
  • P46-48
  • H4
Page 21: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

除草剤の雑草防除効果 (ノビエについては葉齢表示)使 用 区 分 品   名 規格 ノビエ 広葉 マツバイウリカワホタルイミズカヤツリクログワイ

除   草   剤

体系防除

初 期ピラクロンフロアブル 500ml 15 ~ ~

バ レ ー ジ 粒 剤 3 15 ~~ times

中 期

ザーベックスSM粒剤 3 25

セカンドショットSジャンボMX 500g 35

フルチャージジャンボ 500g 4 ~ times

ハ イ カ ッ ト 粒 剤 1 35

初中期一発

粒 剤タ イ プ

ク サ ト ッ タ 粒 剤 3 2

バ ッ チ リ 粒 剤 1 25

ア ッ パ レ Z 粒 剤 1 3

省 力タ イ プ

バッチリフロアブル 500ml 25

アッパレZフロアブル 500ml 3

バッチリジャンボ 400g 25

アッパレZジャンボ 300g 3

カウンシルコンプリートジャンボ 300g 3

中 後 期バ サ グ ラ ン 粒 剤 3 times

ア ト ト リ 粒 剤 1 4 ~ times times

後 期 クリンチャー粒剤 1 4~5 times times times times times times

水稲除草剤の効果的な使用方法漏水対策として畦畔漏水防止を徹底した上で水管理を行いましょう田面の高低をなくし均平にしておきましょう散布時期としては温暖化により雑草の生育が早く散布適期内に処理しても除草効果が劣るケースがありますので記載してある中で出来る限り早い時期での散布がより効果的です散布後の水管理としましては薬剤が土の表面に定着するまでは最低でも丸2~3日間必要です(剤型は問いません)この2~3日間は水深3~5を保つことが必要です水のかけ流しも効果を劣らせます水持ちが悪く土面が露出した場合は除草効果は無くなりますのでしっかりと水管理をお願いします万が一水を入れなければならない場合は水の勢いが強いと薬剤が流れますので土のうや畔シートを使用して水圧を抑制して水を入れましょうどうしても水持ちの悪い田は残留性の高い粒剤散布をお勧めします

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病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

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本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

-29-

-31--30-

項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

-37--36-

月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

-39--38-

大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

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中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
  • P46-48
  • H4
Page 22: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

病 害 虫 防 除 薬 剤区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

育苗箱の消毒

細菌糸状菌線虫類イチバン乳剤 300

1000倍液に育苗箱を浸潰する

種子消毒

イネシンガレ センチュウの予防

スミチオン乳剤 100

24~48時間浸潰(1000倍液)

ばか苗 もみ枯細菌病等の予防

テクリードC フロアブル 100

24~48時間浸潰(200倍液)(スミチオン乳剤テクリードCフロアブル 同時処理可能)

苗  箱  処  理

イネミズゾウムシ イネドロオイムシの予防

バリアード箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシヨコバイ等

ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植3日前~当日処理)

イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病

ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1

50g1箱 散布 (田植2日前~当日処理)

-28-

本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

-29-

-31--30-

項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

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大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

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大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

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-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
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  • P34-45
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Page 23: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

本田用病害虫防除剤

区 分 適 用 病 害 虫 薬  剤  名 使    用    方    法

粒 剤

いもち病もみ枯細菌病コラトップ粒剤5 3

3~4 10a散布(パック剤も有)葉いもち初発10日前~初発時穂いもち出穂30日前~5日前まで

いもち病ウンカヨコバイニカメイチュウ

コラトップトレボン粒剤 3

3~4 10a散布出穂5日前まで

ウンカヨコバイカメムシダントツ粒剤 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

紋枯病モンカット粒剤 3

3~4 10a散布出穂30日~10日前但し収穫14日前まで

ニカメイチュウイネツトムシ

パダン粒剤 3

3~4 10a散布収穫30日前まで

地上防除用DL粉剤

いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米

ブラシン粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

仕上げ防除用DL粉剤

いもち病ウンカヨコバイカメムシ

ブラシンダントツ 粉剤DL 3

3~4 10a散布収穫7日前まで

注 意 事 項 環境にやさしい農業の観点から予察適期防除に心がけましょうまた農薬の使用にあたっては周辺環境農産物に対し安全に配慮した適正使用を行ってください

 農薬は袋裏面の説明書を充分に読み適期適量散布してください ポジティブリスト制度の関係上散布された農薬が隣接する種類の異なる作物に飛散しただけでも出荷停止の原因になる場合があり農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

 詳しくはJAおうみ冨士各営農センターまでご相談ください

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

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大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

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野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

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中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

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JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
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Page 24: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

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項 目 4月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月【 防 除 時 期 】(箱粒剤粒剤無人ヘリ粉剤防除)

7月下旬出穂予定品種コ シ ヒ カ リキ ヌ ヒ カ リみ ず か が み

8月上旬出穂予定品種日  本  晴秋  の  詩

8月中旬出穂予定品種〔 滋 賀 羽 二 重 糯 〕

防除対象薬剤及 び

注 意 事 項(印薬剤名)

箱 粒 剤 防 除 粒 剤 防 除 剤 粉 剤 防 除 剤 仕上げ粉剤防除剤 注   意   事   項

モンカット粒剤 3~4

〔 紋枯病 〕

コラトップ粒剤5 3~4

〔 いもち病もみ枯細菌病 〕

コラトップトレボン粒剤

〔 いもち病ヨコバイウンカニカメイチュウ 〕3~4 4

パダン粒剤4(劇物) 3~4

〔 ニカメイチュウイネツトムシ 〕

ダントツ粒剤

〔 ウンカヨコバイカメムシ 〕 3 3~4

スクミノン粒剤

〔 スクミリンゴガイ 〕 1~4

ブラシン粉剤DL 3~4

 〔 い も ち 病 〕治療

注意事項  ポジティブリスト制度の関係上

粉剤は農薬飛散(ドリフト)する危険性が高いのでできるだけ粒剤による防除をお願いしますなお使用する場合は隣接する種類の異なる作物に散布しないように農薬散布作業等農薬使用には細心の注意を払ってください

ブラシンダントツ粉剤DL 3~4

〔 いもち病カメムシウンカヨコバイ 〕

当病害虫防除仕様モデルはあくまで参考であり年度によって病害虫の発生状況が異なりますのでJA開催の夏期農談会等をご参考くださいまた防除剤の使用に当たっては必ず農薬ラベルの使用時期使用量を厳守してください

要注意病害虫についていもち病(穂首いもちは減収の原因となります) コシヒカリキヌヒカリ滋賀羽二重糯等は特に発生しやすいので注意してください

カメムシ(斑点米の原因となり品質が低下します) 早期栽培(4月下旬~5月上旬定植)は特にカメムシが発生しやすく注意が必要です

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)      (稲体を食べる為減収の原因となります) 移植後2~3週間は苗が柔らかい為特に好んで食害しますので成貝は見つけ次第捕殺しましょうまた卵塊は水中に払い落とすかつぶしましょう貝には寄生虫がついている場合もあるので素手では触らないようにしましょう

〔         〕

〔         〕

ルーチンアドスピノGT箱粒剤1 50g箱

〔 イネツトムシニカメイチュウイネミズゾウムシイネドロオイムシウンカ類ツマグロヨコバイコブノメイガフタオビコヤガいもち病紋枯病白葉枯病 〕

バリアード箱粒剤1 50g箱

〔 イネミズゾウムシイネドロオイムシ 〕

ブイゲットフェルテラ箱粒剤1kg 50g箱

〔 いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ

イネドロオイムシヨコバイ等 〕デジタルコラトップアクタラ箱粒剤1 50g箱

〔 ウンカ類ツマグロヨコバイイネミズゾウムシイネドロオイムシいもち病イネクロカメムシニカメイチュウ 〕

令和2年産水稲地上病

【426 ~ 524】(箱粒剤)

【72 ~ 20】(粒剤)

【722 ~ 85】(無人ヘリ及び粉剤)

箱粒剤散布時期

移植期出      穂期

粒剤散布時期粉剤散布時期

 地上共同防除設定時期 粒 剤 防 除            無人ヘリ及び粉剤防除

箱粒剤散布時期

移植期粒剤散布時期

出穂期 収穫期

粉   剤散布時期仕上げ防除

害虫防除仕様モデル 薬剤使用量 単位10a当り

【731 ~ 85】(仕上げ粉剤)

収穫期

仕上げ防除

箱粒剤散布時期

移植期 出穂期 収穫期粒剤    散布時期

粉剤散布時期仕上げ防除

7月2日~ 20日7月22日~8月5日 仕上げ粉剤防除7月31日~8月5日 箱粒剤防除4月26日~5月24日

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

-39--38-

大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

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-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
  • P46-48
  • H4
Page 25: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

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【令和2年産米用肥料農薬予約品目一覧表】 平素はJAの購買事業につきまして組合員の皆様の深いご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます肥料の価格改定が7月と11月の年2回となっておりますそのため令和2年産水稲施肥防除基準を基に「令和2年産米用水稲資材 予約(予定)価格を設定しております情勢の変化により予約(予定)価格を改定する可能性もありますのでご了承ください組合員の皆様からの予約を賜りスケールメリットにより組合員の皆様により安価でご購入いただけるように努力をしておりますので多数のご予約を賜りますようによろしくお願い申し上げます

成分(kg20kg) (消費税10込み)

使用区分 申込NO 品  名 P 珪

酸苦土 Fe N 規 格 通常価格 令和2年産

予約価格土づくり肥料 1 と れ 太 郎 12 60 24 06 20kg 2240 2040

JA散布 とれ太郎(散布料込み) 80kgフレコン ― 8100

  (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

育苗用資材

2 びわこ1号  20 無肥料 570 550

3 びわこ3号(肥料入) 20 N1gP1gK1g箱 ハイフミン入 830 790

4 粒状培土(肥料入) 20 N12gP24gK20g箱 1070 1020

5 細粒868 20 8-6-8 2000 1870

肥  料 (消費税10込み)使 用 区 分 申込

NO 品  名 規 格 成 分 通常価格 令和2年産予約価格

基 肥  追 肥

コシヒカリモチ 6 コシエース884 20 8-18-14 2740 2540

秋の詩日本晴 7 パール有機403 20 14-10-13 3300 3090

低コスト 8 高度化成444 20 14-14-14 1680 1330

省力タイプ 9 ラインパワー 20 12-14-12 3440 3220

省 力一 発肥 料

基肥穂肥一発タイプ10 楽だね15(早生用) 15 28-5-10 3640 3250

11 楽だね15(中晩生用) 15 28-5-10 3640 3250

大豆跡用基肥穂肥一発タイプ12 新豆あと一発(早生用) 20 18-12-12 4190 3900

13 新豆あと一発(中晩生用) 20 18-12-12 4190 3900

穂 肥

普通田砂質田 14 こがね冨士 20 14-3-10-2 2830 2650

粘質田 15 NK化成C20号 20 20-0-10 2270 1740

省力タイプ 16 セラコートR651 20 16-5-11 3080 2880

環 境こだわり栽 培

基肥追肥穂肥17 ハーフ有機(基肥追肥) 20 10-6-10 3630 3410

18 ハーフ有機(穂肥) 20 10-6-10 3630 3410

基肥穂肥一発肥料

19 楽すけ 早生用 20 13-5-5 4190 3930

20 有機入りセラコートR355 中晩生用 20 13-5-5 4190 3930

21 みずかがみ基肥一発 20 13-5-5 4190 3930

基肥追肥一発 22 滋賀こだわり元肥ハーフコート344 20 13-4-4 4070 3800

穂肥一発 23 滋賀こだわり穂肥ハーフコート306 20 13-0-6-15 4130 3890上記の表示価格は令和2年産予約(予定)価格となっております肥料農薬ともに情勢により価格を改定する場合がありますのでご了承ください通常価格は令和元年8月時点での価格を基に10月1日以降(消費税10込み)の価格を算出しております

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

-37--36-

月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

-39--38-

大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
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Page 26: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

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農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

除   草   剤

体 系 防 除

初期24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ 15葉期まで 1580 147025 バレージ粒剤 3kg 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで 1400 1300

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3kg 田植後20日~30日 ノビエ25葉期まで 2130 199027 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~45日 ノビエ35葉期まで 3390 321028 フルチャージジャンボ 500g 田植後5日~ ノビエ4葉期まで 2840 265029 ハイカット粒剤 1kg 田植後15日~ ノビエ35葉期まで 3210 3010

初中期一発

30 クサトッタ粒剤 3kg 田植直後~ 30日 ノビエ2葉期まで 2530 237031 バッチリ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266032 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 2840 266033 バッチリジャンボ 400g 田植直後~ 30日 ノビエ25葉期まで 3010 282034 アッパレZ粒剤 1kg 田植直後~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306035 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3280 306036 アッパレZジャンボ 400g 田植後3日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3560 331037 カウンシルコンプリートジャンボ 300g 田植後5日~ 30日 ノビエ3葉期まで 3350 3170

草が残ったら中後期 38 バサグラン粒剤 3kg 田植後15日~ 55日 収穫60日前まで 3190 2990後期 39 クリンチャー粒剤 1kg ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 1820 1600

苗箱処理で病害虫の予防(50g箱施用)

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1kg イネミズゾウムシイネドロオイムシ 1540 144041 ブイゲットフェルテラ箱粒剤 1kg いもち病白葉枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 3650 333042 デジタルコラトップアクタラ箱粒剤 1kg いもち病イネミズゾウムシウンカヨコバイ等 3560 334043 ルーチンアドスピノGT箱粒剤 1kg いもち病紋枯病ニカメイチュウイネミズゾウムシ等 4000 3760

農  薬 (消費税10込み)使用区分 申込

NO 品  名 規格 適  用 通常価格 令和2年産予約価格

地上防除

粒剤

44 コラトップ粒剤5 3kg いもち病(葉いもち穂いもち)もみ枯細菌病 2230 2060

45 ダントツ粒剤 3kg ウンカヨコバイカメムシ 3030 2840

46 コラトップトレボン粒剤 3kg いもち病ニカメイチュウウンカヨコバイ 4350 4080

粉剤 47 ブラシン粉剤DL 3kg いもち病ごま葉枯病穂枯れ変色米 1120 1050

仕上(粉剤) 48 ブラシンダントツ粉剤DL 3kg いもち病ウンカヨコバイカメムシ 1480 1380

その他 (消費税10込み)使用区分 規格 適  用 通常価格 令和2年産

予約価格

その他

石灰窒素(粒) 20kg 土づくり肥料として使用(わらの腐熟等) 3950 3610マルチサポート2号 20kg 食味向上のための肥料(微量要素の補給) 1670 1590珪酸加里プレミア34 20kg 倒伏軽減食味向上登熟向上 2830 2670LPSSコシ1号 20kg 基肥穂肥一発タイプ(14-14-14) 3750 3510アトトリ粒剤 1kg 田植後20日(稲5葉期以降)~収穫45日前まで 3130 2890

記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合がありますので容器ラベルを確認の上ご使用ください

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

-37--36-

月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

-39--38-

大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
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Page 27: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

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主な作業

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中

生育ステージ

〈ほ場準備〉耕うん砕土土づくり明渠うね立て

種子消毒播種基肥除草剤散布

追肥(12月下旬~1月上旬)

麦踏み(12月下旬~2月上旬)

播種期 発芽期 分げつ期 有効分げつ終止期

 高品質小麦を生産するため下記の4つの技術を実施しましょう①排水対策(弾丸暗渠の施工または明渠の施工と補修)②土づくり(土づくり肥料の投入による土壌改良技術)③病害虫防除(赤かび病等防除無人ヘリ防除技術)④実肥の施用(タンパク質含量適正化の追肥技術)

指   標 基 準 値 許  容  値 指 標 の 意 味た ん ぱ く 97~ 113 85~ 125 一般に高い値が望ましい灰 分 160以下 165以下 値が高いとくすんだ色の粉になり外観品質が低下する容 積 重 840g ℓ以上 helliphelliphelliphellip 大きいほど充実した麦として評価されるフォーリングナンバー 300以上 200以上 ねばりを現す指標で値が大きい程ねばり強くなり品質が向上する

品質評価基準について品質評価基準の基準値と許容値

排水対策の徹底 明渠排水溝を設置するまたは弾丸暗渠(2~3m)や心土破砕により排水性を向上させる

 乾いた状態でていねいに砕土する(発芽率向上) 跡作に大豆を播種する場合明渠の設置幅を考慮する

 排水溝の設置例

  うねの立て方

土づくり 播種一週間前までに石灰窒素(20 10a)を施用し稲わら等の腐熟を促進する

 堆肥等の有機物を施す(2トン 10a) カドミウム対策土の酸度矯正リン酸を補給するため下記の土づくり肥料(麦豆くん粒状苦土石灰)を必ず施用しましょう

耕うん~播種作業はできるだけその日のうちに済ませましょう一度起こした土は雨のあとは多くの水を含み当分の間乾きません

排水溝

弾丸暗渠必ずつないで

水が流れるように

排水 水口

うね幅約5~ 75m

排水良好

【良いうね】 【悪いうね】

水が留まり過湿となる

ここを落とす

資材名 施用量(10a)

例①麦豆くん 例②粒状苦土石灰

100(5本)100(5本)

高 品 質 小 麦 の栽 培 ご よ み(目標収量480 10aタンパク含量97以上容積重840g 以上フォーリングナンバー 300以上灰分160以下) JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      実肥を施用し高タンパク麦を作ろう

穂肥1回目(2月中旬)

穂肥2回目(3月上旬)

実肥防除(開花期)

収穫

最高分げつ期 出穂期 開花期 成熟期節間伸長期(茎立ち始め)

 「毎年の生産量     品質に基づく支払い」は下記の4つの指標の基準値と許容値の達成の     度合いによって決まります できるだけ基準値      または許容値がクリアできるよう努力しましょう

品種名 出穂期 成熟期 栽培のポイント

農林61号 4月21日 6月9日 耐寒性が不十分なため極端な早播きは避ける

シロガネコムギ 4月17日 6月6日 湿害に弱いので排水の確保が重要

小麦品種の特性 滋賀県農業技術振興センター(安土町大中11月5日播)

播  種播種適期は10月25日~ 11月10日まで(早播きは黒節 病等病害の多発するの で早播きは避ける)11月10日以降播種する 場合播種量を2割程度増やすドリル播き(条播)の場 合条間は22 ~ 25とする 播種方法 播種量(10a) 播種深()全面全層播(散播) 8~ 10 播種後に5攪拌

ドリル播き(条播) 6~8 約3

施肥時期と施肥量条播で施肥と播種を同時 に行う場合施肥効率が高いので基肥 の量を1010a程度減じ ても良い播種前に石灰窒素を施用 した場合は基肥の量は半分に減らす追肥は苗立ちの少ないほ 場や山間地は12月下旬に生育が良い ほ場は1月上旬に施用す る実肥は4月中旬以降の開 花期に施用する (10a)

 

麦踏み溝さらえ麦踏みは「分げつ始め 期」から茎立ちが始まる「節間伸 長期」までに数回行う (過湿なほ場では逆効果となるの で避ける)適宜溝を補修し排水 性を確保する(気温の上がる3月 以降は湿害が出やすい ので必要)

除草剤 (10a)

散布時期 農薬名 散布薬量(10a) 注意点

播種直後

ガレース G粒剤 4~5 砕土覆土はていね

いに過乾過湿ほ場雨が予想される場合は避ける

全面に均一散布

ガレース 乳剤

薬剤200 ~ 250(水100ℓで希釈)

播種後~ 麦3葉期

ハーモニー細粒剤F 4~5

病害虫防除赤カビ病防除は開花期以降に行い降雨が続く場合は1回目防除の1週間後に追加防除(チルト乳剤25)を行う

トップジンMゾル(無人ヘリ)トップジンM粉剤DL及びチオフェネートメチルを含む農薬の出穂期以降の使用回数は2回以内であるので注意する対策病害 散布時期 農薬名 散布薬量(10a)

なまぐさ黒穂病

種子消毒(播種直前)

ベンレートT水和剤20

種子重量に05粉衣(種子1に薬5g)

キヒゲンR2フロアブル

種子重量に20塗布(種子1に薬20)

赤かび病 開花期 トップジンMゾル 1000~1500倍100ℓ(赤かび病追加防除) チルト乳剤25 1000~2000倍60~150ℓ

収  穫水分が30以下(爪で何とか割れる程度)になってから収穫収穫後は遅くとも3時間以内に送風乾燥にうつる子実水分の測定に基づき適期に収穫を行う刈り遅れによる品質低下穂発芽の発生に注意する

農薬取締法が改正され無登録農薬を使用した場合や使用方法を誤って使った場合等には法律違反になります農薬使用に当たっては必ずつぎの点に注意して使用してください①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容で使用される時は登録内容が変更になっている場合があります②使用前には登録内容を必ず確認してからご使用くださいなおわからない場合は必ず農協普及センターや農薬メーカーへ問い合わせて確認してください③登録内容等詳しい農薬情報は農林水産省ホームページ(httpwwwmaffgojpjnouyaku)の農薬コーナーをご覧ください

農 薬 使 用 上 の 注 意

品種 施肥時期

肥料名

基肥 追肥 穂肥1回目

穂肥2回目 実肥

播種前または同時 12月下旬 2月中旬 3月上旬 4月下旬

開花期農林61号シロガネコムギ 高度化成444 40

農林61号選 

NK-C20 15 20 10 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

シロガネコムギ選 

NK-C20 15 20 15 20高度化成444 20 30 20 20尿素 10

省力タイプ(品種共通)

麦笑 50 40~50

麦パンチ農林61号50

シロガネコムギ55

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

-39--38-

大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

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明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

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Page 28: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

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月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下

生育時期

準備 播種期   出芽期 分げつ期 節間伸長期 出穂期 開花期 登熟期 収穫期

作業内容

 

増収のポイント

1排水対策の徹底

2適期播種の励行  早播きは茎立ちや出穂が早まり凍霜害による減収黒節病の助長品質低下につながるおそれがあります

3除草剤は必ず散布する

4病害防除を徹底する  種子消毒の徹底赤かび病に弱く様子を見て追加防除

5実肥施用(尿素10 ~ 15kg10a)(表1)6穀粒水分30以下で収穫開始  刈り遅れは赤かび病の発生を助長する

「ミナミノカオリ」について

「農林61号」と比較し茎数は増えにくく稈は8cm短く出穂期と成熟期は3日早い(事例)播種113出穂期417頃開花期51頃収穫612頃~

基本的には倒伏しにくいしかし播種量が多いと1株あたりの茎数は減少し茎が細くなり倒伏の危険性は高まる

播種量は基準量とし播種深は2~ 3cmとする(深まきは分げつが減少し浅まきは除草剤による薬害の危険性が高まる)

2月下旬の穂肥は幼穂を確認してから土質と生育量に応じて施用する(倒伏のリスクを避けるため)

赤かび病に弱く穂発芽しやすいため排水対策適期防除適期収穫は特に重要

実肥を基準量施用しタンパク含量の基準値(115 ~ 140)を達成する(商品価値)

皆様の産地を確立し地域農業を活性化するために丁寧に栽培してください

パン中華麺用小麦 「ミナミノカオリ」 栽培ごよみJAおうみ冨士

播種量 条播7~ 8kg10a条間25cm (111 ~ 5播種7~ 8kg115以降播種8~ 9kg)散播 9~ 10kg10a (隣接ほ場への飛散防止)目標収量 480kg10a

茎立200本

茎数

草丈

「ミナミノカオリ」開花期 5月1日頃

目標450~ 550本

基肥耕起土壌処理剤散布

種子消毒

水稲収穫後排水溝の設置

石灰質資材散布

麦ふみは節間伸長期や土壌水分

が高い場合は実施しない

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

赤かび病まん延防止

速やかに搬入乾燥調製

穂発芽しやすい刈り遅れ注意

降雨降雪による湿害回避

排水対策(

溝さらえ)

早い播種は黒節病のリスク上昇

播種

麦ふみ

収獲乾燥

実肥4月末

穂肥2月下旬(幼穂2)

赤かび病防除1回目 

4月下旬

様子を見て赤かび病防除

追加防除 

5月上旬

表1) 施肥設計

肥料体系 基肥 1月上追肥 2月下穂肥1回目 3月上穂肥2回目 4月下~5月上1実肥

麦パンチ+尿素 40kg -

8 ~ 10kg 8 ~ 10kg 10 ~ 15kg麦笑+尿素 40kg -

分施(尿素) 20 ~ 30kg 15kg

1 穂肥は土質と生育状況により加減する実肥はタンパク質含量向上のため必ず基準内で施用する

表2) 除草剤薬剤名 散布量10a 使用時期

ガレースG 4~ 5kg は種後発芽前(雑草発生前)麦1~ 2葉期(雑草発生前~発生始期)

ガレース乳剤 200 ~ 250ml は種後出芽前(雑草発生前)

ハーモニー 75DF水和剤小麦の節間伸長前に一年生広葉雑草およびスズメノテッポウの防除に使用できます

表3) 赤かび病防除散布方法等 散布量10a 使用回数 散布時期

1回目 トップジンM水和剤 1000 ~ 1500倍で60 ~ 150L10a 出穂期以降1回 開花始およびその1週間後追加防除 チルト乳剤25 1000 ~ 2000倍で60 ~ 150L10a 1回

使用時期トップジンM水和剤は収穫30日前までチルト乳剤25は収穫21日前まで

-39--38-

大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

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大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

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吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

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中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
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  • P34-45
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  • H4
Page 29: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

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大豆「フクユタカ」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である初期の生育が旺盛ツルぼけしやすい品種です

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 上 中 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(820頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1110頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫(脱粒)

品質向上と増収のポイント

フクユタカの特徴

うね間かん水71 ~ 715 725頃 85頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する基本的に窒素成分が入った肥料は使用しない但し播種が7月15日以降になる場合は窒素成分で2 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(7月1日~ 7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

JAおうみ冨士

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
  • P46-48
  • H4
Page 30: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

-41--40-

大豆「ことゆたか」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

中耕培土(1回目)

中耕培土(2回目)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたかの特徴

うね間かん水620 ~ 75 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る二山耕播種作業により排水性培土作業の効率化を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約4 10a)例75times20(二粒播)播種深2~3 6000株 10a適期(6月20日~7月5日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花時期までに中耕培土作業を実施する (本葉2枚と本葉4枚目が開く頃に実施)開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期6月20日~7月5日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

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中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
  • P46-48
  • H4
Page 31: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

-43--42-

大豆「ことゆたか(密植栽培)」栽培ごよみ目標収量 300 10a労働時間 10時間以内 10a

豆腐に向く品種である

月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12月旬 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上

作業時期

播種期 発芽期 生育初期 生育盛期 開花期(85頃)若さやさや伸長期 子実肥大期 黄葉期 落葉期 成熟期(1025頃)

明渠設置畝立て

耕起砕土施肥

播種

種子消毒

(フェロモントラップ設置)

(スミチオンベルクート)

防除

(ロムダンorプレオフロアブル)

防除

(白変葉の確認)

防除(マトリック)

収穫

品質向上と増収のポイント

ことゆたか(密植栽培)の特徴

うね間かん水71 ~ 715 715頃 725頃 815頃 830頃 915頃

排水対策

丁寧な砕土を行い播種前または播種時に明渠を設置し排水を良くする排水不良田では弾丸暗きょによる排水対策を行うプラウ耕を行い作土層の拡大や土壌の改善を図る

土づくり基肥施用

石灰で酸度矯正しカルシウムを補給する堆肥など有機物を施用する窒素成分で06~12 10aの基肥を入れる

苗立ちの確保

種子消毒により紫斑病鳥害軽減対策を行う (キヒゲンR-2フロアブル乾燥種子1当り原液20を塗沫)耕うん前に逆転ロータリーを用い深耕を行い苗立ちの向上を図る適正播種量による苗立の確保(約7 10a)例14times30播種深2~3 20000本 10a適期(7月1日~7月15日)に播種作業を行い早播きをしない播種直後に除草剤を散布する

栽培管理

開花期~種子肥大期前半にかけてほ場が白く乾燥したり葉が裏返るまでに畝間灌水を行う薬剤はかならず莢にかかるよう散布

フェロモントラップを利用してハスモンヨトウの発生予察を行い適期に防除する 白変葉(白くかすれた葉)を調査し幼虫の捕殺防除を行う

病害虫防除農 薬 名 散 布 薬 量 対象病害虫名

1回目 選択ロムダンフロアブル 2000倍液(100~300ℓ)

ハスモンヨトウプレオフロアブル 1000~2000倍液(100~300ℓ)

2回目 スミチオンベルクート粉剤DL 3 10a 紫斑病カメムシ類マメシンクイガ等3回目 マトリックフロアブル 2000~3000倍液(100~300ℓ) ハスモンヨトウ無人ヘリ(参考)

1回目プレオフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

スミチオン乳剤 8倍 08ℓ10a ダイズサヤタマバエシロイチモジマダラメイガダイズサヤムシガカメムシ類

2回目トップジンMゾル 5倍 08ℓ10a 紫斑病マトリックフロアブル 8~16倍 08ℓ10a ハスモンヨトウ

資 材 名 10aあたり施用量

酸度矯正土づくり

例①麦 豆 く ん例②粒状苦土石灰

100(5袋)

100(5袋)

基 肥 例①豆豊332 20~40

除草中期

除草初期

①食品衛生法が改正され残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまっており今まで残留農薬基準値がない農薬にも001ppmという低い基準値として設定されていますこの基準値をオーバーしてしまうと生産物の出荷停止回収などの対応が求められます②農薬散布を行う場合には当該農薬が散布されるほ場のみならずその周辺で栽培されている作物についても基準値を超えた農薬が残留することがないよう農薬飛散(ドリフト)の防止措置一層の徹底を図る必要があります 大豆の農薬散布についてはこれまで以上に周辺作物(水稲など)への飛散に充分に注意しましょう

ポジティブリスト制度について

早播きは蔓化倒伏につながるの      で早播きしない(播種適期7月1日~7月15日)

(うね間かん水は干ばつの場合のみ)(成熟期の1~ 2週間後)

収 穫

適期収穫の実施(振ると音がする時期(成熟期)から10日後に収穫) コンバインによる収穫作業は子実水分18以下茎水分55(茎がポキッと折れる状態)になってから 朝露のなくなる10時頃~ 16時までに収穫する また青い茎や雑草は事前に抜き取る 刈り取りが遅れると莢がはじけやすいので莢の状態に注意して刈り遅れないようにしましょう

除草剤

農薬名 適用雑草 使用時期 10a当たり使用量 使用方法

エコトップP細粒剤F 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 4~6 全面土壌散布

エコトップP乳剤 1年生雑草 播種後出芽前(雑草発生前) 薬剤400 ~ 600mlを100ℓで希釈 全面土壌散布

クリアターン細粒剤F 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 4~5kg 全面土壌散布

クリアターン乳剤 1年生雑草 播種直後(雑草発生前) 薬剤500 ~ 800mlを水70 ~ 100ℓで希釈 全面土壌散布

大豆バサグラン液剤 1年生雑草(イネ科雑草を除く)

だいずの2葉期~開花前(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで

薬剤100 ~ 150mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ワンサイドP乳剤1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)シバムギレッドトップ

雑草生育期(イネ科雑草5~8葉期)但し収穫60日前まで

薬剤100mlを水25 ~ 100ℓで希釈 雑草茎葉散布

ポルトフロアブル 1年生イネ科雑草(スズメノカタビラを除く)

雑草生育期(イネ科雑草の3~ 10葉期)収穫30日前まで

薬剤200 ~ 300mlを水100ℓで希釈 雑草茎葉散布

上記表は様々な使用方法のうちの一般的な一例ですその他の使用方法については農薬のラベルをご確認ください

①この資料に記載された農薬は令和元年7月1日時点での登録内容です農薬の使用にあたっては必ず手持ちの農薬の容器ラベルを確認してください

②農薬取締法が改正され無登録農薬や使用禁止農薬を使用した場合は違反になりますまた農薬の使用方法を誤って使った場合も違反になることがあります

農薬使用上の注意

「」印がついた作業は必ず実施しましょう      小麦+大豆の輪作体型で取り組み生産性の高い水田営農を実現しましょう

JAおうみ冨士

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
  • P46-48
  • H4
Page 32: 令和2年産 米・麦・大豆 栽培ごよみ · 2019-09-06 · ①栽培履歴書 近年農産物の安全・安心を求める消費者の声は高まりを見せ、栽培履歴の記帳は生産者に求

作  業  名 解          説 効      果 作 業 時 期 実 作 業 日

① 土づくり肥料散布 とれ太郎(80 10a)又はミネカリンP3号(200 10a)を全面に散布する

リン酸及びケイ酸の補給登熟向上病害虫抵抗性を高める倒伏軽減食味向上カドミウム吸収抑制

前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

② ( 石 灰 窒 素 散 布 ) 石灰窒素(10 10a) 稲わら腐熟ヒエ殺草 前作収穫後~ 12月末日 月  日~  月  日

③ 全 耕 トラクターで圃場全体を耕す 稲わらを鋤きこむことにより堆肥効果を高める

土づくり肥料散布後 ~ 12月末日

月  日~  月  日

④ 畝 立 て 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を立てる 草の発生抑制稲わら腐熟 1月~3月 1回 月  日  月  日

⑤ 畝 返 し 又 は 全 耕 トラクター培土板で畝を谷にする 草の発生抑制稲わら腐熟 2月~3月 12回 月  日  月  日

⑥ 荒返し又は畝こぼち トラクターで畝を潰し平坦にする 田面の均平化草の抑制 4月上中旬 月  日~  月  日

⑦ 基 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 初期生育確保と活着促進 荒返し後 月  日~  月  日

⑧ 代 か き 圃場に水を入れトラクターでこねる 田面の均平化水酸素の補給 田植え2~4日前 月  日~  月  日

⑨ 田 植 え 稲の苗を田植機等で植える 標準約50 ~ 60株1坪 5月上旬~中旬 月  日~  月  日

⑩ 1回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え直後~7日 月  日~  月  日

⑪ 2回目除草剤散布 圃場の全面に除草剤を散布する 除草 田植え後20日~ 25日 月  日~  月  日

⑫ ( 溝 切 り ) 溝切り機で5m置きに縦溝を切る 中干し収穫期乾田化向上 6月上旬 月  日~  月  日

⑬ ( 追 肥 施 用 ) 生育不良の場合に10 10a散布 1穂もみ数向上つなぎ肥料 6月10日又は6月20日 月  日~  月  日

⑭ 中 干 し 自然落水により靴で入れるまで行う 過剰分けつ抑制酸素の補給 追肥散布5日後7~ 10日間 月  日~  月  日

⑮ 水管理(湛水管理) 出穂前後各3週間水深3程度で常時湛水する

カドミウム吸収抑制 出穂期の前後3週間 月  日~  月  日

⑯ 1 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月上旬~下旬 月  日~  月  日

⑰ 2 回 目 穂 肥 施 用 動散等で肥料を全面に散布する 千粒重や登熟歩合の向上 7月下旬~8月上旬 月  日~  月  日

⑱ 1回目病害虫防除 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 7月下旬 月  日~  月  日

⑲ (2回目病害虫防除) 無人ヘリ動散等にて防除剤を散布 病害虫発生予防と防除 8月上旬 月  日~  月  日

⑳ 稲 刈 り コンバインにて刈り取り収穫 9月上旬~9月下旬 月  日~  月  日

㉑ 乾 燥 乾燥機に搬入し乾燥(081h) 貯蔵性の確保 収穫後4時間以内に開始 月  日~  月  日

㉒ 籾 摺 り 及 び 選 別 もみ摺機とライスグレーダーで選別 整粒歩合の向上 乾燥終了1時間後開始 月  日~  月  日

㉓ 個 袋 詰 め パックヘルパー等にて紙袋に詰める 移動性保管性の確保 籾摺り及び選別後 月  日~  月  日

㉔ 出 荷 JAの指定した日に低温倉庫等搬入 地区指定日 月  日  月  日

1水稲作付け本田基本作業

品質向上チェック

土づくり肥料は散布したか

前年中にわらを鋤き込んだか

種子の更新をしたか

健苗(太苗)育成に努めたか

適切な栽植密度で植付けたか

基肥追肥は多すぎないか

活着は良好であったか

初期分けつは確保できたか

生育の停滞はなかったか

中干しは適期に充分行ったか

中干し後は間断灌漑を行ったか

出穂前後各3週間の湛水管理を行ったか

遅れ穂は発生しなかったか

過繁茂にならなかったか

1株当り有効茎20~25本確保できたか

穂肥は適期にやれたか

穂肥は適量(こがね冨士15袋)か

倒伏は起こらなかったか

最後までわらは活き活きしていたか

収穫前5日前まで入水したか

秋落や病害は出なかったか

適期に刈り取れたか

乾燥は通風乾燥から始めたか

過乾燥や胴割れはなかった

選別は190を使用したか

保管は適温14度適湿70

-45--44-

-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
  • P46-48
  • H4
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-46-

JA推奨 肥料農薬のご紹介使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

基肥~追肥

土づくり 1 とれ太郎 20kg(20)

P12 珪酸60苦土24 Fe06

品質が向上し収量が安定します茎や葉を丈夫にするので倒伏や病害虫に強くなります根張りがよくなりますカドミウム吸収抑制効果があります

コシヒカリ6 コシエース884 20kg 8-18-14 チッソ成分を抑えたコシヒカリ専用肥料です

滋賀羽二重糯にも使用可能ですもち

秋の詩7 パール有機403 20kg 14-10-13 有機態チッソが緩やかに肥効し高品質な米作り

に役立ちます日本晴

低コスト

20188

表 裏

化成肥料 14-14-14この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

14-14-14 チッソ280kg リンサン280kg カリ280kg

料14

-14-

14 化

成肥料

1

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した

場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料

14-14-14

8 高度化成444 20kg 14-14-14 低コストの汎用化成肥料低コスト栽培設計ページを参考にしてください

省力タイプ 9 ラインパワー 20kg 12-14-12 追肥省力型の基肥専用肥料(LP入り)

一発タイプ

コシヒカリ10 楽だね15

(早生用) 15kg 28-5-10高チッソ基肥一発肥料(緩効性肥料)チッソ成分が28と高いため施肥量を大幅に節約できますまた15袋のため軽くて楽です

キヌヒカリ

秋の詩11 楽だね15

(中晩生用) 15kg 28-5-10日本晴

豆跡用一発タイプ

コシヒカリ12 新豆あと一発

(早生用) 20kg 18-12-12

転作跡の水稲栽培向け基肥一発肥料地力が高く過剰分ゲツを抑えたい圃場にも使えます

キヌヒカリ

秋の詩13 新豆あと一発

(中晩生用) 20kg 18-12-12日本晴

穂肥

普通田14 こがね冨士 20kg 14-3-10-2 おうみ冨士専用肥料

天然腐植+菜種油粕+苦土入りの穂肥専用肥料砂質田

粘湿田

2019730表 裏

使用上の注意

2開封後はなるべく短期間に使い切ってください

3アルカリ性の強い資材とは混用しないで下さい

供給 13 くわしいことはお近くのJAにご相談ください

は登録商標

化成肥料料 20-‐‑‒0-‐‑‒10この肥料1袋の中には次の成分が含まれています

20-‐‑‒0-‐‑‒10 チッソ400kg カリ200kg

正味20kg1直射日光と高温を避け幼児等の手の届かない乾燥した  場所に保管してください

生産業者保証票

化成肥料20

-shy‐0-shy‐1013

13

化成肥料20-shy‐0-shy‐10

13

15 NK化成 C-20号 20kg 20-0-10 速効性で効きの早い肥料です

省力タイプ 16 セラコートR651 20kg 16-5-11 緩効性肥料(セラコートR)を含んでおり2回目の穂肥がいらない肥料です

環境こだわり栽培

全般品種1718 ハーフ有機 20kg 10-6-10 全チッソの半分が有機態チッソです基肥追肥

穂肥に一環して使用できます基肥~穂肥

早生品種19 楽すけ (早生用) 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの早生用基肥穂肥

一発肥料一発肥料

中晩生品種20 有機入りセラコート

R355 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソの中晩生用基肥穂肥一発肥料

一発肥料

みずかがみ21 みずかがみ

基肥一発 20kg 13-5-5 全チッソの半分が有機態チッソのみずかがみ専用基肥穂肥一発肥料一発肥料

-47-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

-48-

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

M EM Oパッケージのデザイン等はメーカーの都合により変更となる可能性があります予めご了承ください

肥料農薬のお申し込みはお近くのJAへ

JAおうみ冨士524-0021 守山市吉身三丁目7-6

582-3401

守山営農センター営農課 585-4991購買課 585-5061

吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

野洲営農センター営農購買課588-3135

野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

守 山 本 店 585-8318 野 洲 店 588-3520 中 主 店 589-2376

中主営農センター営農購買課589-2901

中 主 支 店 589-2481吉川事業所 589-3047

JA全農しがおうみ冨士農機センター589-2308

JAおうみ冨士 ファーマーズマーケット

  • 栽培こよみ2年度_表紙
  • P01-7
  • P08-21
  • P22-29
  • P30-31
  • P32-33
  • P34-45
  • P46-48
  • H4
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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除   草   剤

体  系  防  除

初期

24 ピラクロンフロアブル 500ml 田植直後~ノビエ

 15葉期まで

殺草スペクトラムが非常に広い特にコナギに有効

SU抵抗性雑草に対しても幅広く優れた効果を示す

効果が非常に速い

25 バレージ粒剤 3 田植後3日~7日 ノビエ15葉期まで

ノビエ一年性雑草のほかマツバイホタルイヘラオモダカミズガヤツリ等の多年生雑草まで幅広く優れた効果を示す

アオミドロ及び藻類による表層はく離に有効

中期

26 ザーベックスSM粒剤 3 田植後20日~ 30日

ノビエ25葉期までクログワイに効果のある中期除草剤体系防除には最適な3規格の中期除草剤です

27 セカンドショットSジャンボMX 500g 田植後14日~

ノビエ35葉期まで

投げ込むだけの省力中期除草拡散スピードが速い 有効な3成分配合でノビエはもちろんクログ

ワイオモダカ等多年生雑草まで幅広い雑草に効果を示します

28 フルチャージジャンボ

500g(50gtimes10)

田植後5日~ノビエ 4葉期まで収穫45日前まで

中期除草剤でありながら投げ込みタイプ中期の時期でも機械いらずの楽々散布とりこぼしや後発雑草に有効です

29 ハイカット粒剤 1田植後15日~

ノビエ35葉期まで収穫60日前まで

難防除雑草に卓効特にクログワイに効果高い効果発現はやや遅めですが効果は抜群

初 中 期 一 発

30 クサトッタ粒剤 3 田植直後~ 30日ノビエ2葉期まで

SU抵抗性雑草にも安定した効果散布しやすい3規格の初中期一発除草剤です

31 バッチリ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草及び多年生雑草まで幅広い雑草に対し優れた効果を示す特に藻コナギホタルイに有効

効果の発現が非常に速い粒剤フロアブルのみ移植時(田植同時処理)

が可能

32 バッチリフロアブル 500ml 田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

33 バッチリジャンボ

400g(40gtimes10)

田植直後~ 30日ノビエ25葉期まで

34 アッパレZ粒剤 1 田植直後~ 30日ノビエ3葉期まで

ノビエを始めSU抵抗性雑草多年生雑草と幅広く効果を発揮

3葉期のノビエや4葉期のホタルイなど高葉齢の雑草に効果が高くクログワイオモダカ等の多年生雑草への抑制効果も高い

粒剤のみ移植時(田植同時処理)が可能

35 アッパレZフロアブル 500ml 田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

36 アッパレZジャンボ 400g(40gtimes10)

田植後3日~ 30日ノビエ3葉期まで

37カウンシル

コンプリートジャンボ

300g 田植後5日~ノビエ3葉期まで

2成分の初中期一発処理除草剤で幅広い草種に対して高い除草効果を示します

薬害を生じるおそれがあるので後作としてなすたまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい

使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 成分 特徴(おすすめポイント)

環境こだわり栽培

全般品種22 滋賀こだわり

元肥ハーフコート344 20kg 13-4-4全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため基肥施肥だけで追肥が省力できます基肥追肥一発

全般品種23 滋賀こだわり

穂肥ハーフコート306 20kg 13-0-6-15

全チッソの半分が有機態チッソです有機化成とセラコートRを複合しているため穂肥1回目の施肥だけで2回目の穂肥が省力できます穂肥一発

(苦土)

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

除  草  剤

中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

40 バリアード箱粒剤 1 50g箱施用

田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

41ブイゲットフェルテラ

箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

42デジタル

コラトップアクタラ箱粒剤

150g箱施用

田植3日前~田植当日

優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

アドスピノGT箱粒剤

1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

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明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

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使用区分 商品写真 申込No 品  名 規格 適  用 特徴(おすすめポイント)

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中後期 38 バサグラン粒剤 3 田植後15日~ 55日収穫60日前まで

薬剤処理適期幅が広く生育期処理での効果が高いので雑草の発生を見てから処理出来る

多年生雑草及び一年性の広葉雑草に優れた効果を示す

後期 39 クリンチャー粒剤 1 ノビエ5葉期まで ヒエ専用剤 ノビエに高い殺草力を発揮します

苗箱処理

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田植2日前~当日浸透性に優れ長い残効性を示すオンコル粒の代替商品としてご使用下さい

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箱粒剤1

50g箱施用田植3日前~田植

当日

稲をいもち病や細菌病にかかりにくくします水稲主要害虫のイネミズゾウムシイネドロオイムシフタオビコヤガツマグロヨコバイコブノメイガニカメイチュウを防除します

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優れた殺虫成分がイネミズゾウムシイネドロオイムシニカメイチュウウンカ類ツマグロヨコバイイネクロカメムシに安定した効果を発揮

長い守備範囲により葉いもちから穂いもちまでカバーします

43ルーチン

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1 50g箱施用田植2日前~当日

イネ自身に抵抗力をつける植物病害抵抗性誘導剤「ルーチン」と紋枯病に効く「グレータム」更に幅広い害虫に定番の「アドマイヤー」と「スピノ」がひとつになりました

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明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

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  • P46-48
  • H4
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吉 身 支 店 582-8431 赤野井支店 585-0021 速 野 支 店 585-1002 中 洲 支 店 585-234511月25日より速野支店中洲支店は

明富支店となる予定です 河 西 支 店 582-2128 守 山 支 店 582-2144

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野 洲 支 店 588-3134 祇 王 支 店 587-0072 篠 原 支 店 588-1601 三 上 支 店 587-0075

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